JP2004522874A - タフティングニードルアセンブリ - Google Patents

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Abstract

タフティングマシンを用いて使用するためのタフティングニードルアセンブリが記載される。タフティングニードルアセンブリは、タフティングマシンされるタフティングニードルの第1のシリーズを有する第1のゲージブロックまたはニードルバーを備える。各タフティングニードルは、ゲージブロックの縦方向に伸びる第1の長手方向の軸に沿って互いから間隔があけられる。少なくとも1つのタフティングニードルは、第1の長手方向の軸、および0.005〜0.100インチの範囲内でタフティングニードルのシリーズ内のタフティングニードルの隣接したタフティングニードルに関連してオフセットされる。
【選択図】図9C

Description

【技術分野】
【0001】
本出願は、米国特許商標庁における米国特許仮出願シリアルナンバー第60/288,486号(2001年5月3日出願)の優先権を主張し、本出願は参考のため、本明細書中にその全体が援用される。
【0002】
(発明の背景)
本発明は、概して、タフティングマシンに関する。より具体的には、本発明は、ニードルの先端に対してオフセットされた少なくとも1つのタフティングニードル先端部、またはタフティング機ニードルバーに沿って伸びる共通の長手軸に沿って配置される、隣接し合うタフティングニードル、あるいは、ニードルバーに取りつけるように調整されたゲージブロックを特徴とする。
【背景技術】
【0003】
(発明の分野)
タフティング機は、公知のように、個々の糸を主なバッキング材料すなわち基布にタフティングすることによって、例えば、カーペット等のタフテッド製品の繊維表面を生成する。タフティング機は、間隔を空けたタフティングニードルの少なくとも1つの連続が配置された少なくとも1つの細長いニードルバーを支持するフレームを有する。バッキング材料の連続ウェブは、タフティングプロセスの間、タフティング機を通じて、縦糸、すなわち長手方向すなわち長さ方向に連続的に供給される。タフティングニードルの各々には、バッキング材料にタフティングされるために適切な糸が通され、バッキング材料の「布表(face)」にタフトを形成する機械操作の間、バッキング材料が移動されるか、またはニードルバーを通じて搬送されると、ニードルは、ニードルバーの往復運動によってバッキング材料を共に通過する。それが所望される場合、および公知のように、タフティング機には、2つの、間隔を空け、かつ並行のニードルバーが提供され得、これらの各々には、間を空けたタフティングニードルの別個の連続が提供される。
【0004】
ニードルバーは、適切な駆動装置によって駆動され、連続的タフティング動作の間、バッキング材料がニードルバーの下を通過すると、このニードルバーは、バッキング材料に対して垂直に往復運動する。ルーパおよび/またはナイフが、適宜、それぞれのニードルを有するレジストリにおけるバッキング材料の表側に配置され得、従って、一旦タフティングニードルがニードルバーによってバッキング材料から引き抜かれると、タフテッド糸のループパイルおよびカットパイルが形成されてバッキング材料に残る。
【0005】
1つの公知のタイプのタフティング機は、「インライン(in−line)」タイプのタフティング機と呼ばれ、このマシンの場合、ニードルバーに配置されるそれぞれのタフティングニードルは、共通の長手軸に沿って互いに対して位置合わせされる。しかしながら、このタイプのタフティング機の使用に関する問題は、タフティングニードルによって形成されたインライン、すなわち、間隔を空け、かつ並行のタフトの列と関連するパターンおよびテクスチャの問題が、タフテッド製品の表面においてかなり明らかになっている。この問題に取り組む試みにおいて、別の場合には、タフテッド製品に見出されたであろうタフテッドパターンまたはテクスチャを覆う試みにおいて、タフティング機の横糸方向に水平に、すなわち、バッキング材料の長さに対して水平にシフトするニードルバーが用いられる。しかしながら、完成した製品にて明確なタフテッド列(tufted row)があるという問題がなくならず、その列は、タフティング機のニードルバーが単一列のインラインニードルしか有しない場合、ニードルバーがバッキング材料のウェブに対して水平にシフトする場合でさえ、タフテッド製品において再び、特に可視になる。従って、この問題が原因で、インラインタフティング機のニードルバーは、ほとんどシフトされないか、または、高度なテクスチャド加工が行われる場合(highly textured)、および、従って、タフテッド製品の表面におけるシフトマークを隠すために用いられる場合のみシフトされる。
【0006】
2つの別個の、および「スタガード(staggered)」ニードルバーを用いることがタフティング技術における当業者にさらに公知であり、ここで、別個の列のインラインタフティングニードルがそれぞれ別個の長手軸に沿う各ニードルバー上に配置される。この装置において、タフティングニードルの2つのそれぞれの列の長手軸は、互いに並行であり、かつ、少なくとも4分の1インチの距離の間隔で離される。さらに、2つのそれぞれのタフティングニードルの連続のタフティングニードルは、タフティング機のゲージにおける位置が交互であるので、バッキング材料の縦糸方向すなわち長さ方向に互いに位置合わせされない。例えば、1/10ゲージタフティング機、すなわち、ニードルバー(単数または複数)の長さ方向のインチごとに10個のタフティングニードルがあるタフティング機については、1/5ゲージニードルの2つの列があり、これらは、共に1/10ゲージタフティング機を備える。この構成は、タフティング機上でインライン列のタフティングニードルを使用した結果として生じるシフトマークのいくつかを取り除く(break up)が、これは、次に、対応するルーパもまた、2つのスタガード1/5ゲージのインライン列に形成されることを必要する。
【0007】
従って、この公知のタイプのタフティング機のシフト能力(shifting capability)は、1/5インチに制限される。しかしながら、特定のステッチレートで、2つの別個の列のタフティングニードルが互いに整列し、そして、タフテッド製品の表面においてパターンおよびタクスチャが可視になるという、単一列のタフティングニードルが用いられた場合と同じ現象が生じる。インライン列のタフティングニードルの使用に関する別の公知の問題は、タフティングステッチレートが低下すると、インラインタフテッド列がより可視になり、従って、この理由で、視覚的に不快になり得るということである。
【0008】
必要とされるのは、シングルニードルバータフティング機、またはデュアルニードルバータフティング機を用いる改善されたタフティングニードルアセンブリ、あるいは構成であり、ここで、ニードルバーは、水平に固定されるか、またはシフトが可能であり得、これは、製造された製品(単数または複数)のタフテッド表面において上述のパターン、シフトマーク、および/またはテクスチャの問題が生じる可能性を最小限にする。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0009】
(発明の要旨)
本発明は、タフティング機と共に用いるタフティングニードルアセンブリまたは構成を提供することによって、公知の設計上の欠陥のいくつかを克服する。本明細書中に記載されるように、本発明のタフティングニードルアセンブリは、より不規則(random)なタフテッド表面を得、かつ、そのように製造化されたタフテッド製品の表面におけるシフトマークを最小化する、より良好なタフテッド表面を達成するためにタフテッドバッキング材料にスタガードタフトの移植(staggered tuft implantation)を提供する。
【0010】
これは、フレーム、このフレーム上で支持されるベッドレール、このベッドレールの上を通過するバッキング材料の連続ウェブ、および、バッキング材料のウェブを、タフティング機を通して移動させるための、少なくとも1つの駆動ロールを有する従来のタフティング機を用いて使用するための、開示された、および本発明のタフティングニードルアセンブリを提供することによって達成される。少なくとも1つの細長いニードルバーは、バッキング材料に対して、マシンフレーム上で位置調整され、かつ、ニードルバーをバッキング材料に向かっておよびバッキング材料から往復運動させるための駆動システムが提供される。
【0011】
