JP2004523104A - 半導体チップ設計のためのゲート長制御 - Google Patents
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Abstract
半導体デバイスは、チップ上に第一及び第二のポリシリコン領域を含む。第一のポリシリコン領域は、半導体デバイスの回路素子に対応する。第一のポリシリコンのうちの少なくともいくつかは、ポリシリコン・ゲートに対応する。第二のポリシリコンのうちの少なくともいくつかは、半導体デバイスのコンタクトを含む。金属がポリシリコンのコンタクトを覆う。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は、RFスイッチのような半導体チップの設計に関する。
発明の背景と従来技術
CMOSデバイスの性能は、デバイスのゲート長の寸法の制御により、しばしば大いに影響を受ける。製造可能ゲート画定プロセスは、ゲートのパターニング及びエッチングを含む。例えば、RF CMOSデバイスのゲート形成においては、可能な限り少ないポリシリコンを用いることが一般的に望ましいが、そのようなCMOSデバイスの形成に用いられる典型的なポリシリコンのエッチング・プロセスは、これらのゲートに必要とされるよりも多くのポリシリコンを利用することを必要とする。
【0002】
すなわち、ゲートのエッチングは、「マイクロ・ローディング」効果に敏感である。マイクロ・ローディングは通常、ゲートとチップの間のチップ面積の利用と定義される。マイクロ・ローディングは一般に、チップ面積全体に対するゲート面積の割合が10%又はそれ以上である典型的なLSI回路については、関係がない。しかし、極めて高い性能と限られたゲート面積とを要求するRFスイッチのような或る種のアプリケーションにとっては、小さいゲート面積を必要とするために、ゲートの化学エッチング又はバイアス状態の重大な調整が、通常活用される。
【0003】
本発明は、チップ・レイアウトの際、プローブ・パッドの下にポリシリコン・パッドを置くことにより、従来のゲートのエッチング・プロセスの利用を可能にする。従って、デバイスのより良い作動のために、チップ面積に対するゲート・ポリシリコンの割合を少なく維持しながら、従来のゲートのエッチング・プロセスが利用されるよう、チップ面積に対するポリシリコンの全体の割合が増加され得る。加えて、チップ・レイアウトにおけるポリシリコン面積を増やすことにより、ディープ・サブミクロン・アプリケーションのためのゲートのエッチング・プロセスの余地が改良される。
【0004】
発明の概要
本発明の一つの態様によれば、半導体デバイスは、第一及び第二のポリシリコン及び金属のパッドを備える。第一のポリシリコンは、チップ上に半導体デバイスの回路素子を形成し、少なくともいくつかの回路素子は、ポリシリコン・ゲートを含む。第二のポリシリコンは、チップ上に半導体デバイスのポリシリコン・パッドを形成する。金属パッドはポリシリコン・パッドを覆う。
【0005】
本発明の他の態様によれば、半導体デバイス・チップは、第一、第二及び第三のトランジスタ、複数のポリシリコン抵抗、複数のポリシリコン・パッド、及びコンタクトを含む。第一のトランジスタは、ゲート領域と、交互のソース領域及びドレイン領域とを含む。第一のトランジスタの個々のゲート領域は、一対の隣接するソース領域及びドレイン領域の間にあり、第一のトランジスタの個々のゲート領域はポリシリコンを含む。第二のトランジスタは、ゲート領域と、交互のソース領域及びドレイン領域とを含む。第二のトランジスタの個々のゲート領域は、一対の隣接するソース領域及びドレイン領域の間にあり、第二のトランジスタの個々のゲート領域はポリシリコンを含む。第三のトランジスタは、ゲート領域と、交互のソース領域及びドレイン領域とを含む。第三のトランジスタの個々のゲート領域は、一対の隣接するソース領域及びドレイン領域の間にあり、第三のトランジスタの個々のゲート領域はポリシリコンを含む。コンタクトはポリシリコン・パッドを覆う。
【0006】
本発明の更に他の態様によれば、RFスイッチを作る方法は、ポリシリコン・パッドとポリシリコン・ゲートとの間に実質的にほとんどRF結合がないように、チップ上に複数のポリシリコン・ゲートを形成する工程と、チップ上に複数のポリシリコン・パッドを形成する工程とを含む。
【0007】
詳細な説明
これら及び他の特徴及び利点は、図面と関連付けた本発明の詳細な考察により、より明らかになる。
【0008】
図1は、チップの一部を形成する半導体デバイス10を、概略的な形で示す。例えば、半導体デバイス10はRFスイッチを含み得、また、図示されてはいないが、チップは、半導体デバイス形成においてよく知られているように、シリコン基板を含み得る。半導体デバイス10は、トランジスタ12、14及び16を含む。トランジスタ12は、ソース18、ドレイン20及びゲート22を有する。ソース18は金属層24に結合され、ドレイン20は金属層26に結合され、ゲート22は金属層28に結合される。抵抗30は、金属層28を金属層32に結合する。トランジスタ12のチャネルは金属層34に結合され、金属層34は抵抗36により金属層38に結合される。
