JP2004522874A5 - - Google Patents
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Description
本出願は、米国特許商標庁における米国特許仮出願シリアルナンバー第60/288,486号(2001年5月3日出願)の優先権を主張し、本出願は参考のため、本明細書中にその全体が援用される。
(発明の背景)
本発明は、概して、タフティングマシンに関する。より具体的には、本発明は、複数のニードルの先端部に対してオフセットされた少なくとも1つのタフティングニードル先端部、またはタフティングマシンニードルバーに沿って伸びる共通の長軸方向軸に沿って配置される、一連のタフティングニードルの隣接し合うタフティングニードル、あるいは、ニードルバーに取りつけるように調整されたゲージブロックを特徴とする。
本発明は、概して、タフティングマシンに関する。より具体的には、本発明は、複数のニードルの先端部に対してオフセットされた少なくとも1つのタフティングニードル先端部、またはタフティングマシンニードルバーに沿って伸びる共通の長軸方向軸に沿って配置される、一連のタフティングニードルの隣接し合うタフティングニードル、あるいは、ニードルバーに取りつけるように調整されたゲージブロックを特徴とする。
(発明の分野)
タフティングマシンは、公知のように、個々の糸を主な裏打ち材料(backing material)すなわち基布にタフトすることによって、例えば、カーペット等のタフトされた製品の繊維表面を生成する。タフティングマシンは、少なくとも1つの、一連の間隔を空けたタフティングニードルが配置された少なくとも1つの細長いニードルバーを支持するフレームを有する。裏打ち材料の連続ウェブは、タフティングプロセスの間、タフティングマシンを通じて、縦糸、すなわち長軸方向すなわち長さ方向で連続的に供給される。タフティングニードルの各々には、裏打ち材料にタフティングされるために適切な糸が通され、裏打ち材料の「布表(face)」にタフトを形成する機械操作の間、裏打ち材料が移動されるか、またはニードルバーを超えて搬送されるとき、複数のニードルは、ニードルバーの往復運動によって裏打ち材料を共に通過する。それが所望される場合、および公知のように、タフティングマシンには、2つの、間隔を空け、かつ平行のニードルバーが提供され得、これらの各々には、別個の一連の間隔を空けたタフティングニードルが提供される。
タフティングマシンは、公知のように、個々の糸を主な裏打ち材料(backing material)すなわち基布にタフトすることによって、例えば、カーペット等のタフトされた製品の繊維表面を生成する。タフティングマシンは、少なくとも1つの、一連の間隔を空けたタフティングニードルが配置された少なくとも1つの細長いニードルバーを支持するフレームを有する。裏打ち材料の連続ウェブは、タフティングプロセスの間、タフティングマシンを通じて、縦糸、すなわち長軸方向すなわち長さ方向で連続的に供給される。タフティングニードルの各々には、裏打ち材料にタフティングされるために適切な糸が通され、裏打ち材料の「布表(face)」にタフトを形成する機械操作の間、裏打ち材料が移動されるか、またはニードルバーを超えて搬送されるとき、複数のニードルは、ニードルバーの往復運動によって裏打ち材料を共に通過する。それが所望される場合、および公知のように、タフティングマシンには、2つの、間隔を空け、かつ平行のニードルバーが提供され得、これらの各々には、別個の一連の間隔を空けたタフティングニードルが提供される。
ニードルバーは、適切な駆動配列によって駆動され、連続的タフティング動作の間、裏打ち材料がニードルバーの下を通過するとき、このニードルバーは、裏打ち材料に対して垂直に往復運動する。ルーパーおよび/またはナイフが、適宜、それぞれのニードルを有するレジストリにおける裏打ち材料の表側に配置され得、従って、一旦タフティングニードルがニードルバーによって裏打ち材料から引き抜かれると、タフトされた糸のループおよびカットパイルが形成されて裏打ち材料に残る。
1つの公知のタイプのタフティングマシンは、「インライン(in−line)」タイプのタフティングマシンと呼ばれ、このマシンの場合、ニードルバーに配置されるそれぞれのタフティングニードルは、共通の長軸方向軸に沿って互いに対して整列される。しかしながら、このタイプのタフティングマシンの使用における問題は、タフティングニードルによって形成されたインライン、すなわち、間隔を空け、かつ平行のタフトの列と関連するパターンおよびテクスチャの問題が、タフトされた製品の表面においてかなり明らかになることである。この問題に取り組む試みにおいて、別の場合には、タフトされた製品に見出されたであろうタフトされたパターンまたはテクスチャを覆い隠す試みにおいて、タフティングマシンの横糸方向に、すなわち、裏打ち材料の長さに対して側方にシフトするニードルバーが用いられる。しかしながら、完成した製品にて明確なタフトされた列(tufted row)があるという問題がなくならず、それらの列は、タフティングマシンのニードルバーが単一列のインラインニードルしか有しない場合、ニードルバーが裏打ち材料のウェブに対して側方にシフトする場合でさえ、タフテッド製品において再び、特に見えるようになる。従って、この問題が原因で、インラインタフティングマシンのニードルバーは、ほとんどシフトされないか、または、高度な、そしてそれ故よりコスト高のテクスチャド加工が行われる場合(highly textured)にのみシフトされ、タフトされた製品の表面におけるシフトマークを隠すために糸が用いられる。
2つの別個の、および「千鳥状の(staggered)」ニードルバーを用いることがタフティング技術における当業者にさらに公知であり、ここで、別個の列のインラインタフティングニードルがそれぞれ別個の長軸方向軸に沿う各ニードルバー上に配置される。この配列において、タフティングニードルの2つのそれぞれの列の長軸方向軸は、互いに平行であり、かつ、少なくとも4分の1インチ(0.635cm)の距離の間隔で離される。さらに、2つの別個の一連のタフティングニードルのタフティングニードルは、タフティングマシンのゲージにおける位置が交互であるので、裏打ち材料の縦糸方向すなわち長さ方向に互いに整列されない。例えば、1/10ゲージタフティングマシン、すなわち、ニードルバー(単数または複数)の長さ方向のインチごとに10個のタフティングニードルがあるタフティングマシンについては、1/5ゲージニードルの2つの列があり、これらは、共に1/10ゲージタフティングマシンを構成する。この形態は、タフティングマシン上でインライン列のタフティングニードルを使用した結果として生じるシフトマークのいくつかを取り除く(break up)が、これは、次に、対応するルーパーもまた、2つの千鳥状の1/5ゲージのインライン列に形成されることを必要する。
従って、この公知のタイプのタフティングマシンのシフト能力(shifting capability)は、1/5インチに制限される。しかしながら、特定のスティッチ率で、2つの別個の列のタフティングニードルが互いに整列し、そして、タフトされた製品の表面においてパターンおよびタクスチャが見えるようになるという、単一列のタフティングニードルが用いられた場合と同じ現象が生じる。インライン列のタフティングニードルの使用に関する別の公知の問題は、タフティングスティッチ率が低下すると、インラインタフテッド列がより見えるようになり、従って、この理由で、視覚的に不快になり得るということである。
必要とされるのは、シングルニードルバータフティングマシン、またはデュアルニードルバータフティングマシンを用いる改善されたタフティングニードルアセンブリ、あるいは形態であり、ここで、ニードルバーは、側方方向で固定されるか、またはシフトが可能であり得、これは、製造された製品(単数または複数)のタフトされた表面において上述のパターン、シフトマーク、および/またはテクスチャの問題が生じる可能性を最小限にする。
(発明の要旨)
本発明は、タフティングマシンと共に用いるタフティングニードルアセンブリまたは形態を提供することによって、公知の設計上の欠陥のいくつかを克服する。本明細書中に記載されるように、本発明のタフティングニードルアセンブリは、より不規則(random)なタフトされた表面を得、かつ、そのように製造されたタフトされた製品の表面におけるシフトマークを最小にする、より良好なタフトされた表面テクスチャを達成するためにタフとされた裏打ち材料に千鳥状のタフトの移植(staggered tuft implantation)を提供する。
本発明は、タフティングマシンと共に用いるタフティングニードルアセンブリまたは形態を提供することによって、公知の設計上の欠陥のいくつかを克服する。本明細書中に記載されるように、本発明のタフティングニードルアセンブリは、より不規則(random)なタフトされた表面を得、かつ、そのように製造されたタフトされた製品の表面におけるシフトマークを最小にする、より良好なタフトされた表面テクスチャを達成するためにタフとされた裏打ち材料に千鳥状のタフトの移植(staggered tuft implantation)を提供する。
