JP2010154680A - 磁性ウェッジ並びにこれを用いたステータ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】製作工数を低減することができると共に、形成する回転電機の出力特性の低下を抑制することができる磁性ウェッジ、並びにこれを用いたステータ及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】磁性ウェッジ4は、ステータコア2における複数のスロット21の内周側開口部211に配置する複数のウェッジ部41と、複数のウェッジ部41の軸方向Lの両端部412において、複数のウェッジ部41を連結する一対の環状連結部42とを有している。一対の環状連結部42及び複数のウェッジ部41は、磁性材料を用いて一体的に形成してある。各環状連結部42には、その周方向Cの複数箇所において、その軸方向Lに伸びる切欠溝43が形成してある。
【選択図】図1
【解決手段】磁性ウェッジ4は、ステータコア2における複数のスロット21の内周側開口部211に配置する複数のウェッジ部41と、複数のウェッジ部41の軸方向Lの両端部412において、複数のウェッジ部41を連結する一対の環状連結部42とを有している。一対の環状連結部42及び複数のウェッジ部41は、磁性材料を用いて一体的に形成してある。各環状連結部42には、その周方向Cの複数箇所において、その軸方向Lに伸びる切欠溝43が形成してある。
【選択図】図1
Description
本発明は、ステータコアにおける複数のスロットの内周側開口部に配置する磁性ウェッジに関する。
電動機、発電機、モータジェネレータ等の回転電機においては、ステータコアのスロット内に絶縁紙を介してコイルを配置し、スロットの内周側開口部をウェッジによって蓋をして、コイルの内周側へのはみ出しを防止している。このウェッジは、絶縁紙と同様の紙、樹脂等から構成する場合もあるが、特に内周側開口部の開口面積が大きいオープンスロットの場合等には、磁性材料から形成した磁性ウェッジとすることがある。この場合には、ロータがステータに対して回転する際の磁気回路をティースだけでなく、磁性ウェッジにも形成することができ、ロータにおける永久磁石等に対向するティースが移り変わる際に、磁気回路に生ずる急激な磁束変化を緩和している。
例えば、特許文献1においては、非磁性薄葉材と、この薄葉材に接着したアモルファシートとからなり、スロットの開口部を塞ぐためのスロット用磁性楔が開示されている。また、特許文献1においては、端板と楔部を櫛形一体にした一体楔が開示されている。この一体楔によれば、楔部のスロットへの挿入を一括して行うことができる。
例えば、特許文献1においては、非磁性薄葉材と、この薄葉材に接着したアモルファシートとからなり、スロットの開口部を塞ぐためのスロット用磁性楔が開示されている。また、特許文献1においては、端板と楔部を櫛形一体にした一体楔が開示されている。この一体楔によれば、楔部のスロットへの挿入を一括して行うことができる。
しかしながら、一体楔(磁性ウェッジ)を用いる場合には、円環形状の端板がステータコアの軸方向端面の外側に位置する。この場合、端板が磁性体から形成されていると、端板へ磁束が漏れ、ロータが回転する際の磁気回路を弱めてしまうおそれがある。また、特許文献1においては、多数の楔部を端板に接着しているため、製作工数が増大してしまう。
従って、製作工数の低減と回転電機の出力特性の低下の抑制とを両立させるためには更なる工夫が必要とされる。
従って、製作工数の低減と回転電機の出力特性の低下の抑制とを両立させるためには更なる工夫が必要とされる。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、製作工数を低減することができると共に、形成する回転電機の出力特性の低下を抑制することができる磁性ウェッジ、並びにこれを用いたステータ及びその製造方法を提供しようとするものである。
第1の発明は、ステータコアにおける複数のスロットの内周側開口部に配置する複数のウェッジ部と、
該複数のウェッジ部における軸方向の一端部又は両端部において、該複数のウェッジ部を連結する環状連結部とを有しており、
該環状連結部及び上記複数のウェッジ部は、磁性材料を用いて一体的に形成してあり、
上記環状連結部には、その周方向の複数箇所において、その軸方向に伸びる切欠溝が形成してあることを特徴とする磁性ウェッジにある(請求項1)。
該複数のウェッジ部における軸方向の一端部又は両端部において、該複数のウェッジ部を連結する環状連結部とを有しており、
該環状連結部及び上記複数のウェッジ部は、磁性材料を用いて一体的に形成してあり、
