JP2004503696A - 鉄骨建築構造 - Google Patents

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Abstract

本発明は建物階層、特に居室、作業室又は住宅設備機器収容室を有する階層を構築するための鉄骨建築構造において、少なくとも1つずつの床構造体(3)と天井構造体(30)とを備え、1つの階層の天井構造体(30)が別の1つの階層のための床構造体(3)として機能し、床構造体(3)には天井構造体(30)を載置支持するための階層柱(2)が立設されていると共に各階層柱(2)を床構造体(3)と結合する弾性防音構造を備えた仕口構造(4)が設けられ、この仕口構造(4)が、床構造体(3)上で階層柱(2)を横方向に関して固定するために床構造体(3)に結合された固定要素(5)と、変形時に高い弾性回復能を示すと共に長期塑性圧縮歪みの小さい軟弾性材料からなる遮音層とを含み、遮音層が床構造体(3)に結合された固定要素(5)と階層柱(2)との間に介装されている鉄骨建築構造に関する。

Description

【0001】
本発明は、建物階層、特に居室、作業室、又は住宅設備機器収容室を含む階層を構築するための鉄骨建築構造に関する。
【0002】
鉄骨建築構造は住宅建設においてさほど普及していない。その主な理由は、鋼材が住宅建設においては望ましくない固体内音波の伝播能力に極めて優れているからである。
【0003】
鋼製主桁にポリエチレン製パネルを介装して建物構造をボルトで固定した鉄骨建築構造は知られている。この場合、ポリエチレン製パネルは断熱が主目的であるが僅かな固体内伝播音遮断作用も果たすことができる。しかしながら、この構造の欠点は、主桁と建物構造にボルト結合用の貫通孔を有するフランジが必要なことである。即ち、ボルト結合はナットで締め込まれる複数本のボルトを用い、これらのボルトがフランジとポリエチレンパネルとに挿通される。この場合、少なくともボルト軸部を介して損失の無い固体内音波の伝播が果たされてしまう。更に一般的な中実体のポリエチレン製パネルの共振周波数は、この構造で減衰可能な固体内音波伝播周波数範囲よりも遙かに高い。
【0004】
そこで本発明の課題は、個々の階層間の固体無い音波伝播を殆ど阻止すると共に建築構造の強度に対するあらゆる構造力学上の要求を満たすことができ、取り扱いが容易でしかも構造が単純な建築階層構築用の鉄骨建築構造を提供することである。
【0005】
本発明によれば、この技術的課題は、少なくとも1つずつの床構造体と天井構造体とを備え、1つの階層の天井構造体が別の1つの階層のための床構造体として機能し、床構造体には天井構造体を載置支持するための階層柱が立設されていると共に各階層柱を床構造体と結合する弾性防音構造を備えた仕口構造が設けられ、この仕口構造が、床構造体上で階層柱を横方向に関して固定するために床構造体に結合された固定要素と、変形時に高い弾性回復能を示すと共に長期塑性圧縮歪みの小さい軟弾性材料からなる遮音層とを含み、遮音層が床構造体に結合された固定要素と階層柱との間に介装されていることを特徴とする鉄骨建築構造によって解決される。
【0006】
鉄骨建築構造における階層柱と床構造体及び天井構造体の主桁とは主要部が鋼製である。本発明による鉄骨建築構造の大きな利点は、個々の建物階層の鋼製部材が軟弾性材料からなる遮音層によって相互に遮断されており、特にボルトを利用した金属部材同士の結合も省くことができる点にある。軟弾性材料は、これによって固体内音波の伝播が遮断もしくは劇的に減衰される材質であって、変形時に高い弾性回復能を示すと共に長期塑性圧縮歪みの小さい特性を有する。この軟弾性材料としては、取付状態で定常的に加わる建物階層からの定荷重を受けている状態で15Hz未満の共振周波数を示すものであることが好ましい。このような材質の選定によって、1つの階層構造の内部で現れる固体内伝播音がその上又は下にある階層に殆ど伝達されなくなることが確認されている。この場合、軟弾性材料からなる遮音層は2つの機能を果たすものである。即ち、第1は床構造体に立設された階層柱の下端面を床構造体から遮音隔離する機能である。この機能を果たすために、遮音層はこれら両者間の水平な界面上に配置されている。第2の機能は、階層柱を横方向に関して固定するための固定要素を実質的に階層柱の径方向で階層柱から弾力性を伴って遮音隔離する機能である。この機能を果たすために、軟弾性材料の遮音層は固定要素の側面を少なくとも断続的に覆い、階層柱がその径方向に関しても遮音層を介して間接的にしか固定要素と接触しないようにしてある。
