JP2004505017A - クロロキンおよび3−(1−(((4−((6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ)ペンチル)アミノ)−エチリデン)−ジヒドロ−2(3h)フラノンを含有するマラリア治療に使用される組み合わせキット - Google Patents

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Abstract

カプセル形態の個々の用量の抗−マラリア剤3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノン(I)および錠剤形態の抗−マラリア剤クロロキン、ならびに該2種の薬剤の投与のためのインストラクション材料を有する、Plasmodium vivax(P. vivax)により引き起こされるマラリアの治療のための組み合わせキット。該組み合わせキットは、6日間の治療規則に特に適したものであり、該治療規則において、500mgのリン酸クロロキン(300mgの塩基に相当)を含有する5個の錠剤(1日目に3錠、2日目および3日目にそれぞれ1錠)、および25mgの3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノン(I)を含有する5個のカプセル(2日目から6日目にかけてそれぞれ1個ずつ)により治療が行なわれる。

Description

【0001】
発明の分野:
本発明は、マラリアの治療に使用される組み合わせキットおよびかかるキットの製造方法に関する。詳細には、本発明は、抗−マラリア剤、3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノンおよびクロロキンを含む組み合わせキットに関する。より詳細には、本発明は、Plasmodium vivaxにより引き起こされる回帰性マラリアに対する抗−マラリア剤、3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノンおよびクロロキンを含む組み合わせキットの、より良く患者が耐えられる使用に関する。さらに本発明は、P. vivaxにより引き起こされるマラリアの治療方法に関する。
【0002】
発明の背景:
Plasmodiumと呼ばれる寄生性原生動物により引き起こされるマラリアは、最も重症かつ複雑な熱帯性の奇生体症の1つである。一般的には、ヒトのマラリアは4種のマラリア奇生体により引き起こされ、それらはPlasmodium falciparium、Plasmodium vivax、Plasmodium ovaleおよびPlasmodium malaroaeである。これらのうち、Plasmodium falcipariumおよびPlasmodium vivaxは最も広範に分布しており、これらのタイプの感染の死亡率および罹病率が最も高い。
【0003】
マラリア奇生体はヒト体内で複雑な生活環をたどり、その生活環は、感染性のメスのマダラカが噛むことにより開始される。蚊が宿主を噛む場合、いくつかのソポロゾイトが宿主血流に注入され、循環によりそれらは肝臓に至り、そこでそれらは増殖し、メロゾイトを血流中に放出し、その後それらは赤血球に侵入する。P. vivaxにより引き起こされる感染の場合、大部分の時間において奇生体は肝臓中で休止状態であり、その段階はヒプノゾイトと呼ばれる。ヒプノゾイトは再活性化され、血液の奇生体症段階を再び引き起こす。P. vivaxに感染した人々が、その最初の発病後、長期間にわたって徴候を表さないが、一定期間経過後に徴候を表すことが、しばしば観察される(Korean J. Intern Med, 1999 Jul; 14(2): 86−9)。
【0004】
天然起源から合成品までの多くの薬剤がマラリア治療のために開発されている。キニーネおよびアルテミシニンは広く知られた天然起源の薬剤であり、それらはマラリアの治療によく使用されている。クロロキン、メフロキン、プリマキン、ハロファントリン、アモジアキン、プログアニル、マロプリムのごとき多くの合成抗−マラリア剤が文献において知られている。すべての合成抗−マラリア剤のうち、クロロキンはこれまで60年以上にわたりすべてのタイプのマラリアの治療のために最も広く処方されている薬剤である。
【0005】
