JP2004501813A - プリントヘッドノズル噴射のタイミング制御 - Google Patents

プリントヘッドノズル噴射のタイミング制御 Download PDF

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

各セグメントがプリントヘッド チップである状態のマルチセグメント プリントヘッド内に設けられた各インクチャネル列のノズルの噴射は、各セグメント上のそれぞれのチャネルシフト レジスタへ印刷データをロードし、1本のノズルにつき1個設けられたノズル イネーブル ビットに、並列に全ての印刷データを搬送し、各チャネル内の別個のタイミング発生器を用いて、各チャネル内のノズルを時間に独立の手法で噴射することで実行される。ノズルは、プログラムされた形状で、パルス行列によって噴射される。パルス形状は、タイミング発生器にロードされた、プログラムされたビットによって決定される。プログラムされたビットは、プリントヘッドにロードされたテーブル内に、各チャネルに1個存在する。プリントヘッドのノズル列は、各チャネル毎にずれた対になっており、このずれた対の噴射は、相外のパルス トレインによって実行されるのが理想的である。
【選択図】図7

Description

【0001】
【発明の分野】
本発明は、プリントヘッド ノズルの噴射のタイミング制御方法と、その方法に従って動作するプリントヘッド チップ及びプリンタに関する。
【0002】
【発明の背景】
本発明に関連する種々の方法、システム及び装置が、本出願人又は譲受人により2000年5月24日に出願された、以下の出願番号の同時係属出願に開示されている。
PCT/AU00/00518,PCT/AU00/00519,PCT/AU00/00520,PCT/AU00/00521,PCT/AU00/00523,PCT/AU00/00524,PCT/AU00/00525,PCT/AU00/00526,PCT/AU00/00527,PCT/AU00/00528,PCT/AU00/00529,PCT/AU00/00530,PCT/AU00/00531,PCT/AU00/00532,PCT/AU00/00533,PCT/AU00/00534,PCT/AU00/00535,PCT/AU00/00536,PCT/AU00/00537,PCT/AU00/00538,PCT/AU00/00539,PCT/AU00/00540,PCT/AU00/00541,PCT/AU00/00542,PCT/AU00/00543,PCT/AU00/00544,PCT/AU00/00545,PCT/AU00/00547,PCT/AU00/00546,PCT/AU00/00554,PCT/AU00/00556,PCT/AU00/00557,PCT/AU00/00558,PCT/AU00/00559,PCT/AU00/00560,PCT/AU00/00561,PCT/AU00/00562,PCT/AU00/00563,PCT/AU00/00564,PCT/AU00/00566,PCT/AU00/00567,PCT/AU00/00568,PCT/AU00/00569,PCT/AU00/00570,PCT/AU00/00571,PCT/AU00/00572,PCT/AU00/00573,PCT/AU00/00574,PCT/AU00/00575,PCT/AU00/00576,PCT/AU00/00577,PCT/AU00/00578,PCT/AU00/00579,PCT/AU00/00581,PCT/AU00/00580,PCT/AU00/00582,PCT/AU00/00587,PCT/AU00/00588,PCT/AU00/00589,PCT/AU00/00583,PCT/AU00/00593,PCT/AU00/00590,PCT/AU00/00591,PCT/AU00/00592,PCT/AU00/00594,PCT/AU00/00595,PCT/AU00/00596,PCT/AU00/00597,PCT/AU00/00598,PCT/AU00/00516,PCT/AU00/00517,及びPCT/AU00/00511。
これら同時係属出願の開示を、クロス リファレンスとしてここに援用する。
【0003】
更に、本発明に関連する種々の方法、システム及び装置が、本出願人又は譲受人により同時に出願された、以下のPCT同時係属出願に開示されている:PCT/AU00/00754, PCT/AU00/00756及びPCT/AU00/00757。
【0004】
これら同時係属出願の開示を、クロスリファレンスとしてここに援用する。
【0005】
特に注目すべきは、PCT同時係属出願である、出願番号PCT/AU00/00591, PCT/AU00/00578, PCT/AU00/00579, PCT/AU00/00592及びPCT/AU00/00590である。これらは、以後Memjetプリントヘッドと称される、微細電気機械的ドロップ オンデマンドプリントヘッドについて説明している。
【0006】
上記Memjetプリントヘッドは、例えば、頁の全幅にわたって液体インクの1600dpi二水準ドットを産出できるプリントヘッド セグメントから開発されたマルチセグメントプリントヘッドである。ドットは、個別に容易に産出され、分散ドットディザリングを最も完全に活用できるようにする。彩色面は多分完全な見当合わせで印刷でき、理想的なドット−オン−ドット印刷がなされる。このプリントヘッドは、微細電気機械的インクドロップ技術を用いて、高速印刷を可能にする。
【0007】
更に、同時係属しているPCT出願、PCT/AU00/00516, PCT/AU00/00517, PCT/AU00/00511, PCT/AU00/00754, PCT/AU00/00756及びPCT/AU00/00757は、上述の頁幅プリントヘッドの駆動に適するプリントエンジン/制御器を説明している。
【0008】
上記種類のマルチセグメント プリンヘッドには、1280のノズルが配備され得る。全ノズルを一緒に噴射させるのは、電力消費が多すぎるであろう。インクの再充填及びノズル干渉の点でも問題が生じる可能性がある。
【0009】