第1の実施形態において、タフティングニードルアセンブリは、少なくとも1つのニードルバー上に取り付けられるように調整された第1のゲージブロック、および、このゲージブロック上に配置され、かつこのゲージブロックの長さ方向に伸びる第1の長手軸に沿って互いの間隔を空けたゲージエレメントの第1の連続を含む。ゲージエレメントのこの第1の連続内の少なくとも1つのゲージエレメントは、第1の長手軸に対して、および、その第1の連続内の隣接するゲージエレメントからオフセットされる。それが所望される場合、各ゲージエレメントは、第1の長手軸に対して、および、隣接するゲージエレメントからオフセットされ得、かつ、隣接するゲージエレメントは、軸の反対側で互いに対してオフセットされ得る。
【0012】
少なくとも1つのゲージエレメントは、0.005〜0.100インチの範囲で第1の長手軸からオフセットされ、かつ、0.005〜0.100の範囲で隣接するゲージエレメントからオフセットされ得る。ゲージエレメントの第1の連続内のゲージエレメントは、各々、ゲージブロックに取り付けられた近位端部、およびニードルの先端を規定する、間隔を空けた遠位端部を備える細長いニードル軸部を有するタフティングニードルを含み得る。
【0013】
従って、少なくとも1つのタフティングニードルの軸部は、第1の長手軸および第1の連続内のタフティングニードルの隣接するニードルの軸部に対してオフセットされ得、あるいは、少なくとも1つのタフティングニードルのニードル先端部が、第1の長手軸、および、第1の連続内のタフティングニードルの隣接するニードルのニードル先端部に対してオフセットされ得る。長手軸からオフセットした少なくとも1つのニードル先端部については、そのニードル先端部は、第1の連続内の隣接したタフティングニードルの先端部に対して偏心して(eccentrically)形成され得る。
【0014】
第2の実施形態において、タフティングニードルアセンブリは、第1のゲージブロック上に配置されたゲージエレメント(タフティングニードル)の第2の連続を含む。第2の連続内のゲージエレメントは、ゲージブロックの長さ方向に伸びる第2の長手軸に沿って互いに間隔を空け、第2の長手軸は、第1の長手軸から、好適には0.20〜0.25インチの範囲の間隔を空け、かつこれと並行である。
【0015】
第1の局面において、第2の連続におけるゲージエレメントは、互いに位置合わせされ、かつ、第2の長手軸に沿って線形に伸びる。第2の局面において、第2の連続の少なくとも第1のゲージエレメントは、第2の長手軸に対してオフセットされ、かつ、第2の連続内の隣接するゲージエレメントからオフセットされる。第2の連続における少なくとも1つのタフティングニードルの軸部は、第2の長手軸、および、第2の連続内の隣接するタフティングニードルに対してオフセットされ得、あるいは、第2の連続におけるタフティングニードルの少なくとも1つのニードル先端部は、第2の長手軸、および、第2の連続内の隣接するタフティングニードルのニードル先端部に対してオフセットされ得る。
【0016】
さらに別の実施形態において、本発明は、第1のゲージブロックおよびその上にタフティングニードルの第1の連続を有し、およびゲージエレメントの第2の連続が上に配置された第2の細長いゲージブロック、第2のゲージブロックの長さ方向に伸びる第2の長手軸に沿って互いに間隔を空けた第2の連続内のゲージエレメントを含む。第2の長手軸は、第1のゲージブロックの第1の長手軸から、およびこれと並行して間隔を置く。さらなる局面において、ゲージエレメントの第2の連続の少なくとも1つのゲージエレメントは、第2の長手軸に対して、および、第2の連続内の隣接するゲージエレメントからオフセットされ、あるいは、第2の連続内のゲージエレメントは、第2の長手軸に沿って、線形に互いに位置合わせされ得る。
【0017】
従って、上述のタフティングニードルの第1の軸および第2の軸のそれぞれは、所望ならば、1つのまたは別個のゲージブロック上に形成されるか、または、1つのまたは別個のニードルバー上に形成され得る。さらに、ニードルバーまたはバーは、公知のように、水平シフトするように構成され得る。
【0018】
従って、本発明の少なくとも第1の実施形態において、連続する別のニードル先端部に対してスタガードされたニードル先端部の各列を有することは、これまで可能であったタフティング機よりも広い範囲の布地構造を可能にする。さらに、本明細書中に記載されたように構成されたばあい、2つのニードルバー、特に、その上のタフティングニードルが互いにインラインで落ちる危険がはるかに小さくなる(これが起こると、主なバッキングのタフテッド繊維表面において不快な線形横方向の視覚的効果を引き起こすかもしれない)。本発明のさらに別の利点は、等しく容認可能な視覚的概観を有する従来のカーペットよりも重量が軽い、商品として許容可能なカーペットを製造することである。
【0019】
従って、本発明の目的は、公知のタイプのタフティング機を用いて使用するために改善されたタフティングニードルアセンブリを提供することである。
【0020】
(詳細な説明)
ここで図を詳細に参照すると、同様な参照符号は、いくつかの観点にわたって同様な部分を示し、タフティングプロセスにおいて一般的に使用された3つの異なるタイプのニードルバー設計が図1〜3に概略的に示される。最も簡単な設計は、図1に概略的に示されたインラインニードルバー5であり、各タフティングニードル6の各々は、長手方向に移動している下地(backing)材料(図示せず)に対して長手(すなわち縦糸)方向に対してタフティングマシンの方向の横方向すなわち横糸に延びている共通の長手軸7に沿って配置される。タフティングニードルは、1/10ゲージニードルバーの例として公知のように、一般的に互いに1/10インチだけ離れている。このタイプのインラインニードルバーは、米国特許第3,109,395号および米国特許第4,217,837号の各々に開示されており、これらの特許の各々を本明細書中で参考として援用する。
【0021】
ニードルバーの第2の公知のタイプは、図2に示されたような「交互の」ニードルバーである。ここで、第1のロウまたは第1の長手軸12に沿って延びている間隔が開けられたタフティングニードル11の列、および第2のロウまたは第2の長手軸15に沿って延びている間隔が開けられたタフティングニードル14の列を有するニードルバー10が提供される。示されたように、各タフティングニードルの各々は、第1の長手軸12または間隔が開けられ平行な第2の長手軸15のいずれかに沿って隣接するニードルから長手(すなわち縦糸)方向に交互にされる。このように構成されたため、交互にされたニードルバーは、ニードルの2つの平行なロウを形成し、各タフティングニードルは、異なるロウにある。
【0022】
図2に示された交互の構成では、典型的には2つのロウのタフティングニードル間の最小1/4距離すなわち「交互」が存在する。さらに、2つの別個のロウのニードルの各々においてタフティングニードルが横方向に互いに横糸方向に1/5インチの距離の間隔が開けられ、これにより、1/10インチのゲージを有するニードルバーとなる(すなわち10ゲージタフティングマシン)。交互のニードルバー構成のこのタイプの例は、米国特許第3,443,534号、4,067,270号、4,158,339号、4,448,137号、4,053,787号、および4,519,326号それぞれに開示され、これらの特許の各々を本明細書中で参考として援用する。
【0023】
タフティングマシンニードルバー設計の第3の公知のタイプが図3に示され、グラフィックニードルバー、二重ニードルバー、または二重ニードルバー設計として当業者に公知である。このニードルバー設計は、インライン(図1)または交互の(図2)ニードルバー設計のいずれかを形成する単一のニードルバーではなく、2つの間隔が開けられかつ平行なニードルバーを有する。この第3の設計の2つの別個のニードルバー(第1のニードルバー20および第2のニードルバー24)は、タフティングニードル21、25の2つの別個の列またはロウがそれぞれ提供され、ここでのみ、2つのニードルバーの各々上のタフティングニードルの1つのみのロウが存在する点で、共に図2の交互のニードルバーと同様である。タフティングニードル21、25は、典型的には、10ゲージニードルバー/タフティングマシンを再度形成するために、1/5インチの距離で横糸方向に互いに間隔が開けられる。示されたように、タフティングニードル21が第1の共通の長手軸22に沿って存在し、タフティングニードル25は、第1の軸から間隔が開けられかつ平行な第2の共通の長手軸26に沿って存在する。2つの軸25、26は、互いに1/4インチ間隔が開けられている。
【0024】
タフティングマシンが、2つのニードルバー間の相対的な(横方向移動)が存在しないように、2つのニードルバー間で相対的な2つのニードルバー20、21が動作する場合、図3のニードルバーは、図2の交互のニードルバーと同じように性格に使用される。しかし、2つのニードルバーが下地材料(示されていない)の横糸方向において互いに対して横方向に独立してシフトまたは移動される場合、著しくより大きいタフティングパターンが実行され得る。グラフィックニードルバーの設計の例は、米国特許第4,841,886号、5,058,518号、5,193,472号、5,224,434号、5,549,064号、および6,014,937号、および英国特許出願GB2,255,785にそれぞれに開示され、これらの特許の各々を本明細書中で参考として援用する。
