JP2004502773A5 - - Google Patents

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JP2004502773A5
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物並びにそれらの塩およびエステル:
【化1】
Figure 2004502773
ここで:
R1およびR2は、それぞれ独立してH、OH、OR'、SH、SR'、SOR'、SO2R'、NO2、NH2、NHR'、N(R')2、NHCOR'、N(COR')2、NHSO2R'、CN、ハロゲン、C(=O)H、C(=O)R'、CO2H、CO2R'、Cl-C12アルキル、Cl-C12ハロアルキル、C2-C12アルケニル、C2-C12アルキニル、置換または非置換のアリール、置換または非置換のアラルキル、および置換または非置換の複素環式芳香族からなる群から選択され;および
R3は、OHおよびOMeからなる群から選択され;
ここで、前記それぞれの基のR'は、独立してOH、Cl-C12アルキル、Cl-C12ハロアルキル、C2-C12アルケニル、C2-C12アルキニル、置換または非置換のアリール、置換または非置換のアラルキル、置換または非置換のアリールアルケニル、および置換または非置換の複素環式芳香族からなる群から選択され、並びに、
前記基RlまたはR2が、式N(R')2またはN(COR')2の基である場合、前記R'基のそれぞれは、同じか若しくは異なっていてもよく、または前記2つのR'基は、これらが結合された窒素原子と共に、5-14員の複素環を形成してもよく;
前記アリール基、並びに前記アラルキル基およびアリールアルケニル基のアリール部分は、炭素環または2以上の縮合環内に6〜14の炭素原子を有する環状炭素アリール基であり;
前記アラルキル基は、上記記載の通りアリール基によって置換されたC1-C6アルキル基であり;
前記アリールアルケニル基は、上記記載の通りアリール基によって置換されたC2-C6アルケニル基であり;
前記複素環式芳香族基は、1つの環または2以上の縮合環内に5〜14環原子を有する複素環式芳香族基であり、該環の少なくとも一つの環原子は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択され、また上記記載の通りアリール基と縮合した複素環式の芳香族のような基であり;
前記アリール基および複素環式芳香族基、並びに前記アラルキル基およびアリールアルケニル基のアリール部分の置換基は、Cl-C12アルキル、Cl-C12ハロアルキル、Cl-C12アルコキシ、Cl-C12アルキルチオ、NH2、Cl-C 6 アルキルアミノ、ジ(Cl-C 6 アルキル)アミノ、Cl-C4アルカノイルアミノ、ジ(Cl-C4アルカノイル)アミノ、NO2、CNおよびハロゲンからなる群から選択される化合物であり;
式(I)の1以上の3級アミン窒素原子が任意に四級化されており;
以下の化合物を除く:
R1およびR2はアミノであり、R3はヒドロキシである化合物。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物であって、R1はOH、OR'、SH、SR'、SOR'、SO2R'、NH2、NHR'、N(R')2、NHCOR'、N(COR')2、NHSO2R'、C(=O)R'、CO2H、CO2R'、Cl-C12アルキル、Cl-C12ハロアルキルからなる群から選択され、
前記それぞれの基のR'は、独立してOH、Cl-C12アルキル、Cl-C12ハロアルキル、アリール(これは、任意にC1-C6アルキル、Cl-C6アルコキシ、Cl-C6アルキルチオ、NH2、Cl-C6アルキルアミノ、ジ(Cl-C6アルキル)アミノ、NO2、CN、およびハロゲンから選択される基で置換されてもよい)、アラルキルまたはアリールアルケニル(このアリール部分は、C1-C6アルキル、Cl-C6アルコキシ、Cl-C6アルキルチオ、NH2、Cl-C6アルキルアミノ、ジ(Cl-C6アルキル)アミノ、NO2、CN、およびハロゲンから選択される基で任意に置換されてもよい)からなる群から選択され、並びに前記基Rlは、式N(R')2またはN(COR')2の基であり、前記R'基のそれぞれは、同じか若しくは異なっていてもよく、または前記2つのR'基は、これらが結合した窒素原子と共に、5-12員の複素環を形成してもよい化合物。
