JP2004513255A - 抄紙機のヤンキーシリンダー等およびローラー内の構造体 - Google Patents
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Abstract
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、走行性を改良し、リンティングの問題を解消し、もって、生産性を乱す要因を減少させ、かつ抄紙機の火事に対する安全性を向上させるための、独立請求項に記載された、抄紙機のヤンキーシリンダー等およびローラー内の構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】
抄紙機において、ヤンキーシリンダー乾燥機およびこの乾燥機に接続されているフードは一般に紙ウェブを乾燥するのに使用されている。これによって、熱いエアーが、シリンダーの表面上にある紙ウェブに対してフードから速い速度で吹き付けられて乾燥効果を向上させる。紙ウェブはドクターブレードでシリンダーの表面から剥がされる。この段階では既に、実質的な量のリンティングが紙、特に柔らかい組織部分から離れる。紙は機械的な搬送装置でローラーへ搬送され、そして、この段階で、リンティングが紙を離れることになる。ローラーにおいて、リンティングの一部は作成されるロールの内部に滞っているが、一部は周囲のエアーの中へ消えてしまう。このエアーは熱く、かつ、リンティングを抄紙機室内へと上向きに強く吹き拡げる。
【0003】
紙ウェブの速度は、通常は少なくとも1500m/min、さらには2000m/minと、かなり速いので、発生するリンティングの量はかなり多い。このような高速度により、繊維や他の粒子は極めて容易に紙から遊離する。さらに、このような高速度であるから、リンティングは空気流中で高い速さを得、それゆえに、リンティングは効果的に拡散されることになる。このリンティングは多くの有害な効果を持つ。このリンティングは装置構造体の表面上に層として堆積する。特に鉛直方向以外の表面に堆積する。リンティングはかたまりとして表面から遊離し、紙ウェブ上に落ちて、製造中断の原因となる。リンティングは火事さえ起こしかねない。なぜならば、装置の一部が、断熱されているのにもかかわらず、大変熱いからである。その結果、抄紙機の一部は壊れやすく、それにより少なくとも製造を中断させ、通常は製造のための修繕作業が必要となる。当該抄紙機室内にあるリンティング量は、保険当局によって許可される制限を超えないように少なくともすべきである。当該抄紙機を清掃することによるリンティングの除去は、コスト増を招き、しばしば製造の中断時間をも長引かせる個別の作業である。このリンティングをウォータージェットで取り除くとすれば、設備や装置構造体が湿れるのでさらなる問題を起こすことになる。
【0004】
ヤンキーシリンダー乾燥機およびローラーの分野で、リンティング問題を減少させる多くの解決策が知られている。米国特許5,011,574および米国特許4,019,953の公報はドクターブレードに近接して配置される装置を開示する。この装置によればちょうどこの場所で発生するリンティングを除去することができる。WO97/44525の公開公報は、ヤンキーシリンダーとローラーとの間から発生するリンティングを吸い取り去る、ある形状の吸い取りボックスを開示する。このようにしてこれらの公報はいくつかの部分的な解決策を示すが、前記問題を取り除くための効果的かつ全般的な解決策は示していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ヤンキーシリンダー乾燥機等およびローラーの領域で紙ウェブから離れるリンティングがもたらす多くの有害な効果をなくすか、又は、少なくとも明らかに減らすことが可能であるという事実により、抄紙機の走行性を向上させる装置を提供することにある。本発明の目的は、より詳細には、抄紙機の効率を向上し、生産性を増大させ、製造物の質を向上させ、抄紙機の信頼性および使い勝手を向上させ、抄紙機の乾燥部の火事に対する安全性を向上させ、抄紙機および抄紙機室を清掃する必要性を減少させ、抄紙機室内のエアーの質を向上させ、及び、抄紙機室内の騒音を減少させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記本発明の目的は、請求項1の特徴部に示されている装置構成を用いて達成される。抄紙機の乾燥部には、しばしばヤンキーシリンダー乾燥機等が使用されており、これは、少なくとも乾燥用シリンダーと、乾燥用シリンダーフードとをその備品と共に含んでいる。この紙ウェブを制御するために、接触して紙ウェブを案内する、機械的なウェブガイド部材が度々使用される。これらの後において、紙ウェブはローラーにより巻かれる。抄紙機の乾燥部においては、当該機械の走行方向において乾燥用シリンダーの後で、当該機械の上方および両側面から少なくとも主に覆われている被カバー領域がローラーの領域へ少なくとも連続しているならば、また、この領域で壁部が上部のカバーに加えて覆われている場合には、乾燥部は抄紙機室の他の部分と極めて効果的に遮断される。浮遊リンティングは、吸引装置によりこのように形成された空間から取り除くことが可能である。