噴射論理はノズルの噴射を制御する。通常は、プリントヘッド内のノズルの噴射のタイミングは、外部から制御する。この結果として、外部のプリントヘッド制御器に生じる複雑さを減らすことが望まれる。更に、プリントヘッドにおいて、使用される着色インクの各々は、粘度、熱特性等の点で異なった特徴を有する。それ故、噴射パルスは、各色について独立に生成されるべきである。
【0010】
【発明の概要】
本発明は、プリントヘッド内の各インクチャネルに関して列をなしているノズルの、噴射の制御にある。プリントデータは、各チャネルの、各チャネル シフト レジスタにロードされる。全プリントデータは、ノズルに1個備えられたノズルイネーブルビット(nozzle enable bit)に転送され、各チャネル内のノズルは、各チャネル内の別個のタイミング発生器により、時間非依存的に噴射される。
【0011】
タイミング機構をプリントヘッドに移すと、複雑さの減少の助けとなる。更に、各色チャネルはそれ自身のタイマーを与えられるので、与えられた色の噴射パターンは任意の時に開始できる。ドットラインの数は相互に正確である必要はない。このレジメは以下に説明する好ましい実施例には取り入れられていないが、それぞれのチャネルのスタートのタイミングを適当にずらす手法で、ドット オン ドット印刷ができる。
【0012】
通常、噴射パルスの幅と形状は、プリントヘッドの外部で生成される。以下の好ましい実施例では、ノズルを噴射させるための電気的パルスの幅はプログラム可能である。
【0013】
上記のことを心に留めて、ノズルは電気的パルスにより噴射される。パルスの形状はノズルにあるインクに適するようにプログラムされる。理想的には、プリントヘッドは、それぞれのインクチャネルを規定する複数列、連続列のインクノズルを含み、電気的パルスの行列がノズルを噴射させる。パルスの行列内のパルス形状は、それぞれのチャネルに適するようにプログラムされる。理想的には、タイミング発生器にロードされたプログラムされたビットがパルス形状を調整する。理想的には、プログラムされたビットは、プリントヘッドにロードされたテーブル内に、各チャネルに一つ、在り、このテーブルはプリントヘッドのシリアル インターフェースを介してプログラムされる。好ましくは、ノズルの列は各チャネルに対してずれた対であり、ずれた対の噴射は、相が一致しないパルス行列により達成される。
【0014】
上記の(引用された文献に概要が述べられた)マルチセグメント プリントヘッド(Memjet)技術により、微細電気機械的プロセスがCMOSプロセスに付加され、それによりプリントヘッドを構成する。結果としてのプリントヘッドは新しいタイプである。CMOS技術との合体は、プリントヘッド チップに論理を含ませることを可能にする。それは、ノズルの噴射用のタイミング回路を配置するのに理想的な場所である。
【0015】
特別の形態では、本発明は、ノズル列、それぞれのインクチャネルを規定するノズルの連続的な列を含むプリントヘッドの制御方法をもたらし、そこでは、それぞれのチャネルは同じ様にグループ化され、かつグループは連続的に噴射される。理想的には、それぞれのノズル列は、各ノズル列の長さに沿って繰り返すノズルのポッドに編成され、ポッド内のノズルは列に沿って逐次的に噴射する。それぞれのチャネルの連続するポッドは、クロマポッドとして結合され、そこでは、各チャネル内のノズルの逐次的噴射は、それぞれのポッド内のノズルの列に沿って歩調を合わせる。そして、クロマポッドのブロックは一つの噴射群として操作され、複数の噴射群は一緒に噴射する。一のセグメント内の複数のノズルは、インク供給の複雑性及び配線の複雑性を減らすために「物理的」にグループ化される。これらは、電力消費を最少にするように、また種々の印刷速度を可能にするように「論理的」にもグループ化され、それにより、構成の異なる製品における速度/電力消費の相殺が可能となる。
【0016】
【好ましい実施例の詳細な説明】
図1は、4色プリントヘッド セグメント92内のノズルの配置を示す。マルチセグメント プリントヘッド内の、1個のプリントヘッド セグメントの長さは、典型的には21ミリメートルである(93)。セグメントの幅は、典型的には、ボンドパッド94及び他の論理では80μmであり、セグメント内に含まれる一色あたり、これに116μm(95)が加算される(高速用途では、色留め用の余分の色チャネルが必要となる場合がある)。表1に、最も一般的なタイプのプリントヘッドのプリントヘッド セグメント幅を示す。
【0017】
【表1】
Figure 2004501813
【0018】
各116μmのカラーバンドの構成は、96、97で示すイエローノズルのような640本のノズルを2列、つまり一色あたり合計で1280本のノズルであることが理想的である。色の数は、セグメント中のノズルの総数を決定する。表2に、この例をいくつか示す。
【0019】
【表2】
Figure 2004501813
【0020】
図2は、図1に示したプリントヘッドのノズル範囲を更に詳細に示す。1列のノズル98中で、ノズルは一般的には32μm(99)の間隔を空けて離間しており、また、2列のノズル98、100は、16μm(101)ずらして配置されている。1個の1600dpiドットから次の1600dpiドットまでの距離は、実際は15.875μmであるが、セグメントは紙に対して7.167°の角度で配置されるため、印刷されたドット間の水平距離は15.875μmとなる。このノズル配置により、1列の画素を印刷するためのノズルの交互配置が得られ、一方の列が偶数ドットを印刷し、他方の列が奇数ドットを印刷する。
【0021】
図2のノズルを見ると、シアンノズルの両方の列102、103が同時に噴射を行った場合、噴射されたインクは、奇数ドットが1本の線を形成し、偶数ドットが別の線を形成しながら、1枚の紙の異なる物理ライン上に印刷されることが明白である。同様に、マゼンタノズル98、100によって印刷されたドットも、1組の全く異なる2本のドットラインとして印刷される。そのため、紙がプリントヘッドの下を通過する際に、異なるノズルより噴射された色の組み合わせをページ上の正確なドット位置に確実に到達させるようにするためには、ノズル間の物理距離が非常に重要となる。同色の2列の間の距離は32μm(104)、即ち2ドット列である。これは、同色の奇数ドットと偶数ドットが、離間した2個のドット列として印刷されるということを意味する。ある色の列と次の色の列との間の距離は116μm(105)である。この場合、整数のドットラインではない、7.25ドットラインとなる点に留意すること。そのため、紙が完全なドット距離を移動するためにかかる時間を調整すべく、1個の色は次の色と較べて、時間差を設けて印刷される。1色のドットライン用のノズルが時刻Tに噴射された場合、対応する次の色のドット用ノズルは、時刻T+7.25ドットラインに噴射されなければならない。種々のノズル列の間の関係は、以下の2個の変数を定義することで一般化ができる。即ち、
