JP2004364063A - 複合装置 - Google Patents

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JP2004364063A JP2003161318A JP2003161318A JP2004364063A JP 2004364063 A JP2004364063 A JP 2004364063A JP 2003161318 A JP2003161318 A JP 2003161318A JP 2003161318 A JP2003161318 A JP 2003161318A JP 2004364063 A JP2004364063 A JP 2004364063A
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Abstract

【課題】光学系の揺れ等による弊害のない複合装置を提供すること。
【解決手段】S401で、画像読取装置が持ち上げられて画像形成装置から所定距離離間しているかをスキャナオープン検知センサからの信号により判定し、所定距離離間したことを検知するまで繰り返す。検知された場合は(S401でYes)S402に進む。ここで、画像読取り中であるか否かに関わらず、強制的に移動モータを停止させる。このモータ停止は、所定の相のみに常に電流を流し、物理的な衝撃を受けても光学ユニットが動かないように移動モータを制御する。この処理は、S403で離間距離が所定距離以下となるまで(S403でNo)継続する。離間距離が所定距離以下となったときはS404に進み、光学ユニットがホームポジション(HP)にあるか判断する。HPになければS405に進み、レディフラグをクリアしてHPに戻るまで移動モータを回転させる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複合装置に関し、特に詳細には、画像形成装置の上部に画像読取装置を構成した複合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コピー、プリント、FAX等の機能を1台の装置に集約した複合装置のニーズが拡大している。この画像形成装置の上部に画像読取装置を構成したタイプの複合装置においては、画像形成装置内のプロセスカートリッジを挿抜する際、あるいは、画像形成装置内に残留したジャム用紙を取り除く際に、画像形成装置の側部に設けられたドア等からプロセスカートリッジ、あるいは残留した用紙を取り除くよう構成されたものが一般的である。
【0003】
一方で、装置構成が簡略化できる構成として、画像読取装置の上面の原稿載置台(コンタクトガラス)を一旦持ち上げて、画像読取装置内部のプロセスカートリッジ、あるいは、残留した用紙を取り除く構成が知られている(例えば特許文献1参照。)。
【0004】
また、装置構成が簡略化できる他の構成としては、図9(a),(b)に示すような構成が考えられる。
【0005】
図9(a)の構成の場合、画像読取装置90をADF91とともに一旦持ち上げてからプロセスカートリッジ92あるいは残留した用紙(図示せず)を取り除くことができる。図9(b)の構成の場合、画像形成装置93から用紙搬送路ユニット94を引き出し、そこに構成されるプロセスユニット95、あるいは、ジャム紙(図示せず)を取り出すことができる。
【0006】
図9(b)の構成の場合は、プロセスユニット95、あるいは、ジャム紙が取り出しやすい反面、ユニットの構成が複雑になり装置のコストアップを招いていた。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−215314号公報(第3−5項、第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図9(a)のように画像形成装置93の上部に画像読取装置90が構成され、画像読取装置90を持ち上げることでプロセスカートリッジ92、あるいは、ジャム紙を取り除くように構成された複合装置では、以下のような問題があった。
【0009】
例えばユーザが画像読取装置90を持ち上げる際に、勢いよく、あるいは、力を入れすぎて持ち上げてしまうと、画像読取装置90内の光学系ユニットを画像読取装置90内で暴れさせることになり、光学系の機械精度を著しく低下させてしまっていた。
【0010】
また、画像読取装置90を一旦持ち上げてから下ろす際に誤って手を滑らしたり、あるいは、勢いよく下ろしてしまうと、画像読取装置90内の光学系ユニットを画像読取装置90内で暴れさせ、光学系の機械精度を著しく低下させてしまっていた。
【0011】
また、画像読取中に画像読取装置90を持ち上げてしまった場合にも上記と同様の問題を生じさせていた。さらに、このような状態で読み取った画像は光学系の揺れのために歪んだりして正確なものにはならず、コピー処理を行なっている場合は、プリント用紙を無駄に消費していた。
【0012】