上記環状連結部には、その周方向の複数箇所において、その軸方向に伸びる切欠溝が形成してあることを特徴とする磁性ウェッジにある(請求項1)。
本発明の磁性ウェッジは、複数のウェッジ部を、軸方向の一端部又は両端部において環状連結部によって連結してなる。環状連結部及び複数のウェッジ部は、磁性材料を用いて一体的に形成してある。これにより、ステータコアにおけるスロットの数に対応した数のウェッジ部を容易に形成することができ、磁性ウェッジの製作工数を低減することができる。
また、環状連結部には、その周方向の複数箇所において、その軸方向に伸びる切欠溝が形成してある。これにより、ステータに対してロータが回転する際の磁気回路(ステータにおけるティース及びヨークと、ロータとを通って形成される磁気回路)において、ステータコアの軸方向端面の外側に配置された環状連結部を、ステータコアの周方向へ通過しようとする磁束の漏れの発生を抑制することができる。そのため、磁性ウェッジを用いて形成した回転電機の出力特性の低下を抑制することができる。
また、複数のスロットの内周側開口部にウェッジ部を配置することにより、上記磁気回路をティース及びヨークだけでなく、磁性ウェッジにも形成することができ、ロータにおける永久磁石等に対向するティースが移り変わる際に、磁気回路に生ずる急激な磁束変化を緩和することができる。
また、複数のスロットの内周側開口部にウェッジ部を配置することにより、上記磁気回路をティース及びヨークだけでなく、磁性ウェッジにも形成することができ、ロータにおける永久磁石等に対向するティースが移り変わる際に、磁気回路に生ずる急激な磁束変化を緩和することができる。
それ故、本発明の磁性ウェッジによれば、その製作工数を低減することができると共に、形成する回転電機の出力特性の低下を抑制することができる。
第2の発明は、上記磁性ウェッジを用いたステータであって、
上記複数のスロットにはコイルが配置してあり、
上記複数のスロットの内周側開口部には、上記コイルに対する内周側より上記ウェッジ部が配置してあり、
上記ステータコアにおける軸方向の一端面又は両端面の外側には、上記環状連結部が配置してあることを特徴とするステータにある(請求項5)。
上記複数のスロットにはコイルが配置してあり、
上記複数のスロットの内周側開口部には、上記コイルに対する内周側より上記ウェッジ部が配置してあり、
上記ステータコアにおける軸方向の一端面又は両端面の外側には、上記環状連結部が配置してあることを特徴とするステータにある(請求項5)。
本発明のステータは、上記優れた作用効果を奏する磁性ウェッジを用いて形成したものである。従って、本発明のステータによれば、磁性ウェッジの製作工数を低減することができると共に、形成する回転電機の出力特性の低下を抑制することができる。
第3の発明は、上記磁性ウェッジを用いたステータを製造する方法であって、
ステータコアにおける複数のスロット内にコイルを配置し、
上記複数の切欠溝を利用して一方の上記環状連結部をテーパ状に縮径させるように弾性変形させ、該縮径させた状態の環状連結部を上記ステータコアの軸方向一端部から挿入し、
上記ウェッジ部同士の間に位置する切欠穴に上記ティースを挿入したときに、上記一方の環状連結部の弾性変形を復帰させることを特徴とするステータの製造方法にある(請求項6)。
ステータコアにおける複数のスロット内にコイルを配置し、
上記複数の切欠溝を利用して一方の上記環状連結部をテーパ状に縮径させるように弾性変形させ、該縮径させた状態の環状連結部を上記ステータコアの軸方向一端部から挿入し、
上記ウェッジ部同士の間に位置する切欠穴に上記ティースを挿入したときに、上記一方の環状連結部の弾性変形を復帰させることを特徴とするステータの製造方法にある(請求項6)。
本発明のステータの製造方法は、上記優れた作用効果を奏する磁性ウェッジをステータコアに対して組み付けるための適切な方法である。
ところで、磁性ウェッジが上記複数の切欠溝を有していない場合であって、環状連結部によって複数のウェッジ部を軸方向両端部において連結した場合には、磁性ウェッジをステータコアの軸方向一端部から挿入配置しようとすると、環状連結部が障害物になる。
ところで、磁性ウェッジが上記複数の切欠溝を有していない場合であって、環状連結部によって複数のウェッジ部を軸方向両端部において連結した場合には、磁性ウェッジをステータコアの軸方向一端部から挿入配置しようとすると、環状連結部が障害物になる。
