JP2004521811A - フォークリフトトラックの操縦機構 - Google Patents
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Abstract
液圧式の構成により少なくとも2つの正反対の走行方向に沿って操縦可能なフォークリフトトラックは、少なくとも1つの操縦可能な地面上で回転する車輪(18)に連結された少なくとも1つの液圧式シリンダ(22)と、シリンダのシリンダボア又はピストンロッド側への選択式の液圧供給を制御するためのドライバ用の操縦ハンドル(20)とを有している。上記液圧式の構成は、また、トラックが走行する左右両側のいずれでも、上記操縦ハンドルが回転させられているのと同じ方向にトラックが操縦されるように、トラックが2方向の一方にて駆動される場合に切り換えられる分流バルブ(32)を有している。
Description
【技術分野】
【0001】
この発明は、フォークリフトトラックに関し、より詳しくは、そのための操縦機構に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のフォークリフトトラックにおける操縦は、前進駆動時にドライバが時計回りに操縦ハンドルを回転させた場合には、フォークリフトトラックが時計回りに操縦されるように、すなわち、フォークリフトトラックが操縦ハンドルの方向に追従するように行われる。しかしながら、後退駆動時には、フォークリフトトラックは、ドライバが操縦ハンドルを回転させるのとは反対の方向にフォークリフトトラックが操縦される。フォークリフトトラックを後退させる場合に、ユニットが操縦ハンドルの方向とは反対に操縦されることは、全てのドライバが認識するところである。これは、普通車,バス等を含む全ての車両について当てはまるケースである。
【0003】
従来の2ウェイリーチ式(2-way reach)のフォークリフトトラックの駆動時には、同様の操縦の影響が生じる(2本リーチ型のフォークリフトトラックは、ドライバが前を向く方向に対して、左右横向きの移動のみを可能とするものである)。その結果、ドライバが、走行方向を向くことはない。
【0004】
かかるフォークリフトトラックが、シート上で僅かに身体を左へ回転させつつこのポイントを左肩越しにみるドライバの前進方向に対して、左側へ駆動された場合には、ユニットは、ちょうど前進を行う従来のフォークリフトトラックのように操縦される。その結果、フォークリフトトラックは、操縦ハンドルが回転する方向と同じ方向に操縦させられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、フォークリフトトラックが右側に駆動された場合には、ユニットは、ドライバが操縦ハンドルを回転させるのとは反対方向に操縦される。フォークリフトトラックは、操縦ハンドルの方向には操縦されない。操縦者がいつも主観的に前進方向である左右をごく簡単に見ることができ、更に、フォークリフトトラックの操縦が、走行方向に従い、一貫性なく行われるため、操縦者にとってこれに順応することは非常に難しい。
【0006】
本発明の目的は、上記の操縦の問題を克服するための解決手段を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明では、少なくとも1つの操縦可能な地面上で回転する(ground-engaging)車輪に連結された少なくとも1つの液圧式シリンダを有する液圧式の構成により、少なくとも2つの正反対の走行方向に沿って操縦可能なフォークリフトトラックが提供され、該トラックは、更に、シリンダボア又はピストンロッド側への選択式の液圧供給を制御するための、ドライバの操縦ハンドルを有し、また、液圧式の構成は、トラックが走行する左右両側のいずれでも、上記操縦ハンドルが回転させられているのと同じ方向にトラックが操縦されるように動作可能な手段を有している。
【0008】
好ましくは、2つの正反対の走行方向がドライバが向く方向に対する横向き方向である。
【0009】