【0025】
ここで、図4〜図8を参照すると、本発明のタフティングニードルアセンブリのいくつかの実施形態が示される。図4をまず参照すると、延伸されたニードルバーまたはゲージブロック30が図示される。ニードルバーまたはゲージブロックのいずれかが、タフティングニードルがニードルバーに直接取り付けられ得るという点で本発明のタフティングニードルアセンブリと共に使用され得、または、ニードルバーに適切に取り付けられる公知の態様で構成されるゲージブロックの一部として形成され得ることが当業者によって理解される。従って、本明細書中で使用されたように、用語「ゲージブロック」および「ニードルバー」は、本発明を説明する目的のために交換可能である。
【0026】
図4をさらに参照すると、ニードルバー30は、概略的に示されたように、タフティングニードル31の第1の列に提供される。タフティングニードルは、ニードルバー30の長さ方向において延びている長手軸32にそって互いに連続的に間隔が開けられる。示されたように、各タフティングニードル31の各々は、長手軸32に対してオフセットしており、ニードルバー上のタフティングニードル上に各々連続的に隣接する1つに対してオフセットしている。各タフティングニードル31は、好ましくは、0.005インチ〜0.100インチの範囲で、以下により詳細に説明されたように、長手軸からおよび、タフティングニードルの連続的に隣接する1つからオフセットしている。
【0027】
各タフティングニードル31は、長手軸および各隣接するタフティングニードルに対して連続的にオフセットしているものとして示されるが、1つのみ、任意の所望の数、または各タフティングニードルは、所望されたようにこの態様でオフセットされ得ることが予見される。例えば、選択されたタフティングニードルのみがオフセットされる場合(図10B)、所定のパターンは、タフティングニードルアセンブリによって作成され得ることにより、タフティングされた物品がタフティングマシン(図示されない)上で製造される場合、独特のパターンがタフティングされた物品上の面に現れる。
【0028】
図4におけるタフティングニードル31および本明細書中の用語「タフティングニードル」を参照する場合、示され説明されたタフティングエレメントがタフティングニードルのニードル先端であることが理解される。このニードル先端は、タフティングニードルの軸を配置させることによって一連のタフティングニードルの長手軸に対してオフセットされ得ることにより、タフティングニードルの長手軸に対するオフセットとされるか、または以下により詳細に説明されたように、一連のタフティングニードルにおいて1つ以上のタフティングニードルを形成するタフティングニードル構成を介して達成され得る。
【0029】
従って、図4に示されたように、概略的に示されたタフティングニードル31は、各タフティングニードルのニードル先端を表すが、ニードル先端が長手軸32および一列のタフティングニードルにおいて互いに対してオフセットされる。ニードルバーまたはゲージブロック30は、公知の態様で構成される。ニードルバーではなくゲージブロックがタフティングニードルアセンブリと共に使用される場合、ゲージブロックは、タフティングマシンのニードルバーに適切に取り付けられ得るように公知の態様で構成される。
【0030】
本発明の第二の実施形態は、図5に示される。細長いニードルバー40は、ニードルバーの縦方向の第一の長手方向軸42に沿って伸びる第一の一連のタフティングニードル41および第二の長手方向軸45に沿って形成される第二の一連のタフティングニードル44を有するところが示される。この軸45は、軸42と間隔を置いており、かつ、平行である。示されたように、第二の一連のタフティングニードルのタフティングニードルは、タフティングニードルが伸びる長手方向軸45に一直線に並べられる(すなわち、長手方向軸を中心とする)。図5に示されるように、オフセットタフティングニードル41は、第一のゲージであるのに対して、第二の一連の一直線に並べられたタフティングニードル44は、異なるゲージである。例えば、タフティングニードル41は、10分の1(1/10)ゲージの一連のタフティングニードルを含むのに対して、タフティングニードル44は、5分の1(1/5)ゲージの一連のタフティングニードルとして形成され得る。
【0031】
さらに、図5で示されるように、ニードルバーまたはゲージブロック40は、第一のニードルバー40として、および、離れた第二のニードルバー48として形成される。それぞれのニードルバーは、他方から独立しており、かつ、公知の様式で互いに関連して、側方にシフトされ得る。単一のニードルバー40または一対のニードルバー40、48のどちらが使用されるかに関係なく、長手方向軸42は、好ましくは、第二の長手方向軸45から10分の2(.2)から4分の1(.25)インチの範囲で間隔を置くことが予想される。
【0032】
図4に示される第一の一連のオフセットタフティングニードル31に関して、一連のオフセットタフティングニードル41のそれぞれは、0.005から0.100インチの範囲で、タフティングニードル41と隣接したものからと同様に、長手方向軸42からオフセットされ得ることが予想される。例えば、タフティングニードル41は、長手方向軸42から0.005から0.100インチの範囲でオフセットされ得、それぞれの一連の隣接したタフティングニードル(ニードル先端部)から0.005から0.100の範囲でもまたオフセットされ得る可能性があり得る。
【0033】
本発明のタフティングニードルアセンブリの第三の実施形態は、図6において概略的に表わされ、図6において、細長いニードルバー50は、第一の長手方向軸52に沿って伸びる第一の一連のオフセットタフティングニードル51および軸52と間隔が置かれ、かつ、軸52に平行である第二の長手方向軸55に沿って一直線に並べられされ、かつ、延びる第二の一連のタフティングニードル54を有するところが表わされる。軸52は、好ましくは、.20から.25インチの範囲で軸55から間隔をあけられているが、この距離は、所望される場合の範囲より大きくまたはより小さくなり得ることが予想される。タフティングニードル51は、長手方向軸52および0.005から0.100インチの範囲の一連のタフティングニードルの隣接したものに関してオフセットされる。
【0034】
しかしながら、図6に示されるように、さらに別の異なる構成が提供される。その構成において、一連のオフセットタフティングニードル51が第一のゲージ、および、異なるゲージではなくオフセットタフティングニードルと同様のゲージを有するように形成される第二の一連のタフティングニードルの一直線に並んだタフティングニードル54を有する。したがって、本発明によって検討されることは、一直線に並んだオフセットされたタフティングニードルの任意の組み合わせが、本発明の(すなわち、例えばBerberまたはカットパイルカーペットを作るためのタフティングマシンのルーパおよび/またはナイフのゲージに関してと同様に、任意の公知のタイプのタフティングマシンと共に使用するのに適用した所望のゲージの)タフティングニードルアセンブリで使用され得る。
【0035】
さらに図6を参照して、開示される本発明は、第一のニードルバー50、および、第二の間隔があけられ、かつ、平行なニードルバー58を含み得ることがまた予想され、その結果、第一の一連のタフティングニードル51がニードルバー58に提供され、かつ、第二のインラインの一連のタフティングニードル54が第二および離れたニードルバーに提供される。各ニードルバーは、タフティングマシンを介して通される支持(backing)材料(図示せず)に向かって、かつ、そこから離れて公知の形式で、独立した往復運動が可能であり、互いに関連して側方にシフトされもする。
【0036】
ここで、図7を参照して、本発明のタフティングニードルアセンブリの第4の実施形態が開示される。細長いニードルブロック60は、ニードルバーの長さに伸びている長手方向軸62に関してオフセットされる第一の一連のタフティングニードル61を有するところが示される。第二の長手方向軸65に沿って伸びる第二のオフセットされた一連のタフティングニードル64がまた、提供され、タフティングニードル64は、第二の長手方向軸に関連してオフセットされる。第二の長手方向軸は、第一の軸に平行に伸び、好ましくは、.20から.25インチの範囲でそこから間隔をあけられる。オフセットされたタフティングニードルは、長手方向軸および0.005から0.100インチの範囲での一連のタフティングニードルの隣接するもののそれぞれに関連して、オフセットされる。
【0037】