これは、フレーム、このフレーム上で支持されるベッドレール、このベッドレール上を通過する裏打ち材料の連続ウェブ、および、裏打ち材料のウェブを、タフティングマシンを通して移動させるための、少なくとも1つの駆動ロールを有する従来のタフティングマシンを用いて使用するための、開示された、および本発明のタフティングニードルアセンブリを提供することによって達成される。少なくとも1つの細長いニードルバーは、裏打ち材料に対して、マシンフレーム上で位置調整され、かつ、ニードルバーを裏打ち材料に向かって、および裏打ち材料から離れて往復運動させるための駆動システムが提供される。
第1の実施形態において、タフティングニードルアセンブリは、少なくとも1つのニードルバー上に取り付けられるように調整された第1のゲージブロック、および、このゲージブロック上に配置され、かつこのゲージブロックの長さ方向に伸びる第1の長軸方向軸に沿って互いから間隔を空けた第1の一連のゲージエレメントを含む。この第1の一連のゲジエレメント内の少なくとも1つのゲージエレメントは、第1の長軸方向軸に対して、および、その第1の一連のゲージエレメント内の隣接するゲージエレメントからオフセットされる。それが所望される場合、各ゲージエレメントは、第1の長軸方向軸に対して、および、隣接するゲージエレメントからオフセットされ得、かつ、隣接するゲージエレメントは、軸の反対側で互いに対してオフセットされ得る。
少なくとも1つのゲージエレメントは、0.005〜0.100インチ(0.127〜0.254ミリメートル)の範囲で第1の長軸方向軸からオフセットされ、かつ、0.005〜0.100インチ(0.127〜0.254ミリメートル)の範囲で隣接するゲージエレメントからオフセットされ得る。第1の一連のゲージエレメントのゲージエレメントは、各々、ゲージブロックに取り付けられた近位端部、およびニードルの先端部を規定する、間隔を空けた遠位端部を備える細長いニードル軸部を有するタフティングニードルを含み得る。
従って、少なくとも1つのタフティングニードルの軸部は、第1の長軸方向軸および上記第1の一連のケージエレメント内のタフティングニードルの隣接するニードルの軸部に対してオフセットされ得るか、あるいは、少なくとも1つのタフティングニードルのニードル先端部が、第1の長軸方向軸、および、上記第1の一連のタフティングニードルの隣接するニードルのニードル先端部に対してオフセットされ得る。長軸方向軸からオフセットした少なくとも1つのニードル先端部については、そのニードル先端部は、第1の一連のタフティングニードル内の隣接したタフティングニードルのニードル先端部に対して偏心して(eccentrically)形成され得る。
第2の実施形態において、タフティングニードルアセンブリは、第1のゲージブロック上に配置された第2の一連のゲージエレメント(タフティングニードル)を含む。第2の一連のゲージエレメントは、ゲージブロックの長さ方向に伸びる第2の長軸方向軸に沿って互いに間隔を空け、第2の長軸方向軸は、第1の長軸方向軸から、好適には0.20〜0.25インチ(0.508〜0.635センチメートル)の範囲の間隔を空け、かつこれと平行である。
第1の局面において、第2の一連のゲージエレメントは、互いに位置合わせされ、かつ、第2の長軸方向軸に沿って直線状に伸びる。第2の局面において、第2の一連のゲージエレメントの少なくとも1つのゲージエレメントは、第2の長軸方向軸に対してオフセットされ、かつ、第2の一連のゲージエレメントの隣接するゲージエレメントからオフセットされる。第2の一連のゲージエレメントにおける少なくとも1つのタフティングニードルの軸部は、第2の長軸方向軸、および、第2の一連のゲージエレメント内の隣接するタフティングニードルに対してオフセットされ得、あるいは、第2の一連のゲージエレメントにおけるタフティングニードルの少なくとも1つのニードル先端部は、第2の長軸方向軸、および、第2の一連のゲージエレメント内の隣接するタフティングニードルのニードル先端部に対してオフセットされ得る。
さらに別の実施形態において、本発明は、第1のゲージブロックおよびその上に第1の一連のタフティングニードルを有し、および第2の一連のゲージエレメントが上に配置された第2の細長いゲージブロック、第2のゲージブロックの長さ方向に伸びる第2の長軸方向軸に沿って互いから間隔を空けた第2の一連のゲージエレメント内のゲージエレメントを含む。第2の長軸方向軸は、第1のゲージブロックの第1の長軸方向軸から、およびこれと平行して間隔を置く。さらなる局面において、第2の一連のゲージエレメントの少なくとも1つのゲージエレメントは、第2の長軸方向軸に対して、および、第2の一連のゲージエレメント内の隣接するゲージエレメントからオフセットされるか、あるいは、第2の一連のゲージエレメント内のゲージエレメントは、第2の長軸方向軸に沿って、直線状に互いに位置合わせされ得る。
従って、上述の一連のタフティングニードルの第1の軸および第2の軸のそれぞれは、所望ならば、1つのまたは別個のゲージブロック上に形成されるか、または、1つのまたは別個のニードルバー上に形成され得る。さらに、ニードルバーまたはバーは、公知のように、側方にシフトするように構成され得る。
従って、本発明の少なくとも第1の実施形態において、連続する別のニードル先端部に対して千鳥状であるニードル先端部の各列を有することは、これまで可能であったタフティングマシンよりも広い範囲の布地構造を可能にする。さらに、本明細書中に記載されたように構成されたばあい、2つのニードルバー、特に、その上のタフティングニードルが互いにインラインで落ちる危険がはるかに小さくなる(これが起こると、主な裏打ちのタフトされた繊維表面において不快な直線状の横方向の視覚的効果を引き起こすかもしれない)。本発明のさらに別の利点は、等しく容認可能な視覚的外観を有する、従来のカーペットよりも重量が軽い、商品として許容可能なカーペットを製造することである。
従って、本発明の目的は、公知のタイプのタフティングマシンを用いて使用するために改善されたタフティングニードルアセンブリを提供することである。
(詳細な説明)
ここで図を詳細に参照すると、同様な参照符号は、いくつかの図にわたって同様な部分を示し、タフティングプロセスにおいて一般的に使用された3つの異なるタイプのニードルバー設計が図1〜3に概略的に示される。最も簡単な設計は、図1に概略的に示されたインラインニードルバー5であり、各タフティングニードル6の各々は、長軸方向に移動している裏打ち(backing)材料(図示せず)(すなわち縦糸)に対し、タフティングマシンの側方方向または横糸方向に延びる、共通の長軸方向軸7に沿って配置される。これらのタフティングニードルは、この形態が1/10ゲージニードルバーの例として公知のように、一般的に互いに1/10インチ(0.254センチメートル)だけ離れている。このタイプのインラインニードルバーは、米国特許第3,109,395号および米国特許第4,217,837号の各々に開示されており、これらの特許の各々を本明細書中で参考として援用する。
ここで図を詳細に参照すると、同様な参照符号は、いくつかの図にわたって同様な部分を示し、タフティングプロセスにおいて一般的に使用された3つの異なるタイプのニードルバー設計が図1〜3に概略的に示される。最も簡単な設計は、図1に概略的に示されたインラインニードルバー5であり、各タフティングニードル6の各々は、長軸方向に移動している裏打ち(backing)材料(図示せず)(すなわち縦糸)に対し、タフティングマシンの側方方向または横糸方向に延びる、共通の長軸方向軸7に沿って配置される。これらのタフティングニードルは、この形態が1/10ゲージニードルバーの例として公知のように、一般的に互いに1/10インチ(0.254センチメートル)だけ離れている。このタイプのインラインニードルバーは、米国特許第3,109,395号および米国特許第4,217,837号の各々に開示されており、これらの特許の各々を本明細書中で参考として援用する。
ニードルバーの第2の公知のタイプは、図2に示されたような「千鳥状の」ニードルバーである。ここで、第1の列または第1の長軸方向軸12に沿って伸びている間隔が開けられた一連のタフティングニードル11、および第2の列または第2の長軸方向軸15に沿って伸びている間隔が開けられた一連のタフティングニードル14を有するニードルバー10が提供される。示されたように、個々のタフティングニードルの各々は、第1の長軸方向軸12、または間隔が開けられ、かつ平行な第2の長軸方向軸15のいずれかに沿って隣接するニードルから長軸(すなわち縦糸)方向に千鳥状にされる。このように構成されたため、千鳥状のニードルバーは、ニードルの2つの平行な列を形成し、一つおきのタフティングニードルは、異なる列にある。
