JP2004363877A - 車車間通信装置、および車車間通信用プログラム - Google Patents

車車間通信装置、および車車間通信用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定の位置関係にある車両と、迅速に通信を行う。
【解決手段】検出された自車両の位置に応じて第1送信パタンを決定する第1送信パタン決定手段
11と、第1送信パタン決定手段21により決定された第1送信パタンで、車両IDを少なくとも含む第1情報を外部に向けて送出する第1送信手段12と、第1情報に含ませた車両IDに応じて第2送信パタンを決定する第2送信パタン決定手段13と、第2送信パタン決定手段13により決定された第2送信パタンで、第2情報を外部に向けて送出する第2送信手段14とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、車両に搭載され、他の車両と相互に情報の送受信が可能な車車間通信装置であって、特に異なる2つの送信パタンを用いて、迅速かつ効率的な情報の収集を可能とする車車間通信装置、車車間通信用プログラム、および車車間通信方法に関する。
【0002】
【背景技術】
車両の位置に基づいた送信パタンにより情報を送信する車車間通信装置がある(特許文献1参照)。この車車間通信装置は、送信側が検出した自車位置又は将来の位置に基づいて、当該位置ごとに異なる送信パタンを選択し、選択した送信パタンに従って情報を送信する。また、特許文献1に記載の従来技術では、スペクトラム拡散通信におけるPN符号に位置情報を表す数字と車両IDに相当する数列を位置情報の数列に追加してスペクトラム拡散のための数列を決定する。
【0003】
しかしながら、受信側は、送信側の車両IDを知らないため、車両IDに相当する部分については、全ての車両IDを組み合わせたPN符号を発生させなければならず、実際には情報が存在しない多くのPN符号列をスキャンする必要が生じ、目的の情報を取得するまでに長い処理時間がかかってしまうという問題があった。つまり、従来の手法では、目的とする特定の車両と通信リンクを迅速に確立させることができなかった。
【0004】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2000−269886号公報
【0005】
【発明の開示】
本発明は、車両は位置情報に関連づけた同一の通信プロトコルを用いて車両IDを含む情報を予め送受信することにより、必要な情報を特定の車両と迅速に送受信することを目的とする。特に、取得する情報が運転支援、事故防止支援、緊急車両運行支援等に適した車車間通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
この発明によれば、他の車両と相互に情報の送受信が可能な車車間通信装置であって、
検出された自車両の位置に応じて第1送信パタンを決定する第1送信パタン決定手段と、前記第1送信パタン決定手段により決定された第1送信パタンで、車両IDを少なくとも含む第1情報を外部に向けて送出する第1送信手段と、前記第1情報に含ませた車両IDに応じて第2送信パタンを決定する第2送信パタン決定手段と、前記第2送信パタン決定手段により決定された第2送信パタンで、第2情報を外部に向けて送出する第2送信手段とを有する車車間通信装置、この車車間通信用プログラムを提供することができる。
これにより受信側の車両において、検出対象エリアに応じて第1受信パタンを決定する第1受信パタン決定手段と、前記第1受信パタン決定手段により決定された第1受信パタンで、送信元の車両IDを少なくとも含む第1情報を受信する第1受信手段と、前記第1情報から抽出した車両IDに応じて第2受信パタンを決定する第2受信パタン決定手段と、前記第2受信パタン決定手段により決定された第2受信パタンで、第2情報を受信する第2受信手段とを有する車車間通信装置を用いることで、自車両の位置に応じて周囲車両より必要な情報を効率的に取得することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態の車車間通信装置10(不図示)は、送信装置100と受信装置200とを備えている。また、送信装置100と受信装置200がアクセス可能な車両状況検出手段1とデータベース2とが設けられている。
【0008】
本実施形態では、スペクトラム拡散通信方式を用いて、自車両と1又は2以上の他車両との間に情報通信ネットワークを確立させる。スペクトラム拡散通信方式は、情報を形成するデジタル信号(ベースバンド信号)を乗せた搬送波の周波数帯域幅を、PN符号(Pseudo Noise)を用いて、より広い周波数帯域幅に拡散させて伝送する方式である。本実施形態では、携帯電話等に用いられるCDMA通信、無線LANに用いられるIEEE802.11、近距離無線規格のBluetooth等に用いられているスペクトラム拡散方式を用いることができる。周波数帯域幅を拡散させる方式として、直接拡散方式(Direct Sequence)、または周波数ホッピング方式(Frequency Hopping)を用いることができる。