これに対し、本発明においては、磁性ウェッジが複数の切欠溝を有していることにより、ステータコアに対して磁性ウェッジを配置する際に、複数の切欠溝を利用して一方の環状連結部を縮径させるようにテーパ状に弾性変形させることができる。そして、縮径させた状態の環状連結部をステータコアの軸方向一端部から挿入し、複数の切欠穴に各ティースを挿入したときに、一方の環状連結部の弾性変形を復帰させる。これにより、磁性ウェッジをステータコアに挿入配置する際に、環状連結部が障害物になることを回避し、もとの形状を維持して磁性ウェッジをステータコアに配置することができる。
それ故、本発明のステータの製造方法によれば、環状連結部によって複数のウェッジ部を軸方向両端部において連結した場合であっても、もとの形状を維持して、上記優れた作用効果を奏する磁性ウェッジをステータコアに配置することができる。
上述した第1〜第3の発明における好ましい実施の形態につき説明する。
第1〜第3の発明において、上記環状連結部は、必ずしも1つの円環形状から構成する必要はなく、複数の円弧状連結部を円周上に配置したもの(円環形状を周方向の複数箇所で分割したもの)から構成することもできる。
第1〜第3の発明において、上記環状連結部は、必ずしも1つの円環形状から構成する必要はなく、複数の円弧状連結部を円周上に配置したもの(円環形状を周方向の複数箇所で分割したもの)から構成することもできる。
また、上記磁性ウェッジを構成する上記磁性材料は、磁性を有する金属を含む材料とすることができる。
上記磁性ウェッジは、磁性粉体を圧縮成形して形成することができる。また、磁性ウェッジは、磁性粉体を圧縮成形してなる圧縮成形体に、切断、打ち抜き等の加工を行って形成することができる。なお、磁性粉体は、バインダーとしての樹脂を添加して圧縮成形することができる。また、磁性ウェッジは、打ち抜き等を行って複数のウェッジ部及び複数の切欠溝を形成した板状の圧縮成形体の両端部を接合して、円筒形状に形成することもできる。
また、磁性ウェッジは、ガラス繊維等の繊維をバインダーとなる樹脂中に含有して強度を向上させたFRP(繊維強化プラスチック)と、磁性粉体とを混合してなる材料から構成することもできる。
上記磁性ウェッジは、磁性粉体を圧縮成形して形成することができる。また、磁性ウェッジは、磁性粉体を圧縮成形してなる圧縮成形体に、切断、打ち抜き等の加工を行って形成することができる。なお、磁性粉体は、バインダーとしての樹脂を添加して圧縮成形することができる。また、磁性ウェッジは、打ち抜き等を行って複数のウェッジ部及び複数の切欠溝を形成した板状の圧縮成形体の両端部を接合して、円筒形状に形成することもできる。
また、磁性ウェッジは、ガラス繊維等の繊維をバインダーとなる樹脂中に含有して強度を向上させたFRP(繊維強化プラスチック)と、磁性粉体とを混合してなる材料から構成することもできる。
また、磁気性能を改善するために、磁性ウェッジは、磁性材料、特に低炭素鋼、ステンレス鋼(SUS430等)等の磁性材料の金属繊維と、ガラス繊維等の繊維と、バインダーとなる樹脂とを含有してなる金属繊維強化プラスチック(MFRP)から構成することもできる。この場合、金属繊維の表面には絶縁被膜を形成しておくことができる。この絶縁被膜は、繊維状態の金属繊維に対してリン酸化合物等の無機材料のコーティングを行って、又はクロス状態(多数の繊維による成形状態)の金属繊維に対してリン酸化合物等の無機材料含浸処理を行って形成することができる。
また、磁性ウェッジは、クロス状態において、金属繊維とガラス繊維とが交差するハイブリッド繊維クロスを用いて形成することもできる。この場合には、金属繊維を磁性ウェッジの周方向にほぼ向けて配置し、ガラス繊維を磁性ウェッジの軸方向にほぼ向けて配置することができる。これにより、ガラス繊維によって金属繊維同士を隔離させることができ、絶縁被膜を不要にすることができる。
第1の発明において、上記切欠溝は、上記ウェッジ部が連結された周方向幅の範囲内に形成することが好ましい(請求項2)。
この場合には、ステータにおけるティース及びヨークと、ロータとを通って形成される磁気回路において、環状連結部の周方向へ通過しようとする磁束の漏れの発生を、より効果的に抑制することができる。そのため、磁性ウェッジを用いて形成した回転電機の出力特性の低下をより効果的に抑制することができる。
この場合には、ステータにおけるティース及びヨークと、ロータとを通って形成される磁気回路において、環状連結部の周方向へ通過しようとする磁束の漏れの発生を、より効果的に抑制することができる。そのため、磁性ウェッジを用いて形成した回転電機の出力特性の低下をより効果的に抑制することができる。
また、上記切欠溝は、上記環状連結部の軸方向端面から、上記ウェッジ部同士の間に位置する切欠穴の軸方向内壁面よりも軸方向の内側の位置まで形成することが好ましい(請求項3)。
