JP2004516204A - コンベヤシステム用で、特にローラコンベヤ用の転轍器 - Google Patents

コンベヤシステム用で、特にローラコンベヤ用の転轍器 Download PDF

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Abstract

本発明は、転轍器が共通に作用する、特に独立して駆動するモジュールの集合体により成立している場合の、平面における主コンベヤから、主コンベヤから分岐している副コンベヤへの運搬物の転轍用で、コンベヤシステム用、特にローラコンベヤ用の転轍器に関する。各々のモジュールは、軸受台(20、120)、垂直軸の周りを回転でき軸受台で軸受されるフォーク(30、130)、水平軸の周りを回転できフォークで軸受されるローラ本体(40、140)を含み、運搬物(10)用の軸受をそれぞれ構成している。フォークとローラ本体が巻上げ機構を手段として直線位置に向かい合う転轍位置に持ち上げられる場合に、フォーク(30、130)とローラ本体(40、140)の適切な転轍により、転轍器は直線位置から転轍位置およびその逆方向の場合に移動する。巻上げ機構は、直線位置から転轍位置へのフォークの転轍により強制的に作用する。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンベヤシステム用で、特に運搬物による転轍の際に、直線位置と転轍位置との間にある主コンベヤから主コンベヤより分岐している副コンベヤへ切替可能な、ローラコンベヤ用の転轍器に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヨーロッパ特許出願EP 0311699 A1によれば、ローラ本体とともにモジュールを有する転轍器を装着したコンベヤシステムが公知である。ローラ本体はこの時にその他の運搬ローラとともに平面を構成し、一方では上述の運搬ローラとともに直線式のコンベヤユニットを構成し、他方では垂直軸の周りを直線式のコンベヤ接合部の向かい側で回転することができる。運搬物が分岐している副コンベヤ上で転轍されなければならない時、転轍器のローラ本体は送出角度に応じて回転する。床面積の大きな運搬物が運搬される時、転轍器のローラ本体上の運搬物の重量で軽い方の部分で支えるため、主コンベヤの運搬方向へ作用する力はないか、または安全に運搬できない。ローラ軌道上に運搬物が不適切に傾斜して位置している時に、転轍器が故障したり、またはコンベヤの滞留をまねく運搬物が予測不可能な回転をする結果となる。
【0003】
本発明は、上質で信頼できるコンベヤシステム用転轍器を提供するという課題に基づく。この場合、転轍器を少ない費用で製造でき、現存するコンベヤシステムの転轍器の交換は簡単な方法で可能である。
【0004】
本課題は、各々のフォークが第1位置と第2位置との間の垂直回転軸の周りを転轍でき、フォークがその都度第1位置に存する時に転轍器は直線位置に存し、フォークがその都度第2位置に存する時に転轍器は転轍位置に存する場合と、
運搬物が転轍器の通過時に少なくとも部分的にコンベヤシステムと向かい合って最低一つのローラ本体により持ち上げるためにフォークが転轍中に巻上げ機構により第1位置から第2位置へ持ち上げられる場合に、
ローラ本体が回転軸の周りを回転できるように各々のフォークに配置されることを特徴とする、
水平に延びる回転軸を装着した、各々が平行に向かい合って配置されるローラ本体からなる集合体を含む、
コンベヤシステム用で、特に運搬物による転轍の際に、直線位置と転轍位置との間にある主コンベヤから主コンベヤより分岐している副コンベヤへ切替可能な、ローラコンベヤ用の転轍器により発明に基づいて解決される。
【0005】
発明に基づく転轍器の直線位置において、ローラ本体の回転軸は主コンベヤの長さ方向に横に延びており、この場合ローラ本体は特に平面で主コンベヤのその他のコンベヤ平面に位置し、これにより運搬物の運搬に直接寄与している。
【0006】
転轍位置においても、運搬物が副コンベヤ上で転轍するために、ローラ本体の回転軸は延びている。これと同様にローラ本体は発明に基づいて、転轍器の直線位置での所在地点の向こう側に持ち上げられ、主コンベヤのその他のコンベヤ平面の上方に突出しているために、運搬物が転轍器の通過時に少なくとも部分的に持ち上げられる。この場合、長所として運搬物とローラ本体との間に直線位置に向かって増大する支持力が発生することで、転轍器の位置におけるローラ本体の転轍力が強く作動する。
【0007】
本発明の効果は、運搬物の方向の正確な転轍が高速な運搬速度でも実現することである。
【0008】
フォークに支持されたローラ本体を装着したフォークは発明に基づいて、直線位置から転轍位置への転轍器の作動中の巻上げ機構により、その他のコンベヤ平面上に突出している所在地点へ運ばれる。フォークに必要となる巻上げ運動は本発明の実施例において特に、巻上げ機構を使用して直線位置から転轍位置へのモジュールの転轍運動から導き出されるために、転轍位置へのフォークの転轍運動に基づいて巻上げ運動が行なわれる。さらに、根拠となる巻上げ機構は長所として非常に簡単で、構造上少ない費用で実現可能である。
【0009】