=ドットライン中の同色の2列間の距離=2
=2色の間における同じノズル列の間の距離=7.25
ここで、ノズルの第1列が列Lであれば、色Cの列1はドットライン、
L−(C−1)D
となり、色Cの列2はドットライン、
L−(C−1)D−D
となる。
【0022】
表3に、1例として、6色のプリントヘッドの関係を示す。6色中の1色は、最初に作動すべき色留めである点に留意すること。
【0023】
【表3】
Figure 2004501813
【0024】
プリントヘッドで使用する各カラーインクは、粘度、熱特性等において異なる特徴を有する。そのため、各色について噴射パルスが相互に独立に生成される。これについて、以下により詳細に説明する。
【0025】
更に、印刷にコート紙を使用してもよいが、普通の紙に高速印刷を行う場合には色留めが必要である。色留めを使用する場合には、あるドット位置に他のいずれかのインクが印刷される前に、色留めを印刷しなければならない。色留めは、そのドット位置のデータのORを表す。色留めを最初に印刷することは、以降のインク滴が適切な大きさに広がるように紙が事前に調整されることにもなる。
【0026】
1個のセグメントは総数1280C本のノズルを含んでおり、ここでCはそのセグメント中の色の数である。「印刷サイクル」は、印刷する情報によって異なるが、最大でこれら全てのノズルの噴射に関連する。「ロード サイクル」は、次の印刷サイクル中に印刷する情報の、セグメントへのロードに関連する。
【0027】
各ノズルは関連する「ノズル イネーブル」ビットを備えており、これは、印刷サイクル中にノズルが噴射を行うか否かを決定する。ノズル イネーブルビット(1ビット/1ノズル)は、1組のシフト レジスタを介してロードされる。
【0028】
論理的には、セグメント1個(1/色)につきC個のシフト レジスタがあり、その各々の深さは1280である。ビットは、所与の1色について、シフト レジスタ内にシフトされるため、交番パルスで上下のノズルへと向けられる。内部的には、深さ1280のシフト レジスタの各々は、2個の深さ640のシフト レジスタから成り、その一方は上方ノズル用、他方は下方ノズル用である。交互のビットが、交互の内部レジスタ内にシフトされる。しかし、外部インターフェースに関する限り、1ビット×深さ1280のシフト レジスタが1個ある。
【0029】
全てのシフト レジスタが完全にロードされると(1280ロードパルス)、全てのビットが適当なノズル イネーブルビットへと並列搬送される。これは、1280Cビットの1回の並列搬送と同等である。一旦搬送が実行されると、印刷サイクルを開始することができる。印刷サイクルの最後にノズル イネーブルビットの並列ロードが発生する限り、印刷サイクルとロード サイクルは同時に起こり得る。
【0030】
ロード サイクルは、次の印刷サイクルのノズル イネーブルビットを、セグメントのシフト レジスタにロードすることに関連している。
【0031】
各セグメントは、Cシフト レジスタに直接関連したC1ビット入力を持つ(Cは、セグメント中の色の数である)。これらの入力はDnと呼ばれ、ここでnは1からCである(例えば、4色セグメントは、D1、D2、D3、D4と標識された4個の入力を持つ)。セグメントのSClkライン上の1個のパルスは、Cビットを適切なシフト レジスタ内へと搬送する。交番パルスは、ビットを下方ノズル及び上方ノズルへとそれぞれ搬送する。データを完全に搬送するには、合計で1280パルスが必要である。1280Cビット全ての搬送が完了すると、TEnライン上の1個のパルスが、データをシフト レジスタから適切なノズル イネーブルビットへと並列搬送する。
【0032】
TEn上のパルスを介した並列搬送は、印刷サイクルが終了した後に実行すべきである。そうでないと、印刷中のラインのノズル イネーブルビットが不正確になるであろう。
【0033】
奇数及び偶数ドット出力は、同じ印刷サイクル中に印刷されたものであっても、同一の物理出力ライン上には現れない点に留意することが重要である。プリントヘッド内での奇数及び偶数ノズルの物理的分離は、異なる色のノズル間の分離と同様に、そのページの異なるライン上のドットの生成を確実にする。これに関係する差異は、データをプリントヘッドにロードする際に、補償されなければならない。ラインにおける実際の違いは、プリントヘッドに使用するインクジェット機構の特性に依存する。この違いは、変数D及びDによって定義でき、ここで、Dは異なる色のノズル間の距離であり、Dは同色のノズル間の距離である。表4は、最初の4個のパルスでC色セグメントへ移動されたドットを示す。
【0034】
【表4】
Figure 2004501813
【0035】
10 D1は、ある色のノズルと次の色のノズルの間のライン数(おそらく6〜10)
【0036】
11  同色の2列のノズル間のライン数(おそらく2)
【0037】
1280パルスの全てについて同様である。ラインの差異に関するこれ以上の情報は、ノズルの物理的配置による。
【0038】
データを、最大値80MHzでセグメント内に計測記録することができ、この場合、全1280Cビットのデータを16μsでロードする。
【0039】
1個のMemjetプリントヘッド セグメントは、1280本のノズルを持つ。全てのノズルを一度に噴射させると、電力がかかり過ぎるであろうし、また、インクの補充及びノズル干渉に関する問題が生じる可能性がある。典型的なMemjetプリントヘッドが、それぞれが1280本のノズルを備えた複数のセグメントで構成されていることを考慮すると、この問題はより明白になる。
【0040】
そのため、多様な印刷速度を可能にするために、ノズルが1個のセグメント内で論理的にグループ分けされる。これらのグループ分けにより、構成の異なる製品における速度/電力消費の相殺が可能になる。
【0041】