上記フォークリフトトラックが、2ウェイ又は4ウェイ(2-way or 4-way)式のフォークリフトトラックであってもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
まず、図1〜4を参照しながら、従来の2本リーチ型のフォークリフトトラックの構成及び動作について説明する。
【0011】
図1は、初期の位置(図1の右側)にある、また、左側(図1の左側)に駆動させられた従来の2本リーチ型のフォークリフトトラック10を共に示す。トラック10は、シャーシ12を有し、該シャーシ12には、右側に示される、それぞれフォーク16の側方にあり、地面上で回転する2つの車輪14と、左側に示される、シャーシ本体の中心にあり、地面上で回転する単一の車輪18と、が備わっている。車輪18は、車輪支持体(不図示)内に設けられ、その車輪支持体は、従来の様式で垂直軸まわりに軸支され、車輪18を時計回り又は反時計回りに垂直軸まわりに回転させることによりトラックが操縦可能となっている。従来の電気モータ,エンジン及びオペレータ制御(operator control)は、記号Aで示すドライバの前向き方向に対して左又は右方向にトラック10を駆動することを可能とする。ドライバの操縦ハンドル20を除く従来の構成は、特に示されていない。
【0012】
トラック10は、液圧式シリンダ22及びいわゆる操縦用モータ24を有する液圧式の構成(図2)により操縦される。シリンダ22は、車輪18用の支持体に軸支されるピストンロッド26と、シャーシ12に軸支されるバレル28とを有している。シリンダ22を伸縮させることにより、車輪18は、トラックを操縦すべく、時計回り又は反時計回りに回転させられ得る。
【0013】
操縦用モータ24は、4つのポートP,T,A及びBを有する従来の軌道調整ユニット(steering orbital unit)(実質的にはマルチウェイバルブ(multi-way valve))である。ポートA及びBは、それぞれ、液圧式シリンダ22のシリンダボア及びピストンロッド側に接続され、ポートPは、圧力下の油のソース(不図示)に接続され、また、ポートTは、タンク30に接続されている。ユニット24は、操縦ハンドル20に連結され、操縦ハンドル20が時計回りに回転させられた場合に、ポートPがポートAを介してシリンダ22のシリンダボア側へ接続される。その結果、圧力下の油が、シリンダ22が伸び、車輪18が時計回りに回転することを可能にする。同様に、操縦ハンドル20が反時計まわりに回転させられた場合には、ポートPがポートBを介してシリンダ22のピストンロッド(輪状の(annular))側に接続され、シリンダ22が短縮し、車輪18を反時計回りに回転させる。各場合において、ポートPがポートA又はBのいずれかに接続されると、他方のポートB又はAはポートTに接続される。
【0014】
その結果、図1の右側に示される初期の位置から開始して、トラック10が左側へ駆動され、操縦ハンドル20が時計回りに回転させられると、図1の左側に示されるように、トラックは、同様に時計回りに操縦されることとなる。同様にして、トラック10が左側へ駆動され、操縦ハンドル20が反時計回りに回転させられると、トラックが反時計回りに操縦されることとなる。これは、普通車,バス等の従来の車両の前進方向へ駆動する場合の予期される駆動パターンに対応する。
【0015】
しかしながら、図3の左側に示されるような初期の位置から再び開始して、トラック10が右側へ駆動され、操縦ハンドル20が時計回りに回転させられると、図3の右側に示されるように、トラックは時計回りに操縦されることとなる。。同様にして、トラック10が右側へ駆動され、操縦ハンドル20が反時計回りに回転させられると、トラックが時計回りに操縦されることとなる。このことは、予期される駆動パターンとは全く反対である。
【0016】
この問題は、図5〜8に示される本発明の実施形態により克服される。
【0017】
この実施形態は、操縦用モータ24と液圧式シリンダ22との間の液圧式の構成に、ダイバータバルブ(分流バルブ:diverter valve)を設けることで、前述した従来のトラックとは異なる。分流バルブ32は、図6及び8に示す2つの位置をとる。図6の位置では、液圧式のライン34が液圧式のライン36に接続され、液圧式のライン38が液圧式のライン40に接続される。しかし、図8の位置では、液圧式のライン34が液圧式のライン40に接続され、液圧式のライン38が液圧式のライン36に接続される。