本発明の実施例において特に、フォークは、垂直に配置される円筒形の軸受ボルトを有する。フォークの転轍可能な軸受はこの時、垂直に延びた上部の開いている円筒形のせん孔と締め付けプラグを含む、適切な軸受台をコンベヤシステムに使用して行なわれる。軸受台は、軸受ブシュと接続され、コンベヤ装置に固定されている。軸受ボルトは、軸受ブシュの中の垂直軸を持ち上げるため、フォークとフォークに支持されたローラ本体は前記軸を軸受台で軸受けしている。
【0010】
軸受台、フォーク、ローラ本体を含む構造集合体は、以下ではモジュールと呼ぶ。
【0011】
上述したモジュールの構造の長所は、少ない費用で簡単な製造可能性にある。上述したモジュールの構造のその他の長所は、簡単な方法で他のローラ本体に装着しているフォークと交換することにある。この方法では、転轍器の交換が早く少ない費用で、そして例えば貨物輸送で重さが格別に重いといった特殊な状況について行なわれるだけでなく、例えば複数種類のコンベヤシステムを必要とする場合で、積木の原理に匹敵する、その都度適切なローラ本体で同じ転轍器を使用することができる。
【0012】
直線位置と転轍位置との間にある発明に基づく転轍器の切替に、適切な位置調節装置が特に効果的である。本装置は、共通の連接棒上で複数またはすべてのモジュールで同時に作動する位置調節機構として構成される。この場合、例えば電気式、電磁式、空圧式、油圧式の駆動装置、または例えば手動制御式駆動装置により作動することができる。
【0013】
その他の方法は、モジュールが独自の位置調節装置毎に個々に位置調節可能な転轍器を設置することにある。これにより、個々のモジュールの位置調節角度が必要のある場合に相互に依存することなく選択され、運搬物の交換方法の特別な必要条件または特殊な性質に適合する。
【0014】
本発明の実施例において、ローラ本体は独自の駆動装置を有することなく、コンベヤシステム内の受動的なローラ本体としての機能を果たしている。本実施例は、例えば運搬物が高速で移動するコンベヤシステム、または運搬方向へ急な傾斜となっているコンベヤシステムの一部分に適している。
【0015】
本発明のその他の実施例において、ローラ本体は独自の駆動装置を有し、特に副コンベヤの転轍時にコンベヤシステム内で運搬物の牽引を能動的に支持する。この時特にローラ本体は、ローラ本体の外周部に陥没して配置されるベルト車を有するため、ローラ本体は、外周部の面積を含めてコンベヤ平面の下方に完備する継ぎ目なし駆動ベルトにより駆動でき、すなわち運搬物と接触しない。この時、複数またはすべてのローラ本体は、駆動ベルト毎に共通の、コンベヤ平面の下方に配置される、モジュールと支持コンソールの下方に存し、駆動ベルトが装備されている駆動軸により駆動する。
【0016】
本発明のこれ以外の実施例において、ローラ本体は、運搬物用のころがり面としての機能を果たす一つのタイヤを装備したリムとして構成されている。前記配置の長所は、一つまたは複数のタイヤの磨耗時に簡単に取り替えたり、例えば直径の異なる、または材質や表面特性の異なるタイヤと必要に応じて交換できることにある。
【0017】
モジュールは、主コンベヤの運搬方向へ向けて横に延びる共通の支持コンソール上に目的に応じて並行して配置することができる。この方法による長所として達成されることは、コンベヤシステムに使用の転轍器が適切な場所で予め組み立てられることであるため、転轍器の使用時のコンベヤシステムへの組立時間と、これによりコンベヤ装置に必要となる停止時間は根本的に短縮される。
【0018】
本発明は、運搬物を送出するコンベヤシステムで使用できるだけでなく、例えば運搬量の拡大、縮小、方向転換、平行移動で好都合なコンベヤシステムにも使用できる。本発明は選別装置にも使用可能である。この時、全ての転轍器部分も本発明を使用して構成される。この場合の長所としては、例えば費用をかけてコンベヤシステムを交換する必要なく、複数種類の大きなまたは重い運搬物に対応できることにある。
【0019】
下記の各請求項において、本発明における目的に応じたその他の実施形態について述べる。
【0020】
本発明における複数種類の有利な実施例を図示による図で示す。
図1は、多数の主コンベヤローラ101を有する主コンベヤ1と、多数の副コンベヤローラ102を有する副コンベヤ2との、図示による、上から見た平面図である。図1はさらに、直線位置に存する、発明に基づく転轍器3の有利な実施例を示している。発明に基づく転轍器3の部分で、副コンベヤ2が主コンベヤ1から分岐している。副コンベヤ2は転轍器3を使用して、主コンベヤ上で図1の矢印方向に転轍器3の部分へ達する運搬物10(図1の端に破線で示している)を送り込むことができる。発明に基づく転轍器3は、必要に応じて直線位置と転轍位置との間での切替が可能である。転轍器3が転轍位置に存する時に、運搬物10は、副コンベヤ上に送出される。
【0021】
図1に示された、発明に基づく転轍器3は、各モジュールの軸受台20(図5から図6、図24から図25)、フォーク30(図7から図9、図21から図23)、フォーク30を使用してピボットで支えたローラ本体40(図10から図13)を含む、平行に並んで配置される5つのモジュール4、5、6、7、8からなる集合体を含む。モジュール4、5、6、7、8については、複数種類の実施例に基づいて以下に詳細に説明する。
