JP2004516952A - バー・ブレードの二重研削方法及び、この方法を実行するための研削砥石 - Google Patents
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Abstract
Description
(技術分野)
本発明は研削砥石及びバー・ブレードを研削する方法に関し、特に弓状歯を有するハイポイド歯車及びかさ歯車の製造用カーバイド・ブレードに関する。
【0002】
(背景技術)
弓状歯を製造するための公知のブレードは、台形端部を有するシャフトを備えた直方体状のバーとして設計されている。この台形端部は主逃げ面、副逃げ面、主逃げ面と副逃げ面とを結合するヘッド面、及びすくい面を有する。
【0003】
研削工具の歯に取付けられたカーバイド・インサートを研削するための方法及び研削砥石については欧州特許出願第EP 0 343 983 A2号で知られている。研削砥石は、カーバイド・インサートの平面だけでなく、隣接する歯の曲面を研削できるようにその作業領域が設計されている。
【0004】
(発明の開示)
本発明の目的は、バー・ブレードの迅速、効果的、及び正確な研削のための研削砥石及び方法を提供することである。
【0005】
この目的は請求項1の特性及び請求項8のステップによって実行される。
【0006】
本発明による研削砥石は、環状研削面と滑らかに隣接する円筒状研削面と滑らかに隣接するような円錐状研削面を有する。それゆえに、主逃げ面、副逃げ面、及びすくい面を、円錐状研削面と円筒状研削面に変化していくその領域とを用いるような本発明による方法のプロフィール研削によって粗研削することができる。引き続いて、主逃げ面及び副逃げ面を環状研削面での生成研削によって仕上げ研削をすることができる。この方法によって、1つの単一研削砥石を用いて本質的な3つの表面全て(即ち、主逃げ面、副逃げ面、及びすくい面)を粗研削することができるだけでなく、ブレードを付け直さずに主逃げ面及び副逃げ面の仕上げ研削をすることもできる。これによりブレードの迅速、完全、及び正確な研削を実行することが可能となる。
【0007】
本発明の好適実施例は従属請求項に示されている。
【0008】
本発明の好適実施例の1つでは、円錐状及び円筒状の研削面は環状研削面よりも粗い粒子を有している。このため、副逃げ面及び主逃げ面の粗研削及びすくい面の研削が全て高除去率でできる。
【0009】
本発明の別の好適実施例では、円筒状研削面は環状研削面へ接線方向に結合している。このため、1つの並進運動で、まず第1に円筒状研削面を用いてブレードのヘッド面を研削し、さらに、隣接する環状研削面を用いて仕上げ研削することが可能となる。ヘッド面の粗研削及び仕上げ研削を1動作へと結合させることで、ブレード研削プロセス全体に対して必要な総時間が短縮される。
【0010】
更に、本発明の別の好適実施例では円錐状研削面と円筒状研削面との間に第1半径を形成する。環状研削面はここで第2半径の円弧形の断面を有している。ここで第1半径は第2半径よりも大きい。粗研削(即ちブレードのプロフィール研削)では、ブレードの主逃げ面、副逃げ面、若しくはすくい面を円錐状研削面と接触させ、主逃げ面若しくはすくい面のブレード・シャフトへ変化する部分においてそれぞれのショルダー面を、円錐状研削面と円筒状研削面との間の変わり目及び第1半径部分を用いることによって、或いは更に円筒状研削面を用いることによって、研削する。プロフィール研削に続いて、主逃げ面若しくはすくい面を、環状研削面に対して相対的になされる、重なり合ったブレードと研削砥石との間の相対的並進運動を用いた生成研削によって仕上げる。環状研削面の半径は円錐状研削面と円筒状研削面との間の遷移領域にある第1半径よりも小さいので、仕上げの際にそれぞれの関連ショルダー半径を主逃げ面若しくは副逃げ面に沿って研削する必要がない。これは環状研削面が節約され、それゆえに長い実用寿命を有することを意味する。更に、主逃げ面若しくは副逃げ面とシャフトとの間のショルダー面を仕上げ研削する必要がないために研削プロセスの省略となる。
【0011】
(発明を実施するための最良の形態)
図1乃至図3はバー・ブレードの例をしめしている。ブレードは多数の種類がある。しかしながら、全てが以下に説明されるものと類似の形状をしている(例えば、逃げ面40は代わりに図1乃至図3の左側に配置されてもよい)。
