JP2004519675A - 試験可能な電子デバイスの試験方法 - Google Patents

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Abstract

第1および第2の複数の試験配列、例えばスキャン・チェーンを有する試験可能な電子デバイスを試験する方法が開示される。第1シフト・レジスタ(110)を第2シフト・レジスタ(130)と並列に使用することにより、第1試験ベクトル(102)および第2試験ベクトル(104)を複数の試験ベクトル(102a−c、104a−c)に時分割多重化し、第1および第2の複数の試験配列に対応する。第1シフト・レジスタ(110)および第2シフト・レジスタ(130)のサイズを変更することにより、電子デバイスの接触ピンの数と必要な試験時間とのトレード・オフを調整できる。好ましくは、第1シフト・レジスタ(110)を第1バッファ・レジスタ(120)に接続し、第2シフト・レジスタ(130)を第2バッファ・レジスタ(140)に接続して、試験・データの安定性を向上させる。第1シフト・レジスタ(110)および第2シフト・レジスタ(130)は、大きいシフト・レジスタ、例えば境界スキャン・チェーンのパーティションであってもよい。またこの方法を、逆方向に使用して、試験結果ベクトルを試験可能な電子デバイスの出力側で単一ベクトルに時分割多重化できる。

Description

【0001】
本発明は、第1の複数の試験配列および第2の複数の試験配列を有する試験可能な電子デバイスを試験する方法に関する。
【0002】
本発明はまた、第1の複数の試験配列および第2の複数の試験配列を有する試験可能な電子デバイスに関する。
【0003】
本発明はさらに、そのような電子デバイスを試験する試験装置に関する。
【0004】
1996年の、IBM Journal on Research and Development、第40巻、461から474頁、No.4は、第1の複数の試験配列および第2の複数の試験配列を有する電子デバイスを試験する試験方法を記載している。集積回路(IC)試験のコストおよび特に自動化試験装置(ATE)は、半導体産業にとっての重要な問題である。高速化、精度の向上、タイムセットの増加、ベクトル・メモリの増加、ピン数の増加に対するさらに進んだ要求が、ATEコストの低減の全利益を相殺すると予測される。IC設計により進んだ試験性を考慮した設計(DFT)を取り入れることが、ATEコストの上昇傾向を抑え、ローコストのATEを可能にする唯一の方法であると思われる。
【0005】
前述の従来技術では、ローコストの試験に対しDFT技術を実現する少ないピン数の試験方法(RPCT)を開示している。このDFT技術は、試験器で接触する必要があるICのピン数を減少させる方法である。RPCTの基本原理は、スキャン・データ・ピンだけ、すなわちスキャン・チェーンの入力および出力ピン、例えば第1の複数の試験配列、境界スキャン・チェーンの試験データ入力(TDI)ピンおよび試験データ出力(TDO)ピン、試験制御ピン、およびクロック・ピンが、全機能試験器チャネルに接続される。第2の複数の試験配列に接続する、残りの機能ピンすべてにアクセスするには、ピンを介する直接アクセスの代わりに、境界スキャン・チェーンを介して行う。
【0006】
RPCT方法は、スキャン・チェーンの数が制限される場合だけにしか有効に使用できない欠点がある。ピン数と同じだけの多数のスキャン・チェーンが可能な場合には、IC設計に集積化され、RPCT方法は利点を持たない。なぜなら、すべてのピンがスキャン・データ・ピンとして使用され、したがってすべてのピンが接触する必要があるからである。
【0007】
本発明の第1目的は、例えば試験接続またはデジタル試験器チャネルのような試験資源の節減が可能な最初のパラグラフに従う試験方法を提供して、多数の試験配列、例えばスキャン・チェーンを有する電子デバイスを試験することである。
【0008】
本発明の第2目的は、多数の試験配列を有する最初のパラグラフに従う試験可能な電子デバイスを提供し、それにより多数の試験配列を、試験装置を用いて少数の試験接続により試験できるようにすることである。
【0009】
本発明の第3目的は、少数の試験接続により最初のパラグラフに従う試験装置を提供して、多数の試験配列を有する電子デバイスを試験することである。この目的のため、本発明は、独立請求項に記載される試験方法、試験可能デバイス、および試験装置を提供することである。有利な実施形態は、従属請求項に記載されている。
【0010】
次に、本発明の第1目的は、請求項1に記載される、電子デバイスを試験する試験方法により実現される。並列配置された複数シフト・レジスタを使用することにより、試験データを電子デバイスとの間でシフトし、少数の試験データ・チャネル、例えば電子デバイスの入力/出力ピンまたは試験装置の試験・チャネルを接続するだけで、電子デバイス上の全試験配列との試験データ伝達を確立できる。したがって、シフト・レジスタの深さを選択することにより、例えば試験配列の数量サイズを選択することにより、試験速度と必要な資源との間のトレード・オフを調整できる。またこれにより、試験中のデバイス当りの必要な接続数を減少させることができる理由から、複数電子デバイスを並列に試験できる。明らかに、これにより、試験コストの点で大きい利益がもたらされる。
【0011】
この方法が、第1シフト・レジスタから第1バッファ・レジスタに第1試験データを複写するステップと、第2シフト・レジスタから第2バッファ・レジスタに第2試験データを複写するステップとをさらに備える場合には、利点がある。バッファ・レジスタを備えることにより、シフト・レジスタのシフト・モードの間の、試験中のデバイスに供給される試験データ信号の安定性が向上する。
【0012】
