JP2004520460A - 衝撃吸収材の用途に適するポリウレタン組成物およびそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、概して、ポリウレタンフォームおよびエラストマーに関する。より具体的には、本発明は、その衝撃吸収能力を特徴とするポリウレタンフォームおよびエラストマーならびにそれらの製造方法に関する。
【0002】
(発明の背景)
エネルギー吸収に適した材料は、例えば、ヘルメット、身体保護用パッド、および遊技場表面等、多くの安全用、医療用および整形外科用アプリケーションに必要とされている。前記材料が最大量のエネルギーを吸収し、前記エネルギーを頭部または身体に返して損傷を引き起こす反動を最小限にするためには、前記フォームの弾性は可能な限り小さくなければならない。エネルギー吸収材は、典型的には、その硬さに基づいて、セミリジッド、セミフレキシブル、フレキシブルおよびエラストメリックの四つのカテゴリーに分かれている。セミリジッドフォームは、典型的には、発泡ポリスチレンまたはポリウレタンにより形成されている。セミフレキシブルおよびフレキシブルフォームは、主としてポリウレタンにより形成されている。本発明の主題である材料は、セミフレキシブル、フレキシブル、セミリジッドおよびインテグラル(integral)スキンフォーム、ならびに極めて低い弾性を有するエラストメリックポリウレタンである。
【0003】
典型的なエネルギー吸収ポリウレタンは、ポリエーテルポリオールおよびイソシアネートから生産され、そして高い弾性を有する。前記ポリエーテルポリオールは、典型的には、100〜20,000の平均分子量を有し、そして、一分子当たりヒドロキシル基2.4〜2.7個相当の平均官能基性(functionality)を有する。トルエンジイソシアネートまたはジフェニルメタンジイソシアネートは、幅広い性質のフォームおよびエラストマーの生産に用いられている。前記イソシアネートの官能基性は、典型的には一分子当たりイソシアネート基2.0〜2.3個である。与えられた公式によると、全イソシアネート基は、ヒドロキシル基の全数と比較して、等しいかまたはわずかに過剰である。
【0004】
過去には、ポリウレタンフォームの弾性を低下させるためにひまし油が広く用いられていたが、多くは合成可塑剤に取って代わられた。Syzycherの"Handbook of Polyurethanes"(Michael Syzycher, CRC Press, LLC, 1999, Chapter 8.5.5)によれば、ひまし油を用いて調製されたフォームは収縮する傾向があり、その連続気泡構造のために、コーティングするかさもなくば水から保護する必要がある。したがって、米国特許第4,987,156号では、低温での弾性を増加させるために、アジピン酸、マレイン酸およびリン酸エステル等の液体可塑剤を添加した衝撃吸収用ポリウレタンフォームが開示されている。可塑剤使用の上限は150pphである。それに加え、前記可塑剤はポリオールとイソシアネートとの反応を阻害する。米国特許第5,128,381号は、アルキルフェノールおよびヒドロキシアルキルフタル酸エステル等の可塑剤混合物の使用を提案している。可塑剤使用の不利益は、それらがフォーム外部に発汗して特性を低下させる傾向があることと、それらに触れた時の不快な粘着性の感触である。弾性低下に使用される他のタイプの添加剤は、アスファルトであり、特開昭61−152740および特開昭59−15433(Japanese disclosures 152740/1986 and 15433/1984)に例示されている。しかしながら、それらのフォームは、狭い温度範囲にしか適用できず、そして、それらのエネルギー吸収は実質的に室温に限定されている。これまでポリウレタンフォームの生産に利用されてきているその他の添加剤は、米国特許第5,677,048号に開示されている高級炭化水素等の相転移剤、米国特許第5,047,494号に開示されている鎖延長剤、米国特許第4,734,439号に開示されている褐炭および泥炭等の水膨張性充填剤、米国特許第4,554,295号に開示されている界面活性剤含有シリコーン、米国特許第3,926,866号に開示されている有機シリコーンオイル、および米国特許第4,243,755号に開示されている7ミクロン(7μm)未満の大きさの有機および無機充填剤の分散を含む。
