JP2004500943A - 粒子捕獲システム - Google Patents

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エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド
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Abstract

表面から粒子を掃除および除去するための掃除シートが開示される。シートは、粒子を収集及び保持するためのエレクトレット材料を含む粒子保持層を有する。シートは粒子保持層の少なくとも一部を覆う外側層も含む。外側層は塵保持性の低い材料から成ると共に表面を有し、該表面はこれを貫いて形成された複数の孔を有する。

Description

【0001】
(背景技術)
塵を、テーブルのような掃除されるべき表面から除去するための塵ふき布は、一般に既知である。このような既知の塵ふき布は一般に織布ファブリック又は不織布ファブリックから作られ、また、塵を保持するための湿潤な油性物質をしばしば噴霧もしくはコーティングされる。しかしこのような既知の塵ふき布は、使用後表面に油性の薄膜を残す傾向がある。
【0002】
他の既知の塵ふき布には、絡み合う繊維の間に塵を保持するための空間を有する、繊維が絡み合った不織布を含む。絡み合った繊維は、一般に網状組織の格子又はスクリム構造体により支持され、網状組織やスクリム構造体により、そのような布に追加的な強度がもたらされる。しかしそのような布は、使用中塵で飽和状態になることがあり(すなわち塵の集積)、及び/又は稠密な粒子、大きい粒子もしくはその他の屑を捕らえるのに完全に有効ではないことがある。
【0003】
従って塵及び屑を捕らえて保持することができる掃除シートを提供することは有利である。屑を実質的に引き付けない又は保持しない外側表面を設けることによりシートの外側表面上での屑の集積を防ぐ掃除シートを提供することも有利である。油性スプレーを使用することなく屑を誘引する掃除シートを提供することも有利である。屑の比較的大きな及び/又はより稠密な粒子を保持する掃除シートを提供することも有利である。本発明のこれらの及び他の利点は、本明細書及び添付する請求項を検討する人々にとっては明らかであろう。
【0004】
(発明の開示)
本発明は一般に、(例えば家庭又は作業環境において)表面の掃除等に使用するための掃除シートの分野に関する。より詳細には、本発明は、塵、より大きい粒子及び/又は他の屑を収集及び保持するための掃除シートに関係する。
【0005】
粒子捕獲システム又は掃除シートが提供される。掃除シートは、テーブル、床、家具などの物品の表面から粒子及び他の屑を掃除及び除去するために有用である。掃除シートは、屑の保持性及び/又は強度を増すべく、数多くの層もしくはシートを含んでよい。シートは、粒子を収集及び保持するためのエレクトレット材料(物質)を含有する粒子保持層(例:基部層)を含んでよい。シートはまた、粒子保持層の少なくとも一部分を覆う外側層(例:カバー層)を含んでもよい。カバー層は一般に、屑がそこを強制的に通されるか、または誘引されて通り抜ける複数の孔を包含してもよい。これらの孔はカバー層の大部分に設けられてよく、一般に少なくとも約1mmの横断面積を有する。好適なカバー層の例には、約1から10mmの平均横断面寸法を持つ複数の孔を有する物質が含まれる。カバー層は、一般に、塵保持性の低い材料から形成される(例:ポリテトラフルオロエチレン(「PTFE」)から形成される穿孔シート)。カバー層は塵保持性の低い物質を含有し、カバー層の表面には、これを貫通して複数の孔が形成される。
【0006】
掃除シートを組み込んでいる掃除用具も提供される。この用具は、掃除シートに接続されるように構成されたクリーニングヘッドを含んでよい。また、掃除シートは、表面を掃除するための掃除用具キットの一部として包装されてもよい。この用具キットは、シートに接続されるように構成されたクリーニングヘッド及びこのクリーニングヘッドに接続されるように構成されたハンドルを含んでよい。
【0007】
表面を掃除する方法も提供される。この方法は、掃除されるべき表面に掃除シートを接触させることを含む。掃除されるべき表面からの屑は、カバー層の孔を通って引き寄せられ、及び/又は引っ張り込まれて、掃除シートにより保持及び/又は収集されてもよい。
【0008】
掃除シートは一般に、相対的に一定の可撓性を保つために比較的低い全体的破壊強度を有する。本明細書で用いられる「破壊強度」という用語は、引っ張り荷重が掃除シートに付加されるときに掃除シートが破れ始める荷重の値(すなわち引っ張り強さを測定する間の最初の最高値)を意味する。しかし、シートの破壊強度は、掃除シートが使用中に「落ちる」すなわち裂けるのを防ぐべく充分に高いことが必要である。掃除シートの破壊強度は一般に、少なくとも約500g/30cmであり、1500g/30cmから4000g/30cmまでの破壊強度を有する掃除シートは、本明細書で説明される掃除道具と共に使用する上で非常に好適である。
【0009】
掃除用具、取り付け構造体などと共に使用することが意図される場合、掃除シートは一般に比較的低い全体的伸びを示し、掃除シートが「こぶ状」又は「しわ」になりにくくなっている。本明細書中の記載で用いられる「伸び」という用語は、500g/30mmの引っ張り荷重が付加されたときの掃除シートの伸び率(%)を意味する。例えば、掃除シートがモップや類似の掃除用具に固設されて使用されるように構成されている時、本発明の掃除シートは一般に、約25%以下、好ましくは約15%以下の伸びを有する。
【0010】
本明細書中の記載で用いられる「表面」及び「掃除される(べき)表面」という用語は広い用語であり、限定的な用語としては意図されていない。本明細書中の記載で用いられる「表面」という用語は、実質的に固い又は剛性を有する表面(例:家具、テーブル、棚、床、天井、固い備品、家庭用電化製品などの物品)ならびに比較的柔らかい又は半剛性を有する表面(例:ラグ、カーペット、柔らかい備品、リネン、衣類など)を含む。
【0011】
