JP2004519350A - 防護フードを備えた手動操作式の電動工具 - Google Patents

防護フードを備えた手動操作式の電動工具 Download PDF

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Abstract

手動操作式の電動工具3であって、取付けカラー20の形成されているケーシング2と、緊張バンド16によって前記取付けカラー20に固着可能な防護フード1とを備えており、前記緊張バンドが第1の調整位置では前記取付けカラー20をめぐって運動自在であり、かつ第2の調整位置では前記取付けカラー20に固定的に接触するようにした形式のものにおいて、前記取付けカラー20が、第2面積を超えてスピンドル軸線5から離反する半径方向に張出す少なくとも1つの凸設成形部21を有しており、該凸設成形部21とケーシング2との間に、緊張バンド16の幅bにほぼ等しい間隔hが設けられており、前記緊張バンド16が少なくとも1つの凹設部12を有しているので、前記緊張バンド16の開口10の、前記凹設部12の領域における第1直径d1が、その他の領域における第2直径d2よりも大であり、前記第1直径d1が、前記凸設成形部21を介して前記緊張バンド16を運動させうるほどの大きさであり、前記第2直径d2が、前記凸設成形部21を介して前記緊張バンド16を運動させえないほどの大きさであるようにしたことによって、防護フード1とケーシング2との間に確実な結合が得られる。

Description

【0001】
技術分野:
本発明は、請求項1に発明の上位概念として規定したように、手動操作式の電動工具、特にアングル研削盤であって、該電動工具が、工具用のスピンドル軸線を中心として配置した取付けカラーの形成されているケーシングと、前記取付けカラーに固着可能な防護フードとを備えており、該防護フードがフード部分と緊張バンドとから成っており、該緊張バンドの開口が可変面積を有しており、前記緊張バンドが前記取付けカラーの周りを自在に運動できる第1の位置と、該緊張バンドが前記取付けカラーに固定的に接触している第2の位置との間で、前記可変面積が、緊張エレメントによって調節可能である形式のものに関する。
【0002】
背景技術:
防護フードを備えたアングル研削盤は公知であり、該防護フードの緊張バンドは内面側に突起を有している。防護フードの緊張バンドは、回転する使用工具用のスピンドル軸線を中心として配置された取付けカラーと結合可能である。前記突起は、研削盤側の取付けカラーに設けた溝に係合する。これによって突起は、運転中に防護フードが取付けカラーから解離しないように確保する。このことは、緊張バンドを取付けカラーに圧着するロックエレメントが開く場合も当て嵌まる。これに基づいて、防護フードの離脱を生ぜしめないので、アングル研削盤の安全性の向上および傷害リスクの低下が保証されている。ロックエレメントとしては例えばねじ、急速緊締レバーなどが公知になっている。更にまた、緊張バンドの種々異なった幅の突起を、研削盤側の取付けカラーに対応成形された溝に係合させることも公知になっている。種々異なった突起の組合せによって、特定の防護フードを、これに適合した取付けカラーを備えた特定の機械だけに適合させるためのコード化が行われる。これによって特定の直径を有する防護フードは、特定の工具直径との関連においてしか使用することができない。これによってまた、防護フードは、使用工具の特定回転数を有する相応の工具に調和することができる。一般に小形アングル研削盤または片手操作式アングル研削盤の場合、機械側の取付けカラーは、使用工具の機械側を支持するために使用される支持フランジよりも僅かしか大きくない。これによってアングル研削盤に防護フードを組付けるためには先ず前記の支持フランジを取り外すことが必要である。それというのは緊張バンドの内側突起が支持フランジに嵌合しないからである。防護フードの組付け後に前記支持フランジは再びアングル研削盤に装着されねばならない。この組付け方式は、著しく時間を浪費する。支持フランジ内に工具急速装着機構を有するアングル研削盤の場合には、支持フランジの取り外し自体、使用者には不可能である。このような研削盤は、機械側突起を有する防護フードを装備することができない。
【0003】
発明の開示:
