JP3029792B2 - 多相永久磁石型回転電機 - Google Patents

多相永久磁石型回転電機

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JP3029792B2
JP3029792B2 JP7352346A JP35234695A JP3029792B2 JP 3029792 B2 JP3029792 B2 JP 3029792B2 JP 7352346 A JP7352346 A JP 7352346A JP 35234695 A JP35234695 A JP 35234695A JP 3029792 B2 JP3029792 B2 JP 3029792B2
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02K3/00Details of windings
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    • H02K3/28Layout of windings or of connections between windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K37/00Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors
    • H02K37/10Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type
    • H02K37/12Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K37/14Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転電機の構造とそ
の駆動方法に係り、特に、複写機のスキャナ・モータ等
に最適な、低振動、低回転むらが要求される低価格の回
転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多相永久磁石型回転電機の1形式
であるインナーロータ形3相6スロット式永久磁石形ス
テッピングモータ(以下3相回転電機と略称する)は、
例えば図15に示すような構造をなしている。図15は
インナーロータ形3相回転電機の概要構造を示す断面の
概念図であって、10は固定子、20は回転子である。
なお、回転軸やケーシング等の図示は省略している。回
転子20は図示しない回転軸と軸受によって回転自在に
支承されている。図に示すNは固定子に面した側をN極
に着磁した永久磁石、Sは固定子に面した側をS極に着
磁した永久磁石であって、2対の磁極を形成している。
固定子10に形成した10a1、10a2、10a3、
10a4、10a5、10a6は夫々回転子20の表面
との間に所定の間隙を設けて形成された主極であって、
各主極10a1、10a2、10a3、10a4、10
a5、10a6には夫々同一方向に励磁用コイル10b
1、10b2、10b3、10b4、10b5、10b
6が巻装している。
【0003】上述したコイル10b1、10b2、10
b3、10b4、10b5、10b6の結線例を図16
に示している。図16に示す10b1乃至10b6はい
ずれも図15に示したコイルの符号に対応している。即
ち、例えば、第1のコイル10b1の巻始めの引き出し
線をこの回転電機のU端子とすると、第1のコイル10
b1の巻終わりは第4のコイル10b4の巻始めに接続
している。又、第2のコイル10b2の巻始めの引き出
し線をこの回転電機のV端子としてこの第2のコイル1
0b2の巻終わりは第5のコイル10b5の巻始めに接
続し、第3のコイル10b3の巻始めの引き出し線をこ
の回転電機のW端子としてこの第3のコイル10b3の
巻終わりは第6のコイル10b6の巻始めに接続してい
る。残りの各コイルの巻終わり10b4、10b5、1
0b6は一点で接続している。即ち、この回転電機の励
磁用コイルはスター結線を形成している。
【0004】図17に、図15、図16によって示した
構成の回転電機の励磁方法を示している。図17におい
て縦方向に記した1乃至6の数値は上から励磁ステップ
の順序を示していてステップ6からステップ1に戻る。
横方向に記したU、V、Wは、図16に示した端子を示
している。又、記号の(+)は上記の端子に流す電流の
所定方向を、又(−)はその逆方向、即ち、電流が流れ
出す側であることを夫々示している。即ち、ステップ1
では端子Uから端子Vに向けて所定値の電流を流すこと
を示している。従って、ステップ1では、例えば、第1
の主極10a1と第4の主極10a4がN極になって、
第2の主極10a2と第5の主極10a5がS極にな
る。同様に、ステップ2では、端子Wから端子Vに向け
て同一電流値の電流を切り替えて流すことを示してい
て、第3の主極10a3と第6の主極10a6がN極に
なって、第2の主極10a2と第5の主極10a5がS
極になる。以下図17に示すように励磁電流の印加端子
を変化させることによって、この回転電機は主極の対数
が2なので、ピッチ角180度の1/6である、30度
のステップ角で印加ステップの歩進速度に従った回転速
度で回転する。