本明細書中の記載で用いられる「屑」という用語は広い用語であり、限定的な用語としては意図されていない。塵及び他の細かい粒状物質に加えて、屑という用語は、従来の塵用雑巾(rag)で収集されないことがある、例えば大きい寸法のごみ、食べこぼし、パン屑、土、砂、糸屑並びに繊維及び毛髪の廃物片など平均直径が約1mmより大きい比較的大きなサイズの粒状物質ならびに塵及び他の細かい粒状物質を含む。
【0012】
本明細書の本文は、掃除シートの様々な実施形態に言及している。本明細書で説明される様々な実施形態は、様々な説明的な諸例を提供することを意図しており、別の発明種の説明として考えられるべきではない。様々な実施形態の説明は、その範囲が重なり合う場合がある。検討される様々な実施形態は単に説明のためであり、本発明の範囲を限定することを意味しない。
【0013】
(発明を実施するための最良の形態)
粒状物質及び他の屑(例:塵、土、他の空気媒介性物質、糸屑、毛髪など)を収集、誘引及び保持するための掃除シート(塵掃除パッド10として示される)の一例が図1に示される。パッド10は、粒状物質(図2に屑68として示されている)を誘引(例:収集)及び保持するための静電力で永久に帯電されている「エレクトレット」基部又はコア粒子保持層30を含む。パッド10が掃除される表面(図7に作業表面66として示されている)に沿って移動するとき、屑68はパッド10に取り付けられた外側層すなわちカバー層20における孔(穴22として示されている)を介して引き寄せられ、及び/又は引っ張り込まれる。コア30の孔(空洞部34として示されている)は、パッド10の空洞部32内に屑68を保持し、及び/又は運び去る。
【0014】
更に、エレクトレット材料の少なくとも一部分を覆う又は囲むカバー層で粒状物質を保持して、エレクトレット材料に粒状物質を「閉じ込める」と共に保持してよい。カバー層20は、屑保持能力が比較的低い物質(すなわち屑を顕著に誘引又は収集しない物質)で作られてよく、一般にコアよりも低い屑保持性を有するので、カバー層20の外側表面には実質的に屑68はない。塵を顕著に収集しない代表的な物質の例として、ポリテトラフルオロエチレンから形成された穿孔シートが挙げられる。一般に掃除シートは、粒状物質を約10g/m以下、より好適には約1〜5g/m以下しか保持しないように構成される。
粒子保持層
コア30は、カバー層20に近接してパッド10内に配置された粒子保持表面32を含む。粒子保持面32の空洞部34は、顕著な量の屑68を捕獲、収集及び保持する。例えば、屑は空洞部の壁に埋め込まれてもよい。好適な実施形態によれば、粒子保持層は成形されたファブリック、可撓性を有する物質の連続したシート又は物質の多重シートであってもよい。図2を参照すると、空洞部34を、コア30内に不規則に分布している孔から形成することができる。空洞部34はどのような形状でもよく、図2に示されているように円、ぎざぎざ、不規則などのような形状の組み合わせでもよい。例えば空洞部は、四角形、星形、楕円形又は不規則な形状であってもよい。空洞部は図3に示されるような規則的なパターンで配置されてよく、あるいは不規則に配置されてもよい。
【0015】
空洞部の寸法及び深さは、捕獲された屑が掃除されている表面を引っかいたり損傷したりしないようにする上で十分なサイズの「ポケット」を造れるだけ大きいことが好ましい。しかし空洞部は、屑が空洞部に接触するのが困難なほど深くはないことが好ましい。空洞部の平均幅は一般に約1〜10mm、より好適には約2〜5mmであるが、空洞部が保持することを意図する粒子の寸法によってある程度変わってくる。空洞部は、一般に約0.1〜5mm、より好適には約1〜3mmの範囲の平均深さを有する。
【0016】
図3は、掃除シートの例示的な実施形態であるパッド110の断面図を示す。パッド110は、一つの特徴すなわちコア30の構造が変えられている点においてパッド10と実質的に異なる。この修正以外、図3に示されたパッド110の構造、性能及び機能は実質的にパッド10と同じであり、同じ要素を表すのに同じ参照番号が使用されている。パッド110のコア130は、孔(凹部134として示されている)を形成するように構成されている。凸部(外側に延伸し可撓性および半剛性を有する指状突起部136)は、コア130からカバー層20に向かって延びる。指状突起部136は一般に四角形であるが、他の実施形態に基づき他の形状(例:ジグザグ、曲線形、波形など)であってもよい。指状突起部136は列状パターンに配置された構成で示されているが、他の好適な実施形態に基づき他のパターン又は構成(例:円、不規則等)に配置されてもよい。指状突起部136は、屑68を保持するための凹部134を(例えば二つの突起部の間に)画定する。凹部134の内側にある時、屑68はカバー層20により実質的にパッド110の内部から逃げるのを妨げられる。
【0017】
図4は、掃除シートの別の例示的な実施形態であるパッド210を示す。パッド210は、二つの点、すなわちコア30の構造が変えられ且つコア30の材料が変えられている点においてパッド10と実質的に異なる。これらの修正以外、パッド210の構造、性能及び機能はパッド10と実質的に同じであり、同じ要素を表すのに同じ参照番号が使用されている。パッド210のコア230は、屑68を保持するための孔(凹部234として示されている)を形成すべく、(例えばシヌソイド波の形に)成形されている。上部カバー層20は、底部カバー層20でコア230を「挟んで」おり、すなわち底部カバー層20にコア230を押し付けている。突起部(凸部236として示されている)がコア230から延び、凹部234を形成する。凸部236は一般に先のとがっていない形状で、傾斜している又は勾配のある壁240を含む。凸部236の勾配のある形状により、屑68を収集及び保持する上で凹部234に追加的な表面積がもたらされる。図4に示されるように、凸部236は列状のパターン又は波状のパターンで配置される。上部の粒子保持面232の凸部236は、面232の凸部236が底部の粒子保持面238の凹部234に対応するように、互い違いのパターンに配置された構成で示されている。別の好適な実施形態によれば、突起部(すなわち凸部)及び孔(すなわち凹部)は他の様々なパターンで配置されてよい(たとえば上部の粒子保持面の突起部が底部の粒子保持面の突起部に対応し、列状のパターン又は波状のパターンで配置される)。別の好適な実施例によれば(図4及び5に示されるように)、粒子保持層(すなわちコア)は少なくとも二つの面を有し、孔(すなわち空洞部)は粒子保持層の各面上に配置される。