【請求項3】
請求項1に記載の化合物であって、R1は、OR'、SR'、SOR'、NH2、NHR'、N(R')2、NHCOR'、N(COR')2およびNHSO2R'からなる群から選択され、前記それぞれの基のR'は、独立してCl-C6アルキル、Cl-C6ハロアルキル、アリール(これは、任意にC1-C6アルキル、Cl-C6アルコキシおよびハロゲンからから選択される基で置換されていてもよい)、アラルキル(このアリール部分は、任意にC1-C6アルキル、Cl-C6アルコキシおよびハロゲンから選択される基で置換されていてもよい)、アリールアルケニル(このアリール部分は、任意にC1-C6アルキル、Cl-C6アルコキシおよびハロゲンから選択される基で置換されていてもよい)からなる群から選択され、並びに前記基Rlが、式N(R')2またはN(COR')2の基である場合、前記2つのR'基は、これらが結合した窒素原子と共に、5-10員の複素環を形成してもよい化合物。
【請求項4】
請求項1に記載の化合物であって、R1は、Cl-C4アルコキシ、Cl-C4アルキルチオ、Cl-C4アルキルスルフィニル、アミノ、Cl-C4アルキルアミノ、ジ(Cl-C4アルキル)アミノ、Cl-C4アルカノイルアミノ、ジ(Cl-C4アルカノイル)アミノ、Cl-C4ハロアルカノイルアミノ、アリールアミノ(ここで、前記アリール部分は、任意にC1-C4アルコキシ基で置換されてもよい)、ベンジルアミノ(ここで、前記ベンジル部分のフェニル部位は、任意にC1-C4アルコキシ基で置換されていてもよい)、シンナモイルアミノまたはジシンナモイルアミノ(ここで、前記それぞれのシンナモイル部分のフェニル部位は、任意にC1-C4アルコキシ基で置換されてもよい)からなる群から選択されるか、または前記分子の残りの部分にその窒素原子を介して結合された5-7員の窒素含有複素環である化合物。
【請求項5】
請求項1に記載の化合物であって、R1は、メトキシ、チオメチル、メチルスルフィニル、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、ベンジルアミノ、アセチルアミノ、トリフルオロアセチルアミノ、ジアセチルアミノ、シンナモイルアミノ、ジシンナモイルアミノ、p-メトキシベンジルアミノおよびピペリジノから選択される化合物。
【請求項6】
請求項1に記載の化合物であって、R1は、アミノ、ベンジルアミノ、アセチルアミノ、トリフルオロアセチルアミノ、ジアセチルアミノ、シンナモイルアミノ、ジシンナモイルアミノおよびp-メトキシベンジルアミノから選択される化合物。
【請求項7】
請求項1に記載の化合物であって、R2は、OH、OR'、SH、SR'、SOR'、SO2R'、NH2、NHR'、N(R')2、NHCOR'、N(COR')2、NHSO2R'、C(=O)R'、CO2H、CO2R'、Cl-C12アルキル、およびCl-C12ハロアルキルからなる群から選択され、
前記それぞれの基R'は、独立してOH、Cl-C12アルキル、Cl-C12ハロアルキル、アリール(これは、任意にC1-C6アルキル、Cl-C6アルコキシ、Cl-C6アルキルチオ、NH2、Cl-C6アルキルアミノ、ジ(Cl-C6アルキル)アミノ、NO2、CNおよびハロゲンから選択される基で置換されていてもよい)、アラルキルまたはアリールアルケニル(このアリール部分は、任意にC1-C6アルキル、Cl-C6アルコキシ、Cl-C6アルキルチオ、NH2、Cl-C6アルキルアミノ、ジ(Cl-C6アルキル)アミノ、NO2、CNおよびハロゲンから選択される基で置換されていてもよい)からなる群から選択され、並びに前記基R2が、式N(R')2またはN(COR')2の基である場合、前記R'基のそれぞれは、同じか若しくは異なっていてもよく、または前記2つのR'基は、結合された窒素原子と共に、5-12員の複素環を形成してもよい化合物。
【請求項8】