【0022】
図1に示された直線位置と転轍位置との間の転轍器3の切替は、本発明の有利な実施例に基づいて、レバー38(図15から図16で詳細に説明する)と連接棒9(図14で詳細に説明する)を使用して行なわれる。主コンベヤ1は、運搬物10の横からの落下を防止する側壁51、51’により側面を囲まれている。
【0023】
現存するコンベヤシステムでは、発明に基づく転轍器3を比較的少ない費用で交換することができる。側壁51、51’は、交換が必要で、長所としては折れたり割れたりしないことである。
【0024】
図3aは、図1に対して転轍器3の、拡大した詳細な図である。この場合、連接棒9、副コンベヤ2、主コンベヤ1のローラ101は見やすくするために取り外されている。図10から図13で詳細に説明するローラ本体40は、図3aにおいては透視図である。フォーク30毎(図7から図9)に二つの軸受アーム33、33’(図3a)を有し、その間でその都度ローラ本体40がピボットで支えている。モジュール4、5、6、7、8は、主コンベヤの長さ方向へ横に延びる支持コンソールで支えられている。
【0025】
すでに図1で述べたように、本発明の有利な実施例において、フォーク30毎にレバー38が配置される。この場合、図3では見やすくするためにモジュール4にのみ配置されたレバー38が示され、その他のレバーは取り外されている。すべてのレバー38は連接棒9(図3aでは示されていない)と柔軟に接合しているため、転轍器3の直線位置から転轍位置への切替およびその逆方向の場合で行なわれるフォーク30の転轍運動は、機械的に連動している。
【0026】
図3aは、本発明の有利な実施例に基づいてさらに、転轍器3用の駆動装置として効果的な空気圧シリンダ58を示しており、空気圧シリンダを使用して、転轍器3の直線位置から転轍位置への切替およびその逆方向の場合に、連接棒9(図3aでは示されていない)は連接棒9の長さ方向にその都度移動することができる。
【0027】
図3bは、図3aの転轍器3を示しており、この場合、モジュール4のみが示されている。モジュール4のフォーク30は転轍位置に存しているのに対し、その他のモジュール5、6、7、8、レバー38、空気圧シリンダ58は、見やすくするために取り外されている。フォーク30の転轍位置に基づいて、軸受アーム33、33’の所在地点ならびにローラ本体40の方向は変化している。支持コンソール52はその上側に、各モジュール4、5、6、7、8(図1、図3a)の部分に主コンベヤ1の長さ方向に相互に向かい合っている一対の円の切片の形をした溝を持つ、穴の開いたウェブ15を有する。この機能については、図2で説明する。
【0028】
次は図17から図19に関してである。溝65a、66aが根本的に直線型に制限されている、支持コンソールの他の実施例52aについて、図17は側面図、図18は上から見た平面図、図19は断面図をそれぞれ示している。支持コンソール52aの断面図は、根本的にU字型である(図19)。この場合、横の部分は穴の開いたウェブ15aで構成される。
【0029】
次は図15から図16に関してであり、レバー38における、上から見た平面図(図15)と、図15で矢印方向に詳細に示された側面図(図16)である。レバー38は、根本的に二等辺三角形の形状であり、レバーの面は三角形の頭部39に向き合っている三角形側面の部分に溝38を有するため、残りの面は、三角形の頭部39でぶつかる2つの広がったアーム29、29’により構成される。レバー38は、アーム29、29’の終端部分でせん孔13、14と、頭部39で継ぎ穴を所有する。
【0030】
次は図4から図9に関してである。図4は、モジュール4、5、6、7、8の有利な実施例の側面図を示している。すでに述べたように、モジュール4、5、6、7、8の有利な実施例は、
− 垂直に配置される軸受ブシュ24とともに軸受台20(図5から図6)と、
− 二つの軸受アーム33、33’とともに、軸受ブシュ24において軸受ボルト36を使用して垂直軸64の周りをピボットで支えたフォーク30(図7から図9)と、
− 軸受アーム33、33’の間で横の軸の周りをピボットで支えたローラ本体40(図10から図13)を含む。
【0031】
ローラ本体40は有利な実施例において、リム41ならびに、リム41が輪状に囲む二つのタイヤ43、43’を含み、より理解しやすくするために図4の横断面図で示される。
【0032】
図5と図6は、軸受台20の有利な実施例を詳細に示している。軸受台20は、上から見た平面図(図6)に見られる垂直式のねじ穴22、22’、22’’、22’’’を装着したH字型の締め付けプラグ21、21’を有している。横ウェブ23上で締め付けプラグ21、21’は、根本的に中空円筒の形状を有する垂直に合わせた軸受ブシュ24を支えており、軸受ボルトの垂直軸64の周りをフォーク30の軸受ボルト36の回転可能な受け入れに効果的である(図4)。軸受ブシュ24の内壁は、上方の前額面25で特に軸受ブシュ24の軸に関して、その都度90度相対移動して配置されて放射状に延びる縦長の湾曲76を有しており、この湾曲は、例えば背面を丸くしたプリズムを所有できる。湾曲76の機能については、以下でさらに説明する。軸受ブシュ24の内壁の上方の前額面25には、フォーク30を固定する天板35が敷かれており、その機能については以下で同様に説明する。