クロロキンはP. vivaxマラリア感染に関しては有効な治療薬であるが、P. vivaxのいくつかの株はこの良く知られた薬剤に耐性を示している(Ann. Trop. Med. Parasitol., 1999 Apr; 93(3): 225−230)。近年、薬剤耐性マラリアがマラリア抑制における最も重大な問題の1つとなっている。薬剤耐性は、より高価で危険な副作用を有する可能性のある薬剤の使用を必要とする。薬剤耐性に関する問題を克服するために、抗−マラリア剤の組み合わせを含む治療が行なわれている。多くの抗−マラリア剤の組み合わせがマラリア化学療法においてすでに知られている。例えば、アモジアキンおよびテトラサイクリンの組み合わせ、ファンシダーとして知られるスルファドキシンおよびピリメタミンの組み合わせはP. falciparumの治療のための既知治療薬である。メフロキンとスルファドキシンの組み合わせであるファンシメフもまた、P. falciparumの多剤耐性株に対して使用されている。
【0006】
米国特許第5998449号には、アトバクオンおよびプログアニルの組み合わせをマラリアの治療に用いるマラリアの治療方法が記載されている。米国特許第5834505号には、フェノザンと、アルテミシニン、ナトリウムアルテスナート、クロロキン、メフロキンから選択される別の抗−マラリア剤との組み合わせがマラリアの予防および治療用のものとして記載されている。
【0007】
これまで報告されているすべての上記抗−マラリア剤の組み合わせは、一般的には、P. falciparumの治療に使用されている。標準的な抗−マラリア剤の組み合わせは、最も再発性のあるタイプであるP. vivaxの治療に都合が良いことが見出されていない。非常に長い間、P. vivaxにより引き起こされる感染の治療にクロロキンが使用されてきたが、クロロキンはP. vivaxの無性的な赤血球段階のみを根絶するものであり、ヒプノゾイトを除去するものではない。最近まで、プリマキンがマラリア再発の治療薬として選択されていた。一般的には、P. vivaxマラリア感染に対する標準的な治療は継続的なクロロキン−プリマキン組み合わせ治療規則を含み、プリマキンはクロロキンの3日間投与に続いて14日間投与される。WHO(世界保健期間)もP. vivaxマラリア感染にに対する14日間のプリマキン治療を推奨している。より短期間のクロロキン−プリマキン治療規則も試みられており、プリマキンはクロロキン投与の後5日間投与される。しかしながら、再発パーセンテージが標準的な14日間のプリマキン治療規則よりも高いので、治療結果は芳しくない(Trans. R. Soc. Trop. Med. Hyg., 93(6), 641−643)。また、プリマキンは、酵素グルコース6−リン酸デヒドロゲナーゼ(G6PD)を欠損した人において溶血性貧血を引き起こすことが知られている(Pharmacol Rev. 21:73−103 (1969); Rev. Cubana Med trop, 1997; 49(2):136−8)。そのうえ、メトヘモグロビン毒性はプリマキンに関連したもう1つの予測可能な用量関連副作用である。いったんマラリアの徴候が減じられた場合に、継続的組み合わせ治療の過程において患者が治療コースに耐えられないかもしれず、それゆえ、このことは再発の機会を増やす可能性がある。かくして、クロロキン−プリマキン治療規則はプリマキンの毒性に関して安全なものではなく、長期間の治療に患者が耐えるかどうかという観点からさらなる制限が加わる。
【0008】
もう1つの抗−再発剤、すなわちタフェノキンは米国特許第4617394号に開示されている。その薬剤はプリマキンよりも有効であるが、プリマキンのほぼ3倍の頻度でメトヘモグロビン毒性を引き起こすことがわかっているので、安全性の面から欠点を有する。
【0009】
化合物3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノンはプリマキンの誘導体である。それはインド特許明細書第158111号に6−メトキシ−8−(4−N−(3’−アセト−4’,5’−ジヒドロ−2−フラニルアミノ)−1−メチルブチルアミノ)キノリンとして記載されているが、その構造は下式Iにより示されるものに訂正された。訂正された構造によると、その化合物は3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノン(以下、本明細書において化合物Iという)と命名される。訂正された構造はWHO Drug Information Vol.13, No.4, pg.268 (1999)に記載されている。
