JP2004504556A - ディスクブレーキのためのディスク - Google Patents

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オベルティ、レオーネ
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Abstract

【課題】
【解決手段】優れた排水のための独特な能力を有するディスクブレーキのためのディスク(1)は、車両ホイールハブに取り付けるための取り付けベル(2)と、このベルに接続され、車両への制動動作を果たすためにキャリパのパッド(12、13)と共働する対抗した2つの制動面(10、11)を備えている制動バンド(7)とを有する。少なくとも1つの制動面は、ディスクの半径(R;R’)に対して反射対照的にされていると共にパッドと共働する制動バンドの全幅(h)に渡って延びている少なくとも1対のチャネル(20、21;20’、21’)を有する。各チャネルは、連続性を中断されることなく延びている。少なくとも1対のチャネルの各チャネルは、少なくとも1つの直線部(22)と少なくとも1つの湾曲部(23)とを有する通路に沿って延びている。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクブレーキのためのディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
公知のように、ディスクブレーキのためのディスクは、車両ホイールハブに接続するための取り付けベル(mounting bell)と、このベルに接続され、車両への制動動作を果たすためにキャリパのパッドと共働する対向した制動面を備えている制動バンドとを有する。
【0003】
上述されたタイプのディスクブレーキのディスクは、例えば車両が静止されている間に水もしくは湿気が制動面に蓄積された場合などの危険な状況においてブレーキの動きを改良するために提案されてきた。実際には、チャネルが、制動バンド上に蓄積された水もしくは湿気が取り除かれるのを可能にし、ディスクがキャリパを通る間、パッドとディスクとの間の水等の介在(interposition)を防ぐということが公知である。即ち、水がチャネルによって排出され、より良い制動動作が可能にされる。
【0004】
この必要は、現在では、例えば、ディスクの回転方向に対して後ろ向きに方向付けられた湾曲部(curvature)を有するチャネルを制動面に有するブレーキディスクによって満たされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この公知の配置は、制動面上に溜まった水が排出されるのを確実にするけれども、多くの欠点を有する。例えば、チャネルがパッドの下を通る、即ち、パッドに面するとき、径方向を向いた力をパッド上に発生させる傾向があり、この力はパッドをこれの最適な動作位置からずれさす。このストレスは、キャリパ内に設けられ、パッドをこれの最適な作動位置に付勢する公知の弾性手段によって、補正される。径方向へのストレスがチャネルがパッドに面するたびに発生されるので、ディスクブレーキの振動と厄介なノイズとが引き起こされる。また、これら公知のディスクは、最適な方法で動作するために車両の進行方向に向けられなくてはならないチャネルを有することから、右側のホイールハブユニットの取り付けと左側のホイールハブユニットの取り付けとのために、夫々別のタイプの構造が必要となる。
【0006】
上述された問題を解決するために、ディスクがこれに向かって閉じられるようにブレーキディスクの軸を中心として延びたチャネルを有する、ディスクブレーキのディスクが提案されている。しかし、この配置もまた多くの不利点を有し、特に、幾つかの交差するチャネルが制動バンドの全幅に渡って不均等に設けられている場合を除いて、水の排出において非常に効果が低い。また、この後者の場合も、パッドに対して不均等な解体効果を与えるという更なる不利点を有する。実際に、制動面のチャネルが交差する部分には、摩擦材料のより大量の磨耗が生じるので、結果として、制動動作の変化と、パッドの寿命の極度の減少とを伴う。
【0007】
本発明の課題は、上述された必要を満たし、同時に上述された不利点を回避するような構造的及び機能的な特徴を有するディスクブレーキのためのディスクを提案することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この問題は、車両ホイールハブに接続するための取り付けベルと、このベルに接続され、車両への制動動作を果たすためにキャリパのパッドと共働する対向した制動面を備えている制動バンドとを有し、前記制動面の少なくとも1つは、ディスクの半径に対して反射対称的であると共にパッドと共働する制動バンドの全幅に渡って延びている少なくとも1対のチャネルを有し、各チャネルは、連続性が中断されることなく延びている、ディスクブレーキのためのディスクにおいて、少なくとも1対のチャネルの各チャネルは、少なくとも1つの直線部と少なくとも1つの湾曲部とを有する通路に沿って延びていることを特徴とするディスクブレーキのためのディスクによって解決される。