また、ニードルバー60は、概略的に図7に示されるように、単一ニードルバーを含み得る、または、それぞれのニードルバーが他のニードルバーに関して独立してシフトされ得るようにニードルバー60、68の対を含み得る。しかしながら、本発明のタフティングニードルアセンブリの独自の特徴もまた図7に示される。
【0038】
ニードルバー60が公知の様式でシフトされるように操作され、かつ、一連のルーパ(図示せず)が各タフティングニードルに対して一つ提供される場合、開示されるニードルバーはマシンにおけるルーパの通常ゲージ構成をシフトすることが可能である。例えば、各一連のタフティングニードル61、64がそれぞれ、単一のニードルバー60に配置され、かつ、それぞれが、名目上10分の1(1/10)ゲージタフティングニードルを与える(yielding)オフセットされた5分の1(1/5)ゲージの一連のタフティングニードルを含み、かつ、ここで、タフティングマシンが、二つの対応する5分の1(1/5)ゲージの一連のインラインルーパ(図示せず)を一連のタフティングニードルに対して1つ有すると仮定すると、ニードルバーは、マシンのゲージにおいて、1インチの10分の1(1/10)または10分の2(2/10)のいくらかの増加分でシフトされ得る。すなわち、このことは、結果として、各タフティングニードル61、64が、タフティングマシンの一部として提供されるルーパのそれぞれ一つで一直線に並べられるようになる。
【0039】
第一のニードルバー60および離れた第二のニードルバー68が提供される場合、および、各一連のタフティングニードル61,64の一つがそれぞれ離れたニードルバー60,68に沿って位置する場合、および、各一連のタフティングニードルが、名目上10分の1(1/10)ゲージタフティングマシンに対してオフセット5分の1(1/5)ゲージのタフティングニードルを再び含む場合、および、タフティングマシンが、二つの対応する10分の1(1/10)ゲージの一連のインラインルーパ(図示せず)を各一連のタフティングニードルに対して一つ有する場合、二つのニードルバーは、タフティングマシンのゲージにおいて、1インチの10分の1(1/10)インチのいくらかのいくらかの増加分でシフトされ得る。すなわち、このことは、結果として再び、それぞれのタフティングニードル61,64が、タフティングマシンの一部として提供されるルーパのそれぞれ一つで一直線に並べられるようになる。したがって、図7の二つのニードルバー構成およびそれぞれの一連のタフティングニードルはまた、通常のタフティングマシンゲージ構成でシフトされることが可能である。
【0040】
さらに、本発明のタフティングニードルアセンブリの別の実施形態が図8に概略的に示される。示したように、細長いニードルバー70は、ニードルバーの長さに伸びている長手方向軸72に関連してオフセットされる第一の一連のタフティングニードル71を有するところが提供される。第二の一連のタフティングニードル74が提供され、そこにおいて、タフティングニードルがニードルバーの長さにさらに伸びている第二の長手方向軸75に関連してオフセットされる。上述の本発明の先の実施形態と同様に、長手方向軸72は、長手方向軸75から間隔を置いておよび平行にあり、好ましくは.20から.25の範囲にある。さらに、それぞれタフティングニードル71,74の各1つは、そのそれぞれの長手方向軸72,75および0.005から0.100インチの範囲内の一連のタフティングニードルの隣接するものに関連してオフセットされる。
【0041】
さらに、図8を参照して、第一の一連のタフティングニードル71は、例えば、8分の1ゲージのニードルバーまたは一連のタフティングニードルを形成し得、第二の一連のタフティングニードル74は、4分の1(1/4)ゲージニードルバーまたは一連のタフティングニードルとして形成され得、各一連のタフティングニードルの両方は、単一のニードルバー上に形成されるか、または、離れて間隔を置き、かつ、平行なニードルバー70、78上に形成される。さらに、第二の一連のタフティングニードル74が長手方向軸75に関連してオフセットされることが示されるが、例えば、示されるように、タフティングニードルが、図5および図6のそれぞれにおいて、第二の一連のタフティングニードルに対して長手軸方向に一直線に並べられ得る。
【0042】
従来のタフティングニードル90は、図9Aに示される。公知のように、タフティングニードルは、軸中心線92に沿っておよび軸中心線について形成される細長い柄91に含まれる。タフティングニードルは、公知の形式において、ニードルバーまたはゲージブロック、および、間隔をあけられた末端部95内に組み込まれ、またはそうでなければ、添付されるよう適合される近接した末端94を有する。平面ブレード(blade)は、その近接した末端および末端部の中間の柄の長さに沿って定義され、公知の形式において、ピックアップ領域を定義するターゲット領域を形成し、その結果、適切なルーパ(図示せず)のビル(bill)は、タフティングニードルを通って貫かれた糸(図示せず)を受けるために、既知の形式で、ターゲット領域を介し、かつ、ピックアップ領域に沿ってスライド可能なように通過し得る。さらに、図10Aを参照して、ニードル先端部98は、タフティングニードルの末端部で規定され、そこにおいて、糸穴99は、そこを通るタフティング糸(図示せず)を受けるために規定される。
【0043】
本発明で使用するための偏心したタフティングニードル、すなわち、偏心したニードル先端部を有するタフティングニードルは、図10Bに示される。偏心したタフティングニードル100は、中心軸102に沿っておよびついて形成される細長いニードルの柄101が提供される。このニードルの柄は、公知のように、適切なニードルバーまたはゲージブロックおよび間隔があいた末端部105の中に添付されるまたは組み込まれるために適合される近接する末端104を含む。タフティングニードル100はまた、ニードルに貫かれたタフティング糸を拘束する場合、ルーパ(図示せず)に渡ってルーパのビルのスライド可能な拘束を可能にするために、タフティングニードル90に対して示されたように、それぞれターゲット領域およびピックアップ領域を規定するブレードを含む。
【0044】
しかしながら、図10Aに示されるように、従来のタフティングニードル90とは異なり、偏心したタフティングニードル100は、その末端部に規定される偏心したニードル先端部108を有する。偏心したニードル先端部は、タフティングニードルの軸中心線102と間隔を置いてかつ平行であるオフセット軸110に沿って伸びる糸穴109を含む。軸中心線102と糸穴109のオフセット軸110との間の距離は、偏心の程度またはニードル先端部のオフセットを規定する。偏心の程度、すなわち、オフセット軸110は、偏心したタフティングニードル100の軸中心線102に関連して、好ましくは、0.005から0.100の範囲内であり、または所望されるような任意の他のオフセットを含み得る。
【0045】
ここで、図10A〜C、特に10Aを参照して、一連の従来のタフティングニードル90が説明される。この図において、タフティングニードルのうちの各々は、特に、タフティングニードルの軸中心線92(図9A)は、適切なニードルバーまたはゲージブロック内に組み込まれ、共通の長手方向軸112に沿って直列に伸びる。これにより、この軸は、タフティングニードルの各々の軸中心線を通過する。これは、公知のタイプのタフティングニードル構成である。しかし、従来のタフティングニードルを用い、かつ、それら(タフティングニードルの軸中心線)を共通の長手方向軸から、および、互いに物理的にオフセットすることによって、図10BおよびCのオフセットタフティングニードルの配置とすることも可能であり得る。
【0046】
しかし、従来のタフティングニードル90のオフセットしたものを用いることではなく、今まで知られていなかった方法で、偏心したタフティングニードル100(図9B)が単独で(図10C)、または、従来のタフティングニードルと共に(図10B)用いられて、本発明のいくつかの実施形態として上記されたオフセットタフティングニードルアセンブリとしてもよい。
【0047】
最初に図10Bを参照して、一連のオフセットタフティングニードルが従来のタフティングニードル90の代替的なもの、および、図9Bの偏心タフティングニードル100の代替的なもので構成される。従来のタフティングニードル90の軸中心線92(図9A)の各々は、共通の長手方向軸112と一直線になる。図9Bでは、それぞれの柄(軸中心線102)も一連のタフティングニードルの共通の長手方向軸112と一直線になる。しかし、偏心タフティングニードルの各ニードル先108が偏心しているために、ニードル先のニードル穴109は、一組のタフティングニードルにおける共通の長手方向軸に対してオフセットしている。これは、図10Bに示されるように、偏心タフティングニードル180の他の全て、または、任意の所望の組み合わせを互いに対して180度回転させることによって達成され得る。これにより、二つのオフセット軸114および116の1つに沿って、ニードル穴、および、特にニードル穴の各軸110がこのように形成された状態にある。