【0010】
【化1】
Figure 2004505017
【0011】
式(I)の化合物は親化合物プリマキンよりも安全で毒性が低いことがわかっている(Am. J. Trop. Med. Hyg, 1989 Dec.; 41(6):635−637)。その抗−再発活性はプリマキンに匹敵することがわかっている。
【0012】
これまで、プリマキンはP. vivaxにより引き起こされるマラリアを迅速に治療するために使用される唯一の薬剤であった。プリマキンは多くの重篤な副作用が伴っているので、プリマキンよりも有効で、そして/あるいは毒性が低い薬剤の開発が必要である。化合物Iはプリマキンに匹敵する抗−再発活性を有することがわかっている(Am. J. Trop. Med. Hyg., 41(6):633−637 (1989))。しかしながら、この化合物はプリマキンよりもメトヘモグロビン生成を引き起こさないことがわかっており(Am. J. Trop. Med. Hyg., 41(6):638−642 (1989))、抗酸化防御酵素に対する影響も少ない(Biochem Pharmacol. 46(10):1859−1860 (1993))。よって、このプリマキン誘導体(I)は親化合物プリマキンと比較して毒性が低いことがわかる。
【0013】
それゆえ、P. vivaxマラリア感染の迅速治療のためのより実用的で、有効で、患者が耐えられる、安全な治療薬が長い間必要とされている。
【0014】
本発明者らは、5ないし8日の期間にわたりクロロキンおよび式Iの3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノンを規則正しく使用することを特徴とする治療規則を提供することにより、長期にわたる必要性が満たされることを見出した。
【0015】
2種の抗−マラリア剤、すなわちクロロキンおよび3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノンならびに治療期間中における2種の抗−マラリア剤の投与に関する指示を含むインストラクションマニュアルを含む組み合わせキットを提供することにより、該治療規則が最も有効かつユーザーフレンドリーな様式で行なわれうることも見出された。
【0016】
かくして、本発明は、5ないし8日間の期間にわたるP. vivaxマラリアの治療のための組み合わせキットであって
a)前もって決められた用量の第1の抗−マラリア剤、すなわちクロロキン;
b)前もって決められた用量の第2の抗−マラリア剤、すなわち3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノン;
c)治療期間中における該2種の抗−マラリア剤の投与に関する指示を含むインストラクションマニュアル
を含む組み合わせキットに関する。
【0017】
また本発明は、
a)前もって決められた用量の第1の抗−マラリア剤、すなわちクロロキンを用意し;
b)前もって決められた用量の第2の抗−マラリア剤、すなわち3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノンを用意し;
c)治療期間中における該2種の抗−マラリア剤の投与に関する指示を含むインストラクションマニュアルを用意する
ことを特徴とする、5ないし8日間の期間にわたるP. vivaxマラリアの治療のための組み合わせキットの製造方法を提供する。
【0018】
さらに本発明は、第1の抗−マラリア剤、すなわちクロロキンおよび第2の抗−マラリア剤、すなわち3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノンを、5ないし8日間にわたり前もって決められた順序で前もって決められた用量で投与することを特徴とする、p. vivaxにより引き起こされるマラリアの治療方法に関する。
【0019】
発明の詳細な説明
本発明の好ましい態様によれば、5ないし8日間の期間にわたりP. vivaxにより引き起こされるマラリアを治療するための組み合わせキットが提供され、該キットは:
1.錠剤形態の個々の用量の抗−マラリア剤であるクロロキン;および
2.カプセル形態の個々の用量の抗−マラリア剤である3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノン;
3.該2種の抗−マラリア剤の投与に関するインストラクション材料
を含む。
【0020】