【0009】
送信側にPN符号を用いて拡散させたベースバンド信号は、受信側において同じPN符号を用いて逆拡散(復元)される。すなわち、送信側は、ベースバンド信号を搬送波に乗せる処理と、変調された信号にPN符号を乗じてスペクトラムを広帯域に拡散させる処理を行う。受信側は、送信側とは逆の処理を行い、受信した信号を復調し、元のベースバンド信号を再生する。以下、送信側の一例である送信装置100と受信側の一例である受信装置200について、それぞれ説明する。なお、「通信」には「送信」と「受信」とが含まれる。
【0010】
<送信装置>
図1に送信装置100の構成を示した。
送信装置100は、第1送信パタン決定手段11と、第1送信手段12と、第2送信パタン決定手段13と、第2送信手段14とを有している。具体的には、少なくとも、検出された自車両の位置に応じて第1送信パタンを決定し、決定された第1送信パタンに基づく情報の送出を制御するプログラム、および車両IDに応じて第2送信パタンを決定し、決定された第2送信パタンに基づく情報の送出を制御するプログラムを格納したROMと、このROMに格納されたプログラムを実行することで、第1送信パタン決定手段11、第1送信手段12、第2送信パタン決定手段13、第2送信手段14として機能するCPUと、データベース2として機能するRAMまたはデータベース2から取得した情報を記憶するRAMとを備えている。
【0011】
「第1送信パタン決定手段11」は、自車両の位置に応じて第1送信パタンを決定する。第1送信パタン決定手段11は、自車位置情報取得部111と、特定エリア検出部112と、位置比較部113と、第1パタン決定部114とを有している。なお、ここでは、特定エリア検出部112と、位置比較部113とを起動させない例を説明する。これらを起動させた場合は、受信装置200において説明する特定エリア検出手段212と、位置比較部213と同様に動作する。車両が特定エリアに所在する場合、特定エリアに進入する場合に、通信処理を起動させる際に用いる。
【0012】
「自車位置情報取得部111」は、自車両の位置を少なくとも含む車両状況情報を取得する。車両状況には、自車両の位置のほか、自車両の走行方向、自車両の走行速度を含む。車両状況は、車両状況検出手段1により検出される。具体的には、自車両の位置は、自車両位置検出部1により検出される。自車両位置検出部1は、GPS(Global Positioning System)機能、ジャイロセンサ、測距センサを用いて自車両の位置を検出する。走行方向は、走行方向検出部により検出される。走行速度は、走行速度検出部により検出される。
【0013】
「第1パタン決定部114」は、検出された自車両の位置に応じて第1送信パタンを決定する。たとえば、第1パタン決定部114は、自車両の位置として自車両の存在する位置座標を所定の手法で合成して数列を取得し、この数列を用いて予め定められた手法によりPN符号を生成する。第1送信パタンはこのPN符号を用いてスペクトラム拡散通信を行うこととして決定される。具体的には、検出された自車両の緯度経度情報をもとに、適当な単位(1km単位、0.5km単位)などで丸めて合成し、一連の数列を作成する。そしてその作成された数列について、予め定められた処理によってPN符号を作成し、これを用いたスペクトラム拡散手法を第1送信パタンとして決定する。決定した第1送信パタンは、第1送信手段12に送出される。
【0014】
「第1送信手段12」は、第1送信パタン決定手段により決定された第1送信パタンで、車両IDを少なくとも含む第1情報を外部に向けて送出する。第1送信手段12は、第1情報生成部121と、第1送信制御部122と、第1送信部123とを有している。
【0015】
第1情報生成部121は、車両状況検出手段1から取得する情報取得機能と、車両IDを決定するID生成機能とを備えている。車両のIDは、例えば4ケタ程度の値であって、ランダムに生成されエンジン始動後エンジンが停止されるまでは同一の値を保持し続けるものとする。なお、第1情報には、車両IDのほか、自車両位置、走行方向、走行速度などの自車両の状況を示す情報を含ませてもよい。
【0016】
第1情報生成部121は、少なくとも車両IDを含む第1情報を、第1パタン決定部114により決定された第1パタンに基づいて生成する。特に限定されないが、本実施形態の第1情報は、変調されていない車両IDを含む情報を搬送波に乗せる第1変調と、第1パタン決定部114が取得したPN符号を用いてスペクトラム拡散を行う第2変調を経て得られる。