【0048】
図10Cは、さらなる別の可能な一連のオフセットタフティングニードルを示す。この図では、一連の偏心タフティングニードル100のみが使用される。タフティングニードルの各軸中心線102(図9B)は、共通の長手方向軸112と一直線になり、各ニードル先のオフセット/偏心が二つのオフセット軸114、116のいずれかにそれぞれ沿うように、タフティングニードル100の他の全ては、互いに180度回転される。しかし、以前に提案したように、タフティングニードルの他の全てが2つのオフセット軸114、116のいずれかとそれぞれ一直線になるように、従来のタフティングニードル90を用いることによって、図10Cで示されたオフセットニードル構成がまた、構成され得ることも可能である。
【0049】
本発明の別の独自の特徴は、図10B〜Cに示されたオフセットニードル構成のどちらかが用いられるかにかかわらず、各タフティングニードルのブレードが互いに対して一直線になることである。例えば、全ての他のタフティングニードルが従来のタフティングニードルまたは偏心タフティングニードルを含む図10B、および、全てのニードルが偏心タフティングニードルである図10Cを参照して、図9Cの正面図でタフティングニードルを見ると、ニードル先98、108が互いに対してオフセットし得るにかかわらず、タフティングニードル、特に、タフティングニードルの軸中心線92、102が互いに一直線であるように見える。従って、用いられる各タフティングニードルのニードル先における偏心またはオフセットの度合いにかかわらず、タフティングニードルの軸中心線が共通の長手方向軸に沿って伸びるにつれ、ニードルのブレード96、106は、共通の長手方向軸112と一直線になり、これにより、ルーパーは、タフティングニードルのいずれか一つまたは両方と共に用いられ得る。
【0050】
図10A〜Cに示されたタフティングニードルアセンブリの実施形態は、従来の偏心タフティングニードルに制限されず、タフティングニードルの各ニードルの柄が共通の長手方向軸に沿って真っ直ぐに一直線になる場合は、そのタフティングニードルの各ニードル先をオフセット可能にするように作られる任意のタフティングニードルに制限される。このように、同じタイプのニードルが用いられ、それらのシャフトが真っ直ぐに一直線になるが、ニードルは、先が互いにオフセットするように向けられる。
【0051】
当業者には、用語「ニードル先」がタフティングプロセス中の支持材を突き抜けるタフティングニードルの一部を説明するように本明細書中で用いられていることが認識されている。それ故に、用語「ニードル先」は、糸が支持材中にタフティングされ、本発明の範囲内において、このように作られたタフティングされた品物の横糸(縦糸)方向から見ると、糸が互いにオフセットしているという配置も参照することを目的としている。従って、選択されたタフティングニードル先が互いに対してオフセットしている場合に、タフティングされた品物の横方向から見ると、これらのタフティングニードルを通された糸が直線ではない配置で支持材中にタフティングされている。
【0052】
当業者にはまた認識されているように、本発明は、ニードルのシャンクがゲージブロックまたはニードルバーにある一連のタフティングニードルの長手方向軸と一直線になっている、または、その軸からオフセットしている本発明のタフティングニードルアセンブリの二つの開示された局面の組み合わせを含み得る、または、図示されたタフティングニードルのタイプとは違う異なるタイプのタフティングニードルを含み得る。例えば、従来のタフティングニードルのみが一連のタフティングニードルの各々で用いられさえすれば存在するニードル先間の間隔を変化させるために、いくつかの偏心点タフティングニードルがオフセットシャンクを有するタフティングニードルと共に用いられ得る。
【0053】
本発明の実施形態にかかわらず、好ましくは、ニードルバー上の全ての他のタフティングニードル(または、交互のタフティングニードルの各々)の先がオフセットし、これにより、ニードル先は、図10Bおよび10Cで示されるように、平面図でギザギザのパターンを形成する。長手方向軸(タフティングニードルはこの軸に沿って配置される)、および、タフティングニードルに隣接した軸から各ニードル先をオフセットさせるために予期される範囲は、0.005インチと0.100インチとの間の範囲である。第一の好ましい範囲は、0.010インチと0.080インチとの間の範囲であり、第二の好ましい範囲は、0.015インチと0.060インチとの間の範囲であり、第三のおよびより好ましい範囲は、0.020インチと0.040インチとの間の範囲である。これらの好ましいオフセット範囲内で、0.020、0.025、0.030、0.035、0.0400、0.0450、0.0500、0.0550、0.0600、0.0650および0.0700インチの距離でゲージブロックまたはニードルバー上で交互になっているニードル先をオフセットさせることは、特に考慮される。
【0054】
また、他のオフセットタフティングニードル配置を有することも考慮される。例えば、本発明の範囲は、ニードルバー/ゲージブロック上にある三番目のニードル毎の先にオフセットされている設計を含む(すなわち、二つの隣接したニードル先の繰り返しパターンは、一列に並び、三番目毎のニードル先は、これらの二つの一列に並んだニードル先に対してオフセットしている)。同じニードルバー上に異なる間隔でフセットが起きることがさらに考慮される。例えば、ある設計では、第二のニードル先は、二つの隣接したニードル先に対して0.020インチの距離でオフセットされ得、第四のニードル先は、二つの隣接したニードル先に対して0.040インチの距離でオフセットさえ得、そして、第六のニードル先は、二つの隣接したニードル先に対して0.020インチの距離またはさらなる別の間隔でオフセットされ得る。当業者に認識されているように、これらの設計が例示的なものであり、非常に多くの他のニードル先/パターンの改変が本発明の範囲内で考慮される。
【0055】
当業者も気づいているように、タフティングニードル/ニードル先の一列に並んだ列を有する従来のタフティング機でタフティングされた品物には、タフティングされた布地のステッチ率が減少するときに作られたタフティングされた品物に視覚的に現れる上記のパターン、シフトマーク、および/または、テクスチャの問題が生じる。ニードル先の各列が本発明でオフセットする場合に、タフティングされた糸の列は、ステッチ率が減少する場合でさえ、有利にも、タフティングされた品物の横糸方向に並ばない。このように、本発明は、減少したステッチ率を許容し、下部のタフティングされた面は、優れた美観に重点を置き、タフティングスループットを増加させることによって、従来のシステムおよびニードルバーを用いることが可能となる。これらの利点は、ニードルバーが、支持材に対して横方向に所定の位置に固定されているか、タフティングプロセス中にシフトされているかにかかわらず達成される。
【0056】
開示されたタフティングニードルアセンブリが実在のタフティングマシンに容易に組み込まれ得るという本発明の別の利点が、当業者にはさらに認識されている。つまり、単一または二重のニードルバーの配置が用いられるかどうか、または、タフティングニードルがゲージブロックに固定されて、順に、そのゲージブロックがニードルバー(単数または複数)に固定されているかどうかにかかわらず、タフティングニードルの先間のオフセットの関係が比較的小さいので、タフティング機への調節が必要ではないと思われる。例えば、タフティング機のルーパが、交換される必要がなく、本発明のゲージブロック(単数または複数)/ニードルバー(単数または複数)で用いられる場合にほとんど調節を必要としない、または、全く調節と必要としない可能性が高いことが予期される。
【0057】
本発明のいくつかの実施形態が上述の明細書で開示されてきたが、上述の説明および関連する図面で提示された教示の利点を有するように、本発明の多くの修正および他の実施形態が本発明に関連して思い浮かぶことが当業者に認識される。従って、本発明が上記の本明細書中で開示された特定の実施形態に制限されず、多くの改変および他の実施形態が本発明の範囲内に含まれるように意図されることが理解される。さらに、特定の用語が本明細書中で用いられたが、これらの用語は、記述された本発明を制限する目的ではなく、一般的および説明的な意味でのみ用いれられ、上述の本明細書中で現れる単語「a」、「and」および「the」は、言葉が用いられる文脈に基づいて一つ以上を意味し得る。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】図1は、第1の公知のタイプのタフティングニードルバーの概略図である。
【図2】図2は、第2の公知のタイプのタフティングニードルバーの概略図である。