【0007】
遮音層を構成する軟弾性材料は、遮音層を圧縮する定荷重が大きければ大きいほど共振周波数が高くなるという性質を有する。1つの階層のうちで最も大きな定荷重は、階層柱の下端面を床構造体から遮音隔離するために水平な界面上に配置された遮音層部分に加わっている。ここでは、建物階層全体又は複数の建物階層からの定荷重が定常的に遮音層に加わることになる。現在市販されている軟弾性材料でも階層数の少ない建物ならばそのまま本発明による鉄骨建築構造を構築することができる。建物が一層高くなる場合は、建物及び内部設備の重量に応じて遮音層の耐荷重を更に高くする必要がある。
【0008】
固体内伝播音を実質的に遮断するには、定常的な定荷重が軟弾性材料の共振周波数を例えば約15Hz未満に維持する特定の上限値を超えないように設計することが肝要である。各仕口構造において定荷重がこの上限値を超えた場合の共振周波数では、軟弾性材料による遮音層の所期の遮音効果はもはや希望する程度には達成されなくなる。但し、想定される固体内伝播音が階層の用途によっては許容されるとの理由で、目標とする防音効果を達成するための共振周波数は多少高くてもよいという場合も当然に考えられる。これは、例えば元々比較的高い騒音レベルに支配されることを許容している作業室を含む階層構造の場合である。勿論、現在市販されている軟弾性材料よりも更に大きな定荷重を受けている状態でも所望の低い共振周波数を達成することのできる一層優れた特性の軟弾性材料は近い将来に市販され、容易に入手できるようになる可能性がある。
【0009】
本発明による鉄骨建築構造は、固体内伝播音の減衰だけでなく特に良好な電気絶縁と隙間の無い断熱も達成することができる。
【0010】
本発明による鉄骨建築構造における遮音層は、材質特性の異なる軟弾性材料を含む構成とすることができる。この場合、遮音層を構成する軟弾性材料は、適用される定荷重のレベルに応じて複数の領域に分割されていてもよい。多階層の建物の場合、例えば要求値である15Hz未満の共振周波数を維持した状態のまま上方から作用する全ての階層及び内部設備による定荷重に耐える軟弾性材料を最下層の階層の仕口構造に使用する必要がある。最下層よりも上の階層では、それよりも低い定荷重で15Hz未満の共振周波数を維持する材質特性の軟弾性材料で仕口構造の遮音層を構成すればよい。このような遮音層部品における軟弾性材料の材質特性の違いは、各階層の仕口構造の組立作業時における取り違えを避けるために遮音層部品に段階的な荷重等級毎に色又は文字等のマークで標識しておくことが望ましい。
【0011】
このようにして、建物階層、特に居室、作業室、又は住宅設備機器収容室を有する階層を格別迅速に構築することのできるモジュール工法に従った鉄骨建築構造が提供される。この場合、遮音層に用いる軟弾性材料に対する上述のような材質特性レベル標識の他に、階層高さと階層柱間のスパンも予め段階的に定められていることが望ましい。勿論、種々の荷重等級について種々の幾何学寸法に予め設計された遮音層を用いることも可能である。このような鉄骨建築構造は、建物階層の構築を容易とするだけでなく、構造力学的な実証データをカタログ化して或る建築プランから別の建築プランに転用可能とすることもできるので建築許可を受けるための手続きに必要な作業も容易となる。
【0012】
階層柱が管状の閉じた横断面輪郭形状を有する鉄骨建築構造においては、仕口構造の固定要素は単独の固定部材として構成することが好ましく、この場合の固定部材は床構造体に固着されて床構造体から突出し、階層柱の下部管端から管内空間に嵌入される。階層柱の組立は、例えばボルト結合等の付加的結合要素を必要としないので特に簡単である。各階層の床構造体の上には壁構造を構築するために平滑な床面の床上部構造体が仕口構造の全高以上の厚さで設けられ、これにより組立後の仕口構造の全ての部材は階層柱の内部で床面下に隠れてしまうことになるという利点が得られる。
【0013】
遮音層部品の取り扱いを更に向上するには、遮音層は鍔部を有する帽子状の遮音エレメントとして構成することが好ましく、この場合、遮音エレメントを固定部材に上から被せてその鍔部が床構造体とその上に立設された階層柱の端面との間に介装されるようにするとよい。このような一体的な鍔付き帽子状の遮音層によれば、その遮音機能は、階層柱と床構造体との間の水平界面に介装される鍔部及び帽体頂面部と、仕口構造の固定要素を実質的に階層柱の径方向で階層柱から遮音隔離する帽体周面部とに分担されるが、両機能が一体構造の遮音層部品で簡単に得られるという取扱上の利点が得られる。