請求項1の特徴部に記載した構成手段を備えた本発明の電動工具は従来技術に対比して、支持フランジが取り外し不能であって、しかも支持フランジ直径が防護フード用の機械側取付けカラーの直径よりもほんの僅かだけ小さいような電動工具、特にアングル研削盤にも、本発明の構成手段を備えた防護フードは組付けることができるという利点を有している。これを可能にするために、緊張バンドの凹設部を取付けカラーの凸設成形部に沿ってシフトさせて、緊張バンドが完全に前記凸設成形部の下位に位置させられ、次いで取付けカラーに対して駆動軸線を中心として回動される。この場合防護フードは、取付けカラーの直径よりも小さな直径を有するエレメントを全く有していない。これによって取付けカラーの凸設成形部の下位には、凹設部を有していない緊張バンド領域が位置することになる。従って防護フードの軸方向偏位が抑止される。取付けカラーに対する緊張バンドの回動自在性を保証するために、緊張バンドの幅は、凸設成形部とケーシングとの間の間隔にほぼ等しく設計されている。
【0004】
凸設成形部と凹設部は、電動工具の運転が無意味であるような位置においてだけ、防護フードを凸設成形部に沿ってシフトできるように配置されているのが有利である。これによって防護フードの作業位置では、緊張エレメントが弛んだ場合でも、防護フードの不慮の脱落は確実に除かれる。このことは使用者の安全性を高め、かつ使用者の傷害リスクを著しく低下させることになる。
【0005】
また凸設成形部および/または凹設部は、スピンドル軸線の軸方向で円セグメント状であるのが有利である。このような構造は、特に簡単に製作でき、かつ使用確実性を高める。
【0006】
また緊張エレメントが凹設部を形成しているのが有利である。これによって緊張エレメントは、取付けカラーの凸設成形部に沿ってシフトするために使用することができる。このような構成は格別簡便に実現することができる。それというのは緊張エレメントは概ね可動部分として構成されており、かつ該可動部分にこのような成形部を設けることは特に簡単だからである。
【0007】
更に電動工具が、互いに調和された間隔でそれぞれ複数配置された凸設成形部と凹設部を有しているのが有利である。これによって、特定の電動工具に対する防護フードのコード化が特に有利に可能になる。この場合基本的には、全ての凸設成形部および凹設部のためにそれぞれ等しい形状が使用されるが、それにもかかわらず多数の異なったコード化が可能である。但しこの場合は、凸設成形部および凹設部のためにただ1つの形状しか設けられていない場合とは異なって、著しく複雑な形状が必要になる。
【0008】
また凸設成形部と凹設部とは、それぞれ異なってはいるが互いに調和された大きさおよび/または相互間隔を有しているのが有利である。これによって防護フードのコード化のための更に多数のバリエーションを得ることが可能である。それというのはサイズも間隔も共に変化できるからである。
【0009】
また電動工具は、スピンドル軸線を中心として同心的に配置された支持フランジを有し、該支持フランジの直径は、取付けカラーの直径よりも僅かしか小さくないのが有利である。これによって使用工具の優れた支持作用が保証され、しかも従来技術に対比して、支持フランジにおける支承面が拡張される。従来は、突起が緊張バンドから内向きに向いていたことに基づいて、支持フランジを取付けカラーよりも著しく小さくすること、或いは防護フードを組み付けるために支持フランジを取り外すことが必要だった。
【0010】
更にまた凸設成形部とフード部分は、それぞれスピンドル軸線の軸方向でポジティブ形態とネガティブ形態のように成形されているのが有利である。これによって防護フードのフード部分と取付けカラーとの間で格別優れた形状嵌合が保証されている。従ってこの幾何学形状に基づいて、緊張エレメントが弛んだ場合でも優れた脱落防止手段が得られる。これによって、取付けカラーの凸設成形部に沿ってシフトできる位置から、シフトできない位置へ防護フードを回動する場合に、この回動を困難なく行うことが同じく保証されている。その場合、ポジティブ形態およびネガティブ形態としては特に円環状エッジおよび/または曲率半径および/または円錐形状が特に有利である。これらは極めて簡便に製作でき、従って製作費が削減される。
【0011】
本発明のその他の有利な構成手段は、従属請求項に記載した通りである。