この場合には、切欠溝の形成により、ステータコアの軸方向端面の外側において、環状連結部を周方向に分断することができ、環状連結部の周方向へ通過しようとする磁束の漏れの発生を、さらに効果的に抑制することができる。そのため、磁性ウェッジを用いて形成した回転電機の出力特性の低下をさらに効果的に抑制することができる。
この場合には、切欠溝の形成により、ステータコアの軸方向端面の外側において、環状連結部を周方向に分断することができ、環状連結部の周方向へ通過しようとする磁束の漏れの発生を、さらに効果的に抑制することができる。そのため、磁性ウェッジを用いて形成した回転電機の出力特性の低下をさらに効果的に抑制することができる。
また、上記環状連結部は、上記複数のウェッジ部の軸方向両端部において該複数のウェッジ部を連結しており、一方の上記環状連結部は、上記ステータコアの内径よりも小さな外径に形成することが好ましい(請求項4)。
この場合には、環状連結部によって複数のウェッジ部を軸方向両端部において連結することにより、磁性ウェッジの形状を安定して維持することができる。また、一方の環状連結部を上記ステータコアの内径よりも小さな外径に形成することにより、ステータコアの軸方向一端部から一方の環状連結部を挿入して、磁性ウェッジの挿入配置を容易に行うことができる。
なお、上記ステータコアの内径とは、ステータコアのスロット同士の間に位置するティースの内周側端面を通る仮想円の直径のことをいう。
この場合には、環状連結部によって複数のウェッジ部を軸方向両端部において連結することにより、磁性ウェッジの形状を安定して維持することができる。また、一方の環状連結部を上記ステータコアの内径よりも小さな外径に形成することにより、ステータコアの軸方向一端部から一方の環状連結部を挿入して、磁性ウェッジの挿入配置を容易に行うことができる。
なお、上記ステータコアの内径とは、ステータコアのスロット同士の間に位置するティースの内周側端面を通る仮想円の直径のことをいう。
以下に、本発明の磁性ウェッジ並びにこれを用いたステータ及びその製造方法にかかる実施例につき、図面を参照して説明する。
(実施例1)
本例の磁性ウェッジ4は、図1、図2に示すごとく、ステータコア2における複数のスロット21の内周側開口部211に配置する複数のウェッジ部41と、複数のウェッジ部41の軸方向Lの両端部412において、複数のウェッジ部41を連結する一対の環状連結部42とを有している。一対の環状連結部42及び複数のウェッジ部41は、磁性材料を用いて一体的に形成してある。各環状連結部42には、その周方向Cの複数箇所において、その軸方向Lに伸びる切欠溝43が形成してある。ここで、図1は、磁性ウェッジ4を部分的に拡大して示し、図2は、磁性ウェッジ4の全体を示す。
(実施例1)
本例の磁性ウェッジ4は、図1、図2に示すごとく、ステータコア2における複数のスロット21の内周側開口部211に配置する複数のウェッジ部41と、複数のウェッジ部41の軸方向Lの両端部412において、複数のウェッジ部41を連結する一対の環状連結部42とを有している。一対の環状連結部42及び複数のウェッジ部41は、磁性材料を用いて一体的に形成してある。各環状連結部42には、その周方向Cの複数箇所において、その軸方向Lに伸びる切欠溝43が形成してある。ここで、図1は、磁性ウェッジ4を部分的に拡大して示し、図2は、磁性ウェッジ4の全体を示す。
以下に、本例の磁性ウェッジ4並びにこれを用いたステータ1及びその製造方法につき、図1〜図6を参照して詳説する。
本例の磁性ウェッジ4は、電動機、発電機、モータジェネレータ等の回転電機を構成するステータ1に用いるものである。
図1、図2に示すごとく、本例の複数の切欠溝43は、環状連結部42及びウェッジ部41において、ウェッジ部41が形成された周方向幅C1の範囲内に形成してあり、複数のスロット21の形成数に対応する数が形成してある。また、本例の複数の切欠溝43は、軸方向Lに平行な状態で、環状連結部42の軸方向端面421から形成してある。そして、複数の切欠溝43の底部431は、ウェッジ部41同士の間に位置する(ウェッジ部41を形成する)切欠穴411の軸方向内壁面413よりも軸方向Lの内側に位置している。これにより、切欠溝43の軸方向長さL1は、環状連結部42の軸方向長さL2よりも長くなっている。
本例の磁性ウェッジ4は、電動機、発電機、モータジェネレータ等の回転電機を構成するステータ1に用いるものである。
図1、図2に示すごとく、本例の複数の切欠溝43は、環状連結部42及びウェッジ部41において、ウェッジ部41が形成された周方向幅C1の範囲内に形成してあり、複数のスロット21の形成数に対応する数が形成してある。また、本例の複数の切欠溝43は、軸方向Lに平行な状態で、環状連結部42の軸方向端面421から形成してある。そして、複数の切欠溝43の底部431は、ウェッジ部41同士の間に位置する(ウェッジ部41を形成する)切欠穴411の軸方向内壁面413よりも軸方向Lの内側に位置している。これにより、切欠溝43の軸方向長さL1は、環状連結部42の軸方向長さL2よりも長くなっている。