請求項1に記載の化合物であって、R2は、OR'、SR'、SOR'、NH2、NHR'、N(R')2、NHCOR'、N(COR')2およびNHSO2Rからなる群から選択され、前記それぞれの基のR'は、独立してCl-C6アルキル、Cl-C6ハロアルキル、アリール(これは、任意にC1-C6アルキル、Cl-C6アルコキシおよびハロゲンから選択される基で置換されてもよい)、アラルキル(この基のアリール部分は、任意にC1-C6アルキル、Cl-C6アルコキシおよびハロゲンから選択される基で置換されてもよい)、アリールアルケニル(この基のアリール部分は、任意にC1-C6アルキル、Cl-C6アルコキシおよびハロゲンから選択される基で置換されてもよい)からなる群から選択され、並びに前記基R2が、式N(R')2またはN(COR')2の基である場合、前記2つのR'基は、これらが結合した窒素原子と共に、5-10員の複素環を形成してもよい化合物。
【請求項9】
請求項1に記載の化合物であって、R2は、Cl-C4アルコキシ、Cl-C4アルキルチオ、Cl-C4アルキルスルフィニル、アミノ、Cl-C4アルキルアミノ、ジ(Cl-C4アルキル)アミノ、Cl-C4アルカノイルアミノ、ジ(Cl-C4アルカノイル)アミノ、Cl-C4ハロアルカノイルアミノ、アリールアミノ(ここで、前記アリール部分は、任意にC1-C4アルコキシ基で置換されていてもよい)、ベンジルアミノ(ここで、前記ベンジル部分のフェニル部位は、任意にC1-C4アルコキシ基で置換されていてもよい)、シンナモイルアミノまたはジシンナモイルアミノ(ここで、前記それぞれのシンナモイル部分のフェニル部位は、任意にC1-C4アルコキシ基で置換されていてもよい)からなる群から選択されるか、または前記分子の残りの部分にその窒素原子を介して結合された5-7員の窒素含有複素環である化合物。
【請求項10】
請求項1に記載の化合物であって、R2は、チオメチル、メチルスルフィニル、アミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、アセチルアミノ、ジアセチルアミノ、シンナモイルアミノおよびp-メトキシベンジルアミノから選択される化合物。
【請求項11】
請求項1に記載の化合物であって、R2は、アミノ、アセチルアミノ、ジアセチルアミノおよびp-メトキシベンジルアミノから選択される化合物。
【請求項12】
請求項1に記載の化合物であって、R 3 は、OHである化合物。
【請求項13】
請求項1に記載の化合物であって、R 3 は、OMeである化合物。
【請求項14】
下式の化合物であって、
【化2】
Figure 2004502773
以下の表にて番号の付された化合物:
表中、R 1 、R 2 およびR 3 は、記載される意味を有し、
【表1】
Figure 2004502773
前記表中、Meはメチルを意味し、Etはエチルを意味し、Buはブチルを意味し、Acはアセチルを意味し、およびNHPMBはp-メトキシベンジルアミノを意味する。
【請求項15】
式(I)の化合物並びにそれらの塩およびエステルを製造するための方法であって:
【化3】
Figure 2004502773
ここで:
R1およびR2は、それぞれ独立してH、OH、OR'、SH、SR'、SOR'、SO2R'、NO2、NH2、NHR'、N(R')2、NHCOR'、N(COR')2、NHSO2R'、CN、ハロゲン、C(=O)H、C(=O)R'、CO2H、CO2R'、Cl-C12アルキル、Cl-C12ハロアルキル、C2-C12アルケニル、C2-C12アルキニル、置換または非置換のアリール、置換または非置換のアラルキルおよび置換または非置換の複素環式芳香族化合物からなる群から選択され;および
R3は、OHおよびOMeからなる群から選択され;
ここで、前記それぞれの基のR'は、独立してOH、Cl-C12アルキル、Cl-C12ハロアルキル、C2-C12アルケニル、C2-C12アルキニル、置換または非置換のアリール、置換または非置換のアラルキル、置換または非置換のアリールアルケニル、および置換または非置換の複素環式芳香族化合物からなる群から選択され、並びに、
前記基RlまたはR2が、式N(R')2またはN(COR')2の基である場合、前記R'基のそれぞれは、同じか若しくは異なっていてもよく、または前記2つのR'基は、結合された窒素原子と共に、5-14員の複素環を形成してもよく;
前記アリール基、並びに前記アラルキル基およびアリールアルケニル基のアリール部分は、炭素環または2以上の縮合環内に6〜14炭素原子を有する環状炭素アリール基であり;
前記アラルキル基は、上記記載の通りアリール基によって置換されたC1-C6アルキル基であり;
前記アリールアルケニル基は、上記記載の通りアリール基によって置換されたC2-C6アルケニル基であり;