【0005】図17によって示した定電流矩形波駆動手
段においてこの回転電機に発生するトルクは図18に示
されるように発生するので、下記(3)式のようにな
り、入力電力は(4)式のようになる。図18及び次の
(3)、(4)式において、T1は全電流が流れる主極
に発生する1相分のトルク、T2は本2相励磁の場合の
全トルク、PI2は入力電力、Rはコイルの抵抗成分、I
は励磁電流値を夫々示している。 T2=2T1cos30°=√3T1・・・・・・・(3) PI2=2I2R・・・・・・・・・・・・・・・・(4) となる。従って、効率T2/PI2をK2とすると下記
(5)式となる。 K2=(√3/2)・(T1/I2R)・・・・・・(5) 但し、K2は本2相励磁の場合の効率を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した回転電機は、
図15、図16に示したように、入力端子は3でもコイ
ル数は6個で、不平衡電磁力は発生しないものの、全主
極にコイルを巻装することから価格的には不利を免れな
かった。又、図19(A)に示す例は、コイルの数が3
個の構成であるが、この構成は3個の主極に3個のコイ
ルを巻装するもので、次に図19(B)を用いて後述す
るように、不平衡電磁力を生じて振動を発生する問題を
内包していた。即ち、図19(A)に示すように3個の
コイル100b1、100b2、100b3を夫々の主
極100a1、100a3、100a5に巻装して各端
子をU、V、Wとすると、今、端子Uから端子Vと端子
Wに向けて電流を流すと、各コイル100b1、100
b2、100b3には矢印で示すように電流が流れ、主
極100a1はN極に、主極100a3と主極100a
5はS極になる。従って図19(B)において、Fa1
を主極100a1により回転子に働くラジアル力、Fa
3を主極100a3により回転子に働くラジアル力、F
a5を主極100a5により回転子に働くラジアル力と
すると、主極100a3により回転子に働くラジアル力
Fa3と主極100a5により回転子に働くラジアル力
Fa5の合成力はFTとなるが、明らかにFTはFa1
よりも小さい。従って、回転子はこの差の力によって主
極100a1方向にラジアル力を受ける。このラジアル
力は励磁ステップに従って回転し、回転子は振動するこ
とになる。又、(5)式に示した効率よりも優れた励磁
手段が望まれていた。本発明は従来のものの上記課題
(問題点)を解決し、従来品相当の必要特性を得ながら
振動を発生することなくコイル数を半減した多相永久磁
石型回転電機と効率の良い励磁手段を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の多相永久磁石型
回転電機は、上記課題を解決するために、請求項1記載
のものでは、夫々の外周縁に所定数の極歯を等ピッチで
形成した2個の磁性体を、夫々の極歯を相互に1/2ピ
ッチ偏移して、軸方向に磁化された円環状永久磁石を挟
持するように固定配置したハイブリッド形回転子と、該
回転子と空隙を介して対向し、6N個の主極を分布形に
形成した固定子とを備えた多相永久磁石型回転電機にお
いて、6N個の固定子主極のうちの1個飛び計3N個の
主極夫々にコイルを巻装すると共に、これらのコイルに
供給する所定のステップと方向の励磁電流によって、上
記コイルを巻装しない1個飛び計3N個の主極に、これ
らの主極が、隣接する励磁電流を印加したコイルを巻装
した主極と相当の電磁作用を受け、コイルを巻装しない
主極の両側に形成されたコイルを流れる励磁電流が同方
向の場合には、これら2つのコイルの励磁電流による電
磁作用が相殺し合って当該主極には磁極を誘起せず、コ
イルを巻装しない主極の両側に形成されるコイルを流れ
る励磁電流が相互に異方向の場合には、これら2つのコ
イルの励磁電流による電磁作用が加算し合って当該主極
に磁極を誘起することにより不平衡電磁力を抑制するよ
うに構成した。但し、Nは1以上の整数である(以下同
じ)。また、請求項2に記載のものでは、互いに対向配
置され、軸方向に磁化された円筒状永久磁石により磁化
される櫛歯状磁性体を異極交互に配列し、又は円周面に
多極着磁された円筒状永久磁石よりなる永久磁石形回転
子と、該回転子と空隙を介して対向し、6N個の主極を
分布形に形成した固定子とを備えた多相永久磁石型回転
電機において、6N個の固定子主極のうちの1個飛び計
3N個の主極夫々にコイルを巻装すると共に、これらの
コイルに供給する所定のステップと方向の励磁電流によ
って、上記コイルを巻装しない1個飛び計3N個の主極
に、これらの主極が、隣接する励磁電流を印加したコイ
ルを巻装した主極と相当の電磁作用を受け、コイルを巻
装しない主極の両側に形成されたコイルを流れる励磁電
流が同方向の場合には、これら2つのコイルの励磁電流
による電磁作用が相殺し合って当該主極には磁極を誘起
せず、コイルを巻装しない主極の両側に形成されるコイ
ルを流れる励磁電流が相互に異方向の場合には、これら
2つのコイルの励磁電流による電磁作用が加算し合って
当該主極に磁極を誘起することにより不平衡電磁力を抑
制するように構成した。また、請求項3に記載のもので
は、請求項1又は2に記載の多相永久磁石型回転電機に
おいて、固定子主極数が10N個で、10N個の固定子
主極のうちの1個飛び計5N個の主極夫々にコイルを巻