本発明の典型的な具体例によれば、P. vivaxにより引き起こされるマラリアの6日間の治療用の組み合わせキットが提供され、該キットは下記のもの:
a)500mgのリン酸クロロキン(300mgの塩基に相当)を含む5個の錠剤;
b)25mgの3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノンを含む5個のカプセル;
c)下記要領:
(i)1日目に500mgのリン酸クロロキン(300mgの塩基に相当)を含む3個の錠剤を投与すること;
(ii)2日目から3日目にかけて500mgのリン酸クロロキン(300mgの塩基に相当)を含む1個の錠剤と同時に25mgの化合物Iを含む1個のカプセルを投与すること;
(iii)4日目から6日目にかけて25mgの化合物Iを含む1個のカプセルを投与すること
で治療薬を投与するための指示を有するインストラクション材料
を含む。
【0021】
本発明のさらなる典型的な具体例によれば、6日の期間においてP. vivaxにより引き起こされるマラリアを治療する方法が提供され、該方法は、
1.1日目に500mgのリン酸クロロキン(300mgの塩基に相当)を含む3個の錠剤を投与すること;
2.2日目から3日目にかけて500mgのリン酸クロロキン(300mgの塩基に相当)を含む1個の錠剤と同時に25mgの化合物Iを含む1個のカプセルを投与すること;次いで
3.4日目から6日目にかけて25mgの化合物Iを含む1個のカプセルを投与すること
を特徴とする。
【0022】
キット
本発明において使用されるキットは、抗−マラリア剤が別個にあるいは組み合わされて収納されている1またはそれ以上の細片(strips)であってもよい。キットはさらに小さなカートンまたは他の形態の封入物を含んでいてもよい。インストラクションは、カートン内部に添付された印刷された説明書の形態である。インストラクションはカートン上および/または細片上または細片自体に印刷されていてもよい。説明書は英語および/またはいずれかの国または地域の原語であってもよい。6日間の治療規則に関するインストラクションマニュアルの解説を表1に示すが、他の形態のインストラクションマニュアルを本発明の範囲から排除するものではない。細片/細片(複数)を厚紙のパッケージに入れることにより組み合わせキットを製造し、抗−マラリア剤の投与に関するインストラクションをパッケージに付す。
【0023】
【表1】
Figure 2004505017
【0024】
化合物Iの迅速な抗−マラリア治療活性および毒性を評価し、プリマキンによるものと比較した。アカゲザルにおいてP. cynomolgi(ヒトマラリア寄生体p. vivaxに酷似したPlasmodium種)に対する化合物Iの治療活性を7日間評価したところ、該化合物は1.25mg/kgないし4mg/kgの用量範囲において100%治療的であることがわたった。また、治療中止から100日目までに再発は観察されなかった。
【0025】
1年間の監視研究で患者群において、化合物I(25mg)を含有する本発明の組み合わせキットの有効性を臨床的に評価し、クロロキンと組み合わせ使用されたプリマキン(15mg)と比較した。総体的に研究は、P. vivaxマラリア感染に本発明の組み合わせキットを有効に使用でき、迅速な治療活性に関して化合物Iがプリマキンと同様に有効であることを確認するものであった。
【0026】
化合物Iはプリマキンと同効であるが、化合物Iはメトヘモグロビン生成に関連した毒性に関してプリマキンよりも安全であることがわかっている。健康なヒトボランティアにおける化合物Iとプリマキンとの毒性についての比較研究において、化合物I(1日に25mgを7日間)の場合にはメトヘモグロビンレベルは2.29%から3.02%に上昇したが、プリマキン(1日に15mgを7日間)の場合にはメトヘモグロビンレベルは3.97%から16.23%に上昇した。よって、メトヘモグロビン毒性に関する研究から、化合物Iがプリマキンよりも断然安全であることがわかる。
【0027】
よって、本発明は、P. vivaxマラリアを迅速に治療するために、組み合わせキットの形態において、このより安全な抗−再発剤である化合物Iをクロロキンとともに使用することを包含する。上記の典型的な態様によれば、化合物Iがクロロキンと同時投与される全治療コースは6日間継続するが、クロロキン−プリマキン治療規則においては有効な治療の全コースは17日である。
【0028】