本発明の目的は、上記した問題点を解決することのできる複合装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る請求項1の複合装置は、入力画像に応じた画像を記録媒体に形成する画像形成装置と、該画像形成装置の上部に装着されており、給紙される原稿画像を読み取って前記画像形成装置に供給する画像読取装置とを備え、該画像読取装置が、光源を含む第一光学ユニットと、複数のミラーを含んで構成される第二光学ユニットと、前記第一光学ユニットと前記第二光学ユニットとを移動させる移動手段とを有しており、前記移動によって画像読み取りを行う構成とされた複合装置において、前記画像読取装置の少なくとも一部が前記画像形成装置から離間したことを検知する離間検知手段と、前記離間検知手段によって前記離間が検知されると、前記移動手段による前記移動を強制的に停止させて、前記第一光学ユニットと前記第二光学ユニットを固定するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係る請求項3の複合装置は、入力画像に応じた画像を記録媒体に形成する画像形成装置と、該画像形成装置の上部に装着されており、給紙される原稿画像を読み取って前記画像形成装置に供給する画像読取装置とを備え、該画像読取装置が、光源を含む第一光学ユニットと、複数のミラーを含んで構成される第二光学ユニットと、前記第一光学ユニットと前記第二光学ユニットとを移動させる移動手段とを有しており、前記移動によって画像読み取りを行う構成とされた複合装置において、前記画像読取装置が画像の読み取りを行っているかを判断する判断手段と、前記第一光学ユニットおよび/または前記第二光学ユニットを固定する固定手段と、前記画像読取装置が画像の読み取りを行っていないときには、前記固定手段によって前記第一光学ユニットと前記第二光学ユニットの少なくとも一方を固定するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第一の実施形態)
以下、本発明に係る複合装置の第一の実施形態について図1〜図4を参照して説明する。
【0016】
図1において、101が画像形成装置であり、102が画像読取装置である。
【0017】
画像形成装置101において、103は静電潜像担持体たる感光ドラムであり、この感光ドラム103の上方に感光ドラム103の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ104がその表面に当接している。帯電ローラ104の当接位置よりも感光ドラム103の回転方向下流側の帯電された表面には、発光手段によって光ビーム105が照射されるようになっている。この発光手段は、光ビーム105を発する半導体レーザ106と、半導体レーザ106を平行光に偏光するコリメータレンズ107と、光ビーム105を感光ドラム103の表面上に走査せしめるポリゴンミラー108と、光ビーム105を前記表面でスポットを形成するように調整する光学レンズ109から形成されている。ポリゴンミラー108はスキャナモータ110によって定速制御されている。さらに、画像データに基づいて、光ビーム105を照射することにより、感光ドラム103の表面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、光ビーム105の照射位置よりもさらに感光ドラム103の回転方向下流側で感光ドラム103に当接するように配設された現像装置111によってトナー像として現像される。このトナー像は、感光ドラム103の下方で感光ドラム103に対向するように配設された転写ローラ112によって転写材たる記録紙P上に転写される。この記録紙Pは感光ドラム103の前方(図1において右側)の記録紙カセット113内に収納されているが、手指し給紙部114からも給紙が可能である。記録紙カセット113端部には、給紙ローラ115が配設されており、記録紙カセット113内の記録紙Pを搬送路へ送り込む。給紙ローラ115と転写ローラ112の間の搬送路中には、記録紙Pの斜行補正ならびに感光ドラム103上の画像形成と記録紙搬送の同期をとるためのレジストローラ116が配設されており、前述した転写位置へ所定のタイミングで記録紙Pを給紙する。なお、レジストローラ116と給紙ローラ115の間には、レジスト紙有無検知センサ117が配設されており記録紙Pの有無を検知するようになっている。
以上のようにして、未定着トナー像を転写された記録紙Pは、さらに感光ドラム103の後方(図1において左側)の定着装置へと搬送される。該定着装置は内部にハロゲンヒータもしくはセラミックヒータ(図示せず)を有する定着ローラ118と、定着ローラ118に圧接するように配設された加圧ローラ119で構成されており、転写部から搬送されてきた記録紙Pを定着ローラ118と加圧ローラ119の圧接部にて加圧しながら加熱することにより記録紙P上の未定着トナー像を定着せしめる。
【0018】
圧接部の後方には該圧接部から記録紙Pが排出されることを確認する排紙紙有無検知センサ120が配設されていて、さらに、排紙紙有無検知センサ120の後方には定着排紙ローラ121が配設されており、定着された記録紙Pをフラッパ122まで搬送する。
【0019】
フラッパ122は予め制御部(図示せず)により切替えが完了しており、厚紙等のトナー定着面を上側にして1枚ずつ排紙するプリントジョブを実行する場合は、フラッパ122の左側の搬送路を通るようにフラッパ122が切替えられ、さらに排紙ローラ123によって排紙トレー124に排紙される。
【0020】
また、複数枚のプリントジョブのようにトナー定着面を下側にし、ページ順が逆にならないように排出する場合は、記録紙Pが右側の搬送路を通るようにフラッパ122を切替える。フラッパ122により、フラッパ122右側に搬送された記録紙Pは、反転第一ローラ125によってさらに画像形成装置101内部に引き込まれ、記録紙Pの先端が反転センサ126に到達した時点で記録紙Pの搬送速度は増速される。これは、反転通路による搬送距離増加に対しても、画像形成装置の最大搬送枚数を低下させないためである。