【0033】
図7から図9は、フォーク30の有利な実施例を詳細に示している。図8は側面図を示しており、図9は、図8に比べておよそ90度回転させたフォーク30の別の側面図であるのに対して、図9は、フォーク30の、上から見た平面図である。フォーク30は、水平の回転板31、相互に向かい合って回転板31に配置される二つの軸受アーム33、33’、回転板31の下方で中心に垂直に配置される円筒形の軸受ボルト36、天板35を含む。
【0034】
回転板31は、蝶に似た形状である(図9)。回転板31の形状は、長方形としても根本的に説明できる。長方形の角は遮断され、長方形の長い方の辺は左右対称で根本的に三角形の溝31aを有する。回転板31の機能については、以下で説明する。すでに説明した、長い方の辺に溝のついた長方形の短い方の辺で、軸受アーム33、33’は突出しており、相互に平行に配置されている。軸受アーム33、33’は、その都度同じ高さでせん孔33aを有する。二つの軸受アーム33、33’のせん孔33aの軸は共に一直線に並び、すでに図4で示され、以下でさらに詳細に説明する軸受軸の受け入れに効果的である。
【0035】
転轍器直線位置または転轍位置でのフォーク30の方向は、図3aと図3bにおける軸受アーム33、33’の所在地点から推定される。
【0036】
回転板31は、レバー38(図15から図16)の固定に効果的な、正方形の角の頂点に配置される四つのせん孔37、37’、37’’、37’’’を所有する。せん孔37、37’、37’、37’’’の距離は、レバー38のアーム29、29’のせん孔13、14間の距離と一致する。図7から図9に示されていないレバー38は、回転板31に配置されているため、レバー38の頭部39は回転板31よりそれており、レバー38のアーム29、29’の二つのせん孔13、14は回転板31の隣接し合う二つのせん孔37、37’または37’、37’’または37’’、37’’’または37’’’、37’を覆っている。レバーのせん孔13、14と回転板31のせん孔37、37’、37’’、37’’’を使用してレバー38と回転板31は固定される。
【0037】
転轍器3(図1)のフォーク30用駆動装置の複数種類の有利な実施例に応じて、レバー38用に可能性のある回転板31での四つの配置の中から選択できるために、回転板31でのせん孔37、37’、37’’、37’’’の正方形の配置は、故意に選択される。有利な実施例において、図1で示されているように、各々のフォーク30は独自のレバー38で連接棒9と接合している。本実施例において、連接棒9での位置移動により、主コンベヤ1(図1)の長さ方向へ横に転轍器3の切替を行なう。例えば、場所不足時には主コンベヤの横方向において長所となる、その他の実施例において、レバー38は回転板31に配置されるため、主コンベヤ1の長さ方向へ転轍器3の切替での位置移動が行なわれる。
【0038】
これ以外の実施例において、各々のフォーク30につき別々のレバー38と二つの連接棒9による転轍器3の切替について述べる。この場合、第2のレバー38は、その都度第1のレバー38と向かい合う、回転板31側に配置される。この場合、例えば、転轍器3の転轍位置への切替は第1の駆動装置と第1の連接棒で、直線位置への復帰は第2の駆動装置と第2の連接棒で行なわれる。
【0039】
連接棒9の有利な実施例が図14において示されている。連接棒9は本実施例において、その都度レバー38の継ぎ穴28で回転板31との柔軟な接合が確立される、継ぎ板53、54、55、56、57を有する。継ぎ穴28でレバー38は連接棒9と接合される。
【0040】
軸受ボルト36(図7、図8)は、軸受台20(図4から図6)の軸受ブシュ24でのフォーク30のピボット支えに効果的である。すでに図5で述べた天板35は、有利な実施例において輪形を有し、回転板31の下側34の軸受ボルト36で集中的に固定している。天板35の下側11は、有利な実施例において特に、軸受ボルト36の軸に関して、その都度90度相対移動して配置される放射状に延びる四つの溝型の窪み72(図7、図8)を有しており、この窪みは軸受ブシュ24の内壁の上方の湾曲76と空間的に一致する。
【0041】
図1と図2で示されているように、フォーク30が直線位置に存する時、天板35の下側11の各々の窪み72の投影が軸受ブシュ24の内壁の上方の前額面25の各々の湾曲76の投影と一致するように、フォーク30と向かい合わせの天板35の方向は選択される(図5、図6)。この場合、各々の湾曲76は窪み72に食い込む。この場合、天板35の下側は軸受ブシュ24の内壁の上方の前額面25の上側に載置している。この状況は図4aで明らかであり、図4と比べて拡大された図で、天板35、軸受ブシュ24の上部、フォーク30の下部、ローラ本体40、さらに窪み72に食い込んだ湾曲76を示している。
【0042】
フォーク30が転轍位置(図3b)に存する時、窪み72と湾曲76の投影は一致しない。この場合、湾曲76は窪み72に食い込まない。従って、天板35の下側は軸受ブシュ24の内壁の上方の前額面25の上側にのらずに、天板35の下側は湾曲76の底部または頂点をまたいでいるため、すべてのフォーク30とフォークにより支えられたローラ本体40は、発明に基づいて転轍位置で直線位置と比べて湾曲76の高さの分ほど持ち上げられる。