【0009】
トランジスタ14は、ソース40、ドレイン42及びゲート44を有する。ソース40は金属層46に結合され、ドレイン42は金属層26に結合され、ゲート44は金属層48に結合される。抵抗50は、金属層48を金属層32に結合する。トランジスタ14のチャネルは金属層52に結合され、金属層52は抵抗54により金属層56に結合される。
【0010】
トランジスタ16はソース58、ドレイン60及びゲート62を有する。ソース58は金属層26に結合され、ドレイン60は金属層64に結合され、ゲート62は金属層66に結合される。抵抗68は、金属層66を金属層70に結合する。
【0011】
図2に示されるように、トランジスタ12のソース18は、金属層24により互いに結合された複数のソース領域72を含む。同様に、トランジスタ12のドレイン20は、金属層26により互いに結合された複数のドレイン領域74を含む。ソース領域72及びドレイン領域74は、図2に示されるように交互に配置される。トランジスタ12のゲート22は、ポリシリコン片78及び80により互いに結合された複数のポリシリコン・ゲート領域76を含み、ポリシリコン片78及び80は、金属層28に結合される。個々のゲート領域76は、ソース領域72のうちの一つと、ドレイン領域74のうちの隣接する一つとの間にある。
【0012】
図3に示すように、トランジスタ14のソース40は、金属層46により互いに結合された複数のソース領域82を含む。同様に、トランジスタ14のドレイン42は、金属層26により互いに結合された複数のドレイン領域84を含む。ソース領域82及びドレイン領域84は、図3に示されるように交互に配置される。トランジスタ14のゲート44は、ポリシリコン片88及び90により互いに結合された複数のポリシリコン・ゲート領域86を含み、ポリシリコン片88及び90は、金属層48に結合される。個々のゲート領域86は、ソース領域82のうちの一つと、ドレイン領域84のうちの隣接する一つとの間にある。明瞭にするため、金属層34及び52と、対応するトランジスタ12及び14のチャネルとの間の結合は、図2及び図3に示されていない。
【0013】
図4に示されるように、トランジスタ16のソース58は、金属層26により互いに結合された複数のソース領域92を含む。同様に、トランジスタ16のドレイン60は、金属層64により互いに結合された複数のドレイン領域94を含む。ソース領域92及びドレイン領域94は、図4に示されるように交互に配置される。トランジスタ16のゲート62は、ポリシリコン片98により結合された複数のポリシリコン・ゲート領域96を含み、ポリシリコン片98は、金属層66に結合される。個々のゲート領域96は、ソース領域92のうちの一つと、ドレイン領域94のうちの隣接する一つとの間にある。
【0014】
図5に示されるように、半導体デバイス10を含むチップのためのパッド・レイアウト100は、プローブ・パッド102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122及び124を含む。プローブ・パッド102、106、108、112、114、118、120及び124は金属であり得、接地のような基準電位に結合された金属テンプレート126の下にあり得る。プローブ・パッド104は金属テンプレート126のウィンドウ128の中にあり、プローブ・パッド110は金属テンプレート126のウィンドウ130の中にあり、プローブ・パッド116は金属テンプレート126のウィンドウ132の中にあり、プローブ・パッド122は金属テンプレート126のウィンドウ130の中にある。
【0015】
やはり図5に示されるように、金属層32は、金属テンプレート126の下に広がり、トランジスタ12及び14のゲート22及び44と、対応する抵抗30及び50とを、プローブ・パッド104に結合する。例えば、プローブ・パッド104は、トランジスタ12及び14のゲート22及び44に制御信号を伝える制御端子として機能し得る。金属層24はウィンドウ130の下に広がり、トランジスタ12のソース18をプローブ・パッド122に結合する。例えば、プローブ・パッド122は、例えば入力RF信号のような入力信号をトランジスタ12のソース18に伝える入力端子として機能し得る。
【0016】
金属層46は、ウィンドウ130の下に広がり、トランジスタ14のソース40をプローブ・パッド110へ結合する。例えば、プローブ・パッド110は、トランジスタ14から例えば出力RF信号のような出力信号を伝える出力端子として機能し得る。金属層70は、金属テンプレート126の下に広がり、トランジスタ16のゲート62と抵抗68とをプローブ・パッド116へ結合する。例えば、プローブ・パッド116は、トランジスタ16のゲート62へ制御信号を運ぶ制御端子として機能し得る。
【0017】
金属層38は、トランジスタ12のチャネル及び抵抗36を、金属テンプレート126の部分134へ結合する。同様に、金属層56は、トランジスタ14のチャネル及び抵抗54を、金属テンプレート126の部分136へ結合する。最後に、金属層64は、トランジスタ16のドレイン60を、金属テンプレート126の部分138へ結合する。半導体デバイス10の抵抗30、36、50、54及び68だけではなくトランジスタ12、14及び16は、全て金属テンプレート126のウィンドウ130内に置かれる。