【0021】
反転第一ローラ125によって増速された記録紙Pは、反転センサ126が記録紙Pの先端を検知してから所定期間経過後に反転第二ローラ127を反転し、反転した記録紙Pが排紙ローラ123に到達した時点で反転第二ローラ127を離間させてニップを解除し、再度、正回転してから離間を解除し後続の記録紙Pを待ち受けるように制御する。
【0022】
なお、反転滞留センサ128は反転時におけるジャムの発生により記録紙Pが画像形成装置101内に残留したことを検知するためのセンサである。
【0023】
次に画像読取装置102の動作について説明する。なお、画像読取装置102の上部に構成しているのはオートドキュメントフィーダ(以下、ADFと呼ぶ)129であり、ADF129の動作については後述していく。
【0024】
画像読取装置102において、130は原稿131を載置するための原稿台ガラスであり、原稿台ガラス130上の原稿131は光源132によって照射され、その反射光133が第一ミラー134、第二ミラー135、第三ミラー136を介し、レンズユニット137で集光された後、光電変換素子であるCCD138に結像される。結像された画像の光情報はCCD138によって電圧に変換され、さらにアナログ信号からデジタル信号に変換された後、シェーディング補正、黒レベル補正、ガンマ補正等の一連の補正処理が施され、モニタやファイル等に出力される。
【0025】
なお、光源132と第一ミラー134を第一光学ユニット139としてユニット化し、第二ミラー135と第三ミラー136を第二光学ユニット140としてユニット化している。第一光学ユニット139と第二光学ユニット140はそれぞれ矢印方向に移動するが、これらの移動速度を1:1/2として相対移動するように構成していることから、1対1/2光学系と呼ばれている。このような速度比で両ユニットが移動するよう構成することにより、読取位置からCCDまでの距離は常にa+L1+L2+bで一定となる。この読み取り光学系は、物像間距離を長く採れるため焦点深度にメリットがでる一方、スキャナ全体の寸法精度を十分に管理する必要が生じる。
【0026】
第一光学ユニット139と第二光学ユニット140は所定幅(300dpiで84.7μm)の画像を読み取ることができる1次元の読取ユニットである。その読み取った1次元の画像を、モータ(図示せず)によって第一光学ユニット139と第二光学ユニット140を移動しながら1次元で読み取った画像をつなぎ合わせることで、原稿全体の二次元画像として読み取ることができる。原稿全体の画像を読み取った後は、パソコン、あるいは、モニタ等に出力する。
【0027】
以上説明したように、写真のような折り曲げられない原稿や、本などの厚みのある原稿、あるいは高画質に読み取るための原稿などは、一般的に原稿台ガラス上に載置して画像を読み取る。一方、複数枚にわたる原稿用紙の読み取りについては、ADF129を使用し、一括して画像を読み取る方法が行われている。なお、光学ユニットについては、CISモジュールで構成されている場合もある。
【0028】
なお、141はスキャナオープン検知センサであり、ユーザーによって画像読取装置102の図1中右側が持ち上げられて画像形成装置101から所定距離離間したことをスキャナオープン検知センサ141によって検知することができる。画像読取装置102の図1中左下端はヒンジ状に構成される。142はADF129が開かれているかどうかを検知するためのADFオープン検知センサである。
【0029】
次に、図2の構成図を参照して、ADF129の詳細構成について説明する。
【0030】
201は原稿202を積載するための原稿トレーであり、読み取る画像を上向きにして、原稿202を積載する。203は原稿トレー201上の原稿202の有無を検知するための用紙有無検知センサであり、フォトインタラプタとメカフラグを用いて、その状態を検知するように構成している。原稿202が原稿トレー201上に積載された状態で読み取り開始が実行されると、204の搬送ローラがソレノイド(図示せず)によって1回転のみ駆動するように構成され、原稿を1枚だけADF129の搬送路内に搬入する。搬入された原稿202はレジローラ205によって一定のループが形成され、206の先端検知センサにより、ADF129内部に搬送された原稿202の先端を検知する。207は原稿の先端検知センサであるフォトインタラプタであり、メカフラグによって先端検知センサ206とリンクし、原稿202の先端がメカフラグを押し出すことによって、フォトインタラプタ207が遮光されるように構成されている。ADF129内に搬入された原稿202はさらに第一搬送ローラ208と原稿ローラ209、また、支持ユニット210と原稿ローラ209に狭持されながら原稿ローラ209の円周に沿ってADF129内部に送り込まれ、原稿202がマイラー211に到達するタイミングで画像の読み取りを開始する。このタイミングは先端検知センサ206が原稿の先端を検知してから所定時間後、あるいは、各ローラを駆動するモータにステッピングモータを使用している場合は先端検知センサ206が原稿の先端を検知してから所定パルス経過したことをもって判断する。なお、第一光学ユニット139は予めマイラー211下の読み取りポイントに待機するように制御している。