【図3】図3は、第3の公知のタイプのタフティングニードルバーの概略図である。
【図4】図4は、本発明のタフティングニードルアセンブリの第1の実施形態の概略図である。
【図5】図5は、本発明のタフティングニードルアセンブリの第2の実施形態の概略図である。
【図6】図6は、本発明のタフティングニードルアセンブリの第3の実施形態の概略図である。
【図7】図7は、本発明のタフティングニードルアセンブリの第4の実施形態の概略図である。
【図8】図8は、本発明のタフティングニードルアセンブリの第5の実施形態の概略図である。
【図9A】図9Aは、従来のタフティングニードルの図である。
【図9B】図9Bは、タフティングニードルの軸中心線に対する偏心ニードルを有するタフティングニードルの図である。
【図9C】図9Cは、図9Aのタフティングニードルとは間隔を開けた、図9Aのタフティングニードル、および図9Bの偏心タフティングニードルであり、各タフティングニードルの軸は、互いに直線的に並べられ、各ニードルの先端は、互いに離れている。
【図10A】図10Aは、各タフティングニードルが互いにかつ長手軸に対して整列された、共通の長手軸の長さ方向に延びている第1の列の配置されたタフティングニードルの概略図である。
【図10B】図10Bは、各他のタフティングニードルのニードル先端が隣接するタフティングニードルおよび長手軸に対して整列された、共通の長手軸の長さ方向に延びている第2の列の配置されたタフティングニードルの概略図である。
【図10C】図10Cは、各タフティングニードルのニードル先端が互いにかつ長手軸に整列された、共通の長手軸の長さ方向に延びている第3の列の配置されたタフティングニードルの概略図である。

Claims (61)

  1. タフティングマシンと共に用いるためのタフティングニードルアセンブリであって、該タフティングマシンは、フレームと、該フレーム上にサポートされ、かつ、該フレームに関連して側方にシフトする動作に適合された細長く、往復する少なくとも1つのニードルバーと、所定のタフティングマシンゲージのシリーズのルーパーであって、各ニードルバーのシリーズルーパーの1つは、該ニードルバーに関連して位置される、ルーパーとを有し、該タフティングニードルアセンブリは、
    少なくとも1つのニードルバー上に取り付けられるのに適した第1のゲージブロックと、
    該ゲージブロック上に配置された第1のシリーズのゲージエレメントであって、該第1のシリーズ内の該ゲージエレメントは、該ゲージブロックの縦方向に伸びる第1の長手方向の軸に沿って相互に間隔が空けられている、第1のシリーズのゲージエレメントと
    を備え、
    該第1のシリーズ内の少なくとも1つのゲージエレメントは、該第1の長手方向の軸に関連してオフセットされ、かつ、該第1のシリーズ内のゲージエレメントと隣接したゲージエレメントからオフセットされる、タフティングニードルアセンブリ。
  2. 前記第1のシリーズ内の各ゲージエレメントは、前記第1の長手方向の軸に関連してオフセットされ、かつ、該第1のシリーズ内のゲージエレメントと隣接したゲージエレメントからオフセットされる、請求項1のタフティングニードルアセンブリ。
  3. 前記第1のシリーズのゲージエレメントの隣接したゲージエレメントは、前記軸の反対側上に互いに関連してオフセットされる、請求項2に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  4. 前記第1のシリーズ内のゲージエレメントのうちの選択されたゲージエレメントは、前記第1の長手方向の軸に関連してオフセットされ、ゲージエレメントの所定のパターンを形成する、請求項1に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  5. 前記少なくとも1つのゲージエレメントは、0.005〜0.100インチの範囲内に前記長手方向の軸からオフセットされる、請求項1に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  6. 前記少なくとも1つのゲージエレメントは、0.005〜0.100インチの範囲内に前記第1のシリーズのゲージエレメントの隣接したゲージエレメントからオフセットされる、請求項1に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  7. 前記ゲージエレメントの第1のシリーズ内のゲージエレメントは、前記ゲージブロックに加えられた近位端およびニードルチップを規定する間隔のあいた遠位端と共に細長いニードルシャンクを有するタフティングニードルを備える、請求項1に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  8. 前記タフティングニードルの少なくとも1つのシャンクは、前記第1の長手方向の軸に関連してオフセットされる、請求項7に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  9. 前記タフティングニードルの少なくとも1つのニードルチップは、前記第1の長手方向の軸に関連してオフセットされる、請求項7に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  10. 前記タフティングニードルのシャンクは、互いに関連して位置合わせされ、前記第1の長手方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項9に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  11. 前記少なくとも1つのオフセットニードルチップは、前記第1のシリーズ内の前記タフティングニードルの隣接したタフティングニードルの前記ニードルチップに関連して偏心的に形成される、請求項9に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  12. 前記第1のゲージブロック上に配置されたゲージエレメントの第2のシリーズをさらに備え、該第2のシリーズ内のゲージエレメントは、前記ゲージブロックの縦方向に伸びる第2の長手方向の軸に沿って互いに間隔があけられ、該第2の長手方向の軸は、前記第1の長手方向の軸から間隔があけられ、かつ、該第1の長手方向の軸に対して平行に間隔があけられる、請求項1に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  13. 前記第2の長手方向の軸は、0.20〜0.25インチの範囲内に前記第1の長手方向の軸から間隔があけられる、請求項12に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  14. 前記第2のシリーズ内のゲージエレメントは、互いに関連して位置合わせされ、前記第2の長手方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項12に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  15. 前記第2のシリーズ内の少なくとも1つのゲージエレメントは、前記第2の長手方向の軸に関連してオフセットされ、かつ、該第2のシリーズ内のゲージエレメントと隣接したタフティングニードルからオフセットされる、請求項12のタフティングニードルアセンブリ。
  16. 前記少なくとも1つのオフセットされたゲージエレメントは、0.005〜0.100インチの範囲内で前記第2の長手方向の軸からオフセットされる、請求項15に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  17. 前記第2のシリーズ内のゲージエレメントの各々は、前記ゲージブロックに加えられた近位端およびニードルチップを規定する間隔のあいた遠位端と共に細長いニードルシャンクを有するタフティングニードルを備える、請求項12に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  18. 前記第2のシリーズにおける前記タフティングニードルの少なくとも1つのシャンクは、前記第2の長手方向の軸に関連してオフセットされる、請求項17に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  19. 前記第2のシリーズにおける前記タフティングニードルの少なくとも1つのニードルチップは、前記第2の長手方向の軸に関連してオフセットされる、請求項17に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  20. 