装して構成した。また、請求項4に記載のものでは、請
求項1又は3のいずれかに記載の多相永久磁石型回転電
機において、固定子主極の回転子に対向する先端周面に
所定数で等ピッチの極歯を形成するように構成した。さ
らに、請求項5に記載のものでは、請求項1乃至4のい
ずれかに記載の多相永久磁石型回転電機において、3N
個又は5N個の主極に巻装した各コイル夫々の巻方向の
同一端を短絡してスター結線とし、夫々の他端より成る
3端子又は5端子のうちの所定の1端子を所定極性の電
源に接続すると共に、他の2端子又は4端子を反対極性
の同一電源に接続するようにし、該3端子又は5端子の
うち1端子の極性を順次反転させる矩形波フルステップ
駆動により1ステップずつ歩進するように構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態: 本発明を適用した多相永久磁石型回転電機の1形式であ
るインナーロータ形3相永久磁石式ステッピングモータ
(以下3相回転電機と称す)について詳細に説明する。
図1は、本発明を適用する3相回転電機の概要構造を示
す縦断正面図であって、1は固定子、2は回転子であっ
て、回転軸やケーシング等の図示は省略している。固定
子1において、1Aは磁性体によって形成されたヨーク
であって、6個の固定子主極(以下単に主極という)1
a1、1a2、1a3、1a4、1a5、1a6が等ピ
ッチで、図示しない回転軸と軸受によって回転自在に支
承されている回転子2の表面との間に所定間隙を設けて
形成されている。回転子2において、図に示した2a
1、2a2、2a3、2a4はいずれも永久磁石を形成
した磁極であって、例えば、1個おきの磁極2a1、2
a3は固定子の磁極に面してS極を形成するようにし、
他の磁極2a2、2a4はN極に形成している。
【0009】前述した6個の主極1a1、1a2、1a
3、1a4、1a5、1a6のうちの1個おきの3個の
固定子主極、例えば、主極1a1、1a3、1a5にコ
イルを巻装している。但し各コイルは丸によって象徴的
に示し、コイルを設けていない3個の主極1a2、1a
4、1a6も隣接する主極に巻かれたコイルに励磁電流
を供給することによって、効率良く磁界が形成されるよ
うに、各固定子の構造寸法及びコイルの構造寸法を形成
している。図2には図1の断面を示している。同図
(A)は図1のX1−X1′断面図、同図(B)は図1の
2−X2′断面図である。即ち、同図(A)に示す主極
1a1部にはコイル1b1の断面が示されるが、主極1
a4部の断面にはコイルの断面は示されず、又同図
(B)に示す主極1a6にはコイルの断面は示されない
で、主極1a3の断面部にはコイル1b2の断面が示さ
れる。
【0010】上述の構成における各コイルの接続例を図
3に示す。図3は、固定子を展開して示していて、スタ
ー接続したコイル結線例を示している。図3において、
符号1b1、1b2、1b3は夫々図1に示すコイルの
符号に対応している。即ち、例えば、第1のコイル1b
1の巻始めの引き出し線をこの回転電機のU端子、第2
のコイル1b2の巻始めの引き出し線をこの回転電機の
V端子、第3のコイル1b3の巻始めの引き出し線をこ
の回転電機のW端子として各コイルの巻終わりを一点で
接続している。
【0011】上述した磁極とコイルとの働きを図4、図
5によって説明する。図4は前述した図3に、図5は図
1に対応している。今、図4、図5に示すようにコイル
に電流を流すと各主極には図にN又はSで示すような磁
極を形成する。即ち、端子Uから、端子V及び端子Wに
向けて電流を流すと、各コイルには矢印の方向に電流が
流れる。図5において丸印で示すp1とn1は第1の主極
1a1に巻装したコイル1b1の一部、p2とn2は第3
の主極1a3に巻装したコイル1b2の一部、p3とn3
は第3の主極1a5に巻装したコイル1b3の一部を夫
々示し、コイルを示す丸印の中央に点を付した符号
1、p2、p3は紙面の裏から表へ、各コイルを示す丸
印の中央に×印を付した符号n1、n2、n3は紙面の表
から裏へ、夫々電流を流すことを示している。従って、
第1の主極1a1にはN極が、主極1a3にはS極が、
主極1a5にも同様にS極が現れる。第2の主極1a2
はコイルを設けていないが、隣接する主極に設けたコイ
ルによる電流がn1、n2のように同一方向に流れている
ので磁極は発生しない。第4の主極1a4はコイルを設
けていないが、隣接する主極に設けたコイルによる電流
がp2、n3のように反対方向に流れているので第1の主
極1a1よりも弱いが同様にN極を発生する。第6の主
極1a6はコイルを設けていないが、隣接する主極に設
けたコイルによる電流がp3、p1のように同一方向に流
れているので磁極は発生しない。
【0012】上述したように電流を流すと、各主極に生
じた磁性により回転子に影響するラジアル力は図6に示
すようになる。図6に示す符号において、Fa1は第1
の主極1a1に現れるラジアル力、Fa3は第3の主極
1a3に現れるラジアル力、Fa4は第4の主極1a4
に現れるラジアル力、Fa5は第5の主極1a5に現れ
るラジアル力を夫々示している。即ち、第2のコイル1
b2と第3のコイル1b3を流れる電流は第1のコイル
1b1を流れる電流の半分である。従って、回転子の永
久磁石の磁力が回転子磁極内で均一であるとすると、第