【0031】
先端から画像を読み取られた原稿202は第二搬送ローラ212によって、排紙トレー213上に排紙され、1枚目の原稿の読み取りが終了する。
【0032】
2枚目以降の原稿は、先端検知センサ206が原稿202の先端を検知してから所定時間後、あるいは、各ローラの駆動源にステッピングモータを使用している場合は、所定パルス経過後に給紙するようなタイミングでソレノイドを駆動し、以上述べた制御は用紙紙有無センサ203が原稿トレー201の原稿202を検知しなくなるまで継続する。
【0033】
また、先端検知センサ206が原稿202の先端を検知してから所定時間経過しても検知結果に変化がなければ、ジャムとして処理するように制御している。
【0034】
次に、図3は図1、図2で説明した画像読取装置の電気的ブロック図である。
【0035】
図3において、102は画像読取装置であり、129はADFである。301は画像読取装置102の電気系全体の制御を司るCPUであり、CPU301には、原稿に光を照射するための光源132を点灯制御するためにDC電圧を昇圧し、さらにAC電圧に変換するためのインバータ302と、光源132を含んだユニットを移動することで原稿に照射する光の位置を移動するための光学ユニット移動モータ303のドライバ304と、光源132を含んだユニットの基準位置を検出するためのホームポジションセンサ305と、光源132によって原稿に照射された反射光を電圧に変換するためのCCD138およびCCD138から出力されたアナログ電圧をデジタル電圧に変換するためのA/Dコンバータ306に駆動信号を出力するための駆動信号発生部307と、画像読取装置102が持ち上げられたことを検知するスキャナオープン検知センサ141と、ADF129の開閉を検知するためのADFオープン検知センサ142と、ADF129の搬送モータ308のドライバ309が接続されている。また、ADF129内には、原稿の有無を検知するための原稿検知センサ310と、搬送モータ308と原稿を1枚ずつ給紙するためのクラッチとなるソレノイド311と、給紙した原稿の先端を検出するための先端検知センサ312が搭載され、これらADF129内の各電気パーツも、画像読取装置102内のCPU301に接続され制御している。さらに、CPU301はA/Dコンバータ306から出力される電圧に変換された画像信号を取り込み、各種タイミング信号に同期させて画像信号を画像制御部(図示せず)に送信する。
【0036】
上記構成においてカートリッジ交換、あるいは、ジャム処理等によってユーザにより画像読取装置が持ち上げられて画像形成装置101から離間したときの制御について図4のフロチャートを基にして説明する。
【0037】
まずステップ401において、画像読取装置102が持ち上げられて画像形成装置101から所定距離離間しているか否かをスキャナオープン検知センサ141からの信号にしたがって判定し、画像読取装置102が持ち上げられて、その右側が画像形成装置101から所定距離離間したことを検知するまでステップ401の検知処理を繰り返す。画像読取装置102がユーザによって持ち上げられたことを検知した場合は(ステップ401の判定がYes)、ステップ402に進む。ここで、画像を読み取り中であるか否かに関わらず、強制的に光学ユニット移動モータ303を停止させる。またこの時点で、画像形成装置にプリントが不可能であることを報知する。
【0038】
ここでのモータ停止は、所定の相のみに常に電流を流すようにし、物理的な衝撃を受けても第一光学ユニット139、140が動かないように光学ユニット移動モータ303を制御するものである。この処理は、ステップ403で画像読取装置102が下ろされて画像形成装置101との離間距離が所定距離以下となった(ステップ403の判定がNo)と判断するまで継続する。画像読取装置102が下ろされて画像形成装置101との離間距離が所定距離以下となったと判断したときは、ステップ404に進み、第一光学ユニット139、140が自身の初期待機位置であるホームポジションにあるか否かを判断する。第一光学ユニット139、140がホームポジションになければステップ405に進み、画像読取装置102のレディフラグをクリアして第一光学ユニット139、140がホームポジションに戻るまで光学ユニット移動モータ303を回転させる。
【0039】
第一光学ユニット139、140がホームポジションに戻ったと判断した場合(ステップ404の判定がYES)は、ステップ407に進み、画像読取装置102のレディフラグをセットして本ルーチンを抜ける。
【0040】
以上説明したように本実施形態によれば、画像読取装置102がユーザによって装置右側が持ち上げられて画像形成装置101から所定距離離間したかどうかを常に監視し、画像読取装置102が持ち上げられて画像形成装置101から所定距離離間したと判断した瞬間に、光学ユニット移動モータ303に流す電流を所定の相に限定してモータを停止し、画像読取装置102が下ろされたと判断するまで継続することで、振動/傾きに影響されにくい光学系を実現することができる。
【0041】
なお、本実施の形態では、光源と第一ミラーを第一光学ユニットとして構成し、第二ミラーと第三ミラーを第二光学ユニットとして構成した1対1/2光学系を例に上げて説明したが、光学系すべてを一つのユニットにまとめたキャリッジ光学系についても同様な制御が可能なことは言うまでもない。