本例の磁性ウェッジ4は、各部の厚みが均一な円筒形状の軟磁性体に対して、複数の切欠穴411及び複数の切欠溝43を加工することによって形成されている。そして、磁性ウェッジ4において、複数のウェッジ部41及び環状連結部42は、均一な厚みで連続して形成されている(一体成形されている)。また、本例の環状連結部42は、複数の切欠溝43の形成によって、円環形状を周方向Cの複数箇所で分割してなる複数の円弧状部分によって構成されている。
本例の環状連結部42は、複数の切欠溝43を利用してテーパ状に縮径するよう弾性変形可能になっている。切欠溝43の周方向幅は、環状連結部42の強度を維持するために、切欠穴411及びウェッジ部41の周方向幅よりも小さくなっている。
本例の磁性ウェッジ4においては、スロット21同士の間のティース22を配置するための切欠穴411が、ティース22に対応する数だけ形成されている。
本例の磁性ウェッジ4においては、スロット21同士の間のティース22を配置するための切欠穴411が、ティース22に対応する数だけ形成されている。
図3、図4に示すごとく、本例のステータ1は、コイル3、絶縁紙45及び磁性ウェッジ4を配置してなる。また、ステータ1は、複数のスロット21にコイル3を配置してなる。また、磁性ウェッジ4は、複数のスロット21の内周側開口部211にコイル3に対する内周側よりウェッジ部41を配置すると共に、ステータコア2における軸方向Lの両端面201の外側に環状連結部42を配置してなる。ここで、図3は、ステータ1を部分的に拡大して示し、図4は、ステータ1の全体を示す。
本例のステータコア2における各スロット21は、周方向Cにおける一対の内壁面212を互いに平行になるよう形成した平行スロット形状を有している。本例のコイル3は、U相、V相、W相の3相のコイル3であり、角線を用いて波巻形状に形成してある。各コイル3は、スロット21内に配置されるスロット導体部分31と、スロット21の外部(ステータコア2の軸方向Lの端面の外側)に配置されるコイルエンド導体部分32とを有している。
図5、図6に示すごとく、各スロット21の外周側底部213及び周方向Cの内壁面212には、絶縁紙45が配置されている。磁性ウェッジ4におけるウェッジ部41は、各スロット21の内周側開口部211に挿入配置されている。
本例のステータコア2は、スロット数に対する半分の数に分割した分割コア25を組み合わせ、この組み合わせた状態の分割コア25の全体を、嵌合リング26内に嵌入して形成してある。各分割コア25は、2つのティース22及び1つの中央側スロット21Aを有し、中央側スロット21Aの両側に位置する両側スロット21Bの周方向Cの中心位置で、スロット21の外周側に位置するヨーク23の部分を分断して形成してある。
本例のステータコア2は、スロット数に対する半分の数に分割した分割コア25を組み合わせ、この組み合わせた状態の分割コア25の全体を、嵌合リング26内に嵌入して形成してある。各分割コア25は、2つのティース22及び1つの中央側スロット21Aを有し、中央側スロット21Aの両側に位置する両側スロット21Bの周方向Cの中心位置で、スロット21の外周側に位置するヨーク23の部分を分断して形成してある。
また、図1に示すごとく、ステータコア2における各ティース22の軸方向端部221は、磁性ウェッジ4における切欠穴411の形状に対応して、軸方向Lの外側に向かうに連れて周方向幅が縮小する段差形状(又は傾斜形状)に形成することができる。この段差形状は、ステータコア2を形成する複数の電磁鋼板の周方向幅を変化させて形成することができる。
本例の磁性ウェッジ4は、複数のウェッジ部41を、軸方向Lの両端部412において環状連結部42によって連結してなる。環状連結部42及び複数のウェッジ部41は、磁性材料を用いて一体的に形成してある。これにより、ステータコア2におけるスロット21の数に対応した数のウェッジ部41を容易に形成することができ、磁性ウェッジ4の製作工数を低減することができる。
また、ステータコア2の軸方向両端面の外側に配置される環状連結部42は、複数のウェッジ部41の形成状態を維持するために必要な部位であるが、ステータ1に対してロータが回転する際の磁気回路を弱めてしまう部位である。
これに対し、本例の環状連結部42には、ウェッジ部41の形成数と同じ数の切欠溝43が形成してあり、各切欠溝43は、環状連結部42に対してウェッジ部41が連結された周方向幅C1の範囲内において、環状連結部42の軸方向端面421から切欠穴411の軸方向内壁面413よりも軸方向Lの内側の位置まで形成してある。
