JP2004505284A - 出動車両のルート及び位置を自動車に伝送する方法 - Google Patents
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Abstract
出動車両のルート及び位置を自動車に伝送する方法が提供される。この方法は、自動車内のドライバに早期に出動車両の通過をシグナリングすることに使用される。ここでディジタル無線信号を用いて出動車両の位置及びルートが自動車に伝送される。自動車の周囲には領域が規定され、その結果出動車両の位置及びルートがそれぞれに自動車にとって重要なものとなるか否かについて検出される。出動車両の位置及びルートはディジタル無線信号を用いて本部に伝送されるか、出動指揮部がこのことを本部に伝送する。出動車両が自動車を通過する場合には、自動車は表示装置に出動車両を記号によって表示する。
Description
【0001】
従来技術
本発明は、独立請求項の上位概念による、出動車両の位置及びルートを自動車に伝送する方法に関する。
【0002】
出動車両がサイレンを使用することは既知であり、自動車ドライバはこのサイレンに反応して出動車両に対して場所を作り、脇に寄るかまたは停車し、これによって出動車両は可能な限り早く目的地に到達することができる。
【0003】
発明の利点
独立請求項記載の特徴を備えた、出動車両の位置及びルートを自動車に伝送する本発明の方法はこれに対して、自動車内のドライバに出動車両の通過に関する情報がサイレンを用いる場合よりも早期に与えられるので、出動車両は目的地により早く到着することができるという利点を有する。本発明による方法は構造的な付加費用を必要とせず、ラジオ受信器、自動車PCまたはナビゲーション装置のソフトウェアで実現することができる。結果として本発明は生命の救助に寄与する。
【0004】
別の利点は、自動車のドライバに既にサイレンが聴こえている場合であっても、ドライバはより早く、殊に正確に反応できることである。音響的なサイレン信号がマルチパスで受信されるので、ドライバはまさに住宅地帯では信号が到来しない方向をしばしば突きとめることができない。これに対して、本発明による方法を用いることによりドライバはこの方向情報をナビゲーションによって得る。
【0005】
従属請求項に記載されている措置によって、独立請求項に記載されている出動車両の位置及びルートを自動車に伝送する方法の有利な改善実施形態が可能である。
【0006】
殊に有利には、自動車の周囲の領域が円によって規定され、出動車両が領域内に存在するか否かが判定され、その結果出動車両の到着が自動車のドライバにシグナリングされる、またはシグナリングされない。選択的に、自動車の周囲の道路においてある距離がおかれるように領域が規定されることは有利である。このことにより、出動車両が自動車の近傍に存在するか否かについてより正確に判断される。この地理的なフィルタを使用することにより、ドライバから隠されて、自動車の周囲の領域に存在する出動車両のみを表示することも可能である。ドライバに対する情報の負担はこれにより有利には回避される。
【0007】
それに加え、出動車両が目下の位置及び予定されるルートをディジタル無線信号でもって本部に伝送することは有利であり、この目下の位置及びルートは自動車に別のディジタル無線信号を介して通知されるので、この自動車には目下の位置及び目下のルートに関する情報が付与される。選択的に、出動車両の出動指揮部が本部にこの情報を伝送し、出動車両の位置が出動指揮部の単一無線信号により明らかにされる。それどころか、単一ラジオビーコンを使用することができる。これによってある種の艦隊管理(Flottenmanagement)が実現される。
【0008】
さらには、出動車両の目下の位置及び目下のルートがディジタル放送信号を介して自動車に放送モードで伝送されることは有利である。例えばDAB(Digital Audio Broadcasting)のようなディジタル放送信号は、出動車両の位置ないし出動車両のルートのような付加情報を伝送する快適な可能性を提供する。
【0009】
さらに、自動車の近傍すなわち規定された領域内に出動車両が存在する場合には、出動車両が記号によって自動車内のナビゲーション装置の表示装置に表される、及び/又は、音響的な警告が送出される。これによって自動車のドライバは出動車両の接近を監視及び判定することができる。
【0010】
さらには、本発明による方法を実施するための手段を有する自動車及び出動車両が使用されることも有利である。
【0011】
図面