【0007】
被カバー領域の頂面は抄紙機の走行方向において、下向きに傾斜しているならば、乾燥用シリンダーの、ある点を始まりとして機械走行方向に被カバー領域に続く部分において、乾燥用シリンダー及びそのフードによって必要とされる比較的大きな高さを減らすことが可能である。これは、この被カバー領域に一般に配置される装置が、高さ方向において比較的空間を要しないからである。抄紙機の乾燥機部において、温度はいくつかの箇所でかなり高い。そして、断熱により熱い部分を隔離することが意図されるとしても、エアー中にリンティングがある場合には、熱いエアーは上方に昇り、かつ、リンティングを熱いエアーと共に運びがちである。
【0008】
被カバー領域の上部の少なくとも一部を動かすことができるならば、被カバー領域は、例えばロールの交換やメインテナンス作業に関して必要に応じて動かすことが可能である。被カバー領域の頂面が少なくとも機械の走行方向において主に滑らかであり、かつ、平らであるならば、頂面をむしろクリーンに保つことができる。こうしない場合、リンティングまたはその他の有害な物質が頂面の不連続箇所で蓄積することになる。
【0009】
乾燥用シリンダーの被カバー領域が実質的段部なしでフードに接続されているならば、この領域をクリーンに保つことは容易、かつ、簡単である。被カバー領域とフードとの間の繋目が少なくともほぼ密閉されていれば、リンティングは抄紙機室内へ通ることはできない。
【0010】
被カバー領域がさらにローラーをカバーしていて、ローラーで浮遊状態になるリンティングが被カバー領域内の下に少なくとも主に維持されていれば、抄紙機の乾燥部のリンティングの源は効果的にカバーされる。
【0011】
ローラー領域で紙ウェブから浮遊状態になるリンティングが、エアーカーテンによりガイドされるならば、これはほとんどまったくといっていいほど抄紙機の動作についても、この機械のメインテナンス作業についても、障害になることはなく、エアーカーテンは、いくつかの場所において、リンティングの問題を制御する際、固定構造のかわりとしての十分な解決策とさえなる。
【0012】
エアーサスペンション及び/又はエアー転向装置が、乾燥用シリンダーとローラーとの間にある紙ウェブの上方で使用され、紙ウェブを案内し、かつこの紙ウェブをローラーへ搬送するならば、この紙ウェブはロール又は他のウェブガイド部材となんら機械的な接触がない。このような構造体はリンティングの発生をより少なくし、ごく少量のリンティングがこの領域においてウェブから遊離するのみである。
【0013】
リンティングが上記エアーサスペンション及び/又はエアー転向装置の領域からエアーと共に排出されるならば、被カバー領域内のリンティングの量もより少なくなる。負圧が上記エアーサスペンション及び/又はエアー転向装置の上方の空間内部に施与されるならば、この負圧は紙ウェブから離れるリンティングが抄紙機室内へと拡散することを防止する。そしてこの領域におけるリンティングによって生じる問題をより少なくさせる。しかし、ごくわずかの負圧のみを発生させて、この負圧が紙ウェブに関する問題を発生しないようにしなければならない。
【0014】
負圧を一以上の排気チャネルにより施与するならば、排気チャネルの、サイズ、形、位置、負圧の値を、排気チャネルが所望の効果をもたらすように選択することができる。一以上のエアーカーテンを設けて、負圧の空間を画成するならば、固定された構造を使用する場合に、動作またはメインテナンス作業の障害になるような壁や装置は存在しない。
【0015】
配管や他の装置の外部表面が、エアーサスペンション及び/又はエアー転向装置の上部の負圧空間において略鉛直に配置され、これによって空間がローラーの所まで延在するならば、このような表面にはリンティングはほとんど堆積され得ない。さらに、エアーサスペンション及び/又はエアー転向装置の頂面もまた、そこになんらリンティングが堆積し得ない形状を持つ点で有利である。