【0017】
第1送信制御部122は、第1情報生成部121により生成された第1情報を送出するタイミングを決定し、制御命令を第1送信部123へ送出する。そして、第1送信部123は、第1送信制御部122の制御命令に従い、第1情報を外部へ送出する。
【0018】
「第2送信パタン決定手段13」は、第1情報に含ませた車両IDに応じて第2送信パタンを決定する。第2送信パタン決定手段13は、車両IDを取得する車両ID取得部131と、第2パタンを決定する第2パタン決定部132とを有している。
【0019】
「車両ID取得部131」は、第1情報生成部121が生成した車両IDを取得する。
【0020】
「第2パタン決定部132」は、取得した車両IDに応じて第2送信パタンを決定する。たとえば、第2パタン決定部132は、車両IDを用いた数列を所定の手法で合成し、この数列をPN符号として用いた第2送信パタンを決定する。決定した第2送信パタンは、第2送信手段14に送出される。第2送信パタンの決定に用いられた車両IDは、第1情報に含まれる自車の車両IDと関連づけられている。
【0021】
「第2送信手段14」は、第2送信パタン決定手段13により決定された送信パタンで、第2情報を外部に向けて送出する。第2送信手段14は、第2情報生成部141と、第2送信制御部142と、第2送信部143とを有している。
【0022】
「第2情報生成部141」は、第2情報に含まれる情報を車両状況検出手段1から取得する情報取得機能とを有している。第2情報生成部141は、車両の状況を含む第2情報を、第2パタン決定部132により決定された第2パタンに基づいて生成する。第2情報は第1情報と異なる情報を含む。具体的に、第2情報は、自車両位置、走行方向、走行速度などの自車両の状況を示す詳細な情報を含む。特に限定されないが、本実施形態の第2情報は、変調されていない車両の状況を含む情報を搬送波に乗せる第1変調と、第2パタン決定部132が取得したPN符号を用いてスペクトラム拡散を行う第2変調を経て得られる。
【0023】
第2送信制御部142は、第2情報生成部141により生成された第2情報を送出するタイミングを決定し、制御命令を第2送信部143へ送出する。第2送信部143は、第2送信制御部142の制御命令に従い、第2情報を外部へ送出する。
【0024】
この送信装置100の制御手順を図2に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0025】
車両のエンジンの始動に呼応して処理が開始される(S1001)。自車位置情報取得部111のタイムカウンタTがリセットされる(S1003)。タイムカウンタTは、自車位置等の車両状況を取得する周期(車両状況の情報更新の周期)を判断するタイミングを計時する。予め定義された取得周期(Th)に従い、自車位置等の車両状況は自動的に取得される。車両状況検出手段1により自車位置L、走行方向、走行速度その他の車両状況が検出される(S1005)。本形態において、自車位置情報取得部111は、自車両の現在位置情報Lを取得する。
【0026】
第1パタン決定部114は、自車両の位置Lに応じて第1送信パタンを決定する(S1007)。ここで、第1送信パタンとして、PN符号を作成し、このPN符号系列を用いて行うスペクトラム拡散処理の内容について述べる。はじめに検出された自車両の緯度経度情報(位置情報)から所定の手法で一連の数列を作成し、得られた数列に基づいて予め定められた手法によりPN符号を作成する。作成したPN符号を用いたスペクトラム拡散処理の送信パタンPAが決定される。つまり、車両ID等のベースバンド信号を狭帯域なキャリア(搬送波)に乗せる一次変調を行い、変調された信号(スペクトラム)にPN符号(Pseudo Noise, 擬似ランダムパタン)を乗じて拡散させるが、この手法を第1送信パタンPAとして決定する。
【0027】
第1送信手段12の第1情報生成部121は、第1パタン決定部114により選択された第1パタンに従い第1情報を生成する(S1008)。第1情報に含まれる情報を図3(a)に例示した。本例の第1情報は、少なくとも車両IDが含まれている。この情報に加え、第2情報を送信する時間情報を送信しても良い。このようにすれば受信側において、第2情報の受信処理を起動するタイミングの目安になり、正確な受信が可能となる。さらに位置、速度、方向を含めても良い。このようにすれば、車両IDを特定して取得すべき情報を選択することができる。
【0028】
第1情報の生成後、特定エリア内に所在する車両の情報通信の状態をモニタリングする(S1015)。具体的には、第1送信パタンPを用いて周囲より送信される信号を一定時間受信し、通信チャネルに空きがあるか否かを判断する(S1017)。通信チャネルの空きがある場合には第1送信パタンPを用いて自車両に関する第1情報を送信する(S1020)。通信チャネルの空きがない場合には、ランダムな時間待機を経て(S1019)、後述するステップ1013へ戻る。