【0009】
本発明に係わるディスクブレーキのディスクの更なる特徴と利点とが、添付図面を参照しながら、非限定的な例として与えられた幾つかの好ましい実施形態についての以下の説明から明らかにされる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図面を参照すると、ディスクブレーキのためのディスクが、全体的に符号1で示されている。このディスクは、このディスクの回転軸を構成する、図1に“s”で示された対称軸の周りに延びている。ディスクは、取り付けベル2を有し、このベルは、例えばこれの支持面5を有する部分に形成された接続用貫通孔3と取り付け用孔4とによって、ディスクを車両ハブに接続する。
【0011】
全体的に符号7で示された制動バンドが、接続用突出部6を介して、ベル2によって支持されている。この制動バンド7は、対称軸“s”に最も近いディスクの側、即ちディスクの内側に位置する内側境界部、即ち、内側エッジ8と、ディスクの外側即ち外周に位置する外側エッジ9とを有する。また、制動バンド7は、対向した2つの制動面10、11、即ち、外側制動面10と、内側制動面11とによって横方向において規定されている。これら制動面は、前記内側エッジ8と外側エッジ9との間の所定の幅“h”だけ延びている。
【0012】
前記両制動面は、車両に対して制動動作を果たすために、ブレーキキャリパの対向した2つのパッド12、13と共働することができる。これらパッドの全体的な形は、図1に点線で示されている。これらパッド12、13は、ディスクに面して制動動作中に磨耗され得る摩擦部材即ちライニングを支持するためのプレートを有する。各パッドは、ディスクの、これの軸“s”を中心とした回転中にキャリパに入る領域に配置された第1の側エッジ即ち攻撃エッジ即ち先導エッジ14を有する。また、各パッドは、ディスクの、これの回転中にキャリパから出る領域に配置された第2の側エッジもしくは離脱エッジ即ち後方エッジ15を有する。前記先導エッジ14と後方エッジ15とは、図1において一点鎖線“a”、“u”で示された所定の通路に沿って径方向に延びている。
【0013】
前記パッドは、従来の方法で所望の制動力を生じさせるために、パッドのための押圧手段(thrust means)を収容し、スタブアクスル上に支持された本体を有し、ディスク1にまたがるように配置された、公知のタイプのキャリパ内に収容される。
【0014】
一実施形態に係われば、ディスク1は、自己通風型である。この実施形態では、制動バンド7は、吹出しスペース18を形成するように互いに面して配置された外側プレート16と内側プレート17とを有する。この外側プレート16は、スペーサ、例えば通風ダクトを規定するように形成されたフィン19によって内側プレート17に固定されている。
【0015】
制動バンド7のプレート16、17の少なくとも一方は、少なくとも1対のチャネル、即ち、溝20、21を有する(もしくは、チャネル20’、21’の対も考えられ得る)。チャネルの対の各チャネル20、21は、ディスク1の内側制動面10並びに/もしくは外側制動面11に形成されている。チャネル20、21(20’、21’)の対の2つのチャネルは、ディスク1の半径Rを中心にして反射対称的にされている(あるいは、チャネル20’、21’の対の場合には、半径はR’である)。
【0016】
チャネルは、パッド12、13と共働するように意図された制動バンド7の全幅“h”に渡って延びている。1対のチャネル20、21の存在によって、制動バンド7の制動面は、中断される。少なくとも1対のチャネルの各チャネル20、21は、連続性が中断されないように延びている、即ち、溝を規定する連続的な壁を有している。換言すれば、他の方法だと、2つのチャネルは、互いに交差していない(図1)。
【0017】
少なくとも1対のチャネルの各チャネル20、21(20’、21’)は、少なくとも1つの直線部22を有する通路に沿って有利に延びている。各チャネル20、21(20’、21’)は、ディスク1に対して実質的に径方向に延びているが、少なくとも1つの直線部22は、対をなす2つのチャネルが反射対称的にされた半径R(R’)に対して斜めに配置されている。例えば、同じ対のチャネル20、21の2つの直線部22は、互いに収集している(チャネル20’、21’の対の場合には、2つの直線部22は互いに発散している)。この一実施形態に係われば、1つの対のチャネル20、21の直線部は、80度と130度との間、好ましくは100度と120度との間の角度αを一緒になって規定している。これら直線部間の角度αは、効果的には112度である(図2の(A)に符号20’、21’で示された1対のチャネルを参照すると、両直線部間の角度βは好ましくは68度である)。これら直線部は、好ましくは、溝の通路の第1の部分、即ち、ディスクの軸に最も近く、制動バンド7の内側の部分に位置している。