【0005】
米国特許第5,849,806号では、特別なポリジエン ジオール/モノオール混合物、粘着性付与剤、およびオイルを、紙およびテープ等の基質に対する良好な接着性を達成するために使用して低弾性ポリウレタンフォームを生産した。それらの処方は、低弾性フォームを生産すると同時に、例えば、きわめて高い粘性のために混合およびキャスティングに先立ち150℃の加熱を必要とする、そして特別なジオールおよびモノオールを使用するといった多数の工程上の制限という欠点がある。それらの条件のいずれもポリウレタン工業における一般的なプラクティスではなく、そしてそれゆえに、それらの処方の適用範囲は限定されている。前記発明者らは、それら低弾性フォームの適用の可能性を、粘着テープおよびシーラントへの適用の他に教示していなかった。
【0006】
したがって、幅広い温度範囲に適用可能で、一般的なトリオールを用いてポリウレタンフォーム工業で普遍的な製造条件下で製造可能な低弾性ポリウレタンフォームが必要とされている。
【0007】
本発明の目的は、優れたエネルギー吸収特性を有し、標準的なトリオールおよび/またはジオール、イソシアネートおよび粘着剤から調製可能な低弾性フォームのシリーズを提供することである。そのプレポリマーは、低粘度で、室温で容易に混合することができ、そして、工業上標準的な条件下で製造される。
【0008】
それらおよび他の本発明の目的は、以下の発明の要約および図面の詳細な説明でさらに明らかにする。
【0009】
(発明の要約)
本発明は、100〜20,000の平均分子量を有する少なくとも一種類のポリエーテルポリオール、芳香族ポリイソシアネート、粘着性樹脂、界面活性剤、発泡剤、および少なくとも一種類の触媒を少なくとも含むポリウレタンフォーム組成物に関する。
【0010】
本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリエーテルポリオールが、ポリ(オキシプロピレングリコール)、ポリ(オキシエチレングリコール)、およびポリ(オキシテトラメチレングリコール)からなる群から選択される少なくとも一つを含む。
【0011】
追加の本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリエーテルポリオールが、一分子当たりヒドロキシル基1個から3個の範囲内の官能基性(functionality)を有する。他の好ましい実施形態によれば、前記ポリエーテルポリオールが、25〜800のヒドロキシル価(hydroxyl number)を有する。
【0012】
さらなる本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリエーテルポリオールが、100〜20,000の平均分子量を有する。
【0013】
追加の本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリイソシアネートが、一分子当たりイソシアネート基2.4個の官能基性を有するメチレン ビス ジフェニル−イソシアネートであり、かつ、重量比でポリオール100部に対し35〜175部の濃度で存在する。
【0014】
さらにまた本発明の好ましい実施形態によれば、前記発泡剤が水であり、その水の濃度が、重量比でポリオール100部に対し0.1〜5部である。
【0015】
さらに本発明の好ましい実施形態によれば、前記発泡剤がヒドロ−クロロ−フルオロ−カーボンであり、かつ、重量比でポリオール100部に対し3〜40部の濃度で存在する。
【0016】
さらなる本発明の好ましい実施形態によれば、前記粘着性樹脂が、エステルガム(rosin ester)であり、かつ、重量比でポリオール100部に対し50〜500部の濃度で存在する。最適な濃度は100重量部である。
【0017】
追加の本発明の好ましい実施形態によれば、前記粘着性樹脂が、炭化水素または樹脂(rosin)と炭化水素との混合物であり、かつ、重量比でポリオール100部に対し30〜400部の濃度で存在する。最適な濃度は100重量部である。
【0018】
さらにまた本発明の好ましい実施形態によれば、前記界面活性剤が、前記イソシアネート メチレン ビス ジフェニル−イソシアネートと共に使用するために製剤されたシリコーン系界面活性剤であり、重量比でポリオール100部に対し0.1〜1.2部の濃度で存在する。