【0018】
上記分流バルブが図6の位置にある場合に、トラック10が従来のトラックについて記述したのと同様であることは明らかである。その結果、図5の右側に示されるような初期の位置から開始して、トラック10が左側へ駆動され、操縦ハンドル20が時計回りに回転させられると、図5の左側に示すように、トラックが時計回りに操縦されることとなる。同様に、トラック10が左側へ駆動され、操縦ハンドル20が反時計回りに回転させられると、トラックが反時計回りに操縦されることとなる。
【0019】
右側へ駆動される場合に上記分流バルブ32がこの位置に残れば、従来のトラックの場合と同じ問題が生じる。そこで、図7に示すように右側へ駆動される場合には、上記分流バルブが図8の位置へ切り換えられるようにする。
【0020】
図7の左側に示される初期の位置から開始して、トラック10が右側へ駆動され、操縦ハンドル20が時計回りに回転させられると、このとき、圧力下のオイルがシリンダ22のピストンロッド側へ供給されるため、図3の右側に示されるように、トラックがまた時計回りに操縦されることとなる。同様に、トラック10が右側へ駆動され、操縦ハンドル20が反時計回りに回転させられると、トラックは反時計回りに操縦されることとなる。これは、求められた駆動パターンである。
【0021】
分流バルブ32の切換えは、フォークリフトトラックがいずれの方向にも無関係に側方へ駆動され、また、操縦者が操縦ハンドルを時計回りに回転させる場合には、フォークリフトトラックが時計回りに回転させられ、更に、操縦者が操縦ハンドルを反時計回りに回転させる場合には、フォークリフトトラックが反時計回りに回転させられることを保証する。これにより、ドライバが、2ウェイリーチ型のフォークリフトトラックを操作するにより迅速に順応することができるようになる。分流バルブ32は、電気,液圧又は圧縮空気の力を用いてドライバの左側/右側駆動選択スイッチから自動的に切り換えられ得る。又は、それはドライバにより手動式に切り換えられてもよい。あるいは、それらの組合せが採用されてもよい。
【0022】
同様の問題は、4ウェイ式のフォークリフトトラック、すなわち、ドライバの前向き方向に対する側方と同様に前後に駆動され得るトラックの場合にも生じる。あるフォークリフトトラックは、右側駆動時にユニットがあたかも前方へ進むように操縦されるように、すなわち、ドライバが操縦ハンドルを時計回りに回転させた場合に、フォークリフトトラックが時計回りに操縦され、また、逆も同様になるように設計されている。これは、左側への駆動時に、ドライバが操縦ハンドルを時計回りに回転させた場合には、フォークリフトトラックが反時計回りに操縦されることを意味する。また他のフォークリフトトラックは、左側への駆動時に、ユニットがあたかも前向きに進行しているかのように操縦され、また、一方、右側への駆動時には、ユニットがドライバが操縦ハンドルを時計回りに回転させた場合には、フォークリフトトラックが反時計回りに操縦されるように発展されたものである。
【0023】
操縦者が左右を容易に見ることができるため、これに順応することは操縦者にとって非常に難しいことである。他の方向に対して位置方向に移動している場合に、操縦により、反対方向にフォークリフトトラックが回転させられる必要があることは大きな混乱をもたらす。
【0024】
他の4ウェイ式のフォークリフトトラックの製造業者は、操縦者が前方又は側方に向くことができるように、0と90°との間の角度で操縦者を回転させることにより、設計上妥協している。
【0025】
前述したような分流バルブの使用によって、4ウェイフォークリフトトラックにおける左側又は右側からの駆動時における混乱が解消される。その実現は、実質的には2ウェイトラックの場合と同様である。分流バルブ32は、横向きの操縦用に、液圧式の構成に組み込まれ、その結果、ドライバが横向き方向の一方(トラックが、操縦ハンドルの回転方向に対して反対の方向に操縦されることを可能とする側)を選択した場合には、操縦用モータからの圧力下のオイルの流れが横方向の操縦用シリンダの反対側に向かって逆向きにされる。