本発明による方法の実施形態では、第1試験データを直列に伝達するステップは、第1試験データ・チャネルから第1シフト・レジスタにデータを送る。また、第2試験データを直列に伝達するステップは、第2試験データ・チャネルから第2シフト・レジスタにデータを送る。さらに、第1試験データを並列に伝達するステップは、第1シフト・レジスタから第1の複数の試験配列にデータを送る。第2試験データを並列に伝達するステップは、第2シフト・レジスタから第2の複数の試験配列にデータを送る。
【0013】
好ましくは、前述の実施形態の方法は、第1の複数の試験配列からの第1試験結果データを第3シフト・レジスタに並列に受け入れ、それと少なくとも部分的に同時に、第2の複数の試験配列からの第2試験結果データを第4シフト・レジスタに並列に受け入れるステップと、第3シフト・レジスタから第3試験データ・チャネルに第1試験結果データを直列に送り出し、それと少なくとも部分的に同時に、第2試験結果データを第4シフト・レジスタから第4試験データ・チャネルに直列に送り出すステップとを更に備える。試験配列のパーティション、例えば複数の試験配列の入力および出力両側の、複数の少なくとも部分的に並列動作しているシフト・レジスタを使用して、試験データ入力を時分割多重化し、試験データ出力を時分割多重化することにより、必要な試験データ・チャネルの数、例えば試験装置の接続されるピンまたは試験・チャネルを、複数の試験配列両側で減少させることができる。
【0014】
次に、本発明の第2目的は、請求項5に記載される試験可能電子デバイスにより実現される。ICのような電子デバイスにそれぞれが試験データ・チャネル、例えば入力ピンまたは出力ピンに接続された状態複数のシフト・レジスタを追加することにより、試験データを、其の際にターゲットの試験配列すべてを試験装置に接続する必要無しに、電子デバイス上のターゲットの試験配列に少なくとも部分的に並列伝達できる。
【0015】
第1シフト・レジスタが第2シフト・レジスタに接続されている場合には、利点がある。複数のシフト・レジスタを相互にチェーン状に接続することにより、いくつかの段階の階層的動作が可能になる。複数のシフト・レジスタは、単一レジスタまたは独立の複数シフト・レジスタとして動作できる。
【0016】
第1シフト・レジスタおよび第2シフト・レジスタが境界スキャン・レジスタの一部である場合には、別の利点がある。このような配列では、例えば複数の独立シフト・レジスタとして、または単一シフト・レジスタとしてシフト・レジスタの動作モードを境界スキャン状態マシンにより制御できる。例えばこれは、複数のシフト・レジスタ・モード内で境界スキャン・レジスタの所望のシフトおよび取込み動作を定義している複数の追加状態を用いて、状態マシンを拡張することにより達成される。
【0017】
本発明による電子デバイスの実施形態では、第1シフト・レジスタは、第1接点から第1の複数の試験配列に第1試験データを伝達するように配置され、また第2シフト・レジスタは、第2接点から第2の複数の試験配列に第2試験データを伝達するように配置され、さらに電子デバイスは第3接点および第4接点を備える。第3接点と第1の複数の試験配列と間に接続された第3シフト・レジスタは、第1試験結果データを第3接点に直列に送り出し、かつ第1の複数の試験配列から第1試験結果データを並列に受け取る。第4接点と第2の複数の試験配列間に接続された第4シフト・レジスタは、第1試験結果データの直列送出しと少なくとも部分的に同時に、第2試験結果データを第4接点に直列に送り出し、かつ第1試験結果データの並列受取りと少なく部分的に同時に、第2の複数の試験配列から第2試験結果データを並列に受け取る。試験データ出力を時分割多重化する複数のシフト・レジスタを備えることにより、出力側の必要な試験データ・チャネルを減少させることができる。これはさらに、試験装置との必要な相互接続数を減少させる。好ましくは、第3および第4レジスタを単一レジスタとして動作するように接続し、それらを境界スキャン・レジスタの一部にできる。試験配列の入力および出力両側のシフト・レジスタすべては、この境界スキャン・レジスタの一部にでき、その場合には、境界スキャン・レジスタを、境界スキャン状態マシンの制御により効率的にさらに小さい小部分に分割して、所望の複数シフト・レジスタ構成に適合させる。
【0018】
次に、本発明の第3目的は、請求項12に記載する試験装置により実現される。複数シフト・レジスタを並列に使用することは、試験装置にとっても有益であるが、試験中の試験装置とデバイスとの間の相互接続数は必ずしも減少しない。試験装置、特にディジタル試験装置の重要なコスト要因は、適正な試験データ・パターン、例えば試験・ベクトルを試験中のデバイスに伝達するために使用する必要がある、試験・チャネルの数である。この場合、試験・パターンは、試験中のデバイスから並列形式で送り出すかまたは受け取り、シフト・レジスタにより直列に変換できる。試験・チャネルと試験中のデバイスとの間のシフト・レジスタの統合により、必要な試験・チャネルを減少させることができ、コスト面で大きい利益が得られる。
【0019】
第1シフト・レジスタが第1バッファ・レジスタに接続され、かつ第2シフト・レジスタが第2バッファ・レジスタに接続されている場合には、利点がある。バッファ・レジスタを使用することにより、シフト・レジスタがシフト・モードで動作するとき、信号保全性の点で望ましい安定した出力信号を発生する。
【0020】
第1シフト・レジスタと第2シフト・レジスタとが第1クロックに応答し、かつ第1バッファ・レジスタと第2バッファ・レジスタとが第2クロックに応答する場合には、別の利点がある。これにより、シフト・レジスタの動作を介する制御が容易になる。試験データを完全に同期した第1および第2シフト・レジスタを介してシフトするだけでなく、第2クロックにより制御される取込みサイクルが、第1クロックからの信号を監視および解読する専用ハードウェアの必要を無くする。
【0021】
