JP2004526883A - ばね減衰ひ道形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、ばね減衰ひ道形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特に、ジャカード織物機械では、ヘッドルが必然的に1つの方向に作動され、その一方で、このヘッドルは、ばねにより他の方向に引っ張られている。通常、ヘッドルは、ばねによって、下部ひ道を形成するために作動される。このばねは、織物機械の他端に固定して、若しくは、床に係止されて、通糸コード及び織物ヘッドルを緊張したそれぞれの運転状態に保持する。
【0003】
各ばね弾性システムのように、ばね、ヘッドル及び通糸コードから成る装置は、波の伝播を含めた共振現象を示し、該波は、直線形状のシステムを通って進行する。システムの固有共振は、織物ヘッドルの移動速度が、共振周波数に対して小さい限り、何ら役割を果たさない。しかし、瞬間的には、織物ヘッドルの移動速度が共振周波数領域にある場合には、好ましくない波がばね内に存在する。この波は、織物ヘッドルの移動によって、ばね内で励起され、そこで波が反射されて織物ヘッドルの方向に戻る固定端の方向に進行する。その際、不都合な状況では、織物ヘッドルは、その張力がなくなるということが発生し得る。何故なら、ばねと織物ヘッドルとの結合部を戻る波は、ある位相長さを有し、該位相長さは、通糸コードの動きにより開始される動きに対して、調整されている。
【0004】
さらに、ばね内部の共振は、増大された機械的負荷及び早過ぎる破損を発生させる。その際、典型的な破損場所が出現する。
【0005】
ばねの共振を減衰させるために、欧州特許第0678603号公報から、下方のばね固定点に、減衰装置を提供することが知られている。下方のばね固定点は、プラスチック部材から構成され、該部材には、ねじ頭部が形成されている。このねじ頭部には、ねじばねが螺号されている。このねじ頭部は、その自由端に、ばね弾性的に相対して移動可能な2つの脚部を保持し、該脚部は、ばねの内側に突出してばねを押圧する。この2つの脚部は、ねじ頭部から離間した端部で、再度互いに結合されて、開放した分岐部を形成するさらなる2つの脚部に移行する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この種のばね減衰器には、問題があることが判明した。それによって脚部がばねコイルの内側に対して作用する押圧力が、大きすぎる場合には、何ら有用な減衰作用は発生しない。むしろ、脚部の位置に近付いてくる波は、大幅に減衰することなく、反射され、そこでは、脚部が、ばねの内側に接触する。これに反して、押圧力が小さすぎる場合には、同様に、何ら十分な減衰は発生しない。
【0007】
プラスチックのばね弾性が疲労現象を示し、さらに、温度依存性を有するため、この不都合な現象は、増幅される。
【0008】
最後に、ばね内の開放した脚部端に糸を通すことは簡単ではない。
【0009】
これに基づいて、本発明の目的は、上記の問題が発生しないひ道形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この目的は、本発明において、請求項1の特徴を有するひ道形成装置によって達成される。
【0011】
従来技術のように、織物ヘッドルは、通糸コード及びねじばねの間に、緊張されて保持される。織物ヘッドルから離間したねじばねの端部は、固定されて係止されている。所望の減衰を達成するために、減衰要素が存在し、該減衰要素は、ねじばねの少なくとも複数の互いに突出した位置にて接触して存在し、本来直線状のねじばねに、直線状ではない延伸部を発生させる。このようにして、ねじばねは、減衰要素の互いに突出した限られた位置で、接触して存在する。ねじばねの減衰要素への押圧力は、ばねの固有弾性及び制御量によって決定される。それに対して、減衰要素の弾性は、実際には、何らの役割を果たさない。
【0012】
ねじばね及び減衰要素の間の実質的な点接触に基づいて、各接触箇所にて、振動エネルギーの一部は、摩擦に変換される。接触箇所に発生する機械的な波の反射は、量的に非常にわずかなので、ばねを破損させることもある重大な逆進行波を形成し得ない。これに対して、接触箇所の間では、ばねは、相対的に自在に延びている。
【0013】
それによってばねが減衰要素に押圧される量は、ねじばねが減衰要素から受ける直線状ではない延伸の幾何学的な量にのみ依存するため、非常に正確で再現可能な押圧力が達成される。鋼鉄から成るねじばねの弾性率は、プラスチックの弾性率よりもかなり小さい温度依存性を有し、さらに、弾性率は、時間によっても、僅かに変化する。