【0026】
このことは、4ウェイ式のフォークリフトトラックが横向き方向にていずれの方向にもかかわらず駆動され、また、操縦者が操縦ハンドルを時計回りに回転させた場合に、フォークリフトトラックが時計回りに回転させられることを保証する。同様に、操縦者が、反時計回りに操縦ハンドルを回転させた場合には、フォークリフトトラックは反時計回りに回転する。これにより、ドライバは、特殊な4ウェイフォークリフトトラックを操作するのに非常に迅速に順応することができる。
【0027】
横向き方向の操縦用に1つの車輪18を装備したフォークリフトトラックについて記述したが、本発明は、横向き方向の操縦用に2つの車輪18を装備した2又は4ウェイフォークリフトトラックに適用可能である。かかる場合には、2つの車輪18が、その動作が同期化された各シリンダ22により回転させられる。若しくは、車輪が単一のシリンダ22により駆動され、機械的に連結され得る。いずれの場合にも、同期化された1つ又はそれ以上の分流バルブが、操縦用モータからの圧力下のオイルの流れを、横向き方向の走行のうちの一方向に関して、横向き方向の操縦用シリンダの反対側に向かって逆向きにする。
【0028】
上記の発明により、操縦の制限についての懸念を要することなく、製造業者は、フォークリフトトラックの設計に関しいずれの方向も最も実用的であるように、ドライバを配置することが可能できる。
【0029】
フォークリフトトラックに適した上記発明を用いれば、ドライバは、その反射反応に順ずることにより、フォークリフトトラックを操縦することが可能となる、すなわち、操縦ハンドルを時計回りに回転させると、フォークリフトトラックが時計回りに回転させられ、他方、操縦ハンドルを反時計回りに回転させると、フォークリフトトラックが反時計回りに回転させられることが可能となる。
【0030】
なお、本発明は、例示された実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】操縦ハンドルを時計回りに回転させる間の左側への駆動をあらわす従来の2本リーチ型のフォークリフトトラックの平面図である。
【図2】図1の条件下での従来のトラックの液圧式の操縦用構成の動作を示す図である。
【図3】操縦ハンドルを時計回りに回転させる間の右側への駆動をあらわす従来の2本リーチ型のフォークリフトトラックの平面図である。
【図4】図3の条件下での従来のトラックの液圧式の操縦用構成の動作を示す図である。
【図5】操縦ハンドルを時計回りに回転させる間の左側への駆動をあらわす本発明の実施形態によるフォークリフトトラックの平面図である。
【図6】図5の条件下での上記トラックの液圧式の操縦用構成の動作を示す図である。
【図7】操縦ハンドルを時計回りに回転させる間の右側への駆動をあらわす本発明の実施形態によるフォークリフトトラックの平面図である。
【図8】図7の条件下での上記トラックの液圧式の操縦用構成の動作を示す図である。
【0001】
この発明は、フォークリフトトラックに関し、より詳しくは、そのための操縦機構に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のフォークリフトトラックにおける操縦は、前進駆動時にドライバが時計回りに操縦ハンドルを回転させた場合には、フォークリフトトラックが時計回りに操縦されるように、すなわち、フォークリフトトラックが操縦ハンドルの方向に追従するように行われる。しかしながら、後退駆動時には、フォークリフトトラックは、ドライバが操縦ハンドルを回転させるのとは反対の方向にフォークリフトトラックが操縦される。フォークリフトトラックを後退させる場合に、ユニットが操縦ハンドルの方向とは反対に操縦されることは、全てのドライバが認識するところである。これは、普通車,バス等を含む全ての車両について当てはまるケースである。
【0003】