最低速度印刷モードでは、各色の10本のノズルがセグメントから同時に噴射される。噴射されるノズルの正確な数は、プリントヘッド内に何色の色が存在するかによって異なる。例えば、6色(例えばCMYK−IR−F)の印刷環境においては、60本のノズルが同時に噴射される。1個のセグメント中の全てのノズルを噴射させるには、異なる128組のノズルを噴射しなければならない。
【0042】
最高速度印刷モードでは、各色の80本のノズルがセグメントから同時に噴射される。噴射されるノズルの正確な数は、プリントヘッド内に何色の色が存在するかによる。例えば、6色(例えばCMYK−IR−F)の印刷環境では、480本のノズルが同時に噴射される。1個のセグメント中の全てのノズルを噴射させるには、異なる16組のノズルを噴射しなければならない。
【0043】
最低速度モードでの電力消費は、最高速度モードの1/8である。しかし、1ページを印刷するために消費されるエネルギーは、いずれの場合も同じである点に留意すること。
【0044】
ノズルは、論理的にポッド、クロマポッド、相グループ、噴射グループ、そして最後にセグメント自体にグループ分けされる。
【0045】
1個の「ポッド」は、1個の物理列が提供する隣接する8本のノズルで構成されている。各ノズルは、15.875μmの格子上に離間した直径22.5μmのドットを生成し、1600dpiで印刷を行う。図3は、噴射される順序に従って番号付けしたノズルを具備した1個のポッドの配置を示す。
【0046】
ノズルはこの順序で噴射されるが、ノズルと印刷されたページ上のドットの物理配置との関係は異なる。ポッド内のノズルは2ドット分離間しているが、これは、中間のドットがノズルのもう一つの列によって印刷されるためである。従って、1列は、ある色の奇数ドット、又は偶数ドットを表す。
【0047】
各色の1個のポッドは、一緒に論理的に「クロマポッド」にグループ分けされる。クロマポッド内のポッドの数は、特定の用途によって異なる。単色印刷システム(ブラックのみを印刷するようなもの)では、単色しかないため、ポッドも1個である。写真印刷用途のプリントヘッドは、3色(シアン、マゼンタ、イエロー)が必要であるため、これらの用途に使用するプリントヘッド セグメントは、クロマポッド1個につき3個のポッドを備えている(各色につきポッド1個)。これに対して、デスクトッププリンタは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、赤外、色留めの各々について1個、合計で6個のポッドを含む場合がある。クロマポッドは、異なるライン上に、8ドットの同じ水平セットの異なる色成分を表す。異なるカラーポッド間の正確な距離は、プリントヘッドの操作パラメータに依存し、また、プリントヘッドの設計ごとに変わり得る。この距離は印刷の際に考慮されるべきであり、例えばシアンノズルによって印刷されたドットは、マゼンタ、イエロー、又はブラックノズルによって印刷されたドットとは異なるラインになる。図4は、CMYK4色印刷用途のための1個のクロマポッドを示す。
【0048】
8個のクロマポッドが編成されて1個の「噴射グループ」となる。噴射グループという名称は、噴射グループ内のノズルのグループが、所与の噴射相中に同時に噴射されるために付けられた(これについては、後により詳細に説明する)。8個のクロマポッドから成る噴射グループの形成は、完全にマルチ速度印刷を目的としたものである。低速印刷中は、8個のクロマポッドの内の1個のみが、所与の噴射パルス中にノズルを噴射させる。高速印刷中には、8個全てのクロマポッドがノズルを噴射させる。結果として、高速印刷は8倍多くのノズルを一度に噴射させるため、低速印刷は高速印刷の8倍の時間がかかる。そのため、噴射グループは各色につき64本のノズルを備えている。図5にこの配置を示すが、この配置は、0〜7まで番号付けしたクロマポッドを備え、1例としてCMYKクロマポッドを使用している。判り易い様に、隣接するクロマポッド間の距離を誇張して示している点に注意すること。
【0049】
10個の噴射グループが編成されて1個の「相グループ」となり、各セグメント内に2個の相グループが設けられている。偶数相グループは偶数のノズル列のみを含み、一方で、奇数相グループは奇数のノズル列を含んでいる。2本のイネーブルライン、即ち偶数イネーブルと奇数イネーブルは、2個の相グループの噴射を、異なる噴射相として独立に制御する。1個の相グループ内の全ての噴射グループが同じ噴射パルスを共有するため、これらの噴射グループは同時に噴射を行う。この配置を図6に示す。判り易い様に、隣接するグループ間の距離を誇張して示している。表5は、1個のセグメント中のノズルグループの要約を示す。
【0050】
【表5】
Figure 2004501813
【0051】
ノズルの論理的なグループ化は、表6に示すように多数の印刷速度を支援する。
【0052】
【表6】
Figure 2004501813
【0053】
印刷速度は、シリアル インターフェースを用いてMemjetプリントヘッドにプログラミングされる。印刷速度の解釈は、プリントヘッド内部の理解に依存し、それ故ここに記述した。
【0054】
所与の噴射パルスで噴射するノズルは、以下の項目によって決定される。
・  3ビット「ノズルセレクト」(NozzleSelect:ポッドから8本のノズルの内の1本を選択する)
・  8ビット「クロマポッドセレクト」(ChromapodSelect:噴射する0〜8のクロマポッドを選択する)
【0055】
クロマポッドセレクトビットの1個が設定されると、指定されたクロマポッドのノズルがクロマポッドセレクト及びノズルセレクトによって決定した通りに噴射される。8本全てのクロマポッドセレクトラインが設定されると、全てのクロマポッドがノズルの噴射を行う。NPSyncライン上のパルスを介してラインの印刷を開始するよう要求されると、プリントヘッド内の状態マシンが、クロマポッドセレクト値の各々の有効組について、単純にノズルセレクトを0から7まで通過する。クロマポッドセレクト値の有効組を通過するためには、クロマポッドセレクトを指定されたビット数分シフトする。クロマポッドセレクトが初期のクロマポッドセレクトと一致すると、ノズルセレクト値が増分される。これは、ラインの印刷中に、プリントヘッド全体にわたって力と熱を均一に分散する補助をする。表7は、多様な印刷速度を、クロマポッドセレクトの関連する設定及びビットシフト量と共に示す。