本発明の実施例を図面に示し、以下詳細に説明する。ここで図1は、出動車両と本部と自動車との間のデータ伝送を示す。図2は、出動車両における送信装置をブロック図で示す。図3は、自動車における受信装置をブロック図で示す。図4は、本発明による方法のフローチャートである。
【0012】
実施例の説明
自動車の台数が多くなることにより交通量は増え続ける。したがって救急車及び消防車のような出動車両にとって、早めに相応の出動現場に到着することがますます困難になる。したがって本発明によれば、自動車にサイレンが聞こえるようになる前に、出動車両が接近していることに関する情報が付与されることに用いられる、出動車両のルート及び位置を自動車に伝送する方法が使用される。これにより生死にとって重要な時間的な利点が得られる。しかしながら、ドライバに既にサイレンが聞こえている場合であっても、ドライバによる出動車両の方位測定は音響的なサイレン信号のマルチパス伝播に基づき困難である。出動車両は位置及びルートをディジタル無線信号を用いて本部に伝送するか、もしくは出動指揮部が位置及び予定されるルートを本部に伝送する。この場合出動車両に関するデータはディジタル放送信号またはディジタル無線信号を用いて自動車に放送モードで伝送される。自動車に接近する出動車両については、自動車内のナビゲーション装置の表示装置に記号によって表すことができる、及び/又は、音響的な警告を送出することができ、その結果ドライバにとって出動車両の接近を判定することが容易になる。
【0013】
図1には、出動車両と本部と自動車との間のデータ伝送が記号によって表されている。出動車両1はアンテナ2を有する。本部3はアンテナ4及びアンテナ5を有する。代表して2つ示されている自動車6及び8はそれぞれアンテナ7及び9を有する。
【0014】
出動車両1は、ディジタル無線信号を用いて目下の位置及び走行すべきルートを本部3に伝送するためにアンテナ2を使用する。本部3はこのディジタル無線信号を受信するためにアンテナ4を使用する。この無線信号はここでは放送信号であってよい。例えばこのために、GSM(Global System Mobal Communication)またはUMTS(Universal Mobal Telecommunication System)無線信号を使用することができる。本部3は受信したデータを変換し、このデータをディジタル放送信号を用いてアンテナ5を介して送信する。ディジタル放送信号として、DAB(Digital Audio Broadcasting)無線信号が使用される。ディジタル放送信号はデータの無指向性の伝播を可能にし、殊にDAB信号のようなディジタル放送信号は伝送されるオーディオプログラムに付加的な情報を簡単に伝送することができる。DABの他にも、TMC(Traffic Messig Controll)またはRDS(Radio Data Signal)またはDVB(Digital Video Broadcasting)またはDRM(Digital Radio Mondiale)または他のディジタル放送規格を使用することができる。次いで、自動車6及び8はアンテナ7及び9を用いてこのディジタル放送信号を受信する。自動車6及び8はラジオ受信器を用いて、ディジタル放送信号における情報を、出動車両は自動車6及び8を通過していくか否か、または出動車両が走行方向を横断するか否かについて評価する。出動車両が自動車のルートを横断する可能性が既に存在する場合には、警告が既に出力される。ラジオ受信器は情報を評価するためにプロセッサを有する。
【0015】
ディジタル放送信号の変わりに、移動通信信号を使用することも可能であり、これらの移動通信信号を放送モード、すなわち信号の無指向性の伝播を用いて伝送することができる。このことは、GSMまたはUMTSのような現行の移動通信規格において可能である。
【0016】
図2には、出動車両における送信装置がブロック図として示されている。ナビゲーション装置12はプロセッサ11のデータ入力側に接続されている。プロセッサ11はさらに送信器10のデータ入力側と接続されている。送信器10の出力側はアンテナ2に案内されている。プロセッサ11はナビゲーション装置12を用いて、出動車両1の目下の位置及び出動車両が辿る予定されるルートを算出する。このために例えば、走行の開始時に目的地を簡単に入力することが可能であり、ナビゲーション装置は目下の位置に依存して見込みのあるルートを示す。走行の開始時に設定された全体のルートを提示する、または複数の選択的なルートを伝送することも可能である。
【0017】