【0042】
(第二の実施形態)
上述した第一の実施形態では、画像読取装置102がユーザによって持ち上げられて画像形成装置101から所定距離離間したかどうかを常に監視し、画像読取装置102が持ち上げられて画像形成装置101から所定距離離間したと判断した瞬間に、光学ユニット移動モータ303に流す電流を所定の相に限定してモータを停止し、画像読取装置102が下ろされたと判断するまで継続することで、振動/傾きに影響されにくい光学系を実現した。
【0043】
これに対して本実施の形態では、第一光学ユニット139、140がホームポジションで待機しているときは必ずメカ的にロック機構が働くように制御し、振動/傾きに影響されにくい光学系を実現したものである。
【0044】
以下、本発明に係る複合装置の第二の実施形態について図5〜図8を参照して説明する。なお、従来例および第一の実施形態と同じ構成要素については、同じ符号を付している。
【0045】
図5において、101が画像形成装置であり、102が画像読取装置である。
【0046】
画像形成装置101において、103は静電潜像担持体たる感光ドラムであり、この感光ドラム103の上方に感光ドラム103の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ104がその表面に当接している。帯電ローラ104の当接位置よりも感光ドラム103の回転方向下流側の帯電された表面には、発光手段によって光ビーム105が照射されるようになっている。この発光手段は、光ビーム105を発する半導体レーザ106と、半導体レーザ106を平行光に偏光するコリメータレンズ107と、光ビーム105を感光ドラム103の表面上に走査せしめるポリゴンミラー108と、光ビーム105を前記表面でスポットを形成するように調整する光学レンズ109から形成されている。ポリゴンミラー108はスキャナモータ110によって定速制御されている。さらに、画像データに基づいて、光ビーム105を照射することにより、感光ドラム103の表面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、光ビーム105の照射位置よりもさらに感光ドラム103の回転方向下流側で感光ドラム103に当接するように配設された現像装置111によってトナー像として現像される。このトナー像は、感光ドラム103の下方で感光ドラム103に対向するように配設された転写ローラ112によって転写材たる記録紙P上に転写される。この記録紙Pは感光ドラム103の前方(図5において右側)の記録紙カセット113内に収納されているが、手指し給紙部114からも給紙が可能である。記録紙カセット113端部には、給紙ローラ115が配設されており、記録紙カセット113内の記録紙Pを搬送路へ送り込む。給紙ローラ115と転写ローラ112の間の搬送路中には、記録紙Pの斜行補正ならびに感光ドラム103上の画像形成と記録紙搬送の同期をとるためのレジストローラ116が配設されており、前述した転写位置へ所定のタイミングで記録紙Pを給紙する。なお、レジストローラ116と給紙ローラ115の間には、レジスト紙有無検知センサ117が配設されており記録紙Pの有無を検知するようになっている。
以上のようにして、未定着トナー像を転写された記録紙Pは、さらに感光ドラム103の後方(図5において左側)の定着装置へと搬送される。該定着装置は内部にハロゲンヒータもしくはセラミックヒータ(図示せず)を有する定着ローラ118と、定着ローラ118に圧接するように配設された加圧ローラ119で構成されており、転写部から搬送されてきた記録紙Pを定着ローラ118と加圧ローラ119の圧接部にて加圧しながら加熱することにより記録紙P上の未定着トナー像を定着せしめる。
【0047】
圧接部の後方には該圧接部から記録紙Pが排出されることを確認する排紙紙有無検知センサ120が配設されていて、さらに、排紙紙有無検知センサ120の後方には定着排紙ローラ121が配設されており、定着された記録紙Pをフラッパ122まで搬送する。
【0048】
フラッパ122は予め制御部(図示せず)により切替えが完了しており、厚紙等のトナー定着面を上側にして1枚ずつ排紙するプリントジョブを実行する場合は、フラッパ122の左側の搬送路を通るようにフラッパ122が切替えられ、さらに排紙ローラ123によって排紙トレー124に排紙される。
【0049】
また、複数枚のプリントジョブのようにトナー定着面を下側にし、ページ順が逆にならないように排出する場合は、記録紙Pが右側の搬送路を通るようにフラッパ122を切替える。フラッパ122により、フラッパ122右側に搬送された記録紙Pは、反転第一ローラ125によってさらに画像形成装置101内部に引き込まれ、記録紙Pの先端が反転センサ126に到達した時点で記録紙Pの搬送速度は増速される。これは、反転通路による搬送距離増加に対しても、画像形成装置の最大搬送枚数を低下させないためである。
【0050】
反転第一ローラ125によって増速された記録紙Pは、反転センサ126が記録紙Pの先端を検知してから所定期間経過後に反転第二ローラ127を反転し、反転した記録紙Pが排紙ローラ123に到達した時点で反転第二ローラ127を離間させてニップを解除し、再度、正回転してから離間を解除し後続の記録紙Pを待ち受けるように制御する。
【0051】