【0018】
図5は、掃除シートの別の例示的な実施形態であるパッド310を示す。パッド310は、二つの点において、すなわちコア30の構造が変えられ且つコア30の材料が変えられている点においてパッド10と実質的に異なる。これらの修正以外、パッド310の構造、性能及び機能は実質的にパッド10と同じであり、同じ要素を表すために同じ参照番号が使用されている。パッド310のコア330は、不織布繊維の絡み合った網状組織から作られた構成として示されている。屑を捕獲するための孔は、絡み合った繊維の間の空間により形成される(すなわち屑は、コアを形成する繊維間に保持される)。別の好適な実施形態によれば、コアは様々な構造で形成される材料の様々な組み合わせから作られてよい。
【0019】
本明細書中の記載で用いられる「不織布」という用語は、互いに絡み合って配置された(ただし、編んだファブリックにおけるような規則的な又は確認し得る方法で配置される必要はない)個々の繊維又は糸の構造を有するウェブを含む。この用語は、繊維化、開口又は他の方法で処理されてファブリックのような特性を付与された個々のフィラメント及びストランド、ヤーン又はタウ、並びに発泡体及びフィルムも含む。不織布ファブリック又はウェブは、例えばメルトブロー法、スパンボンド法及びボンドカード(bonded carded)ウェッブ法のような多くの製造法で形成されてきた。不織布ファブリックの坪量は通常、1平方ヤード当たりの物質のオンス数(「osy」)又は1平方メートル当たりのグラム数(「gsm」)で表され、有用な繊維の直径は通常、ミクロンで表される。坪量は、osyの値に33.91を掛けることにより単純にosyからgsmに変換され得る。(別の好適な実施形態によれば、繊維は織られてもよい。)
例示的な実施形態によれば、ウェブ又は格子(図6にスクリム50として示されている)が、不織布シートの繊維を支持してもよい。これにより、掃除のために使用される上で充分な強度を保持しつつ比較的低い絡み合い係数(例:約800m以下)を有するシートの生産が可能となる。図5に示されるように、スクリムを繊維の中に一体的に埋め込み、単一の支持構造体を形成してもよい。図6においてスクリム50は、「網状組織」の形態で配置された、垂直部材54に取り付けられる水平部材52を有するネットを含む。空間(穴56として示されている)が垂直部材54と水平部材52の間に形成され、スクリム50にメッシュ又は格子状の構造がもたらされる。様々な実施形態によれば、スクリムの水平部材及び垂直部材は、織る、点溶接、締めつける、結ぶなどのような様々な方法で互いに接続することができる。穴56の平均直径は、一般に20から500mmの範囲であり、より好適には100から200mmの間である。繊維間の距離は一般に約2から30mmまでの間、より好適には約4から20mmまでの間である。あるいは、不織布シートは、シート内に埋め込まれたフィラメント(このフィラメントは、単にその周囲にマイクロファイバーを水力交絡することにより生じる機械的な力で適所に保持される)により補強されてもよい。
【0020】
繊維をスクリム50に取り付けるために(それにより単一片としてパッド310を成形する)、繊維をスクリム50の各側面に重ねて配置してもよい。低水圧の水の噴射を実質的に適用して繊維を互いに及びスクリム50と絡み合わせ(すなわち水力交絡)、比較的絡み合いの緩い不織布繊維を形成してもよい。繊維の水力交絡は、水の噴射から水を除去する(例えば、乾燥する)間更に増加することがある。繊維は、様々な他の従来方法(例:エアレイド、接着剤、織るなど)によりウェブ(すなわちスクリム)に取り付けられてもよい。繊維は一般にウェブに絡まって単一体を形成し、掃除中ウェブからの繊維の「抜け落ち」を防ぐ効かがもたらされる。ウェブは、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステルなどのような様々な好適な材料から形成されてよい。例示的なウェブ(すなわちスクリム)が米国特許第5,525,397号に記載されており、ここで同特許に言及することによりその内容が本明細書に組み込まれたものとする。
【0021】
コアにおける繊維の絡み合いの程度は、「絡み合い係数」により測定可能である。絡み合い係数は「CD初期係数」とも呼ばれる。本明細書中の記載で用いられる「絡み合い係数」という用語は、繊維集合体における繊維方向に垂直な方向(機械横断方向)について測定される、応力ひずみ曲線の初期勾配を指す。(本明細書中の記載で用いられる「応力」という用語は、引っ張り荷重値をチャッキング幅(すなわち引っ張り強度測定中の検査ストリップの幅)および不織布繊維の集合体の坪量で割ることにより得られる値を意味する。本明細書中の記載で用いられる「ひずみ」という用語は、掃除シート素材の伸びの測定単位である。) 本発明の掃除シート形成の際に用いる上で好適な不織布繊維集合体は、約20〜500mの範囲の絡み合い係数(いずれかの補強フィラメント又は網状組織が不織布繊維性ウェブから取り除かれた後測定されたもの)、より一般的には約250m以下の範囲の絡み合い係数を有する。絡み合い係数の小さい値は、一般に、より小さい程度の繊維の絡み合いを表す。絡み合い係数は、繊維の種類及び量、繊維の重量、水の量及び圧力などを選択することにより部分的に制御されてよい。絡み合いを記載している米国特許第5,525,397号、コラム4の52行目からコラム5の26行目までを参照されたい。
【0022】
コア(例:図5に示されるようなコア330)は、自由度が大きく且つ充分な強度を備えた繊維を有する不職布集合体層を含んでよく、これは、掃除シート内に塵及びより大きい粒子を効果的に収集及び保持する上で有利な場合がある。一般に、繊維の絡み合いにより形成された不織布ファブリックは、繊維の融合又は接着によってのみ形成された不織布ファブリックよりも構成繊維の自由度が高い。繊維の絡み合いにより形成された不織布ファブリックは、不織布ファブリックの繊維と塵の間の絡み合いを介して、より良好な塵収集性能を発揮することができる。繊維の絡み合いの程度は、塵の保持性に大きな影響を及ぼす。すなわち、絡み合いが強すぎると、繊維が動く自由度が低くなり、塵の保持性は一般に低下する。対照的に、繊維の絡み合いが非常に弱いと、不織布ファブリックの強度が顕著に低くなり、その強度不足に起因して不織布ファブリックの加工性に問題が生じる可能性がある。また、不織布集合体の絡み合いの程度が非常に低い場合、不織布ファブリックから繊維が抜け落ちる可能性が高い。