ナビゲーション装置12は、GPS(Global Position System)受信器及び回転率センサを用いて目下の位置を算出することができる。プロセッサ11は送信器10を用いて伝送するための目下の位置及び走行すべきルートを用意する。送信器10はディジタル・アナログ変換器及び送信増幅器を有する。アンテナ2を用いて信号が放射される。移動通信システムが設けられている場合には、プロセッサ11は本部3の移動通信番号をダイヤルし、本部3との移動通信チャネルを確立する。移動通信チャネルが確立されると、データすなわち位置及び予定されるルートが出動車両1から本部3に伝送される。
【0018】
択一的に、出動車両1が、出動指揮部によって検出される特徴的な信号を示す送信器を有することも可能である。出動指揮部はこの特徴的な無線信号に基づいて、どこに出動車両が居るかを検出する。さらに、出動指揮部には出動車両1の考えられる且つ見込みのあるルートに関する情報が付与されている。これによって、目下の位置及びルートが本部3に伝送される。この伝送を、無線を介するか、有線の信号伝送、例えば電話網を介して行うことができる。
【0019】
図3には、自動車6及び8においてそれぞれ使用される受信装置が示されている。アンテナ7は高周波数受信器13の入力側と接続されている。高周波数受信器13の出力側はディジタル化部14の入力側に案内されている。ディジタル化部14のデータ出力側はプロセッサ15の第1のデータ入力側に案内されている。プロセッサ15の第2のデータ入力側にはナビゲーション装置16が接続されている。プロセッサ15の第1のデータ出力側は信号処理部17に案内されており、信号処理部17のデータ出力側は表示装置18のデータ入力側と接続されている。プロセッサ15の第2のデータ出力側は信号処理部19に案内されている。信号処理部19の出力側はスピーカ20の入力側に案内されている。
【0020】
ディジタル放送信号はアンテナ7を用いて受信される。高周波数受信器13は受信したディジタル放送信号の増幅、フィルタリング及び中間周波数への変換を行う。次いでディジタル化部14はディジタルデータストリームを形成するためにディジタル・アナログ変換を行う。さらにディジタル化部14はチャネル復号、場合によっては情報源復号を行う。プロセッサ15は受信したデータを、このデータがオーディオプログラム及び/又は付加情報であるか否かについて調べる。
【0021】
付加情報が出動車両1の位置及びルートである場合、プロセッサ15は出動車両1の位置が自動車6及び8の周辺の領域内にあるか否かについて検査する。このために、プロセッサ15はナビゲーション装置16を用いて先ず自動車自体の位置を算出する。次いでプロセッサ15はこの位置の周囲に200mの半径を引く。半径は変更することができる。出動車両1の位置が200mの半径で規定されているこの領域内にあれば、プロセッサ15はドライバにこのことをシグナリングすべきことを検出する。このためにプロセッサ15は表示装置18を使用し、図示されているディジタルマップ上でドライバに対して出動車両の位置及び走行方向、必要に応じて出動車両のルートを表示する。これによってドライバは自身が出動車両1のルートにいるか否かを識別する。これに加え、出動車両1が自動車の経路を横断するか否かが検査される、その結果ドライバには事前に警告がなされ、必要に応じて道をあける。さらにドライバは、出動車両1と自身の自動車との距離がどれぐらいでるかを識別する。
【0022】
それに加えプロセッサ15はスピーカ20を使用し、例えば設定されたテキストによって指示することができる音響的な警告でもってドライバに出動車両が接近していることを通知する。そのようなテキストは例えば、交差点における「右側より出動車両!」または通過の際の「後方より出動車両!」のようなものが挙げられる。信号処理部17は、プロセッサ15から送信されたデータを表示装置18に供給する。表示装置18は例えばプラズマスクリーンまたはTFTディスプレイである。信号処理部19はディジタル・アナログ変換、必要に応じてオーディオアンプを用いてオーディオ信号の増幅を行う。
【0023】
出動車両に関するデータが移動通信信号を用いて自動車に通知される場合には、自動車6及び8は移動通信装置を有し、これらの移動通信装置はディジタル無線信号を受信するための相応の手段を有する。これによって、純粋な電話通信及びデータ伝送以外にも予定することができる、そのような移動通信装置の付加的な利用が実現される。
【0024】