【0014】
固定部材の外形を円錐台形状とすると共に、階層柱の端部に心出し用の受容部を設け、この心出し用の受容部に遮音層を介して固定部材が嵌合するようにすることも有利であり、これにより階層柱と固定部材との同軸配置を確実に保証することができる。更にこの場合は、階層柱を固定部材に嵌合させて立てる際に円錐台形状の固定部材が補助的なガイド機構として作用するので、建物の構築作業が容易となる利点もある。階層柱は比較的重い資材であり、通常はクレーンで仕口部の上に位置決めされる。クレーンで吊られた階層柱を手作業で固定部材の上に案内しなければならない組立作業員にとって、この補助的なガイド機構の存在は立設作業を容易にする手段として極めて有益である。更に、係る補助的なガイド機構の存在は鉄骨建築構造の組み立て作業を一層迅速化するのにも寄与する。遮音又は防音機能に関しても、円錐台形状の固定部材を使用するとその平面図において環状投影面として現れる傾斜した周面がそれに被された遮音層と共に階層柱の軸方向に作用する圧縮荷重の一部を径方向外方へ逃がして吸収する役目を果たすという利点が得られる。このようにして遮音機能上重要な水平界面上に作用する軸方向定荷重が軽減される傾向を示し、それに伴って遮音層の共振周波数も低下する傾向を示すことになる。
【0015】
個々の建物階層で騒音を更に低減するには、管状の階層柱の管内にコンクリートを打設することが有効である。中空のままの管状階層柱は、楽器等の何らかの種類の振動音源による刺激で騒音を発生する共鳴体の性質を有しているが、内部にコンクリートを打設することで非共鳴体をなる。しかも内部にコンクリートを打設した階層柱は建物の防火性能を高める効果もある。その理由は、階層柱の外殻を構成する鋼管の弾性率が温度上昇に伴って低下する虞を打設コンクリートが減少させるからである。コンクリートは火災時にかなりの熱量を吸収する。この熱量は、吸収の無い場合には階層柱の表面温度を極めて迅速に上昇させる虞があるほどのものであり、従って管内にコンクリートを打設していない場合には階層柱の構造上の安定性も低下させるほどのものである。
【0016】
本発明による鉄骨建築構造の更に別の好適な実施形態では、階層柱は中実体で外部へ開放された凹溝部を含む横断面形状を有し、床構造体に結合された固定要素が遮音層を介して階層柱に横断面外部から当接している。この場合の階層柱としては、T形鋼、H形鋼、或いはU形鋼からなる鉄骨柱を採用することが可能である。また、これらの形鋼の凹溝部に前述と同様にコンクリートを打設してもよい。
【0017】
中実体で外部へ開放された凹溝部を含む横断面形状の形鋼は、殆どの場合に互いに直交する平坦面を備えており、壁構造体の各部品、窓及びその他の部材の取り付けは、例えば円形輪郭の横断面形状を有する階層柱の場合よりも簡単な作業となる。
【0018】
遮音層を構成する軟弾性材料は、4N/mm〜8N/mmの範囲内の動弾性率を有するものとすることが好ましい。好適には、遮音層の軟弾性材料は独立発泡構造の発泡ポリウレタン製のものである。この材料は所要の構造力学的支持耐力を発揮するだけでなく、無数の気体封入独立気泡を有するその発泡構造によって防音機能に優れていることが確認されている。
【0019】
更に、発泡ポリウレタンが変形後も遮音層の高弾性回復能を維持する復元能力のある発泡構造を有することは特に有利である。この場合、発泡構造の内部独立気泡に封入されている気体の内圧が弾性回復能を発揮するものでもよい。但し、発泡構造の独立気泡自体が比較的薄肉の発泡体の場合は内圧が高くなると耐えられずに収縮破壊されてしまうので、このような発泡構造の弾性回復能は極めて限定されてしまい、変形荷重を受けた後にかなり高い永久歪みを示すことになる。このような発泡構造は本発明における遮音層に用いる発泡ポリウレタン材料としては不向きである。本発明における遮音層に利用できる発泡樹脂材料は、既に述べたように発泡構造自体からその弾性回復能を得ることができ、それによって長期的に作用する定荷重のもとでもその弾性回復能と低い共振周波数とを殆ど変化させずに維持するものであることが重要である。
【0020】