【0014】
ばねが減衰要素の直線状ではない延び形状に緩和されて一致するようにして、最終的には、如何なる永続的な変形も、実際には、鋼鉄ばねには発生しない。それに対して、減衰要素は、ねじばねの可撓性に比較して、概して、何らの弾性を有しないことが必要である。ねじばねにより作用する力に関して、減衰要素は、ねじばねによって違った形態になるように押されることのないように、強固にされうる。このようにして、ばねと減衰要素との間に、非常に正確に再現可能な押圧力、従って、非常に正確に再現可能な摩擦力を形成することができる。
【0015】
特別には、相対的に非常に長い行程に亘って、減衰要素をねじばねと相互作用させることができる。
【0016】
その際、さらに、減衰要素がねじばねに発生させる、変形量、すなわち、波長及び/又は振幅が、減衰要素の長さに亘って、変化する。例えば、このようにして、減衰の増大若しくはカップリングが達成される。減衰要素は、最初に織物ヘッドルの方向に、直線上の延び形状から比較的僅かに変形し、この変形は、ねじばねの固定端の方向に増加する。非常に僅かなばらつきで、減衰要素の非常に良好な減衰が達成される。
【0017】
好ましくは、減衰要素は、ねじばねに配置され直線形状の芯要素である。このようにして、減衰要素は、いずれ必然的に存在する場所に配置されているので、減衰要素用の追加的なスペースが節約される。
【0018】
所望の変形を得るために、芯要素は、直線形状の延び形状とは異なる直線状ではない延伸部を有する。他の可能性は、本質的には直線状である芯要素を使用するという点に存在し、該芯要素は、所定の間隔をおいて、互いに不連続に配置された粒状の張り出し部若しくは隆起部を保持し、それによって、ねじばねには、所望の直線状ではない延伸部が発生する。ここで、張り出し若しくは隆起領域の直径は、ねじばねの内寸幅よりも小さい。
【0019】
直線状ではなく延びる芯要素の場合には、これらは、実質的には、円筒状の形成物であり、この形成物は、波形の延び形状を示す。実用的には、この波形は、回帰直線を定義し、その結果、平均して、ばねの直線状の延び形状が実現する。
【0020】
波形の延び形状は、芯要素が螺旋を形成し、若しくは、芯要素が共通の平面に存在する波形部を形成するために、生じうる。
【0021】
いずれの場合であっても、1つの平面への芯要素の投影は、波形に延びるベルト状部を形成し、その幅は、芯要素の直径に対応し、その波形性は、芯要素の波形若しくは螺旋形の延び形状と実質的に一致する。波形の延び形状の寸法は、実用的な方法で、投影によって平面に生成するベルト状部にて定義される。波形の延び形状は、投影図において、ベルト状部の縁部にて測定される波高さを認識させ、この高さは、波頂部と波底部との間で0.1mm乃至3mmの間にある。この波ストロークの強さは、芯要素とねじばねの内寸幅との直径比率が測定される方法に依存し、及び、ねじばねが制御されるべき強さ、若しくは、芯要素に押圧されるべき強さに依存する。波頂部と波底部との間隔は、2乃至20mmの間であり得る。
【0022】
張り出し部若しくは隆起部を使用する場合には、これらは、螺旋に沿って配置され、若しくは、最も簡単な場合には、ジグザグ形状、すなわち、常に2つの近接する突起部が、対置された側の芯要素と対応付けられている。突起部の間隔は、実用的には、5mm乃至30mmの範囲に、より好ましくは、5mm乃至20mmの範囲に存在する。
【0023】
突起部若しくは隆起部は、実用的には、芯要素の一部であり、芯要素がこの形態に焼結加工プロセスで製造される場合には、吹きつけられるか或いは形によって形成され得る。他の可能性は、隆起部を局所的な変形によって、例えば耳部を形成する圧縮によって、形成するという点に存在する。最後の可能性は、芯要素が永続的に変形可能な材料、例えば、金属から構成されることを対象とする。
【0024】
芯要素の長さは、実用的な方法で、上記の寸法を有する少なくとも1つの完全な波が形成されるように、定められる。
【0025】
芯要素は、ねじばね内に緩めて配置されてもよいし、若しくは、下方の係止手段に堅く結合されてもよい。
【0026】
芯要素用の材料として、ポリアミド、ポリエチレン、及びポリウレタンのような熱可塑性プラスチック、若しくは、金属、セラミック、デュロプラスチック、若しくは、加硫可能な材料のような他の工業材料が考慮の対象となる。
【0027】