【0043】
湾曲76と窪み72は発明に基づいて、軸受台20と向かい合っているフォーク30の転轍により直線位置から転轍位置へ強制的に作用する巻上げ機構を構成する。
【0044】
図4、図4a、図5から図9に示された巻上げ機構の実施例は、フォーク30が0度、90度、180度、270度のねじりでの直線位置に対する持ち上げ状態でなく、その間の角度での持ち上げ状態で作用する。巻上げでは、フォーク30の直線位置から天板35の左回りと同様に右回りも行なわれる。
【0045】
巻上げ機構のその他の実施例(図示されていない)において、天板35と湾曲76の窪み72は、軸受ブシュ24の上方の前額面25上に構成される。作動原理は、図4、図4a、図5から図9に関して説明した巻上げ機構作動原理に類似している。
【0046】
図4bは、巻上げ機構のこれ以外の実施例で、天板35aと軸受ブシュ24aが相互作用する場合について示している。本実施例において、天板35aは下側で垂直に斜めに切断された中空円筒の形状を有するのに対し、軸受ブシュ24aは上側で垂直に斜めに切断された中空円筒の形状を有する。天板35aならびに軸受ブシュ24aの内壁の相互に向けられる傾斜した前面は、本実施例においてその都度傾斜した緩衝面26、12を有する。図4bに示されていない軸受ボルト36の配置は、図4、図6、図7と比べて変わらない。図4bに示された所在地点において、緩衝面26、12は完全に相並んで密接しているため、フォーク30は持ち上げられる所在地点に存しない。天板35aならびに軸受ブシュ24aの双方の方向は、図4で示される、フォーク30の直線位置の持ち上げられない所在地点に一致するように選択される。この所在地点からのフォーク30の各々のねじりは、軸受ブシュ24aに対する強制的な持ち上げを行なう。この場合、巻上げは、図4bに示された所在地点に比べて180度の回転角度まで増大し、その後は減少する。巻上げでは、フォーク30の直線位置から天板35aの左回りと同様に右回りも行なわれる。
【0047】
有利な実施例において一つのリム41ならびに二つのリム41が輪状に囲むタイヤ43、43’を含むローラ本体40は、フォーク30の軸受アーム33、33’間で水平軸59の周りを回転できるように受け入れられている(図4、図12)。ローラ本体40については、有利な実施例に基づいて図10から図13で以下に詳細に説明する。
【0048】
図10は横断面図であり、図11はタイヤなしでのローラ本体40のリム41の有利な実施例を示している。この場合、切断面はリム軸に平行に延びている。リム41は、軸受軸45(図12)の受け入れ用のハブ穴44を有する。タイヤ43、43’(図4)の受け入れ用にリム41は、二重のリム床42、42’を有する。
【0049】
リム床42、42’間に、ローラ本体40の回転駆動装置に駆動ベルト47が装備可能となるように、ベルト車46が構成される。本発明のその他の実施例において、ベルト車46は独自の駆動装置を有し、特に副コンベヤの転轍時にコンベヤシステム内で運搬物の牽引を能動的に支持する。この時特にローラ本体は、タイヤ43、43’の外周部に陥没して配置されるベルト車を有するため、ローラ本体40は、外周部の面積を含めてコンベヤ平面の下方に完備する継ぎ目なし駆動ベルト47(図2)により駆動でき、すなわち運搬物10(図1)と接触しない。この時、複数またはすべての転轍器3のローラ本体40は、駆動ベルト47毎に共通の、コンベヤ平面の下方に配置される駆動軸9(図2)により駆動する。
【0050】
図12は横断面図を示しており、図13は、図10のリム41、二つのタイヤ43、43’、ならびに、ハブ穴44において玉軸受48を手段として軸受けされ、フォーク30、130の軸受けアーム33、33’間でローラ本体40のピボット支えに効果的である軸受軸45を含む、ローラ本体40一式の断面図を示している。
【0051】
タイヤ43、43’の頭部は、平面に主コンベヤ1のローラ101で特に転轍器3(図1)の直線位置に位置している。転轍器3を転轍位置へ切り替えなければならない時、本発明の実施例に基づいて、連接棒9で位置移動を行なうシリンダ58(図3a)が活性化される。発明に基づいて巻上げ機構が作動する場合に、図4aと図4bで説明したように、これによりフォーク30、130の集合体毎による転轍を転轍位置へ発生させる。
【0052】