【0023】
本発明の掃除シートの生産において使用する上で好適な不織布集合体は、比較的低い水圧で繊維性ウェブ(支持フィラメント若しくは網状組織シートが埋め込まれていてもいなくてもよい)を水流交絡させることにより形成することができる。例えば毛羽立っているポリエステル不織布ウェブにおける繊維は、不織布繊維ウェブを約25〜50kg/cmの圧力で高速射出される水で処理することにより網状組織シートと充分絡み合わせることができる。ウェブがなめらかな、実質的に孔のない支持ドラム又はベルトの上を通過する際、ウェブの上に配置される穴から水を射出することができる。穴は一般に直径が0.05〜0.2mmであり、2m以下の間隔で水供給パイプの下に列状に好適に配置することができる。
【0024】
繊維集合体の絡み合い係数が約800m以下の値に設定されると、繊維集合体のみで構成されるシートが充分な破壊強度及び伸びの値を達成するのが困難になる場合がある。繊維をスクリム50に絡み合わせて単一体にすることにより、この層の伸びは低く保たれ、その加工性が向上する。そのような掃除シートからの繊維の抜け落ちは、掃除シートの繊維集合体とほぼ同じ絡み合い状態の繊維集合体のみで構成される従来の絡み合うシートと比較して、顕著に抑えられることが多い。
【0025】
絡み合い係数が小さすぎると(例えば約10から20m以下)、繊維は充分に絡み合わない。また、繊維とスクリムの間の絡み合いも同様に弱くなりがちである。その結果、繊維の抜け落ちが頻繁に発生する。絡み合い係数が大きすぎると(例えば約700〜800mよりも大きい場合)、絡み合いが強すぎるため、繊維の充分な自由度が得られない。これにより繊維が塵、毛髪及び/又は他の屑と容易に絡み合うのが妨げられ、シートの掃除性能が不十分になることがある。
【0026】
掃除シートは、一般に、坪量が比較的低いコア層として不織布繊維集合体を含む。不織布繊維集合体の坪量は、一般に、30から100g/mの範囲内であり、一般に75g/m以下である。不織布繊維集合体の坪量が約30g/m未満だと、掃除作業中、塵が不織布繊維集合体を容易に通過し過ぎ、その塵収集能力が制限されることがある。不織布繊維集合体の坪量が大きすぎると(例えば、実質的に約150g/mより大きい場合)、不織布繊維集合体の中の繊維(存在する場合)は、一般に、所望の絡み合いの程度を達成するのに充分なほど互いに絡み合わない可能性がある。また、不織布繊維集合体の加工性が悪化し、掃除シートからの繊維の抜け落ちがより頻繁に発生することがある。不織布繊維集合体における繊維のデニール、不織布繊維集合体において使用される繊維の長さ、横断面形状及び強度は、一般に、性能に関係する要因に加えて、加工性及び費用を考慮して決定される。
【0027】
掃除シートは一般に外側ファブリック層(すなわち、シート清掃面の材料)として、比較的坪量の低い外側不織布繊維層又は網/ウェブを含む。特定の好適な実施形態によれば、不織布層又は網は、約20から150g/mまで、好ましくは30から75g/mまでの範囲の坪量を有する。低い坪量は、掃除シートに「流線状の」又はコンパクトな外見及び感触をもたらす上で有利である。掃除シートの坪量は約50〜250g/mであってよい(又は掃除シートの意図される用途次第でこれを増減してよい)。
【0028】
掃除シートは繊維又はマイクロファイバーから形成された不織布ファブリックを含んでよい。本明細書中の記載で用いられる「デニール」という用語は、長さ9000mの繊維のグラム重量と定義される。粒子保持層の繊維のデニールは約0.1〜6.0であることが好ましく、約0.5〜3.0であることがより好ましい。
粒子保持層の静電特性
コアは、屑を誘引、収集、捕獲及び保持するその能力を向上すべく、エレクトレット化される(すなわち実質的に永久の静電荷を有する)ことが好ましい。これは、掃除工程の間エレクトレット材料が静電気により屑を活発に誘引すると考えられ、屑を誘引する充分な力をもたらす可能性があるからである。非エレクトレット布は、一般に屑と物理的に接触するだけであり、従来の非エレクトレット布の場合屑はこれに付着するか若しくは取り込まれる。別の好適な実施形態によれば、粒子保持層を一時的に静電力で帯電してもよい。一般にエレクトレットと呼ばれるエレクトレット材料には、長期間静電荷を保持する誘電物質が含まれる。いかなる特定の理論に限定することを意図しないが、エレクトレット材料は電界の永久源であると考えられる。エレクトレットは通常、一方の表面が正に帯電し、他方の表面が負に帯電したシート又はフィルムの形状で(または繊維として)生産される。エレクトレットが形成される時、物質は「極性を有する」(すなわち、電荷は所望の方向に向けられた)と考えられる。このような極性化は、使用される物質及び調製方法に応じて、異質電荷、同質電荷またはそれらの両方を含むことができる。エレクトレット材料の追加的な情報として、バーナード・グロス(Bernard Gross)の「汚染制御のためのエレクトレット装置(Electric Devices for Pollution Control)」、技術状態再検討、第6巻、オプトソニック出版(Optosonic Press)、1972年(エレクトレット材料の特性を検討している)、Nishiura他に付与された米国特許第5,057,710号(エレクトレット材料を調製するための方法を検討している)、Ando他に付与された米国特許第5,429,848号(直流の電界で流体により運ばれる繊維を捕らえることにより形成されたエレクトレット管状不織布ファブリックを開示している)、米国特許第5,726,107号(異なる材料から作られた少なくとも二種類のエレクトレット繊維を含む、不織布エレクトレット繊維混合物を検討している)及び米国特許第4,486,365号(エレクトレットフィラメント、テキスタイル繊維及び同様の物品を製造するための方法及び装置を検討している)を参照されたい。ここで上記参考資料に言及することにより、各資料の内容が本明細書に組み込まれたものとする。