図4には本発明による方法がフローチャートで表されている。ステップ21では出動車両1がアンテナ2を用いて位置及びルートを本部3に伝送する。このために出動車両1は、図2に示した送信装置を使用する。択一的には、アンテナ2を用いて無線信号、例えばラジオビーコンまたは他の周期的な信号を送信することも可能であり、この無線信号に基づき出動指揮部は出動車両1の位置を検出する。これに加え出動指揮部にはルートが既知であるので、出動指揮部は本部3にこれらのデータを伝送することができる。
【0025】
ステップ22では、本部3がディジタル放送信号を用いて伝送するための位置データ及びルートを提供する。ここではDAB信号が使用される。本部3は位置データ及びルートをDAB信号に付加する。したがって本部3はここでは、DABによる従来のオーディオプログラムも送信する。さらには、本部3が異なる出動車両についてのデータを放送供給領域についてのDABデータに付加することも可能である。したがって、自動車6及び8の放送信号のための受信装置は出動車両に関するデータを、ドライバから隠されて、それぞれの自動車にとっての地理的な重要性に関して評価することが必要である。DAB信号は、例えば公共の旅客近距離輸送に情報を提供するために、他のデータ伝送にも使用することができるので、そのようなインフラストラクチャを出動車両に関するデータの伝送のために使用することもできる。
【0026】
アンテナ5を用いて本部3はDAB放送信号を送信する。択一的に、放送モードで送信される移動通信信号を使用することができる。この場合、アンテナ5を省略することができ、アンテナ4のみを使用することが考えられる。この場合には自動車6及び8は同様に、移動通信信号を受信するために移動通信装置を有する必要がある。
【0027】
ステップ23においては、自動車6及び8がディジタル放送信号を図3に示した受信装置を用いて受信し、この受信装置はディジタル放送信号に包含されている出動車両に関する情報を評価する。
【0028】
ステップ24では、プロセッサ15が出動車両1の情報が自動車にとって重要であるか否かを決定する。このことをプロセッサは、上述したように、自動車の周囲の領域に基づいて確定する。領域を一方では、上述したように、半径によって確定することができ、他方では該当する自動車に基づいた既存の道路上の距離によって確定することができる。出動車両1がこの領域内に存在すれば、この出動車両は自動車及びドライバにとって重要であり、出動車両1が接近していることがドライバに対して音響的及び/又は光学的に表される。それに加え、出動車両のルートが予想として自動車を通過するか否か、または交差点において遭遇するか否かが検査される。
【0029】
択一的に、先ず出動車両が領域内に存在するか否かが検査され、この検査によって表示装置18における光学的な表示及び/又はスピーカ20を用いる音響的な警告を生じさせることが可能である。この場合2番目のステップでは、予定されるルートが自動車のルートに沿っているか否かについて検査され、肯定であれば音響的な警告がなされる。このやり方は例えば、ドライバにある種の事前警告を提供するために有用である。事前警告がなされる場合にはステップ25においてこのことがドライバにシグナリングされる。事前警告がなされない場合にはステップ26において情報が放棄される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
出動車両と本部と自動車との間のデータ伝送である。
【図2】
出動車両における送信装置のブロック図である。
【図3】
自動車における受信装置のブロック図である。
【図4】
本発明による方法のフローチャートである。
従来技術
本発明は、独立請求項の上位概念による、出動車両の位置及びルートを自動車に伝送する方法に関する。
【0002】
出動車両がサイレンを使用することは既知であり、自動車ドライバはこのサイレンに反応して出動車両に対して場所を作り、脇に寄るかまたは停車し、これによって出動車両は可能な限り早く目的地に到達することができる。
【0003】
発明の利点
独立請求項記載の特徴を備えた、出動車両の位置及びルートを自動車に伝送する本発明の方法はこれに対して、自動車内のドライバに出動車両の通過に関する情報がサイレンを用いる場合よりも早期に与えられるので、出動車両は目的地により早く到着することができるという利点を有する。本発明による方法は構造的な付加費用を必要とせず、ラジオ受信器、自動車PCまたはナビゲーション装置のソフトウェアで実現することができる。結果として本発明は生命の救助に寄与する。
【0004】