【0019】
さらに本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンフォームが、67%のジプロピレングリコールと33%の1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタンを含みLV33としても知られる触媒を、重量比でポリオール100部に対し0.3〜3.0部の濃度でさらに含む。
【0020】
さらなる本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンフォームが、第四級アミン触媒を、重量比でポリオール100部に対し0.1〜3.0部の濃度でさらに含む。
【0021】
さらにまた本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンフォームが、グリセリンを、重量比でポリオール100部に対し1〜24部の濃度でさらに含む。
【0022】
追加の本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンフォームが、オクチル酸スズ触媒を、重量比でポリオール100部に対し0.1〜0.5部の濃度でさらに含む。
【0023】
追加の本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンフォームが、難燃剤、紫外線安定剤、帯電防止剤、架橋剤、可塑剤、粘度低下剤からなる群から選択される少なくとも一つを、重量比でポリオール100部に対し0.1〜10部の濃度でさらに含む。
【0024】
本発明は、少なくとも二種類のポリエーテルポリオールの組み合わせ、粘着性樹脂、芳香族イソシアネート、および少なくとも一種類の触媒を含むポリウレタンエラストマーにも関係する。
【0025】
さらに本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンエラストマー中、前記ポリエーテルポリオールが、ポリ(オキシプロピレングリコール)、ポリ(オキシエチレングリコール)、およびポリ(オキシテトラメチレングリコール)からなる群から選択される少なくとも一つである。
【0026】
追加の本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンエラストマー中、前記ポリエーテルポリオールのうち一つが、一分子当たりヒドロキシル基1個から3個の範囲内の官能基性(functionality)を有する。
【0027】
さらにもう一つの本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンエラストマー中、少なくとも二種類のポリエーテルポリオールのうち第一のものが、1,000〜8,000の平均分子量を有する。その他の好ましい実施形態によれば、前記第一のポリエーテルポリオールが25〜60のヒドロキシル価を有する。一つの好ましい実施形態によれば、この第一のポリエーテルポリオールが、重量比で、全ポリオール含有量に対し50〜90部の濃度で存在する。
【0028】
さらにまた本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンエラストマー中、第二のポリエーテルポリオールが25〜800のヒドロキシル価を有する。ある実施形態では、前記第二のポリエーテルポリオールが100〜1,000の平均分子量を有する。さらにもう一つの好ましい実施形態によれば、この第二のポリエーテルポリオールが、重量比で、全ポリオール含有量に対し10〜50部の濃度で存在する。
【0029】
さらなる本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンエラストマー中、前記ポリイソシアネートが、一分子当たりイソシアネート基2.4個の官能基性を有するメチレン ビス ジフェニル−イソシアネートであり、かつ、重量比でポリオール100部に対し20〜80部の濃度で存在する。
【0030】