次は、見やすくするために透視図で示された主コンベヤ1において、主コンベヤ1に対して横方向から、駆動するローラ本体40を装着した図4のモジュール4、5、6、7、8の断面図を示す図2に関する。ローラ本体40、フォーク30の軸受アーム33、軸受台20も図2に透視図で示されている。支持コンソール52により支えられたモジュール4、5、6、7、8の下方には、支持コンソール52へ平行に延びる回転可能な駆動軸50が配置される。駆動軸の周りには駆動ベルト47が装備されている。駆動ベルト47はさらにタイヤ43の外側の面に陥没して配置されるベルト車46を装備しており、この方法でローラ本体40上の駆動軸50の回転運動を伝送する。駆動ベルト47は長所として、一方では回転板31の溝31aとレバー38の溝38aに基づいて回転板31とレバー38の間のすき間を、他方では支持コンソール52のウェブ15の溝65、66、67、68、69を装備している。これにより到達する長所は、主コンベヤのその他のローラ101のように、転轍器3の上方空間または下方空間が根本的に拡大することなく、ローラ本体40が同じ制御ユニットで制御されることができることにある。駆動軸58は、駆動ベルト47毎に転轍器3の複数またはすべてのローラ本体40を同時に駆動することができる。直線位置から転轍位置へのフォーク30の位置移動およびその逆方向で行なわれる場合には、駆動装置としての機能を果たす空気圧シリンダ58が駆動し、連接棒9とレバー38でフォーク30に伝送される。
【0053】
次は図20から図25に関して、巻上げ機構のこれ以外の実施例について説明する。
【0054】
図20は、巻上げ機構のこれ以外の実施例を使用する場合での、モジュール104、105、106、107、108のこれ以外の実施例の横断面図である。本実施例の長所は、費用のかかる天板35、35aの製造を行なわないことである。
【0055】
図4に示されているモジュール4、5、6、7、8の実施例に類似して、図20に示されているモジュール104の実施例は、軸受ブシュ124を装着した軸受台120、回転板131を装着したフォーク130、二つの軸受アーム133、133’、リム141を装着した軸受ボルト136ならびにローラ本体140、二つのタイヤ143,143’、ローラ本体140に玉軸受148により軸受けされた軸受軸145を有する。図4に示されているモジュール4、5、6、7、8の実施例とは対称的に、図20で示されたモジュール104の実施例は、天板を有しない。軸受台124は、溝型の窪み82を有する。巻上げ機構を念頭において回転板131の下側に属している湾曲86は特に、リベット頭により構成される(図22)。
【0056】
図21から図23は、図20のフォーク130を詳細に示している。図21は側面図であり、図22は、図21をおよそ90度回転させた、フォーク130の別の側面図である。これに対して、図23は、フォーク130の、上から見た平面図である。回転板131は、回転板131に配置される、図21と図23で示されていない湾曲86を有する。湾曲86は、図22に破線で示されている。回転板131は、リベットの受け入れに効果的な正方形の四つの角をせん孔91、92、93、94を装備しており、リベット頭が湾曲86を構成する。リベット頭が回転板131の下へ軸受台20の方向に突出するように、リベットは各々のせん孔91、92、93、94毎に押し込まれる。
【0057】
図24と図25は、軸受台120を詳細に示している。軸受台120は、上から見た詳細図(図6)に見られる、図6に示される締め付けプラグ20と一致しているH字型の締め付けプラグ121、121’と、根本的に中空円筒の形状を有する垂直に合わせた軸受ブシュ124を有する。軸受ブシュ124の内壁は、上方の前額面125で特に軸受ブシュ124の軸に関して、その都度90度相対移動して配置されて放射状に延びる溝型の窪み82を有する。
【0058】
フォーク130が直線位置に存する時、各々のリベット86が軸受ブシュ124で窪み82のうちの一つの底部に敷かれるように、窪み82と向かい合わせのせん孔91、92、93、94(図23)の方向は選択される。この場合、フォーク130ができる限り深い所在地点に存するように、各々のリベット86は、窪み82に食い込む。
【0059】
フォーク130が転轍位置に存する時、リベット86は窪み82に食い込まないため、転轍位置ですべてのフォーク130は発明に基づいて直線位置での所在地点へ持ち上げられる。湾曲86と窪み82は発明に基づいて、軸受台120と向かい合っているフォーク130の転轍により直線位置から転轍位置へ強制的に作用する巻上げ機構を構成する。
【0060】
一つの実施例(図示されていない)において、リベットの代わりにナットで留められた、丸頭によるねじ山が使用されている。この場合、ねじの丸頭は回転板131から下へ突出しており、湾曲86として効果的である。本実施例の長所は、ねじ頭の磨耗の場合に少ない費用でねじは交換可能であることにある。本実施例の別の長所は、少ない巻上げが望ましい時、より小さいまたはより平らなねじに少ない費用で交換可能なことにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】転轍器を装着した主コンベヤと副コンベヤの、上から見た平面図での、図示による図。
【図2】ベルト駆動式のローラ本体を装着した、発明に基づく転轍器の部分での主コンベヤの側面図。
【図3a】直線位置に存する発明に基づく転轍器の主コンベヤの、上から見た平面図。この場合、主コンベヤならびに副コンベヤのローラと連接棒は取り外されている。
【図3b】図3aにおける、主コンベヤの、上から見た平面図である。この場合、モジュールが転轍位置に存する。この場合、図3aにおける、その他のモジュール、レバー、空気圧シリンダは取り外されていることを示す図。
【図4】モジュールの有利な実施例の側面図。
【図4a】図4のモジュールにおける、フォークの下の部分の拡大図。