【0056】
【表7】
Figure 2004501813
【0057】
高速印刷モードでは、状態マシンが、表8に示すように16の相全体に噴射順序を生成する。
【0058】
【表8】
Figure 2004501813
【0059】
噴射順序は、より遅い印刷モードのものと同様である。しかし、クロマポッドセレクトの全てのビットを設定する代わりに、ここでは単純に、これらビットの1、2、又は4を設定する。設定したビット数が少ないほど、噴射するノズルの数も少ないであろう。クロマポッドセレクトの1ビットのみを設定した場合、全てのノズルを噴射するには、高速モードの8倍の時間を要する。最低速度の印刷噴射順序を表9に示す。
【0060】
【表9】
Figure 2004501813
【0061】
「イブンイネーブル」(EvenEnable)及び「オッドイネーブル」(OddEnable)は、噴射パルスが重複できるように、各色につき別個に生成された信号である。そのため、低速印刷サイクルの128の相は、64の偶数相と64の奇数相とで構成されている。同様に、高速印刷サイクルの16の相は、8の偶数相と8の奇数相とで構成されている。
【0062】
その結果、各色につき、別個の2個のタイミング発生器がある。各タイミング発生器は、独自のプログラム可能な200ビットの登録パルスプロフィールを使用する。200の1ビットの登録が合計で2μsを規定するが、その際、各登録が10nsの時間間隔を規定する。噴射パルスの典型的な継続時間は1.3〜1.8μsなので、2μsの継続時間で十分である。従って、プリントヘッド上に在る各色につき、2個の200ビットテーブルが必要である。テーブルは、プリントヘッドのシリアル インターフェースを介してプログラムされる。奇数及び偶数のパルスプロフィールを同一にすることは非常に合理的であるが、パルスが重複するという事実を考慮して、一般的には両パルスプロフィールの間に1μsのずれがある。図7は、パルスが非常に単純な一般的な印刷サイクル中における、1色についてのイブンイネーブルラインとオッドイネーブルラインの例を示す。
【0063】
所与の色のパルスプロフィールは、インクの粘度(温度及びインクの特性によって異なる)と、プリントヘッドが利用できる電力量とに依存する。インクの粘度曲線は、インク供給のQAチップより入手できる。すると、2個の相が重複するため、多様な印刷速度のラインタイムが最初予測されるよりも2倍速くなる。これにより、印刷速度が表10に示すようになる。
【0064】
【表10】
Figure 2004501813
【0065】
ノズルの噴射は更に、そのノズルのインク容器内で、限定された時間だけ音響的摂動を生じさせる。この摂動は、次のラインのノズル噴射を妨害しかねない。1本づつのノズル間の噴射の最短時間は32μs(最高印刷速度)である。インクチャネルの長さが300μmであり、インク内での音速が約1500m/sであるため、インクチャネルの共振周波数は2.5MHzとなる。高速モードでは80の共振サイクルがあり、これにより生じる音響干渉が最小である。
【0066】
1個のセグメントは数タイプのフィードバックを生成し、これらは全て、噴射パルスのタイミングを調整するために使用できる。1個のプリントヘッド内に複数のセグメントを集中できるため、セグメントの1個のみがフィードバック情報をフィードバックライン上に配置した状態で、フィードバックラインをトリステート バスとして共有するのが効率的である。
【0067】
D1上のデータを加算した(ANDed)セグメントのCCEnライン上のパルスが、特定のセグメントがフィードバックを提供するか否かを選択する。フィードバック検知ラインは、次のCCEnパルスまで、そのセグメントに由来する。フィードバックは、以下に示す内の1個である。
・ Tsenseは、プリントヘッドがどの程度熱いかを制御装置に知らせる。温度がインクの粘度に影響するので、これにより、制御装置が噴射パルス形状を調整できる。
・ Vsenseは、アクチュエータが使用可能な電圧を制御装置に知らせる。これにより、制御装置は、パルス幅を調整して、フラット電池又は高圧電源の補償を行える。
・ Rsenseは、アクチュエータ加熱器の抵抗率(Ω/sq)を制御装置に知らせる。これにより、制御装置がパルス幅を調整して、加熱器の抵抗率に関係なく一定のエネルギーを維持することが可能になる。
・ Wsenseは、リトグラフ及びエッチングの変動によって最大±5%まで変化する加熱器の臨界部分の幅を制御装置に知らせる。これにより、制御器はパルス幅を適切に制御する。
【0068】
印刷プロセスには、平衡温度に留まる強い傾向がある。印刷されたページの第1部分に一貫したドットサイズを保つためには、何らかののドットを印刷する「前に」平衡温度に達する必要がある。これは、予熱サイクルを介して達成することができる。予熱サイクルでは、1を持つセグメント全てのノズルに1回のロード サイクルを関与させ(つまり、全てのノズルを噴射すべく設定し)、また、各ノズルに多数の短噴射パルスを関与させる。パルスの継続時間は、インク滴を噴射するには不十分であるが、インクを加熱するには十分でなければならない。各ノズルにつき、標準印刷サイクルと同一のシーケンス内を循環する、合計で約200のパルスが必要である。予熱モード中のフィードバックは、Tsenseによって提供され、これが、平衡温度(周囲の温度よりも約30℃高い)に達するまで継続する。予熱モードの継続は約50ミリ秒であり、インクの組成に依存する。予熱は、各印刷ジョブ前に実行される。これは、データがプリンタへ搬送されている最中に行われるため、性能に影響を及ぼすことはない。
【0069】
ノズルの詰まりの発生を減らすために、各印刷ジョブ前にクリーニング サイクルを実施できる。各ノズルが、吸収スポンジ内へ何回も噴射する。クリーニング サイクルでは、1を持つセグメント全てのノズルに1回のロード サイクルを関与させ(つまり、全てのノズルを噴射すべく設定し)、また、各ノズルに多数の噴射パルスを関与させる。ノズルは、標準印刷サイクルと同様のノズル噴射シーケンスを介して洗浄される。各ノズルを噴射する回数は、インクの組成と、プリンタが空転状態になった時間によって異なる。予熱と同様に、クリーニング サイクルもプリンタの性能に影響することはない。
【0070】