本発明による試験装置の実施形態では、第1シフト・レジスタは、第1試験データを第1試験チャネルから第1の複数の試験配列に伝達するように配置され、第2シフト・レジスタは、第2試験データを第2試験チャネルから第2の複数の試験配列に伝達するように配置され、さらに試験装置は第3試験シャネルと第4試験チャネルとを備える。第3試験データ・チャネルに接続された第3シフト・レジスタは、第1試験結果データを第3試験データ・チャネルに直列に送り出し、かつ第1の複数の試験配列から第1試験結果データを並列に受け取る。第4データ・チャネルに接続された第4シフト・レジスタは、第1試験結果データの直列送出しと少なくとも部分的に同時に、第2試験結果データを第4試験データ・チャネルに直列に送り出し、かつ第1試験結果データの並列受取りと少なく部分的に同時に、第2の複数の試験配列から第2試験結果データを並列に受け取る。シフト・レジスタを、試験中のデバイスへの試験データの送り出しおよびそのデバイスからの試験結果データの受け入れの両方に使用することにより、試験器の入力および出力の両方に必要な試験チャネルを減少させることができる。有利な点として、このことは試験装置の資源コストをさらに低減させる。
【0022】
試験装置がさらに、第1の複数のトライステート・バッファであって、その第1の複数のトライステート・バッファからの各トライステート・バッファが、第1シフト・レジスタの出力を第3シフト・レジスタの入力に接続している第1の複数のトライステート・バッファと、第2の複数のトライステート・バッファであって、その第2の複数のトライステート・バッファからの各トライステート・バッファが、第2シフト・レジスタの出力を第4シフト・レジスタの入力に接続している第2の複数のトライステート・バッファとを備える場合には、別の利点がある。入力および出力シフト・レジスタが試験中のデバイスと接続、例えば双方向ピンを共有している場合、出力シフト・レジスタ・セルと試験中のデバイスとは、試験装置と試験中のデバイスとの間の接続上の衝突する試験データ値を同時に送出する可能性があり、これは信号の保全性の面で望ましくない。これは、例えば、試験中のデバイス入力/出力境界スキャン・チェーンを組み込んでいる場合に発生する。この望ましくない作用は、シフト・レジスタ出力とそのような接続との間にトライステート・バッファを挿入することにより防止できる。明らかに、トライステート・バッファはシフト・レジスタ・セルの出力に直接、またはバッファ・レジスタ・セルを介してシフト・レジスタに接続できる。
【0023】
本発明を、非限定的事例により、添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0024】
図1aおよび1bは、本発明による試験方法を示す。図1aに示すこの方法によれば、シフト・レジスタ・セル112、114、116を備えるシフト・レジスタ110を使用して、例えば図示されていない試験中のデバイス(DUT)のような試験可能電子デバイスの複数の試験配列に対し、試験ベクトル102を、例えば、図示されていない入力ピンまたは図示されていない試験器チャネルのような試験データ・チャネルから小さい試験ベクトル(例えば試験データ102a、102b、102c)に変換する。シフト・レジスタ・セル132、134、136を含むシフト・レジスタ130を使用して、図示されていない試験可能電子デバイスの別の複数の試験配列に対し、シフト・レジスタ110の動作と少なくとも部分的に同時に、試験データ・ベクトル104を別の図示されていない試験データ・チャネルから試験データ104a、104b、104cに変換する。好ましくは、シフト・レジスタ110およびシフト・レジスタ130の動作は、例えば両方のシフト・レジスタ110と130を同一制御信号CLK1に応答させることにより、完全に同期化される。なぜなら、この同期化により、多様な複数の試験配列ヘの試験パターン供給時間が最小になるからである。
【0025】
第1ステップでは、試験ベクトル102と104の第1ビットは、シフト・レジスタ110および130が完全に一杯になるまで、シフト・レジスタ110および130それぞれに直列にシフトして取り込まれる。次に第2ステップでは、試験データは、シフト・レジスタ110および130から、図示されていない第1の複数の試験配列および図示されていない第2の複数の試験配列それぞれに、並列に転送される。これらステップは、試験ベクトル102a、102b、102cおよび104a、104b、104cが図示されていないDUTに完全に転送され終わるまで繰り返される。
【0026】
シフト・レジスタ110および130は別個のシフト・レジスタとして示されているが、これらは、境界スキャン・チェーンまたは別のシフト・レジスタ構成と同様な単一シフト・レジスタのをパーティションであってもよい。パーティションの最適サイズは、Ftester/FDUTで決定される、ここでFtesterは試験データがシフト・レジスタを通して直列シフトされる周波数であり、FDUTは試験データが、シフト・レジスタに並列にシフトして、スキャン・チェーンから出る、または中へ入る周波数である。一般にFtesterは試験装置が動作する周波数であり、FDUTはDUTの内部試験周波数である。したがって、試験装置は試験速度の点で柔軟性に富む。パーティションのサイズを小さくすることにより、多数の試験ピンを接触させる必要があるが高速の試験速度が得られる。またパーティションのサイズを大きくすることにより、試験速度は低下するが、接触させるピンは少なくてよい。
【0027】
好ましい実施形態では、シフト・レジスタ112、114、116はバッファ・セル122、124、126、例えばバッファ・レジスタ120にそれぞれ接続され、またシフト・レジスタ132、134、136はバッファ・セル142、144、146、例えばバッファ・レジスタ140にそれぞれ接続される。制御信号CLK2で制御されるバッファ・レジスタ120および140を備えることにより、バッファ・レジスタ110および130のシフト・モードの間、安定したシフト・レジスタ出力が得られる。バッファ・セル122、124、126、および142、144、146は、独立クロックCLK2に応答するフリップ・フロップにより形成される。当業者には明らかなことであるが、シフト・レジスタ110および130に分割された境界スキャン・レジスタの場合、バッファ・レジスタ120および140が常に存在する。なぜなら境界スキャン・セルはシフト・フリップ・フロップ、例えばシフト・レジスタ・セルと、更新フリップ・フロップ、例えばバッファ・レジスタ・セルとを含むからである。