本発明による鉄骨建築構造の更に別の実施形態では、天井構造体に向かい合う側の階層柱の端部に天井構造体に対する防音機能を果たすための追加の遮音層が更に設けられている。従ってこの場合の階層柱は、両端、即ち床構造体に向かい合う下端部では仕口構造の遮音層を介して、また天井構造体に向かい合う上端部では上記追加の遮音層によって、ともに防音ないし遮音されている。
【0021】
この場合の最も簡単な具体的構成を実現する実施形態では、天井構造体に床構造体側へ向いた別の仕口構造が取り付けられ、この別の仕口構造により天井構造体が前記追加の遮音層を介して階層柱の上端部に載っている。
【0022】
この場合、階層柱の上端部と追加の遮音層との両者により前記別の仕口構造を横断面外部から包持する構造とし、階層柱の上端部も、下端部と同様に、天井構造体に対して横方向に関して固定することが好ましい。
【0023】
本発明は更に階層柱を床構造体に対して防音及び固定するための仕口構造も提供するものであり、この仕口構造は、階層柱を横方向に関して固定するために、床構造体に固定可能な固定要素と、変形時に高い弾性回復能を示すと共に長期塑性圧縮歪みの小さい軟弾性材料からなる遮音層とを備えたことを特徴とするものである。
【0024】
本発明を添付図面に示す幾つかの実施形態に関して更に詳述すれば以下の通りである。
【0025】
図1は、本発明の1実施形態に係る鉄骨建築構造1の仕口部を示している。階層柱2は、床構造体3に対面する側の下端部で床構造体3に結合されている。この結合のために遮音機能付きの下部仕口構造4が設けられている。
【0026】
仕口構造4は固定要素5を有し、この固定要素は階層柱2を床構造体3上で横方向に関して固定するために設けられ、複数のボルト6によって床構造体に強固に結合されている。即ち、仕口構造4の固定要素は円錐台形状の外形を有する固定部材7を含み、この固定部材には取付板8が固定されている。取付板8はボルト6を通すための複数の貫通孔9を備えており、これらの貫通孔に通されたボルトで固定要素5が床構造体3に固定されている。固定部材7及び取付板8の表面は、変形時に高い弾性回復能を示す軟弾性材料で鍔付き帽子状の遮音エレメント10として構成された遮音層によって覆われている。遮音エレメント10は帽子の鍔に相当する形状の鍔部10aを有し、この鍔部は床構造体の上面と平行な取付板上の水平面上に拡がっており、帽体頂面と共にその上に立設される階層柱2の下端面と床構造体との間の防音又は遮音層として機能する。
【0027】
遮音エレメント10の帽体部周面領域10bは、その内周面で円錐台形状の固定部材7の外周面に接し、該領域の外周面は管状の階層柱2の下端部に設けられた心出し用受容部2bの管内へ向う円錐台形状の凹部内周面に接している。この受容部は、その凹部が遮音エレメントの肉厚を考慮に入れて固定部材7の突出外形に適合されており、階層柱2の管内壁に強固に結合されている。このようにして階層柱2は径方向でも防音ないし遮音されていると共に、床構造体3に結合された固定部材7によって横方向に関して固定されている。心出し用受容部2bの凹部は遮音エレメント10の外面に密着し、固定部材7は遮音エレメント10の内面に密着している。心出し用受容部2bは階層柱2の内部で床面を形成し、この床面に至るまでコンクリート2aが打設充填されている。有利な実施形態においては、心出し用受容部2bを備えた階層柱2は打設コンクリート2aと一緒に予め仕上られた資材として提供される。この場合、建築現場での組み立て作業時には生コンクリートを打ち込む必要はなく、従ってその作業時間の大幅な短縮が可能である。
【0028】
尚、図示しない変形態様としてコンクリートを打設した階層柱2の心出し用受容部2bはそれ自身が床面を形成しない形式で打設コンクリート自体で一体に形成してもよい。この場合、床面が無いので打設コンクリート2aは遮音エレメント10の表面に直接に接することになる。このような構成は図1で打設コンクリートと心出し用受容部とが同一且つ一体の単一構造からなるものと想定することにより容易に理解されることである。この場合、遮音エレメント表面との充分な接触を果たすために階層柱2はコンクリートの打設に先だって中空状態のまま仕口構造の上に立設される。階層柱2が遮音層を介して固定部材7上に立設されたのち、はじめて生の無収縮膨潤性複合コンクリートが階層柱の管内に充填され、打設コンクリート2aが形成される。この際に複合コンクリートは固定部材7及び遮音エレメント10によって形成される代わりの床面形状に従って予め定められた形状で固化し、固化後の状態では階層柱の心出しと、床構造体3と階層柱2との間の充分な力の伝達を果たすことになる。