粒子保持層の材料
コアに使用される繊維は一般に熱可塑性物質から形成される。熱可塑性物質は静電荷を長時間保持すると考えられ、比較的良好な絶縁特性を有し、ロールフィルム状に形成されてもよく、それが連続的な帯電技術を可能にする。繊維は半合成繊維(アセテート繊維など)、再生繊維(キュプラ及びレーヨンなど)、天然繊維(木綿及び木綿の混紡など)及び他の繊維又は天然繊維若しくは合成繊維の組み合わせを包含してもよい。
【0029】
基部層(すなわちコア)は、図2に示されるような多孔性のスポンジ又は発泡体から作られてもよい。好適な発泡体は、ポリウレタン発泡体及びラテックス発泡体を包含する。このような発泡体は、一般に、化学物質と反応して気体を発生し(例:二酸化炭素)、この気体が重合工程中に泡として閉じ込められて発泡体を形成する発泡剤を使用して製造される。他の好適な発泡体には、フェノール樹脂発泡体が含まれる。フェノール樹脂発泡体は、一般に、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムのような基本触媒の存在下でフェノールとホルムアルデヒドを反応させ、その後その溶液を中和し蒸留して水を取り除くことにより製造される。このような反応は、反応メトル群を含むレゾ−ル(すなわちA段階樹脂)を生成すると考えられる。A段階樹脂は、酸性触媒の存在下及び発泡剤の存在下で更に反応させることにより「硬化」させてフェノール樹脂を形成することができる(硬化中、ホルムアルデヒドと水の一部は一般に遊離している)。A段階樹脂の反応メトル群は更に反応して重合鎖長及び/又は架橋を拡大し、3次元網状組織を形成することができる。
【0030】
基部層(すなわちコア)は、図4に示されるような例示的な実施形態に基づくファブリック材料(例:連続シート)から作成されてもよい。ファブリックは、織ること(すなわち織機で二つ以上の紡ぎ糸の組を直角に織り交ぜること)、あるいは編むこと(すなわちそれ自体又は他の上で一つ以上の紡ぎ糸を交互に輪にする)ことにより作られた伝統的なテキスタイルファブリックのように織り(編み)合わされてよい。図4に示されるような好適な実施形態によれば、ファブリックは不織布であってもよい。不織布ファブリックは、繊維(又はフィラメント又は紡ぎ糸)の層又は網状組織を機械的に(例えば水流交絡によって)、又は化学的に又は熱的に結合することにより作られてよい。押しだし成形と同時に繊維若しくはフィラメントを連結することにより、及び/又は比較的薄いフィルムに穿孔することにより、不織布ファブリックを作成してもよい。
【0031】
コアの素材はいずれの様々な既知の方法によりエレクトレット化されてもよい。例えば、コア材料は、これを蝋のようなエレクトレット材料でコーティングすることによりをエレクトレット化することができる。コア材料は、これを強い静電界でスピンすることによりエレクトレット化されてもよい。コア材料は、摩擦エレクトレット効果(すなわち繊維を他の媒体でこすることにより電荷を誘発すること)を用いることによりエレクトレット化されてもよい。好適な実施形態によれば、コア材料の少なくとも20%がエレクトレットであり(重量%)、好ましくは50〜100%がエレクトレットである。コア材料は好適には、約1.0x10−11〜1.0x10−3クローン/cm、より好適には1.0x10〜1.0x10−3クローン/cmの範囲の電荷を有する。コア材料は、少なくとも約20g/mのサイズを有する屑を保持する能力を有してもよい。収集を意図される粒子の密度は、部分的にコアの電荷により影響される場合がある。コアの破壊強度及び伸びを増すべく、コアが非エレクトレットの天然繊維又は合成繊維を含んでもよい。そのような非エレクトレット繊維は、羊毛、木綿、セルロース、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリテトラフッ素(PTE)、ナイロン、レーヨン、アクリル、及びそれらの組み合わせを含んでよいが、それらに限定されない。
外側又はカバー層
図2を参照すると、コア30はカバー層20により覆われ又は囲まれた構成で示されており、よってコア30は掃除される作業表面66と実質的には接触しない。カバー層20は、実質的に連続的で、一般に平面的である。図4に示されるような例示的な実施形態によれば、コア30は「サンドイッチ状に」又は束ねられて、上部カバー層322と底部又は裏当て層320の間に配置されてもよい。カバー層322は、繊細な表面(例:木、ガラス、プラスチック)又は固い表面を掃除するための滑らかでしなやかな(例えば可撓性を有する)一般的に平面状のシートである。別の好適な実施形態によれば、空間又は他の中間層をコアと単数又は複数のカバー層の間に配置してもよい。
【0032】
裏当て層は、掃除シートに支持性及び構造性をもたらすべく、コア又はカバー層よりも高い剛性を有し、及び/又はコア又はカバー層よりも大きい坪量を有してよい。別の好適な実施形態によれば、空間又は他の中間層を裏当て層と外側ファブリック層の間に配置してもよい。裏当て層が所望の程度の可撓性を有し、シート全体に充分な支持性を提供することができる限り、様々な材料が裏当て層としての使用に好適である。裏当て層としての使用に好適な材料の例には、使用中の裂け又は伸びに抗する上で充分な強度をシートに提供することができる、多種多様の軽量な(例えば約10〜75g/mの坪量を有する)可撓性物質が含まれる。裏当て層は一般に比較的薄く、例えば約0.05mmから約0.5mmまでの厚さを有し、比較的孔のないものであってよい。好適な材料の例には、合成及び/又は天然ポリマーから形成された、スパンボンド及び熱接着不織布シートが含まれる。本発明の掃除シートを生産するために利用し得る他の裏当て材料には、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン又はそれらの混合物から形成された、比較的孔のない可撓性を有する層が含まれる。特定の用途に必要な性能基準を満たすならば、裏当て層はまた、水流交絡された不織布繊維から作られてもよい。好適な裏当て層の具体例の一つは、約20〜50g/mの坪量を有するスパンボンドポリプロピレンシートである。
【0033】