従来の2ウェイリーチ式(2-way reach)のフォークリフトトラックの駆動時には、同様の操縦の影響が生じる(2本リーチ型のフォークリフトトラックは、ドライバが前を向く方向に対して、左右横向きの移動のみを可能とするものである)。その結果、ドライバが、走行方向を向くことはない。
【0004】
かかるフォークリフトトラックが、シート上で僅かに身体を左へ回転させつつこのポイントを左肩越しにみるドライバの前進方向に対して、左側へ駆動された場合には、ユニットは、ちょうど前進を行う従来のフォークリフトトラックのように操縦される。その結果、フォークリフトトラックは、操縦ハンドルが回転する方向と同じ方向に操縦させられる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、フォークリフトトラックが右側に駆動された場合には、ユニットは、ドライバが操縦ハンドルを回転させるのとは反対方向に操縦される。フォークリフトトラックは、操縦ハンドルの方向には操縦されない。操縦者がいつも主観的に前進方向である左右をごく簡単に見ることができ、更に、フォークリフトトラックの操縦が、走行方向に従い、一貫性なく行われるため、操縦者にとってこれに順応することは非常に難しい。
【0006】
本発明の目的は、上記の操縦の問題を克服するための解決手段を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明では、少なくとも1つの操縦可能な地面上で回転する(ground-engaging)車輪に連結された少なくとも1つの液圧式シリンダを有する液圧式の構成により、少なくとも2つの正反対の走行方向に沿って操縦可能なフォークリフトトラックが提供され、該トラックは、更に、シリンダボア又はピストンロッド側への選択式の液圧供給を制御するための、ドライバの操縦ハンドルを有し、また、液圧式の構成は、トラックが走行する左右両側のいずれでも、上記操縦ハンドルが回転させられているのと同じ方向にトラックが操縦されるように動作可能な手段を有している。
【0008】
好ましくは、2つの正反対の走行方向がドライバが向く方向に対する横向き方向である。
【0009】
上記フォークリフトトラックが、2ウェイ又は4ウェイ(2-way or 4-way)式のフォークリフトトラックであってもよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
まず、図1〜4を参照しながら、従来の2本リーチ型のフォークリフトトラックの構成及び動作について説明する。
【0011】
図1は、初期の位置(図1の右側)にある、また、左側(図1の左側)に駆動させられた従来の2本リーチ型のフォークリフトトラック10を共に示す。トラック10は、シャーシ12を有し、該シャーシ12には、右側に示される、それぞれフォーク16の側方にあり、地面上で回転する2つの車輪14と、左側に示される、シャーシ本体の中心にあり、地面上で回転する単一の車輪18と、が備わっている。車輪18は、車輪支持体(不図示)内に設けられ、その車輪支持体は、従来の様式で垂直軸まわりに軸支され、車輪18を時計回り又は反時計回りに垂直軸まわりに回転させることによりトラックが操縦可能となっている。従来の電気モータ,エンジン及びオペレータ制御(operator control)は、記号Aで示すドライバの前向き方向に対して左又は右方向にトラック10を駆動することを可能とする。ドライバの操縦ハンドル20を除く従来の構成は、特に示されていない。
【0012】
トラック10は、液圧式シリンダ22及びいわゆる操縦用モータ24を有する液圧式の構成(図2)により操縦される。シリンダ22は、車輪18用の支持体に軸支されるピストンロッド26と、シャーシ12に軸支されるバレル28とを有している。シリンダ22を伸縮させることにより、車輪18は、トラックを操縦すべく、時計回り又は反時計回りに回転させられ得る。
【0013】