1の主極1a1に生じた磁性による磁力に対して、第3
の主極1a3と第5の主極1a5に生じる磁力(ラジア
ル力)Fa3、Fa5の大きさと方向は主極の配置条件
に従って図のように示される。又、前述したように第4
の主極1a4にも図に示す大きさと方向の磁力(ラジア
ル力)Fa4を生じる。従って、第3の主極1a3に生
じるラジアル力Fa3、第5の主極1a5に生じるラジ
アル力Fa5の大きさと方向は主極の配置条件に従って
図のように示される。
【0013】又、上述のように、端子Uから、端子V及
び端子Wに向けて電流を流すと、前述したように、コイ
ルを設けていない3個の主極1a2、1a4、1a6も
隣接する主極に巻かれたコイルに励磁電流を供給するこ
とによって、効率良く磁界が形成されるように、各固定
子の構造寸法及びコイルの構造寸法を形成しているの
で、第4の主極1a4にも図6に示す大きさと方向の磁
力(ラジアル力)Fa4を生じる。従って、図6に示す
ように、3個の主極1a3と1a5及び1a4に生じる
磁気力の合成力FnTを第一の主極1a1に現れるラジ
アル力と大きさを等しく、方向が180度の方向に向く
ように形成すると、合成力FnTと主極1a1に現れる
ラジアル力が打ち消し合うので、固定子と回転子との間
にはラジアル力が発生しない。従って、本励磁条件相当
の励磁を継続すると、例えば、後述する図7を参照して
励磁を行うことによって固定子上で磁界が回転しても、
回転子は振動しない。上述の状態は、各コイルの形状と
コイルを形成しない主極の構造寸法を適切に設計するこ
とによって得ることができる。
【0014】図7に上述した結線における励磁例を示し
ている。図7において縦方向に記した1乃至6の数値は
上から励磁ステップの順序を示していてステップ6から
ステップ1に戻る。横方向に記したU、V、Wは、図
3、図4に示した端子を示している。又、記号の(+)
は上記の端子に流す電流の所定方向を示していて、
(−)はその逆方向に電流を流すことを示している。即
ち、ステップ1では端子Uから端子V及び端子Wに向け
て電流を流すことを示している。従って、ステップ1で
は、図5に示したように、第1の主極1a1と第4の主
極1a4がN極になって、第3の主極1a3と第5の主
極1a5がS極になる。従って、例えば、回転子の1個
おきの磁極2a1、2a3がS極で、他の磁極2a2、
2a4がN極であると、固定子1と回転子2との関係位
置が図4に示した状態になる。ステップ2では、2個の
端子UとWの電源接続を固定して他の端子Vの接続を変
換することにより、端子U及びVから端子Wに向けて電
流を流すことを示している。従って、第1の主極1a1
と第3の主極1a3がN極になって、第2の主極1a2
と第5の主極1a5がS極になる。従って、回転子2は
図4において左向きに回転する。以下図7に示すように
励磁電流の印加端子と電流方向を変化させることによっ
て、この回転電機は、3相3コイル式のステッピングモ
ータとして印加ステップの歩進速度に従った回転速度で
回転する。
【0015】上述の機能をより詳細に図8によって説明
する。図8の縦方向に記す1乃至6の数字は図7に記し
たステップに対応している。又、各ステップにおいて、
横方向には固定子と回転子との位置関係を展開して示し
ている。即ち、各ステップにおいて、上段には、図7に
示した励磁電流によって固定子の各主極1a1、1a
2、1a3、1a4、1a5、1a6に現れる磁極の極
性を示し、下段にはこの主極の極性と回転子の各磁極の
極性によって働く磁極の結果、回転された回転子の磁極
の位置を示している。従って、ステップ1には上述した
状態を展開した固定子の主極と回転子磁極の位置関係を
示している。ステップ2では、図7においては、端子U
及び端子Vから端子Wに向けて電流を流すことを示して
いる。従って、図8に示すように、又前述したように、
第1の主極1a1と第3の主極1a3がN極になって、
第2の主極1a2と第5の主極1a5がS極になる。従
って、回転子2は左向きに回転して、図8の2に示す位
置になる。以下図7に示すように励磁電流の印加端子と
電流方向を変化させることによって、図8に示すように
固定子の主極と回転子の磁極の位置関係が変化し、ステ
ップの6までゆくと1まで戻って1回転したことにな
る。以降ステップ1から励磁を繰り返すことによって、
この3相回転電機は、極対数のピッチ角度である180
度の1/6ずつのステップ角である30度で印加ステッ
プの歩進速度に従った回転速度で回転する。
【0016】第2の実施の形態: 図7、図8に示した励磁ステップを、図16に示したよ
うに6N個の主極夫々にコイルを巻装した6N個のコイ
ルによって励磁し、駆動する3相のステッピングモータ
に適用する例を説明する。即ち、図16に示した構造と
コイル結線に対して図7に示したようなステップで3相
定電流矩形波駆動すると、固定子の主極と回転子の磁極
との間に発生する全トルクは図9のようになるので下記
(6)式のようになり、入力は(7)式のようになる。
図9、(6)式において、T1は全電流が流れる主極に
発生する1相分のトルク、T1/2は半分の電流が流れ
る主極に発生するトルクである。又、下記各式に示すT
3は本3相励磁の場合の全トルク、PIは入力電力、R
はコイルの抵抗成分、Iは励磁電流値、K3は本3相励