【図4b】モジュールの他の実施例における下の部分の拡大図。
【図5】図1における、主コンベヤの長さ方向に横から見た時の、軸受台の有利な実施例の側面図。
【図6】軸受台の、上から見た平面図。
【図7】図4のモジュールにおける、フォークの断面図。
【図8】図7における、フォークの側面図。
【図9】図7における、フォークの、上から見た平面図。
【図10】タイヤなしでの、モジュールのリムの横断面図。
【図11】図10における、リムの断面図。
【図12】モジュールの完全なローラ本体の横断面図。
【図13】図12における、ローラ本体の断面図。
【図14】複数のモジュールのねじりの機械的な連動のための連接棒を示す図。
【図15】連接棒とのフォークの柔軟な接合のためのレバーの、上から見た平面図。
【図16】図15において“A”と示された方向からの、レバーの側面図。
【図17】図1における、主コンベヤの長さ方向に見た時の、複数のモジュールの機械的に開始するための、支持コンソールの側面図。
【図18】図17における、支持コンソールの、上から見た平面図。
【図19】図17における、支持コンソールの断面図。
【図20】巻上げ手段のこれ以外の実施例でのモジュールの横断面図。
【図21】図20における、フォークの断面図。
【図22】図21における、フォークの側面図。
【図23】図21における、フォークの、上から見た平面図。
【図24】図1における、主コンベヤの長さ方向に横から見た時の、軸受台のこれ以外の実施例の側面図。
【図25】図24における、軸受台の、上から見た平面図。
【符号の説明】
1 主コンベヤ
2 副コンベヤ
3 転轍器
4、5、6、7、8、104 モジュール
9 連接棒
10 運搬物
11 35の下側
12 35aの下側
13、14 38の中にあるせん孔
15、15a 52、52aのウェブ
20 軸受台
21、21’、121、121’ 締め付けプラグ
22、22’、22’’、22’’’ 20のねじ穴
23、123 20、120の横ウェブ
24、24a 20の軸受ブシュ
124 120の軸受ブシュ
25、125 24、124の内壁の上方の前額面
26 24aの内壁の上方の前額面
27 24の軸受せん孔
28 38の継ぎ穴
29、29’ 38のアーム
30、130 フォーク
31、131 30、130の回転板
31a 31の溝
32 31の上側
33、33’、133、133’ 31、131の軸受アーム
33a 33、33’中にあるせん孔
34 31の下側
35、35a 天板
36 軸受ボルト
37、37’、37’’、37’’’ 31の中にあるせん孔
38 レバー
38a 38の中にある溝
39 38の頭部
40、140 ローラ本体
41、141 40、140のリム
42、42’ 41のリム床
43、43’、143、143’ 40、140のタイヤ
44 41のハブ穴
45 軸受軸
46 ベルト車
47 駆動ベルト
48 玉軸受
50 駆動軸
51 1の側壁
52、52a 支持コンソール
53、54、55、56、57 9の継ぎ板
58 空気圧シリンダ
59 40の回転軸
63 38と31の間のチャンネル
64 36の垂直軸
65、66 15の中にある溝
65a、66a 15aの中にある溝
72 11の中にある溝
76 25での湾曲
82 125の中にある溝
86 131での湾曲
91、92、93、94 131のせん孔
101 主コンベヤローラ
102 副コンベヤローラ

Claims (19)

  1. 各々のフォーク(30、130)が第1位置と第2位置との間の垂直転轍軸の周りを転轍でき、フォーク(30、130)がその都度第1位置に存する時に転轍器(3)は直線位置に存し、フォーク(30、130)がその都度第2位置に存する時に転轍器(3)は転轍位置に存する場合と、
    運搬物(10)が転轍器(3)の通過時に少なくとも部分的にコンベヤシステムと向かい合って最低一つのローラ本体(40、140)により持ち上げるためにフォーク(30、130)が転轍中に巻上げ機構により第1位置から第2位置へ持ち上げられる場合に、
    ローラ本体(40、140)が回転軸の周りを回転できるように各々のフォーク(30、130)に配置されることを特徴とする、
    水平に延びる回転軸を装着した、各々が平行に向かい合って配置されるローラ本体からなる集合体を含む、
    コンベヤシステム用で、特に運搬物による転轍の際に、直線位置と転轍位置との間にある主コンベヤから主コンベヤより分岐している副コンベヤへ切替可能な、ローラコンベヤ用の転轍器。
  2. 各々のフォーク(30、130)が垂直軸の周りを転轍でき、転轍運動で関与していない軸受台(20、120)に軸受けされていることを特徴とする、請求項1に記載の転轍器。
  3. 湾曲(76)がフォーク(30)の第1位置で窪み(72)に食い込み、フォーク(30)の第2位置で窪み(72)に食い込まないため、第2位置のフォーク(30)が第1位置におけるフォークの所在地点と反対側に窪み(72)の底部または湾曲(76)の頂点で持ち上げられる所在地点に存するように、湾曲(76)と窪み(72)が配置される場合に、軸受台(20)が湾曲(76)を有し、フォーク(30)が窪み(72)を有することを特徴とする、請求項2に記載の転轍器。
