JP2004513854A - タバコ製品用の蝶番式蓋付き剛性包装容器 - Google Patents

Abstract

タバコ製品用の蝶番式蓋を有する包装容器は特前面（７）、背面（８）、二つのフランク面（９）、上端面（１０）および下端面（１１）を有し、かつ容器（１３）、蝶番線（１６）に沿って前記容器に蝶番止めされた蓋（１５）、および強化フレーム（２５）を含む。包装容器（１）は、第一軸（３８）に沿って整列した中央パネル（４１）、前記中央パネル（４１）の両側の二つの側パネル（４２）、および端パネル（４３）を有し、かつ前記第一軸（３８）に垂直の第二軸（３９）に沿って前記中央パネル（４１）と整列し、前記中央パネル（４１）の一端に結合されて前記蓋（１５）を形成する付属部（４５）を含む。前記強化フレーム（２５）はブランク（３８）に直接一体化されていて、容器（１３）の前部（１７）およびフランク（１９）のエンボス部（１７ａ，１９ａ）を選択的に含む変形方法により形成される。

Description

【０００１】
［技術分野］
本発明はタバコ製品用の蓋付き剛性包装容器に関する。
【０００２】
［背景技術］
続く明細書「剛性包装容器」の用語は、複数のシガレットパケットを収容するカートン、および一般的にシガレットまたはタバコ製品の群を収容する単一パケットの両方を意味するものとして使用できる。
【０００３】
概ね、蝶番式蓋を有するタイプの剛性包装容器は矩形六面体のボックス形であり、カートンの場合には一群に組立てられたシガレットの幾つかのパケットを収容するように設計され、かつ単一パケットの場合には、通常、金属フォイル紙の内包装容器に封入された整列群のシガレットを収容するように設計される。
【０００４】
剛性包装容器はカップ形容器と前記容器の後エッジに蝶番式に取り付けて前記容器に対して開放位置と閉鎖位置間で回転自在に被せた同様にカップ形蓋を含む。
【０００５】
かかる包装容器は通常は上面、底面、容器に蓋を連結する、横切る方向の蝶番折り目により二部に分割されに連続パネルとして表れる背面、容器の前部および蓋の前部に相当する二つの区画部で構成される前面、および容器のフランクおよび蓋のフランクに対応する二つの分離部で各々が構成される二つのフランク面を有する。
【０００６】
容器および蓋は、典型的には、厚紙または同様の材料による単一のフラットなダイカット（ｄｉｅｃｕｔ）ブランクを必要形状に折り曲げて形成される。
【０００７】
かかる外形の剛性包装容器は、通常、厚紙または同様材料による強化フレームを有し、その一部はその容器の内部に位置決めされかつ前部およびフランクの内側面と接触するように配置される。その容器から突出するフレームの部は閉鎖位置において、事実上、蓋に対する支持かつ拘束要素として機能する。
【０００８】
このタイプの剛性包装容器は、内包装容器内に封入されたシガレット群を伴って従来製法により製造され、かつフレームは剛性包装容器を形成するために使用されるブランクではなく厚紙材料の連続細片から分離カットされるか、または選択的にフレームを一体化したブランクを使用することにより製造される。
【０００９】
後者の場合、特に、従来技術は、ブランクから形成される剛性包装容器の前部に対応する中央パネル、および中間パネルにより前記中央パネルの一端に連結されたフレームを有するフラットダイカットブランクの使用を含む。選択的に、フレームは剛性包装容器のフランク面に対応する二つの側パネルの端に二点で取り付けられてよい。このタイプのフレームは包装容器を立体化する工程時に二重に折り畳まれ、かつ中央パネルの内側面へ固定される。
【００１０】
フレームが上述したような厚紙の分離細片からカットされ、かつシガレット群を合体させる場合、パッカー機は二つの包装線を具備する必要があり、その一方は包装容器用、そして他方はフレーム用であり、相互に対して同期作動する。上述した例において、フレームは包装容器ブランクの一体部として一体化され、ブランクは若干複雑でありかつ包装材料の消費量についてコスト高であり、かつ更にパッカー機はブランクの中央パネルに対してフレームを二重に折り畳むためのユニットを装備する必要がある。
【００１１】
本発明の課題は、従来技術の欠点に影響されないような、シガレットのカートンおよびパケットに適した蝶番式蓋を備えた剛性包装容器を提供することにある。
【００１２】
［発明の開示］