前記複素環式芳香族化合物基は、1つの環または2以上の縮合環内に5〜14環原子を有する複素環式の芳香族基であり、該環の少なくとも一つの環原子は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択され、また上記記載の通りアリール基と縮合した複素環式の芳香族のような基であり;
前記アリール基および複素環式芳香族基の置換基、並びに前記アラルキル基およびアリールアルケニル基のアリール部分の置換基は、Cl-C12アルキル、Cl-C12ハロアルキル、Cl-C12アルコキシ、Cl-C12アルキルチオ、NH2、Cl-C 6 アルキルアミノ、ジ(Cl-C 6 アルキル)アミノ、Cl-C4アルカノイルアミノ、ジ(Cl-C4アルカノイル)アミノ、NO2、CN、およびハロゲンからなる群から選択される化合物であり;
式(I)の1以上の3級アミン窒素原子が任意に四級化されており;
前記方法は、式(II)の中間体の環状化を含み、
【化4】
Figure 2004502773
ここで:
Rla、R2aおよびR3aは、それぞれR1、R2およびR3によって表される基のいずれかを表し、反応性官能基である全てのこのような基は保護されており;並びに、
YlおよびY2は、除去されて、縮合したピリドピロロピリミジン環構造が製造され、式(III)の化合物をもたらすことが可能な基であり;
【化5】
Figure 2004502773
および、必要である場合、R 1a 、R 2a およびR 3a で表される何れかの基が、それぞれR 1 、R 2 およびR 3 で表される何れかの基に転化されている方法。
【請求項16】
Ylは、ヒドロキシ基である請求項15に記載の方法。
【請求項17】
Y2は、塩素原子である請求項15または請求項16に記載の方法。
【請求項18】
Rla=R2aである請求項15〜請求項17のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
RlaおよびR2aは、メチルチオ基である請求項18に記載の方法。
【請求項20】
請求項15から19の何れか1項に記載の方法であって、前記方法は、酸触媒される方法。
【請求項21】
請求項15から請求項20の何れか1項に記載の方法であって、前記方法は、式RaRbRcSiHのトリアルキルシラン(ここで、Ra、RbおよびRcは、同じか若しくは異なっていてもよく、それぞれがCl-C12アルキル基を表す)と前記式(II)の中間体との反応を含む方法。
【請求項22】
請求項15〜請求項21のいずれか一項に記載の方法であって、前記式(II)の中間体は、式(IV):
【化6】
Figure 2004502773
(ここで、R3aおよびY2は、請求項15で定義したとおりであり、Mは金属である)、
の中間体化合物と、式(V)の化合物:
【化7】
Figure 2004502773
(ここで、RlaおよびR2aは、請求項15で定義したとおりである)
との反応によって製造される方法。
【請求項23】
請求項15から21の何れか1項に記載の方法であって、前記式(II)の中間体は、式(VI):
【化8】
Figure 2004502773
(ここで、Rlaは、請求項15で定義したとおりであり、Mは金属である)、
の中間体化合物と、式(VII)の化合物:
【化9】
Figure 2004502773
(ここで、R3aおよびY2は、請求項15で定義したとおりであり、Zは、脱離基である)
との反応によって製造される方法。
【請求項24】
式(I)の化合物並びにそれらの塩およびエステルを製造するための方法であって:
【化10】
Figure 2004502773
ここで:
R 1 およびR 2 は、それぞれ独立してH、OH、OR'、SH、SR'、SOR'、SO 2 R'、NO 2 、NH 2 、NHR'、N(R') 2 、NHCOR'、N(COR') 2 、NHSO 2 R'、CN、ハロゲン、C(=O)H、C(=O)R'、CO 2 H、CO 2 R'、C l -C 12 アルキル、C l -C 12 ハロアルキル、C 2- C 12 アルケニル、C 2- C 12 アルキニル、置換または非置換のアリール、置換または非置換のアラルキルおよび置換または非置換の複素環式芳香族化合物からなる群から選択され;および
R 3 は、OHおよびOMeからなる群から選択され;