【0016】
配管及び他の装置が、負圧空間の上部を画成する略水平な壁により方向づけられるならば、これらの構造部品はいずれも、実質的な量のリンティングを集めることができない。
【0017】
ヤンキーシリンダーとローラーとの間の被カバー領域は、下方部にその下の空間とを区画する壁を有するチャンバーを有し、そして、このチャンバー内でエアーフローにより正圧が施与されるならば、この正圧によってこのチャンバーへゴミは入り得ない。僅かな過圧でさえ、リンティングがチャンバーへと通過することを防ぐのに十分である。もし供給および排出用配管、リンティング吸引装置、並びに制御および規制装置が上記チャンバーに配備されているならば、この空間内にある上記のような装置は、リンティングから十分に保護される。
【0018】
吹き付け装置が被カバー空間の上部表面の近くに配置され、この吹き付け装置により被カバー領域の頂面に対して加圧エアーを吹きつけるならば、この吹き付け装置はリンティングがそのような表面上に堆積し得ないようにエアーを動かす。さらに、このような吹き付け装置は、簡単であり、製造するのにも、設置するのにも、操作するのにも、高価ではない。
【0019】
エアーが被カバー領域の頂面上にまったくリンティングを残さないほど高い流速で吹き付け装置から排出されるならば、エアーと共にいつも流れるリンティングはこれらの領域には堆積し得ない。複数のノズルまたはノズル群及び/又は方向付けされた吹き付け開口を配置して、被カバー領域の頂面に対して吹き付け、これらの組み合わせ動作により、被カバー領域全体または被カバー領域の少なくとも主な部分を、リンティング層の無い状態に維持するならば、この被カバー領域をさらなるなんらの動作を施すことなくまったく信頼できるほどのクリーンな状態に維持し得る。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1の参照番号1はヤンキーシリンダーを示す。このヤンキーシリンダーの上部は、フード2の半分体部2’及び2”によって完全に覆われている。矢印aは紙ウェブの表面に対する吹き付けを基本的に表している。このヤンキーシリンダーはドクターブレード3を持つ。このドクターブレード3はヤンキーシリンダーの表面から紙ウェブを剥がす。参照番号4はウェブガイド手段を示す。このウェブガイド手段により、紙ウェブ5の走行を案内する。そして、このウェブガイド手段は、必要に応じて、ローラー6の前で紙ウェブ5の方向を変更する。ローラー6の前で紙ウェブを案内するために、例えば、図1で示されている吹き付けボックスやサポートシリンダーなどの、付属装置7を用いることが可能である。さらに、図示しないが、カレンダーのような、ウェブを処理する他の手段を使うことが可能である。矢印8で示されている当該抄紙機の走行方向において、フード2の後に、被カバー領域9が存在している。この被カバー領域9は、参照番号10の所でフード部2”と繋がり、その点におけるフード部2”の頂面及び被カバー領域9の頂面は少なくとも略同一レベルにあり、加えて少なくとも略同一方向に延在している。フード部2”と被カバー領域9との間の繋ぎ目は少なくともほぼ密閉状態にされている。ローラー6の方に向かい、ほぼ平らな頂面を持つ被カバー領域9が抄紙機の走行方向に終端している被カバー領域9の端部に、吹き付け装置の一部である吹き付けボックス11が配置されて、この吹き付けボックスは、被カバー領域9の頂面におけるスロットを通して矢印12の方向にエアーを吹き付ける。このエアーは当該吹き付けが有効に働く領域に、残されたリンティングその他が何も残らないような速い速度を持つ。
【0021】
参照番号13は第2の吹き付けボックスを示す。この第2の吹き付けボックスは吹き付けボックス11と同様に動作する。抄紙機の横断方向における吹き付けボックス11、13の長さは抄紙機の横断方向における被カバー領域9の幅と略等しい。勿論、さらに多くの吹き付けボックスを設けて、吹き付け速度がかなり低くても、一般にクリーニング効果がより信頼できるものとなるようにしても良い。吹き付けボックスの代わりに、多くの数のノズルを持つノズル列を使用することが出来る。吹き付けによって効果的にクリーニングをするために、被カバー領域9はコーティングされた鉄板のような、滑らかな頂面を持つ材料により作成される。ローラー6の近くの、被カバー領域9の端部には、ロール交換の際に動かしうる、例えばダンパー等の可動部分14がある。この可動部分14の目的はローラー6の領域を覆うことにあり、この方向からは、少なくとも実質的な量のリンティングが当該抄紙機の内部へ入ることはなくすことができる。可動部分14には、図示しない空圧シリンダーによって動かされるフレーム構造に配備される、例えば布補強ゴムまたはプラスチックを使用することができる。また、この可動部分14は、端部に加えて、被カバー領域9の頂面の後尾端部の部分も覆うほどの大きさにさえすることができる。