【0012】
図1乃至図3によれば、直方体若しくはバー形状のブレード1は長方形断面を備えたシャフト2、及び台形先端部3を有する。すくい面Cが台形先端部3に設けられており;すくい面Cから後へと延在する副逃げ面が図1の左側の先端部の逃げ面5に設けられておりB;すくい面Cから後ろへと延在する主逃げ面が図1の右側の先端部の逃げ面6に設けられており;更に、すくい面Cから後へと延在するヘッド面Kは先端部の頂面に形成されている。連続的な切刃4が副逃げ面B、ヘッド領域K、主逃げ面A及びすくい面Cに沿って広がっている。ここで示されているように、ショルダー領域As及びBsを、それぞれ主逃げ面A及び副逃げ面Bからシャフト2への遷移領域に設けてもよい。更に、ここで示されているように湾曲ショルダー領域Csをすくい面Cからシャフト2への遷移領域に設けることも可能である。ヘッド、逃げ面、及びショルダーは図2の右側にそれぞれ30、40、及び50として示されている。
【0013】
台形先端部3の右側逃げ面及び左側逃げ面の形状は図3に基づいて以下で説明していく。しかしながら、3つの逃げ面は大部分が類似した形状であるので、右側逃げ面6の形状だけを詳細に説明する。右側逃げ面6のショルダー領域Asは真っ直ぐなセグメント7と、半径Rsで湾曲したセグメント8を有する。ショルダー領域Asの真っ直ぐなセグメント7は湾曲したセグメント8に接線方向に結合しており、該湾曲セグメントは主逃げ面AとF点で接線方向に結合している。主逃げ面Aは台形先端部3の頂面上の半径R2の湾曲セグメントと点Lで接線方向に結合する。この湾曲セグメントはヘッド面Kと接線方向に結合し、更にこのヘッド面Kは、副逃げ面Bと接線方向に結合するような半径R1の湾曲領域10と接線方向に結合する。右側逃げ面6と左側逃げ面5は各々長さLであり、ショルダー領域As若しくはBsの真っ直ぐなセグメントはそれぞれ長さがSLとなっている。逃げ面6(長さPL)及び逃げ面5プロフィール形状は歯の切削プロセスに依存する。いずれにしろそれらは真っ直ぐではない。
【0014】
図4は図1乃至図3のブレードを研削し得る研削砥石12を示している。研削砥石12は回転軸Sを有しており、該研削砥石はこの回転軸Sに関して回転対象に取付けられる。研削砥石12は、一方の端面上に回転軸Sと垂直な円形クランプ面13を有する。小径部分d1及び大径部分d2を有する円錐状研削面Ppはくランプ面13の外周部分より延在する。ここで小径部分d1はクランプ面13に配置されている。半径Rsの湾曲研削面14は円錐状研削面Ppの大径部分d2の側面で接線方向に続いている。更に、この研削面14は円筒状研削面Psと結合している。半径Rgの円弧形断面を有する環状研削面Gは接線方向に円筒状研削面Psと隣接する。環状研削面Gは半径方向で内側に延在し、環状研削面Gをアンダーカットするような第2円錐面15と接線方向に結合する。
【0015】
研削砥石12は、円錐状研削面Pp、円筒状研削面Ps、及び環状研削面Gが同一の粒径及び同一の接着剤を用い得るような一体型の研削砥石として設計可能である。
【0016】
しかしながら、研削砥石12に研摩の種々の粒径を設けてもよい。この場合、円錐状研削面Pp及び円筒状研削面Psは、環状研削面Gよりも粗い研磨粒子を有する。同一接着剤で異なる研磨粒子を適用することには有利な点がある。異なる粒径を区別するために環状研削面Gと円筒状研削面Psとの間に小さなくぼみ(図示せず)を設けてもよい。ガルヴァニック接着(galvanic bonding)若しくは合成樹脂のいずれかを研磨剤の接着剤として設けてもよい。CBN(HSS用)若しくはダイアモンド(HM用)のいずれかを研磨剤として用いてもよい。
【0017】
更に、フランジによって円筒状研削面Psに結合されるようなリング(図示せず)上に環状研削面Gを設けることで、砥石12を2部分に設計することも可能である。この場合、それぞれの領域に、なされるべき作業に合った最適な研磨剤及び接着剤を設けることも可能である。更に、それぞれの磨耗の程度に応じて、互いに無関係に異なるときに2つの領域を交換することが可能である。
【0018】