よって、化合物Iをクロロキンと組み合わせて使用することを特徴とする本発明の新規組み合わせ治療は、より短い治療期間であるため、安全性および患者耐性の改善の点から極めて有利である。
【0029】
それゆえ、クロロキンおよび化合物Iを含む本発明の組み合わせキットの使用は、低毒性の見地から非常に有用な治療となる。このことに加えて、薬剤の同時投与および短い治療期間は患者の耐性も改善しうる。
【0030】
クロロキン錠剤および化合物Iのカプセルを商業的に得てもよく、あるいは慣用的方法により製造してもよい。例えば、先ず、八角形ブレンダー(octagonal blender)にて適当量の化合物Iを賦形剤であるラクトース、コロイド状二酸化ケイ素およびステアリン酸マグネシウムと混合して粉末混合物を得て、次いで、さらに、得られた混合物を硬ゼラチンカプセルに充填することにより、化合物Iを含有するカプセルを製造してもよい。承認されたPVCフィルムおよびアルミ箔を用いてカプセルをブリスターパックに入れてもよい。
【0031】
薬剤の用量は個体に応じたものであり、本明細書記載の用量は成人の用量である。しかしながら、本発明は、本明細書記載の組み合わせ用量に限定するものではなく、医学的アドバイスに応じて変更できる。したがって、典型的な具体例において記載された個々の投薬形態は単なる例示であり、他の投薬形態に関する非限定的な組み合わせキットも本発明の範囲に包含される。
【0032】
本明細書の再発なる用語は、マラリアの徴候は再発することを示す。
【0033】
以下の非限定的な実施例を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
【0034】
実施例1:
クロロキン錠剤および3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノン(I)のカプセルからなる組み合わせキット
A.各錠剤は、300mgの塩基に相当する500mgのリン酸クロロキンを含有する。クロロキン含有錠剤を慣用的方法により製造してもよい。
B.各カプセルは25mgの3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノン(I)を含有する。
化合物I含有カプセルを、以下に説明する手順により下記処方に従って製造してもよい:
化合物I          25mg
ラクトース         250mg
コロイド状二酸化ケイ素   2mg
ステアリン酸マグネシウム  10mg
手順:
化合物I(25mg)、ラクトース(250mg)、コロイド状二酸化ケイ素(2mg)を振動器上のS.S.ふるい(40番)に別個にかけ、八角形ブレンダーに移し、次いで、内容物を40〜15分間混合する。その後、ステアリン酸マグネシウム(10mg)を振動器上のS.S.ふるい(40番)にかけ、八角形ブレンダーに移す。内容物をさらに10〜15分間混合する。次いで,得られた粉末混合物をサイズ’2’ダブルロッキングゼラチンカプセル(size ’2’ double locking gelatine capsule)殻に充填し、カプセル研磨器を用いてそれをさらに研磨する。
C.6日の期間にわたり患者に下記治療を施してもよい:
1日目:リン酸クロロキン500mg(300mgの塩基に相当)を3錠
2日目:リン酸クロロキン500mg(300mgの塩基に相当)を1錠および25mgの化合物Iを含有するカプセル1個
3日目:リン酸クロロキン500mg(300mgの塩基に相当)を1錠および25mgの化合物Iを含有するカプセル1個
4日目:25mgの化合物Iを含有するカプセル1個
5日目:25mgの化合物Iを含有するカプセル1個
6日目:25mgの化合物Iを含有するカプセル1個
【0035】
実施例2:
アカゲザルにおいて試験されたP. cynomolgiに対するクロロキンおよび3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノン(I)の組み合わせ治療規則
クロロキンおよび3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノン(I)からなる組み合わせ治療規則の治療有効性を、アカゲザルにおいてP. cynomolgiに対して調べた。7日間にわたり、3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノン(I)を4.00mg/kg(3匹)、3.00mg/kg(3匹)、2.50mg/kg(4匹)、2.00mg/kg(3匹)および1.25mg/kg(9匹)の用量レベルで投与した。クロロキンを5mg/kg(塩基)の用量で併用薬として投与した。9匹のサルにおいて化合物Iの最低治療用量は1.25mg/kgであることがわかった。1.25mg/kgよりも高用量、すなわち、2.0mg/kg(塩基)、3.00mg/kg(塩基)、2.50mg/kg(塩基)および4.00mg/kg(塩基)もまた、それぞれ3匹、3匹、4匹および3匹のサルにおいて治療的であることがわかった。治療中止後、すべてのサルを100日間観察したところ、すべてのサルにおいて血流は陰性のままであった。