【0029】
第2情報の送信は、第1情報の送信(S1003〜S1020)と異なるタイミングに行われる。すなわち、第1情報は、同一エリア内に所在する車両の送信タイミングと調整をとったタイミングで送出されるが、第2情報は、車両ごとに一定の周期(タイミング)で送出される。
【0030】
第2情報の送出処理は、第1送信パタンが決定された(S1007)後に開始されても良いし、第1情報の送信処理(S1003〜S1020)とは独立に行われてもよい。第2情報を送信するタイミングであるか否かを判断する(S1009)。この第2情報送信のタイミングであるか否かは、あらかじめ設定された周期に基づいて判断する。第2情報送信のタイミングである場合、第2送信手段14は、第2パタン決定部132により決定された第2送信パタンQAを取得する(S1010)。具体的には、取得した車両IDに関連付けられた数列とし、この車両IDの数列より予め定められた手法によりPN符号を用いてスペクトラム拡散を行う。この手法を第2送信パタンとして決定する。
【0031】
第2送信手段14の第2情報生成部141は、第2パタンを用いて第2情報を生成する(S1011)。第2情報に含まれる情報を図3(b)に例示した。本例の第2情報は、他の車両に伝達するべき詳細な情報、たとえば、車両の位置、車両の速度、車両の走行方向などが含まれる。第2送信部143は、第2送信制御部142の出力した制御命令に従い第2情報を出力する(S1012)。
【0032】
ステップ1013では、処理時間の経過をモニタリングする。タイムカウンタTが所定の時間Thを超えた場合、ステップ1003へ戻って自車位置等の車両状況を再度検出する。タイムカウンタTが所定の時間Thを超えない場合、上述したステップ1015へ向かう。
【0033】
<受信装置>
受信装置200は、第1受信パタン決定手段21と、第1受信手段22と、第2受信パタン決定手段23と、第2受信手段24とを有している。具体的には、少なくとも、検出対象エリアに応じて第1受信パタンを決定し、決定された第1受信パタンに基づく情報の送出を制御するプログラム、および車両IDに応じて第2受信パタンを決定し、決定された第2受信パタンに基づく情報の送出を制御するプログラムを格納したROMと、このROMに格納されたプログラムを実行することで、第1受信パタン決定手段21、第1受信手段22、第2受信パタン決定手段23、第2受信手段24として機能するCPUと、データベース2として機能するRAMまたはデータベース2から取得した情報を記憶するRAMとを備えている。なおここで述べる検出対象エリアとは、自車両が他の車両の存在やその車両の情報を取得したいと考えられる領域のことを指している。
【0034】
「第1受信パタン決定手段21」は、自車位置情報取得部211と、特定エリア検出部212と、位置比較部213と、第1パタン決定部214とを有している。
【0035】
「自車位置情報取得部211」は、送信装置100の自車位置情報取得部111と同様の処理を行う。「第一パタン決定部214」は第1パタン決定部114と同様の処理を行うが、この際にPN符号を作成するために用いられる数列は、検出対象エリアの位置情報より算出される。検出対象エリアの位置情報は、自車位置情報取得部211の検出対象エリア取得機能により取得される。説明を明確にするために、送信装置100の自車位置情報取得部111、第1パタン決定部114と別の構成として記載したが、送信装置100と受信装置200とがこれらを共有してもよい。
【0036】
「特定エリア検出部212」は、データベース2を参照して、特定エリアを検出する。特定エリアは、自車両が他の車両の情報を取得することが好ましいとされる特定のエリアであり、たとえば、自車両が他の車両と交差する可能性のあるエリア、対向する可能性のあるエリア、合流する可能性のあるエリア、すれ違う可能性のあるエリア、追い抜かれる可能性のあるエリアなどである。特定エリアは、自車両の現在位置との位置関係又は自車両が走行するであろう走行予定位置との位置関係に基づいて判断される。本実施形態では、特定エリアが交差点である場合を例にして説明する。特定エリア検出部212は、自車位置情報取得部211により検出された自車位置、走行方向、走行速度等とデータベース中の地図情報とから、自車両の走行方向前方に交差点が存在するか否かを判断する。走行する自車両の前方に交差点が存在する場合、その交差点等の付近(交差点を中心に所定距離範囲内)を特定エリアとして決定する。この特定エリアはデータベース2に格納された特定エリア情報に予め定義しておくことが好ましい。
【0037】