なお、反転滞留センサ128は反転時におけるジャムの発生により記録紙Pが画像形成装置101内に残留したことを検知するためのセンサである。
【0052】
次に画像読取装置102の動作について説明する。なお、画像読取装置102の上部に構成しているのはオートドキュメントフィーダ(以下、ADFと呼ぶ)129であり、ADF129の動作については後述していく。
【0053】
画像読取装置102において、130は原稿131を載置するための原稿台ガラスであり、原稿台ガラス130上の原稿131は光源132によって照射され、その反射光133が第一ミラー134、第二ミラー135、第三ミラー136を介し、レンズユニット137で集光された後、光電変換素子であるCCD138に結像される。結像された画像の光情報はCCD138によって電圧に変換され、さらにアナログ信号からデジタル信号に変換された後、シェーディング補正、黒レベル補正、ガンマ補正等の一連の補正処理が施され、モニタやファイル等に出力される。
【0054】
なお、光源132と第一ミラー134を第一光学ユニット139としてユニット化し、第二ミラー135と第三ミラー136を第二光学ユニット140としてユニット化している。第一光学ユニット139と第二光学ユニット140はそれぞれ矢印方向に移動するが、これらの移動速度を1:1/2として相対移動するように構成していることから、1対1/2光学系と呼ばれている。このような速度比で両ユニットが移動するよう構成することにより、読取位置からCCDまでの距離は常にa+L1+L2+bで一定となる。この読み取り光学系は、物像間距離を長く採れるため焦点深度にメリットがでる一方、スキャナ全体の寸法精度を十分に管理する必要が生じる。
【0055】
第一光学ユニット139と第二光学ユニット140は所定幅(300dpiで84.7μm)の画像を読み取ることができる1次元の読取ユニットである。その読み取った1次元の画像を、モータ(図示せず)によって第一光学ユニット139と第二光学ユニット140を移動しながら1次元で読み取った画像をつなぎ合わせることで、原稿全体の二次元画像として読み取ることができる。原稿全体の画像を読み取った後は、パソコン、あるいは、モニタ等に出力する。
【0056】
以上説明したように、写真のような折り曲げられない原稿や、本などの厚みのある原稿、あるいは高画質に読み取るための原稿などは、一般的に原稿台ガラス上に載置して画像を読み取る。一方、複数枚にわたる原稿用紙の読み取りについては、ADF129を使用し、一括して画像を読み取る方法が行われている。なお、光学ユニットについては、CISモジュールで構成されている場合もある。
【0057】
なお、141はスキャナオープン検知センサであり、ユーザーによって画像読取装置102の図5中右側が持ち上げられて画像形成装置101から所定距離離間したことをスキャナオープン検知センサ141によって検知することができる。画像読取装置102の図5中左下端はヒンジ状に構成される。142はADF129が開かれているかどうかを検知するためのADFオープン検知センサである。
【0058】
次に、図6の構成図を参照して、ADF129の詳細構成について説明する。
【0059】
201は原稿202を積載するための原稿トレーであり、読み取る画像を上向きにして、原稿202を積載する。203は原稿トレー201上の原稿202の有無を検知するための用紙有無検知センサであり、フォトインタラプタとメカフラグを用いて、その状態を検知するように構成している。原稿202が原稿トレー201上に積載された状態で読み取り開始が実行されると、204の搬送ローラがソレノイド(図示せず)によって1回転のみ駆動するように構成され、原稿を1枚だけADF129の搬送路内に搬入する。搬入された原稿202はレジローラ205によって一定のループが形成され、206の先端検知センサにより、ADF129内部に搬送された原稿202の先端を検知する。207は原稿の先端検知センサであるフォトインタラプタであり、メカフラグによって先端検知センサ206とリンクし、原稿202の先端がメカフラグを押し出すことによって、フォトインタラプタ207が遮光されるように構成されている。ADF129内に搬入された原稿202はさらに第一搬送ローラ208と原稿ローラ209、また、支持ユニット210と原稿ローラ209に狭持されながら原稿ローラ209の円周に沿ってADF129内部に送り込まれ、原稿202がマイラー211に到達するタイミングで画像の読み取りを開始する。このタイミングは先端検知センサ206が原稿の先端を検知してから所定時間後、あるいは、各ローラを駆動するモータにステッピングモータを使用している場合は先端検知センサ206が原稿の先端を検知してから所定パルス経過したことをもって判断する。なお、第一光学ユニット139は予めマイラー211下の読み取りポイントに待機するように制御している。
【0060】
先端から画像を読み取られた原稿202は第二搬送ローラ212によって、排紙トレー213上に排紙され、1枚目の原稿の読み取りが終了する。
【0061】
2枚目以降の原稿は、先端検知センサ206が原稿202の先端を検知してから所定時間後、あるいは、各ローラの駆動源にステッピングモータを使用している場合は、所定パルス経過後に給紙するようなタイミングでソレノイドを駆動し、以上述べた制御は用紙紙有無センサ203が原稿トレー201の原稿202を検知しなくなるまで継続する。
【0062】