図2に示された千鳥状の構成では、典型的には2つの列のタフティングニードル間の最小の1/4インチ(0.635センチメートル)の距離すなわち「千鳥状」が存在する。さらに、2つの別個のニードルの列の各々にあるタフティングニードルが側方に互いから横糸方向に1/5インチ(0.508センチメートル)の距離の間隔が開けられ、これにより、1/10インチ(0.254センチメートル)のゲージを有するニードルバーとなる(すなわち10ゲージタフティングマシン)。千鳥状のニードルバー構成のこのタイプの例は、米国特許第3,443,534号、4,067,270号、4,158,339号、4,448,137号、4,053,787号、および4,519,326号それぞれに開示され、これらの特許の各々を本明細書中で参考として援用する。
タフティングマシンニードルバー設計の第3の公知のタイプが図3に示され、グラフィックニードルバー、二重ニードルバー、またはデュアルニードルバー設計として当業者に公知である。このニードルバー設計は、インライン(図1)または千鳥状の(図2)ニードルバー設計のいずれかを形成する単一のニードルバーではなく、2つの間隔が開けられかつ平行なニードルバーを有する。この第3の設計の2つの別個のニードルバー(第1のニードルバー20および第2のニードルバー24)は、タフティングニードル21、25の2つの別個の一連のものまたは列がそれぞれ提供され、ここでのみ、2つのニードルバーの各々の上にタフティングニードルの1つの列のみが存在する点で、共に図2の千鳥状のニードルバーと同様である。タフティングニードル21、25は、典型的には、10ゲージニードルバー/タフティングマシンを再度形成するために、1/5インチ(0.508センチメートル)の距離で側方に互いに間隔が開けられる。示されたように、タフティングニードル21が第1の共通の長軸方向軸22に沿って存在し、タフティングニードル25は、第1の軸から間隔が開けられかつ平行な第2の共通の長軸方向軸26に沿って存在する。2つの軸25、26は、互いに1/4インチ(0.635センチメートル)間隔が開けられている。
2つのニードルバー20、21がその上に支持されるタフティングマシンが、2つのニードルバー間の相対的な(側方)移動が存在しないように動作する場合、図3のニードルバーは、図2の千鳥状のニードルバーとまさに同じように使用される。しかし、2つのニードルバーが裏打ち材料(示されていない)の横糸方向において互いに対して側方に独立してシフトまたは移動される場合、著しくより多くのタフティングパターンが形成され得る。グラフィックニードルバーの設計の例は、米国特許第4,841,886号、5,058,518号、5,193,472号、5,224,434号、5,549,064号、および6,014,937号、および英国特許出願GB2,255,785にそれぞれに開示され、これらの特許の各々を本明細書中で参考として援用する。
ここで、図4〜図8を参照すると、本発明のタフティングニードルアセンブリのいくつかの実施形態が示される。図4をまず参照すると、細長いニードルバーまたはゲージブロック30が図示される。公知のように、ニードルバーまたはゲージブロックは、タフティングニードルがニードルバーに直接取り付けられ得る本発明のタフティングニードルアセンブリと共に使用され得るか、または、ニードルバーに適切に取り付けられる公知の態様で構成されるゲージブロックの一部として形成され得ることが当業者によって理解される。従って、本明細書中で使用されたように、用語「ゲージブロック」および「ニードルバー」は、本発明を説明する目的のために交換可能である。
図4をさらに参照すると、ニードルバー30は、概略的に示されたように、第1の一連のタフティングニードル31とともに提供される。タフティングニードルは、ニードルバー30の長さ方向に延びている長軸方向軸32にそって互いに系列をなして互いから間隔が開けられる。示されたように、個々のタフティングニードル31の各々は、長軸方向軸32に対してオフセットしており、そしてまた、ニードルバー上で系列をなすタフティングニードルの各々隣接する1つに対してオフセットしている。各タフティングニードル31は、好ましくは、0.005インチ〜0.100インチ(0.0197〜2.54ミリメートル)の範囲で、以下により詳細に説明されたように、長軸方向軸から、および、系列をなすタフティングニードルの隣接するタフティングニードルからオフセットしている。
各タフティングニードル31は、長軸方向軸および系列をなすタフティングニードル中の隣接するタフティングニードルの各々に対してオフセットされているとして示されるが、1つのみ、任意の所望の数、または各タフティングニードルが、所望されたようにこの態様でオフセットされ得ることが予見される。例えば、選択されたタフティングニードルのみがオフセットされる場合(図10B)、所定のパターンが、タフティングニードルアセンブリによって作成され得ることにより、タフトされた物品がタフティングマシン(図示されない)上で製造される場合、独特のパターンがタフティングされた物品上の面に現れる。
図4におけるタフティングニードル31および本明細書中の用語「タフティングニードル」を参照する場合、示され説明されたタフティングニードルエレメントが、タフティングニードルのニードル先端部であることが理解される。このニードル先端部は、タフティングニードルの軸部を位置決めすることによって一連のタフティングニードルの長軸方向軸に対してオフセットされ得ることにより、タフティングニードルの長軸方向軸に対するオフセットされるか、または以下により詳細に説明されたように、一連のタフティングニードルにおいてオフセットされたタフティングニードル(単数または複数)を形成する交互のタフティングニードル構成により達成され得る。
従って、図4に示されたように、概略的に示されたタフティングニードル31は、個々のタフティングニードルのニードル先端部を表すが、このニードル先端は、長軸方向軸32および一連のタフティングニードルにおいて互いに対してオフセットされる。ニードルバーまたはゲージブロック30は、公知の態様で構成される。ニードルバーではなくゲージブロックがタフティングニードルアセンブリと共に使用される場合、ゲージブロックは、タフティングマシンのニードルバーに適切に取り付けられ得るように公知の態様で構成される。
本発明の第2の実施形態は、図5に示される。細長いニードルバー40は、ニードルバーの長さ方向の第1の長軸方向軸42に沿って伸びる第1の一連のタフティングニードル41、および第2の長軸方向軸45に沿って形成される第2の一連のタフティングニードル44を有するところが示される。この軸45は、軸42と間隔を置いており、かつ、平行である。示されたように、第2の一連のタフティングニードルのタフティングニードルは、タフティングニードルが沿って伸びる長軸方向軸45と整列される(すなわち、長軸方向軸上に中心がある)。図5に示されるように、オフセットしたタフティングニードル41は、第1のゲージであるのに対して、第2の一連の整列されたタフティングニードル44は、異なるゲージである。例えば、タフティングニードル41は、10分の1(1/10)ゲージの一連のタフティングニードルを備えるのに対して、タフティングニードル44は、5分の1(1/5)ゲージの一連のタフティングニードルとして形成され得る。
さらに、図5で示されるように、ニードルバーまたはゲージブロック40は、第1のニードルバー40として、および、離れた第2のニードルバー48として形成され、それぞれのニードルバーは、他方から独立しており、かつ、公知の様式で互いに対して、側方にシフトされ得る。単一のニードルバー40または一対のニードルバー40、48のどちらが使用されるかに関係なく、長軸方向軸42は、好ましくは、第2の長軸方向軸45から10分の2(0.2)から4分の1(0.25)インチ(0.508〜0.635センチメートル)の範囲で間隔を置くことが予期される。
図4に示される第1の一連のオフセットタフティングニードル31に関して、一連のオフセットタフティングニードル41のそれぞれは、0.005から0.100インチ(0.0127〜0.254センチメートル)の範囲で、タフティングニードル41の隣接するタフティングからと同様に、長軸方向軸42からオフセットされ得ることが予想される。例えば、タフティングニードル41は、長軸方向軸42から0.005〜0.100インチ(0.0127〜0.254センチメートル)の範囲でオフセットされ得、そしてまた、それぞれの一連の各々の隣接したタフティングニードル(ニードル先端部)から0.005から0.100インチ(0.0127〜0.254センチメートル)の範囲でもまたオフセットされ得る可能性があり得る。
本発明のタフティングニードルアセンブリの第3の実施形態は、図6において概略的に表わされ、図6において、細長いニードルバー50は、第1の長軸方向軸52に沿って伸びる第1の一連のオフセットされたタフティングニードル51、および軸52と間隔が置かれ、かつ、軸52に平行である第2の長軸方向軸55と整列され、かつそれに沿って伸びる第2の一連のタフティングニードル54を有するところが表わされる。軸52は、好ましくは、0.20から0.25インチ(0.508〜0.635センチメートル)の範囲で軸55から間隔を置かれているが、この距離は、そのように所望される場合この範囲より大きくまたはより小さくなり得ることが予想される。タフティングニードル51は、長軸方向軸52、および一連のタフティングニードルの隣接したタフティングニードルに対して0.005から0.100インチ(0.01270.254センチメートル)の範囲でオフセットされる。