本発明のひ道形成装置は、好ましくは、ジャカード織物機械向けに使用される。しかしながら、非常に良好な減衰作用及び僅かな必要スペースのために、本発明の装置は、ジャカード織物機械に限定されず、模様のない織物生地を製造するための標準的な織物機械若しくはシャフト機械向けにも適用され得る。ひ道形成装置は、ヘッドルを動作させるために、例えば、シャフト機械、ジャカード機械若しくは比較可能な駆動装置に対応したものである。
【0028】
織物ヘッドルをねじばねと結合するために、織物ヘッドルは、織物ヘッドル軸部の対応する端部に、プラスチック部材を具備することが可能であり、該プラスチック部材は、例えば、ねじばねにねじ止め可能なねじを有する。
【0029】
ねじばねの下方若しくは上方の係止部材との結合は、従来技術に従って実行可能である。
【0030】
さらに、1つの具体的な実施形態によっては表されない、従属項の特徴のそのような組み合わせもクレームされる。
【0031】
その他の点では、さらなる例は、従属項の対象である。図面では、本発明の対象の1つの実施形態が示されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0032】
図1は、本発明を理解するためのジャカード織物機械向けのひ道形成装置の実質的な機能を強く模式的に示す。ひ道形成装置には、駆動装置1が必要であり、そのうちで、滑車スライド2が具体的に示されている。この滑車スライド2から、剥き出しの床3に固定された剥き出しコードが始まり、該剥き出しコードは、通糸コード4に移行し、ガラス格子若しくは案内床5の間を貫通する。通糸コード4は、さらに、弦板6に延びて、そこで、孔7を通って下方に退出する。下方端、すなわち、滑車スライド2から離間した通糸コード4のそのような端部に、織物ヘッドル8が固定されている。この織物ヘッドル8は、経糸11用アイレット若しくはアイ9を有する。このアイ9から、上方及び下方の織物ヘッドル軸部12,13が始まり、該織物ヘッドル軸部は、共通の直線上に存在する。下方の織物ヘッドル軸部の下端は、戻りばね14と結合され、該戻りばねは、15にて機械フレーム若しくは床に係止されている。
【0033】
滑車スライド2の動作は、通糸コード4を介して織物ヘッドル8に伝達される。これによって、通糸コード4は、上方に向かって引っ張られ、アイ9は、上部ひ道を形成するために、中立位置から上方に引っ張り上げられる。ここで、戻りばね14は、織物ヘッドル8の閉成された織物ひ口に対応する中立位置におけるよりも、強く張られる。通糸コード4が下方に向かう状態に保持された場合には、戻りばね14は、通糸コード4が下方に向かって移動する量と同一の量だけ織物ヘッドル8を下方に向かって引っ張る。これによって、対応する経糸11は、下部ひ道を形成する。
【0034】
困難なくわかるように、織物ヘッドル8の上方への移動は、強制的な動作であり、該動作は、長手方向に延伸不能な通糸コード4を介して剛体的に発生する。これに対して、対置された方向については、戻りばね14によって起こる動作であり、その点では、条件付きでのみ強制的若しくは剛体的である。
【0035】
通糸コード4,織物ヘッドル8,経糸11及び戻りばね14から成る形成物は、ばね−質量システムであり、このシステムは、1つ若しくは複数の共振周波数を有する。高い機械速度では、それによって、織物ヘッドル8が閉成された織物ひ口を有する中立位置から、上部の織物ひ道用の位置若しくは下部の織物ひ道用の位置に移動される周波数は、略10Hz近傍である。駆動システム1によって発生されるこの周波数は、システム全体の共振周波数のオーダー、若しくは、部分的なシステムの共振周波数のオーダーにある。さらに、波の重なりが発生し、この周波数では、弦板6と戻りばね14の係止位置15の間の直線状の形成物に波が形成され、この波は、これに対応した手段を講じることがなければ、係止位置15にて反射されて戻りばね14に存在する波になる。これによって、戻りばね14は、決められた位置にて非常に強く荷重を受け、破損に至る傾向にある。このような共振を減衰するために、図2に示すように、戻りばね14の下方の係止箇所が形成されている。
【0036】
図2にて部分的に示される戻りばね14の結合に、実質的に棒状に形成されている係止要素16が必要である。この係止要素16は、その下方端にアイレット17を有し、該アイレットは、対応するレールに懸架されるべきであり、このレールは、機械フレームに固定されて取り付けられている。このアイ17から、実質的に円筒形状の軸部18が始まり、この軸部は、その上方の端部に、カラー部19を具備する。軸部18と同心にカラー部19の上方に、外ねじ頭部21が延びている。この外ねじ頭部は、略10のばねコイルに対応する長さを有する。このねじ頭部21に、戻りばね14が、締められて取り付けられている。戻りばね14は、円筒状の鋼鉄線から成り巻回されたばねであり、このばねでは、通常、ばねコイルは、緩められた状態で互いに配置されている。