【0012】
発明を実施するための最良の形態:
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0013】
なお以下の説明において同一の構成要素には、同一の符号を付した。
【0014】
図1および図2には、手動操作式電動工具用、本例ではアングル研削盤(図5〜図8)用の防護フード1の平面図と斜視図が示されている。該防護フード1は扁平な半円形のフード部分18を有し、該フード部分には、移行領域15を介して緊張バンド16が装着されているので、緊張バンド16とフード部分18との間には開口10が形成される。該開口10は可変の面積Fを有している。該面積Fを変化させるために緊張バンド16には、緊張エレメント13,14が装着されている。該緊張エレメント13,14は本実施例では、緊張レバー13と該緊張レバー13に回動可能に支承されたばね14とから成り、前記緊張レバーは、緊張バンド16の第1端部19に回動可能に支承されており、かつ前記ばね14を介して緊張バンド16の第2端部17と協働する。この第2端部17はこの場合、ばね14の受け座を形成するように曲げ返されている。緊張レバー13の回動時に、緊張レバー16の両端部19,17が相互接近運動または相互離間運動することによって、開口10の面積Fが変化される。この原理は公知であるので、ここでの詳説は省く。
【0015】
緊張バンド16は、(開口10の不変の第2直径d2に相当することになる)円筒周壁状には構成されていず、むしろ複数の凹設部12を有しており、該凹設部における開口10の第1直径d1は、前記第2直径d2よりも大である。図示の実施例では緊張バンド16に3つの凹設部12が形成されている。これらの凹設部は、平面図で見れば円セグメント形(扇形)の構造を有している。また緊張エレメント13,14の領域も同じく凹設部12として構成されている。これを得るために、緊張バンド16はその第2端部17の領域では、開口10の1つの円弧に沿って成形されてはいず、むしろ開口10のセンタから離れて外向きに曲げられている。
【0016】
緊張バンド16は幅bを有し、かつ従来慣用の形式でフード部分18に固着結合されている。円筒形領域に接続するフード部分18の領域には前記移行領域15が形成されており、しかも前記円筒形領域に沿ってフード部分18が緊張バンド16と結合されている。前記移行領域15は本実施例では曲率半径rとして構成されている。移行領域の幾何学形状は、緊張エレメント13,14が弛んだ場合に脱落を防止するために重要であり、これについては、図5および図6の説明の場合に詳説する。
【0017】
図3および図4は、アングル研削盤3(図5〜図8)用のケーシング2の平面図および斜視図である。スピンドル軸線5を中心として同心的に取付けカラー20が配置されており、該取付けカラーは、防護フード1をケーシング2に固着するために使用される。取付けカラー20の大半の領域は、緊張エレメント13,14が閉じられた場合の、防護フード1の第2直径d2に等しい直径を有している。この第2直径d2を超えて、スピンドル軸線5に対して半径方向に複数の凸設成形部21が外向きに張出している。この凸設成形部21の形状は円セグメント形である。全部で4つの凸設成形部21が形成されており、該凸設成形部の形状は、緊張バンド16に設けた凹設部12の形状に対応している。同じく凸設成形部21の個数は凹設部12の個数に等しい。取付けカラー20は軸方向で高さhを有し、該高さは、大体において緊張バンド16の幅bに等しく、しかも前記高さhは幅bよりも僅かに大であることができる。凸設成形部21は軸方向で見てケーシング2へ向かって、防護フード1の移行領域15に対してネガティブ形態を形成するように構成されている。
【0018】
スピンドル軸線5を中心として、やはり同心的に支持フランジ4が形成されており、該支持フランジは、使用工具(図示せず)を支持するために使用される。該支持フランジ4は、閉鎖位置における緊張バンド16の第2直径d2よりも僅かに小さな直径を有している。
【0019】