【0018】
更に効果的には、少なくとも1対のチャネルの各チャネル20、21(20’、21’)はまた、少なくとも1つの湾曲部23を有する。一実施形態に従えば、この湾曲部23は、第1の直線部22に接合され、制動バンド7の、ディスク1の外側エッジ9に最も近い外側部分に位置するチャネルの通路の第2の部分に位置している。各湾曲部23は、各チャネル20、21を、ディスク1に対して実質的に径方向に、特にこれの最も外側の部分でチャネルが外側エッジ9に実質的に径方向へ開口するのを可能にするように位置させている。各チャネル20、21の湾曲部23は、好ましくは、所定の半径(radius)24、例えば50mmと70mmとの間、好ましくは60mmと68mmとの間の半径を有する円弧を有する。湾曲部23は、効果的には、64mmの半径を有する円弧である。
【0019】
各チャネル20、21は、前部、即ち内側端25から後部即ち外側端26まで通路に沿って延びている。チャネルの“端”という表現は、連続的な溝、即ち、チャネルの、制動バンド7のエッジ8、9内に開口している端を規定することを意図しているか、溝の両側壁が互いに結合されている閉鎖端(blind end)によって閉じられている。この実施形態によれば、内側端25は閉じられ、外側端26はディスクの外へ開口しており、制動バンド7の外側エッジ9に続く、即ち、ここに見られる(図1、2)。
【0020】
各チャネル20、21は、底部28につながった2つの横方向、即ち側方の壁27を有する断面を有する溝、即ちダクトを形成している。このダクトの側面27は、制動面10(11)につながっており、好ましくは、切断エッジに類似した鋭角のエッジを制動面と共に形成している。一実施形態に従えば、2つの側面27は、つながっている底部28の方へ収集している。例えば、2つの側面27は、85度と95度との間、好ましくは88度と92度との間の角度δで互いに傾斜されている。効果的には、これら側面27は、90度の角度δで互いに傾斜されている。底部28即ち、チャネル20、21を構成するダクトの底部は、効果的には、1mmと3mmとの間、好ましくは2.5mmの半径を有する円弧のように形成されている。他の実施形態に従って、チャネルの対の各チャネル20、21を形成するダクトは、側壁27と底部28との両方を形成する、一定の半径29を有する1つの円弧の形状の単一のダクト壁を与えるように、球形のカッター(spherical cutter)によって形成されている。各チャネル20、21を構成しているダクトは、効果的には、0.3mmと2mmとの間、好ましくは0.5mmと0.9mmとの間の深さを有する。更なる実施形態によれば、少なくとも1つのチャネルの深さ30は、制動バンド7の磨耗可能な厚さと等しい。即ち、チャネル20、21の少なくとも一方は、他方のチャネルの深さより小さい深さ30、特に、安全に、即ち、ディスクの破損の危険を招くことはないが幾つかの耐性のための要因を考慮するとディスクの正しい動作のためには限界である程度まで磨耗され得る制動バンド7の材料の最大の厚さに対応した深さ30を有することが、可能である。制動バンドが特定の最大限安全な磨耗の厚さまで磨耗されると、少なくとも1つのチャネルは、これの底部28が制動面10(11)と整列されることから、制動面10(11)内にもはや検出されない(図2の(B)、(C))。
【0021】
対を成すチャネル20、21は、効果的には、対称軸及びディスク1の回転軸“s”と同軸の円を中心に測定された、ディスクと接触され得るパッド12、13の長手方向のディメンション即ち長さ、または、パッドが作動位置にあるときにディスクの軸“s”と同軸の円を中心に測定された先導エッジ14と後方エッジ15との間のパッドのディメンションに等しいかこれより短い距離だけ、離間されている。更なる利点によって、各チャネル20、21の通路は、パッドの先導エッジ14もしくは後方エッジ15に実質的に対応した形状を有する。これは、パッドが制動面と接触され、これの先導エッジ及び後方エッジによってチャネルの上もしくは近くに位置されているとき、チャネルの通路全体に渡る形状は、パッドの先導もしくは後方エッジに実質的に従うということを意味する(図1)。
【0022】