しかしながら、図6に示されるように、さらに別の異なる構成が提供される。その構成において、一連のオフセットされたタフティングニードル51が、第1のゲージ、および、異なるゲージではなく、オフセットされたタフティングニードルと同じゲージを有するように形成される第2の一連のタフティングニードルである整列されたタフティングニードル54を有して示さる。従って、本発明によって企図されることは、整列され、そしてオフセットされたタフティングニードルの任意の組み合わせ(例えばBerberまたはカットパイルカーペットを形成するためのタフティングマシンのルーパーおよび/またはナイフのゲージに対してと同様に、任意の公知のタイプのタフティングマシンと共に使用するのに適合された任意の所望のゲージの)が、本発明のタフティングニードルアセンブリとともに使用され得ることである。
さらに図6を参照して、開示される本発明は、第1のニードルバー50、および、第2の間隔があけられ、かつ、平行なニードルバー58を含み得ることがまた予想され、その結果、第1の一連のタフティングニードル51がニードルバー58上に提供され、かつ、第2のインラインの一連のタフティングニードル54が第2および別個のニードルバーに提供される。各ニードルバーは、タフティングマシンを通過される裏打ち材料(図示せず)に向かって、かつ、そこから離れて公知の形式で、独立した往復運動が可能であり、互いに対して側方にシフトされもする。
ここで、図7を参照して、本発明のタフティングニードルアセンブリの第4の実施形態が開示される。細長いニードルブロック60は、ニードルバーの長さに伸びている長軸方向軸62に関してオフセットされる第1の一連のタフティングニードル61を有するところが示される。第2の長軸方向軸65に沿って伸びる第2のオフセットされた一連のタフティングニードル64がまた、提供され、このタフティングニードル64は、第2の長軸方向軸に関連してオフセットされる。この第2の長軸方向軸は、第1の軸に平行に伸び、そして好ましくは、0.20から0.25インチ(0.508〜0.635センチメートル)の範囲でそこから間隔をあけられる。オフセットされたタフティングニードルは、それらの個々の長軸方向軸、そして一連のタフティングニードルの隣接するタフティングニードルに対し、0.005から0.100インチ(0.0127〜0.254センチメートル)の範囲でオフセットされる。
また、ニードルバー60は、概略的に図7に示されるように、単一ニードルバーを含み得るか、または、それぞれのニードルバーが他のニードルバーに対して独立してシフトされ得るように、一対のニードルバー60、68を含み得る。しかしながら、本発明のタフティングニードルアセンブリの独自の特徴もまた図7に示される。
ニードルバー60が公知の様式でシフトするように操作され、かつ、一連のルーパー(図示せず)が各タフティングニードルのために提供される場合、開示されるニードルバーはマシンにおけるルーパーの通常のゲージ構成をシフトすることが可能である。例えば、各々の一連のタフティングニードル61、64が、それぞれ、単一のニードルバー60上に配置され、かつ、それぞれが、名目上10分の1(1/10)ゲージタフティングニードルマシンを与えるオフセットされた5分の1(1/5)ゲージの一連のタフティングニードルを含み、かつ、ここで、タフティングマシンが、2つの対応する5分の1(1/5)ゲージの一連のインラインルーパ(図示せず)を一連のタフティングニードルに対して1つ有すると仮定すると、ニードルバーは、1インチ(2.54センチメートル)の10分の1(1/10)または10分の2(2/10)の任意の増加分でシフトされ得る。すなわち、マシンのゲージにおいて、このことは、結果として、個々のタフティングニードル61、64が、タフティングマシンの一部として提供されるルーパーの個々の1つと整列されるようにする。
第1のニードルバー60および別個の第二のニードルバー68が提供される場合、および、各一連のタフティングニードル61,64の1つが、それぞれ、離れたニードルバー60,68に沿って横たわる場合、および、各一連のタフティングニードルが、名目上10分の1(1/10)ゲージタフティングマシンのためにオフセット5分の1(1/5)ゲージの一連のタフティングニードルを再び含む場合、および、タフティングマシンが、2つの対応する10分の1(1/10)ゲージの一連のインラインルーパー(図示せず)を各一連のタフティングニードルに対して1つ有する場合、上記2つのニードルバーは、タフティングマシンのゲージにおいて、1インチの10分の1(1/10)インチの任意の増加分でシフトされ得る。すなわち、タフティングマシンのゲージにおいて、このことは、結果として再び、個々のタフティングニードル61,64が、タフティングマシンの一部として提供されるルーパーの個々の1つと整列されるようにする。したがって、図7の2つのニードルバー構成、および個々の一連のタフティングニードルはまた、通常のタフティングマシンゲージ構成でシフトされることが可能である。
さらに、本発明のタフティングニードルアセンブリの別の実施形態が図8に概略的に示される。示したように、細長いニードルバー70は、ニードルバーの長さに伸びている長軸方向軸72に対してオフセットされる第1の一連のタフティングニードル71を有するところが提供される。第2の一連のタフティングニードル74が提供され、そこにおいて、これらタフティングニードルが、これもまたニードルバーの長さに伸びている第2の長軸方向軸75に対してオフセットされている。上述の本発明の先の実施形態と同様に、長軸方向軸72は、長軸方向軸75から間隔を置かれ、かつそれに平行であり、好ましくは0.20から0.25インチ(0.508〜0.635センチメートル)の範囲にある。さらに、それぞれタフティングニードル71,74の各々の1つは、その個々の長軸方向軸72,75、および一連のタフティングニードルの隣接するタフティングニードルに0.005から0.100インチ(0.0127〜0.254センチメートル)の範囲内でオフセットされる。
さらに、図8を参照して、第1の一連のタフティングニードル71は、例えば、8分の1ゲージのニードルバーまたは一連のタフティングニードルを形成し得、そして第2の一連のタフティングニードル74は、4分の1(1/4)ゲージニードルバーまたは一連のタフティングニードルとして形成され得、個々の一連のタフティングニードルの両方は、単一のニードルバー上に形成されるか、または、上記で説明された様式で、別個の間隔を置き、かつ、平行なニードルバー70、78上に形成される。さらに、第2の一連のタフティングニードル74が長軸方向軸75に対してオフセットされて示されるが、例えば、示されるように、これらタフティングニードルは、図5および図6のそれぞれにおいて、第2の一連のタフティングニードルのための長軸方向軸と整列され得る。
従来のタフティングニードル90は、図9Aに示される。公知のように、このタフティングニードルは、軸中心線92に沿って、および軸中心線の周りに形成される細長い軸部91を備える。このタフティングニードルは、公知の形式で、ニードルバーまたはゲージブロックに包埋されるか、またはそうでなければそれに固定されるように適合される近位端部、および、間隔を置いた遠位端95を有する。平面状のブレード(blade)は、その近位端部および遠位端部の中間の軸部の長さに沿って規定され、公知の形式で、ピックアップ領域を定義する標的領域を形成し、その結果、適切なルーパー(図示せず)のくちばし(bill)は、タフティングニードルを通って貫かれた糸(図示せず)を受けるために、公知の形式で、標的領域の上を、かつ、ピックアップ領域に沿ってスライド可能に通過し得る。さらに、図10Aを参照して、ニードル先端部98が、タフティングニードルの遠位端部分で規定され、そこには、糸穴99が、そこを通るタフティング糸(図示せず)を受けるために規定される。
本発明との使用のための偏心したタフティングニードル、すなわち、偏心したニードル先端部を有するタフティングニードルが図10Bに示される。偏心したタフティングニードル100には、中心軸102に沿って、かつその周りに形成される細長いニードルの軸部101が提供される。このニードルの軸部は、公知のように、適切なニードルバーまたはゲージブロック内に固定され、または包埋されるために適合された近位端部104、および間隔を置かれた遠位端部105を含む。タフティングニードル100はまた、ニードル上を辿るタフティング糸を係合するとき、その上でルーパー(図示せず)のくちばしのスライド可能な係合を可能にするために、タフティングニードル90について示されたように、標的領域およびピックアップ領域をそれぞれ規定するブレード106を含む。