これに対し、本例の環状連結部42には、ウェッジ部41の形成数と同じ数の切欠溝43が形成してあり、各切欠溝43は、環状連結部42に対してウェッジ部41が連結された周方向幅C1の範囲内において、環状連結部42の軸方向端面421から切欠穴411の軸方向内壁面413よりも軸方向Lの内側の位置まで形成してある。
これにより、ステータ1に対してロータが回転する際の磁気回路(ステータ1におけるティース22及びヨーク23と、ロータとを通って形成される磁気回路)において、ステータコア2の軸方向Lの端面の外側に配置された環状連結部42を、ステータコア2の周方向Cへ通過しようとする磁束の漏れの発生を効果的に抑制することができる。そのため、磁性ウェッジ4を用いて形成した回転電機の出力特性の低下を効果的に抑制することができる。
また、複数のスロット21の内周側開口部211にウェッジ部41を配置することにより、上記磁気回路をティース22及びヨーク23だけでなく、磁性ウェッジ4にも形成することができ、ロータにおける永久磁石等に対向するティース22が移り変わる際に、磁気回路に生ずる急激な磁束変化を緩和することができる。
また、複数のスロット21の内周側開口部211にウェッジ部41を配置することにより、上記磁気回路をティース22及びヨーク23だけでなく、磁性ウェッジ4にも形成することができ、ロータにおける永久磁石等に対向するティース22が移り変わる際に、磁気回路に生ずる急激な磁束変化を緩和することができる。
それ故、本例の磁性ウェッジ4によれば、その製作工数を低減することができると共に、形成する回転電機の出力特性の低下を抑制することができる。
(実施例2)
本例においては、上記実施例1に示した磁性ウェッジ4を用いたステータ1を製造する方法の一例を示す。
本例においては、図7に示すごとく、磁性ウェッジ4に対して、コイル3をステータコア2に配置するときの組付状態で配置し、磁性ウェッジ4及びコイル3に対して径方向Rの外周側から各分割コア25を配置する。このとき、各コイル3のスロット導体部分31を分割コア25における各スロット21に挿入配置し、磁性ウェッジ4におけるウェッジ部41を各スロット21の内周側開口部211に挿入配置する。その後、組み合わせた状態の分割コア25の全体を嵌合リング26内に嵌入して、ステータ1を製造する。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
本例においては、上記実施例1に示した磁性ウェッジ4を用いたステータ1を製造する方法の一例を示す。
本例においては、図7に示すごとく、磁性ウェッジ4に対して、コイル3をステータコア2に配置するときの組付状態で配置し、磁性ウェッジ4及びコイル3に対して径方向Rの外周側から各分割コア25を配置する。このとき、各コイル3のスロット導体部分31を分割コア25における各スロット21に挿入配置し、磁性ウェッジ4におけるウェッジ部41を各スロット21の内周側開口部211に挿入配置する。その後、組み合わせた状態の分割コア25の全体を嵌合リング26内に嵌入して、ステータ1を製造する。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例3)
本例においては、上記実施例1に示した磁性ウェッジ4を用いたステータ1を製造する方法の他の例を示す。
本例においては、まず、図8に示すごとく、ステータコア2における複数のスロット21内にコイル3を配置する。このとき、各スロット21には絶縁紙45を配置しておくことができる。次いで、複数の切欠溝43を利用して一方の環状連結部42Aをテーパ状に縮径させるように弾性変形させ、縮径させた状態の環状連結部42をステータコア2の軸方向Lの一端部から挿入する。これにより、一方の環状連結部42Aは、ステータコア2の内周側において軸方向Lに通過させるときだけ縮径させることができる。
次いで、一方の環状連結部42Aがステータコア2の軸方向Lの端面まで移動したときには、複数の切欠穴411に各ティース22が挿入され、一方の環状連結部42Aの弾性変形がもとの状態に復帰する。こうして、ステータ1を製造することができる。
本例においては、上記実施例1に示した磁性ウェッジ4を用いたステータ1を製造する方法の他の例を示す。
本例においては、まず、図8に示すごとく、ステータコア2における複数のスロット21内にコイル3を配置する。このとき、各スロット21には絶縁紙45を配置しておくことができる。次いで、複数の切欠溝43を利用して一方の環状連結部42Aをテーパ状に縮径させるように弾性変形させ、縮径させた状態の環状連結部42をステータコア2の軸方向Lの一端部から挿入する。これにより、一方の環状連結部42Aは、ステータコア2の内周側において軸方向Lに通過させるときだけ縮径させることができる。