磁の場合の効率を示している。 T3=2T1cos60+T1=1.5T1・・・・(6) PI=2(I/2)R+IR=1.5IR・・(7) となる。従って、効率T3/PIは下記(8)式とな
る。 K3=T3/PI=1.5T1/1.5IR =T1/I R・・・・・・・・・・・・・・(8) 従来の技術で説明した2相励磁の場合は(5)式によっ
て K2=(√3/2)・(T1/IR)であったから、
従来の2相励磁は本実施の形態に基づく3相励磁の8
6.6%になる。
【0017】第3の実施の形態: 前述した第1の実施の形態の説明では、固定子を外方
に、回転子を内方に構成したインナーロータ形について
説明したが、固定子をその主極を外方に配置して内方に
固定し、回転子を固定子の外方に設けて回転するように
したアウターロータ形であっても、第1の実施の形態で
説明した機能構成を参照して構成することによって、イ
ンナーロータ形と同様に作動することができる。
【0018】第4の実施の形態: 第1の実施の形態で説明した3相回転電機の主極夫々に
3個の極歯を等ピッチで形成した例を図10を参照して
説明する。図10は図1に対応する3相回転電機の断面
図でケーシング等の詳細図示は省略している。図10に
おいて、30は固定子、40は回転子である。固定子3
0において、30Aは磁性体によって形成されたヨーク
であって、6個の固定子主極(以下単に主極という)3
0a1、30a2、30a3、30a4、30a5、3
0a6が等ピッチで、回転子40の表面との間に所定間
隙を設けて形成されている。各主極30a1、30a
2、30a3、30a4、30a5、30a6の回転子
40に面する側には夫々3個の極歯a1、a2、a3を
等ピッチで形成させている。
【0019】回転子40は図示しない軸受によって支承
された回転軸40bによって回転自在に形成され、外周
部40aには、固定子の主極面に向けて等ピッチでS極
とN極の永久磁石を交互に形成させている。外周部40
aでSと記したのは、固定子30の主極面に向けてS極
に着磁された永久磁石、Nと記したのは、固定子30の
主極面に向けてN極に着磁された永久磁石であって、永
久磁石のピッチは、固定子の各主極に形成した極歯のピ
ッチに対応して設定されている。又、第1の実施の形態
と同様、6個の主極30a1、30a2、30a3、3
0a4、30a5、30a6のうちの1個おきにコイル
を巻装している。即ち、第1の主極30a1には第1の
コイル30b1が、第3の主極30a3には第2のコイ
ル30b2が、第5の主極30a5には第3のコイル3
0b3が、夫々巻装され、コイルを巻装した各主極30
a1、30a3、30a5に夫々隣接する3個の主極3
0a2、30a4、30a6も、第1の実施の形態で説
明した回転電機同様、夫々のコイル30b1、30b
2、30b3に励磁電流を流すと、励磁電流の条件に対
応して適切に磁力を発生するように構成されている。従
って、本実施の形態は第1の実施の形態と同様に機能す
る。
【0020】第5の実施の形態: 上述したインナーロータ形及びアウターロータ形はいず
れも回転軸に平行に固定子の主極と回転子の磁極が構成
されるが、回転軸に直角に固定子の主極と回転子の磁極
を構成しても、第1の実施の形態同様に機能することが
できる。図11は、本発明の第5の実施の形態であるア
キシャルギャップ形の回転電機で、これは回転軸に直角
に固定子の主極と回転子の磁極を構成し、即ち、固定子
と回転子との間隙が回転軸に直角方向に形成される。図
11(A)は固定子を回転軸方向即ち主極面から見た構
造を象徴的に示し、図11(B)は回転子を回転軸方向
磁極面からみた構造を象徴的に示している。即ち、アキ
シャルギャップ形の回転電機は図11(A)に示す固定
子の面と図11(B)に示す回転子の面とが対向し所定
の間隙を設けて形成される。図11は本発明に基づく構
成状況を示すもので、ケーシング等の詳細図示は省略し
ている。
【0021】固定子を示す図11(A)において、50
a1、50a2、50a3、50a4、50a5、50
a6はいずれも主極であって、それぞれの主極50a
1、50a2、50a3、50a4、50a5、50a
6の先端部は等間隔で極歯a1、a2を形成している。
固定子の主極部は、1枚の磁性鉄板をプレスによる押出
成形によって紙面表向きに突出させる等の手段で形成さ
せている。1個おきの3個の主極50a1、50a3、
50a5の突出させた下部には夫々にコイル50b1、
50b2、50b3を巻装している。コイルを巻装した
主極50a1、50a3、50a5に夫々隣接する3個
の主極50a2、50a4、50a6も、第1の実施の
形態で説明した回転電機同様、夫々のコイル50b1、
50b2、50b3に励磁電流を流すと、励磁電流の条
件に対応して適切に磁力を発生するように構成されてい
る。
【0022】図11(B)において、60は回転子の表
面であって、60aはディスク状の磁極部を示してい
て、Nは表面をN極に形成した永久磁石、Sは表面をS
極に形成した永久磁石である。N極とS極は等ピッチ
で、前述した固定子の極歯のピッチに対応して設定され
ている。60bは回転軸の断面を示しており、図11
(A)に示した50cは回転軸60bを貫通させる孔部
である。
【0023】本実施の形態では各主極に2個ずつの極歯
を設けた例について説明したが、回転子に構成する磁極