【0022】
被カバー領域9はさらにチャンバー15を含む。このチャンバー15はその下部において床16を持つ。この床16は、下方に向かって略密閉構造を形成する。チャンバー15は、当該抄紙機が運転中、このチャンバーの中で、検査、調整、制御、およびメインテナンス作業をさえなし得るような構造である。それゆえに、チャンバーへの通路、密閉できるように閉じることができるドア、必要に応じてエアーロック構造、および照明が配置されている。上記抄紙機室内の空気圧に比較して僅かに大きな圧力がチャンバー15内に維持される。その結果、チャンバー15の下の紙ウェブ5から到来するリンティングは、チャンバー15の内部へと進入することができない。抄紙機の乾燥部の作業に関する配管および設備がチャンバー15内に配置されている。
【0023】
入力エアー管17及び排出エアー管18が概略的に示されており、これらの管は抄紙機の乾燥部の側に方向付けされて、被カバー領域9の上方または対応するチャンバー15の下方の装置の障害にはならないようにされている。チャンバー15内部の実際の配管は図示されていない。入力エアー管17は多くのフィードラインに枝分かれしている。そしてこれらの枝分かれしたフィードラインにおいて、圧力レベル及び流れが適用個所それぞれに相応しいように制御される。図1において、フィードライン19はウェブガイド手段4によって使用されるように意図されている。そして、フィードライン20は、付属装置7の必要のために意図されている。エアーの供給は、吹き付けボックス11及び13のために、そしてまた、チャンバー15そのもの内の過圧の施与用にもなされている。チャンバー15からの排出用エアーパイプ18はまたウェブガイド手段4の排出エアーパイプ21からの排出エアーフローを受け付ける。この排出エアーフローボックス22は、エアー及びこのエアーと共にリンティングを上記排出エアー管18へと向けることにより、チャンバー15の下方の空間23内に僅かな負圧を維持するのに役立つ。エアーカーテン24が、ローラー16による、リンティングを含むエアーフローを、空間23に向け、さらに排出用エアーパイプ18へと、向けるのに使用される。リンティングが抄紙機の空間内へ有害に拡散するのを防ぐのにより効率的な方法が必要とされる場合、当該抄紙機の熱くなっている部分で(図示しない)他の位置でもエアーカーテンを使用することができる。
【0024】
空間23では、配管およびこれに対応する装置は少なくとも略鉛直に配置されている。その結果、リンティングはいかなる表面上にも堆積しないし、また結果として、製造中に障害を生じさせることがない。紙ウェブ5の下方に装置はほとんどない。その結果、起こり得る製造中断時に紙ウェブ5を、なんら障害がなく、紙ウェブ5の下の、損紙用の(不図示の)従来からの空間へ通すことができる。
【0025】
図1に例示された構造体では、抄紙機の走行方向においてヤンキーシリンダー1のフード2の後に位置する領域内に被カバー領域9が存在している。被カバー領域9は、このようなフードは従来からあるものであるが、この配置によって、抄紙機の乾燥部側の被カバー領域が本発明による構造体がなければ、リンティングの主な部分が抄紙機室内へ拡がっていくことになる領域を主に覆っている。可動部分14およびエアーカーテン24とがさらに被カバー領域9を画成するために使用される。被カバー領域9内において、紙ウェブ5を搬送しかつ案内する装置4、7がさらに、配置され、リンティングが少なくとも有害な方法で、紙ウェブに影響を与える範囲内の、いかなる領域上にも堆積しえないようにして抄紙機の走行性を向上させるようにしてある。
【0026】
