JP2004517597A - 電気機械のための構成エレメント - Google Patents
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Abstract
従来技術による構成エレメントは、巻線を配置するのに不経済であると共に磁極歯の間の充填が最適でない1つの支持体から成っている。
本発明による構成エレメント1は少なくとも、磁極歯11を備えた2つの支持体3,5から成り、その場合、巻き付け法またはコイルの取付けが著しく簡単化され、かつ磁極歯11の間の最適な充填が得られるように、個々の支持体3,5の直接隣合う磁極歯11の間の間隔が極めて大きい。
本発明による構成エレメント1は少なくとも、磁極歯11を備えた2つの支持体3,5から成り、その場合、巻き付け法またはコイルの取付けが著しく簡単化され、かつ磁極歯11の間の最適な充填が得られるように、個々の支持体3,5の直接隣合う磁極歯11の間の間隔が極めて大きい。
Description
【0001】
背景技術
ヨーロッパ特許公開第730334号明細書はアウタポール形電気機械を示しており、この電気機械ではステータが2つの部分から構成されている。ステータが2分割された形状を有することにより、個々の部分に巻線を巻き付けることができず、個々の部分は予め製作された巻線と一緒に組立てられなければならない。ステータのこの種の構成の利点は主として2極のためにしか生じない。多極のための実施例も存在するものの、その場合にはそれはサイドポールのみであり、かつ2つより多い極ではスロットの良好な充填という所望の利点はもはや得られない。
【0002】
日本国特許公開第2000209794号明細書またはアメリカ国特許明細書第5,859,486号明細書は存在する磁極歯の数と同じ数の多数のセグメントから成るステータを示している。このことにより構成部分の数が多くなり、組立が極めて不経済である。
【0003】
アメリカ国特許第5,552,651号明細書は2部分から構成されたロータを示している。しかし、このロータは磁極歯の周りに巻線を有していない。
【0004】
さらに、磁極歯が個別的に設置されるステータまたはロータが公知である。その場合にはそれぞれの磁極歯が固定されなければならず、このことにより、不経済な組立プロセスが必要とされる。これらのステータの安定性は減少する。さらに、それぞれの単1の巻線が接触結合されなければならず、このことにより、多数の接触箇所と例えば打抜格子による不経済な結線とが生じる。
【0005】
発明の利点
これに対して、請求項1の特徴概念に記載した特徴を備えた、電気機械のための本発明による構成エレメントか有する利点は、電気機械のための構成エレメントが簡単に形成され、しかも、巻線またはコイルパケットによるスロットの最適な充填が得られることにある。電気機械の比較的小さな構造寸法も得ることができる。さらに、巻き付け法のための著しく簡単な条件も生じ、その結果、例えばフライヤ巻き付けおよびニードル巻き付けのような種々の巻き付け法が使用可能である。さらに、巻き付け時に巻線がスロット開口を通して挿入される必要がないため、任意に小さなスロット開口が製作可能である。さらに、太い線材を有するコイルも実現されることができる。
【0006】
構成エレメントの、周方向で直接隣合う磁極歯が同じ支持体によって形成されていない場合には、そのことによって個々の支持体の磁極歯の間に大きな間隔が存在するため、巻き付け法のために有利な条件が生じる。巻線を2部分から(図1,2)または分割せずに(図3)形成することにより、個々に設置される磁極歯に対比してコイル端の数が著しく削減される。このことにより、結線技術および接触結合技術が著しく簡単となる。
【0007】
支持体が薄板積層体から成ると、このことにより渦電流が減少するため有利である。
【0008】
支持体がプラスチックと磁性材料との混合物から成ると、これは簡単に製作可能であるため有利である。
【0009】
この種の構成エレメントは有利にステータまたはロータを形成することができる。
【0010】
実施例の説明
図1aは本発明による構成部分1を非組立状態で示す。この構成エレメント1は例えば電気的なコイルまたは磁石によって磁気的に励磁可能であり、かつ例えばモータまたは発電機のような電気機械のために使用される。
【0011】
構成エレメント1は少なくとも1つの第1の支持体3と、1つの第2の支持体5とから成る。両方の支持体3,5は例えば同一に形成されており、かつ軸方向7で組立てられており、かつ互いに固定されている。この軸方向7は例えば構成エレメント1の中央軸線を形成する。
【0012】