【0028】
上の説明した図1aに示す方法はまた、図1bに示すように、DUTの出力側に適用できる。シフト・レジスタ・セル152、154、156を備えるシフト・レジスタ150は、試験結果データ106a、106b、106cを並列に受取り、その受け取った試験データを直列にシフトして出力して試験結果ベクトル106に変換するよう配置されている。同様に、シフト・レジスタ・セル172、174、176でを備えるシフト・レジスタ170は、試験結果データ108a、108b、108cを並列に受取り、その受け取った試験データを、シフト・レジスタ150の動作と少なくとも部分的に同時に直列にシフトして出力し、試験結果ベクトル108に変換するよう配置されている。
【0029】
詳細には、第1ステップでは、試験結果データ106a、106b、106cの第1ビットはシフトしてシフト・レジスタ150に並列に取り込まれるが、この取込み動作は、試験結果データ108a、108b、108cの第1ビットをシフトしてシフト・レジスタ170に取り込むのと少なくとも部分的に同時になされる。次に、シフト・レジスタ150と170は、図示されていないそれぞれの試験データ・チャネルに試験データをシフトして直列に出力することにより空になり、その後、試験結果データ106a、106b、106cおよび試験結果データ108a、108b、108cの次のビットを受け取る。試験結果ベクトル106および108が完全に形成されるまで、このプロセスが繰り返される。
【0030】
図1bにはバッファ・レジスタを図示していないが、これは単に図を明瞭にする理由からであり、それらバッファ・レジスタが存在しても、本発明の範囲から逸脱するものではない。さらに、シフト・レジスタ110、130、150、170、並びに対応するバッファ・レジスタ120および140は、その各々が3つのシフト・レジスタ・セルを有しているが、これは非限定的例として単に示すだけである。同様に、本発明の範囲から逸脱することなく、シフトおよびバッファ・レジスタの別のサイズを選択することもできる。さらに、本発明の範囲から逸脱することなく、図1aおよび1bの詳細な記述の各内容を組み合わせることも可能なことは、当業者には明らかであろう。
【0031】
図2は、第1の複数の試験配列220と第2の複数の試験配列240とを有する試験可能な電子デバイス200の好ましい実施形態を示す。第1の複数の試験配列はスキャン・チェーン222、224、226を含み、そのスキャン・チェーンはそれぞれ、スキャン・チェーン入力側のシフト・レジスタ220のシフト・レジスタ・セル212、214、216と、スキャン・チェーン出力側のシフト・レジスタ250のシフト・レジスタ・セル252、254、256との間に接続されている。同様に、第2の複数の試験配列はスキャン・チェーン242、244、246を含み、そのスキャン・チェーンはそれぞれ、スキャン・チェーン入力側のシフト・レジスタ230のシフト・レジスタ・セル232、234、236と、スキャン・チェーン出力側のシフト・レジスタ270のシフト・レジスタ・セル272、274、276との間に接続されている。シフト・レジスタ・セル212は電子デバイス200の入力ピン202に接続され、またシフト・レジスタ・セル232は電子デバイス200の入力ピン204に接続される。出力側では、シフト・レジスタ・セル252は電子デバイス200の出力ピン206に接続され、またシフト・レジスタ・セル272は電子デバイス200の出力ピン208に接続される。
【0032】
好ましくは、その他のスキャン・レジスタ・セル214、216、234、236、254、256、274、276もまた、それらのそれぞれの入力および出力ピンに接続されている。ただし、図を明瞭にするために、それらの接続は省略している。図2では、シフト・レジスタ210、230、250、270は相互接続され、境界スキャン・レジスタ290を形成している。当業者には理解されることであるが、シフト・レジスタ210、230、250、270は独立のシフト・レジスタであってもよく、また、本発明の範囲から逸脱することなく、シフト・レジスタ210および230、またはシフト・レジスタ250および270を電子デバイス200から削除できる。さらに、図1aおよび1bとその詳細な説明に戻ると、これも当業者には明らかなことであるが、シフト・レジスタ210および230を使用して、ピン202および204のそれぞれのデータを通して試験ベクトル102および104を直列にシフトして取り込み、試験データ102a、102b、102c、104a、104b、104cを、スキャン・チェーン222、224、226、242、244、246に同時に並列に出力できる。同様に、シフト・レジスタ250および270を使用して、スキャン・チェーン222、224、226、242、244、246から試験結果データ106a、106b、106c、108a、108b、108cを同時に並列に受け取り、試験ベクトル106および108をそれぞれの出力ピン206および208を通して同時に直列にシフトして出力できる。前述のように、制御信号、例えば試験クロックCLK1は試験器周波数で動作し、データを、スキャン・レジスタ210、230、250、270にシフトして取り込み、または取り出しの制御を実行する。一方、内部制御信号、例えばDUT試験クロックCLK2はDUTの試験周波数で動作し、スキャン・レジスタ210、230、250、270から取り出し、または取り込む試験データの並列更新を制御する。明らかに、CLK1およびCLK2は同期化されている必要がある。当業者には明らかなことであるが、スキャン・レジスタ210、230、250、270の多様なスキャン・セル内部の図示されていないマルチプレクサを専用制御信号で制御して、所望の性能を得ることができる。
【0033】