別の利点は、自動車のドライバに既にサイレンが聴こえている場合であっても、ドライバはより早く、殊に正確に反応できることである。音響的なサイレン信号がマルチパスで受信されるので、ドライバはまさに住宅地帯では信号が到来しない方向をしばしば突きとめることができない。これに対して、本発明による方法を用いることによりドライバはこの方向情報をナビゲーションによって得る。
【0005】
従属請求項に記載されている措置によって、独立請求項に記載されている出動車両の位置及びルートを自動車に伝送する方法の有利な改善実施形態が可能である。
【0006】
殊に有利には、自動車の周囲の領域が円によって規定され、出動車両が領域内に存在するか否かが判定され、その結果出動車両の到着が自動車のドライバにシグナリングされる、またはシグナリングされない。選択的に、自動車の周囲の道路においてある距離がおかれるように領域が規定されることは有利である。このことにより、出動車両が自動車の近傍に存在するか否かについてより正確に判断される。この地理的なフィルタを使用することにより、ドライバから隠されて、自動車の周囲の領域に存在する出動車両のみを表示することも可能である。ドライバに対する情報の負担はこれにより有利には回避される。
【0007】
それに加え、出動車両が目下の位置及び予定されるルートをディジタル無線信号でもって本部に伝送することは有利であり、この目下の位置及びルートは自動車に別のディジタル無線信号を介して通知されるので、この自動車には目下の位置及び目下のルートに関する情報が付与される。選択的に、出動車両の出動指揮部が本部にこの情報を伝送し、出動車両の位置が出動指揮部の単一無線信号により明らかにされる。それどころか、単一ラジオビーコンを使用することができる。これによってある種の艦隊管理(Flottenmanagement)が実現される。
【0008】
さらには、出動車両の目下の位置及び目下のルートがディジタル放送信号を介して自動車に放送モードで伝送されることは有利である。例えばDAB(Digital Audio Broadcasting)のようなディジタル放送信号は、出動車両の位置ないし出動車両のルートのような付加情報を伝送する快適な可能性を提供する。
【0009】
さらに、自動車の近傍すなわち規定された領域内に出動車両が存在する場合には、出動車両が記号によって自動車内のナビゲーション装置の表示装置に表される、及び/又は、音響的な警告が送出される。これによって自動車のドライバは出動車両の接近を監視及び判定することができる。
【0010】
さらには、本発明による方法を実施するための手段を有する自動車及び出動車両が使用されることも有利である。
【0011】
図面
本発明の実施例を図面に示し、以下詳細に説明する。ここで図1は、出動車両と本部と自動車との間のデータ伝送を示す。図2は、出動車両における送信装置をブロック図で示す。図3は、自動車における受信装置をブロック図で示す。図4は、本発明による方法のフローチャートである。
【0012】
実施例の説明
自動車の台数が多くなることにより交通量は増え続ける。したがって救急車及び消防車のような出動車両にとって、早めに相応の出動現場に到着することがますます困難になる。したがって本発明によれば、自動車にサイレンが聞こえるようになる前に、出動車両が接近していることに関する情報が付与されることに用いられる、出動車両のルート及び位置を自動車に伝送する方法が使用される。これにより生死にとって重要な時間的な利点が得られる。しかしながら、ドライバに既にサイレンが聞こえている場合であっても、ドライバによる出動車両の方位測定は音響的なサイレン信号のマルチパス伝播に基づき困難である。出動車両は位置及びルートをディジタル無線信号を用いて本部に伝送するか、もしくは出動指揮部が位置及び予定されるルートを本部に伝送する。この場合出動車両に関するデータはディジタル放送信号またはディジタル無線信号を用いて自動車に放送モードで伝送される。自動車に接近する出動車両については、自動車内のナビゲーション装置の表示装置に記号によって表すことができる、及び/又は、音響的な警告を送出することができ、その結果ドライバにとって出動車両の接近を判定することが容易になる。
【0013】
図1には、出動車両と本部と自動車との間のデータ伝送が記号によって表されている。出動車両1はアンテナ2を有する。本部3はアンテナ4及びアンテナ5を有する。代表して2つ示されている自動車6及び8はそれぞれアンテナ7及び9を有する。
【0014】