【0018】
図6は、ポリシリコン・レイアウト140を示す。ポリシリコン・レイアウト140は、(i)トランジスタ12のポリシリコン・ゲート領域76及びポリシリコン片78及び80、(ii)トランジスタ14のポリシリコン・ゲート領域86及びポリシリコン片88及び90、及び(iii)トランジスタ16のポリシリコン・ゲート領域96及びポリシリコン片98を含む。加えて、抵抗30、36、50、54及び68は、ポリシリコン片により形成され、従って、図6のポリシリコン・レイアウト140内に図示される。抵抗30、36、50、54及び68のポリシリコン片の端は、対応する抵抗を形成するため、図示されるように結合される。最後に、ポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164は、図6のポリシリコン・レイアウト140内に設けられる。ポリシリコン・レイアウト140の全てのポリシリコンは、半導体デバイス10を含むチップの基板上に設けられる。
【0019】
ポリシリコン・パッド142はプローブ・パッド102の下に形成され、ポリシリコン・パッド144はプローブ・パッド104の下に形成され、ポリシリコン・パッド146はプローブ・パッド106の下に形成され、ポリシリコン・パッド148はプローブ・パッド108の下に形成され、ポリシリコン・パッド150はプローブ・パッド110の下に形成され、ポリシリコン・パッド152はプローブ・パッド112の下に形成され、ポリシリコン・パッド154はプローブ・パッド114の下に形成され、ポリシリコン・パッド156はプローブ・パッド116の下に形成され、ポリシリコン・パッド158はプローブ・パッド118の下に形成され、ポリシリコン・パッド160はプローブ・パッド120の下に形成され、ポリシリコン・パッド162はプローブ・パッド122の下に形成され、ポリシリコン・パッド164はプローブ・パッド124の下に形成される。
【0020】
個々のポリシリコン・ゲート領域76は、0.35μの長さを持ち、0.05μの許容差を有し得る。図2及び図6に見られるように、ゲート長は、個々のゲート領域76の水平方向の寸法である。同様に、個々のポリシリコン・ゲート領域86は、0.35μの長さを持ち、0.05μの許容差を有し得、個々のポリシリコン・ゲート領域96は、0.35μの長さを持ち、0.05μの許容差を有し得る。
【0021】
ポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164は、ポリシリコン・ゲート領域76、86及び96がポリシリコンのエッチング中に適切に形成されるよう、追加のポリシリコンを加えるために設けられる。例えば、チップの面積が図5に示される金属テンプレート126に比例する場合、ポリシリコン・ゲートの面積のチップ面積に対する比は1%より小さい。これらのゲートがチップ上のポリシリコンの全てを提供する場合、ゲートはエッチングの後で図7に示される外観を有する。図7から理解されるように、ゲートは垂直の壁を持たず、代わりに足を有する。
【0022】
しかし、ポリシリコン・ゲート22、44及び62の面積とポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164の面積とを加えた面積の、チップ面積に対する比は約14%である。結果として、ゲートのエッチングのあと、ポリシリコン・ゲート領域76、78及び96は実質的に、図8に示されるような垂直面を有する。
【0023】
さらに、ポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164を、対応するプローブ・パッド102、106、108、112、114、118、120及び124の下に置くことにより、ポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164は、半導体デバイス10の動作に悪影響を及ぼさない。例えば、半導体デバイス10がRFスイッチとして作動させられる場合、ポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164のこの配置は、ポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164のポリシリコンとトランジスタ12、14及び16のポリシリコンとの間に、実質的にほとんどRF結合を生じさせない。
【0024】
本発明の属する技術分野において活動する者には、本発明の修正が想起され得る。従って、本発明の説明は単に実例とみなされるべきであり、本技術分野における技能を有する者に対し本発明を実行する最良の形態を教示することを目的とする。発明の趣旨を逸脱することなく細部の実質的な変更がなされ得、添付の特許請求の範囲内の全ての修正の排他的な利用が留保される。
【0025】
排他的な所有又は権利が請求される本発明の具体的表現は、特許請求の範囲のように定義される。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の一つの実施の形態に従うチップの半導体デバイスを示す。