図5および図6は、アングル研削盤3の平面図および斜視図であり、しかも防護フード1は、ケーシング2に丁度組付けられたばかりの位置で図示されている。但し緊張バンド16は開放位置で図示されており、つまりこの位置では開口10の面積Fは最大である。取付けカラー20の凸設成形部21と緊張バンド16の凹設部12はポジティブ形態とネガティブ形態として構成されている。凹設部12も凸設成形部21もそれぞれ隣り合ったエレメント間に同一間隔aを有している。これによって、緊張バンド16の全幅bが取付けカラー20の凸設成形部21の下位に位置するまで、つまり取付けカラー20の高さh内に位置するまで、緊張バンド16の開口10を、取付けカラー20に沿ってシフトすることが可能である。アングル研削盤3ケーシング2に対する防護フード1の位置はその場合、アングル研削盤3を突切り作業のためにも研削作業のためにも使用できないように選ばれている。凸設成形部21と凹設部12を互いに調和させたことによって、この特別の位置でだけ防護フード1を組付けることが可能である。防護フード1のその他のいかなる位置においても、緊張バンド16を、取付けカラー20の凸設成形部21に沿ってシフトすることは不可能である。それというのは該凸設成形部が緊張バンド16の凹設部16に合致しないからである。凸設成形部21をスピンドル軸線5から離反する方向に向くように形成し、かつ凹設部12を同じくスピンドル軸線5から離反する方向に向くように形成したことによって、広い支持フランジ4を有するアングル研削盤3上に防護フード1を載着することも可能である。その場合、支持フランジ4が、第2直径d2よりも僅かに小さな直径を有している場合でさえも、支持フランジ4を予め取り外すことなしに防護フード1の組付けを行うことができる。図5および図6に示した組付け位置から、図7および図8に示した位置への変移は、防護フード1の単純な回動によって可能である。防護フード1はその場合、高さhを有する取付けカラー20の領域内で回動される。凸設成形部21の軸方向幾何学形状は、第1直径d1から第2直径d2への移行領域23において形成されている。この移行領域23は、設定された曲率半径rをもって形成されており、該曲率半径は、防護フード1の移行領域15における曲率半径rに等しい。これによって軸方向でも防護フード1および取付けカラー20に関するポジティブ形態とネガティブ形態が生じる。その結果、作業位置にある防護フード1は、緊張エレメント13,14が弛んだ場合でも、脱落不能に確保されている。
【0020】
図7および図8では、防護フード1を備えたアングル研削盤3が2つの作業位置で図示されている。図7に示した作業位置ではアングル研削盤によって概ね研削作業が行われ、また図8に示した作業位置では突切り作業が行われる。防護フード1の両図示位置では緊張バンド16の凹設部12は、取付けカラー20の凸設成形部21に覆合(合致)していない。更にまた緊張バンド16は緊張エレメント13,14によって、取付けカラー20に固定的に接触するほど緊縮されている。取付けカラー20に緊張バンド16を固定的に圧着させることによって、図5および図6に示した唯一可能な組付け位置へ防護フード1をケーシング2に対して回動することは不可能になる。しかし緊張エレメント13,14が弛んだ場合でさえも防護フード1は取付けカラー20から解離すことはできない。それというのは取付けカラー20の凸設成形部21と緊張バンド16の凹設部12との間に覆合が与えられていないからである。更にまた取付けカラー20における移行領域23のポジティブ形態と防護フード1における移行領域15のネガティブ形態とによって、防護フード1の脱落は不可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の防護フードの平面図である。
【図2】
図1に示した防護フードの斜視図である。
【図3】
本発明の取付けカラーを備えたアングル研削盤のケーシングの平面図である。
【図4】
図3に示したアングル研削盤のケーシングの斜視図である。
【図5】
組付け位置で示した図3および図4のケーシングと図1および図2の防護フードを備えたアングル研削盤の平面図である。
【図6】
図5のアングル研削盤の斜視図である。
【図7】
第1の作業位置で示した防護フードを備えたアングル研削盤の平面図である。
【図8】
第2の作業位置に防護フードを固定して示した図7のアングル研削盤の平面図である。
【符号の説明】