プリントヘッド セグメントは、ICシリアル インターフェースを介してプログラムされる。これは、以下のパラメータの設定を含む。
・  各色につき、2組の200ビットパルス プロフィール
・  印刷速度
・  フィードバック データのタイプ(温度、抵抗率、等)
【0071】
更に、組み合わせたプリントヘッドの特性ベクトルが、シリアル インターフェースを介して読み戻される。特性ベクトルは、関連するセグメント整列データと同様に、無効ノズル情報を含む。セグメントの特性ベクトルを戻すために、各プリントヘッド セグメントに、その低速シリアルバスを介して質問することができる。複数のプリントヘッドからの特性ベクトルを組み合わせて、プリントヘッド全体に関するノズル欠陥リストを構成し、印刷エンジンに、印刷の間に欠陥ノズルを補償させることができる。欠陥ノズルの数が少なければ、この補償により、欠陥のないノズルを備えたプリントヘッドと区別できない結果が得られる。
【0072】
各セグメントは、特性ベクトルに対し384ビットを有するが、その構成を以下に示す。
・  64ビットのフラッグ及びプリントヘッド セグメント情報。通し番号と、セグメント内に在る色の数とを含む。
・  先行するセグメントに関する16ビットの整列データ(0=第1セグメント)
・  残りのビット数を使用する、可変長の欠陥ノズルリスト
【0073】
欠陥ノズルリストの長さは可変とされ、欠陥ノズルの各組は以下の構造を有する。
・  5ビットカウント(0=リストの最後)
・  3ビットの色用
・  カウント×11ビット。欠陥ノズル1本につき登録1
【0074】
一般に、プリントヘッド セグメントは、表11に定義したような接続を有する。これらの接続の内のいくつかは、色数が複数の場合に複製されることに留意すること。
【0075】
【表11】
Figure 2004501813
【0076】
長さ21mmのプリントヘッド セグメントは、300μmの中心部分上に64個のボンドパッドを備えている。これらのボンドパッドの内の24個はアクチュエータへのV−電源であり、20個はアクチュエータへのV+電源である。残りの20個の接続は、CMOS論理電源、信号、及びデータ接続である。表12は、これらの接続の詳細を示す。
【0077】
【表12】
Figure 2004501813
【0078】
マルチセグメント プリントヘッドは、理想的には多数の同じプリントヘッド セグメントで構成される。これらは一般に21mmのセグメントであり、このセグメントは、一緒に製造されるか、又は製造後に一緒に配置されて、所望の長さのプリントヘッドが製造される。セグメントを、要望通りに重複させて設定し、セグメント間の移動をスムーズにすることが可能である。21mm インチのセグメントの各々は、1ページの異なる部分を覆って1600dpiの二水準ドットを印刷し、最終的な画像を生成する。各セグメントが最終画像の1280ドットを生成するが、各ドットはカラーインクの組み合わせによって表される。例えば、15個のセグメントを並べて組み合わせ、12インチのプリントヘッドを作ることができる。各セグメントはリードイン領域、中心領域、及びリードアウト領域を備えている。あるセグメントのリードアウト領域は、隣のセグメントのリードイン領域に対応している。
【0079】
図8には、重なり合う2個のセグメント106、107を示すことで、1個のセグメントが含む3個の領域を示す。セグメントS(110)のリードアウト領域108が、セグメントS+1(107)のリードイン領域109に対応している点に留意すること。セグメントの中心領域は、重なりが全くない領域である(106の110と107の111)。図8は、垂直方向にずれたセグメントを示しているが、セグメントは、垂直の次元に配置されるように、若干の角度を持ってずれている。
【0080】
プリントヘッドをつなぐ際には、考慮する点が多数ある。プリントヘッドの幅が増加すると、セグメントの数も増加し、かつ、接続の数も増加する。各セグメントは、SClk、他のロード及び印刷用の接続だけでなく、自身のDn接続(これらのC)を備えている。
【0081】
セグメントの数Sが小さい場合には、共通のSClkラインを用いて、かつ、Cビットのデータをそれらのセグメントに対する各Dn入力上に置いて、全セグメントを同時にロードすることが好ましい。4セグメント、4色プリンタでは、1個のSClkパルスでプリントヘッドへ搬送するための合計ビット数は16である。しかし、6チャネル イネーブルド(C=6)の12インチプリンタでは、S=15であり、プリントデータ生成器からプリントヘッドまで走っている90本のデータラインを備えることは妥当ではないと思われる。その代わりに、多数のセグメントを、ロードの目的でひとまとめにグループ化することが有利である。各々のセグメントグループは、同時にロードできるよう十分に小さく、また、SClkを共有する。例えば、12インチのプリントヘッドは、各々が8セグメントを含んだ2個のセグメントグループを持つことができる。両グループは、2本のSClkライン、セグメントグループ毎に1本、を備えた48本のDnラインを共有することが可能である。8セグメントの第2セットにセグメントがない場合でも、セグメントをグループ分けすることは有利である。これにより、最終グループ内のいくつかのビットが未使用となるであろう。
【0082】
セグメントグループの数が増加するにつれ、プリントヘッドをロードする時間も増加する。グループが1個しかない場合には、必要なロードパルスは1280である(各パルスはCデータビットを搬送する)。グループがG個在る場合には、必要なロードパルスは1280Gである。データ生成器とプリントヘッド間の接続の帯域幅は、特定の用途について、処理でき、許容可能なタイミング パラメータの範囲内になければならない。Gがセグメントグループ数を示す場合、Lはグループ内のセグメントの最大数を示し、プリントヘッドは、LCのカラーデータ(ColorData)ラインとGのSClkラインを必要とする。Gに関係なく、TEnラインは1本のみでよく、全てのセグメントがこの1本のTEnラインを共有できる。各セグメントグループ内のLセグメントは1個のSClkパルスでロードされ、いかなる印刷プロセスも、プリントヘッドに対する正確なシーケンスでデータを生成しなければならない。一例として、G=2、L=4である場合、第1のSClk1パルスが、次の印刷サイクルのドット0、1280、2560、3840のためにDnビットを搬送する。第1のSClk2パルスが、次の印刷サイクルのドット5120、6400、7680、8960のためにDnビットを搬送する。第2のSClk1パルスが、次の印刷サイクルのドット1、1281、2561、3841のためにDnを搬送する。第2のClk2パルスが、次の印刷サイクルのドット5121、6401、7681、8961のためにDnを搬送する。