しかしながら、図10Aに示されるように、従来のタフティングニードル90とは異なり、上記偏心したタフティングニードル100は、その遠位端部に規定される偏心したニードル先端部108を有する。この偏心したニードル先端部は、上記タフティングニードルの軸中心線102から間隔を置かれ、かつそれに平行であるオフセット軸110に沿って伸びる糸穴109を含む。軸中心線102と糸穴109のオフセット軸110との間の距離は、偏心の程度またはニードル先端部のオフセットを規定する。偏心の程度、すなわち、オフセット軸110は、偏心したタフティングニードル100の軸中心線102に対して、好ましくは、0.005から0.100インチ(0.0127〜0.254センチメートル)の範囲内であるか、または所望されるような任意の他のオフセットを含み得る。
ここで、図10A〜C、特に10Aを参照して、一連の従来のタフティングニードル90が説明される。これらの図において、タフティングニードルの各々、そして特に、タフティングニードルの軸中心線92(図9A)は、適切なニードルバーまたはゲージブロック内に包埋され、共通の長軸方向軸112に沿って直列に伸びる。これにより、この軸は、個々のタフティングニードルの各々の軸中心線を通過する。これは、公知のタイプのタフティングニードル構成である。しかし、この従来のタフティングニードルを用い、かつ、それら(タフティングニードルの軸中心線)を共通の長軸方向軸から、および、互いから物理的にオフセットすることによって、図10BおよびCのオフセットされたタフティングニードルの配列とすることもまた可能であり得る。
しかし、従来のタフティングニードル90のオフセットしたものを用いることではなく、今まで知られていなかった方法で、偏心したタフティングニードル100(図9B)が単独で(図10C)、または、従来のタフティングニードルと共に(図10B)用いられて、上記の本発明のいくつかの実施形態について説明されたようなオフセットされたタフティングニードルアセンブリとしてもよい。
最初に図10Bを参照して、ここでは、一連のオフセットされたタフティングニードルは、従来の交互するタフティングニードル90、および、図9Bの交互する偏心タフティングニードル100を備える。従来のタフティングニードル90の個々の軸中心線92(図9A)は、共通の長軸方向軸112と物理的に整列される。図9Bでは、個々の軸部(軸中心線102)もまた、一連のタフティングニードルの共通の長軸方向軸112と整列される。しかし、偏心タフティングニードルの個々のニードル先端部108の偏心性質に起因して、ニードル先端部の糸穴109は、一連のタフティングニードルの共通の長軸方向軸に対してオフセットされる。これは、図10Bに示されるように、偏心タフティングニードル180の他の全て、または、任意の所望の組み合わせを互いに対して180度回転させることによって達成され得る。これにより、そのように形成された2つのオフセット軸114および116の1つに沿って、糸穴、そして特にその個々の軸110が横たわる。
図10Cは、さらなる別の可能な一連のオフセットされたタフティングニードルを示す。この図では、1つの一連の偏心タフティングニードル100のみが使用される。タフティングニードルの個々の軸中心線102(図9B)は、共通の長軸方向軸112と整列され、そして個々のニードル先端部のオフセット/偏心度が、2つのオフセット軸114、116のいずれかに沿ってそれぞれ横たわるように、タフティングニードル100の他の全てのニードルは、互いに対して180度回転される。しかし、上記で示唆されたように、タフティングニードルの他の全てのニードルが2つのオフセット軸114、116のいずれか1つと整列されるように、従来のタフティングニードル90を用いることによって、図10Cで示されたオフセットニードル構成がまた、構築され得ることも可能である。
本発明の別の独自の特徴は、図10B〜Cに示されたオフセットニードル構成のどちらが用いられるかにかかわらず、個々のタフティングニードルのブレードが互いに対して整列されることである。例えば、全ての他のタフティングニードルが従来のタフティングニードルまたは偏心タフティングニードルを備える図10B、および、全てのニードルが偏心タフティングニードルである図10Cを参照して、図9Cの正面図でタフティングニードルを見ると、ニードル先端部98、108が互いに対してオフセットし得るけれども、タフティングニードル、そして特に、その軸中心線92、102が互いと整列されることが観察される。従って、用いられる個々のタフティングニードルのニードル先端部における偏心度またはオフセットの度合いにかかわらず、タフティングニードルの軸中心線が共通の長軸方向軸に沿って伸びるとき、ニードルのブレード96、106は、共通の長軸方向軸112と整列され、これにより、ルーパーは、タフティングニードルのいずれか一つまたは両方と共に用いられ得る。
図10A〜Cに示されたタフティングニードルアセンブリの実施形態は、従来のタフティングニードルおよび偏心タフティングニードルに制限されず、タフティングニードルのそれらの個々のニードルの軸部が共通の長軸方向軸に沿って直線状に整列されるとき、それらの個々のニードル先端部をオフセットするような様式である任意のタフティングニードルに関する。このように、同じタイプのニードルが用いられ、そしてそれらの軸部が直線状に整列されるが、ニードルは、先端部が互いに対してオフセットするように配向される。
当業者は、用語「ニードル先端部」がタフティングプロセスの間に裏打ち材料を突き抜けるタフティングニードルの一部分を説明するために本明細書中で用いられていることを認識する。その目的にために、用語「ニードル先端部」はまた、糸が裏打ち材料中にタフテトされ、そして本発明の範囲内において、このように生産されたタフトされた物品の横糸(側方)方向で見るとき、これらの糸が互いからオフセットされているという場所をも参照する。従って、選択されたタフティングニードル先端部が互いに対してオフセットしているとき、タフトされた物品の横糸方向から見ると、これらのタフティングニードルを通された糸が直線ではない配列で裏打ち材料中にタフトされている。
当業者がまた認識するように、本発明は、それ故、ニードルの軸部がゲージブロックまたはニードルバー上にある一連のタフティングニードルの長軸方向軸と整列されるか、または、その軸からオフセットされている本発明のタフティングニードルアセンブリの2つの開示された局面の組み合わせを含み得る、そして、図示されたタフティングニードルを超える、異なるタイプのタフティングニードルを含み得る。例えば、従来のタフティングニードルのみが個々の一連のタフティングニードルで用いられる場合に存在するであろうニードル先端部間の間隔からその間隔を変化させるために、いくつかの偏心点タフティングニードルが、オフセットシャンクを有するタフティングニードルと組み合わせて用いられ得る。
本発明の実施形態にかかわらず、好ましくは、ニードルバー上の全てのその他のタフティングニードル(または、交互するタフティングニードルの各々)の先端部がオフセットされ、これにより、ニードル先端部は、図10Bおよび10Cで示されるように、平面図でギザギザのパターンを形成する。長軸方向軸(タフティングニードルはこの軸に沿って配置される)、および、タフティングニードルの隣接するものから個々のニードル先端部をオフセットするために予期される範囲は、0.005インチと0.100インチとの間の範囲(0.0127〜0.254センチメートル)である。第1の好ましい範囲は、0.010インチと0.080インチとの間の範囲であり(0.0254〜0.203センチメートル)、第2の好ましい範囲は、0.015インチと0.060インチとの間の範囲(0.0381〜0.152センチメートル)であり、そして第3のより好ましい範囲は、0.020インチと0.040インチとの間の範囲(0.0508〜0.102センチメートル)である。これらの好ましいオフセット範囲内で、0.020、0.025、0.030、0.035、0.0400、0.0450、0.0500、0.0550、0.0600、0.0650および0.0700インチの距離(それぞれ、0.0508、0.0635、0.0762、0.0889、0.102、0.114、0.127、0.140、0.152、0.165および0.118センチメートル)でゲージブロックまたはニードルバー上で交互するニードル先端部をオフセットすることが特に企図される。