【0037】
その自由端では、ねじ頭部21は、芯要素22に移行し、図示するように、この芯要素は、直線状ではない延び形状を有する。芯要素22は、波底部23及び波頂部24を形成する。この芯要素は、谷部及び山部によって規定された面が1つの平面を構成するように変形される。すなわち、図2と比較して略90°回転された側面図において、芯要素22は、直線状に延びている。
【0038】
困難なくわかるように、波底部23は、芯要素22の対置された側で、山部を導いており、これは、波頂部24が、対応して対置された方向にばね14を変形させるのと同様である。
【0039】
芯要素22は、すべての位置で、円形の横断面を有し、ここで、横断面の直径は、ねじばね14の内径よりも略5乃至30%小さい。芯要素22の直径は、その長さに亘って一定であり、若しくは、先端に向かって細くなっている。芯要素22は、ねじ頭部21、軸部18及び部分的にプラスチックから成るアイレット17と共に、吹きつけ塗装されている。好適なプラスチックは、ポリアミド、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリエステルである。
【0040】
芯要素22が示す波形の延び形状は、谷部及び山部23,24がねじばね14に対応する延び形状を発生させるように、堅固である。ねじばね14は、芯要素の領域で、もはや直線状ではなく、これらは、細線25及び26によって示唆されているように、芯要素22に対応するジグザグな動きを伴って延びている。ここで、横方向のばね14の逸れは、芯要素22の外径とねじばね14の内寸幅との直径差に従って、小さくなる。
【0041】
図2における芯要素22の図示形態は、芯要素22の1つの平面への投影に対応し、そこでは、芯要素が投影によって曲がったベルト状部を形成する投影図は、最大の振幅を有する。そのようにして得られる各境界線が、1つの振動の進行として見なされ、振動に関する通例が説明するために使用されるとすると、先端と先端との間で測定される振動の振幅は、略0.1乃至3mmであり、好ましくは、0.1乃至1mmである。一方、振動の波長は、略4から40mmの間にあり、2つの値は、芯要素22の長さに沿って、変更可能である。
【0042】
ここで、波線の振幅、すなわち、横への逸れ量は、芯要素22の自由端からねじ頭部21へと増大され得る。これによって、ばね14は、そのコイルを第1の山部に、より小さい横方向の力で近接する。何故なら、このばねは、ねじ頭部21のより近傍に存在する山部におけるよりも、少なく変形されるからである。
【0043】
図3において、完全に理解するために、下部のヘッドル軸部13と戻りばね14との間の最終的な結合が具体的に示されている。そこでわかるように、ヘッドル軸部13の自由端には、プラスチック形成体27が形成され、該形成体は、構造的に、係止要素16と反対側の端部に対応する。プラスチック形成体は、カラー部28、並びに、ヘッドル軸部13に対して同軸に延びるねじ頭部29を形成する。ねじ頭部29は、外ねじを保持し、該外ねじは、円筒状若しくは円錐形であってもよく、上述したように、該外ねじには、戻りばね14が、図に示すように、その端部がカラー部28に当接するまで締め付けて取り付けられている。
【0044】
ばね14における減衰部材としての芯要素22の作用の様式は、概略以下のとおりである。
【0045】
戻りばね14の上端から織物ヘッドル8を通って振動が導かれると、この振動は、波として、係止要素16の方向に進行する。その際、この振動は、張られた戻りばね14を介して、長手方向の波として進行する。ここで、通常動作において、戻りばね14のねじコイルが互いに非動作状態に置かれるということが発生する。しかしながら、振動波に基づいて、ある種の相互接触が発生する可能性がある。
【0046】
いずれの場合においても、振動波は、ばねの互いに突出したコイルを通り抜けて、この振動波は、今度は、芯要素22に到達する。対応して動くばねコイルの間、及び、芯要素のそれぞれの波形頂部23,24に、摩擦が発生する。この摩擦は、ばねコイルの運動エネルギーを熱に変換し、それによって、システムからエネルギーを放出させる。共振に基づく振幅のかさ上げは、実際には、抑制される。より詳細には、減衰によって、ねじ頭部21の方向に進行する振動波が、単に弱められて、ねじ頭部21に固定されたねじばね14の端部に到達し、その振幅内で対応して減少するエコーを引き起こし、該エコーは、ねじばね側でさらに振動波の逆進行によって、芯要素に沿って、さらに弱められる。