また、先端検知センサ206が原稿202の先端を検知してから所定時間経過しても検知結果に変化がなければ、ジャムとして処理するように制御している。
【0063】
次に、図7は図5、図6で説明した画像読取装置の電気的ブロック図である。
【0064】
図7において、102は画像読取装置であり、129はADFである。301は画像読取装置102の電気系全体の制御を司るCPUであり、CPU301には、原稿に光を照射するための光源132を点灯制御するためにDC電圧を昇圧し、さらにAC電圧に変換するためのインバータ302と、光源132を含んだユニットを移動することで原稿に照射する光の位置を移動するための光学ユニット移動モータ303のドライバ304と、光源132を含んだユニットの基準位置を検出するためのホームポジションセンサ305と、光源132によって原稿に照射された反射光を電圧に変換するためのCCD138およびCCD138から出力されたアナログ電圧をデジタル電圧に変換するためのA/Dコンバータ306に駆動信号を出力するための駆動信号発生部307と、ADF129の開閉を検知するためのADFオープン検知センサ142と、ADF129の搬送モータ308のドライバ309が接続されている。また、ADF129内には、原稿の有無を検知するための原稿検知センサ310と、搬送モータ308と原稿を1枚ずつ給紙するためのクラッチとなるソレノイド311と、給紙した原稿の先端を検出するための先端検知センサ312が搭載され、これらADF129内の各電気パーツも、画像読取装置102内のCPU301に接続され制御している。さらに、CPU301はA/Dコンバータ306から出力される電圧に変換された画像信号を取り込み、各種タイミング信号に同期させて画像信号を画像制御部(図示せず)に送信する。
【0065】
図7において、第一の実施の形態に対し、ソレノイド701を追加してある。このソレノイド701は光学ユニットをメカ的にロックするためのソレノイドであり、例えば図8のように構成されている。
【0066】
図8(a)は第一光学ユニット139がメカ部材801によって支持されている様子を現している。この状態において、画像読取装置102がユーザによって上げ下げされたときでも、第一光学ユニット139は装置本体に固定されて振動/傾き等によって一切動くことのない構成とされる。
【0067】
このメカ部材801はプッシュ型のプランジャソレノイド701とリンクしており、図8(b)に示した状態がスタンバイ状態である。この状態において、画像読取動作が指示されると、直後にプランジャソレノイド701を駆動し、図8(c)に示すように、ピボット802により軸支された状態で回動して第一光学ユニット139(図8(b),(c)において省略)のロックを外す。プランジャソレノイド701は画像読取動作中は継続して駆動し、第一光学ユニット139がホームポジションに戻った時点で停止する。
【0068】
なお、上記した固定部材やソレノイド等と同様の構成を用いてさらに第二光学ユニット140を固定してもよいし、第二光学ユニット140のみを固定してもよい。
【0069】
以上説明したように本実施形態によれば、光学ユニットがホームポジションで待機しているときは必ずメカ的にロック機構が働くように構成し、画像読取動作中のみロックを外すように制御することで、画像読取装置の振動/傾きに影響されにくい光学系を実現することが可能である。
【0070】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明に係る請求項1および請求項2の複合装置は、入力画像に応じた画像を記録媒体に形成する画像形成装置と、該画像形成装置の上部に装着されており、給紙される原稿画像を読み取って前記画像形成装置に供給する画像読取装置とを備え、該画像読取装置が、光源を含む第一光学ユニットと、複数のミラーを含んで構成される第二光学ユニットと、前記第一光学ユニットと前記第二光学ユニットとを移動させる移動手段とを有しており、前記移動によって画像読み取りを行う構成とされており、さらに、前記画像読取装置の少なくとも一部が前記画像形成装置から離間したことを検知する離間検知手段と、前記離間検知手段によって前記離間が検知されると、前記移動手段による前記移動を強制的に停止させて、前記第一光学ユニットと前記第二光学ユニットを固定するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とすることで、ユーザが画像読取装置を勢いよく上げ下げするときに生じる衝撃/振動等によって画像読取装置内部の光学系の精度を狂わせてしまうことを防止できるという効果がある。さらに、コピー処理中に画像読取装置を持ち上げられた場合は即座にプリント動作をキャンセルし、無駄なプリント用紙の消費を避けることもできる。
【0071】