1 防護フード、 2 ケーシング、 3 アングル研削盤、 4 支持フランジ、 5 スピンドル軸線、 10 開口、 12 凹設部、 13 緊張レバー、 14 ばね、 15 移行領域、 16 緊張バンド、 17 緊張バンドの第2端部、 18 フード部分、 19 緊張バンドの第1端部、 20 取付けカラー、 21 凸設成形部、 23 移行領域、 F 開口の可変面積、 d1 開口の第1直径、 d2 不変の第2直径、 b 緊張バンドの幅、 r 曲率半径、 h 取付けカラーの高さ、 a 間隔

Claims (9)

  1. 手動操作式の電動工具(3)、特にアングル研削盤であって、該電動工具が、工具用のスピンドル軸線(5)を中心として配置した取付けカラー(20)の形成されているケーシング(2)と、前記取付けカラー(20)に固着可能な防護フード(1)とを備えており、該防護フードがフード部分(18)と緊張バンド(16)とから成っており、該緊張バンドの開口(10)が可変面積(F)を有しており、前記緊張バンド(16)が前記取付けカラー(20)の周りを自在に運動できる第1の位置と、該緊張バンドが前記取付けカラー(20)に固定的に接触している第2の位置との間で、前記可変面積が、緊張エレメント(13,14)によって調節可能である形式のものにおいて、
    取付けカラー(20)が、第2面積を超えてスピンドル軸線(5)から離反する半径方向に張出す少なくとも1つの凸設成形部(21)を有しており、該凸設成形部(21)とケーシング(2)との間に、緊張バンド(16)の幅(b)に実質的に等しい間隔(h)が設けられており、緊張バンド(16)が少なくとも1つの凹設部(12)を有しており、前記緊張バンド(16)の開口(10)の、前記凹設部(12)の領域における第1直径(d1)が、その他の領域における第2直径(d2)よりも大であり、前記第1直径(d1)が、前記凸設成形部(21)を介して前記緊張バンド(16)を運動させうるほどの大きさであり、前記第2直径(d2)が、前記凸設成形部(21)を介して前記緊張バンド(16)を運動させえないほどの大きさであることを特徴とする、手動操作式の電動工具(3)。
  2. 電動工具の運転が無意味であるような位置においてだけ、防護フード(1)を凸設成形部(21)に沿ってシフトできるように、凸設成形部(21)と凹設部(12)とが配置されている、請求項1記載の電動工具(3)。
  3. 凸設成形部(21)および/または凹設部(12)が、スピンドル軸線(5)の軸方向で円セグメント状である、請求項1または2記載の電動工具(3)。
  4. 緊張エレメント(13,14)が、凹設部(12)を形成している、請求項1から3までのいずれか1項記載の電動工具(3)。
  5. 電動工具(3)が、互いに調和された間隔(a)を有してそれぞれ複数配置された凸設成形部(21)と凹設部(12)とを有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の電動工具(3)。
  6. 凸設成形部(21)と凹設部(12)とが、それぞれ異なってはいるが互いに調和された大きさおよび/または相互間隔(a)を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載の電動工具(3)。
  7. 電動工具(3)が、スピンドル軸線(5)を中心として同心的に配置された支持フランジ(4)を有しており、該支持フランジの直径が、取付けカラー(20)の直径よりもほんの僅かに小さく形成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の電動工具(3)。
  8. 凸設成形部(21)とフード部分(18)とが、それぞれスピンドル軸線(5)の軸方向でポジティブ形態とネガティブ形態のように成形されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の電動工具(3)。
  9. 緊張バンド(16)とフード部分(18)との間の移行領域(15)におけるポジティブ形態およびネガティブ形態として、円環状エッジおよび/または曲率半径(r)および/または円錐形状が形成されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の電動工具(3)。
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