【0047】
このようにして、芯要素22は、実際には、戻りばね14の定常波を抑制する。芯要素22のの全長さは、運転に応じて張られた戻りばね14の5%から40%の間、好ましくは、10乃至30%の間にある。また、芯要素22による減衰作用は、その波長が張られたばねのオーダー内にある定常波の形成が抑制されるように、より長い周期の波の減衰を発生させる。
【0048】
組立技術上の理由から、実用的には、芯要素22の一部は、ねじ頭部21と結合されるべきである。しかしながら、これについては、何らの必要性も存在しない。むしろ、芯要素は、その減衰作用を発生させるために、任意の位置に具備され得る。特別には、芯要素22の一部が係止部材27と結合されるべきであることも考慮可能であり、該係止部材を介して、下部の織物ヘッドル軸部13は、戻りばね14に連結される。
【0049】
図4では、芯要素22用の他の実施形態が示され、この芯要素は、ねじばねに直線状ではない延び形状を発生させるように作用し、ここで、上述した減衰作用を形成するために、同時に、芯要素22及びねじばね14の間には1つの点接触のみが発生する。
【0050】
芯要素22は、直線状の軸部31から構成され、該軸部の直径は、ねじばね14内部の円筒状の内部空間の内寸幅よりも明らかに小さい。軸部31の外側には、粒状の突起部若しくは隆起部32が存在し、該隆起部は、螺旋に沿って配置されている。この場合には、隆起部若しくは突起部32は、互いに常に略90°オフセットされている、すなわち、図5の横断面が示すように、4つの凸部を有する星が、投影図に存在する。その場合であっても、各隆起部32の領域では、最大直径は、ねじばね14の内部空間の直径よりも小さい。しかしながら、直径の両端に対置された2つの突起部32の、軸部31の軸を直角に切断する1つの平面への投影は、軸部の直径よりも大きいので、ねじばね14は、その本来の正確に直線状の形態から、螺旋形状の形態に変化する。
【0051】
軸部31の軸の半径方向に測定された隆起部32の高さ、及び、軸部31の長手方向に測定された突起部32の間隔は、それによってねじばね14が突起部32の頂部に近接する力を定義する。
【0052】
図4及び図5に従う実施形態では、芯要素22の一部は、プラスチック部材から構成される。粒状類似の突起部32は、部分的に形成されている。突起部32の軸方向の長さは、その軸方向の相互の間隔よりも小さい。粒状類似の突起部32をプラスチック部材の一部に形成する代わりに、図6に示すように、その軸部31が本来の円筒状の金属線から構成される芯要素を使用するという可能性もある。材料が横方向に押圧されることによって、張り出し部若しくは隆起部32が発生し、その結果、図4の断面図が示すように、この材料は、半径方向外側に向かった形状になる。本来の円形状の横断面の輪郭から半径方向に突出する「耳部」が発生する。この作用は、以前に図2に従う実施形態に基づいて説明されたものと同一である。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明にかかるひ道形成装置の模式的な図である。
【図2】芯要素の拡大図である。
【図3】ヘッドル軸部と戻りばねの間の上部の結合である。
【図4】横の突起部若しくは隆起部を有する芯要素の他の実施形態の拡大図である。
【図5】図4の芯要素の突起部の高さで切断された横断面である。
【図6】局所的な変形により突起部が形成されている本発明にかかる芯要素の拡大図である。
【図7】図6の芯要素の突起部の高さで切断された横断面である。
Claims (27)
- 長手方向の動きを生成するための駆動装置(2)と、
アイレット(9)を保持し、このアイレット(9)から正反対の方向に織物ヘッドル軸部(12,13)が延び、一方の織物ヘッドル軸部(12)が前記駆動装置(2)と結合されている、少なくとも1つの織物ヘッドル(8)と、
他方の織物ヘッドル軸部(13)近傍の結合装置(27)と、
前記少なくとも一つの織物ヘッドル(8)と結合し、その一端が前記結合装置(27)に固定され、前記織物ヘッドル(8)を引き戻すように作用する、ねじばね(14)と、
前記ねじばね(14)の他端を固定して係止するための係止装置(16)と、
前記ねじばね(14)の少なくとも複数の互いに突出した位置にて接触して存在し、該ねじばねに直線状ではない延び形状を発生させる減衰要素(22)と、
を備える、
ことを特徴とする織物機械用のひ道形成装置。 - 前記減衰要素(22)は、前記ねじばね(14)に配置されて直線形状の芯要素である、ことを特徴とする請求項1に記載のひ道形成装置。