また、請求項3の複合装置は、入力画像に応じた画像を記録媒体に形成する画像形成装置と、該画像形成装置の上部に装着されており、給紙される原稿画像を読み取って前記画像形成装置に供給する画像読取装置とを備え、該画像読取装置が、光源を含む第一光学ユニットと、複数のミラーを含んで構成される第二光学ユニットと、前記第一光学ユニットと前記第二光学ユニットとを移動させる移動手段とを有しており、前記移動によって画像読み取りを行う構成とされており、さらに、前記画像読取装置が画像の読み取りを行っているかを判断する判断手段と、前記第一光学ユニットおよび/または前記第二光学ユニットを固定する固定手段と、前記画像読取装置が画像の読み取りを行っていないときには、前記固定手段によって前記第一光学ユニットと前記第二光学ユニットの少なくとも一方を固定するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とすることで、ユーザが画像読取装置を勢いよく上げ下げするときに生じる衝撃/振動等によって画像読取装置内部の光学系の精度を狂わせてしまうことを防止できるという効果がある。また、輸送中における光学ユニットの固定のためにも固定手段を兼用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態を説明するための複合装置の構成図である。
【図2】第一の実施形態を説明するためのADFの構成図である。
【図3】第一の実施形態を説明するためのスキャナ制御部の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】第一の実施形態を説明するためのフロチャートである。
【図5】第一の実施形態を説明するための複合装置の構成図である。
【図6】第一の実施形態を説明するためのADFの構成図である。
【図7】第二の実施形態を説明するためのスキャナ制御部の電気的構成を示すブロック図である。
【図8】第二の実施形態を説明するための構成図である。
【図9】従来の複合装置の例を説明するための構成図である。
【符号の説明】
101 画像形成装置
102 画像読取装置
103 感光ドラム
104 帯電ローラ
105 光ビーム
106 半導体レーザ
107 コリメータレンズ
108 ポリゴンミラー
109 光学レンズ
110 スキャナモータ
111 現像装置
112 転写ローラ
113 記録紙カセット
114 手差し給紙部
115 給紙ローラ
116 レジストローラ
117 レジスト紙有無検知センサ
118 定着ローラ
119 加圧ローラ
120 定着排紙有無検知センサ
121 定着排紙ローラ
122 フラッパ
123 排紙ローラ
124 排紙トレー
125 反転第一ローラ
126 反転センサ
127 反転第二ローラ
128 反転滞留センサ
129 ADF
130 原稿台ガラス
131 原稿
132 光源
133 反射光
134 第一ミラー
135 第二ミラー
136 第三ミラー
137 レンズユニット
138 CCD
139 第一光学ユニット
140 第二光学ユニット
141 スキャナオープン検知センサ
142 ADFオープン検知センサ
201 原稿トレー
202 原稿
203 用紙有無検知センサ
204 搬送ローラ
205 レジローラ
206 先端検知センサ
207 フォトインタラプタ
208 第一搬送ローラ
209 原稿ローラ
210 支持ユニット
211 マイラー
212 第二搬送ローラ
213 排紙トレー
301 CPU
302 インバータ
303 光学ユニット移動モータ
304 ドライバ
305 ホームポジションセンサ
306 A/Dコンバータ
307 駆動信号発生部
308 搬送モータ
309 ドライバ
310 原稿検知センサ
311 ソレノイド
312 先端検知センサ
701 ソレノイド
801 メカ部材

Claims (3)

  1. 入力画像に応じた画像を記録媒体に形成する画像形成装置と、該画像形成装置の上部に装着されており、給紙される原稿画像を読み取って前記画像形成装置に供給する画像読取装置とを備え、該画像読取装置が、光源を含む第一光学ユニットと、複数のミラーを含んで構成される第二光学ユニットと、前記第一光学ユニットと前記第二光学ユニットとを移動させる移動手段とを有しており、前記移動によって画像読み取りを行う構成とされた複合装置において、前記画像読取装置の少なくとも一部が前記画像形成装置から離間したことを検知する離間検知手段と、
    前記離間検知手段によって前記離間が検知されると、前記移動手段による前記移動を強制的に停止させて、前記第一光学ユニットと前記第二光学ユニットを固定するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする複合装置。
  2. 前記移動手段はステッピングモータを含んで構成され、
    前記制御手段は、前記ステッピングモータの停止時には所定の相に電流を流し続けるように制御することを特徴とする請求項1に記載の複合装置。
  3. 入力画像に応じた画像を記録媒体に形成する画像形成装置と、該画像形成装置の上部に装着されており、給紙される原稿画像を読み取って前記画像形成装置に供給する画像読取装置とを備え、該画像読取装置が、光源を含む第一光学ユニットと、複数のミラーを含んで構成される第二光学ユニットと、前記第一光学ユニットと前記第二光学ユニットとを移動させる移動手段とを有しており、前記移動によって画像読み取りを行う構成とされた複合装置において、
    前記画像読取装置が画像の読み取りを行っているかを判断する判断手段と、
    前記第一光学ユニットおよび/または前記第二光学ユニットを固定する固定手段と、
    前記画像読取装置が画像の読み取りを行っていないときには、前記固定手段によって前記第一光学ユニットと前記第二光学ユニットの少なくとも一方を固定するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする複合装置。
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