図2は、参照番号25におけるウェブガイド手段をより詳細に示す。この手段は紙ウェブ5を非接触に転向するためのエアー転向装置26及び27と、これらの装置間において、さらに非接触の方法で前方に紙ウェブを搬送するエアーサスペンション搬送装置28とを含む。矢印8は抄紙機の走行方向を示す。この抄紙機の乾燥部の構造は、エアー転向装置26及び27の両方が必要とされるかどうかを決定する。さらに、エアー転向装置26、27において、紙ウェブ5が転向されねばならない角度は、エアー転向装置部の構造および寸法による。さらに、エアーサスペンション搬送装置28は、紙ウェブがわずかにその方向(不図示)を変える構造を持ち得る。さらに、必要に応じて、エアー転向装置26、27及びエアーサスペンション搬送装置28はさらに紙ウェブ5を乾燥することができることも理解される。搬送または転向の目的で、紙ウェブ5へこれらの装置によって供給されるエアーはかなり熱くすることができ、このエアーは紙ウェブのさらなる乾燥を行うことができる。エアーサスペンションによるこのさらなる乾燥により、より高い湿度のウェブのドクター処理を行うことができる。これにより、リンティングの発生がより少なくなる。このような要請によれば、エアー転向装置26によって供給されるエアーは、エアーサスペンション搬送装置28領域において紙ウェブ5に作用するエアーよりも熱い温度か、もしくは、低い温度にすることができ、このことはまたエアー転向装置27にもあてはまる。
【0027】
図3は、矢印で示される抄紙機の走行方向8において、フード2の半分体部2’、2”の後の被カバー領域9を示しており、被カバー領域の上部は板状部29(29’,29”,29’’’等)により形成されている。当該板状部は繋ぎ目により結合され、したがって、上記板状部の間の繋ぎ目が当該抄紙機の長手方向においてわずかに盛り上がった隆起部を形成している。吹き付けボックス10と11とのスロットノズルが矢印12の方向にエアーを吹き付ける。上記隆起部は、矢印12の方向に維持できるように、エアーの吹き付けを向ける。必要に応じて、吹き付けボックス(不図示)を、フードの半分体部2’、2”の間の境界面近くに追加して、上記吹き付けボックス10及び11と同様に、当該吹き付けをより効果的にすることができる。
【0028】
図4による装置では、被カバーセクション9は、抄紙機の一方の側から見て、明確に曲線状の上部を有しており、またフード2の上部も曲線状になっている。この図はさらに巻き取り作業を行うローラーのロール30を示している。可動部分14が被カバー領域9の端部に配置されている。ローラーの近くにあるエアーカーテン24及び31は、流れを空間23内に向け、さらにそこから排気フローボックス22内へと向ける。
【0029】
図5による装置は、紙ウェブ5がワイヤー33上にある有孔乾燥用シリンダー32を使用している。このような装置は通気乾燥と呼ばれており、乾燥用シリンダー32の表面に複数の孔があり、該孔からワイヤー33を通じて乾燥用シリンダー32へとエアーが矢印bによって示される方向を理想として吸引される。通気乾燥を使用するには、一般的にはヤンキーシリンダーを使用する。乾燥用シリンダー32とローラー6との間に、さらに効果的な乾燥装置を付加することが必要であるが、図5においては、このような装置は、例えば、乾燥用シリンダーであるが、ここでは図示されていない。しかし、リンティングが乾燥用シリンダーとローラーとの間の領域から効果的に除去されること、及び、被カバー領域9がさらにこれらの領域上にわたり延在することが重要なことである。
【0030】
本発明による装置は、新しい抄紙機に関して使用されるばかりでなく、乾燥部の備品が交換される場合、古い抄紙機に関しても使用することができる。本発明により、負圧を持つ空間23、チャンバー15、及びウェブ搬送手段4は、被カバー領域9の下方に配置することができ、これによって本発明の目的が十分に達成され得る。ヤンキーシリンダー1のフード2を交換しない場合、フードの上部に(不図示の)ブローボックスを配置することができる。このようなボックスは上記のブローボックス11と同じ目的と動作原理を持つ。
【0031】
本発明は、ここに開示された実施形態に限られるものではなく、開示された請求項の範囲内で認められ得るいくつかの変形例が考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】抄紙機の乾燥部における本発明による構造体の側面からの概略図である。
【図2】図1の構造体による紙ウェブのためのエアー転向およびエアーサスペンション搬送構造体の側面からの概略図である。
【図3】図1の構造体による被カバー領域の上部構造の3次元的な概略図である。
【図4】抄紙機の乾燥部における図1の構造体と同様な他の構造体の側面からの概略図である。
【図5】図1の構造体に類する構造体の概略図であるが、ここではいわゆるワイヤーを備えた通気乾燥用シリンダーが乾燥用シリンダーとして使用されている。
Claims (20)
- 少なくとも、乾燥用シリンダー、該乾燥用シリンダーを覆うフード、ウェブガイド用手段、及びローラーから成る、抄紙機の乾燥部のヤンキーシリンダー等内の構造体であって、