ここで、前記それぞれの基のR'は、独立してOH、C l -C 12 アルキル、C l -C 12 ハロアルキル、C 2- C 12 アルケニル、C 2- C 12 アルキニル、置換または非置換のアリール、置換または非置換のアラルキル、置換または非置換のアリールアルケニル、および置換または非置換の複素環式芳香族化合物からなる群から選択され、並びに、
前記基R l またはR 2 が、式N(R') 2 またはN(COR') 2 の基である場合、前記R'基のそれぞれは、同じか若しくは異なっていてもよく、または前記2つのR'基は、結合された窒素原子と共に、5-14員の複素環を形成してもよく;
前記アリール基、並びに前記アラルキル基およびアリールアルケニル基のアリール部分は、炭素環または2以上の縮合環内に6〜14炭素原子を有する環状炭素アリール基であり;
前記アラルキル基は、上記記載の通りアリール基によって置換されたC 1 -C 6 アルキル基であり;
前記アリールアルケニル基は、上記記載の通りアリール基によって置換されたC 2 -C 6 アルケニル基であり;
前記複素環式芳香族化合物基は、1つの環または2以上の縮合環内に5〜14環原子を有する複素環式の芳香族基であり、該環の少なくとも一つの環原子は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択され、また上記記載の通りアリール基と縮合した複素環式の芳香族のような基であり;
前記アリール基および複素環式芳香族基の置換基、並びに前記アラルキル基およびアリールアルケニル基のアリール部分の置換基は、C l -C 12 アルキル、C l -C 12 ハロアルキル、C l -C 12 アルコキシ、C l -C 12 アルキルチオ、NH 2 、C l -C 6 アルキルアミノ、ジ(C l -C 6 アルキル)アミノ、C l -C 4 アルカノイルアミノ、ジ(C l -C 4 アルカノイル)アミノ、NO 2 、CN、およびハロゲンからなる群から選択される化合物であり;
式(I)の1以上の3級アミン窒素原子が任意に四級化されており;
以下の工程を含む方法:
a)式(VIII)の化合物を、
【化11】
Figure 2004502773
式(VI)の化合物に転化すること:
【化12】
Figure 2004502773
ここで、R la は、R 1 で表される何れかの基を意味し、反応性官能基である全てのこのような基は保護されており;Xは、ハロゲン原子であり、Mは金属である;
b)式L 1 -CO-L 2 の化合物(ここで、L 1 およびL 2 は、同じか若しくは異なっていてもよく、それぞれが、脱離基を表す)と式(VI)の化合物を反応させて、式(V)の化合物を得ること;
【化13】
Figure 2004502773
ここで、R la およびR 2a は、それぞれR 1 およびR 2 で表される何れかの基を意味し、反応性官能基である全てのこのような基は保護されており;
c)式(IV)の化合物と式(V)の化合物を反応させ、
【化14】
Figure 2004502773
式(II)の化合物を形成すること;
【化15】
Figure 2004502773
ここにおいて、
R la 、R 2a およびR 3a は、それぞれR 1 、R 2 およびR 3 で表される何れかの基を意味し、反応性官能基である全てのこのような基は保護されており、Y l およびY 2 は、除去されて、縮合した三環のピリドピロロピリミジン環構造を製造することが可能な基であり、およびMは金属である;
d)式(II)の化合物を環状化させて、式(III)の化合物を形成すること;
【化16】
Figure 2004502773
ここにおいて、R la 、R 2a およびR 3a は、それぞれR 1 、R 2 およびR 3 で表される何れかの基を意味し、反応性官能基である全てのこのような基は保護されている;
e)必要に応じて、R la 、R 2a およびR 3a によって表された前記基のいずれかを、それぞれR l 、R 2 およびR 3 によって表された前記基のいずれかに転化すること。
【請求項25】
式(I)の化合物並びにそれらの塩およびエステルを製造するための方法であって:
【化17】
Figure 2004502773
ここで:
R 1 およびR 2 は、それぞれ独立してH、OH、OR'、SH、SR'、SOR'、SO 2 R'、NO 2 、NH 2 、NHR'、N(R') 2 、NHCOR'、N(COR') 2 、NHSO 2 R'、CN、ハロゲン、C(=O)H、C(=O)R'、CO 2 H、CO 2 R'、C l -C 12 アルキル、C l -C 12 ハロアルキル、C 2- C 12 アルケニル、C 2- C 12 アルキニル、置換または非置換のアリール、置換または非置換のアラルキルおよび置換または非置換の複素環式芳香族化合物からなる群から選択され;および
R 3 は、OHおよびOMeからなる群から選択され;
ここで、前記それぞれの基のR'は、独立してOH、C l -C 12 アルキル、C l -C 12 ハロアルキル、C 2- C 12 アルケニル、C 2- C 12 アルキニル、置換または非置換のアリール、置換または非置換のアラルキル、置換または非置換のアリールアルケニル、および置換または非置換の複素環式芳香族化合物からなる群から選択され、並びに、
前記基R l またはR 2 が、式N(R') 2 またはN(COR') 2 の基である場合、前記R'基のそれぞれは、同じか若しくは異なっていてもよく、または前記2つのR'基は、結合された窒素原子と共に、5-14員の複素環を形成してもよく;
前記アリール基、並びに前記アラルキル基およびアリールアルケニル基のアリール部分は、炭素環または2以上の縮合環内に6〜14炭素原子を有する環状炭素アリール基であり;
前記アラルキル基は、上記記載の通りアリール基によって置換されたC 1 -C 6 アルキル基であり;
前記アリールアルケニル基は、上記記載の通りアリール基によって置換されたC 2 -C 6 アルケニル基であり;
前記複素環式芳香族化合物基は、1つの環または2以上の縮合環内に5〜14環原子を有する複素環式の芳香族基であり、該環の少なくとも一つの環原子は、窒素、酸素および硫黄からなる群から選択され、また上記記載の通りアリール基と縮合した複素環式の芳香族のような基であり;
前記アリール基および複素環式芳香族基の置換基、並びに前記アラルキル基およびアリールアルケニル基のアリール部分の置換基は、C l -C 12 アルキル、C l -C 12 ハロアルキル、C l -C 12 アルコキシ、C l -C 12 アルキルチオ、NH 2 、C l -C 6 アルキルアミノ、ジ(C l -C 6 アルキル)アミノ、C l -C 4 アルカノイルアミノ、ジ(C l -C 4 アルカノイル)アミノ、NO 2 、CN、およびハロゲンからなる群から選択される化合物であり;
式(I)の1以上の3級アミン窒素原子が任意に四級化されており;
以下の工程を含む方法:
a)式(VIII)の化合物を、
【化18】
Figure 2004502773
式(VI)の化合物に転化すること;
【化19】
Figure 2004502773
ここにおいて、R la は、R 1 で表される何れかの基を意味し、反応性官能基である全てのこのような基は保護されており;Xは、ハロゲン原子であり、Mは金属である;
b)式(VII)の化合物と式(VI)の化合物を反応させて、
【化20】
Figure 2004502773
式(II)の化合物を製造すること;
【化21】
Figure 2004502773
ここにおいて、
R la 、R 2a およびR 3a は、それぞれR 1 、R 2 およびR 3 で表される何れかの基を意味し、反応性官能基である全てのこのような基は保護されており、Y l およびY 2 は、除去されて、縮合した三環のピリドピロロピリミジン環構造を製造することが可能な基であり、およびMは金属であり、Zは脱離基である;
c)式(II)の化合物を環状化させて、式(III)の化合物を形成すること;
【化22】
Figure 2004502773
ここにおいて、R la 、R 2a およびR 3a は、それぞれR 1 、R 2 およびR 3 で表される何れかの基を意味し、反応性官能基である全てのこのような基は保護されている;
d)必要に応じて、R la 、R 2a およびR 3a によって表された前記基のいずれかを、それぞれR l 、R 2 およびR 3 によって表された前記基のいずれかに転化すること。
【請求項26】
式(I)の化合物(ここで、R1およびR2は、アミノ基であり、且つR3は、請求項15で定義されたものである)を製造するための請求項15に記載の方法であって、前記方法は以下の工程を含む方法:
a)式(III)の化合物(ここで、RlaおよびR2aは、メチルスルフィニルであり、R3aは、請求項15で定義されたものである)を、NH2Protの化合物(ここで、Protは、アミノ保護基である)で処理して、式(III)の化合物(ここで、RlaおよびR2aは、保護されたアミノであり、R3aは、請求項15で定義されたものである)を得ること、および
b)前記アミノ保護基を除去して、式(I)の化合物(ここで、RlおよびR2は、アミノ基であり、且つR3aは、定義されたものである)を得ること。
【請求項27】
式(I)の化合物(ここで、R1は、メチルチオまたはアミノ基であり、R2は、アミノ基であり、且つR3は、請求項15で定義された通りである)を製造するための請求項15に記載の方法であって、前記工程は、以下の工程を含む方法:
a)任意に、式(III)の化合物(ここで、RlaおよびR2aは、メチルチオであり、R 3a は請求項15に定義されたものである)を、式(III)の化合物(ここで、RlaおよびR2aは、メチルスルフィニルである)に酸化すること;および、
b)式(III)の化合物(ここで、RlaおよびR2aは、メチルチオまたはメチルスルフィニルである)を、アジ化ナトリウムおよびアンモニアから選択される薬剤で処理すること。
【請求項28】
式(I)の化合物を製造するための方法であって、
【化23】
Figure 2004502773
ここにおいて:
R 1 およびR 2 は、それぞれ独立して、SCH 3 、SOCH 3 、SO 2 CH 3 、NH 2 、およびNH(4-メトキシベンジル)からなる群から選択され;および
R 3 は、Hであり;
前記方法は、式(II)の中間体を環状化し、
【化24】
Figure 2004502773
(ここにおいて、R 1a およびR 2a はそれぞれSCH 3 であり;R 3a は水素であり;Y 1 はHまたはOHであり;およびY 2 はクロロである)
式(III)の化合物をもたらし、
【化25】
Figure 2004502773
(ここにおいて、R 1a およびR 2a はそれぞれSCH 3 であり;およびR 3a は水素である)
必要である場合は、R 1a およびR 2a で表される何れかの基が、式(I)中R 1 およびR 2 で表される何れかの基への転化を含む方法。
【請求項29】
請求項28に記載の方法であって、Y 1 がヒドロキシ基である方法。
【請求項30】
請求項28または29に記載の方法であって、酸触媒される方法。
【請求項31】
請求項28から30の何れか1項に記載の方法であって、式(II)の中間体とトリエチルシランとの反応を含む方法。
【請求項32】
請求項28から31の何れか1項に記載の方法であって、式(II)の中間体が、式(VI)の中間体化合物と、
【化26】
Figure 2004502773
(ここにおいて、R 1a はSCH 3 であり、およびMはリチウムである)
式(VII)による中間体化合物との反応により製造される方法;
【化27】
Figure 2004502773
(ここにおいて、R 3a はHであり、Y 2 およびZは共にクロロである)。
【請求項33】
式(I)の化合物を製造するための請求項28に記載の方法であって、
ここにおいて、R 1 およびR 2 はそれぞれ4−メトキシベンジルアミノ基であり、
前記方法は以下を含む方法:
a)式(III)の化合物を酸化し、式(I)の化合物(ここにおいて、R 1 およびR 2 はそれぞれ独立にSOCH 3 またはSO 2 CH 3 である)を提供すること;および
b)式(I)の化合物(ここにおいて、R 1 およびR 2 はそれぞれ独立にSOCH 3 またはSO 2 CH 3 である)を4−メトキシベンジルアミノで処理し;それによって、式(I)の化合物(ここにおいて、R 1 およびR 2 は4−メトキシベンジルアミノ基である)を提供すること。
【請求項34】
請求項33に記載の方法であって、更に、4−メトキシベンジル基を除去し、式(I)に記載の化合物(ここにおいて、R 1 およびR 2 のそれぞれはアミノ基である)を与えることを含む方法。
【請求項35】
請求項33に記載の方法であって、工程a)が式(I)の化合物(ここにおいて、R 1 およびR 2 のそれぞれがSOCH 3 である)を提供する方法。