出動車両1は、ディジタル無線信号を用いて目下の位置及び走行すべきルートを本部3に伝送するためにアンテナ2を使用する。本部3はこのディジタル無線信号を受信するためにアンテナ4を使用する。この無線信号はここでは放送信号であってよい。例えばこのために、GSM(Global System Mobal Communication)またはUMTS(Universal Mobal Telecommunication System)無線信号を使用することができる。本部3は受信したデータを変換し、このデータをディジタル放送信号を用いてアンテナ5を介して送信する。ディジタル放送信号として、DAB(Digital Audio Broadcasting)無線信号が使用される。ディジタル放送信号はデータの無指向性の伝播を可能にし、殊にDAB信号のようなディジタル放送信号は伝送されるオーディオプログラムに付加的な情報を簡単に伝送することができる。DABの他にも、TMC(Traffic Messig Controll)またはRDS(Radio Data Signal)またはDVB(Digital Video Broadcasting)またはDRM(Digital Radio Mondiale)または他のディジタル放送規格を使用することができる。次いで、自動車6及び8はアンテナ7及び9を用いてこのディジタル放送信号を受信する。自動車6及び8はラジオ受信器を用いて、ディジタル放送信号における情報を、出動車両は自動車6及び8を通過していくか否か、または出動車両が走行方向を横断するか否かについて評価する。出動車両が自動車のルートを横断する可能性が既に存在する場合には、警告が既に出力される。ラジオ受信器は情報を評価するためにプロセッサを有する。
【0015】
ディジタル放送信号の変わりに、移動通信信号を使用することも可能であり、これらの移動通信信号を放送モード、すなわち信号の無指向性の伝播を用いて伝送することができる。このことは、GSMまたはUMTSのような現行の移動通信規格において可能である。
【0016】
図2には、出動車両における送信装置がブロック図として示されている。ナビゲーション装置12はプロセッサ11のデータ入力側に接続されている。プロセッサ11はさらに送信器10のデータ入力側と接続されている。送信器10の出力側はアンテナ2に案内されている。プロセッサ11はナビゲーション装置12を用いて、出動車両1の目下の位置及び出動車両が辿る予定されるルートを算出する。このために例えば、走行の開始時に目的地を簡単に入力することが可能であり、ナビゲーション装置は目下の位置に依存して見込みのあるルートを示す。走行の開始時に設定された全体のルートを提示する、または複数の選択的なルートを伝送することも可能である。
【0017】
ナビゲーション装置12は、GPS(Global Position System)受信器及び回転率センサを用いて目下の位置を算出することができる。プロセッサ11は送信器10を用いて伝送するための目下の位置及び走行すべきルートを用意する。送信器10はディジタル・アナログ変換器及び送信増幅器を有する。アンテナ2を用いて信号が放射される。移動通信システムが設けられている場合には、プロセッサ11は本部3の移動通信番号をダイヤルし、本部3との移動通信チャネルを確立する。移動通信チャネルが確立されると、データすなわち位置及び予定されるルートが出動車両1から本部3に伝送される。
【0018】
択一的に、出動車両1が、出動指揮部によって検出される特徴的な信号を示す送信器を有することも可能である。出動指揮部はこの特徴的な無線信号に基づいて、どこに出動車両が居るかを検出する。さらに、出動指揮部には出動車両1の考えられる且つ見込みのあるルートに関する情報が付与されている。これによって、目下の位置及びルートが本部3に伝送される。この伝送を、無線を介するか、有線の信号伝送、例えば電話網を介して行うことができる。
【0019】
図3には、自動車6及び8においてそれぞれ使用される受信装置が示されている。アンテナ7は高周波数受信器13の入力側と接続されている。高周波数受信器13の出力側はディジタル化部14の入力側に案内されている。ディジタル化部14のデータ出力側はプロセッサ15の第1のデータ入力側に案内されている。プロセッサ15の第2のデータ入力側にはナビゲーション装置16が接続されている。プロセッサ15の第1のデータ出力側は信号処理部17に案内されており、信号処理部17のデータ出力側は表示装置18のデータ入力側と接続されている。プロセッサ15の第2のデータ出力側は信号処理部19に案内されている。信号処理部19の出力側はスピーカ20の入力側に案内されている。
【0020】
