JP2006524208A5

JP2006524208A5 -

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Publication number: JP2006524208A5
Application number: JP2006505245A
Authority: JP
Filing date: 2004-04-23
Publication date: 2007-03-22

Claims

一般式１、

〔式中、
Ｒ^１は、
（ｉ）場合によっては１回または数回、３〜１４個の環員を有する単環式、二環式または三環式の飽和またはモノもしくはポリ不飽和の炭素環で置換されている直鎖状または分枝鎖状のＣ_１〜Ｃ_１０−アルキルを表わし、
この場合炭素環置換基は、それらの側で１回または数回−ＮＯ _２で置換されており、場合によっては１回または数回−Ｃ_１〜Ｃ_６−アルキル、−ＯＨ、−ＮＨ_２、−ＮＨＣ_１〜Ｃ_６−アルキル、−Ｎ（Ｃ_１〜Ｃ_６−アルキル）_２、−ＮＯ_２、−ＣＮ、−Ｆ、−Ｃｌ、−Ｂｒ、−Ｉ、−Ｏ−Ｃ_１〜Ｃ_６−アルキル、−Ｓ−Ｃ_１〜Ｃ_６−アルキル、−ＳＯ_３Ｈ、−ＳＯ_２Ｃ_１〜Ｃ_６−アルキル、−ＯＳＯ_２Ｃ_１〜Ｃ_６−アルキル、−ＣＯＯＨ、−（ＣＯ）Ｃ_１〜Ｃ_５−アルキル、−ＣＯＯ−Ｃ_１〜Ｃ_５−アルキルおよび／または−Ｏ（ＣＯ）Ｃ_１〜Ｃ_５−アルキルで置換されていてよく、および
この場合炭素環置換基上のアルキル基は、それらの側で場合によっては１回または数回−ＯＨ、−ＳＨ、−ＮＨ_２、−Ｆ、−Ｃｌ、−Ｂｒ、−Ｉ、−ＳＯ_３Ｈおよび／または−ＣＯＯＨで置換されていてもよく、
Ｒ ^２は、水素または−Ｃ_１〜Ｃ_３−アルキルを表わし、
Ｒ^３、Ｒ^４およびＲ^５は、水素またはヒドロキシ基を表わし、
この場合前記置換基の少なくとも１つは、ヒドロキシ基を表わさなければならず、
Ｒ^６およびＲ^７は、同一でも異なっていてもよく、水素、−Ｃ_１〜Ｃ_６−アルキル、−ＯＨ、−ＳＨ、−ＮＨ_２、−ＮＨＣ_１〜Ｃ_６−アルキル、−Ｎ（Ｃ_１〜Ｃ_６−アルキル）_２、−ＮＯ_２、−ＣＮ、−ＳＯ_３Ｈ、−ＳＯ_３−Ｃ_１〜Ｃ_６−アルキル、−ＣＯＯＨ、−ＣＯＯ−Ｃ_１〜Ｃ_６−アルキル、−Ｏ（ＣＯ）−Ｃ_１〜Ｃ_５−アルキル、−Ｆ、−Ｃｌ、−Ｂｒ、−Ｉ、−Ｏ−Ｃ_１〜Ｃ_６−アルキル、−Ｓ−Ｃ_１〜Ｃ_６−アルキル、−フェニルまたは−ピリジルを表わし、この場合フェニル置換基またはピリジル置換基は、それらの側で場合によっては１回または数回−Ｃ_１〜Ｃ_３−アルキル、−ＯＨ、−ＳＨ、−ＮＨ_２、−ＮＨＣ_１〜Ｃ_３−アルキル、−Ｎ（Ｃ_１〜Ｃ_３−アルキル）_２、−ＮＯ_２、−ＣＮ、−ＳＯ_３Ｈ、−ＳＯ_３−Ｃ_１〜Ｃ_３−アルキル、−ＣＯＯＨ、−ＣＯＯ−Ｃ_１〜Ｃ_３−アルキル、−Ｆ、−Ｃｌ、−Ｂｒ、−Ｉ、−Ｏ−Ｃ_１〜Ｃ_３−アルキル、−Ｓ−Ｃ_１〜Ｃ_３−アルキルおよび／または−Ｏ（ＣＯ）−Ｃ_１〜Ｃ_３−アルキルで置換されていてもよく、この場合アルキル置換基は、その側で１回または数回−ＯＨ、−ＳＨ、−ＮＨ_２、−Ｆ、−Ｃｌ、−Ｂｒ、−Ｉ、−ＳＯ_３Ｈ、−ＳＯ_３−Ｃ_１〜Ｃ_３−アルキル、−ＣＯＯＨ、−ＣＯＯ−Ｃ_１〜Ｃ_３−アルキル、−Ｏ−Ｃ_１〜Ｃ_３−アルキル、−Ｓ−Ｃ_１〜Ｃ_３−アルキルおよび／または−Ｏ（ＣＯ）−Ｃ_１〜Ｃ_３−アルキルで置換されていてもよい〕で示される化合物または式１による化合物の塩。