【0083】
1280GのSClkパルス(SClk1、SClk2の各々に1280)の後に、ライン全体がプリントヘッド内にロードされており、共通のTEnパルスが付与され得る。
【0084】
同じ印刷サイクル中に印刷される場合であっても、奇数色出力と偶数色出力が同一の物理出力ライン上に現れることはない点に注目することが重要である。異なる色のノズル間の分離と同様、プリントヘッド内の奇数ノズルと偶数ノズルの物理的分離により、同一ページの異なるライン上に確実にドットが生成される。データをプリントヘッドにロードする際、この相対差を考慮する必要がある。表13は、1個のセグメントグループのみを考慮した場合の、共有SClkの最初の4パルスの間にプリントヘッドのセグメントnに搬送されるドットを示す。
【0085】
【表13】
Figure 2004501813
13 S=セグメント数
14 D1=ある色と次の色のノズル間のライン数(おそらく7〜10本)
15 D2=同色の2列のノズル間のライン数(おそらく2本)
【0086】
そして、これが特定のセグメントグループへの1280のSClkパルスの全てについて同様である。
【0087】
印刷に関しては、各セグメントから10Cノズルが最低速度印刷モードで印刷され、各セグメントから80Cノズルが最高速度印刷モードで印刷される。
【0088】
いずれにせよ、セグメントどうしを配線することが確実に可能である一方で、本明細書では、全てのセグメントが同時に噴射する状況のみを考慮する。これは、低速印刷モードでは、小型のプリントヘッド(例えば2インチ、4インチ)の低電力印刷が可能であり、制御チップ設計が、大型印刷サイズ(8〜18インチ)に十分足りる電力が在ることを仮定しているためである。特定のアプリケーションで必要であれば、噴射のグループ分けを可能にすべく、プリントヘッド内の接続を変更することは単純なことである。全セグメントが同時に噴射される場合、10CSノズルが低速印刷モードで噴射され、80CSノズルが高速印刷モードで噴射される。全セグメントが同時に印刷を行うため、印刷論理は上で定義したものと同じであり、ライン時間は表10で定義したものと同じである。
【0089】
セグメントは、上で定義したように、フィードバックのアナログラインを生成する。このフィードバックは、噴射パルスの形状を調整するために使用される。複数のセグメントが1個のプリントヘッド内に集められているため、フィードバックラインをトライステート バスとして共有し、1度に1個だけのセグメントが、フィードバック情報をフィードバックライン上に配置することが効果的である。どのセグメントが共有のセンスライン上にフィードバック情報を配置するかの決定はD1に依存するため、データをロードする際のセグメントのグループ分けを、フィードバックのためにセグメントを選択する際にも有効に使用することができる。丁度GのSClkラインが在るため(同じセグメントグループのセグメント間で1本のラインが共有される)、これと同じ方法でGのCCEnラインが共有される。正しいCCEnラインにパルスがかけられると、D1ビットが設定されたグループのセグメントが、共有フィードバックライン上にデータを配置し始める。既にフィードバックに関してアクティブになっているセグメントも、そのD1ビット上に0を有することでディスエーブルにされなければならず、また、このセグメントは別のセグメントグループ内に在るものであってよい。従って、1個よりも多いセグメントグループが存在する場合、フィードバック セグメントの変更には2つの段階、即ち、古いセグメントをディスエーブルにし、新しいセグメントをイネーブルにすることが必要である。
【0090】
以下では、プリントヘッドが上述したように多数のセグメントで構成されていると仮定している。データ ロードの目的では、セグメントがGセグメントグループにグループ分けされており、最大のセグメントグループ内にLセグメントが在ると仮定している。プリントヘッド内にはC色が在ると仮定している。プリントヘッドの噴射機構は、全てのセグメントを同時に噴射するものであり、また、1度に1個だけのセグメントがフィードバック情報を共有のトライステート バス上に配置すると仮定している。これら全てを仮定して、1個のプリントヘッドから利用できる外部接続を表14に示す。
【0091】
【表14】
Figure 2004501813
【0092】
本明細書全体を通し、本発明の目的は、本発明を1実施例あるいは特定の特徴の集合体に限定することなく、本発明の好ましい複数の実施例を記述することである。当業者は、特定の実施例からの色々な変形を実現できるであろうが、それでもなお、本発明の範囲内である。
【図面の簡単な説明】
【図1】
4色プリントヘッド セグメント内のノズルの配置を示す。
【図2】
図1に示したプリントヘッドのノズル範囲の接近図である。
【図3】
単一ポッドとその噴射順序を示す。
【図4】
1個のクロマポッドを示す。
【図5】
1個の噴射グループを示す。
【図6】
セグメント、相グループ、噴射グループ、クロマポッドの間の関係を示す。
【図7】
ノズル噴射のイネーブリング パルスを示す。
【図8】
マルチセグメント プリントヘッド内におけるセグメントのオーバラップ方法を示す。
【符号の説明】
92…4色プリントヘッドセグメント、93…プリントヘッド セグメントの長さ、95…加算分、96、97…ノズル、98…ノズルの1列、99…ノズル間の間隔、101…ノズル列の間のずれ。

Claims (23)

  1. プリントデータを、各セグメント上の対応するプリントヘッドへのチャネルシフト レジスタにロードするステップ、
    プリントデータを、ノズル1本につき1個設けられたノズル イネーブル ビットへ搬送するステップ、及び
    各チャネル内のノズルを、各チャネルの個別のタイミング発生器を用い、時間に独立の手法で噴射するステップ、
    を含むプリントヘッド内の各インクチャネル用の列の上に配置されたノズルの噴射を制御する方法。