ディジタル放送信号はアンテナ7を用いて受信される。高周波数受信器13は受信したディジタル放送信号の増幅、フィルタリング及び中間周波数への変換を行う。次いでディジタル化部14はディジタルデータストリームを形成するためにディジタル・アナログ変換を行う。さらにディジタル化部14はチャネル復号、場合によっては情報源復号を行う。プロセッサ15は受信したデータを、このデータがオーディオプログラム及び/又は付加情報であるか否かについて調べる。
【0021】
付加情報が出動車両1の位置及びルートである場合、プロセッサ15は出動車両1の位置が自動車6及び8の周辺の領域内にあるか否かについて検査する。このために、プロセッサ15はナビゲーション装置16を用いて先ず自動車自体の位置を算出する。次いでプロセッサ15はこの位置の周囲に200mの半径を引く。半径は変更することができる。出動車両1の位置が200mの半径で規定されているこの領域内にあれば、プロセッサ15はドライバにこのことをシグナリングすべきことを検出する。このためにプロセッサ15は表示装置18を使用し、図示されているディジタルマップ上でドライバに対して出動車両の位置及び走行方向、必要に応じて出動車両のルートを表示する。これによってドライバは自身が出動車両1のルートにいるか否かを識別する。これに加え、出動車両1が自動車の経路を横断するか否かが検査される、その結果ドライバには事前に警告がなされ、必要に応じて道をあける。さらにドライバは、出動車両1と自身の自動車との距離がどれぐらいでるかを識別する。
【0022】
それに加えプロセッサ15はスピーカ20を使用し、例えば設定されたテキストによって指示することができる音響的な警告でもってドライバに出動車両が接近していることを通知する。そのようなテキストは例えば、交差点における「右側より出動車両!」または通過の際の「後方より出動車両!」のようなものが挙げられる。信号処理部17は、プロセッサ15から送信されたデータを表示装置18に供給する。表示装置18は例えばプラズマスクリーンまたはTFTディスプレイである。信号処理部19はディジタル・アナログ変換、必要に応じてオーディオアンプを用いてオーディオ信号の増幅を行う。
【0023】
出動車両に関するデータが移動通信信号を用いて自動車に通知される場合には、自動車6及び8は移動通信装置を有し、これらの移動通信装置はディジタル無線信号を受信するための相応の手段を有する。これによって、純粋な電話通信及びデータ伝送以外にも予定することができる、そのような移動通信装置の付加的な利用が実現される。
【0024】
図4には本発明による方法がフローチャートで表されている。ステップ21では出動車両1がアンテナ2を用いて位置及びルートを本部3に伝送する。このために出動車両1は、図2に示した送信装置を使用する。択一的には、アンテナ2を用いて無線信号、例えばラジオビーコンまたは他の周期的な信号を送信することも可能であり、この無線信号に基づき出動指揮部は出動車両1の位置を検出する。これに加え出動指揮部にはルートが既知であるので、出動指揮部は本部3にこれらのデータを伝送することができる。
【0025】
ステップ22では、本部3がディジタル放送信号を用いて伝送するための位置データ及びルートを提供する。ここではDAB信号が使用される。本部3は位置データ及びルートをDAB信号に付加する。したがって本部3はここでは、DABによる従来のオーディオプログラムも送信する。さらには、本部3が異なる出動車両についてのデータを放送供給領域についてのDABデータに付加することも可能である。したがって、自動車6及び8の放送信号のための受信装置は出動車両に関するデータを、ドライバから隠されて、それぞれの自動車にとっての地理的な重要性に関して評価することが必要である。DAB信号は、例えば公共の旅客近距離輸送に情報を提供するために、他のデータ伝送にも使用することができるので、そのようなインフラストラクチャを出動車両に関するデータの伝送のために使用することもできる。
【0026】
アンテナ5を用いて本部3はDAB放送信号を送信する。択一的に、放送モードで送信される移動通信信号を使用することができる。この場合、アンテナ5を省略することができ、アンテナ4のみを使用することが考えられる。この場合には自動車6及び8は同様に、移動通信信号を受信するために移動通信装置を有する必要がある。
【0027】
ステップ23においては、自動車6及び8がディジタル放送信号を図3に示した受信装置を用いて受信し、この受信装置はディジタル放送信号に包含されている出動車両に関する情報を評価する。
【0028】