【請求項36】
式(I)の化合物を製造するための方法であって;
【化28】
Figure 2004502773
ここにおいて:
R 1 およびR 2 はそれぞれ独立にSCH 3 、SOCH 3 、SO 2 CH 3 、NH 2 およびNH(4-メトキシベンジル)から成る群から選択され;および
R 3 はHであり;
以下の工程を含む方法:
a)式(VIII)の化合物を
【化29】
Figure 2004502773
式(VI)の化合物に添加すること
【化30】
Figure 2004502773
(ここにおいて、R 1a はSCH 3 であり;Xはクロロまたはヨードであり;およびMはリチウムである)
b)式(VI)の化合物と式(VII)の化合物とを反応させ、
【化31】
Figure 2004502773
式(II)の化合物を製造すること
【化32】
Figure 2004502773
ここにおいて:
R 1a およびR 2a のそれぞれはSCH 3 であり、R 3a は水素であり;Y 1 はHまたはOHであり;およびY 2 およびZは共にクロロである:
c)式(II)の化合物を環状化し、式(III)の化合物を形成すること
【化33】
Figure 2004502773
ここにおいて:
R 1a およびR 2a のそれぞれはSCH 3 であり、R 3a は水素である:
d)必要であれば、R 1a およびR 2a で表される何れかの基を、それぞれ式(I)のR 1 およびR 2 で表される何れかの基に転化すること。
【請求項37】
薬理学的に活性な化合物の有効な量をキャリアまたは稀釈剤と共に含む医薬組成物であって、前記薬理学的に活性な化合物は、請求項1〜14のいずれか一項に記載の化合物である医薬組成物。
【請求項38】
薬剤として使用するための、請求項1〜14のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項39】
癌の治療または予防に使用するための、請求項1〜14のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項40】
癌の治療または予防のための薬剤の製造における、請求項1〜14のいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項41】
ヒト以外の哺乳類における癌の治療または予防のための方法であって、このような治療が必要なヒト以外の哺乳類に、請求項1〜14のいずれか一項に記載の化合物の有効な量を投与することを含む方法。
【請求項42】
卵巣癌、腎臓癌、前立腺癌、乳癌およびメラノーマから選択される癌の治療または予防に使用するための、請求項15で定義された式(I)の化合物。
【請求項43】
卵巣癌、腎臓癌、前立腺癌、乳癌およびメラノーマから選択される癌の治療または予防での使用の際の、請求項15で定義された式(I)の化合物。
【請求項44】
卵巣癌、腎臓癌、前立腺癌、乳癌およびメラノーマから選択される癌の治療または予防のための薬剤の製造における、請求項15で定義された式(I)の化合物の使用。
【請求項45】
卵巣癌、腎臓癌、前立腺癌、乳癌およびメラノーマから選択される癌の治療または予防のための方法であって、このような治療が必要なヒト以外の哺乳類に、請求項15に記載の化合物の有効な量を投与することを含む方法。
【請求項46】
式(II)の化合物:
【化34】
Figure 2004502773
ここで、R 1a 、R 2a およびR 3a は、請求項15にそれぞれR 1 、R 2 およびR 3 によって表される基の何れかであり、反応性官能基である全てのこのような基は保護されており;並びにY l およびY 2 は、除去されて、縮合した三環のピリドピロロピリミジン環構造を製造することが可能な基である。
【請求項47】
請求項46に記載の化合物であって、Y1は、ヒドロキシ基である化合物。
【請求項48】
請求項46または請求項47に記載の化合物であって、Y2は塩素原子である化合物。
【請求項49】
請求項4648のいずれか一項に記載の化合物であって、R1a=R2aである化合物。
【請求項50】
請求項49に記載の化合物であって、R1aおよびR2aは、メチルチオ基である化合物。
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