次いで、一方の環状連結部42Aがステータコア2の軸方向Lの端面まで移動したときには、複数の切欠穴411に各ティース22が挿入され、一方の環状連結部42Aの弾性変形がもとの状態に復帰する。こうして、ステータ1を製造することができる。
本例においては、磁性ウェッジ4が複数の切欠溝43を有していることにより、磁性ウェッジ4をステータコア2に挿入配置する際に、環状連結部42が障害物になることを回避することができる。そして、磁性ウェッジ4は、もとの形状を維持してステータコア2に配置することができる。
それ故、本例のステータ1の製造方法によれば、環状連結部42によって複数のウェッジ部41を軸方向Lの両端部412において連結した場合であっても、もとの形状を維持して、上記優れた作用効果を奏する磁性ウェッジ4をステータコア2に配置することができる。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
それ故、本例のステータ1の製造方法によれば、環状連結部42によって複数のウェッジ部41を軸方向Lの両端部412において連結した場合であっても、もとの形状を維持して、上記優れた作用効果を奏する磁性ウェッジ4をステータコア2に配置することができる。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
(実施例4)
本例は、上記磁性ウェッジ4の形状に工夫を行った例である。
図9に示すごとく、本例の環状連結部42は、複数のウェッジ部41の軸方向Lの両端部412において複数のウェッジ部41を連結してなり、一方の環状連結部42Aの外径(符号422で示す。)が、複数のウェッジ部41による内径よりも小さく、かつステータコア2の内径(ティース22の内周側端面222を通る仮想円の直径)よりも小さくなっている。
本例においては、磁性ウェッジ4をステータコア2に配置する際には、ステータコア2の軸方向Lの一端部から一方の環状連結部42Aを挿入することにより、環状連結部42Aが障害物になることを回避することができる。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
本例は、上記磁性ウェッジ4の形状に工夫を行った例である。
図9に示すごとく、本例の環状連結部42は、複数のウェッジ部41の軸方向Lの両端部412において複数のウェッジ部41を連結してなり、一方の環状連結部42Aの外径(符号422で示す。)が、複数のウェッジ部41による内径よりも小さく、かつステータコア2の内径(ティース22の内周側端面222を通る仮想円の直径)よりも小さくなっている。
本例においては、磁性ウェッジ4をステータコア2に配置する際には、ステータコア2の軸方向Lの一端部から一方の環状連結部42Aを挿入することにより、環状連結部42Aが障害物になることを回避することができる。
本例においても、その他の構成は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
1 ステータ
2 ステータコア
21 スロット
211 内周側開口部
22 ティース
25 分割コア
26 嵌合リング
3 コイル
4 磁性ウェッジ
41 ウェッジ部
42 環状連結部
43 切欠溝
2 ステータコア
21 スロット
211 内周側開口部
22 ティース
25 分割コア
26 嵌合リング
3 コイル
4 磁性ウェッジ
41 ウェッジ部
42 環状連結部
43 切欠溝
Claims (6)
- ステータコアにおける複数のスロットの内周側開口部に配置する複数のウェッジ部と、
該複数のウェッジ部における軸方向の一端部又は両端部において、該複数のウェッジ部を連結する環状連結部とを有しており、
該環状連結部及び上記複数のウェッジ部は、磁性材料を用いて一体的に形成してあり、
上記環状連結部には、その周方向の複数箇所において、その軸方向に伸びる切欠溝が形成してあることを特徴とする磁性ウェッジ。 - 請求項1において、上記切欠溝は、上記ウェッジ部が連結された周方向幅の範囲内に形成してあることを特徴とする磁性ウェッジ。
- 請求項2において、上記切欠溝は、上記環状連結部の軸方向端面から、上記ウェッジ部同士の間に位置する切欠穴の軸方向内壁面よりも軸方向の内側の位置まで形成してあることを特徴とする磁性ウェッジ。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、上記環状連結部は、上記複数のウェッジ部の軸方向両端部において該複数のウェッジ部を連結しており、