上記課題は、主長軸を基準にして前面、背面、二つのフランク面、上端面および下端面で構成される実質的六面体であって、蝶番線に沿って共に蝶番止めされた容器および蓋、ならびに強化フレームを有し、かつフラットなダイカットブランクから形成されるタバコ製品用の蝶番式蓋付き剛性包装容器において、前記ブランクが、第一軸に沿って整列された中央パネル、前記中央パネルの両側の二つの側パネル、および前記側パネルの一つにより前記中央パネルに結合された端パネルを有し、更に、前記第一軸に対して垂直の第二軸に沿って前記中央パネルと整列しかつ前記中央パネルに結合された蓋を形成するための付属部を含み、かつ前記強化フレームが前記端パネルおよび前記側パネルの所定部により形成されていることを特徴とする包装容器によって達成される。
【００１３】
次に、添付図面を参照して本発明を実施形態を詳細に説明する。
【００１４】
図２，４，６および８を参照すると、参照番号１は主長軸２を基準に実質的矩形の六面体として表現された蝶番式蓋を有する剛性包装容器を示す。図１，４，６，および８の実施例において、包装容器１は二列Ｆに配置されたシガレットの一群のパケット４を５パケット相互に接触して収容する働きをするカートン３として機能し、かつ図２の例において金属フォイル紙の内包装容器６に挿入された一群のシガレット５を収容するように設計されたパケット４として機能する。
【００１５】
更に詳細には、包装容器１は前面７、背面８、二つの側面またはフランク面９、上端面１０、および底端面１１を有する。前面７、背面８およびフランク面９は長軸２に平行にそれぞれ鋭利コーナーエッジ１２により隣合わせて結合されている。
【００１６】
包装容器１は開放上端１４を有する容器１３を含み、開放上端１４には、蝶番線１６に沿って容器１３に蝶番式に止めされかつ開放上端１４が開放される開放位置（図１，２，４および６）と閉鎖される閉鎖位置（図８）間で回転自在の蓋１５が重ねて設置される。
【００１７】
容器１３は、相互に平行に対峙した前部１７および背部１８、相互に平行に対峙しかつ前部１７および背部１８に垂直の二つのフランク１９、および包装容器１の底端面１１に相当する底部２０を有する。
【００１８】
蓋１５は前部２１および背部２２、二つのフランク２３、および包装容器１の上端面１０に相当する上部２４を有する。
【００１９】
容器１３は前部１７およびフランク１９を形成することにより、かつ精確にはＵ形外形のエッジにより最上部に画定された前部１７の所定部１７ａおよびフランク１９の対応する所定部１９ａをエンボスすることにより形成されたフレーム２５を含む。所定部１７ａおよび１９ａはそれぞれエンボス線２８および２９により画定された参照番号２６および２７で示されたエンボス領域として認識でき、エンボス線２８および２９は、順次、結合して前部１７およびフランク１９により支配される面から引っ込んでエッジ３０を形成し、かつ閉鎖位置のときに蓋１５が当接するリップを提供する。
【００２０】
図１および２の実施形態において、包装容器１は、鋭利コーナーエッジ１２に沿って結合された長手面７，８および９により形成され、かつ図１のカートン３は同様に鋭利コーナーナエッジ１２を有するパケット４を収容するように設計され、図４の実施形態において、包装容器１の長手面７，８および９は面取りした長手コーナーエッジ３１に沿って結合され、かつカートン３は斜面エッジ３１を有するパケット４を収容するように設計され、かつ図６の実施形態において包装容器１の長手面７，８および９は円弧状長手コーナーエッジ３２に沿って結合され、かつカートン３は円弧状コーナーエッジ３２を有するパケット４を収容するように設計される。
【００２１】
図８の実施形態において、包装容器１の二つの側面またはフランク面９は相互に対して平行でありかつ前面７および背面８に対して実質的垂直に延びた事実上凸面に表れる。各フランク面９はフラット中央部３３および二つの長手方向に配置された内折り線３５により折り曲げ自在の側バンド３４を有し、側バンド３４は対応する鋭利なコーナーエッジ３６に沿ってそれぞれ前面７および背面８に結合されている。
【００２２】
具体的には、図８のカートン３は、全内容がここで参考にされるＰＣＴ２／ＩＴ９９／００２２２に開示のタイプと同一の基本幾何学を有するパケット４を収容するように設計される。
【００２３】