  2. チャネルの噴射を、オフドットライン及びドットオンドット印刷について選択した遅延に設定した時刻に開始できる請求項1に記載のプリントヘッド内のノズルの噴射を制御する方法。
  3. 前記ノズルが電気パルスによって噴射され、前記パルスの形状が、前記ノズルのインクと適合するようにプログラムされる、請求項1に記載のプリントヘッド内のノズルの噴射を制御する方法。
  4. 前記パルスの形状が、タイミング発生器にロードしたプログラムされたビットによって調整され、前記プログラムされたビットが、前記プリントヘッドのシリアル インターフェースを介して、各チャネルにつき1個ずつ、テーブルから前記プリントヘッドへとロードされている、請求項3に記載のプリントヘッド内のノズルの噴射を制御する方法。
  5. 前記プリントヘッドノズル列が、各チャネル毎にずれた対になっており、また、前記ずれた対の噴射が、相外れのパルス列によって実行される、請求項3又は4に記載のプリントヘッド内のノズルの噴射を制御する方法。
  6. 各チャネル内の前記ノズルが同じ様にグループ化され、グループ内の前記ノズルが連続的に噴射される、請求項1に記載のプリントヘッド内のノズルの噴射を制御する方法。
  7. 各ノズルの列が、各ノズル列の長さに沿って繰り返すノズルのポッドに組織され、1個のポッド内のノズルが列に沿って順次噴射され、各チャネルの連続したポッドがクロマポッドとしてリンクされ、ここで、各チャネルにおけるノズルの連続的な噴射が、各ポッド内のノズルの列に沿って揃っており、かつ
    クロマポッドのブロックが一の噴射グループとして操作され、複数の噴射グループが一緒に噴射される、請求項6に記載のプリントヘッド内のノズルの噴射を制御する方法。
  8. ノズルの噴射が、噴射グループ内のクロマポッドの噴射パターンを設定することにより制御される、請求項7に記載のプリントヘッド内のノズルの噴射を制御する方法。
  9. プリントヘッドノズルの列が、各チャネル及び相グループからの噴射グループのブロックについてずれた対をなし、セグメント化されたプリントヘッドの各セグメントを駆動する相グループが2個あり、2個のずれた各ノズル列に1個の相グループがある、請求項7に記載のプリントヘッド内のノズルの噴射を制御する方法。
  10. ノズル列を含み、ノズルの連続する列が各のインクチャネルを規定し、
    プリントデータを受信するための、それぞれのチャネルシフト レジスタ、
    ノズル1本につき1個の、それぞれのチャネルシフト レジスタからプリントデータを受信するノズル イネーブル ビット、及び
    各チャネルのノズル噴射を時間独立の手法で有効にするような各チャネルに個別のタイミング発生器、
    を含むプリントヘッド。
  11. ノズルが電気パルスの行列によって噴射され、パルス形状がプログラム可能である、請求項10に記載のプリントヘッド。
  12. パルス形状が、タイミング発生器にロードされたプログラムされたビットにより決定される、請求項11に記載のプリントヘッド。
  13. 前記プログラムされたビットが、プリントヘッドにロードされたテーブル内に、各チャネルにつき1個存在する、請求項12に記載のプリントヘッド。
  14. テーブルが、プリントヘッドへのシリアル インターフェースを介してプログラムされる、請求項13に記載のプリントヘッド。
  15. プリントヘッドノズル列が、各チャネル毎のずれた対になっており、ずれた対の噴射が、相外れのパルス行列による、請求項10〜14のいずれか1項に記載のプリントヘッド。
  16. プリントヘッドへのインターフェースを備え、これにより、低速シリアル インターフェースを介して操作されてタイミング パラメータを外部から指定することができる、請求項10〜14のいずれか1項に記載のプリントヘッド。
  17. 各チャネル内のノズルが同じ様にグループ化され、これらのグループが連続的に噴射される、請求項10に記載のプリントヘッド。
  18. 各ノズル列が、各ノズル列の長さに沿って繰り返すノズルのポッドに組織され、1個のポッド内に在るノズルが列に沿って順次噴射され、
    各チャネルの連続したポッドがクロマポッドとしてリンクされ、各チャネルにおけるノズルの連続噴射が、各ポッド内のノズル列に沿って揃っており、ノズルの噴射が、クロマポッドの噴射パターンを設定することにより制御される、請求項17に記載のプリントヘッド。
  19. 各チャネルが、ノズルの2列のずれた列によって形成されており、かつ、クロマポッドが噴射グループとしてのブロックに組織され、そのクロマポッドは2個の相グループを形成する様に同時に噴射し、各相グループはセグメント化されたプリントヘッドの一のセグメントのずれた1個の列の全てのノズルを駆動する、請求項18に記載のプリントヘッド。
  20. ノズル列を含むプリントヘッドを持ち、連続するノズル列がそれぞれのインクチャネルを規定し、それぞれのインクチャネルが、
    プリントデータを受信するための、それぞれのチャネルシフト レジスタ、
    ノズル1本につき1個の、それぞれのチャネルシフト レジスタからプリントデータを受信するノズル イネーブル ビット、及び
    各チャネルのノズル噴射を時間独立の手法で有効にするような各チャネルに個別のタイミング発生器、
    を含む印刷機。
  21. ノズルが電気パルスの行列によって噴射され、パルスの形状がプログラム可能であり、タイミング発生器にロードされたプログラムされたビットによって決定される、請求項20に記載のプリンタ。
  22. プリントヘッドに接続したインターフェースを介してプリントヘッドにロードされたテーブル内に、プログラムされたビットが各チャネルにつき1個存在する、請求項21に記載のプリンタ。
  23. 各々のノズル列が、各ノズル列の長さに沿って繰り返されるノズルのポッドに組織され、1個のポッド内に在るノズルが、列に沿って順次噴射され、
    各チャネルの連続したポッドがクロマポッドとしてリンクされ、各チャネル内に在るノズルの順次の噴射が、各ポッド内のノズル列に沿って揃っており、ノズルの噴射が、クロマポッドの噴射パターンを設定することによって制御される、請求項20に記載のプリントヘッド。
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