操縦用モータ24は、4つのポートP,T,A及びBを有する従来の軌道調整ユニット(steering orbital unit)(実質的にはマルチウェイバルブ(multi-way valve))である。ポートA及びBは、それぞれ、液圧式シリンダ22のシリンダボア及びピストンロッド側に接続され、ポートPは、圧力下の油のソース(不図示)に接続され、また、ポートTは、タンク30に接続されている。ユニット24は、操縦ハンドル20に連結され、操縦ハンドル20が時計回りに回転させられた場合に、ポートPがポートAを介してシリンダ22のシリンダボア側へ接続される。その結果、圧力下の油が、シリンダ22が伸び、車輪18が時計回りに回転することを可能にする。同様に、操縦ハンドル20が反時計まわりに回転させられた場合には、ポートPがポートBを介してシリンダ22のピストンロッド(輪状の(annular))側に接続され、シリンダ22が短縮し、車輪18を反時計回りに回転させる。各場合において、ポートPがポートA又はBのいずれかに接続されると、他方のポートB又はAはポートTに接続される。
【0014】
その結果、図1の右側に示される初期の位置から開始して、トラック10が左側へ駆動され、操縦ハンドル20が時計回りに回転させられると、図1の左側に示されるように、トラックは、同様に時計回りに操縦されることとなる。同様にして、トラック10が左側へ駆動され、操縦ハンドル20が反時計回りに回転させられると、トラックが反時計回りに操縦されることとなる。これは、普通車,バス等の従来の車両の前進方向へ駆動する場合の予期される駆動パターンに対応する。
【0015】
しかしながら、図3の左側に示されるような初期の位置から再び開始して、トラック10が右側へ駆動され、操縦ハンドル20が時計回りに回転させられると、図3の右側に示されるように、トラックは時計回りに操縦されることとなる。。同様にして、トラック10が右側へ駆動され、操縦ハンドル20が反時計回りに回転させられると、トラックが時計回りに操縦されることとなる。このことは、予期される駆動パターンとは全く反対である。
【0016】
この問題は、図5〜8に示される本発明の実施形態により克服される。
【0017】
この実施形態は、操縦用モータ24と液圧式シリンダ22との間の液圧式の構成に、ダイバータバルブ(分流バルブ:diverter valve)を設けることで、前述した従来のトラックとは異なる。分流バルブ32は、図6及び8に示す2つの位置をとる。図6の位置では、液圧式のライン34が液圧式のライン36に接続され、液圧式のライン38が液圧式のライン40に接続される。しかし、図8の位置では、液圧式のライン34が液圧式のライン40に接続され、液圧式のライン38が液圧式のライン36に接続される。
【0018】
上記分流バルブが図6の位置にある場合に、トラック10が従来のトラックについて記述したのと同様であることは明らかである。その結果、図5の右側に示されるような初期の位置から開始して、トラック10が左側へ駆動され、操縦ハンドル20が時計回りに回転させられると、図5の左側に示すように、トラックが時計回りに操縦されることとなる。同様に、トラック10が左側へ駆動され、操縦ハンドル20が反時計回りに回転させられると、トラックが反時計回りに操縦されることとなる。
【0019】
右側へ駆動される場合に上記分流バルブ32がこの位置に残れば、従来のトラックの場合と同じ問題が生じる。そこで、図7に示すように右側へ駆動される場合には、上記分流バルブが図8の位置へ切り換えられるようにする。
【0020】
図7の左側に示される初期の位置から開始して、トラック10が右側へ駆動され、操縦ハンドル20が時計回りに回転させられると、このとき、圧力下のオイルがシリンダ22のピストンロッド側へ供給されるため、図3の右側に示されるように、トラックがまた時計回りに操縦されることとなる。同様に、トラック10が右側へ駆動され、操縦ハンドル20が反時計回りに回転させられると、トラックは反時計回りに操縦されることとなる。これは、求められた駆動パターンである。
【0021】