図３，５，７および９を参照すると、包装容器１は第一横軸３８、および包装容器１の主長軸２に平行の第二長軸３９を基準に実質的Ｌ形のフラットダイカット（ｄｉｅｃｕｔ）ブランク３７から立体化される。各事例において、ブランク３７は包装容器１の容器１３を提供する主部４０を含み、主部４０は第一横軸３８上で整列しかつ第一横軸３８に沿って配置された複数の部を含む。即ち、中央パネル４１、中央パネル４１の両側に一つづつ配置された二つの側パネル４２、中央パネル４１の側面に位置する二つの側パネル４２の一方に連結された端パネル４３、および他方の側パネル４２に連結された端フラップ４４を有する。ブランク３７は、更に、主部４０に連結されかつ第二軸３９上で中央パネル４１に整列する付属部４５を含む。付属部４５は、蓋１５を提供することが意図され、第一パネル４６、第二パネル４７および強化フラップ４８を含む。
【００２４】
主部４０は、第一軸３８を横切る予め形成された四つの第一折り領域４９を有し、包装容器１の背面８に対応する中央パネル４１、容器１３のフランク１９に対応する側パネル４２、容器１３の前部１７に対応しかつＵ形上エッジ内の最上部で終端する端パネル４３、および端パネル４３の内側面と係合して容器１３の側方を封鎖する端フラップ４４を画定する作用をする。主部４０は、また、横軸３８に平行の第一折り線５０を有し、第一折り線５０は端パネル４３に連結された第一端折り部５１、中央パネル４１に連結された第二端折り部５２、およびそれぞれの側パネル４２に連結された二つのフラップ５３を画定する。第二端折り部５２およびフラップ５３は第一端折り部５１の内側面に当接して固定され、折れ部５１と結合して包装容器１の底１１を形成する。
【００２５】
付属部４５は参照番号５４，５５および５６によりそれぞれが示された第二、第三および第四折り線を有し、各折り線は主部４０上の第一折り線５０と平行に延在する。第二折り線５４は、付属部４５を中央パネル４１に結合する線を構成し、かつ第三および第四折り線５５および５６と共に包装容器１の上端面１０を構成する第一パネル４６、蓋１５の前部２１を構成する第二パネル４７、および二重に折り畳んで前部２１の内側面に対して扁平にされる強化フラップ４８を画定する。
【００２６】
付属部４５の第一パネル４６は、第二軸３９の両側に位置するパネル４６の二つのエッジに連結された一対の第一側フラップ５７を有する。フラップ５７は第一軸３８を横切り、二つの側パネル４２から中央パネル４１を分離しかつ第二長軸３９と平行の予め形成された折り領域４９上で整列するそれぞれの折り線５８に沿ってパネル４６に結合されている。同様に、付属部４５の第二パネル４７は第一軸３８を横切りかつ折り線５８に整列する予め形成された第二折り領域６０により画定される一対の第二側フラップ５９を有する。
【００２７】
図３，５，７および９に示されたように、主部４０の中央パネル４１は第一軸３８に平行の折り線６１を有しかつ第一折り線５０から付属部４５の第一パネル４６を主部４０の中央パネル４１に結合する第二折り線５４近くまで第一軸３８の反対側の一部を占領し、かつ折り線６１は蓋１５が包装容器の容器１３に連結される蝶番線１６を提供する。この折り線６１は更に第二折り線５４と共に蓋１５の背部２２に対応するパネル６２を画定する。側パネル４２はそれぞれ切目６３を有し、各切目６３は、蓋のフランク２３を形成するために一対の第一および第二フラップ５７および５９と結合して二つのフラップ６４を形成するようにパネル４２の全幅を横切る蝶番折り線６１の端から延びている。
【００２８】
主部４０の二つの側パネル４２、端パネル４３、および端フラップ４４は、蝶番用の折り線６１の両端から始まる全体が６５で示されたエンボス線により横断され、折り線６１の両端から延び第一軸３８へ向かって傾斜しかつ二つの側パネル４２を占領する二つの部６６、および第一軸３８と平行に延びかつ端フラップ４４および端パネル４３をそれぞれ占領する二つの部６７および６８を有する。更に、精確には、三つのセクション６６，６７および６８は、包装容器１のエンボス領域２７に相当する側パネル４２上のエンボス領域、従って、同一参照番号２７により示されているエンボス領域、かつ同様に包装容器１のエンボス領域２６、従って、同一参照番号２６によって示されたエンボス領域に対応するエンボス領域を画定する。これらのエンボス領域２６および２７は強化フレーム２５を形成するために端フラップ４４上のエンボス領域と結合する。
【００２９】
図３の実施形態において、ブランク３７は図１および２に示されたように、包装容器１を形成するために使用され、かつ予め形成された第一および第二折り領域４９は完成包装容器１の容器１３上の鋭利コーナーエッジ１２として表れる折り線６９を構成する。