シフト・レジスタ210、230、250、270は、その各々が3つのシフト・レジスタ・セルを有しているが、これは非限定的例として単に示すだけである。本発明の範囲から逸脱することなく、別のシフト・レジスタ・サイズ、例えば境界スキャン・パーティションを選択することもできる。さらに電子デバイス200は複数コアから構成される集積回路に形成できるが、このコアは、試験データをコアとの間で交換する、電子デバイス200の周辺スキャン・チェーン、例えば境界スキャン・チェーン290を備える。
【0034】
分割されたシフト・レジスタ動作を実現するための境界スキャン・チェーン290の利用方法は、図3aおよび3bを用いて説明する。図3aでは、公知の境界スキャン入力セル300を示す。境界スキャン入力セル300は、境界スキャン試験クロックtckの反対側エッジでトリガされるシフト・フリップ・フロップ302および更新フリップ・フロップ304と、制御ビットc0およびc1で制御されるマルチプレクサ(MUX)306と、制御ビットc2で制御されるマルチプレクサ308制御ビットc3で制御されるマルチプレクサ310とを含む。図3bでは、公知の境界スキャン出力セル350は、境界スキャン試験クロックtckの反対側エッジでトリガされるシフト・フリップ・フロップ352および更新フリップ・フロップ354と、制御ビットc0およびc1で制御されるマルチプレクサ(MUX)356と、制御ビットc2で制御されるマルチプレクサ358と、制御ビットc3で制御されるマルチプレクサ360とを含む。任意に、境界スキャン出力350は、制御ビットc4で制御される、その機能が後で説明される(下記参照)追加のMUX362を備える。
【0035】
境界スキャン入力セル300および境界スキャン出力350の両方は、IEEE1149.1標準に準じて、スキャン入力siを介してすぐ前の境界スキャン素子に接続され、またスキャン出力soを介して後続の境界スキャン素子に接続される。境界スキャン入力セル300のMUX306は、入力パッド320からデータを受け取るように配置され、またMUX310は試験可能な電子デバイス200にDUTinで示すデータを供給するように配置される。境界スキャン出力セル350のMUX360は、データを出力パッド370に供給し、かつ試験可能な電子デバイス200からDUToutで示すデータを受け取るように配置される。一般に、入力バッファ322は入力パッド320とMUX306との間に接続され、出力バッファ374は出力パッド370とMUX356との間に接続される。
【0036】
境界スキャン入力セル300は、更新フリップ・フロップ304とシフト・フリップ・フロップ302の間にループバック・パスを備えて任意に拡張でき、それにより、入力ピン320を試験データのシフト用に使用していないときに、境界スキャン入力セル300のI/O折返し試験が可能になる。同様に、境界スキャン出力セル350は、更新フリップ・フロップ354からシフト・フリップ・フロップ352の間にロープバック・パスを備えて、同じ理由により拡張できる。境界スキャン出力セル350の場合、境界スキャン出力セル350の所望の制御性を保証するために、追加のMUX360が必要になる。ループバック・パスは、図3aおよび3bでは太線で示されている。したがって、これらループバック・パスが存在する場合、入力ピン320および出力ピン370は双方向ピンで実現される。イネーブル信号enで制御されるトライステート・バッファ324および374は、ピン320および370方向に、または逆方向に、ドライブされるデータの衝突を避けるために備えられる。イネーブル信号は、試験データの直列/並列または並列/直列変換の間、固定値に設定される。
【0037】
境界スキャン・セル300および350は、それぞれのマルチプレクサ306、308、310、および356、358、360、および任意に362と、それらに対応する制御信号c0からc4とによって、種々の動作モードに構成できる。機能モードでは、c3=0であり、境界スキャン・セル300および350を透過にする。シフト・モードでは、c0−c1=11であり、データはスキャン・データ入力siおよびスキャン・データ出力soを介してシフト・フリップ・フロップ302、352にシフトして入るか、またはそこから出る。更新モードでは、c2=1であり、データはシフト・フリップ・フロップ302、352から更新シフト・フリップ・フロップ304、354に複写される。取込みモードでは、C0−c1=00であり、データは、c4に依存して、入力バッファ322、372、またはDUToutからシフト・フリップ・フロップ302、352に複写される。c0−c1=01およびc2=0のとき、シフト・フリップ・フロップ302、352および更新シフト・フリップ・フロップ304、354は両方共、ホールド・モードで動作できる。ホールド・モードでは、シフト・フリップ・フロップ302、352および更新シフト・フリップ・フロップ304、354は、それら自体の出力を取り込んで、それらのデータ値を保持する。
【0038】
ピン数削減モード(E−RPCT)モード、例えば本発明による方法では、制御方法は標準的境界スキャン制御方法と異なる。表1は、E−RPCTモードの間の、接触入力ピン320および接触出力ピン370における境界スキャン・セル300および350に対する制御信号を示しており、例えば、境界スキャン入力セル300および境界スキャン出力セル350がシフト・レジスタ・パーティション内の第1セルであり、入力ピン320および出力ピン370からの、またはそこからの、直列データの受信/送出に使用されている場合を示す。さらに、表1はまた、E−RPCTモードの間の、非接触入力ピン320および非接触出力ピン370における境界スキャン・セル300および350に対する制御信号を示しており、例えば、境界スキャン入力セル300および境界スキャン出力セル350がシフト・レジスタ・パーティションの別のセルである場合を示す。
【0039】
【表1】
Figure 2004519675