ステップ24では、プロセッサ15が出動車両1の情報が自動車にとって重要であるか否かを決定する。このことをプロセッサは、上述したように、自動車の周囲の領域に基づいて確定する。領域を一方では、上述したように、半径によって確定することができ、他方では該当する自動車に基づいた既存の道路上の距離によって確定することができる。出動車両1がこの領域内に存在すれば、この出動車両は自動車及びドライバにとって重要であり、出動車両1が接近していることがドライバに対して音響的及び/又は光学的に表される。それに加え、出動車両のルートが予想として自動車を通過するか否か、または交差点において遭遇するか否かが検査される。
【0029】
択一的に、先ず出動車両が領域内に存在するか否かが検査され、この検査によって表示装置18における光学的な表示及び/又はスピーカ20を用いる音響的な警告を生じさせることが可能である。この場合2番目のステップでは、予定されるルートが自動車のルートに沿っているか否かについて検査され、肯定であれば音響的な警告がなされる。このやり方は例えば、ドライバにある種の事前警告を提供するために有用である。事前警告がなされる場合にはステップ25においてこのことがドライバにシグナリングされる。事前警告がなされない場合にはステップ26において情報が放棄される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
出動車両と本部と自動車との間のデータ伝送である。
【図2】
出動車両における送信装置のブロック図である。
【図3】
自動車における受信装置のブロック図である。
【図4】
本発明による方法のフローチャートである。
Claims (10)
- 出動車両(1)のルート及び位置を自動車(6,8)に伝送する方法において、
前記ルート及び前記位置を本部(3)に伝送し、
該ルート及び該位置を第1のディジタル無線信号を用いて送信し、
該第1のディジタル無線信号を前記自動車(6,8)内の受信装置によって受信し、
前記ルート及び前記位置をそれぞれの自動車(6,8)の周囲の領域と比較し、
該比較に依存して、それぞれの前記自動車において警告を送出することを特徴とする、出動車両(1)のルート及び位置を自動車(6,8)に伝送する方法。 - 前記領域をそれぞれの前記自動車(6,8)の周囲の所定の半径によって規定し、
該領域内に前記出動車両(1)の位置が存在する場合、及び/又は、前記出動車両(1)が走行方向においてそれぞれの前記自動車を通過する、または走行方向を横断する場合には、それぞれの前記自動車(6,8)において前記警告を送出する、請求項1記載の方法。 - 前記領域をそれぞれの前記自動車(6,8)の周囲の道路によって規定し、前記出動車両(1)がそれぞれの前記自動車(6,8)の周囲の該道路において所定の距離を下回った場合、及び/又は、それぞれの前記自動車(6,8)を走行方向において通過する、または走行方向を横断する場合には、それぞれの前記自動車(6,8)において前記警告を送出する、請求項1記載の方法。
- 前記出動車両(1)のルート及び位置を、該出動車両(1)から第2のディジタル無線信号を用いて前記本部(3)に伝送する、請求項2または3記載の方法。
- 前記出動車両(1)のルート及び位置を前記本部(3)に伝送し、該出動車両(1)の位置を無線信号を用いて検出する、請求項2または3記載の方法。
- 前記第1のディジタル無線信号としてディジタル放送信号を使用する、請求項4または5記載の方法。
- 前記出動車両(1)を、それぞれの前記自動車における表示装置(18)上に記号によって表示する、及び/又は、それぞれの前記自動車におけるスピーカ(20)を用いて表す、請求項6記載の方法。
- 自動車(6,8)が受信装置と、プロセッサ(15)と、ナビゲーション装置(16)と、光学的及び/又は音響的に表すための手段(18,20)とを有することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項記載の方法を実施する自動車。
- 出動車両(1)が送信器(10)及びナビゲーション装置(12)を有することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項記載の方法を実施する出動車両。
- 本部が受信する手段と、情報を処理する手段と、送信する手段とを有することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項記載の方法を実施する本部。
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