【００３０】
同様に、予め形成された第二折り領域６０は完成包装容器１の蓋１５上の鋭利コーナーエッジ１２として表れる折り線６９を構成する。
【００３１】
従って、端パネル４３、および付属部４５の第一パネル４６は共に直角の四つのコーナーを有する。
【００３２】
図５の実施形態において、ブランク３７は図４と同様に包装容器１を形成するために使用され、かつ予め形成された第一折り領域４９の各々は、完成包装容器１の容器１３上で相互に平行で、第一所定間隔を置くことにより分離され、かつ斜面コーナーエッジ３１を形成する二つの折り線７０内を構成する。同様に、予め形成された第二折り領域６０は完成包装容器１の蓋１５上で傾斜したコーナーエッジ３１を形成する一対の折り線７０を構成する。
【００３３】
従って、端パネル４３に連結された第一端折れ部５１、第二端折れ部５２、および付属部４５の第一パネル４６の四つのコーナーは截形角を形成している。
【００３４】
図７の実施形態において、ブランク３７は図６と同様に包装容器１を形成するために使用され、かつ予め形成された第一折り領域４９の各々は、相互に平行であって第二所定間隔を置いて分離し、かつ完成包装容器１の容器１３上で円弧上コーナーエッジ３２を形成する複数の折り線７１を構成する。同様に、予め形成された第二折り領域６０は、完成包装容器１の蓋１５上に円弧状コーナーエッジ３２を形成する複数の折り線７１を構成する。
【００３５】
従って、端パネル４３に連結された第一端折り部５１、第二端折り部５２、および付属部４５の第一パネル４６は円弧状の四つのコーナーを有する。
【００３６】
図９の実施形態において、予め形成された第一折り領域４９は図８と同様に包装容器１の鋭利コーナーエッジ３６を形成するように位置決めされた折り線７２、同様に相互に平行に延びかつ折り線７２に各側パネル４２の中央部７４を結合する作用をする複数の折り線７３を有する。折り線７２および７３のセットは図８の包装容器１の長手側バンド３４を形成する。同様に、予め形成された第二折り領域６０は単一折り線７２、および完成包装容器１の蓋上の対応する側バンドに対応する複数の折り線７３を構成する。
【００３７】
従って、端パネル４３に連結された第一端折り部５１、第二端折り部５２、および付属部４５の第一パネル４６は、鋭利コーナー７５、および完成包装容器１が対応する折り線７２の端上および対応する複数の折り線７３の端上にそれぞれが整列する湾曲部７６を構成する角度を有する。
【００３８】
理解されるように、図４，６および８のカートン３と同様に包装容器１は図１に示されたカートン３の場合と同様にシガレットパケット４の製造、および図２に示されたシガレットパケット４を製造するのに適している。
【図面の簡単な説明】
【図１】
本発明による剛性包装容器の第一形態を概略的に示す斜視図である。
【図２】
本発明による剛性包装容器の第一形態を概略的に示す斜視図である。
【図３】
図１および２の包装容器を形成するために使用されるフラットダイカットブランクを示す。
【図４】
本発明による剛性包装容器の第二形態を概略的に示す斜視図である。
【図５】
図４の剛性包装容器の形成に使用されるフラットダイカットブランクを示す。
【図６】
本発明による剛性包装容器の第四形態を概略的に示す斜視図である。
【図７】
図６の剛性包装容器の形成に使用されるフラットダイカットブランクを示す。
【図８】
本発明による剛性包装容器の第四形態を概略的に示す斜視図である。
【図９】
図８の剛性包装容器の形成に使用されるフラットダイカットブランクを示す。

Claims (12)

1. 主長軸を基準にして前面（７）、背面（８）、二つのフランク面（９）、上端面（１０）および下端面（１１）で構成される実質的六面体であって、蝶番線（１６）に沿って共に蝶番止めされた容器（１３）および蓋（１５）、ならびに強化フレーム（２５）を有し、かつフラットなダイカットブランクから形成されるタバコ製品用の蝶番式蓋付き剛性包装容器において、前記ブランク（３７）は、
   全パネルが第一軸（３８）に沿って整列した中央パネル（４１）、中央パネル（４１）の両側の二つの側パネル（４２）、および側パネル（４２）の一つにより中央パネル（４１）に結合された端パネル（４３）を有し、
   更に、第一軸（３８）に垂直の第二軸（３９）に沿って中央パネル（４１）と整列し、中央パネル（４１）に結合された蓋（１５）を形成するための付属部（４５）を含み、かつ