図5は、図4の研削砥石12を備え且つブレード1を研削するのに用い得るような研削盤を示している。この研削盤はテーブル17を有しており、その上をx軸方向に沿ってスライダ18が往復運動することができる。コラム19はx軸に対して直角のz軸に沿って往復運動をすることが可能である。第2スライダ20はコラム19上で、x軸及びz軸に垂直なy軸に沿って動作可能である。x軸、y軸、及びz軸は直角座標系を形成する。研削砥石12は、第2スライダ20で回転するように取付けられている。ブレード1を保持するためのクランプ装置21がスライダ18上に取付けられている。クランプ装置21は、旋回軸C−C及び旋回軸C−Cと垂直な回転軸A−Aによってスライダ18に関して相対運動可能に軸受けを介して取付けられている。x軸、y軸、z軸、A−A軸、及びC−C軸は位置調整のためだけでなく、CNC制御経路の横行のためにも用いられ得る。
【0019】
研削砥石12を用いたブレード1の研削作業の経時的な説明を以下に示す。
【0020】
すくい面 C の研削
すくい面Cを、該すくい面Cのショルダー面Csが半径Rsの湾曲研削面14に配置されるように円錐状研削面Ppと平行に方向付ける。すくい面C及び関連するショルダー面Csを、研削砥石12に関して相対的に連続的なブレード1の送り込みでの往復運動研削を用いて研削する。
【0021】
副逃げ面 B の研削
ショルダー面Bsを半径Rsの湾曲面14に配置すると共に、副逃げ面Bが円錐状研削面Ppと平行となるように左側逃げ面5を方向付ける。次に、所望の量が除去されるまで連続的な送り込みでの往復運動研削によって、副逃げ面Bを関連するショルダー面Bsと一緒に研削する。
【0022】
主逃げ面 A の研削
ショルダー面Asを半径Rsの湾曲面14に配置すると共に主逃げ面Aを円錐状研削面Ppと平行に方向付ける。所望の量が除去されるまで連続的な送り込みでの往復運動研削によって、主逃げ面Aを関連するショルダー面Asと一緒に研削する。
【0023】
主逃げ面A及びBの研削に引き続き、ブレードを図6aの破線によって示された形状から図6bの細線として示された形状へと変形する。ここでは、大きな余剰部分24、特にブレード1のヘッド端部の部分を残しておく。更なるコンマ型若しくは鎌型の(プロフィール形状に応じた)余剰部分60も残しておく。
【0024】
ヘッド面 K の研削
主逃げ面Aを研削した後、円錐状研削面Ppに関してシャフトの概ね長軸方向でブレード1を引っ込める。円錐状研削面Ps及び環状研削面Gに対して角度αで配置し、まず第1にブレード1のヘッド30にある余剰部分24を円筒状研削面Psの矢印22方向への動きによって取除き、次に、矢印22に沿った動きの終わりくらいでそれが環状研削面Gを通り過ぎるように動かし、ヘッド面Kを製造する。
【0025】
副逃げ面 B の仕上げ研削
上述したようなヘッド面Kの研削に続いて、半径R1及び残っているコンマ型の余剰部分を共に研削するべくブレード1が環状研削面Gに沿っての重ね合わせの運動によって案内される。環状研削面Gの半径Rgは湾曲面14の半径Rsよりも小さいので、ショルダー面Bsが環状研削面Gによってそれ以上研削されないように副逃げ面Bの仕上げプロセスはFb点に達することで完了する。
【0026】
主逃げ面 A の仕上げ
主逃げ面AのFa点が環状研削面Gの周辺上の点に配置されるように再びブレード1を方向付ける。ブレード1と研削砥石12との重ね合わせの運動を介して、ブレード1の最終的な形態へと主逃げ面Aのコンマ型の余剰部分を研削する。ブレード1を同じ方向に方向付けたまま、引き続きの重ね合わせの運動で半径R2及びヘッド面Kを仕上げ研削する。副逃げ面の研削でそうしたように、主逃げ面Aを環状研削面Gによって研削するときに主逃げ面Aのショルダー面Asも研削しない。不必要にショルダーを仕上げ研削しないように往復運動研削から生成研削への変化は基点Fで正確に生じる。
【0027】
上述の研削砥石を用いたブレード1の研削プロセスでは、必ずしも同様にすくい面Cを研削する必要があるわけではない。その代わりに、必要に応じてすくい面Cの研削だけを行う。
【0028】