【図2】図1に示される半導体デバイスの第一のトランジスタを、さらに詳細に示す。
【図3】図1に示される半導体デバイスの第二のトランジスタを、さらに詳細に示す。
【図4】図1に示される半導体デバイスの第三のトランジスタを、さらに詳細に示す。
【図5】図1に示された半導体デバイスを有するチップのためのパッドのレイアウトを示す。
【図6】図1に示された半導体デバイスを有するチップのためのポリシリコンのレイアウトを示す。
【図7】チップ上にポリシリコン・パッドが設けられない場合のエッチング後のゲートを示す。
【図8】チップ上にポリシリコン・パッドが設けられる場合のエッチング後のゲートを示す。
【0001】
本発明は、RFスイッチのような半導体チップの設計に関する。
発明の背景と従来技術
CMOSデバイスの性能は、デバイスのゲート長の寸法の制御により、しばしば大いに影響を受ける。製造可能ゲート画定プロセスは、ゲートのパターニング及びエッチングを含む。例えば、RF CMOSデバイスのゲート形成においては、可能な限り少ないポリシリコンを用いることが一般的に望ましいが、そのようなCMOSデバイスの形成に用いられる典型的なポリシリコンのエッチング・プロセスは、これらのゲートに必要とされるよりも多くのポリシリコンを利用することを必要とする。
【0002】
すなわち、ゲートのエッチングは、「マイクロ・ローディング」効果に敏感である。マイクロ・ローディングは通常、ゲートとチップの間のチップ面積の利用と定義される。マイクロ・ローディングは一般に、チップ面積全体に対するゲート面積の割合が10%又はそれ以上である典型的なLSI回路については、関係がない。しかし、極めて高い性能と限られたゲート面積とを要求するRFスイッチのような或る種のアプリケーションにとっては、小さいゲート面積を必要とするために、ゲートの化学エッチング又はバイアス状態の重大な調整が、通常活用される。
【0003】
本発明は、チップ・レイアウトの際、プローブ・パッドの下にポリシリコン・パッドを置くことにより、従来のゲートのエッチング・プロセスの利用を可能にする。従って、デバイスのより良い作動のために、チップ面積に対するゲート・ポリシリコンの割合を少なく維持しながら、従来のゲートのエッチング・プロセスが利用されるよう、チップ面積に対するポリシリコンの全体の割合が増加され得る。加えて、チップ・レイアウトにおけるポリシリコン面積を増やすことにより、ディープ・サブミクロン・アプリケーションのためのゲートのエッチング・プロセスの余地が改良される。
【0004】
発明の概要
本発明の一つの態様によれば、半導体デバイスは、第一及び第二のポリシリコン及び金属のパッドを備える。第一のポリシリコンは、チップ上に半導体デバイスの回路素子を形成し、少なくともいくつかの回路素子は、ポリシリコン・ゲートを含む。第二のポリシリコンは、チップ上に半導体デバイスのポリシリコン・パッドを形成する。金属パッドはポリシリコン・パッドを覆う。
【0005】
本発明の他の態様によれば、半導体デバイス・チップは、第一、第二及び第三のトランジスタ、複数のポリシリコン抵抗、複数のポリシリコン・パッド、及びコンタクトを含む。第一のトランジスタは、ゲート領域と、交互のソース領域及びドレイン領域とを含む。第一のトランジスタの個々のゲート領域は、一対の隣接するソース領域及びドレイン領域の間にあり、第一のトランジスタの個々のゲート領域はポリシリコンを含む。第二のトランジスタは、ゲート領域と、交互のソース領域及びドレイン領域とを含む。第二のトランジスタの個々のゲート領域は、一対の隣接するソース領域及びドレイン領域の間にあり、第二のトランジスタの個々のゲート領域はポリシリコンを含む。第三のトランジスタは、ゲート領域と、交互のソース領域及びドレイン領域とを含む。第三のトランジスタの個々のゲート領域は、一対の隣接するソース領域及びドレイン領域の間にあり、第三のトランジスタの個々のゲート領域はポリシリコンを含む。コンタクトはポリシリコン・パッドを覆う。
【0006】
本発明の更に他の態様によれば、RFスイッチを作る方法は、ポリシリコン・パッドとポリシリコン・ゲートとの間に実質的にほとんどRF結合がないように、チップ上に複数のポリシリコン・ゲートを形成する工程と、チップ上に複数のポリシリコン・パッドを形成する工程とを含む。
【0007】
詳細な説明
これら及び他の特徴及び利点は、図面と関連付けた本発明の詳細な考察により、より明らかになる。
【0008】
図1は、チップの一部を形成する半導体デバイス10を、概略的な形で示す。例えば、半導体デバイス10はRFスイッチを含み得、また、図示されてはいないが、チップは、半導体デバイス形成においてよく知られているように、シリコン基板を含み得る。半導体デバイス10は、トランジスタ12、14及び16を含む。トランジスタ12は、ソース18、ドレイン20及びゲート22を有する。ソース18は金属層24に結合され、ドレイン20は金属層26に結合され、ゲート22は金属層28に結合される。抵抗30は、金属層28を金属層32に結合する。トランジスタ12のチャネルは金属層34に結合され、金属層34は抵抗36により金属層38に結合される。