一実施形態に従って、制動バンド7の少なくとも1つの制動面10、11は、複数対のチャネル20、21を有し、各対は、上述されたような特性を有する。チャネル20、21の少なくとも1つの対は、効果的には、制動バンド7の対向した2つの制動面10、11の各々に形成されることができ、これら対向した2つの制動面10、11に各々に形成されたチャネル20、21の対は、好ましくは、互いに対してオフセットされている。複数対のチャネルが形成されるときは、これらの対は、効果的には制動面に均等に配置される、即ち、環状の制動バンドの同じ制動面に一定の間隔を置いて配置され得る。更なる利点によって、対向した2つの制動面10、11に形成されたチャネル20、21の複数対は、半分のインターバルで互いに対してオフセットされている。即ち、第1の制動面10に形成された2対のチャネルの間に位置する、制動バンド7の対向した制動面11には、チャネルの更なる対が形成されている。
【0023】
車両の制動中の、本発明に係わるディスクブレーキのためのディスクの動作が、以下に説明される。
【0024】
始めに、ホイールハブに固定されたディスクの回転中、制動面上に溜まった水は、チャネルを構成するダクトによって集められ、ディスクの回転により水に対して発生される遠心力によってディスクの外へ排出される。特に、各チャネルの斜めの直線部は、表面の幅広い部分から容易に水を集めて、この水を、制動バンドの最も外側の部分へと方向付ける。チャネルを構成するダクトに沿って流れる水は、ディスクのこれの軸“s”を中心とした回転による遠心力を受けてチャネルの湾曲部に到達し、最後に外側端に達する。この外側端は、径方向に配置されており、制動バンドの表面からの水の排出を容易にし、制動面の水を完全に排出する。
【0025】
キャリパが作動されているとき、両パッドは、対向した2つの制動面に対して押される。このとき、各パッドには、各チャネルが、連続して達する。
【0026】
パッドは、チャネルの対の第1のチャネルにぶつかると、ディスクに対して径方向外方もしくは内方へと付勢されるが、この動作が止まる前に、パッドを異なった方向へ同程度まで付勢して最適な作動位置へと戻すようにする反射対称的にされたチャネルの通路によって、影響される。かくして、チャネルの通路がパッドのエッジと実質的に等しい形状を有する場合、パッドは、径方向への所定の力を受けることはない。
【0027】
パッドの上のチャネルの通路によって、パッドは、整列されるか復帰される、即ち、パッド内の摩擦材料でできた非常に薄い表面の層がチャネルによって取り除かれる。チャネルの働きによって、例えば長期間の不使用もしくは摩擦材料を表面的にガラス状にするパッドの温度の異常な上昇によってパッドの摩擦材料の表面に生じさせられる劣化に関わらず、優れた制動動作が確実にされる。
【0028】
前述された部分から、少なくとも1つの制動面に、ディスクの半径を中心として反射対照的にされていると共に、パッドと共働するように意図された制動バンド全幅に渡って延び、少なくとも1つの直線部と少なくとも1つの湾曲部とを有する通路に沿って連続性を中断されずに各々に延びている少なくとも1対のチャネルが与えられることによって、与えられた問題が解決され、特に、制動面上に溜まった水の優れた排出を果たす。直線部が制動面の幅広い部分から水が集められるのを可能にすることは、特に効果的である。
【0029】
湾曲部がディスクの外側エッジから実質的に径方向へ水が追い出されるのを可能にし、かくして、この水が、ディスクの回転により発生された遠心力に大きくさらされることは、利点である。
【0030】
チャネルは、摩擦材料の表面のガラス化物を、チャネルと制動面との間に形成されたエッジにより解体することで効果的に除去し、パッドを元に戻す。
【0031】
直線部が半径に対してほぼ径方向にではなく斜めに配置されていることによって、均等な磨耗が、パッドの幅もしくは径方向に沿って確実にされ、摩擦材料の局所的な磨耗と、かくして不均等もしくはアンバランスな制動動作が防がれる。
【0032】
チャネルが中断されずに延びていることによって、幾つかのチャネル間の交差と、かくして、パッドの不均等な磨耗を招く摩擦材料の過剰な解体範囲(regions of greater scraping)とが回避される。
【0033】
パッドの長さだけ離間されたチャネルの対の反射対称的な配置は、パッドが、適当な弾性手段のみによって最適な作動位置へと復帰されなくてはならないという問題を解消し、パッドの、これがチャネルを通り過ぎる際の振動を防ぐ。
【0034】
ディスクの2つの側面、即ち対向した2つの制動面に互いからオフセットされるようにチャネルを与えることによって、長期に渡る(over time)制動トルクの変化が防がれる。実際に、かくして、ディスクの回転中、少なくとも1つのパッドがディスクのチャネルを有する部分と共働することが、確実にされる。
【0035】