また、その他のオフセットされたタフティングニードル配列を有することもまた企図される。例えば、本発明の範囲は、ニードルバー/ゲージブロック上にある第3番目のニードル毎に先端部がオフセットされている設計を含む(すなわち、2つの隣接したニードル先端部の繰り返しパターンがインラインであり、第3番目毎にニードル先端部が、これらの2つのインラインニードル先端部に対してオフセットしている)。同じニードルバー上で異なる間隔でオフセットが生じることがさらに企図される。例えば、1つの設計では、第2のニードル先端部は、2つの隣接したニードル先端部に対して0.020インチ(0.0508センチメートル)の距離でオフセットされ得、第4のニードル先端部は、二つの隣接したニードル先端部に対して0.040インチ(0.102センチメートル)の距離でオフセットさえ得、そして、第6のニードル先は、二つの隣接したニードル先端部に対して0.020インチ(0.0508センチメートル)のまたはさらなる別の間隔でオフセットされ得る。当業者が認識するように、これらの設計は例示的なものであり、そして非常に多くの他のニードル先端部/パターンの改変が本発明の範囲内で企図される。
当業者がまた知っているように、タフティングニードル/ニードル先端部のインライン列を有する先行技術のタフティングマシンでタフトされた物品には、タフトされた布地のスティッチ率が減少するときに生成されたタフトされた物品に視覚的に現れるようになる上記のパターン、シフトマーク、および/または、テクスチャの問題が生じる。ニードル先端部の各々の個々の列が本発明でオフセットされる場合に、タフトされた糸の列は、スティッチ率が減少する場合でさえ、有利にも、タフトされた物品の横糸方向に並ばない。このように、本発明は、先行技術のシステムおよびニードルバーを用いて可能であるより、減少したスティッチ率、優れた美観とともに下部のタフトされた面の重量、タフティングスループットの増加を可能にする。これらの利点は、ニードルバーが、裏打ち材料に対して側方に所定の位置に固定されているか、またはタフティングプロセスの間にシフトされているかにかかわらず達成される。
開示されたタフティングニードルアセンブリが実在のタフティングマシンに容易に組み込まれ得るという本発明の別の利点が、当業者にはさらに認識される。つまり、単一または二重のニードルバーの配列が用いられるかどうか、または、タフティングニードルがゲージブロックに固定されて、順に、そのゲージブロックがニードルバー(単数または複数)に固定されているかどうかにかかわらず、タフティングニードルの先端部間のオフセットの関係が比較的小さいので、タフティングマシンへの調節が必要ではないと思われる。例えば、タフティングマシンのルーパーが、交換される必要がなく、本発明のゲージブロック(単数または複数)/ニードルバー(単数または複数)で用いられる場合にほとんど調節を必要としない、または、全く調節と必要としない可能性が高いことが予期される。
本発明のいくつかの実施形態が上述の明細書で開示されてきたが、上述の説明および関連する図面で提示された教示の利点を有するように、本発明の多くの修正および他の実施形態が本発明に関連して思い浮かぶことが当業者によって理解される。従って、本発明が上記の本明細書中で開示された特定の実施形態に制限されず、しかも、多くの改変および他の実施形態が本発明の範囲内に含まれるように意図されることが理解される。さらに、特定の用語が本明細書中で用いられたが、これらの用語は、記述された本発明を制限する目的ではなく、一般的および説明的な意味でのみ用いれられ、上述の本明細書中で現れる単語「a」、「and」および「the」は、言葉が用いられる文脈に基づいて一つ以上を意味し得る。
Claims (60)
- タフティングマシンと共に用いるためのタフティングニードルアセンブリであって、該タフティングマシンは、フレームと、該フレーム上に支持され、かつ、該フレームに対して側方にシフトする動作に適合された、細長く、往復する少なくとも1つのニードルバーと、所定のタフティングマシンゲージの一連のルーパーであって、各ニードルバーのための1つの一連のルーパーが該ニードルバーに対して位置決めされる、ルーパーとを有し、
該タフティングニードルアセンブリは、
該少なくとも1つのニードルバー上に取り付けられるのに適した第1のゲージブロックと、
該ゲージブロック上に配置された第1の一連のゲージエレメントであって、該第1の一連内のゲージエレメントは、該ゲージブロックの長さ方向に伸びる第1の長軸方向の軸に沿って互いから間隔が空けられている、第1の一連のゲージエレメントと;
さらに該第1のゲージブロック上に提供されるか、または第2のニードルバー上に取り付けられるように適合された第2の一連のゲージエレメントであって、ここで、該第2の一連内のゲージエレメントが、該第1の一連内のゲージエレメントとは異なる様式で互いから間隔を置かれる、第2の一連のゲージエレメントとを備え、
該第1の一連内の少なくとも1つのゲージエレメントは、該第1の長軸方向の軸に対してしてオフセットされ、かつ、該第1の一連内のゲージエレメントの隣接したゲージエレメントからオフセットされる、タフティングニードルアセンブリ。 - 前記第1の一連内の各ゲージエレメントは、前記第1の長軸方向の軸に対してオフセットされ、かつ、該第1の一連内のゲージエレメントの隣接したゲージエレメントからオフセットされる、請求項1のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第1の一連のゲージエレメントの隣接したゲージエレメントは、前記軸の反対側上で互いに対してオフセットされる、請求項2に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第1の一連内のゲージエレメントのうちの選択されたゲージエレメントは、前記第1の長軸方向の軸に対してオフセットされ、ゲージエレメントの所定のパターンを形成する、請求項1に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記少なくとも1つのゲージエレメントは、0.127〜0.254ミリメートルの範囲内に前記第1の長軸方向の軸からオフセットされる、請求項1に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記少なくとも1つのゲージエレメントは、0.127〜0.254ミリメートルの範囲内に前記第1の一連のゲージエレメントの隣接したゲージエレメントからオフセットされる、請求項1に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第1の一連のゲージエレメント内のゲージエレメントは、各々、前記ゲージブロックに固定された近位端部およびニードルチップを規定する間隔のあいた遠位端部を備える細長いニードル軸部を有するタフティングニードルを備える、請求項1に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記タフティングニードルの少なくとも1つの軸部は、前記第1の長軸方向の軸に対してオフセットされる、請求項7に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記タフティングニードルの少なくとも1つのニードル先端部は、前記第1の長軸方向の軸に対してオフセットされる、請求項7に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記タフティングニードルの軸部は、互いに対して整列され、前記第1の長軸方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項9に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記少なくとも1つのオフセットニードル先端部は、前記第1の一連内の前記タフティングニードルの隣接したタフティングニードルの前記ニードル先端部に対して偏心して形成される、請求項9に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連のゲージエレメントは、前記第1のゲージブロック上に配置され、該第2の一連内のゲージエレメントは、前記ゲージブロックの長さ方向に伸びる第2の長軸方向の軸に沿って互いから間隔があけられ、該第2の長軸方向の軸は、前記第1の長軸方向の軸から間隔があけられ、かつ、該第1の長軸方向の軸に対して平行である、請求項1に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の長軸方向の軸は、5.08〜6.35ミリメートルの範囲内に前記第1の長軸方向の軸から間隔があけられる、請求項12に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内のゲージエレメントは、互いに対して整列され、前記第2の長軸方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項12に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内の少なくとも1つのゲージエレメントは、前記第2の長軸方向の軸に対してオフセットされ、かつ、該第2の一連内のゲージエレメントの隣接したタフティングニードルからオフセットされる、請求項12のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