- 前記芯要素(22)は、直線状ではない延び形状を有する、ことを特徴とする請求項2に記載のひ道形成装置。
- 前記芯要素(22)は、その延在部に沿って、互いに突出した不連続の張り出し部(32)を保持し、各張り出し部(32)の高さで測定される該芯要素(22)の直径は、前記ねじばね(14)の内寸幅よりも小さい、
ことを特徴とする請求項2に記載のひ道形成装置。 - 前記芯要素(22)は、波形の延び形状を示す円筒状若しくは横方向に扁平な形成物である、ことを特徴とする請求項2に記載のひ道形成装置。
- 前記芯要素(22)は、波状部が共通の平面内に存在するように、波形状に形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載のひ道形成装置。
- 前記芯要素(22)は、螺旋形状の延び形状を有する、ことを特徴とする請求項2に記載のひ道形成装置。
- 前記芯要素(22)は、その長さに亘って、実質的に一定の横断面を有する、ことを特徴とする請求項2に記載のひ道形成装置。
- 前記芯要素(22)の1つの平面への投影は、互いに平行な2つの縁部を有する波形のベルト状部を生成し、
該縁部の1つを表す波線は、波底部(23)と波頂部(24)との間で測定される0.1乃至3mmの範囲の振幅を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載のひ道形成装置。 - 波頂部(24)と波底部(23)との間隔は、2乃至20mmの間にある、ことを特徴とする請求項2に記載のひ道形成装置。
- 前記芯要素(22)は、その投影が少なくとも1つの完全な波を生成するように、形成されている、ことを特徴とする請求項2に記載のひ道形成装置。
- 前記突起部(32)は、螺旋に沿って配置されている、ことを特徴とする請求項4に記載のひ道形成装置。
- 前記突起部(32)は、前記芯要素(22)の異なる側に交互に突出している、ことを特徴とする請求項4に記載のひ道形成装置。
- 前記突起部(32)は、前記芯要素(22)の一部である、ことを特徴とする請求項4に記載のひ道形成装置。
- 前記突起部(32)は、前記芯要素(22)の局所的な圧縮によって形成されている、ことを特徴とする請求項4に記載のひ道形成装置。
- 前記突起部(32)は、互いに5mm乃至30mm、好ましくは、5mm乃至20mmの間隔を有する、ことを特徴とする請求項4に記載のひ道形成装置。
- 前記芯要素用の材料は、ポリアミド、ポリエチレン及びポリウレタンのような熱可塑性プラスチック、若しくは、金属、セラミック、デュロプラスチックのような他の工業材料、若しくは、加硫可能な工業材料である、
ことを特徴とする請求項2に記載のひ道形成装置。 - 前記減衰要素(22)は、前記係止装置(16)若しくは前記結合装置(27)に堅く結合されている、ことを特徴とする請求項1に記載のひ道形成装置。
- 前記駆動装置(1)は、ジャカード織物機械のひ道形成装置である、ことを特徴とする請求項1に記載のひ道形成装置。
- 前記結合装置(27)は、プラスチック部材から形成され、該部材は、前記織物ヘッドル軸部(13)の対応する端部と、物質的及び/又は形状的に結合されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のひ道形成装置。 - 前記結合装置(27)は、ねじ部(29)を有する、ことを特徴とする請求項18に記載のひ道形成装置。
- 前記係止装置(16)は、ねじ部(21)を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のひ道形成装置。
- 前記ねじ部(21)は、外ねじである、ことを特徴とする請求項18または19に記載のひ道形成装置。
- 前記ねじ部(21)は、ねじピンである、ことを特徴とする請求項15に記載のひ道形成装置。
- 前記ねじ部(21)の芯部直径は、前記ねじばね(14)の内寸幅よりも小さい直径値から始まって、前記ねじばね(14)の内寸幅と同一若しくは大きい直径まで増加する、
ことを特徴とする請求項16に記載のひ道形成装置。 - 前記ねじばね(14)は、ねじ引っ張りばねであり、該ばねでは、緩められた状態で、個々のばねコイルが互いに配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のひ道形成装置。 - 前記ねじばね(14)は、鋼鉄から成る、ことを特徴とする請求項1に記載のひ道形成装置。
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