前記第2のシリーズ内のタフティングニードルのシャンクは、互いに関連して位置合わせされ、前記第2の長手方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項19に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  21. 前記第1のシリーズのタフティングニードルは、前記第1の軸に沿って互いに間隔があけられ、所定のニードルゲージを規定し、前記第2のシリーズのタフティングニードルは、該第1のシリーズのタフティングニードルに関連して横方向にオフセットされ、さらに、前記タフティングマシンの所定のゲージと等しく結合された場合、該所定のニードルゲージ、該タフティングニードルの第1および第2のシリーズのニードルゲージにおいて、それぞれ、互いに間隔があけられる、請求項12に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  22. 前記タフティングマシンのニードルバーが該タフティングマシンの所定のゲージにおいて横方向にシフトされる場合に、前記タフティングニードル第1および第2のシリーズの各タフティングニードルは、該タフティングニードルの所定のゲージにおいて間隔があけられたタフティングマシンルーパーの対応する1つを用いて位置合わせされる、請求項21に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  23. 第2の細長いゲージブロックと、
    該第2のゲージブロック上に配置されたゲージエレメントの第2のシリーズであって、該第2のシリーズ内のゲージエレメントが、該第2のゲージブロックの縦方向に伸びる第2の長手方向の軸に沿って互いに間隔があけられる、第2のシリーズと
    をさらに備え、
    該第2の長手方向の軸は、前記第1のゲージブロックの第1の長手方向の軸から間隔があけられ、かつ、該第1のゲージブロックの第1の長手方向の軸に対して平行に間隔があけられる、請求項1に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  24. 前記ゲージエレメントの第2のシリーズの少なくとも1つのゲージエレメントは、前記第2の長手方向の軸に関してオフセットされ、かつ、該第2のシリーズ内のゲージエレメントの隣接したゲージエレメントからオフセットされる、請求項23に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  25. 前記第2のシリーズ内のゲージエレメントは、前記第2の長手方向の軸に沿って互いに関連して直線的に位置合わせされる、請求項23に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  26. 前記第2のゲージブロックは、前記第1のニードルバーから間隔があけられ、かつ、該第1のニードルバーに対して平行に間隔があけられる第2のニードルバー上に取り付けられるように適応される、請求項23に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  27. 前記第1のシリーズのタフティングニードルは、前記第1の軸に沿って互いに間隔があけられ、所定のニードルゲージを規定し、前記第2のシリーズのタフティングニードルは、該第1のシリーズのタフティングニードルに関連して横方向にオフセットされ、さらに、前記タフティングマシンの所定のゲージと等しく結合された場合、該所定のニードルゲージ、該タフティングニードルの第1および第2のシリーズのニードルゲージにおいて、それぞれ、互いに間隔があけられる、請求項26に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  28. 前記タフティングマシンの第1および第2のニードルバーが該タフティングマシンの所定のゲージにおいて横方向にシフトされる場合に、前記タフティングニードル第1および第2のシリーズの各タフティングニードルは、該タフティングニードルの所定のゲージにおいて間隔があけられたタフティングマシンルーパーの対応する1つに位置合わせされる、請求項27に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  29. タフティングニードルアセンブリは、
    第1の細長いニードルバーと、
    該第1のニードルバー上に配置された間隔があいた第2のタフティングニードルの第1のシリーズであって、該タフティングニードルが、該ニードルバーの縦方向に伸びる第1の長手方向の軸に沿って互いに間隔があけられる、間隔があいた第2のタフティングニードルの第1のシリーズと
    を備え、
    該タフティングニードル内のそれぞれは、該第1のニードルバーに加えられた近位端およびニードルチップを規定する間隔のあいた遠位端を有する細長いニードルシャンクを備え、
    該第1のシリーズ内の少なくとも1つのタフティングニードルは、該第1の長手方向の軸に関してオフセットされ、かつ、該第1のシリーズ内のタフティングニードルの各隣接したタフティングニードルからオフセットされる、タフティングマシンを用いて使用するためのタフティングニードルアセンブリ。
  30. 前記少なくとも1つのタフティングニードルのシャンクは、前記第1の長手方向の軸、および前記タフティングニードルの第1のシリーズのタフティングニードルの隣接したタフティングニードルのシャンクに関してオフセットされる、請求項29に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  31. 前記少なくとも1つのタフティングニードルのニードルチップは、前記第1の長手方向の軸、および前記ゲージエレメントの第1のシリーズのタフティングニードルの隣接したタフティングニードルのニードルチップに関してオフセットされる、請求項29に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  32. 前記少なくとも1つのタフティングニードルのニードルチップは、前記第1の長手方向の軸、および0.005〜0.100インチの範囲内の前記第1のシリーズ内のタフティングニードルの隣接したタフティングニードルのニードルチップからオフセットされる、請求項31に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  33. 前記第1のニードルバーに加えられたタフティングニードルの第2のシリーズをさらに備え、該第2のシリーズ内のタフティングニードルは、該ニードルバーの縦方向に伸びる第2の長手方向の軸に沿って互いに間隔があけられ、該第2の長手方向の軸は、前記第1の長手方向の軸から間隔があけられ、かつ、該第1の長手方向の軸に対して平行に間隔があけられる、請求項29に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  34. 前記第2の長手方向の軸は、0.20〜0.25インチの範囲内で前記第1の長手方向の軸から間隔があけられる、請求項33に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  35. 前記第2のシリーズ内のタフティングニードルは、互いに関連して位置合わせされ、かつ、前記第2の長手方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項33に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  36. 前記第2のシリーズ内の少なくとも1つのタフティングニードルは、前記第2の長手方向の軸に関してオフセットされ、かつ、該タフティングニードルの第2のシリーズ内のタフティングニードルの隣接したタフティングニードルからオフセットされる、請求項33に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  37. 前記少なくとも1つのタフティングニードルは、前記第2の長手方向の軸からオフセットされ、かつ、0.005〜0.100インチの範囲内で前記第2のシリーズ内のタフティングニードルの隣接したタフティングニードルからオフセットされる、請求項36に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  38. 第2の細長いニードルバーと、
    該第2のニードルバー上に配置された間隔があいたタフティングニードルの第2のシリーズであって、該第2のシリーズ内のタフティングニードルが、該第2のニードルバーの縦方向に伸びる第2の長手方向の軸に沿って互いに間隔があけられ、該第2の長手方向の軸が前記第1の長手方向の軸から間隔があけられ、かつ、第1の長手方向の軸に対して平行に間隔があけられる、間隔があいた第2のタフティングニードルの第2のシリーズと
    をさらに備え、