記少なくとも1つのオフセットされたゲージエレメントは、0.127〜0.254ミリメートルの範囲内で前記第2の長軸方向の軸からオフセットされる、請求項15に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内のゲージエレメントの各々は、前記ゲージブロックに固定された近位端部およびニードル先端部を規定する間隔のあいた遠位端部を備える細長いニードル軸部を有するタフティングニードルを備える、請求項12に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内の前記タフティングニードルの少なくとも1つの軸部は、前記第2の長軸方向の軸に対してオフセットされる、請求項17に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連における前記タフティングニードルの少なくとも1つのニードル先端部は、前記第2の長軸方向の軸に対してオフセットされる、請求項17に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内のタフティングニードルの軸部は、互いに対して整列され、前記第2の長軸方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項19に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第1の一連のタフティングニードルは、前記第1の軸に沿って互いから間隔があけられて所定のニードルゲージを規定し、前記第2の一連のタフティングニードルは、該第1の一連のタフティングニードルに対して側方にオフセットされ、さらに、前記タフティングマシンの所定のゲージと等しく組み合わされた場合、該所定のニードルゲージ、該タフティングニードルの第1および第2の一連のニードルゲージにおいて、それぞれ、互いから間隔があけられる、請求項12に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記タフティングマシンのニードルバーが該タフティングマシンの所定のゲージにおいて側方にシフトされる場合に、前記第1および第2の一連のタフティングニードルの個々のタフティングニードルは、該タフティングマシンの所定のゲージにおいて間隔があけられたタフティングマシンルーパーの対応する1つと整列される、請求項21に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連のゲージエレメントは、該第2のゲージブロック上に配置され、該第2の一連内のゲージエレメントが、該第2のゲージブロックの長さ方向に伸びる第2の長軸方向の軸に沿って互いから間隔があけられ、
該第2の長軸方向の軸は、前記第1のゲージブロックの第1の長軸方向の軸から間隔があけられ、かつ、該第1のゲージブロックの第1の長軸方向の軸に対して平行である、請求項1に記載のタフティングニードルアセンブリ。 - 前記第2の一連のゲージエレメントの少なくとも1つのゲージエレメントは、前記第2の長軸方向の軸に対してオフセットされ、かつ、該第2の一連内のゲージエレメントの隣接したゲージエレメントからオフセットされる、請求項23に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内のゲージエレメントは、前記第2の長軸方向の軸に沿って互いに対して直線的に整列される、請求項23に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第1の一連のタフティングニードルは、前記第1の軸に沿って互いから間隔があけられて所定のニードルゲージを規定し、前記第2の一連のタフティングニードルは、該第1の一連のタフティングニードルに対して側方にオフセットされ、そして、前記タフティングマシンの所定のゲージと等しく組み合わされた場合、該所定のニードルゲージ、該第1の一連の、および第2の一連のタフティングニードルのニードルゲージにおいて、それぞれ、互いに間隔があけられる、請求項23に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記タフティングマシンの第1および第2のニードルバーが該タフティングマシンの所定のゲージにおいて側方にシフトされる場合に、前記第1の一連の、および第2の一連のタフティングニードルの個々のタフティングニードルは、該タフティングマシンの所定のゲージにおいて間隔があけられたタフティングマシンルーパーの対応する1つと整列される、請求項26に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- タフティングマシンとの使用のためのタフティングニードルアセンブリであって、
第1の細長いニードルバーと、
該ニードルバー上に配置された間隔があいた第1の一連のタフティングニードルであって、該タフティングニードルが、該ニードルバーの長さ方向に伸びる第1の長軸方向の軸に沿って互いから間隔があけられる、第1の一連のタフティングニードルと;
さらに該第1のニードルバー上または該第2のニードルバー上に配置されている第2の一連のタフティングニードルであって、ここで、該第2の一連内のタフティングニードルが該第1の一連内のタフティングニードルとは異なる様式で互いから間隔があいた、第2の一連のタフティングニードルと
を備え、
該タフティングニードル内のそれぞれは、該第1のニードルバーに固定された近位端部およびニードル先端部を規定する間隔のあいた遠位端部を有する細長いニードル軸部を備え、
該第1の一連内の少なくとも1つのタフティングニードルは、該第1の長軸方向の軸に対してオフセットされ、かつ、該第1の一連内のタフティングニードルの各隣接したタフティングニードルからオフセットされる、タフティングニードルアセンブリ。 - 前記少なくとも1つのタフティングニードルの軸部は、前記第1の長軸方向の軸、および前記第1の一連のタフティングニードルの隣接したタフティングニードルの軸部に対してオフセットされる、請求項28に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記少なくとも1つのタフティングニードルのニードル先端部は、前記第1の長軸方向の軸、および前記第1の一連のゲージエレメントのタフティングニードルの隣接したタフティングニードルのニードル先端部に対してオフセットされる、請求項28に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記少なくとも1つのタフティングニードルのニードル先端部は、前記第1の長軸方向の軸、および前記第1の一連内のタフティングニードルの隣接するタフティングニードルのニードル先端部から、0.127〜0.254ミリメートルの範囲内でオフセットされる、請求項30に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連のタフティングニードルは、前記第1のニードルバーに固定され、該第2の一連内のタフティングニードルは、該ニードルバーの長さ方向に伸びる第2の長軸方向の軸に沿って互いから間隔があけられ、該第2の長軸方向の軸は、前記第1の長軸方向の軸から間隔があけられ、かつ、該第1の長軸方向の軸に対して平行である、請求項28に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の長軸方向の軸は、5.08〜6.35ミリメートルの範囲内で前記第1の長軸方向の軸から間隔があけられる、請求項32に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内のタフティングニードルは、互いに対して整列され、かつ、前記第2の長軸方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項32に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内の少なくとも1つのタフティングニードルは、前記第2の長軸方向の軸に対してオフセットされ、かつ、該第2の一連のタフティングニードル内の隣接したタフティングニードルからオフセットされる、請求項32に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記少なくとも1つのタフティングニードルは、前記第2の長軸方向の軸、および前記第2の一連内のタフティングニードルの隣接したタフティングニードルから、0.127〜0.254ミリメートルの範囲内でオフセットされる、請求項35に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 第2の一連の間隔のあいたタフティングニードルが、前記第2のニードルバー上に配置され、該第2の一連内のタフティングニードルが、該第2のニードルバーの長さ方向に伸びる第2の長軸方向の軸に沿って互いから間隔があけられ、該第2の長軸方向の軸が前記第1の長軸方向の軸から間隔があけられ、かつ、第1の長軸方向の軸に対して平行であり、