のピッチとも対応させ、その回転電機に必要とする機能
特性とも対応させて、極歯を設けなくても、2個以上の
極歯を設けても良く、極歯の数は適切に形成すれば良
い。第2の実施の形態で示したアウターロータ形の場合
にも極歯を設けても良いことは当然である。
【0024】第6の実施の形態: 図12によって、固定子の主極の数が6NでNが2、即
ち、主極数12の場合の構成例を説明する。図12は固
定子の主極部を展開し、各コイルをスター結線した状態
を示している。この回転電機の構造は、図1又は図10
の構造図から固定子の主極の数、即ち配置構成と、固定
子の主極の数に対応して回転子の磁極の数を変更すれば
容易に類推できるので構造の図示は省略する。即ち、図
12において、70a1、70a2、70a3、70a
4、70a5、70a6、70a7、70a8、70a
9、70a10、70a11、70a12は夫々主極を
示していて、主極1個おきに、第1の主極70a1には
第1のコイル70b1、第3の主極70a3には第2の
コイル70b2、第5の主極70a5には第3のコイル
70b3、第7の主極70a7には第4のコイル70b
4、第9の主極70a9には第5のコイル70b5、第
11の主極70a11には第6のコイル70b6を夫々
巻装している。又、第1のコイル70b1と第4のコイ
ル70b4とを同一巻き方向に直列に接続し、第2のコ
イル70b2と第5のコイル70b5とを同一巻き方向
に直列に接続し、第3のコイル70b3と第6のコイル
70b6とを同一巻き方向に直列に接続して、第4のコ
イル70b4と第5のコイル70b5及び第6のコイル
70b6夫々の他のコイルと接続していない端子を同一
点に接続している。又、第1のコイル70b1の他のコ
イルと接続していない端子を引き出して端子Uとし、第
2のコイル70b2の他のコイルと接続していない端子
を引き出して端子Vとし、第3のコイル70b3の他の
コイルと接続していない端子を引き出して端子Wとして
いる。
【0025】図12には、端子Uから端子V及び端子W
に向けて電流を流した状態を例示している。同図には電
流を供給する端子Uには丸に(+)マークを電流が流れ
出す端子Vと端子Wには丸に(−)マークを付してい
る。又、各コイルの電流が流れる方向に矢印を付し示し
ている。本実施の形態においても、コイルを巻装した主
極70a1、70a3、70a5、70a7、70a
9、70a11に夫々隣接する6個の主極70a2、7
0a4、70a6、70a8、70a10、70a12
も、第1の実施の形態で説明した回転電機と同様、夫々
のコイル70b1、70b2、70b3、70b4、7
0b5、70b6に励磁電流を流すと、励磁電流の条件
に対応して適切に磁力を発生するように構成されてい
る。従って、図12に示すように、コイルを巻装した主
極は勿論であるが両側に矢印で記したコイル電流の流れ
る方向が反対向きの主極にも磁力が発生し、両側に矢印
で記したコイル電流の流れる方向が同一向きの主極には
磁力が発生しない。従って、この主極とコイルの巻方向
の関係では、第1の主極70a1にはN極が、第3の主
極70a3にはS極が、第4の主極70a4にはN極
が、第5の主極70a5にはS極が、第7の主極70a
7にはN極が、第9の主極70a9にはS極が、第10
の主極70a10にはN極が、第11の主極70a11
にはS極が現れる。第1の実施の形態等によって示した
ように、各端子U、V、Wに印加する電流を適切に制御
することによって、上記の各主極に現れる磁性は回転
し、回転子に向く方向に働く上記の各ラジアル力が打ち
消しあうように構成されていることによって回転子は振
動することなく回転する。
【0026】第7の実施の形態: 図13によって、固定子の主極の数が5NでNが2、即
ち、主極数10の場合の構成例を説明する。図13は固
定子の主極部を展開し、各コイルを5端子のスター結線
にした状態を示している。この回転電機の構造は、図1
又は図10の構造図から固定子の主極の数、即ち配置構
成と、固定子の主極の数に対応して回転子の磁極の数を
変更すれば容易に類推できるので構造の図示は省略す
る。即ち、図13において、90a1、90a2、90
a3、90a4、90a5、90a6、90a7、90
a8、90a9、90a10は夫々主極を示していて、
主極1個おきに、第1の主極90a1には第1のコイル
90b1、第3の主極90a3には第2のコイル90b
2、第5の主極90a5には第3のコイル90b3、第
7の主極90a7には第4のコイル90b4、第9の主
極90a9には第5のコイル90b5を夫々巻装してい
る。又、第1のコイル90b1の巻方向の所定側を端子
Uとし、第2のコイル90b2の第1のコイルと同一の
巻方向側を端子Vとし、第3のコイル90b3の第1の
コイルと同一の巻方向側を端子Wとし、第4のコイル9
0b4の第1のコイルと同一の巻方向側を端子Xとし、
第5のコイル90b5の第1のコイルと同一の巻方向側
を端子Yとし、各コイルの上記とは反対側を一点に接続
している。
【0027】図13には、端子U及び端子Vから端子W
及び端子Xに向けて電流を流した状態を例示している。
図には電流を供給する端子Uと端子Vに丸に(+)マー
クを、電流が流れ出す端子Wと端子Xに丸に(−)マー
クを付している。又、各コイルの電流が流れる方向に矢
印を付している。本実施の形態においても、コイルを巻