  4. 湾曲(86)がフォーク(130)の第1位置で窪み(82)に食い込み、フォーク(130)の第2位置で軸受台(120)上の窪み(82)の外側に載置している場合に、第2位置のフォーク(130)が第1位置におけるフォークの所在地点と反対側に窪み(82)の底部または湾曲(86)の頂点で持ち上げられる所在地点に存するため、軸受台(120)が窪み(82)を有し、フォーク(130)が湾曲(86)を有することを特徴とする、請求項2に記載の転轍器。
  5. 湾曲(86)がリベットまたはねじの頭により構成されることを特徴とする、請求項3または請求項4に記載の転轍器。
  6. 軸受ボルト(36)が垂直軸の周りを回転できるフォーク(30)の軸受に差し込まれ下側(11)が上方の前額面(25)に載置している場合に、
    フォーク(30)は、フォーク(30)から垂直に下へ離れて配置される軸受ボルト(36)と、軸受ボルトの上方の終端部に配置される、窪み(72)の下側に有する天板(35)を有し、軸受台(20)が垂直に配置され、内壁は上にあって、湾曲(76)を有する上方の前額面(25)により制限されている、上に開いた軸受ブシュ(24)を有することを特徴とする、請求項3に記載の転轍器。
  7. 軸受ボルト(36)が垂直軸の周りを回転できるフォーク(30)の軸受に差し込まれ下側(11)が上方の前額面(26)に載置している場合と、
    第2位置でのフォーク(30)が第1位置におけるフォークの所在地点と反対側に持ち上げられる所在地点に存するように、下側(12)と上方の前額面(26)の空間状態が対応している場合に、
    フォーク(30)は、フォーク(30)から垂直に下へ離れて配置される軸受ボルト(36)と、軸受ボルトの上方の終端部に配置される、下側(12)が平らで水平線に対して傾いている天板(35a)を有し、
    軸受台(20)が垂直に配置され、内壁は上にあって、平らで水平線に対して傾いている上方の前額面(26)により制限されている、上に開いた軸受ブシュ(24a)を有することを特徴とする、請求項2に記載の転轍器。
  8. フォーク(30、130)は、その都度ローラ本体(40、140)が回転できるように軸受けされた、垂直に突出する二つの軸受アーム(33、33’、133、133’)を装着した回転板(31、131)をそれぞれ有することを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の転轍器。
  9. 転轍運動の連動用のフォーク(30、130)が少なくとも共通の連接棒(9)で接合されることを特徴とする、請求項1に記載の転轍器。
  10. 回転板(31、131)がおよそ水平に突出しているレバー(38)について連接棒(9)で接合されることを特徴とする、請求項8または請求項9に記載の転轍器。
  11. ローラ本体(40、140)がリム(41、141)として構成され、少なくとも一つのリム(41、141)を輪状に囲む、運搬物(10)の接地面をそれぞれ構成するタイヤ(43、43’、143、143’)に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の転轍器。
  12. ローラ本体(40、140)がタイヤ(43、43’、143、143’)の外側の面に陥没しているベルト車(46)有することを特徴とする、請求項1に記載の転轍器。
  13. ベルト車(46)がタイヤ(43、43’、143、143’)の間に配置される場合に、リム(41、141)が相互に離れた二つのリム床(42、42’)を有し、一つのリム(41、141)を輪状に囲む、運搬物(10)の接地面をそれぞれ構成するタイヤ(43、43’、143、143’)に配置されることを特徴とする、請求項11または請求項12に記載の転轍器。
  14. 軸受台(20)が相互に離れて主コンベヤ(1)の運搬方向へ向けて横に延びる支持コンソール(52、52a)に配置されることを特徴とする、請求項2に記載の転轍器。
  15. ローラ本体(40、140)は駆動することを特徴とする、請求項1に記載の転轍器。
  16. ローラ本体(40、140)の駆動が、ベルト車(46)の装備毎に駆動ベルト(47)により行なわれることを特徴とする、請求項15に記載の転轍器。
  17. ローラ本体(40、140)は共通の駆動軸(50)により駆動することを特徴とする、請求項15または請求項16に記載の転轍器。
  18. 駆動ベルト(47)が溝(31a、38a)に基づいて構成される回転板(31、131)とレバー(38)の間のすき間により装備される場合に、回転板(31、131)がレバー(38)に属する溝(31a)を有し、レバー(38)が回転板(31、131)に属する溝(38a)を有することを特徴とする、請求項10と請求項16に記載の転轍器。
  19. 垂直軸を手段として回転できるように軸受けされているフォーク(30、130)をピボットで支えたローラ本体(40、140)の大半を使用して転轍域が構成されることを特徴とする、請求項1から18のいずれかに記載の転轍器。
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