支持体3,5は例えば外側のリング9を有しており、このリングには例えば少なくとも1つの磁極歯11が形成されている。磁極歯11は外側のリング9と例えば一体に形成されている。磁極歯11はさらに、例えば差込みまたは一体射出成形によりリング9に固定されていてもよい。本実施例では、例えば鳩尾状に形成されていて外側のリング9と一体に形成された3つの磁極歯11が設けられている。磁極歯11はリング9を軸方向に越えて突出している。
【0013】
支持体3,5の相互の固定のために、磁極歯11は外周に差込エレメント13を有しており、この差込エレメントは他方の支持体5,3のリング9に設けた対応する凹所15内へ差し込まれる。これにより、支持体3,5が半径方向で互いに回動することが阻止される。それと同時に、差込エレメント13と凹所15との間でプレスばめが行われる場合には支持体3,5が互いに固定されることもできる。支持体3,5は別の形式で固定されることもできる。この実施例では、構成エレメント1は6つの磁極歯11を有している。
【0014】
支持体3,5は例えば薄板積層体または中実な材料から成る。支持体3,5はプラスチックと、磁性材料、特に柔らかい磁性材料とから成る混合物から成ることもでき、この混合物は例えば射出されることができる。ここに磁性材料というのは磁化可能な材料およびまたは磁化された材料を意味する。この材料は硬い磁性材料およびまたは柔らかい磁性材料であることができる。
【0015】
いずれか一方の支持体3,5が薄板積層体から成ることができ、他方がプラスチックと磁性材料とから成ることができる。
【0016】
図1bは支持体3,5が互いに内外に部分的に差し込まれた状態で構成エレメント1を示す。支持体3,5の、例えばリングセグメント状に形成された差込エレメント13は周方向で直接互いに当接している。支持体3,5は一方の支持体3の磁極歯11が他方の支持体5の磁極歯11の間で延びるように継ぎ合わされる。
【0017】
図1cは組立て完了状態で構成エレメント1を示す。磁極歯11は例えばそれぞれ他方の支持体3,5によって周方向で交互に形成されている。同様に支持体3,5のリング9、並びに支持体3,4の差込エレメント13および凹所15が互いに直接当接しており、その結果、これらはほぼ1つの外側のリング9を形成している。このような構成エレメント1はインナロータモータのステータのために使用される。
【0018】
図1aに示されているような非組立状態で、それぞれの磁極歯11の回りには予め製作されたコイルパケット17が既に配置されており、または巻線17が巻き付けられている。図1aおよび図1bでは、支持体3,5がどのように構成され、かつどのように相互に継ぎ合わされるかを示すために、巻線17は意識的に図示されていない。非組立状態では個々の支持体3,5の磁極歯11の間隔が大きいことにより、巻付け過程時に極めて多くのスペースが巻付け工具、特に巻付けニードルのために与えられており、その結果、巻き付け過程が著しく簡単化される。組立状態(図1c)では磁極歯11の間のスペースが最適に充填される。それというのは、巻線17が軸方向7に著しく密に互いに押し合わされることができるからである。巻き付け過程時には、巻付けニードルが挟み込まれないように、例えば巻付けニードルのために充分なスペースが、要するに次ぎの巻線17までの充分な間隔が存在しなければならない。
【0019】
図2aは本発明による構成エレメント1の別の1実施例を示す。この構成エレメント1は同様に2つの支持体3,5から成り、支持体は、内側のリング9に設けられていて半径方向および軸方向でこのリング9から離れるように延びている磁極歯11を有している。支持体3,5は図1a、図1bおよび図1cで説明したと同様の形式で組立られる。組立のために、磁極歯11にはリング9の近くに例えばリングセグメント状の差込エレメント13が形成されており、これらの差込エレメントはそれらの間に、他方の支持体3,5の差込エレメント13を差し込むため凹所15を形成している。この場合も、予め例えば鳩尾状に形成された磁極歯11の周りに例えば巻線17がすでに配置されているが、この巻線は図面簡単のためここには図示されていない。
【0020】
構成エレメント1は図2bでは部分的に組立てられた状態で、図2cでは組立状態で示されている。支持体3,5のリング9は組立状態では開口19を有するリング9′を形成し、この開口19内には例えばロータ軸が差し込まれて固定される。この種の構成エレメント1は例えばアウタロータモータのためのステータ、またはインナロータモータのためのロータを形成する。
【0021】