一方の上記環状連結部は、上記ステータコアの内径よりも小さな外径に形成してあることを特徴とする磁性ウェッジ。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の磁性ウェッジを用いたステータであって、
上記複数のスロットにはコイルが配置してあり、
上記複数のスロットの内周側開口部には、上記コイルに対する内周側より上記ウェッジ部が配置してあり、
上記ステータコアにおける軸方向の一端面又は両端面の外側には、上記環状連結部が配置してあることを特徴とするステータ。 - 請求項3に記載の磁性ウェッジを用いたステータを製造する方法であって、
ステータコアにおける複数のスロット内にコイルを配置し、
上記複数の切欠溝を利用して一方の上記環状連結部をテーパ状に縮径させるように弾性変形させ、該縮径させた状態の環状連結部を上記ステータコアの軸方向一端部から挿入し、
上記ウェッジ部同士の間に位置する切欠穴に上記ティースを挿入したときに、上記一方の環状連結部の弾性変形を復帰させることを特徴とするステータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008330908A JP2010154680A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 磁性ウェッジ並びにこれを用いたステータ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008330908A JP2010154680A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 磁性ウェッジ並びにこれを用いたステータ及びその製造方法 |
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JP2010154680A true JP2010154680A (ja) | 2010-07-08 |
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ID=42573105
Family Applications (1)
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JP2008330908A Pending JP2010154680A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 磁性ウェッジ並びにこれを用いたステータ及びその製造方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010154680A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016136384A1 (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 三菱電機株式会社 | 電機子および回転電機 |
US10998786B2 (en) | 2016-10-31 | 2021-05-04 | Aisin Aw Co., Ltd. | Stator and method for manufacturing stator |
-
2008
- 2008-12-25 JP JP2008330908A patent/JP2010154680A/ja active Pending
Cited By (4)
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WO2016136384A1 (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 三菱電機株式会社 | 電機子および回転電機 |
JPWO2016136384A1 (ja) * | 2015-02-25 | 2017-04-27 | 三菱電機株式会社 | 電機子および回転電機 |
CN107210632A (zh) * | 2015-02-25 | 2017-09-26 | 三菱电机株式会社 | 电枢以及旋转电机 |
US10998786B2 (en) | 2016-10-31 | 2021-05-04 | Aisin Aw Co., Ltd. | Stator and method for manufacturing stator |
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