図5に示されるように、穴22は、材料の連続シートであってよいカバー層322に一体的に形成されてよい。穴は円形の形状(図7に示されるような形状)であってよいが、他の形状(例:四角形、星形、楕円形、不規則形など)又は代替的な実施形態に基づく形状の組み合わせであってもよい。穴22の別の実施形態である穴122は、図8の不規則な形状を有する構成で示されている。好適な実施形態によれば、カバー層に穿孔することにより穴を形成してもよい。穴22は、一般に、顕著なサイズの屑(例:0.5〜100mm)を通過させて粒子保持層に到らしめる上で充分なサイズである。穴を通過後、屑は粒子保持層の孔(すなわち空洞)に流入する。穴22の各々は、その穴の他のいかなる直径よりも大きい主要な直径D及び、主要な直径Dに垂直な最大横断面軸である第二の直径Dを有する(例えば図8を参照)。好適な実施形態によれば、全ての穴の主要直径の平均は、約1から10mmの範囲、より好適には約2から5mmの範囲であってよい。
【0034】
穴22の各々は横断寸法を有してもよい。平均横断寸法は、穴のD+Dの合計の半分に等しい(すなわち平均横断寸法=(D+D)/2)。穴の各々の平均横断面積は一般に少なくとも約1mm、より一般的には約1から約100mmまでの範囲であり、最も好適には約5から約25mmまでの範囲である。好適な実施形態によれば、カバー層の外側表面の全表面積に対する全ての穴の横断面積は一般に、30%から95%、より好適には70%から90%である。穴の数及び穴の平均横断面積は、掃除される表面からコアを離して屑をコアの中に維持する一方、穴を通過する屑の量が最大になるようにに選択される。
【0035】
カバー層は低い屑保持性(すなわち屑を顕著に誘引又は収集しない)を有する材料から作られてよく、一般にコアより低い屑保持性を有する。好適な実施形態によれば、カバー層は熱可塑性を有する材料から作られてよい。熱可塑性を有する材料すなわち繊維には、ポリエステル類、ポリアミド類及びポリオレフィン類、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ナイロン、レーヨン、アクリル及びそれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。熱可塑性を有する物質は、メルトブロー法により製造されてよい。屑を顕著に誘引しない他の材料労には、絡み合い係数が比較的高く密に詰め込まれた繊維を有する繊維性織布ファブリック及び不織布ファブリックが含まれる。更に他のそのような物質には、穿孔ポリマー繊維又はシートのような非繊維性材料が含まれる。好適な実施形態によれば、カバー層は、スパンボンド又は熱接着ポリプロピレンであることができる。別の好適な実施形態によれば、カバー層は、天然物質(ゴム、ラテックスなど)、ならびにポリオレフィン類(ポリプロピレン及びポリブテンなど)、ポリエステル類(ポリエチレン、ポリウレタンテレフタレート及びポリブチレンテレフタレートなど)、ポリアミド類(ナイロン6及びナイロン66など)、アクリロニトリル類、ビニルポリマー類、ビニリデンポリマー類(塩化ポリビニル及び塩化ポリビニリデンなど)などの合成物質、改質ポリマー類、合金もしくはその混合物、及び比較的高い塵保持能力を有する他の材料から作られてよい。
カバー層と粒子保持層の結合
カバー層は、メルトボンディングのような締着手段(図3に縫い目126として示されている)によってコアに取り付けられてよい。締着手段は、カバー層をコアに(物理的に及び/又は化学的に)接着するか、さもなければ固定するための一つの方法として機能することを意図されている。好適な実施形態によれば、接着剤によりカバー層をコアに取り付けてもよい。接着剤は、掃除される表面に関して相対的に柔らかく擦傷性がない種類であることが必要である。接着剤はまた、屑にカバー層の開口部を通過させ、実質的に屑を保持しないことも要求される。接着剤は、固体層、連続したパターン(例:円又は曲がりくねったパターン)、不連続なパターン(例:点のマトリックスの一連のライン)又はチェッカー盤、十字、十文字等の他の所望のパターンとして適用されてよい。接着物質は、カバー層、コア若しくは他の任意の好適な中間面(中間面が存在する場合)若しくは裏当て層に適用されてよい。他の好適な実施形態によれば、カバー層は全体で又は部分的にコアと溶接されてよい(例:超音波溶接、赤外線溶接、特定箇所における熱可塑性物質のメルトボンディング溶接、スポット溶接など)。更に別の好適な実施形態によれば、カバー層を、絡み合い(例:水流交絡)により又は他の締着手段(例:建築用接着剤、クリップ、エンボス加工など)によりコアに取り付けてもよい。
掃除シートの寸法
カバー層及びコアの物理的寸法は、一般に重要であるとは考えられない。カバー層20の外側周辺部は、一般に、図に示されるようにコア30の外側周辺部より大きいので、屑68はコア30に保持される前にカバー層20の穴22を通過することがある。図2に示されるようなカバー層20は、コア30の厚さTより一般に薄い厚さTを有する。非限定的な例によれば、カバー層は約1mmまで、好ましくは0.05から0.5mmまでの平均厚さを有することができる。コアは約5mmまでの、好ましくは1〜2mmの平均厚さを有することができる。図1に示されるような好適な実施形態によれば、カバー層20はコア30のそれに類似した形状及び構成を有する。
掃除道具及び使用方法
パッド10は、単独で(例えば、雑巾として)使用されても、あるいは表面66を掃除するための他の道具及び用具と組み合わせて使用されてもよい。パッド10は、掃除される表面66のいかなる外形(例:滑らか、ぎざぎざ、凹凸、裂け目など)にも順応するように一般に可撓性を有する。従ってパッド10は、固い剛性を有する表面を掃除するのに特に好適である。別の実施形態によれば、パッド10は半剛性を有し、平らな表面を掃除するのに特に好適であってもよい。パッド10はまた、カーペット、ラグ、室内装飾材料及び他の柔らかい物品のような相対的に柔らかい表面を掃除するために使用されてもよい。
【0036】