【0029】
図1から明らかなように、床構造体3は固定部材7の取付板8がボルトで固定される主桁11と、主桁11に固定配置されて打設コンクリート層13内に埋められることになる台形板12とを備えている。台形板12とコンクリート層13の厚さ領域における階層柱2は外装被覆14を備えており、この外装被覆は、特に防食を目的としてコンクリート層13と階層柱2の外殻鋼管との直接の接触を防止するためのものである。コンクリート層13の上には衝撃音減衰層15が載置され、更にその上に床上部構造体16が載置されている。
【0030】
仕上がった建物階層の部屋内からは、仕口構造4は全体が床表面下の床構造体3内に隠れている。階層柱2はその滑らかな表面のみが部屋内に現れ、図示しない壁構造をこれに取付けることができる。
【0031】
図2は床構造体の主桁11を斜視図で示しており、階層柱を横方向に関して固定するための固定要素5がこの主桁上に取り付けられている。この場合の主桁11はH形鋼からなる。固定要素5は円錐台形状の固定部材7を備え、その大径側の円形底面は取付板8に固着されている。この取付板自体はボルト(図示せず)によって主桁11に固定されている。
【0032】
図3は本発明による遮音対策の付加的な実施形態に係る上部仕口構造の断面図であり、天井構造体30と階層柱2との間に配置された追加の遮音層21を示している。図示を簡略化するために天井構造体30のうちの1本の主桁22のみを示してある。この主桁の下面には、階層柱2の上端部との結合用の上部仕口構造23がこの階層の床構造体へ向けて突出するように溶接されている。階層柱2の上端部には管内へ入り込んだ位置に底面板24が溶接されており、この底面板の上面は天井構造体30の仕口構造23を支持する支承板として機能する。遮音層21は前述の通りの材質特性を有する軟弾性材料からなり、仕口構造23と階層柱2上端部の底面板24との間に介装されている。階層柱2を横方向に関して固定するために階層柱2と遮音層21が天井構造体30の仕口構造23を包持している。これによってこの階層の防音ないし遮音機能は付加的に改善され、上階の床構造体における階層柱の防音が何らかの技術的理由で充分に達成できない場合にも代替措置として応用することができる。但し、天井構造体側のみでの階層柱の防音対策は床構造体側での防音対策ほどには効果的でなく、両者を組み合わせることが最善であることは述べるまでもない。
【0033】
底面板24の下面は、階層柱2内部の打設コンクリート25に接していることが望ましい。
【0034】
上述のように階層柱は本発明に従っていずれか一方の端部で防音することも両端部で同時に防音することも可能である。個別に比較すれば床構造体3の部分における防音措置が最も効果的である。その理由は、固体内伝播音は大抵は床構造体3の上での何かの動きによって発生し、この発生した固体内伝播音を発生場所の近くで減衰できるからである。階層柱2の天井構造体30側に向かい合う端部での防音措置は、特に良好な防音機能が望まれる場合に最適な付加的措置として採用される。
【0035】
図4は、図3に示した天井構造体30の主桁22を下から見上げた斜視図で示している。この主桁22は同様にH形鋼からなり、その下面には下向きに床構造体の方を向いて突出した円筒形の上部仕口構造23が溶接されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】床構造体及びその上部に立設された階層柱との仕口部の部分断面図である。
【図2】鋼製主桁梁とその上面に階層柱を同軸に立設できるように固定された円錐台形状の固定部材とを示す斜視図である。
【図3】階層柱の上端部とその上に載置された天井構造体との仕口部の部分断面図である。
【図4】天井構造体を階層柱上に載置するために鋼製主桁に設けられた仕口構造の斜視図である。
【符号の説明】
1   鉄骨建築構造
2   階層柱
2a  打設コンクリート
2b  心出し用受容部
3   床構造体
4   下部仕口構造
5   固定要素
6   ボルト
7   円錐台形固定部材
8   取付板
9   貫通孔
10  遮音エレメント
10a 鍔部
10b 帽体部周面領域
11  主桁
12  台形板
13  コンクリート層
14  外装被覆
15  衝撃音減衰層
16  床上部構造体
21  追加の遮音層
22  主桁
23  上部仕口構造
24  底面板
25  打設コンクリート