図3によると、ショルダー角Swは右側逃げ面6とショルダー面Asとの間、更に左側逃げ面5とショルダー面Bsとの間に形成される。更に、図4によればスイング角Pwは研削砥石12の円錐状研削面Ppと円筒状研削面Psとの間に形成される。主逃げ面A及び関連するショルダー面Asの粗研削と、副逃げ面B及び関連するショルダー面Bsの粗研削では、それぞれのショルダー角Swはスイング角Pw及び、ブレード1と研削砥石12との間の間の空間的な配置によって決定される。ショルダー半径Rsと生成半径Rgとの間にはある相互関係Rs>Rgが存在する。ショルダー角若しくはスイング角は共に幾何学的及び技術的な限定を有している。
【0029】
図6cは、設定角AWの選択を示している。なお、設定角AWは設定角AWが0度の位置に対してどちらの側に選択することもできる。仕上げがなされる余剰部分は設定角AWにより最適化され、設定角AWはショルダー角(30°若しくは45°)とは異なる値とすることができる。このようにして、結果として生じるコンマ型の余剰部分が最適に設計される。一定の設定角AWで一定数のブレードを研削したら、著しく磨耗する前に別の設定角に変更する。各設定角において、研削砥石12の作業領域中に除去領域若しくは平坦化領域が生じる。次の設定角AWは、次の平坦化領域が前の平坦化領域と隣接するように決定される。この結果として最終的に、作業領域の断面は境界が多角形となる。この多角形の辺は平坦化領域によって形成される。許される平坦化領域の最大幅は、例えば1μmの大きさ内にある。
【0030】
著しい磨耗量を生じる時点を決定できるように、研削によって生じる研削砥石作業領域の除去領域または平坦化領域を絶えず測定し、研削砥石12の作業領域Gの著しい磨耗量に相当するような最大許容除去領域若しくは最大許容平坦化領域の値と比較する。著しい磨耗量を生じる前に別の設定角に変える。このプロセスは環状研削面Gの最適な活用を可能にし、それにより工具寿命を最大化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】
硬質な材料のバー・ブレードの平面図を示している。
【図2】
バー・ブレードの横からの斜視図を示している。
【図3】
バー・ブレードのすくい面の拡大平面図を示している。
【図4】
研削砥石の断面図を示している。
【図5】
研削盤の斜視図を示している。
【図6a】
図4の研削砥石を用いてのバー・ブレードの研削プロセスを示している。
【図6b】
図4の研削砥石を用いてのバー・ブレードの研削プロセスを示している。
【図6c】
図4の研削砥石を用いてのバー・ブレードの研削プロセスを示している。
Claims (16)
- 弓状歯を有するハイポイド歯車及びかさ歯車を製造するためのバー形ブレード研削用の研削砥石であって、
回転軸(S)と、
小径部(d1)から大径部(d2)へと幅が広くなっている円錐状の研削面(Pp)と、
前記円錐状研削面(Pp)の側部と前記大径部(d2)で滑らかに隣接する円筒状研削面(Ps)と、
前記円筒状研削面(Ps)と隣接する環状研削面(G)とを有することを特徴とする研削砥石。 - 前記円錐状研削面(Pp)、前記円筒状研削面(Ps)、及び前記環状研削面(G)が同じ粒径を有することを特徴とする請求項1に記載の研削砥石。
- 前記円錐状研削面(Pp)及び前記円筒状研削面(Ps)が同じ粒径を有し、前記環状研削面(G)が前記円錐状及び円筒状研削面(Pp, Ps)よりも細かい粒子を有することを特徴とする請求項1に記載の研削砥石。
- 前記円筒状研削面(Ps)が前記環状研削面(G)に接線方向に結合していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の研削砥石。
- 前記円錐状研削面(Pp)と前記円筒状研削面(Ps)との間の前記遷移領域に第1半径(Rs)が設けられ、前記環状研削面が第2半径(Rg)の円弧形断面を有しており、前記第1半径(Rs)が前記第2半径(Rg)よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の研削砥石。
- 前記環状研削面(G)を、該環状研削面(G)のアンダーカットとして設計された第2円錐状研削面(15)へ前記回転軸(S)方向に内向きに結合させたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の研削砥石。