本発明に関わるディスクブレーキのディスクの更なる利点は、非常に低コストでの製造が可能である独特な構造の単純さにある。実際に、提案されているディスクブレーキのディスクは、右側ホイールと左側ホイールとの両方において使用されることができ、単一の製造ラインだけでなく、単一のブランク及び単一の鋳型の使用も可能である。また、パッケージも、右側のディスクと左側のディスクとを各モータ車両ごとに選択する必要がないことから単純にされる。また、左側のディスクの右側のホイールハブ上への取り付けによる誤り(error)の危険が避けられることもまた、利点である。
【0036】
自然に、変形並びに/もしくは追加が、上述された説明された実施形態に対して成されてもよい。
【0037】
図1、2に示された実施形態に代わって、環状の溝31が、制動バンド7の表面10の内側エッジに設けられ、制動バンド7とベル2との間の接続部32によって規定(delimit)されている。この実施形態に従って、チャネルの対の各チャネル20、21は、ディスクの内方へ、接続する溝の中へと開き、チャネル内に存在する水の溜まりが、ディスクの回転の低い速度で追い出されるのを可能にする(図3、4)。
【0038】
説明された実施形態に代わって、チャネルの対の各チャネルは、湾曲部によって互いに接続された複数の直線部を有する。特に、完全に径方向への直線部を、制動バンドの外側エッジの近くに更に与えることが、可能である。
【0039】
更なる他の実施形態に従って、制動バンド7は、制動バンド7からこれをベル2に接続するために延びた橋部即ちピン38によって、ベル2に接続されている。この場合、チャネルの対の各チャネル20、21は、ディスクの外方だけでなく、ディスクの内方へも開き、制動バンドの内側エッジ8へ直接開いている(図5)。
【0040】
偶然及び特定の必要性を満たすために、当分野の専門家は、ディスクブレーキのためのディスクの上述されている好ましい実施形態を、請求項の範囲から逸脱することなく、多くの変形、適応、他の機能的に等しい部材との部材の交換に応用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスクブレーキのためのディスクの第1の実施形態の斜視図である。
【図2】(A)は、図1のディスクの側面図を示し、(B)は、図2のディスクの、II―II線に沿った断面の詳細を示し、(C)は、図2のディスクの、II−II線に沿った断面の詳細の異なった実施形態を示す。
【図3】ディスクの第2の実施形態の斜視図である。
【図4】図3のディスクの側面図である。
【図5】ディスクの第3の実施形態の側面図である。

Claims (27)

  1. 車両ホイールハブに接続するための取り付けベル(2)と、このベルに接続され、車両への制動動作を果たすためにキャリパのパッド(12、13)と共働する対向した2つの制動面(10、11)を備えている制動バンド(7)とを有し、前記制動面の少なくとも1つは、ディスクの半径(R、R’)に対して反射対称的であると共にパッドと共働するように意図された制動バンドの全幅(h)に渡って延びている少なくとも1対のチャネル(20、21;20’、21’)を有し、各チャネルは、連続性が中断されることなく延びている、ディスクブレーキのためのディスク(1)において、前記少なくとも1対のチャネルの各チャネル(20、21;20’、21’)は、少なくとも1つの直線部(22)と少なくとも1つの湾曲部(23)とを有する通路に沿って延びていることを特徴とするディスクブレーキのためのディスク。
  2. 前記少なくとも1対のチャネルの各チャネルは、ディスクの内側で閉じた一側端(25)と、ディスクの外側に向かって開口した他側端(26)とを有する、請求項1のディスクブレーキのためのディスク。
  3. 前記少なくとも1対のチャネルの各チャネルは、ディスクの内側に向かって開いた側端(25)と、ディスクの外側に向かって開いた側端(26)とを有する、請求項1のディスクブレーキのためのディスク。
  4. 前記ディスクの内側に向かって開いた側端(25)は、制動バンド(7)とベル(2)との間の接続部内に形成された円形の溝(31)中に開口している、請求項3のディスクブレーキのためのディスク。
  5. 前記少なくとも1つの湾曲部(23)は、円弧のような形をしている、請求項1乃至4のいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
  6. 前記少なくとも1対のチャネルの各チャネル(20、21)は、湾曲部によって互いに接続された複数の直線部を有する通路に沿って延びている、請求項1乃至5のいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
  7. 前記少なくとも1対のチャネルの各チャネルは、制動バンドの外エッジ(9)の近くに配置されてほぼ径方向に方向付けられた通路部分を有する、請求項1乃至6のいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