分流バルブ32の切換えは、フォークリフトトラックがいずれの方向にも無関係に側方へ駆動され、また、操縦者が操縦ハンドルを時計回りに回転させる場合には、フォークリフトトラックが時計回りに回転させられ、更に、操縦者が操縦ハンドルを反時計回りに回転させる場合には、フォークリフトトラックが反時計回りに回転させられることを保証する。これにより、ドライバが、2ウェイリーチ型のフォークリフトトラックを操作するにより迅速に順応することができるようになる。分流バルブ32は、電気,液圧又は圧縮空気の力を用いてドライバの左側/右側駆動選択スイッチから自動的に切り換えられ得る。又は、それはドライバにより手動式に切り換えられてもよい。あるいは、それらの組合せが採用されてもよい。
【0022】
同様の問題は、4ウェイ式のフォークリフトトラック、すなわち、ドライバの前向き方向に対する側方と同様に前後に駆動され得るトラックの場合にも生じる。あるフォークリフトトラックは、右側駆動時にユニットがあたかも前方へ進むように操縦されるように、すなわち、ドライバが操縦ハンドルを時計回りに回転させた場合に、フォークリフトトラックが時計回りに操縦され、また、逆も同様になるように設計されている。これは、左側への駆動時に、ドライバが操縦ハンドルを時計回りに回転させた場合には、フォークリフトトラックが反時計回りに操縦されることを意味する。また他のフォークリフトトラックは、左側への駆動時に、ユニットがあたかも前向きに進行しているかのように操縦され、また、一方、右側への駆動時には、ユニットがドライバが操縦ハンドルを時計回りに回転させた場合には、フォークリフトトラックが反時計回りに操縦されるように発展されたものである。
【0023】
操縦者が左右を容易に見ることができるため、これに順応することは操縦者にとって非常に難しいことである。他の方向に対して位置方向に移動している場合に、操縦により、反対方向にフォークリフトトラックが回転させられる必要があることは大きな混乱をもたらす。
【0024】
他の4ウェイ式のフォークリフトトラックの製造業者は、操縦者が前方又は側方に向くことができるように、0と90°との間の角度で操縦者を回転させることにより、設計上妥協している。
【0025】
前述したような分流バルブの使用によって、4ウェイフォークリフトトラックにおける左側又は右側からの駆動時における混乱が解消される。その実現は、実質的には2ウェイトラックの場合と同様である。分流バルブ32は、横向きの操縦用に、液圧式の構成に組み込まれ、その結果、ドライバが横向き方向の一方(トラックが、操縦ハンドルの回転方向に対して反対の方向に操縦されることを可能とする側)を選択した場合には、操縦用モータからの圧力下のオイルの流れが横方向の操縦用シリンダの反対側に向かって逆向きにされる。
【0026】
このことは、4ウェイ式のフォークリフトトラックが横向き方向にていずれの方向にもかかわらず駆動され、また、操縦者が操縦ハンドルを時計回りに回転させた場合に、フォークリフトトラックが時計回りに回転させられることを保証する。同様に、操縦者が、反時計回りに操縦ハンドルを回転させた場合には、フォークリフトトラックは反時計回りに回転する。これにより、ドライバは、特殊な4ウェイフォークリフトトラックを操作するのに非常に迅速に順応することができる。
【0027】
横向き方向の操縦用に1つの車輪18を装備したフォークリフトトラックについて記述したが、本発明は、横向き方向の操縦用に2つの車輪18を装備した2又は4ウェイフォークリフトトラックに適用可能である。かかる場合には、2つの車輪18が、その動作が同期化された各シリンダ22により回転させられる。若しくは、車輪が単一のシリンダ22により駆動され、機械的に連結され得る。いずれの場合にも、同期化された1つ又はそれ以上の分流バルブが、操縦用モータからの圧力下のオイルの流れを、横向き方向の走行のうちの一方向に関して、横向き方向の操縦用シリンダの反対側に向かって逆向きにする。
【0028】
上記の発明により、操縦の制限についての懸念を要することなく、製造業者は、フォークリフトトラックの設計に関しいずれの方向も最も実用的であるように、ドライバを配置することが可能できる。
【0029】
フォークリフトトラックに適した上記発明を用いれば、ドライバは、その反射反応に順ずることにより、フォークリフトトラックを操縦することが可能となる、すなわち、操縦ハンドルを時計回りに回転させると、フォークリフトトラックが時計回りに回転させられ、他方、操縦ハンドルを反時計回りに回転させると、フォークリフトトラックが反時計回りに回転させられることが可能となる。