【0009】
トランジスタ14は、ソース40、ドレイン42及びゲート44を有する。ソース40は金属層46に結合され、ドレイン42は金属層26に結合され、ゲート44は金属層48に結合される。抵抗50は、金属層48を金属層32に結合する。トランジスタ14のチャネルは金属層52に結合され、金属層52は抵抗54により金属層56に結合される。
【0010】
トランジスタ16はソース58、ドレイン60及びゲート62を有する。ソース58は金属層26に結合され、ドレイン60は金属層64に結合され、ゲート62は金属層66に結合される。抵抗68は、金属層66を金属層70に結合する。
【0011】
図2に示されるように、トランジスタ12のソース18は、金属層24により互いに結合された複数のソース領域72を含む。同様に、トランジスタ12のドレイン20は、金属層26により互いに結合された複数のドレイン領域74を含む。ソース領域72及びドレイン領域74は、図2に示されるように交互に配置される。トランジスタ12のゲート22は、ポリシリコン片78及び80により互いに結合された複数のポリシリコン・ゲート領域76を含み、ポリシリコン片78及び80は、金属層28に結合される。個々のゲート領域76は、ソース領域72のうちの一つと、ドレイン領域74のうちの隣接する一つとの間にある。
【0012】
図3に示すように、トランジスタ14のソース40は、金属層46により互いに結合された複数のソース領域82を含む。同様に、トランジスタ14のドレイン42は、金属層26により互いに結合された複数のドレイン領域84を含む。ソース領域82及びドレイン領域84は、図3に示されるように交互に配置される。トランジスタ14のゲート44は、ポリシリコン片88及び90により互いに結合された複数のポリシリコン・ゲート領域86を含み、ポリシリコン片88及び90は、金属層48に結合される。個々のゲート領域86は、ソース領域82のうちの一つと、ドレイン領域84のうちの隣接する一つとの間にある。明瞭にするため、金属層34及び52と、対応するトランジスタ12及び14のチャネルとの間の結合は、図2及び図3に示されていない。
【0013】
図4に示されるように、トランジスタ16のソース58は、金属層26により互いに結合された複数のソース領域92を含む。同様に、トランジスタ16のドレイン60は、金属層64により互いに結合された複数のドレイン領域94を含む。ソース領域92及びドレイン領域94は、図4に示されるように交互に配置される。トランジスタ16のゲート62は、ポリシリコン片98により結合された複数のポリシリコン・ゲート領域96を含み、ポリシリコン片98は、金属層66に結合される。個々のゲート領域96は、ソース領域92のうちの一つと、ドレイン領域94のうちの隣接する一つとの間にある。
【0014】
図5に示されるように、半導体デバイス10を含むチップのためのパッド・レイアウト100は、プローブ・パッド102、104、106、108、110、112、114、116、118、120、122及び124を含む。プローブ・パッド102、106、108、112、114、118、120及び124は金属であり得、接地のような基準電位に結合された金属テンプレート126の下にあり得る。プローブ・パッド104は金属テンプレート126のウィンドウ128の中にあり、プローブ・パッド110は金属テンプレート126のウィンドウ130の中にあり、プローブ・パッド116は金属テンプレート126のウィンドウ132の中にあり、プローブ・パッド122は金属テンプレート126のウィンドウ130の中にある。
【0015】
やはり図5に示されるように、金属層32は、金属テンプレート126の下に広がり、トランジスタ12及び14のゲート22及び44と、対応する抵抗30及び50とを、プローブ・パッド104に結合する。例えば、プローブ・パッド104は、トランジスタ12及び14のゲート22及び44に制御信号を伝える制御端子として機能し得る。金属層24はウィンドウ130の下に広がり、トランジスタ12のソース18をプローブ・パッド122に結合する。例えば、プローブ・パッド122は、例えば入力RF信号のような入力信号をトランジスタ12のソース18に伝える入力端子として機能し得る。
【0016】
金属層46は、ウィンドウ130の下に広がり、トランジスタ14のソース40をプローブ・パッド110へ結合する。例えば、プローブ・パッド110は、トランジスタ14から例えば出力RF信号のような出力信号を伝える出力端子として機能し得る。金属層70は、金属テンプレート126の下に広がり、トランジスタ16のゲート62と抵抗68とをプローブ・パッド116へ結合する。例えば、プローブ・パッド116は、トランジスタ16のゲート62へ制御信号を運ぶ制御端子として機能し得る。
【0017】
金属層38は、トランジスタ12のチャネル及び抵抗36を、金属テンプレート126の部分134へ結合する。同様に、金属層56は、トランジスタ14のチャネル及び抵抗54を、金属テンプレート126の部分136へ結合する。最後に、金属層64は、トランジスタ16のドレイン60を、金属テンプレート126の部分138へ結合する。半導体デバイス10の抵抗30、36、50、54及び68だけではなくトランジスタ12、14及び16は、全て金属テンプレート126のウィンドウ130内に置かれる。