図1を参照すると、パッド10は、例示的な実施形態に基づく掃除用具(塵モップ60として示されている)のクリーニングヘッド62に取り付けられた構成で示されている。ヘッド62は、パッド10を取り付けるための締着手段(ばねクリップ82として示されている)を提供するキャリッジ(運び台)80を含む。細長い剛性を有する部材(複数の区部に分けられたハンドル64として示されている)を取り付けた取り付け構造体84が、キャリッジ80に取り付けられる。取り付け構造体84は、ソケット(ボールジョイント90として示されている)に回動可能に取り付けられたY字形末端部88を有するヨーク(アーム86として示されている)を含む。アダプター(接続器92として示されている)は、管を介してアーム86をハンドル64に取り付ける。好適な実施形態によれば、掃除用具は掃除シートを固定するのに適した構成の、ほうき、ブラシ、つやだし器、ハンドルなどでよい。掃除シートは、様々な締着手段(例:摩擦クリップ、ねじ、接着剤、保持用指状突起部など)のいずれかにより掃除用具に取り付けられてよい。別の好適な実施形態によれば、掃除シートは単一ユニットとして又は複数のシート(例:モップのストリップすなわち「ヘア」)として取り付けられてもよい。
【0037】
掃除用具の構成要素、つまり取り付け構造体、アダプター、ハンドルは個々に又は組み合わせて(例:キット又はパッケージとして)提供されてもよい。掃除用具の構成要素は、コンパクト化及び迅速な取り換えのために直ちに、容易に及び迅速に現場(例:作業場、家庭、事務所など)で又は販売場所で組み立て及び分解されてもよい。掃除用具は又、事前に組み立てて及び/又は単体で提供されてもよい。好適な実施形態によれば、掃除シートはプレッジ(PLEDGE)(登録商標)グラブ(GRAB)−IT(商標)掃除機(ウィスコンシン州ラシーンのエス.シー.ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッドから商業的に入手可能)と共に使用するように構成される。
【0038】
表面66を掃除するために、パッド10はクリップ82によりモップ60のヘッド62に固定されてよい。パッド10を表面66に接触させ、表面66に沿って動かす(例:水平方向、垂直方向、回転する動き、線状の動きなど)。表面66からの屑68は、カバー層20の穴22を介してもたらされ又は誘引される。コア30のエレクトレット材料の静電荷は、カバー層20の穴22を介してコア30の中へ屑68を引っぱり込み又は引き寄せてよい(図2参照)。コア30の孔(空洞部34として示されている)は、屑68をパッド10の空洞部32内に保持する及び/又は運び去る。カバー層20の外側表面は実質的に屑68を誘引又は保持しないので、パッド10のカバー層20の外側表面に屑68は実質的に存在しない。使用後、パッド10は、捨てるため又は掃除する(例えば、洗濯する、振る、屑を除去するなど)ためにモップ60から取り外されてもよい。別の好適な実施形態によれば、表面を掃除するために掃除シートを単独で(例えば手で保持して)使用してもよい。
試験方法
破壊強度(機械を横断する方向)
掃除シートの各々から、幅30mmを有する試料をシートの繊維方向に垂直な方向に(すなわち機械横断方向に)切断してもよい。試料を引っ張り試験機でチャックからチャックまでの距離100mmで把持し、繊維方向に垂直な方向に300mm/分の速度で延伸させてもよい。シートが破れ始めた荷重の値(応力/ひずみ測定によって得られた連続する曲線の最初のピーク値)を破壊強度としてよい。
500g/30mmの荷重での伸び
上記の機械横断方向での破壊強度の測定において、500gの荷重での試料の伸びが測定されてもよい。この試験の目的のために、「伸び」は、500gの引っ張り負荷がストリップに付加されたときの、掃除シート材料の30mmストリプの長さにおける相対的な増加(%)と定義される。
絡み合い係数
不織布繊維集合体からスクリムを除去してもよい。スクリムが格子状の網状構造体を有する場合、スクリムの除去は、一般に、接続部で網状組織のシートを構成する繊維を切断し、ピンセットで不織布繊維集合体から網状組織のシートの破片を慎重に取り除くことにより達成される。幅15mmを有する試料を、シートの繊維方向に垂直な方向に(すなわち機械横断方向)切断してもよい。試料を引っ張り試験機でチャックからチャックまでの距離50mmで把持し、繊維方向に垂直な方向に(機械横断方向)30mm/分の速度で引き伸ばしてもよい。試料の伸びに関する引っ張り荷重値F(グラム)が測定されてもよい。引っ張り荷重値Fを試料の幅(メートル)及び不織布繊維集合体Wの坪量(g/m)で割ることにより得られる値が、応力S(メートル)として取られる。応力ひずみ曲線は、伸び(%で表された「ひずみ」)に対する応力(「S」)をプロットすることにより得られる(すなわち応力S[m]=(F/0.015)/W)。
【0039】
繊維の絡み合いを通してのみ互いに保持される不織布繊維集合体については、応力ひずみ(伸び)曲線の最初の段階で直線の関係が一般に得られる。直線の勾配は、絡み合い係数E(メートル)として算出される。例えば図9に示される実例的な応力ひずみ曲線(ここで縦軸は応力を表し、横軸はひずみを表し、Oは原点を表す)では、直線の関係の限界がPで表され、Pでの応力はSで表され、Pでのひずみはγで表される。このような場合、絡み合い係数Eは、E=S/γとして算出される。例えばS=60m及びγ=86%の時、Eは、E=60/0.86=70mとして算出される。線OPは必ずしも直線ではないことに注意されたい。上述のような場合、線OPは直線に近似する。
【0040】
例示的な実施形態を数例のみ記載したが、本発明は特定の一つの実施形態に限定されない。実際、本発明を所定のコンテクストで実行するために、当業者は、本発明の真の精神及び範囲から著しく逸脱することなく、本明細書に説明された実施形態の変形例(例えば、様々な要素の寸法、構造、形状及び特性、パラメーターの値、取り付け位置又は材料の使用における変化)を考案してよい。本発明の精神から逸脱することなく、本明細書の詳細に様々な修正を行ってもよい。
【0041】
(産業上の利用可能性)
本発明の掃除シートは、商業的に入手可能な技術、装置及び材料を使用して製造可能である。更に、その布は、プラスチック、木、カーペット、ファブリック、ガラス等の様々な表面に使用されてよい。
【0042】