追加の本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンエラストマー中、前記粘着性樹脂が、エステルガム、炭化水素、および炭化水素と樹脂(rosin)との混合物からなる群から選択される少なくとも一つである。そのようなケースでは、前記粘着性樹脂が、重量比でポリオール100部に対し50〜300部の濃度で存在することが好ましい。
【0031】
さらにまた本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンエラストマー中、前記触媒が、オクチル酸スズ触媒であり、重量比でポリオール100部に対し0.3〜1部の濃度で存在する。
【0032】
さらなる本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンフォームが、第四級アミン触媒を、重量比でポリオール100部に対し0.1〜3.0部の濃度でさらに含む。
【0033】
追加の本発明の好ましい実施形態によれば、前記ポリウレタンフォームが、難燃剤、紫外線安定剤、帯電防止剤、架橋剤、可塑剤、粘度低下剤からなる群から選択される少なくとも一つを、重量比でポリオール100部に対し0.1〜10部の濃度でさらに含む。
【0034】
本発明は、20〜25℃の温度(室温)で、100〜20,000の平均分子量を有する少なくとも一種類のポリエーテルポリオールを、少なくとも一種類の触媒と、界面活性剤と、粘着性樹脂と、および発泡剤と混合し;10分間以下の間攪拌し;芳香族ポリイソシアネートを添加し;前記混合物をさらに1分間以下の間攪拌し;この混合物を25〜50℃の温度で型の中に注入し、そしてポリウレタンフォームを得る工程を含む、衝撃吸収の用途に適するポリウレタンフォーム組成物の製造方法をも提供する。前記少なくとも一種類のポリオール、前記少なくとも一種類の触媒、前記界面活性剤、前記粘着性樹脂、および前記発泡剤は、前述のもので良い。
【0035】
本発明は、20〜25℃の温度(室温)で、複数種類のポリエーテルポリオールを、粘着性樹脂と、少なくとも一種類の触媒と混合し;10分間以下の間攪拌し;芳香族ポリイソシアネートを添加し;前記混合物をさらに1分間以下の間攪拌し、型の中に注入し、ポリウレタンエラストマーを得る工程を含む、衝撃吸収の用途に適するポリウレタンエラストマーの製造方法をさらに提供する。前記ポリエーテルポリオール、前記粘着性樹脂、前記少なくとも一種類の触媒、および前記芳香族ポリイソシアネートは、前述の通りである。
【0036】
(好ましい実施形態の詳細な説明)
以下の詳細な説明の意図するところは、単に本発明のある好適な実施形態を例示するのみであると認識される。それは、決して特許請求の範囲に述べる本発明の範囲を限定することを意図していない。
【0037】
本発明における全ての新規な試料は以下のようにして調製した。ポリオールを、触媒と、界面活性剤と、および発泡剤と22〜24℃で混合し、10分間以下の間攪拌した。イソシアネートを添加し、その混合物をさらに1分間以下の間攪拌し、次に25〜50℃で型の中に注入した。
【0038】
衝撃吸収は、15mm厚さのフォーム調製物の上に、約1mの高さから5〜6kgの塊を落とす装置を用いて測定した(本発明で述べる全ての実施例において)。衝撃エネルギーは50Jに等しい。前記塊の減速は、G(9.8m/秒2)で測定した。さらに、前記フォームを透過した力(F)は、前記フォームの、衝撃を加えた側と反対側で測定した[単位(KN)で]。
【0039】
表1について言うと、試料1は対照試料、すなわち、普遍的な材料であり、その衝撃吸収性能を、いくつかの本発明の新規材料である試料2〜6と比較するためにのみ用いた。
【0040】
材料の濃度は、重量比で、ポリオール100部に対する部数で表した。ポリオール1と定義したポリオールは、試料4では平均分子量6000のトリオールであり、それ以外では平均分子量4700のトリオールである。試料2は、粘着剤、液体エステルガム(liquid rosin ester)を含み、これは試料1には存在しない。そのエネルギー吸収は試料1の2倍であることが、減速度(試料2では413Gに対し試料1では943G)および透過した力(試料2では19KNに対し試料1では43KN)の両方から見て取れる。
【0041】
試料3は試料2と同様であるが、主な相違は、さらにグリセリンおよびオクチル酸スズ触媒を含むことである。そのエネルギー吸収は向上している。
【0042】