【0018】
図6は、ポリシリコン・レイアウト140を示す。ポリシリコン・レイアウト140は、(i)トランジスタ12のポリシリコン・ゲート領域76及びポリシリコン片78及び80、(ii)トランジスタ14のポリシリコン・ゲート領域86及びポリシリコン片88及び90、及び(iii)トランジスタ16のポリシリコン・ゲート領域96及びポリシリコン片98を含む。加えて、抵抗30、36、50、54及び68は、ポリシリコン片により形成され、従って、図6のポリシリコン・レイアウト140内に図示される。抵抗30、36、50、54及び68のポリシリコン片の端は、対応する抵抗を形成するため、図示されるように結合される。最後に、ポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164は、図6のポリシリコン・レイアウト140内に設けられる。ポリシリコン・レイアウト140の全てのポリシリコンは、半導体デバイス10を含むチップの基板上に設けられる。
【0019】
ポリシリコン・パッド142はプローブ・パッド102の下に形成され、ポリシリコン・パッド144はプローブ・パッド104の下に形成され、ポリシリコン・パッド146はプローブ・パッド106の下に形成され、ポリシリコン・パッド148はプローブ・パッド108の下に形成され、ポリシリコン・パッド150はプローブ・パッド110の下に形成され、ポリシリコン・パッド152はプローブ・パッド112の下に形成され、ポリシリコン・パッド154はプローブ・パッド114の下に形成され、ポリシリコン・パッド156はプローブ・パッド116の下に形成され、ポリシリコン・パッド158はプローブ・パッド118の下に形成され、ポリシリコン・パッド160はプローブ・パッド120の下に形成され、ポリシリコン・パッド162はプローブ・パッド122の下に形成され、ポリシリコン・パッド164はプローブ・パッド124の下に形成される。
【0020】
個々のポリシリコン・ゲート領域76は、0.35μの長さを持ち、0.05μの許容差を有し得る。図2及び図6に見られるように、ゲート長は、個々のゲート領域76の水平方向の寸法である。同様に、個々のポリシリコン・ゲート領域86は、0.35μの長さを持ち、0.05μの許容差を有し得、個々のポリシリコン・ゲート領域96は、0.35μの長さを持ち、0.05μの許容差を有し得る。
【0021】
ポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164は、ポリシリコン・ゲート領域76、86及び96がポリシリコンのエッチング中に適切に形成されるよう、追加のポリシリコンを加えるために設けられる。例えば、チップの面積が図5に示される金属テンプレート126に比例する場合、ポリシリコン・ゲートの面積のチップ面積に対する比は1%より小さい。これらのゲートがチップ上のポリシリコンの全てを提供する場合、ゲートはエッチングの後で図7に示される外観を有する。図7から理解されるように、ゲートは垂直の壁を持たず、代わりに足を有する。
【0022】
しかし、ポリシリコン・ゲート22、44及び62の面積とポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164の面積とを加えた面積の、チップ面積に対する比は約14%である。結果として、ゲートのエッチングのあと、ポリシリコン・ゲート領域76、78及び96は実質的に、図8に示されるような垂直面を有する。
【0023】
さらに、ポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164を、対応するプローブ・パッド102、106、108、112、114、118、120及び124の下に置くことにより、ポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164は、半導体デバイス10の動作に悪影響を及ぼさない。例えば、半導体デバイス10がRFスイッチとして作動させられる場合、ポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164のこの配置は、ポリシリコン・パッド142、144、146、148、150、152、154、156、158、160、162及び164のポリシリコンとトランジスタ12、14及び16のポリシリコンとの間に、実質的にほとんどRF結合を生じさせない。
【0024】
本発明の属する技術分野において活動する者には、本発明の修正が想起され得る。従って、本発明の説明は単に実例とみなされるべきであり、本技術分野における技能を有する者に対し本発明を実行する最良の形態を教示することを目的とする。発明の趣旨を逸脱することなく細部の実質的な変更がなされ得、添付の特許請求の範囲内の全ての修正の排他的な利用が留保される。
【0025】