装した主極90a1、90a3、90a5、90a7、
90b9に夫々隣接する5個の主極90a2、90a
4、90a6、90a8、90a10も、前述した各実
施の形態で説明した回転電機同様、夫々のコイル90b
1、90b2、90b3、90b4、90b5に励磁電
流を流すと、励磁電流の条件に対応して適切に磁力を発
生するように構成されている。従って、図13に示すよ
うに、コイルを巻装した主極は勿論であるが両側に矢印
で記したコイル電流の流れる方向が反対向きの主極にも
磁力が発生し、両側に矢印で記したコイル電流の流れる
方向が同一向きの主極には磁力が発生しない。従って、
図に示した電流条件では、第1の主極90a1にはN極
が、第2の主極90a2にはS極が、第3の主極90a
3にはN極が、第5の主極90a5にはS極が、第6の
主極90a6にはN極が、第7の主極90a7にはS極
が夫々現れる。第1の実施の形態等によって示したよう
に、各端子U、V、W、X、Yに印加する電流を適切に
所定順序で切り替えることによって、上記の各主極に現
れる磁性は回転し、回転子に向く方向に働く上記の各ラ
ジアル力が打ち消し合うように構成されていることによ
って回転子は振動することなく回転する。
【0028】第8の実施の形態: 上述した各実施の形態に示した回転子はいずれも、円筒
状永久磁石形回転子としているが、図14に示すような
クローポールと円筒状永久磁石との組合せ構造のもので
も良く、又詳細は省略するがハイブリッド形回転子とし
ても良い。なお、図14に記載するτRは、回転子に形
成した極歯のピッチをラジアンを単位とする角度で示し
たτに、回転子の半径Rを掛けることによって、周方向
の磁極一対間のピッチを距離で示したものである。
【0029】上述した各実施の形態は本発明に基づく構
成と働きの例を説明したものであって、上述した本発明
の技術思想を応用して、上述以外の構造のステッピング
モータにも適用できることはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】本発明の多相永久磁石型回転電機は、円
筒状永久磁石形回転子でも、クローポールと円筒状永久
磁石との組合わせによる永久磁石形回転子でも、ハイブ
リッド形回転子でも、上述の如き構成で又励磁するよう
にしたので、次に示すような優れた効果を有する。 (1)3相回転電機では、請求項5に記載の励磁手段を
含む適切な励磁手段により、従来の3極構造での不平衡
電磁力の発生せずに6極構造での性能を実現する。 (2)本発明は、奇数相回転電機に適用可能で、上述の
通り5相機でも適用できる。 (3)スター結線で定電流矩形波駆動させた場合は、上
述3相構造での従来2相励磁だけでなく5相構造での従
来4相励磁よりも効率が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の技術思想に基づき形成した第1の実施
の形態を説明する3相回転電機(インナーロータ形3相
永久磁石式回転電機)の概略構成を示す縦断正面図であ
る。
【図2】同図(A)は図1のX1−X1′断面図、同図
(B)は図1のX2−X2′断面図である。
【図3】図1に示す3相回転電機のコイルの結線例を、
固定子主極の展開図で示したものである。
【図4】図3の構成コイルに所定の励磁電流を流した例
における磁化の様子を示す固定子主極の展開図である。
【図5】図4に示した励磁条件における磁化の様子を図
1に記した3相回転電機の概略構成を示す縦断正面図で
ある。
【図6】図4に示した励磁により主極と回転子との間に
発生するラジアル力を説明するベクトル図である。
【図7】本発明に基づく3相回転電機の3相励磁方法を
ステップ毎に示す図表である。
【図8】図7に示す図表の励磁方法により励磁したとき
に固定子の各主極に発生する磁性と回転子磁極との関係
を示す各励磁ステップに対応する固定子主極及び回転子
磁極の展開図である。
【図9】本発明に基づく3相回転電機の励磁によって、
夫々の固定子主極に巻線を施した固定子主極と回転子磁
極の間に発生するトルクを説明するベクトル図である。
【図10】第4の実施の形態である3相回転電機の概略
構成を示す縦断正面図である。
【図11】第5の実施の形態の構成を示すもので、同図
(A)は固定子主極の正面図、同図(B)は回転子磁極
の正面図である。
【図12】第6の実施の形態である3相回転電機の固定
子主極の展開図である。
【図13】第7の実施の形態である5相回転電機の固定
子主極の展開図である。
【図14】第8の実施の形態であるハイブリッド形回転
子の斜視図である。
【図15】従来の3相回転電機(インナーロータ形3相
永久磁石式回転電機)の概略構成を示す縦断正面図であ
る。
【図16】図15に示す3相回転電機のコイルの結線状
況を示す固定子主極の展開図である。
【図17】図16に示す結線による励磁方法をステップ
毎に示す図表である。
【図18】従来の3相回転電機に図17に示す励磁方法
による励磁をしたときに発生するトルクを示すベクトル
図である。
【図19】同図(A)は従来の3相回転電機を3巻線励
磁したときの固定子主極の展開図、同図(B)は従来の
3相回転電機を3巻線励磁したときの問題点を説明する
主極と回転子との間に発生するラジアル力のベクトル図
である。
【符号の説明】