【0030】
なお、本発明は、例示された実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】操縦ハンドルを時計回りに回転させる間の左側への駆動をあらわす従来の2本リーチ型のフォークリフトトラックの平面図である。
【図2】図1の条件下での従来のトラックの液圧式の操縦用構成の動作を示す図である。
【図3】操縦ハンドルを時計回りに回転させる間の右側への駆動をあらわす従来の2本リーチ型のフォークリフトトラックの平面図である。
【図4】図3の条件下での従来のトラックの液圧式の操縦用構成の動作を示す図である。
【図5】操縦ハンドルを時計回りに回転させる間の左側への駆動をあらわす本発明の実施形態によるフォークリフトトラックの平面図である。
【図6】図5の条件下での上記トラックの液圧式の操縦用構成の動作を示す図である。
【図7】操縦ハンドルを時計回りに回転させる間の右側への駆動をあらわす本発明の実施形態によるフォークリフトトラックの平面図である。
【図8】図7の条件下での上記トラックの液圧式の操縦用構成の動作を示す図である。
Claims (6)
- 液圧式の構成により、少なくとも2つの正反対の走行方向に沿って操縦可能なフォークリフトトラックにおいて、
上記トラックは、少なくとも1つの操縦可能な地面上で回転する車輪に連結された少なくとも1つの液圧式シリンダと、シリンダボア又はピストンロッド側への選択式の液圧供給を制御するためのドライバの操縦ハンドルとを有し、
また、上記液圧式の構成は、トラックが走行する左右両側のいずれでも、上記操縦ハンドルが回転させられているのと同じ方向にトラックが操縦されるように動作可能な手段を有していることを特徴とするフォークリフトトラック。 - 上記液圧式の構成が、上記ドライバの操縦ハンドルにより制御される操縦用モータと、圧力下の流体が、上記トラックが正反対の方向に走行し上記操縦ハンドルが同じ方向に回転させられる場合に、上記シリンダの正反対の側に適用されることを可能とするように、上記操縦用モータとシリンダとの間に連結される、選択式に動作可能な流体分流手段と、を有していることを特徴とする請求項1記載のフォークリフトトラック。
- 上記液圧式の構成が、
上記操縦用モータと分流手段との間に接続される液圧式の第1及び第2のラインであって、上記操縦用モータが、第1の位置にある場合には、選択式に上記第1のラインへ圧力下の流体を供給し、また、第2の位置にある場合には、選択式に上記第2のラインへ圧力下の流体を供給する第1及び第2のラインと、
上記分流手段とシリンダボア及びピストンロッドとの間に接続される液圧式の第3及び第4のラインと、を有しており、
上記分流手段は、上記操縦用モータが第1の位置にある場合に、上記トラックが正反対の方向の一方へ移動する際には、上記第1のラインを第3のラインに接続すべく、また、上記トラックが両方向の他方へ移動する際には、上記第1のラインを第4のラインに接続すべく動作可能であり、
また、上記分流手段は、上記操縦用モータが第2の位置にある場合に、上記トラックが正反対の方向の一方へ移動する際には、上記第2のラインを第3のラインに接続すべく、また、上記トラックが両方向の他方へ移動する際には、上記第2のラインを第4のラインに接続すべく動作可能であることを特徴とする請求項1記載のフォークリフトトラック。 - 上記2つの正反対の走行方向がドライバが向く方向に対する横向き方向であることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のフォークリフトトラック。
- 上記フォークリフトトラックが、2ウェイ(2-way)式のフォークリフトトラックであることを特徴とする請求項4記載のフォークリフトトラック。
- 上記フォークリフトトラックが、4ウェイ(4-way)式のフォークリフトトラックであることを特徴とする請求項4記載のフォークリフトトラック。
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