排他的な所有又は権利が請求される本発明の具体的表現は、特許請求の範囲のように定義される。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の一つの実施の形態に従うチップの半導体デバイスを示す。
【図2】図1に示される半導体デバイスの第一のトランジスタを、さらに詳細に示す。
【図3】図1に示される半導体デバイスの第二のトランジスタを、さらに詳細に示す。
【図4】図1に示される半導体デバイスの第三のトランジスタを、さらに詳細に示す。
【図5】図1に示された半導体デバイスを有するチップのためのパッドのレイアウトを示す。
【図6】図1に示された半導体デバイスを有するチップのためのポリシリコンのレイアウトを示す。
【図7】チップ上にポリシリコン・パッドが設けられない場合のエッチング後のゲートを示す。
【図8】チップ上にポリシリコン・パッドが設けられる場合のエッチング後のゲートを示す。
Claims (37)
- チップ上の半導体デバイスの回路素子を形成するポリシリコンであって、前記回路素子のうちの少なくともいくつかがポリシリコン・ゲートを含む第一のポリシリコンと、
前記チップ上の前記半導体デバイスのポリシリコン・パッドを形成する第二のポリシリコンと、
前記ポリシリコン・パッドを覆う金属パッドと、
を備える半導体デバイス。 - 請求項1記載の半導体デバイスであって、前記第一及び第二のポリシリコンが、前記第一のポリシリコンと前記第二のポリシリコンとの間の結合が実質的にほとんど存在しないように前記チップ上に形成される半導体デバイス。
- 請求項1記載の半導体デバイスであって、個々の前記ポリシリコン・ゲートが約0.35μの長さである半導体デバイス。
- 請求項1記載の半導体デバイスであって、前記ポリシリコン・ゲートが少なくとも第一及び第二のグループに分けられ、前記第一のグループの前記ポリシリコン・ゲートが相互に結合され、前記第二のグループの前記ポリシリコン・ゲートが相互に結合され、個々の前記ポリシリコン・ゲートが約0.35μの長さである半導体デバイス。
- 請求項1記載の半導体デバイスであって、前記ポリシリコン・パッドを覆う前記金属パッドのうちの少なくとも3個がプローブ・パッドであり、第一の前記プローブ・パッドが前記半導体デバイスの入力を含み、第二の前記プローブ・パッドが前記半導体デバイスの出力を含み、第三の前記プローブ・パッドが前記半導体デバイスの制御を含む半導体デバイス。
- 請求項5記載の半導体デバイスであって、少なくとも6個の金属パッドのそれぞれが、対応するポリシリコン・パッドを覆う半導体デバイス。
- 請求項6記載の半導体デバイスであって、少なくとも10個の金属パッドのそれぞれが、対応するポリシリコン・パッドを覆う半導体デバイス。
- 請求項6記載の半導体デバイスであって、前記チップが面積を有し、前記第一及び第二のポリシリコンが前記チップの前記面積の13〜16%を含む半導体デバイス。
- 請求項8記載の半導体デバイスであって、前記第一のポリシリコンが、前記チップの前記面積の1%又はそれ以下を含む半導体デバイス。
- 請求項6記載の半導体デバイスであって、前記チップが面積を有し、前記第一及び第二のポリシリコンが前記チップの前記面積の実質的に14%を含む半導体デバイス。
- 請求項10記載の半導体デバイスであって、前記第一のポリシリコンが、前記チップの前記面積の1%又はそれ以下を含む半導体デバイス。
- 請求項1記載の半導体デバイスであって、前記ポリシリコン・ゲートのうちの少なくとも一部がトランジスタのゲートを形成し、前記トランジスタが交互のソース領域及びドレイン領域を含み、前記トランジスタの個々のポリシリコン・ゲートが一対の隣接するソース領域及びドレイン領域の間にある半導体デバイス。
- 請求項12記載の半導体デバイスであって、更に、少なくとも一つのポリシリコン抵抗を含む半導体デバイス。
- ゲート領域と、交互のソース領域及びドレイン領域とを含む第一のトランジスタであって、前記第一のトランジスタの個々のゲート領域が一対の隣接するソース領域及びドレイン領域の間にあり、前記第一のトランジスタの個々のゲート領域がポリシリコンを含む第一のトランジスタと、
ゲート領域と、交互のソース領域及びドレイン領域とを含む第二のトランジスタであって、前記第二のトランジスタの個々のゲート領域が一対の隣接するソース領域及びドレイン領域の間にあり、前記第二のトランジスタの個々のゲート領域がポリシリコンを含む第二のトランジスタと、
ゲート領域と、交互のソース領域及びドレイン領域とを含む第三のトランジスタであって、前記第三のトランジスタの個々のゲート領域が一対の隣接するソース領域及びドレイン領域の間にあり、前記第三のトランジスタの個々のゲート領域がポリシリコンを含む第三のトランジスタと、
複数のポリシリコン抵抗と、
複数のポリシリコン・パッドと、
前記ポリシリコン・パッドを覆うコンタクトと、
を含む半導体デバイス・チップ。 - 請求項14記載の半導体デバイス・チップであって、前記第一、第二及び第三のトランジスタの前記ゲート領域、前記ポリシリコン抵抗、並びに前記ポリシリコン・パッドが、前記第一、第二及び第三のトランジスタ及び前記抵抗の前記ポリシリコンと、前記ポリシリコン・パッドの前記ポリシリコンとの間のRF結合が実質的にほとんど無いように配置される半導体デバイス・チップ。