該タフティングニードル内のそれぞれは、該第1のニードルバーに固定された近位端部およびニードルチップを規定する間隔のあいた遠位端部を有する細長いニードル軸部を備える、請求項28に記載のタフティングニードルアセンブリ。 - 前記第2の一連内の少なくとも1つのタフティングニードルは、前記第2の長軸方向の軸に対してオフセットされ、かつ、該第2の一連内のタフティングニードルの各隣接したタフティングニードルからオフセットされる、請求項37のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内のタフティングニードルが、互いに対して整列され、前記第2の長軸方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項37に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- タンティングマシンとの使用のためのタフティングニードルアセンブリであって、
細長いニードルバーと、
該ニードルバー上に配置され、かつ、第1の長軸方向の軸に沿ってその長さ方向に伸びる、第1の一連の間隔があいたタフティングニードルであって、該タフティングニードルのそれぞれが、該ニードルバー上で保有される近位端部およびニードル先端部を規定する間隔があいた遠位端部を有する細長いニードル軸部を有する、第1の一連の間隔があいたタフティングニードル;
さらに該第1のニードルバー上または該第2のニードルバー上に配置されている第2の一連のタフティングニードルであって、ここで、該第2の一連内のタフティングニードルが該第1の一連内のタフティングニードルとは異なる様式で互いから間隔があいた、第2の一連のタフティングニードルと
を備え、
ここで、該第1の一連内の少なくとも1つのタフティングニードルのニードル先端部は、該ニードルバーの第1の長軸方向の軸に対してオフセットされる、タフティングニードルアセンブリ。 - 前記タフティングニードルの軸部は、互いに対して整列され、かつ、前記第1の長軸方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項40に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記少なくとも1つのタフティングニードルの軸部は、0.127〜0.254ミリメートルの範囲内で前記第1の長軸方向の軸に対してオフセットされる、請求項41に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記少なくとも1つのオフセットされたニードル先端部は、前記第1の一連内のタフティングニードルの隣接したタフティングニードルのニードル先端部に対して偏心して形成される、請求項40に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記少なくとも1つのタフティングニードルのニードル先端部は、前記第1の長軸方向の軸、および前記第1の一連内のタフティングニードルの隣接するタフティングニードルのニードル先端部から0.127〜0.254ミリメートルの範囲内でオフセットされる、請求項40に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連のタフティングニードルが、前記第1のニードルバーに固定され、該第2の一連内のタフティングニードルは、該ニードルバーの長さ方向に伸びる第2の長軸方向の軸に沿って互いから間隔があけられ、該第2の長軸方向の軸は、前記第1の長軸方向の軸から間隔があけられ、かつ、該第1の長軸方向の軸に対して平行である、請求項40に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の長軸方向の軸は、5.08〜6.35ミリメートルの範囲内で前記第1の長軸方向の軸から間隔があけられる、請求項45に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内のタフティングニードルのニードル先端部は、互いに対して整列され、前記第2の長軸方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項45に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内の少なくとも1つのタフティングニードルのニードル先端部は、前記第2の長軸方向の軸に対してオフセットされる、請求項45に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記少なくとも1つのタフティングニードルのニードル先端部は、0.127〜0.254ミリメートルの範囲内で前記第2の長軸方向の軸からオフセットされる、請求項48に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 取り付けグブロックと、
第1の一連のタフティングニードルであって、各タフティングニードルは、該取り付けブロックに固定された近位端部およびニードル先端部を規定する遠位端部を有する細長い軸部を有する、第1の一連のタフティングニードルと;
さらに該第1のニードルバー上または該第2のニードルバー上に配置されている第2の一連のタフティングニードルであって、ここで、該第2の一連内のタフティングニードルが該第1の一連内のタフティングニードルとは異なる様式で互いから間隔があいた、第2の一連のタフティングニードルと
を備え、
該第1の一連内のタフティングニードルは、該取り付けブロックの長さ方向に伸びる第1の長軸に沿って互いから間隔があけられ、
ここで、該第1の一連内の少なくとも1つのタフティングニードルは、該第1の長軸方向の軸に対してオフセットされる、タフティングニードルアセンブリ。 - 前記少なくとも1つのタフティングニードルは、0.127〜0.254ミリメートルの範囲内で前記第1の長軸方向の軸からオフセットされる、請求項50に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連のタフティングニードルの各タフティングニードルが、前記取り付けブロックに固定された近位端部およびニードル先端部を規定する遠位端部を有する細長い軸部を有し、前記第2の一連内のタフティングニードルは、該取り付けブロックの長さ方向に伸びる第2の長軸方向の軸に沿って互いから間隔があけられ、該第2の長軸方向の軸は、前記第1の長軸方向の軸から間隔があけられ、かつ、該第1の長軸方向の軸に対して平行である、請求項50に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の長軸方向の軸は、5.08〜6.35ミリメートルの範囲内で前記第1の長軸方向の軸から間隔があけられる、請求項52に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内のタフティングニードルは、互いに対して整列され、前記第2の長軸方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項52に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内の少なくとも1つのタフティングニードルは、前記第2の長軸方向の軸に対してオフセットされる、請求項52に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内の少なくとも1つのオフセットされたタフティングニードルは、0.127〜0.254ミリメートルの範囲内で第2の長軸方向の軸からオフセットされる、請求項55に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内の少なくとも1つのタフティングニードルの軸部は、前記第2の長軸方向の軸に対してオフセットされる、請求項52に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第2の一連内の少なくとも1つのタフティングニードルのニードル先端部は、前記第2の長軸方向の軸に対してオフセットされる、請求項52に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第1の一連内の各タフティングニードルは、前記第1の長軸方向の軸に対してオフセットされ、該第1の一連のタフティングニードルの隣接したタフティングニードルからオフセットされる、請求項50に記載のタフティングニードルアセンブリ。
- 前記第1の一連のタフティングニードルの隣接したタフティングニードルは、前記第1の長軸方向の軸の反対側で互いに対してオフセットされる、請求項59に記載のタフティングニードルアセンブリ。
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