   前記強化フレーム（２５）は端パネル（４３）および側パネル（４２）の所定部（１７ａ，１９ａ）により形成されていることを特徴とする、包装容器。
2. 前記所定部（１７ａ，１９ａ）はそれぞれエンボス領域（２６，２７）を構成している、請求項１の包装容器。
3. 前記六面体の長手コーナーエッジ（１２）の少なくとも一つは斜面コーナーエッジ（３１）である、請求項２の包装容器。
4. 前記六面体の長手コーナーエッジ（１２）の少なくとも一つは円弧状コーナーエッジ（３２）である、請求項２の包装容器。
5. 前記六面体の長手コーナーエッジ（１２）の少なくとも一つは内側に凹面を形成した湾曲形態のバンド（３４）を提供し、前記バンドにより前面、背面、およびフランク面（７，８，９）の一つの中央部（３３）は隣接する面に鋭利コーナーエッジ（３６）に沿って連結されている、請求項２の包装容器。
6. 前記ブランク（３７）は、
   容器（１３）を形成するために第一軸（３８）上に整列された主部（４０）、
   前記第一軸（３８）に平行でありかつ端パネル（４３）に連結された第一端折り部（５１）を画定する第一折り線（５０）、
   前記中央パネル（４１）に連結された第二端折り部（５２）、および
   包装容器（１）の底を形成するために第一および第二端折り部（５１，５２）と結合する、二つの側パネル（４２）に各々が連結された二つフラップ（５３）を含み、
   前記主部（４０）は、第一軸（３８）を横切って配置されかつ中央パネル（４１）、二つの側パネル（４２）、側パネル（４２）にそれぞれが連結された端パネル（４３）および端フラップ（４４）を画定するための、予め形成された四つの第一折り領域（４９，６０）を有し、
   前記付属部（４５）は第一折り線（５０）と平行に延びた第二、第三および第四折り線（５４，５５，５６）を有し、第二折り線（５４）は付属部（４５）と中央パネル（４１）との間の結合を示し、第三および第四折り線（５５，５６）は包装容器（１）の上端面（１０）を構成する第一パネル（４６）、蓋（１５）の前部（２１）を構成する第二パネル（４７）、および強化フラップ（４８）を形成し、
   前記付属部（４５）の第一パネル（４６）は第一軸（３８）を横切るそれぞれの折り線（５８）により画定された一対の第一側フラップ（５７）を有し、
   前記付属部（４５）の第二パネル（４７）は第一軸（３８）を横切る予め形成された第二折り領域（６０）により画定された一対の第二側フラップ（５９）を有し、
   前記主部（４０）の中央パネル（４１）は第一軸（３８）に平行でありかつ蝶番線（１６）として機能する折り線（６１）を有し、
   前記側パネル（４２）は、一対の第一側フラップおよび第二側フラップ（５７，５９）とそれぞれ結合するフラップ（６４）を有し、フラップ（６４）は蓋（１５）のフランク（２３）を形成するために蝶番用の折り線（６１）の両端から全幅に延びた切目（（６３）を有し、
   前記主部（４０）の側パネル（４２）、端パネル（４３）および端フラップ（４４）はフレーム（２５）を構成するエンボス領域（２７，２６）を画定するために位置決めされたエンボス線（６６，６８，６７）を有する、請求項２の包装容器。
7. 前記予め形成された第一および第二折り領域（４９，６０）は少なくとも一つの折り線（６９）を含む、請求項６の包装容器。
8. 前記予め形成された第一および第二折り領域（４９，６０）は所定間隔を置いて他方から一方を分離する二つの折り線（７０）を含む、請求項６の包装容器。
9. 前記予め形成された第一および第二折り領域（４９，６０）の少なくとも一つは相互に平行でありかつ所定間隔を置いて他方から一方を分離する複数の折り線（７１）を含む、請求項４による請求項６の包装容器。
10. 前記予め形成された第一および第二折り領域（４９，６０）の少なくとも一つは、中央パネル、側パネル、および端パネル（４１，４２，４３）の少なくとも一つと、第二側フラップ（５９）の少なくとも一つとの境界となる折り線（７２）を含み、前記折り線（７２）はフラット中央部（３３）および第一軸（３８）を横切る折り線（７３）により曲折自在の側部を形成する、請求項５による請求項６の包装容器。
11. シガレットのパケット（４）を収容するように設計されたカートン（３）として具体化された請求項１〜１０のいずれか１の包装容器。
12. シガレットを収納するパケット（４）として具体化された、請求項１〜１０のいずれか１の包装容器。