試料4は試料3と同様であり、ポリオールの性質が異なる。試料4では、ポリオールは6000の平均分子量を有し、そして、ヒドロキシル価が26〜32である(Dow Chemical社、商品名Voranol CP 6001)ところ、試料1〜3および5〜8においてポリオール1と定義したポリオールは、4700の平均分子量を有し、ヒドロキシル価は32〜37である(Dow Chemical社、商品名Voranol CP 4702)。粘着性樹脂のレベルもまた上昇させた結果、フォームは柔軟性があり、エネルギー吸収レベルは若干低くなっている。
【0043】
試料5は粘着剤のタイプが前述の試料と異なり、エステルガム(rosin ester)の代わりに炭化水素である。エネルギー吸収レベルは同様である。
【0044】
試料6は試料3と同様であり、しかし、ジオールが、前記トリオールであるポリオール1と同量存在する。
【0045】
試料2〜6は運動エネルギー吸収フレキシブルフォームであり、そしてそれ自体種々の産業上アプリケーションに使用される可能性がある。それらは、自動車産業でヘッドレストとして、スポーツ活動で壁を作るために、医療において包装材料として、および整形外科用製品として使用される可能性がある。
【0046】
試料7〜8はセミリジッドフォーム材料である。それらフォームの可能性のあるアプリケーションは、個人用の安全用頭部保護アクセサリーである。セミリジッド材料は、衝突後、その元の形状を完全には復元しないため、再利用はできない場合があることに注意しなければならない。
【0047】
試料7はセミリジッドフォーム材料であり、トリオール成分がなくジオールがある前記試料に基づく。エネルギー吸収は試料2〜6と同様である。
【0048】
試料8は、もう一つのセミリジッドフォーム材料であり、これと前記試料との主な差異は、水含有率の増加である。エネルギー吸収は前記試料と同様である。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】
表2について言うと、種々の濃度による三種類のポリオールの混合物を用いて調製した追加のフレキシブルフォーム材料を示している。これら試料(試料A−H)において示されている材料は、種々の衝撃吸収能力を有している。これら材料には難燃剤を含有させ、同様に第二の粘着剤(炭化水素)および炭化水素と樹脂(rosin)との混合物を含有させた。
【0052】
表3について言うと、示している試料はセミフレキシブルのインテグラルスキンフォームであり、そして、それらのエネルギー吸収特性は、自動車のバンパー、スポーツ活動におけるマットレス、個人用の安全用身体プロテクター、包装材料、運動場パレットおよび道路安全用製品に利用できる可能性がある。
【0053】
試料9はインテグラルスキン対照試料であり、すなわち、その材料は普遍的で、その衝撃吸収性能を、本発明の新規材料である試料10〜12と比較するためにのみ持ち出した。
【0054】
試料10は試料9と同様だが、エステルガムを粘着剤としてさらに含む。そのエネルギー吸収は、前記対照試料である粘着剤を含まない試料9の3倍である。(エネルギー吸収値の向上は、減速度および透過した力のレベルから見て取れる。)
試料11は試料10と同様だが、ポリオール2がモノエチレングリコールであり、これに対し試料10ではポリオール2はポリエチレングリコールである。
【0055】
試料12は試料10と同様だが、ポリオール2がジエチレングリコールであり、これに対し試料10ではポリオール2はポリエチレングリコールである。
【0056】
表4および5について言うと、示している試料はセミフレキシブルおよびセミフレキシブルのインテグラルスキンフォームであり、表3で述べた試料と同様のアプリケーションに利用可能である。これら試料は、種々の濃度による三種類のポリオールの混合物を用いて調製した。これら試料において示した材料(試料I−O、および試料P−T)は、種々の衝撃吸収能力を有する。これら材料には難燃剤を含有させ、同様に第二の粘着剤(炭化水素)および炭化水素と樹脂との混合物を含有させた。
【0057】
【表3】
【0058】
【表4】
【0059】
【表5】
【0060】
【表6】
【0061】
表6について言うと、示している試料はセミリジッド材料である。それらフォームの可能なアプリケーションは(すでに述べた通り)、包装材、個人の安全用、頭部保護アクセサリー、自動車用および道路安全用アプリケーションである。セミリジッド材料は、衝突後、その元の形状を完全には復元しないため、再利用はできない場合があることに注意しなければならない。