入力ピン320におけるc2の値updは、バッファ・レジスタ・セルとして機能する更新フリップ・フロップ304が、ホールド・モードで動作するか、またはシフト・フリップ・フロップ302からデータを取り込むのかを制御する。一般にこのデータ取込みが実行されるのは、シフト・レジスタ・パーティションが試験可能な電子デバイス200に供給される試験データで一杯になったときである。
【0040】
出力ピン370におけるC0−c1の値capは、シフト・フリップ・フロップ352がシフト・モードで動作するか、または試験可能な電子デバイス200からデータを取り込むのかを制御する。一般にこのデータ取込みが実行されるのは、シフト・レジスタ・パーティションが、試験可能な電子デバイス200から試験結果をシフトして出力しているときである。
【0041】
一般にシフト・フリップ・フロップ302および352は、境界スキャン試験クロックのポジティブ・エッジでデータを取り込み、更新フリップ・フロップ304と354が境界スキャン試験クロックのネガティブ・エッジでデータを取り込む。しかし、試験可能電子デバイス200は一般に、内部試験クロックでクロックされる。したがって、境界スキャン・チェーンから試験可能電子デバイス200へのデータ転送は、2つの異なるクロック領域間の通信を意味し、境界スキャン試験クロックと内部試験クロックは同期化される必要がある。c2およびC0−c1の信号値updおよびcapを変更して、スキュー・マージンを最大化できる。前述のように、試験器クロックと内部クロックの比は、境界スキャン・チェーン290のパーティションのサイズを決定する。
【0042】
当業者には明らかなことであるが、境界スキャン・チェーン290前述の動作モードを利用して、E−RPCTモードに対する個別のシフト・レジスタを構成することもできる。
【0043】
本発明の内容を利用して、図4に示すように、試験装置の高価なハードウェアの量を低減できる。試験装置400は第1試験データ・チャネル402に接続された第1シフト・レジスタ410と、第2試験データ・チャネル404に接続された第2シフト・レジスタ430とを備える。第1シフト・レジスタ410および第2シフト・レジスタ430の動作は、制御信号CLK1により制御される。好ましい実施形態では、第1シフト・レジスタ410は第1バッファ・レジスタ420に接続され、第2シフト・レジスタ430は第2バッファ・レジスタ440に接続され、シフト・レジスタ410および430のシフト・モードの間、安定した入力/出力信号を得るようになっている。好ましくは、第1バッファ・レジスタ420およびは第2バッファ・レジスタ440は、制御信号CLK2により制御される。明らかに、CLK1およびCLK2を同期化して、正しいシフト/更新動作を達成する必要がある。
【0044】
複数のシフト・レジスタ410および430を使用することによる利点は、DUTのI/Oピンに供給するか、またはそこから受け取る試験データ・パターの必ずしもすべてが、専用ハードウェア、例えば試験データ・チャネル402および404により発生または評価される必要性を持たないことである。その代わり、DUTに出力される複数の試験データ・パターン、すなわち図1aからの試験データ102a、102、102cを、単一試験ベクトル、すなわち図1aからの試験ベクトル102の形式で発生でき、その後、第1試験データ・チャネル402または第2試験データ・チャネル404から試験ベクトルを受け取った後に、第1シフト・レジスタ410または第2シフト・レジスタ430により解明できる。同様に、第1シフト・レジスタ410および第2シフト・レジスタ430のようなシフト・レジスタを使用して、DUTから試験結果データを受け取り、その試験結果データを単一試験結果ベクトルに変換し、その後、そのベクトルを試験データ・チャネル402および404に出力して評価できる。両方の方法は、デジタル試験データ・チャネルが高価であるため、ディジタル試験領域では特に有利である。
【0045】
分割されていない単一シフト・レジスタは、DUTの試験時間の望ましくない延長の原因になるが、原則として、使用可能である。しかし当業者には明らかなことであるが、複数のシフト・レジスタ・パーティション、例えば第1シフト・レジスタ・パーティション410および第2シフト・レジスタ・パーティション430に分割された単一シフト・レジスタは、個別の第1シフト・レジスタ410および第2シフト・レジスタ430を有するレジスタと同じく利用可能である。シフト・レジスタまたはシフト・レジスタ・パーティションの深さnは、以下の試験装置400要件により決定される。
【0046】
max≧n*F および
Memwidth≧n*L
ここで、Fmaxは試験データ・チャネルの最高周波数、Fは標準シフト周波数、Memwidthは試験データ・チャネル当りの有効メモリ、およびLは試験ベクトルの長さ、すなわち必要な試験データ・パターンの長さの総和である。ここで、nは次式で求められる。
【数1】
Figure 2004519675
ここで、Intは整数への丸めを示し、minは括弧内の2項の最小値を示す。
【0047】
図5は、前の図4を参照して説明される。一致する参照符号は、特に明記しない限り、同一の意味を有する。図5は、双方向ピンを有するDUTに接続する試験装置400を示す。試験装置400はさらに、第3試験データ・チャネル406に接続された第3シフト・レジスタ450と、第4試験データ・チャネル408に接続された第4シフト・レジスタ470とを備える。第1シフト・レジスタ410は、第1試験データ・チャネル402からDUT上の第1の複数の試験配列に試験データを送るように配置されている。また、第2シフト・レジスタ430は、第2試験データ・チャネル404からDUT上の第2の複数の試験配列に試験データを送るように配置されている。第3シフト・レジスタ450は、DUT上の第1の複数の試験配列から試験結果データを受け取り、そのデータを第3試験データ・チャネル406に転送するように配置されている。第4シフト・レジスタ470は、DUT上の第2の複数の試験配列から試験結果データを受け取り、そのデータを第4 試験データ・チャネル408に転送するように配置されている。
【0048】