- 請求項14記載の半導体デバイス・チップであって、前記ゲート領域、ポリシリコン抵抗及びポリシリコン・パッドのポリシリコンの量が、前記ゲート領域が実質的に垂直な壁を持つようにポリシリコン・エッチングを行うことを可能とする半導体デバイス・チップ。
- 請求項14記載の半導体デバイス・チップであって、個々の前記第一、第二及び第三のトランジスタの個々の前記ゲート領域が、約0.35μの長さである半導体デバイス・チップ。
- 請求項14記載の半導体デバイス・チップであって、前記複数のポリシリコン・パッドが、対応する数の前記コンタクトで覆われる少なくとも3個のポリシリコン・パッドを含み、第一の前記コンタクトが前記半導体デバイス・チップの入力を含み、第二の前記コンタクトが前記半導体デバイス・チップの出力を含み、第三の前記コンタクトが前記半導体デバイス・チップの制御端子を含む半導体デバイス・チップ。
- 請求項18記載の半導体デバイス・チップであって、前記複数のポリシリコン・パッドが少なくとも6個のポリシリコン・パッドを含む半導体デバイス・チップ。
- 請求項18記載の半導体デバイス・チップであって、前記複数のポリシリコン・パッドが少なくとも10個のポリシリコン・パッドを含む半導体デバイス・チップ。
- 請求項14記載の半導体デバイス・チップであって、該チップが面積を有し、前記ゲート領域、前記抵抗及び前記ポリシリコン・パッドの前記ポリシリコンが、前記半導体デバイス・チップの前記面積の13〜16%を含む半導体デバイス・チップ。
- 請求項21記載の半導体デバイス・チップであって、前記ゲート領域の前記ポリシリコンが、前記半導体デバイス・チップの前記面積の1%より小さい半導体デバイス・チップ。
- 請求項14記載の半導体デバイス・チップであって、該チップが面積を有し、前記ゲート領域、前記抵抗及び前記ポリシリコン・パッドの前記ポリシリコンが、前記半導体デバイス・チップの前記面積の実質的に14%を含む半導体デバイス・チップ。
- 請求項23記載の半導体デバイス・チップであって、前記ゲート領域の前記ポリシリコンが、前記半導体デバイス・チップの前記面積の1%より小さい半導体デバイス・チップ。
- RFスイッチを作る方法であって、
チップ上に複数のポリシリコン・ゲートを形成する工程と、
前記チップ上に、複数のポリシリコン・パッドを、前記ポリシリコン・パッドと前記ポリシリコン・ゲートとの間のRF結合が実質的にほとんどないように形成する工程と、
を含む方法。 - 請求項25記載の方法であって、前記複数のポリシリコン・ゲートの前記形成が、それぞれが約0.35μの長さである複数のポリシリコン・ゲートを形成する工程を含む方法。
- 請求項25記載の方法であって、前記複数のポリシリコン・ゲートの前記形成が、ポリシリコン片により互いに結合された複数のポリシリコン・ゲートを形成する工程を含み、個々の前記ポリシリコン・ゲートが約0.35ミクロンの長さである方法。
- 請求項25記載の方法であって、前記複数のポリシリコン・パッドの前記形成が、少なくとも3個のポリシリコン・パッドを形成する工程を含み、個々の前記ポリシリコン・パッドが金属パッドにより覆われ、第一の前記金属パッドが前記RFスイッチのRF入力を含み、第二の前記金属パッドが前記RFスイッチのRF出力を含み、第三の前記金属パッドが前記RFスイッチの制御端子を含む方法。
- 請求項28記載の方法であって、前記ポリシリコン・パッドの前記形成が、それぞれが金属パッドにより覆われた少なくとも6個のポリシリコン・パッドを形成する工程を含む方法。
- 請求項28記載の方法であって、前記ポリシリコン・パッドの前記形成が、それぞれが金属パッドにより覆われた少なくとも10個のポリシリコン・パッドを形成する工程を含む方法。
- 請求項25記載の方法であって、前記チップが面積を有し、前記パッド及びゲートの前記ポリシリコンが、前記チップの前記面積の13〜16%を含む方法。
- 請求項31記載の方法であって、前記ゲートの前記ポリシリコンが、前記チップの前記面積の1%より小さい方法。
- 請求項25記載の方法であって、前記チップが面積を有し、前記パッド及びゲートの前記ポリシリコンが、前記チップの前記面積の実質的に14%を含む方法。
- 請求項33記載の方法であって、前記ゲートの前記ポリシリコンが、前記チップの前記面積の1%より小さい方法。
- 請求項25記載の方法であって、チップ上における複数のポリシリコン・ゲートの前記形成が、前記チップ上に少なくとも一つのトランジスタを形成する工程を含み、前記トランジスタが更に交互のソース領域及びドレイン領域を含み、個々のポリシリコン・ゲートが一対の隣接するソース領域及びドレイン領域の間にある方法。
- 請求項35記載の方法であって、更に、前記チップ上に少なくとも一つのポリシリコン抵抗を形成する工程を含む方法。
- 請求項25記載の方法であって、前記ポリシリコン・ゲート及び前記ポリシリコン・パッドのポリシリコンの前記量が、前記ポリシリコン・ゲートが実質的に垂直な壁を持つようにポリシリコン・エッチングを行うことを可能にする方法。
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