この抄紙機の走行方向から見て、当該抄紙機の乾燥部の前記乾燥用シリンダーの後において、上方および側部で少なくとも主に覆われている被カバー領域が少なくとも前記ローラーの領域へ延在していることを特徴とする構造体。 - 請求項1に記載の構造体であって、前記被カバー領域の頂面が前記走行方向において下方に傾けられていることを特徴とする構造体。
- 請求項1または2に記載の構造体であって、前記被カバー領域の上部の少なくとも一部が可動であることを特徴とする構造体。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の構造体であって、前記被カバー領域が頂面を持ち、この頂面が少なくとも該走行方向において主に滑らか、かつ、平らであることを特徴とする構造体。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載の構造体であって、前記被カバー領域は、実質的な段部なしで、前記乾燥用シリンダーにある前記フードに接続されていることを特徴とする構造体。
- 請求項5に記載の構造体であって、前記被カバー領域と前記フードとの間の繋ぎ部が少なくとも実質的に密閉されていることを特徴とする構造体。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の構造体であって、前記被カバー領域はさらに前記ローラーを覆い、その結果、前記ローラーで浮動するリンティングが、少なくとも主に前記被カバー領域内部に維持されることを特徴とする構造体。
- 請求項7に記載の構造体であって、エアーカーテンが前記ローラー領域の紙ウェブから離れるリンティングを導くために使用されることを特徴とする構造体。
- 請求項1に記載の構造体であって、エアーサスペンション及び/又はエアー転向装置が、前記ヤンキーシリンダー等と前記ローラーとの間で、前記紙ウェブの上方で、前記紙ウェブを案内し、かつ、この紙ウェブを前記ローラーへ搬送するために、使用されることを特徴とする構造体。
- 請求項9に記載の構造体であって、前記リンティングが、前記エアーサスペンション及び/又はエアー転向装置の領域から、エアーと共に排出されることを特徴とする構造体。
- 請求項1に記載の構造体であって、負圧が前記エアーサスペンション及び/又はエアー転向装置の上方の空間に施与され、その結果、この負圧の効果により前記紙ウェブから離れるリンティングが前記抄紙機室の内へ拡がることを防止することを特徴とする構造体。
- 請求項11に記載の構造体であって、前記負圧は一以上の排気チャネルで施与されることを特徴とする構造体。
- 請求項12に記載の構造体であって、一以上のエアーカーテンが前記負圧空間を画成するのに設けられる構造体。
- 請求項1に記載の構造体であって、配管および他の装置の外面が、前記エアーサスペンション及び/又はエアー転向装置の上方の負圧空間と略垂直に配置されて、前記空間はローラーへと延びていることを特徴とする構造体。
- 請求項14に記載の構造体であって、前記配管および他の装置は前記負圧空間の上部を画成する略水平な壁部を介して方向付けされることを特徴とする構造体。
- 請求項1に記載の構造体であって、前記ヤンキーシリンダーと前記ローラーとの間の被カバー領域は、その下部に壁部を有するチャンバーから成り、この壁部が当該チャンバーとその下の空間を区分けし、かつ、このチャンバーにおいて、エアーフローにより正圧が施与されることを特徴とする構造体。
- 請求項16に記載の構造体であって、供給用かつ排出用配管、リンティング吸引装置、及び制御かつ規制装置が前記チャンバーに配備されていることを特徴とする構造体。
- 請求項1に記載の構造体であって、吹き付け装置が前記被カバー空間の上面近くに配置されており、この吹き付け装置は前記抄紙機の走行方向とは反対方向において、前記被カバー領域の前記頂面に対して、所定圧力でエアーを吹き付けることを特徴とする構造体。
- 請求項18に記載の構造体であって、リンティングが前記被カバー領域の頂面上に残されることのないような流速でエアーが前記吹き付け装置から排出されることを特徴とする構造体。
- 請求項19に記載の構造体であって、複数のノズル若しくはノズル群及び/又は方向付けされた吹き付け用開口が前記被カバー領域の頂面に配されて、これらの組み合わせによる動作によって、前記被カバー領域の全体又は少なくとも被カバー領域の主たる部分が、リンティング層が無い状態を維持するようにされていることを特徴とする構造体。
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