  8. 前記少なくとも1対のチャネルの各チャネル(20、21、20’、21’)は、制動バンドの前記ベルに最も近い部分に位置されていると共に、これら1対のチャネルが反射対称的にされたディスクの半径(R、R’)に対して斜めに配置されている直線部(22)を有する請求項1乃至7のいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
  9. 少なくとも1対のチャネルの2つの斜めの直線部(22)は、互いに発散しているか収集している、請求項8のディスクブレーキのためのディスク。
  10. 前記同じ対の2つのチャネル(20、21)の斜めの直線部(22)は、80度と130度との間、好ましくは106度と120度との間の角度(α)を成している、請求項9のディスクブレーキのためのディスク。
  11. 前記同じ対のチャネル(20、21)の2つの斜めの直線部(22)は、112度の角度(α)を成している、請求項9のディスクブレーキのためのディスク。
  12. 前記同じ対の2つのチャネル間の、ディスクの回転軸と同軸の円に沿って測定された距離は、ディスクと接触され得るパッドの長さと等しいかこれより小さい、請求項1乃至11のいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
  13. 各チャネルは、接触され得るパッドの側エッジ(14、15)の形状と実質的に対応した形状の通路を有する、請求項1乃至12のいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
  14. 前記少なくとも1対のチャネルは、対向した2つの制動面(10、11)の各々に形成されている、請求項1乃至13のいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
  15. 前記制動面(10)に形成された少なくとも1対のチャネルは、対向した制動面(11)に形成された少なくとも1対のチャネルに対してオフセットされている、請求項14のディスクブレーキのためのディスク。
  16. 前記制動バンドは、同じ制動面に均等に配置されて、即ち、一定の間隔を置いて形成された複数対のチャネルを有する、請求項1乃至15のいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
  17. 前記対向した2つの制動面に形成された複数対のチャネルは、半分のインターバルで互いに対してオフセットされている、請求項16のディスクブレーキのためのディスク。
  18. 各チャネルは、接続底部(28)に向かって閉じる側面(27)を備えた断面を有する、請求項1乃至17のいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
  19. 前記側面(27)は、これに接触され得るパッドを元に戻すための刃先を構成している、請求項18のディスクブレーキのためのディスク。
  20. 前記側面(27)は、85度と95度との間、好ましくは88度と92度との間の角度(δ)で互いに傾斜されている、請求項18もしくは19のディスクブレーキのためのディスク。
  21. 前記側面(27)は、90度の角度で互いに傾斜されている、請求項20のディスクブレーキのためのディスク。
  22. 前記底部(28)は、円弧のような形をしている、請求項19、20、及び21のうちのいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
  23. 前記底部は、1mmと、3mm好ましくは2.5mmとの間の半径(29)を有する円弧のような形をしている、請求項22のディスクブレーキのためのディスク。
  24. 前記チャネルの各々は、全体に円弧のような形をした断面を有する、請求項1乃至19のいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
  25. 前記チャネルの各々は、0.3mmと2mmとの間、好ましくは0.5mmと0.9mmとの間の深さを有する、請求項1乃至24のいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
  26. 前記少なくとも1つのチャネルは、ディスクの制動バンド(7)の磨耗可能な厚さに等しい深さを有する、請求項1乃至25のいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
  27. ディスクの制動バンドは、1対のプレート(16、17)を有し、これらプレートの間に、ディスクの通風のためのダクトが形成されている、請求項1乃至26のいずれか1のディスクブレーキのためのディスク。
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