Ｄ形、Ｌ形およびＤ，Ｌ混合物の形で不斉炭素原子を有し、ならびに多数の不斉炭素原子の場合には、ジアステレオマーの形を有する、請求項１記載の化合物。
Ｒ^２が水素またはメチル基を表わす、請求項１または２に記載の化合物。
Ｒ^３が−Ｈであり、Ｒ^４が−Ｈであり、かつＲ^５が−ＯＨである、請求項１から３までのいずれか１項に記載の化合物。
Ｒ^６およびＲ^７の少なくとも１つがハロゲン原子を表わす、請求項１から４までのいずれか１項に記載の化合物。
Ｎ−（３，５−ジクロロ−１−オキソピリジン−４−イル）−[７−ヒドロキシ−１−（３−ニトロベンジル）−インドール−３−イル]グリオキシル酸アミド、
Ｎ−（３，５−ジクロロ−１−オキソピリジン−４−イル）−[７−ヒドロキシ−１−（２−ニトロベンジル）−インドール−３−イル]グリオキシル酸アミド
およびこれらの生理的に認容性の塩から選択された、請求項１から５までのいずれか１項に記載の化合物。
請求項１記載の式１による化合物の製造法において、
式２のＮ−（ピリジン−４−イル）−インドール−３−イルグリオキシル酸アミドを酸化剤での処理によって式１の類似のＮ−（１−オキソピリジン−４−イル）−インドール−３−イルグリオキシル酸アミドに変換し、保護基の分離によって式１による化合物を遊離することを特徴とする、請求項１記載の式１による化合物の製造法。
酸化剤として過酸、殊にｍ−クロロ過安息香酸および／または過酢酸を使用する、請求項７記載の方法。
ホスホジエステラーゼ４の阻害が治療的に有用である疾病を治療する医薬品を製造するための治療的作用物質としての請求項１から６までのいずれか１項に記載の式１による化合物の使用。
好酸球の作用と関連している疾病を治療する医薬品を製造するための治療的作用物質としての請求項１から６までのいずれか１項に記載の式１による化合物の使用。
好中球の作用と関連している疾病を治療する医薬品を製造するための治療的作用物質としての請求項１から６までのいずれか１項に記載の式１による化合物の使用。
高増殖性疾病を治療する医薬品を製造するための治療的作用物質としての請求項１から６までのいずれか１項に記載の式１による化合物の使用。
生理学的に認容性の担持剤および／または希釈剤または助剤とともに請求項１から６までのいずれか１項に記載の１つ以上の化合物を含有する医薬品。
請求項１３記載の医薬品を製造する方法において、請求項１から６までのいずれか１項に記載の１つ以上の化合物を常用の製薬学的担持剤および／または製薬学的希釈剤または他の助剤と一緒に加工して医薬調剤に変えるか或いは治療的に使用可能な形にもたらすことをと特徴とする、請求項１３記載の医薬品を製造する方法。
請求項１から６までのいずれか１項に記載の一般式１の化合物および／または請求項１３記載の医薬品の単独でかまたは互いの組合せでかまたは別の製薬学的作用物質との組合せでの使用。