【0062】
表7について言うと、いくつかのエラストメリック材料を示している。試料13は、エラストマー対照試料であり、すなわち、普遍的なエラストマー材料で、そして、その衝撃吸収性能を本発明の新規材料である試料14〜15と比較するためにのみ持ち出した。示しているエラストマーは、全てポリオール混合物を用いて形成した。低分子量ポリオールは137の平均分子量を有し、かつヒドロキシル価は400〜420であり(Dow Chemical社、商品名Voranol RN 411)そして、高分子量ポリオールは4700の平均分子量を有し、かつヒドロキシル価は32〜37である(Dow Chemical社、商品名Voranol CP 4702)。
【0063】
試料14は、粘着剤(エステルガム)の存在により、試料13と比較して向上した衝撃吸収を有している。
【0064】
試料15は試料14よりも多量の粘着剤を含み、そして試料14よりもさらに柔軟である。
【0065】
試料14および15はポリウレタンエラストマーであり、医療用および整形外科用製品、ならびに道路安全用製品のためのアプリケーションに有用である。
【0066】
表8について言うと、追加のエラストメリック材料を示している。これらの材料では難燃剤を含有させ、同様に第二の粘着剤(炭化水素)および炭化水素と樹脂との混合物を含有させたことに注意しなければならない。
【0067】
各試料の衝撃吸収能力は、材料成分の変化にしたがって変化する。
【0068】
【表7】
【0069】
【表8】
Claims (33)
- 100〜20,000の平均分子量を有する少なくとも一種類のポリエーテルポリオール、芳香族ポリイソシアネート、粘着性樹脂、界面活性剤、発泡剤、および触媒を少なくとも含むポリウレタンフォーム組成物。
- 前記ポリエーテルポリオールが、ポリ(オキシプロピレングリコール)、ポリ(オキシエチレングリコール)、およびポリ(オキシテトラメチレングリコール)からなる群から選択される少なくとも一つである請求項1に記載の組成物。
- 前記ポリエーテルポリオールが、一分子当たりヒドロキシル基1個から3個の範囲内の官能基性(functionality)を有する請求項1に記載の組成物。
- 前記ポリエーテルポリオールが、25〜800のヒドロキシル価(hydroxyl number)を有する請求項1に記載の組成物。
- 前記ポリエーテルポリオールが、100〜20,000の平均分子量を有する請求項1に記載の組成物。
- 前記ポリイソシアネートが、一分子当たりイソシアネート基2.4個の官能基性を有するメチレン ビス ジフェニル−イソシアネートであり、かつ、重量比でポリオール100部に対し35〜175部の濃度で存在する請求項1に記載の組成物。
- 前記発泡剤が水であり、その水の濃度が、重量比でポリオール100部に対し0.1〜5部である請求項1に記載の組成物。
- 前記発泡剤がヒドロ−クロロ−フルオロ−カーボンであり、かつ、重量比でポリオール100部に対し3〜40部の濃度で存在する請求項1に記載の組成物。
- 前記粘着性樹脂が、エステルガム(rosin ester)であり、かつ、重量比でポリオール100部に対し50〜500部の濃度で存在する請求項1に記載の組成物。
- 前記粘着性樹脂が、炭化水素または樹脂(rosin)と炭化水素との混合物であり、かつ、重量比でポリオール100部に対し30〜400部の濃度で存在する請求項1に記載の組成物。
- 前記界面活性剤が、前記イソシアネート メチレン ビス ジフェニル−イソシアネートと共に使用するために製剤されたシリコーン系界面活性剤であり、重量比でポリオール100部に対し0.1〜1.2部の濃度で存在する請求項1に記載の組成物。
- 67%のジプロピレングリコールと33%の1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタンを含みLV33としても知られる触媒を、重量比でポリオール100部に対し0.3〜3.0部の濃度でさらに含む請求項1に記載の組成物。
- 第四級アミン触媒を、重量比でポリオール100部に対し0.1〜3.0部の濃度でさらに含む請求項1に記載の組成物。