30  天井構造体

Claims (14)

  1. 建物階層、特に居室、作業室、又は住宅設備機器収容室を含む階層を建築するための鉄骨建築構造において、少なくとも1つずつの床構造体(3)と天井構造体(30)とを備え、1つの階層の天井構造体(30)が別の1つの階層のための床構造体(3)として機能し、床構造体(3)には天井構造体(30)を載置支持するための階層柱(2)が立設されていると共に各階層柱(2)を床構造体(3)と結合する弾性防音構造を備えた仕口構造(4)が設けられ、この仕口構造(4)が、床構造体(3)上で階層柱(2)を横方向に関して固定するために床構造体(3)に結合された固定要素(5)と、変形時に高い弾性回復能を示すと共に長期塑性圧縮歪みの小さい軟弾性材料からなる遮音層とを含み、遮音層が床構造体(3)に結合された固定要素(5)と階層柱(2)との間に介装されていることを特徴とする鉄骨建築構造。
  2. 階層柱(2)が管状横断面形状を有し、仕口構造(4)の固定要素(5)が床構造体(3)に固定された固定部材(7)として構成され、固定部材(7)が床構造体(3)から突出して管状の階層柱(2)の管端部から管内に嵌入されていることを特徴とする請求項1に記載の鉄骨建築構造。
  3. 遮音層が帽子状の遮音エレメント(10)として構成されていると共に帽子の鍔に相当する形状の鍔部(10a)を含み、遮音エレメントが固定部材(7)の上に被されていてその鍔部(10a)が床構造体(3)とその上に立設された階層柱(2)の端面との間に介装されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄骨建築構造。
  4. 固定部材(7)が円錐台形状の外形を有すると共に、階層柱(2)が端部に心出し用の受容部(2b)を有し、この心出し用の受容部に遮音層を介して固定部材(7)が嵌合することにより階層柱(2)と固定部材(7)との同軸配置が果たされていることを特徴とする請求項2又は3に記載の鉄骨建築構造。
  5. 管状の階層柱(2)の内部にコンクリート(2a)が打設されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の鉄骨建築構造。
  6. コンクリート(2a)が無収縮膨潤性複合コンクリートであることを特徴とする請求項5に記載の鉄骨建築構造。
  7. 階層柱(2)が中実体で外部へ開放された凹溝部を含む横断面形状を有し、床構造体(3)に結合された固定要素(5)が遮音層を介して階層柱(2)に横断面外部から当接していることを特徴とする請求項1に記載の鉄骨建築構造。
  8. 遮音層を構成する軟弾性材料の動弾性率が4N/mm〜8N/mmの範囲内であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の鉄骨建築構造。
  9. 遮音層を構成する軟弾性材料が独立発泡構造の発泡ポリウレタンからなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の鉄骨建築構造。
  10. 発泡ポリウレタンが変形後も遮音層の高弾性回復能を維持する復元能力のある発泡構造を有することを特徴とする請求項9に記載の鉄骨建築構造。
  11. 天井構造体(30)に向かい合う側の階層柱(2)の端部に天井構造体(30)に対する防音機能を果たすための追加の遮音層が更に設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の鉄骨建築構造。
  12. 天井構造体(30)に床構造体(3)側へ向いた別の仕口構造(23)が取り付けられ、この別の仕口構造により天井構造体(30)が前記追加の遮音層を介して階層柱(2)の上端部に載っていることを特徴とする請求項11に記載の鉄骨建築構造。
  13. 階層柱(2)の上端部及び追加の遮音層がともに前記別の仕口構造(23)を横断面外部から包持していることを特徴とする請求項12に記載の鉄骨建築構造。
  14. 階層柱(2)を床構造体(3)に対して防音及び固定するための仕口構造であって、階層柱(2)を横方向に関して固定するために、床構造体(3)に固定可能な固定要素(5)と、変形時に高い弾性回復能を示すと共に長期塑性圧縮歪みの小さい軟弾性材料からなる遮音層とを備えたことを特徴とする仕口構造。
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