図3aおよび図3bでは、支持体3,5が図2a、図2bおよび図2cに対する説明の通りに形成されている。しかし、一方の支持体5は他方の支持体3の磁極歯11とは異なって形成された中間磁極11′しか有していない。要するにこの中間磁極11′は、周方向でみて磁極歯11の磁極ヘッドより狭い磁極ヘッド21を有している。中間磁極11′の周りには巻線17が配置されておらず、または巻線が巻き付けられていない。このいわゆる中間磁極11′は磁気の流れの案内のために役立つのみである。
【0022】
巻線は中断なく完全に支持体3に取付けられている。リング9の近くでは中間磁極11′および磁極歯11に、組立に役立つ差込エレメント13と凹所15とが設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1a】
本発明による構成エレメントの第1実施例を非組立状態で示す図である。
【図1b】
同実施例を部分的に組立てた状態で示す図である。
【図1c】
同実施例を組立て状態で示す図である。
【図2a】
本発明による構成エレメントの別の1実施例を非組立状態で示す図である。
【図2b】
同実施例を部分的に組立てた状態で示す図である。
【図2c】
同実施例を組立て状態で示す図である。
【図3a】
本発明による構成エレメントのさらに別の1実施例を非組立状態で示す図である。
【図3b】
同実施例を部分的に組立てた状態で示す図である。
背景技術
ヨーロッパ特許公開第730334号明細書はアウタポール形電気機械を示しており、この電気機械ではステータが2つの部分から構成されている。ステータが2分割された形状を有することにより、個々の部分に巻線を巻き付けることができず、個々の部分は予め製作された巻線と一緒に組立てられなければならない。ステータのこの種の構成の利点は主として2極のためにしか生じない。多極のための実施例も存在するものの、その場合にはそれはサイドポールのみであり、かつ2つより多い極ではスロットの良好な充填という所望の利点はもはや得られない。
【0002】
日本国特許公開第2000209794号明細書またはアメリカ国特許明細書第5,859,486号明細書は存在する磁極歯の数と同じ数の多数のセグメントから成るステータを示している。このことにより構成部分の数が多くなり、組立が極めて不経済である。
【0003】
アメリカ国特許第5,552,651号明細書は2部分から構成されたロータを示している。しかし、このロータは磁極歯の周りに巻線を有していない。
【0004】
さらに、磁極歯が個別的に設置されるステータまたはロータが公知である。その場合にはそれぞれの磁極歯が固定されなければならず、このことにより、不経済な組立プロセスが必要とされる。これらのステータの安定性は減少する。さらに、それぞれの単1の巻線が接触結合されなければならず、このことにより、多数の接触箇所と例えば打抜格子による不経済な結線とが生じる。
【0005】
発明の利点
これに対して、請求項1の特徴概念に記載した特徴を備えた、電気機械のための本発明による構成エレメントか有する利点は、電気機械のための構成エレメントが簡単に形成され、しかも、巻線またはコイルパケットによるスロットの最適な充填が得られることにある。電気機械の比較的小さな構造寸法も得ることができる。さらに、巻き付け法のための著しく簡単な条件も生じ、その結果、例えばフライヤ巻き付けおよびニードル巻き付けのような種々の巻き付け法が使用可能である。さらに、巻き付け時に巻線がスロット開口を通して挿入される必要がないため、任意に小さなスロット開口が製作可能である。さらに、太い線材を有するコイルも実現されることができる。
【0006】
構成エレメントの、周方向で直接隣合う磁極歯が同じ支持体によって形成されていない場合には、そのことによって個々の支持体の磁極歯の間に大きな間隔が存在するため、巻き付け法のために有利な条件が生じる。巻線を2部分から(図1,2)または分割せずに(図3)形成することにより、個々に設置される磁極歯に対比してコイル端の数が著しく削減される。このことにより、結線技術および接触結合技術が著しく簡単となる。
【0007】
支持体が薄板積層体から成ると、このことにより渦電流が減少するため有利である。
【0008】
支持体がプラスチックと磁性材料との混合物から成ると、これは簡単に製作可能であるため有利である。
【0009】
この種の構成エレメントは有利にステータまたはロータを形成することができる。
【0010】
実施例の説明
図1aは本発明による構成部分1を非組立状態で示す。この構成エレメント1は例えば電気的なコイルまたは磁石によって磁気的に励磁可能であり、かつ例えばモータまたは発電機のような電気機械のために使用される。
【0011】
構成エレメント1は少なくとも1つの第1の支持体3と、1つの第2の支持体5とから成る。両方の支持体3,5は例えば同一に形成されており、かつ軸方向7で組立てられており、かつ互いに固定されている。この軸方向7は例えば構成エレメント1の中央軸線を形成する。