バッファ・レジスタ420および440は図示していないが、これは単に図を明瞭にする理由からであり、それらバッファ・レジスタが存在しても、本発明の範囲から逸脱するものではない。さらに、バッファ・レジスタは任意に、シフト・レジスタ450および470に同様に接続できる。
【0049】
図で明らかなように、第1シフト・レジスタ410のシフト・レジスタ・セルと第3シフト・レジスタ450のシフト・レジスタ・セルとは、DUT上の第1の複数の試験配列へのI/O接続を共有している。同様に、第2シフト・レジスタ430のシフト・レジスタ・セルと第4シフト・レジスタ470のシフト・レジスタ・セルとは、DUT上の第2の複数の試験配列へのI/O接続を共有している。これら相互接続上に送出される値の衝突を避けるために、第1シフト・レジスタ410のシフト・レジスタ・セルは、イネーブル信号enの制御により、トライステート・バッファを介して試験装置400I/O接続に接続される。言いかえると、第1シフト・レジスタ410の出力は、第1の複数のトライステート・バッファ480を介して第3シフト・レジスタ450の入力に接続される。同様に、第2シフト・レジスタ420の出力は、第2の複数のトライステート・バッファ490を介して第4シフト・レジスタ470の入力に接続される。
【0050】
前述の実施形態は本発明を限定するものではなく、当業者には、添付の特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく、多くの代替実施形態を設計可能であろう。特許請求の範囲では、括弧内のすべての参照符号は、特許請求の範囲を限定するものと解釈すべきではない。用語の「備える」は、請求項に記載した以外の要素またはステップの存在を排除しないことを意味する。要素の前の「1つの」は、複数のそのような要素の存在を排除しないことを意味する。いくつかの手段を列挙するデバイスの特許請求項では、これら手段のいくつかは、ハードウェアの1つまたは同一品により具体化できる。特定の手段が相互に異なる独立請求項で列挙されている単なる事実は、それら手段の組合わせを使用して利益を得ることができないことを示すものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1a】
本発明による、試験可能な電子デバイスにデータを供給する方法を示す。
【図1b】
本発明による、試験可能な電子デバイスから試験結果データを取り出す方法を示す。
【図2】
本発明による、試験可能な電子デバイスを示す。
【図3a】
境界スキャン入力セルを示す。
【図3b】
境界スキャン出力セルを示す。
【図4】
本発明の実施形態による試験装置を示す。
【図5】
本発明の別の実施形態による試験装置を示す。
【符号の説明】
102 試験ベクトル
102a、102b、102c、104a、104b、104c 試験データ
104 試験データ・ベクトル
106、108 試験結果ベクトル
106a、106b、106c、108a、108b、108c 試験結果データ
110、130、150、170、230、250、270 シフト・レジスタ
112、114、116、132、134 136、152、154、156、172、174、176、212、214、216、232、234、236、252、254、256、272、274、276 シフト・レジスタ・セル
120、140 バッファ・レジスタ
122、124、126、142、144、146 バッファ・セル
200 電子デバイス
204 入力ピン
206、208 出力ピン
214、216、234、236、254、256、274、276 スキャン・レジスタ・セル
222、224、226、242、244、246 スキャン・チェーン
290 境界スキャン・レジスタ
300 境界スキャン入力セル
302、352 シフト・フリップフロップ
304 境界フリップフロップ
306、308、310、356、358、360 マルチプレクサ
350 境界スキャン出力セル
354 更新フリップフロップ
374 出力バッファ
400 試験装置
402 第1試験データチャネル
404 第2試験データ・チャネル
406 第3試験データ・チャネル
408 第4試験データ・チャネル
410 第1シフト・レジスタ
420 第1バッファ・レジスタ
430 第2シフト・レジスタ
440 第2バッファ・レジスタ
450 第3シフト・レジスタ
470 第4シフト・レジスタ

Claims (15)

  1. 第1の複数の試験配列および第2の複数の試験配列を有する試験可能な電子デバイスを試験する方法であって、
    第1シフト・レジスタと第1試験データ・チャネルとの間で第1試験データを直列に伝達し、それと少なくとも部分的に同時に、第2シフト・レジスタと第2試験データ・チャネルとの間で第2試験データを直列に伝達するステップと、
    前記第1の複数の試験配列と前記第1シフト・レジスタとの間で前記第1試験データを並列に伝達し、それと少なくとも部分的に同時に、前記第2の複数の試験配列と前記第2シフト・レジスタとの間で前記第2試験データを並列に伝達するステップとを備える方法。
  2. 前記第1シフト・レジスタから第1バッファ・レジスタに前記第1試験データを複写するステップと、前記第2シフト・レジスタから第2バッファ・レジスタに前記第2試験データを複写するステップとをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1試験データを直列に伝達するステップが、前記第1試験データ・チャネルから前記第1シフト・レジスタに向かう方向であり、
    前記第2試験データを直列に伝達するステップが、前記第2試験データ・チャネルから前記第2シフト・レジスタに向かう方向であり、
    前記第1試験データを並列に伝達するステップが、前記第1シフト・レジスタから前記第1の複数の試験配列に向かう方向であり、