掃除用具および掃除シートを用いて表面を掃除する方法もまた、本明細書において提供される。掃除道具は完全な道具として又は掃除用具一式(キット)の形状で生産されてもよい。完全な道具は、手袋、塵払い及びローラーを含む。表面を掃除するために使用するべく構成される本発明によるキットは、一般に、クリーニングヘッド、及びクリーニングヘッドに連結可能な掃除シートを含む。更にこのキットは、クリーニングヘッドに取り付け可能なヨーク及びヨークに取り付けるための細長いハンドルを含むことができる。完全に組み立てられた掃除道具として提供されるにせよ、あるいはキットとして提供されるにせよ、掃除道具は、掃除シートを着脱自在に取り付け可能なクリーニングヘッドを含むことが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】例示的な実施形態に基づく掃除用具の斜視図である。
【図2】例示的な実施形態に基づく、図1の掃除シートを線2−2に沿って切ったときの断面図である。
【図3】別の例示的な実施形態に基づく掃除シートの断片的な部分分解断面図である。
【図4】別の例示的な実施形態に基づく掃除シートの断片的な部分分解断面図である。
【図5】別の例示的な実施形態に基づく掃除シートの断片的な部分分解断面図である。
【図6】好適実施形態に基づくスクリムの上部平面図である。
【図7】好適実施形態に基づく掃除シートの断片的な上部平面図である。
【図8】本発明の好適実施形態に基づく掃除シートの穴の断片的な上部平面図である。
【図9】応力ひずみ(伸び)曲線の例を表したグラフである。

Claims (30)

  1. 表面から粒子を掃除及び除去するための掃除シートであって、
    粒子を収集及び保持するためのエレクトレット材料を含む粒子保持層と、
    前記粒子保持層の少なくとも一部分を覆う外側層であって、塵保持性の低い材料から成ると共に表面を含み、該表面を貫いて複数の孔が形成される外側層と、を含むことを特徴とする掃除シート。
  2. 該孔は少なくとも約1mmの横断面積を有する、請求項1の掃除シート。
  3. 該孔は約1から10mmまでの直径を有する、請求項1の掃除シート。
  4. 該粒子保持層はエレクトレット発泡体を包含する、請求項1の掃除シート。
  5. 該粒子保持層は、少なくとも一つの塵保持表面を備えた可撓性を有するポリマーシートを含み、前記塵保持表面が複数の凹部を含むと共に前記外側層によって覆われる、請求項1の掃除シート。
  6. 該可撓性を有するポリマーシートは該エレクトレット材料を含有する、請求項5の掃除シート。
  7. 該粒子保持層はエレクトレットファブリックを包含する、請求項1の掃除シート。
  8. 該エレクトレットファブリックは不織布ファブリックを包含する、請求項7の掃除シート。
  9. 該エレクトレットファブリック層は織布ファブリックを包含する、請求項7の掃除シート。
  10. 該エレクトレットファブリックは複数の凹部を有する少なくとも一つの塵保持表面を含む、請求項7の掃除シート
  11. 該粒子保持層は相対的に高い屑保持能力を有し、該外側層より多くの粒子を保持できる、請求項1の掃除シート。
  12. 取り付け構造体に連結された、請求項1の掃除シート。
  13. 該エレクトレットファブリックが、少なくとも約20重量%のエレクトレット繊維を含む、請求項7の掃除シート。
  14. 該カバー層は熱可塑性材料を含有する、請求項13の掃除シート。
  15. 少なくとも約500g/30mmの破壊強度を有する、請求項1の掃除シート。
  16. 500g/30mmの荷重で約25%以下の伸びを有する、請求項1の掃除シート。
  17. 約50〜250g/mの坪量を有する、請求項1の掃除シート。
  18. 該粒子保持層が、約0.1〜6のデニールを有するエレクトレット繊維を包含する、請求項1の掃除シート。
  19. 該粒子保持層は複数の孔を包含する、請求項1の掃除シート。
  20. 該孔を組み合わせた表面積は、前記外側層の外側表面積の少なくとも約20%である、請求項1の掃除シート。
  21. 該外側層は、少なくとも約1mmの平均横断面積を有する複数の孔を含む、請求項1の掃除シート。
  22. 該粒子保持層は、少なくとも約20g/mの粒子に対する粒子保持能力を有する、請求項1の掃除シート。
  23. 屑を収集及び保持するための掃除用具であって、
    クリーニングヘッドと、
    前記クリーニングヘッドに接続するように構成された掃除シートと、
    エレクトレット材料を含む粒子保持層と、
    前記粒子保持層の少なくとも一部を覆う外側層であって、少なくとも約1.0mmの横断面積を有する複数の孔を含むと共に、塵保持性の低い材料から形成される外側層と、を含むことを特徴とする掃除用具。
  24. 前記クリーニングヘッドに取り付けるように構成されたヨークを更に含む、請求項23の掃除用具。
  25. 前記ヨークに取り付けるように構成された細長いハンドルを更に含む、請求項24の掃除用具。
  26. 表面を掃除すると共に屑を収集及び保持するためのキットであって、
    クリーニングヘッドと、
    前記クリーニングヘッドに接続されるように構成された掃除シートと、を含み、
    前記掃除シートが、
    エレクトレット材料を含む粒子保持層と、
    前記粒子保持層の少なくとも一部分を覆う外側層と、を含み、
    前記外側層が、該外側層を貫く複数の孔を含むと共に、塵保持性の低い材料から形成されるキット。
  27. 前記クリーニングヘッドに取り付けられるように構成されたヨークを更に含む、請求項26の掃除用具。
  28. 前記ヨークに取り付けられるように構成された細長いハンドルを更に含む、請求項27の掃除用具。
  29. 表面を掃除する方法であって、
    該表面に掃除シートを接触させることを含み、
    前記掃除シートが、
    エレクトレット材料を含む粒子保持層と、
    前記粒子保持層の少なくとも一部分を覆う外側層とを含み、
    前記外側層が、該外側層を貫く複数の孔を含むと共に、塵保持性の低い材料から形成されることを特徴とする方法。
  30. 屑は該孔を介して引き寄せられ、前記粒子保持層内に保持される、請求項29の方法。
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