- 前記回転軸(S)と垂直に配置され、前記円錐状研削面(Pp)と前記小径部(d1)で隣接するクランプ面(13)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の研削砥石。
- 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の研削砥石を用いて弓状歯製造用のバー形ブレードを研削する方法であって、
該方法は、
前記ブレード(1)はシャフト(2)及び台形先端部(3)を備えた直方体状バーとして設けられ、
前記台形先端部(3)が主逃げ面(A)、副逃げ面(B)、前記2つの逃げ面(A, B)の間に設けられたヘッド面(K)、及び前記逃げ面(A, B)とヘッド面(K)とに共通なすくい面(C)とを有し、それによりカッティングエッジ(4)を前記逃げ面(A, B)、前記ヘッド面(K)、及び前記すくい面との間に形成することを特徴とし、
更に、
a)前記主逃げ面(A)及び/又は前記副逃げ面(B)及び/又は前記すくい面(C)を前記円錐状研削面(Pp)を用いてプロフィール研削し、前記円錐状研削面(Pp)と前記円筒状研削面(Ps)との間の遷移領域によって前記ブレード(1)の前記シャフト(2)への変わり目にショルダー面(As, Bs, Cs)を形成するステップと、
b)前記主逃げ面(A)及び/又は前記副逃げ面(B)及び/又は前記ヘッド面(K)を前記環状研削面(G)に沿っての重ね合わせの2つの並進運動によって生成研削するステップとを有することを特徴とする方法。 - 更に、
c)前記ヘッド面(K)を前記円筒状研削面(Ps)に向かって動かして、前記ヘッド面(K)と前記円筒状研削面(Ps)の面のなす線とがある傾角(α)であるような相対的な並進運動で前記環状研削面(G)を通過させ、それにより前記ヘッド面(K)が前記円筒状研削面(Ps)によって粗研削され、続いて前記環状研削面(G)により仕上げ研削されるようにすることによって、前記ブレード(1)のヘッド面(K)を研削するステップを有することを特徴とする請求項8に記載の方法。 - 前記ステップc)で前記ヘッド面(K)の余剰部分(24)が研削されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 更に、
d)前記環状研削面(G)に沿った重ね合わせの2つの並進運動によって、前記ステップc)に引き続いて前記副逃げ面(B)、及び前記ヘッド面(K)と前記副逃げ面面(B)との間に形成された半径(R1)の部分を仕上げ研削するステップとを有することを特徴とする請求項9に記載の方法。 - 更に、
e)前記環状研削面(G)に沿った重ね合わせの2つの相対的な並進運動によって、前記ステップd)に引き続いて前記主逃げ面(A)、前記ヘッド面(K)と前記リリーフ面(A)との間に形成された半径(R2)の部分、及び前記ヘッド面(K)を仕上げ研削するステップを有することを特徴とする請求項10及び11に記載の方法。 - 前記ステップe)で研削が、前記ショルダー面(As)付近の、前記主逃げ面(A)から前記ショルダー面(As)への変り目(Fa)で開始されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 前記ステップa)で前記主逃げ面(A)と前記シャフト(2)との間の前記ショルダー面(As)、及び/又は前記副逃げ面(B)と前記シャフト(2)との間の前記ショルダー面(Bs)、及び/又は前記すくい面(C)と前記シャフト(2)との間の前記ショルダー面(Cs)が仕上げ研削されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
- 前記ステップb)及び/又は前記ステップc)及び/又は前記ステップd)及び/又は前記ステップe)で前記カッティングエッジ(4)及び主逃げ面(A)及び/又は前記副逃げ面(B)及び/又は前記ヘッド面(K)の間に小面を形成し、該小面は前記主逃げ面(A)及び/又は前記副逃げ面(B)及び/又は前記ヘッド面(K)よりも小さな逃げ角を有していることを特徴とする請求項8乃至請求項14のいずれかに記載の方法。
- 前記ステップa)で研削が往復運動若しくはプランジ研削として実行されることを特徴とする請求項8に記載の方法。
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