    前記第2試験データを並列に伝達するステップが、前記第2シフト・レジスタから前記第2の複数の試験配列に向かう方向である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1の複数の試験配列からの第1試験結果データを第3シフト・レジスタに並列に受け入れ、それと少なくとも部分的に同時に、前記第2の複数の試験配列からの第2試験結果データを第4シフト・レジスタに並列に受け入れるステップと、
    前記第1試験結果データを前記第3シフト・レジスタから第3試験データ・チャネルに直列に送り出し、それと少なくとも部分的に同時に、前記第2試験結果データを前記第4シフト・レジスタから前記第4試験データ・チャネルに直列に送り出すステップとをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. 第1の複数の試験配列および第2の複数の試験配列と、
    第1接点および第2接点と、
    前記第1接点と前記第1の複数の試験配列との間に接続され、前記第1試験データを前記第1接点に直列に伝達し、かつ前記第1試験データを前記第1の複数の試験配列に並列に伝達する、第1シフト・レジスタと、
    前記第2接点と前記第2の複数の試験配列との間に接続され、前記第1試験データを直列に伝達するのと少なくとも部分的に同時に、前記第2試験データを前記第2接点に直列に伝達し、かつ前記第1試験データを並列に伝達するのと少なくとも部分的に同時に、前記第2試験データを前記第2の複数の試験配列に並列に伝達する、第2シフト・レジスタとを備えている、試験可能な電子デバイス。
  6. 前記第1シフト・レジスタが前記第2シフト・レジスタに接続されている、請求項5に記載の試験可能な電子デバイス。
  7. 前記第1シフト・レジスタおよび前記第2シフト・レジスタが、境界スキャン・レジスタの一部である、請求項6に記載の試験可能な電子デバイス。
  8. 前記第1シフト・レジスタが、前記第1試験データを前記第1接点から前記第1の複数の試験配列に伝達するように配置され、かつ前記第2シフト・レジスタが、前記第2試験データを前記第2接点から前記第2の複数の試験配列に伝達するように配置された試験可能な電子デバイスであって、さらに
    第3接点および第4接点と、
    前記第3接点と前記第1の複数の試験配列との間に接続され、前記第1試験データを前記第3接点に直列に送り出し、かつ前記第1試験データを前記第1の複数の試験配列から並列に受け入れる、前記第3シフト・レジスタと、
    第4接点と前記第2の複数の試験配列との間に接続され、前記第1試験結果データを直列に送り出すのと少なくとも部分的に同時に、第2試験結果データを前記第4接点に直列に送り出し、かつ、前記第1試験結果データを並列に受け取るのと少なくとも部分的に同時に、前記第2試験データを前記第2の複数の試験配列から並列に受け入れる、前記第4シフト・レジスタとを備えている、請求項5に記載の試験可能な電子デバイス。
  9. 前記第3シフト・レジスタが前記第4シフト・レジスタ接続されている、請求項8に記載の試験可能な電子デバイス。
  10. 前記第3シフト・レジスタおよび前記第4シフト・レジスタが境界スキャン・レジスタの一部である、請求項9に記載の試験可能な電子デバイス。
  11. 第1の複数の試験配列と第2の複数の試験配列とを有する試験可能な電子デバイスを試験する試験装置であって、
    第1試験データ・チャネルおよび第2試験データ・チャネルと、
    前記第1試験データ・チャネルに接続され、第1試験データを前記第1試験データ・チャネルに直列に伝達し、かつ前記第1試験データを前記第1の複数の試験配列に並列に伝達する、第1シフト・レジスタと、
    前記第2試験データ・チャネルに接続され、前記第1試験データを直列に伝達するのと少なくとも部分的に同時に、前記第2試験データを第2試験データ・チャネルに直列に伝達し、かつ前記第1試験データを並列に伝達するのと少なくとも部分的に同時に、前記第2試験データを前記第2の複数の試験配列に並列に伝達する、前記第2シフト・レジスタとを備えている試験装置。
  12. 前記第1シフト・レジスタが第1バッファ・レジスタに接続され、前記第2シフト・レジスタが第2バッファ・レジスタに接続されている、請求項11に記載の試験装置。
  13. 前記第1シフト・レジスタと前記第2シフト・レジスタとが第1クロックに応答し、前記第1バッファ・レジスタと前記第2バッファ・レジスタとが第2クロックに応答する、請求項12に記載の試験装置。
  14. 前記第1シフト・レジスタが、前記第1試験データを第1試験チャネルから前記第1の複数の試験配列に伝達するように配置され、かつ前記第2シフト・レジスタが、前記第2試験データを第2試験チャネルから前記第2の複数の試験配列に伝達するように配置された試験装置であって、さらに、前記試験装置は、
    第3試験チャネルおよび第4試験チャネルと、
    第3試験データ・チャネルに接続され、前記第1試験結果データを前記第3試験データ・チャネルに直列に送り出し、かつ前記第1試験結果データを前記第1の複数の試験配列から並列に受け入れる、前記第3シフト・レジスタと、
    前記第4試験データ・チャネルに接続され、前記第1試験結果データを直列に送り出すのと少なくとも部分的に同時に、第2試験結果データを前記第4試験データ・チャネルに直列に送り出し、かつ、前記第1試験結果データを並列に受け取るのと少なくとも部分的に同時に、前記第2試験結果データを前記第2の複数の試験配列から並列に受け入れる、前記第4シフト・レジスタとを備えている、請求項12に記載の試験装置。
  15. 第1の複数のトライステート・バッファからの各トライステート・バッファが前記第1シフト・レジスタの出力を前記第3シフト・レジスタに接続する、前記第1の複数のトライステート・バッファと、
    前記第2の複数のトライステート・バッファからの各トライステート・バッファが前記第2シフト・レジスタの出力を前記第4シフト・レジスタに接続する、第2の複数のトライステート・バッファとをさらに備えている、請求項14に記載の試験装置。
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