1:固定子 1a1〜1a6、30a1〜30a6、50a1〜50
a6、70a1〜70a12、90a1〜90a10:
主極 1b1〜1b3、30b1〜30b3、50b1〜50
b3、70b1〜70b6、90b1〜90b5:コイ
ル 2、20、40、60:回転子 2a1〜2a4:回転子の磁極 21、22:回転子の磁性体板 21a、22a:回転子の極歯 50a:固定子主極の極歯 U、V、W、X、Y:コイル端子
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−17378(JP,U) 特公 平2−8543(JP,B2) 見城尚志、菅原晟:”ステッピングモ ータとマイコン制御”総合電子出版社, 1994.4.1 山田博:”精密小形モータの基礎と応 用”総合電子出版社,1975.7.1 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 37/00 - 37/24 H02K 3/28

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々の外周縁に所定数の極歯を等ピッチ
    で形成した2個の磁性体を、夫々の極歯を相互に1/2
    ピッチ偏移して、軸方向に磁化された円環状永久磁石を
    挟持するように固定配置したハイブリッド形回転子と、
    該回転子と空隙を介して対向し、6N個の主極を分布形
    に形成した固定子とを備えた多相永久磁石型回転電機に
    おいて、 6N個の固定子主極のうちの1個飛び計3N個の主極夫
    々にコイルを巻装すると共に、 これらのコイルに供給する所定のステップと方向の励磁
    電流によって、 上記コイルを巻装しない1個飛び計3N個の主極に、こ
    れらの主極が、隣接する励磁電流を印加したコイルを巻
    装した主極と相当の電磁作用を受け、コイルを巻装しな
    い主極の両側に形成されたコイルを流れる励磁電流が同
    方向の場合には、これら2つのコイルの励磁電流による
    電磁作用が相殺し合って当該主極には磁極を誘起せず、
    コイルを巻装しない主極の両側に形成されるコイルを流
    れる励磁電流が相互に異方向の場合には、これら2つの
    コイルの励磁電流による電磁作用が加算し合って当該主
    極に磁極を誘起することにより不平衡電磁力を抑制する
    ようにした ことを特徴とする3相永久磁石型回転電機。
    但し、Nは1以上の整数である。
  2. 【請求項2】 互いに対向配置され、軸方向に磁化され
    た円筒状永久磁石により磁化される櫛歯状磁性体を異極
    交互に配列し、又は円周面に多極着磁された円筒状永久
    磁石よりなる永久磁石形回転子と、該回転子と空隙を介
    して対向し、6N個の主極を分布形に形成した固定子と
    を備えた多相永久磁石型回転電機において、 6N個の固定子主極のうちの1個飛び計3N個の主極夫
    々にコイルを巻装すると共に、 これらのコイルに供給する所定のステップと方向の励磁
    電流によって、 上記コイルを巻装しない1個飛び計3N個の主極に、こ
    れらの主極が、隣接す る励磁電流を印加したコイルを巻
    装した主極と相当の電磁作用を受け、コイルを巻装しな
    い主極の両側に形成されたコイルを流れる励磁電流が同
    方向の場合には、これら2つのコイルの励磁電流による
    電磁作用が相殺し合って当該主極には磁極を誘起せず、
    コイルを巻装しない主極の両側に形成されるコイルを流
    れる励磁電流が相互に異方向の場合には、これら2つの
    コイルの励磁電流による電磁作用が加算し合って当該主
    極に磁極を誘起することにより不平衡電磁力を抑制する
    ようにした ことを特徴とする3相永久磁石型回転電機。
    但し、Nは1以上の整数である。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の多相永久磁石型
    回転電機において、固定子主極数が10N個で、10N
    個の固定子主極のうちの1個飛び計5N個の主極夫々に
    コイルを巻装して構成したことを特徴とする5相永久磁
    石型回転電機。
  4. 【請求項4】 請求項1又は3のいずれかに記載の多相
    永久磁石型回転電機において、 固定子主極の回転子に対向する先端周面に所定数で等ピ
    ッチの極歯を形成したことを特徴とする3相又は5相の
    永久磁石型回転電機。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の多相
    永久磁石型回転電機において、 3N個又は5N個の主極に巻装した各コイル夫々の巻方
    向の同一端を短絡してスター結線とし、夫々の他端より
    成る3端子又は5端子のうちの所定の1端子を所定極性
    の電源に接続すると共に、他の2端子又は4端子を反対
    極性の同一電源に接続するようにし、該3端子又は5端
    子のうち1端子の極性を順次反転させる矩形波フルステ
    ップ駆動により1ステップずつ歩進するようにした3相
    又は5相の永久磁石型回転電機。
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