    該タフティングニードル内のそれぞれは、該第1のニードルバーに加えられた近位端およびニードルチップを規定する間隔のあいた遠位端を有する細長いニードルシャンクを備える、請求項29に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  39. 前記第2のシリーズ内の少なくとも1つのタフティングニードルは、前記第2の長手方向の軸に関連してオフセットされ、かつ、該第2のシリーズ内のタフティングニードルと各隣接したタフティングニードルからオフセットされる、請求項38のタフティングニードルアセンブリ。
  40. 前記第2のシリーズ内のタフティングニードルが、互いに関連して位置合わせされ、前記第2の長手方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項38に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  41. 細長いニードルバーと、
    該ニードルバー上に配置され、かつ、第1の長手方向の軸に沿ってその縦方向に伸びる、間隔があいたタフティングニードルの第1のシリーズであって、該タフティングニードルのそれぞれが、該ニードルバー上で保有される近位端およびニードルチップを規定する間隔があいた遠位端を有する細長いニードルシャンクを有する、間隔があいたタフティングニードルの第1のシリーズと
    を備え、
    該第1のシリーズ内の少なくとも1つのタフティングニードルのニードルチップは、該ニードルバーの第1の長手方向の軸に関してオフセットされる、タフティングマシンを用いて使用するためのタフティングニードルアセンブリ。
  42. 前記タフティングニードルのシャンクは、互いに関連して位置合わせされ、かつ、前記第1の長手方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項41に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  43. 前記少なくとも1つのタフティングニードルのシャンクは、0.005〜0.100インチの範囲内で前記第1の長手方向の軸に関連してオフセットされる、請求項41に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  44. 前記少なくとも1つのオフセットされたニードルチップは、前記第1のシリーズ内のタフティングニードルの隣接したタフティングニードルのニードルチップに関連して偏心的に形成される、請求項41に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  45. 前記少なくとも1つのタフティングニードルのニードルチップは、前記第1の長手方向の軸からオフセットされ、かつ、0.005〜0.100インチの範囲内で前記第1のシリーズのタフティングニードルの隣接したタフティングニードルのニードルチップからオフセットされる、請求項41に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  46. 前記第1のニードルバーに加えられたタフティングニードルの第2のシリーズをさらに含み、該第2のシリーズ内のタフティングニードルは、該ニードルバーの縦方向に伸びる第2の長手方向の軸に沿って互いに間隔があけられ、該第2の長手方向の軸は、前記第1の長手方向の軸から間隔があけられ、かつ、該第1の長手方向の軸に対して平行に間隔があけられる、請求項41に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  47. 前記第2の長手方向の軸は、0.20〜0.25インチの範囲内で前記第1の長手方向の軸から間隔があけられる、請求項46に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  48. 前記第2のシリーズ内のタフティングニードルのニードルチップは、互いに関連して位置合わせされ、前記第2の長手方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項46に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  49. 前記第2のシリーズ内の少なくとも1つのタフティングニードルのニードルチップは、前記第2の長手方向の軸に関連してオフセットされる、請求項46に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  50. 前記少なくとも1つのタフティングニードルのニードルチップは、0.005〜0.100インチの範囲内で前記第2の長手方向の軸からオフセットされる、請求項49に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  51. マウンティングブロックと、
    タフティングニードルの第1のシリーズであって、各タフティングニードルは、該マウンティングブロックに加えられた近位端およびニードルチップを規定する遠位端を有する細長いシャンクを有する、タフティングニードルの第1のシリーズと
    を備え、
    該第1のシリーズ内のタフティングニードルは、該マウンティングブロックの縦方向に伸びる第1の長軸に沿って互いに間隔があけられ、
    該第1のシリーズ内の少なくとも1つのタフティングニードルは、該第1の長手方向の軸に関連してオフセットされる、タフティングニードルアセンブリ。
  52. 前記少なくとも1つのタフティングニードルは、0.005〜0.100インチの範囲内で前記第1の長手方向の軸からオフセットされる、請求項51に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  53. タフティングニードルの第2のシリーズであって、各タフティングニードルは、前記マウンティングブロックに加えられた近位端およびニードルチップを規定する遠位端を有する細長いシャンクを有し、前記第2のシリーズ内のタフティングニードルは、該マウンティングブロックの縦方向に伸びる第2の長手方向の軸に沿って互いに間隔があけられ、該第2の長手方向の軸は、前記第1の長手方向の軸から間隔があけられ、かつ、該第1の長手方向の軸に対して平行に間隔があけられる、タフティングニードルの第2のシリーズをさらに備える、請求項51に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  54. 前記第2の長手方向の軸は、0.20〜0.25インチの範囲内で前記第1の長手方向の軸から間隔があけられる、請求項53に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  55. 前記第2のシリーズ内のタフティングニードルは、互いに関連して位置合わせされ、前記第2の長手方向の軸に沿って直線的に伸びる、請求項53に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  56. 前記第2のシリーズ内の少なくとも1つのタフティングニードルは、前記第2の長手方向の軸に関連してオフセットされる、請求項53に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  57. 前記第2のシリーズ内の少なくとも1つのオフセットされたタフティングニードルは、0.005〜0.100インチの範囲内で第2の長手方向の軸からオフセットされる、請求項56に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  58. 前記第2のシリーズ内の少なくとも1つのタフティングニードルのシャンクは、前記第2の長手方向の軸に関連してオフセットされる、請求項53に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  59. 前記第2のシリーズ内の少なくとも1つのタフティングニードルのニードルチップは、前記第2の長手方向の軸に関連してオフセットされる、請求項53に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  60. 前記第1のシリーズ内の各タフティングニードルは、前記第1の長手方向の軸に関連してオフセットされ、該第1のシリーズのタフティングニードルの隣接したタフティングニードルからオフセットされる、請求項51に記載のタフティングニードルアセンブリ。
  61. 前記第1のシリーズのタフティングニードルの隣接したタフティングニードルは、前記第1の長手方向の軸の反対側で互いに関連してオフセットされる、請求項60に記載のタフティングニードルアセンブリ。
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