【0012】
支持体3,5は例えば外側のリング9を有しており、このリングには例えば少なくとも1つの磁極歯11が形成されている。磁極歯11は外側のリング9と例えば一体に形成されている。磁極歯11はさらに、例えば差込みまたは一体射出成形によりリング9に固定されていてもよい。本実施例では、例えば鳩尾状に形成されていて外側のリング9と一体に形成された3つの磁極歯11が設けられている。磁極歯11はリング9を軸方向に越えて突出している。
【0013】
支持体3,5の相互の固定のために、磁極歯11は外周に差込エレメント13を有しており、この差込エレメントは他方の支持体5,3のリング9に設けた対応する凹所15内へ差し込まれる。これにより、支持体3,5が半径方向で互いに回動することが阻止される。それと同時に、差込エレメント13と凹所15との間でプレスばめが行われる場合には支持体3,5が互いに固定されることもできる。支持体3,5は別の形式で固定されることもできる。この実施例では、構成エレメント1は6つの磁極歯11を有している。
【0014】
支持体3,5は例えば薄板積層体または中実な材料から成る。支持体3,5はプラスチックと、磁性材料、特に柔らかい磁性材料とから成る混合物から成ることもでき、この混合物は例えば射出されることができる。ここに磁性材料というのは磁化可能な材料およびまたは磁化された材料を意味する。この材料は硬い磁性材料およびまたは柔らかい磁性材料であることができる。
【0015】
いずれか一方の支持体3,5が薄板積層体から成ることができ、他方がプラスチックと磁性材料とから成ることができる。
【0016】
図1bは支持体3,5が互いに内外に部分的に差し込まれた状態で構成エレメント1を示す。支持体3,5の、例えばリングセグメント状に形成された差込エレメント13は周方向で直接互いに当接している。支持体3,5は一方の支持体3の磁極歯11が他方の支持体5の磁極歯11の間で延びるように継ぎ合わされる。
【0017】
図1cは組立て完了状態で構成エレメント1を示す。磁極歯11は例えばそれぞれ他方の支持体3,5によって周方向で交互に形成されている。同様に支持体3,5のリング9、並びに支持体3,4の差込エレメント13および凹所15が互いに直接当接しており、その結果、これらはほぼ1つの外側のリング9を形成している。このような構成エレメント1はインナロータモータのステータのために使用される。
【0018】
図1aに示されているような非組立状態で、それぞれの磁極歯11の回りには予め製作されたコイルパケット17が既に配置されており、または巻線17が巻き付けられている。図1aおよび図1bでは、支持体3,5がどのように構成され、かつどのように相互に継ぎ合わされるかを示すために、巻線17は意識的に図示されていない。非組立状態では個々の支持体3,5の磁極歯11の間隔が大きいことにより、巻付け過程時に極めて多くのスペースが巻付け工具、特に巻付けニードルのために与えられており、その結果、巻き付け過程が著しく簡単化される。組立状態(図1c)では磁極歯11の間のスペースが最適に充填される。それというのは、巻線17が軸方向7に著しく密に互いに押し合わされることができるからである。巻き付け過程時には、巻付けニードルが挟み込まれないように、例えば巻付けニードルのために充分なスペースが、要するに次ぎの巻線17までの充分な間隔が存在しなければならない。
【0019】
図2aは本発明による構成エレメント1の別の1実施例を示す。この構成エレメント1は同様に2つの支持体3,5から成り、支持体は、内側のリング9に設けられていて半径方向および軸方向でこのリング9から離れるように延びている磁極歯11を有している。支持体3,5は図1a、図1bおよび図1cで説明したと同様の形式で組立られる。組立のために、磁極歯11にはリング9の近くに例えばリングセグメント状の差込エレメント13が形成されており、これらの差込エレメントはそれらの間に、他方の支持体3,5の差込エレメント13を差し込むため凹所15を形成している。この場合も、予め例えば鳩尾状に形成された磁極歯11の周りに例えば巻線17がすでに配置されているが、この巻線は図面簡単のためここには図示されていない。
【0020】
構成エレメント1は図2bでは部分的に組立てられた状態で、図2cでは組立状態で示されている。支持体3,5のリング9は組立状態では開口19を有するリング9′を形成し、この開口19内には例えばロータ軸が差し込まれて固定される。この種の構成エレメント1は例えばアウタロータモータのためのステータ、またはインナロータモータのためのロータを形成する。
【0021】