- グリセリンを、重量比でポリオール100部に対し1〜24部の濃度でさらに含む請求項1に記載の組成物。
- オクチル酸スズ触媒を、重量比でポリオール100部に対し0.1〜0.5部の濃度でさらに含む請求項1に記載の組成物。
- 難燃剤、紫外線安定剤、帯電防止剤、架橋剤、可塑剤、粘度低下剤からなる群から選択される少なくとも一つを、重量比でポリオール100部に対し0.1〜10部の濃度でさらに含む請求項1に記載の組成物。
- 少なくとも二種類のポリエーテルポリオールの組み合わせ、粘着性樹脂、芳香族イソシアネート、および少なくとも一種類の触媒を含むポリウレタンエラストマー。
- 前記ポリエーテルポリオールが、ポリ(オキシプロピレングリコール)、ポリ(オキシエチレングリコール)、およびポリ(オキシテトラメチレングリコール)からなる群から選択される少なくとも一つである請求項17に記載のポリウレタンエラストマー。
- 前記ポリエーテルポリオールのうち一つが、一分子当たりヒドロキシル基1個から3個の範囲内の官能基性(functionality)を有する請求項17に記載のポリウレタンエラストマー。
- 前記ポリエーテルポリオールが、1,000〜8,0000の平均分子量を有する請求項19に記載のポリウレタンエラストマー。
- 前記ポリエーテルポリオールが25〜60のヒドロキシル価を有する請求項19に記載のポリウレタンエラストマー。
- 前記ポリエーテルポリオールが、重量比で、全ポリオール含有量に対し50〜90部の濃度で存在する請求項19に記載のポリウレタンエラストマー。
- 前記ポリエーテルポリオールが25〜800のヒドロキシル価を有する請求項17に記載のポリウレタンエラストマー。
- 前記ポリエーテルポリオールが100〜1,000の平均分子量を有する請求項23に記載のポリウレタンエラストマー。
- 前記ポリエーテルポリオールが、重量比で、全ポリオール含有量に対し10〜50部の濃度で存在する請求項23に記載のポリウレタンエラストマー。
- 前記ポリイソシアネートが、一分子当たりイソシアネート基2.4個の官能基性を有するメチレン ビス ジフェニル−イソシアネートであり、かつ、重量比でポリオール100部に対し20〜80部の濃度で存在する請求項17に記載のポリウレタンエラストマー。
- 前記粘着性樹脂が、エステルガム、炭化水素、および炭化水素と樹脂(rosin)との混合物からなる群から選択される少なくとも一つである請求項17に記載のポリウレタンエラストマー。
- 前記粘着性樹脂が、重量比でポリオール100部に対し50〜300部の濃度で存在する請求項27に記載のポリウレタンエラストマー。
- 少なくとも一種類の触媒が、オクチル酸スズ触媒であり、重量比でポリオール100部に対し0.3〜1部の濃度で存在する請求項17に記載のポリウレタンエラストマー。
- 少なくとも一種類の触媒が、第四級アミン触媒であり、重量比でポリオール100部に対し0.1〜3.0部の濃度で存在する請求項17に記載のポリウレタンエラストマー。
- 難燃剤、紫外線安定剤、帯電防止剤、架橋剤、可塑剤、粘度低下剤からなる群から選択される少なくとも一つを、重量比でポリオール100部に対し0.1〜10部の濃度でさらに含む請求項17に記載のポリウレタンエラストマー。
- i)20〜25℃の温度(室温)で、100〜20,000の平均分子量を有する少なくとも一種類のポリエーテルポリオールを、少なくとも一種類の触媒と、界面活性剤と、粘着性樹脂と、および発泡剤と混合し、
ii)10分間以下の間攪拌し、
iii)芳香族ポリイソシアネートを添加し、
iv)前記混合物をさらに1分間以下の間攪拌し、
v)25〜50℃の温度で型の中に注入し、
vi)ポリウレタンフォームを得る、
工程を含む、衝撃吸収の用途に適するポリウレタンフォーム組成物の製造方法。 - i)20〜25℃の温度(室温)で、複数種類のポリエーテルポリオールを、粘着性樹脂と、少なくとも一種類の触媒と混合し、
ii)10分間以下の間攪拌し、
iii)芳香族ポリイソシアネートを添加し、
iv)前記混合物をさらに1分間以下の間攪拌し、
v)型の中に注入し、
vi)ポリウレタンエラストマーを得る、
工程を含む、衝撃吸収の用途に適するポリウレタンエラストマーの製造方法。
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