【0036】
実施例3:
毒性研究データ
ヒトにおいて、メトヘモグロビン生成に関連した毒性に関して、3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノン(I)を、プリマキンに対して比較した。
正常ヒトボランティアにおいて、化合物Iのメトヘモグロビン毒性をプリマキンのそれに対して比較した。ヒト対象に1日25mgの化合物Iを7日間投与した場合、メトヘモグロビンレベルは2.29%から3.02%に上昇し、1日15mgのプリマキンを7日間投与した場合、メトヘモグロビンレベルは3.97%から16.23%に上昇した。
よって、上記データから、化合物Iはプリマキンよりも安全であることが明らかである。

Claims (8)

  1. a)前もって決められた用量の第1の抗−マラリア剤、すなわちクロロキン、
    b)前もって決められた用量の第2の抗−マラリア剤、すなわち3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノン、
    c)治療期間中における該2種の抗−マラリア剤投与に関する指示を含むインストラクション材料
    を含む、P. vivaxマラリアの治療のための組み合わせキット。
  2. 抗−マラリア剤が5ないし8日間の期間にわたり提供される請求項1記載のマラリア治療用組み合わせキット。
  3. 6日の治療において抗−マラリア剤が下記様式で提供される請求項1または2記載の組み合わせキット:
    (a)500mgのリン酸クロロキン(300mgの塩基に相当)を含む5個の錠剤;
    (b)25mgの3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノンを含む5個のカプセル;
    (c)下記要領:
    (i)1日目に500mgのリン酸クロロキン(300mgの塩基に相当)を含む3個の錠剤を投与すること;
    (ii)2日目から3日目にかけて500mgのリン酸クロロキン(300mgの塩基に相当)を含む1個の錠剤と同時に25mgの化合物Iを含む1個のカプセルを投与すること;
    (iii)4日目から6日目にかけて25mgの化合物Iを含む1個のカプセルを投与すること
    でP. vivaxマラリアの治療における該2種の抗−マラリア剤の投与を指示するインストラクション材料。
  4. 該抗−マラリア剤を収納するための手段をさらに含む請求項1または2記載の組み合わせキット。
  5. 抗−マラリア剤を入れるための手段が1またはそれ以上の細片である請求項4記載の組み合わせキット。
  6. インストラクションマニュアルがカートン内部のリーフレットとして、あるいはカートンまたは細片/細片(複数)上の印刷物の形態として提供される上記請求項のいずれか1項に記載の組み合わせキット。
  7. 5ないし8日間の期間にわたり、前もって決められた用量、前もって決められた順序で、第1の抗−マラリア剤クロロキンおよび第2の抗−マラリア剤3−[1−[[4−[(6−メトキシ−8−キノリニル)アミノ]ペンチル]アミノ]−エチリデン]−ジヒドロ−2(3H)フラノン(I)を投与することを特徴とする、P. vivaxにより引き起こされるマラリアの治療方法。
  8. (a)1日目に500mgのリン酸クロロキン(300mgの塩基に相当)を含む3個の錠剤を投与すること;
    (b)2日目から3日目にかけて500mgのリン酸クロロキン(300mgの塩基に相当)を含む1個の錠剤と同時に25mgの化合物Iを含む1個のカプセルを投与すること;
    (c)4日目から6日目にかけて25mgの化合物Iを含む1個のカプセルを投与すること
    を特徴とする、6日の治療期間の請求項7記載のP. vivaxマラリアの治療方法。
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