図3aおよび図3bでは、支持体3,5が図2a、図2bおよび図2cに対する説明の通りに形成されている。しかし、一方の支持体5は他方の支持体3の磁極歯11とは異なって形成された中間磁極11′しか有していない。要するにこの中間磁極11′は、周方向でみて磁極歯11の磁極ヘッドより狭い磁極ヘッド21を有している。中間磁極11′の周りには巻線17が配置されておらず、または巻線が巻き付けられていない。このいわゆる中間磁極11′は磁気の流れの案内のために役立つのみである。
【0022】
巻線は中断なく完全に支持体3に取付けられている。リング9の近くでは中間磁極11′および磁極歯11に、組立に役立つ差込エレメント13と凹所15とが設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1a】
本発明による構成エレメントの第1実施例を非組立状態で示す図である。
【図1b】
同実施例を部分的に組立てた状態で示す図である。
【図1c】
同実施例を組立て状態で示す図である。
【図2a】
本発明による構成エレメントの別の1実施例を非組立状態で示す図である。
【図2b】
同実施例を部分的に組立てた状態で示す図である。
【図2c】
同実施例を組立て状態で示す図である。
【図3a】
本発明による構成エレメントのさらに別の1実施例を非組立状態で示す図である。
【図3b】
同実施例を部分的に組立てた状態で示す図である。
Claims (10)
- 電気機械のための磁気的に励磁可能な構成エレメントにおいて、少なくとも2つの支持体(3,5)が軸方向(7)に組み立てられて前記構成エレメント(1)を形成することを特徴とする電気機械のための構成エレメント。
- 少なくとも一方の支持体(3,5)が少なくとも1つの磁極歯(11)を有しており、この磁極歯の周りに少なくとも1つの巻線(17)が配置されていることを特徴とする請求項1記載の構成エレメント。
- 少なくとも一方の支持体(3,5)が磁極歯(11)を有しており、構成エレメント(1)の、周方向で直接隣合っている磁極歯(11)が同じ支持体(3、5)によって形成されていないことを特徴とする請求項1または2記載の構成エレメント。
- 支持体(3,5)が薄板積層体から成ることを特徴とする請求項2または3記載の構成エレメント。
- 磁極歯(11)が少なくとも部分的に支持体(3,5)のリング(9)に結合されていることを特徴とする請求項2または3記載の構成エレメント。
- 構成エレメント(1)がステータを形成していることを特徴とする請求項1または3記載の構成エレメント。
- 構成エレメント(1)がロータを形成していることを特徴とする請求項1または3記載の構成エレメント。
- 少なくとも一方の支持体(3,5)が少なくとも1つの差込エレメント(13)を有しかつ少なくとも一方の支持体(3,5)が差込エレメント(13)のための少なくとも1つの凹所(15)を有しており、支持体(3,5)が少なくとも1つの差込エレメント(13)と少なくとも1つの凹所(15)とによって互いに回動しないように互いに結合されていることを特徴とする請求項2から4までのいずれか1項記載の構成エレメント。
- 一方の支持体(3,5)が巻線(17)を備えた磁極歯(11)を有しており、他方の支持体(3,5)が中間極(11′)を有しており、この中間極の周りには巻線が配置されておらず、この中間極が支持体(3,5)の組立の後に周方向でみて磁極歯(11)の間に位置していることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項記載の構成エレメント。
- 支持体(3,5)がプラスチックと磁性材料との混合物から成ることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載の構成エレメント。
Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
DE10102011 | 2001-01-18 | ||
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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Country Status (4)
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EP (1) | EP1354391A1 (ja) |
JP (1) | JP2004517597A (ja) |
WO (1) | WO2002058210A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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