「位置比較部213」は、自車位置情報取得部211により取得された自車位置(予測される自車両位置を含む)と特定エリア検出部212により検出された特定エリアとを比較し、自車両が特定エリア内に所在しているか、又は所定時間経過後(2秒後、5秒後等)に自車両が特定エリア内に進入するかを判断する。なお本実施形態に基づく受信処理は、自車両が特定エリアに進入した時、又は進入が予想される時に起動させても良いが、必ずしもこの限りではない。
【0038】
「第1受信手段22」は、特定エリア内車両検出部221と、第1情報取得部222とを有している。
【0039】
「特定エリア内車両検出部221」は、特定エリア内に他の車両が存在するか否かを判断する機能を有する。この特定エリアの位置情報に基づく第1受信パタンを用いて他車両の送信した情報を受信できた場合、他車両が自車両と所定の位置関係にあると判断できる。他方、第1受信パタンを用いても情報を受信できない場合には、自車両の位置と共通視できる位置に他車両は存在しないと判断できる。このようにして、特定エリア内検出部221は、特定エリア、その他の所定のエリア内に他の車両が存在するか否かを判断する。
【0040】
「第1情報取得部222」は、第1受信パタンを用いて受信できた情報から車両IDを少なくとも含む第1情報を取得する。第1情報から抽出された車両IDは第2受信パタン決定手段23へ送出される。
【0041】
「第2受信パタン決定手段23」は、車両ID取得部231と、第2パタン決定部232とを有している。
【0042】
「車両ID取得部231」は、第1情報取得部222から車両IDを取得する。
【0043】
「第2パタン決定部232」は、車両ID取得部231が取得した車両IDに応じて第2受信パタンを決定する。たとえば、第2パタン決定部232は、送信元車両の車両IDを用いて数列を取得し、この数列を用いてPN符号を作成する。このPN符号を用いた逆拡散手法を第2受信パタンとして決定する。決定した第2受信パタンは、第2受信手段24に送出される。第2受信パタンの決定に用いられた車両IDは、第1情報に含まれていた送信元の車両の車両IDと予め定められた方法により関連づけられている。
【0044】
「第2受信手段24」は、第2受信パタン決定手段23により決定された受信パタンで、第2情報を受信する。第2受信手段24は、第2情報取得部241を有している。
【0045】
「第2情報取得部241」は、受信した第2情報から目的とする情報を取得する。第2情報取得部241は、第2パタンに基づいてスペクトラム拡散された第2情報を、第2パタン選択部232が決定した第2パタンに基づいて復調し、第2情報に含まれる車両状況に関する情報を取得する。具体的には、取得した車両IDをPN符号として受信した第2情報を復調する。取得した第2情報は、自車両位置、走行方向、走行速度などの自車両の状況を示す詳細な情報を含む。
【0046】
このように、第1受信手段22の第1情報取得部222により取得された車両IDを用いて第2情報を取得するため、検出された他車両を車両IDによって特定し、選択的に通信を行うことができる。
【0047】
なお、上述の様に車両IDは、車両と他の車両との位置関係の変化にかかわらず、車両のイグニッションキーのオンからオフまで同一の情報とすることが好ましい。車両と他の車両との位置関係が変化しても、同一の車両IDに基づいて、特定の車両と情報の通信を継続することができる。
【0048】
第2情報取得部241が取得した自車両位置、走行方向、走行速度などの自車両の状況を示す詳細な情報は、車両の走行を制御する車両制御コントローラ、車両状況をユーザに提供する表示装置その他の外部装置4に向けて送出される。
【0049】
この受信装置200の制御手順を図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0050】
ここでは自車両が特定エリアに進入した際に情報取得を行う場合の処理の流れについて説明する。
【0051】
車両のエンジンが始動されて処理が開始される(S1101)。車両状況検出手段1により車両の位置情報や、走行方向、走行速度などが検出される。自車位置情報取得部211は自車位置Lを検出する(S1103)。本処理は、自車両の現在位置に基づいて処理を行ってもよいし、推測された自車両の走行予定位置(5秒後に走行が予定されている位置)に基づいて処理を行ってもよい。ここでは説明の都合上、自車両の現在位置Lを用いる例を用いて説明する。
【0052】
特定エリア検出部212は、データベース2の特定エリア情報を参照して特定エリアを検出する。特定エリア情報は、交差点、合流点等を予め定義した情報である。位置比較部213は、自車位置情報取得部211により取得された自車位置と特定エリア検出部212により検出された特定エリアの位置(範囲)とを比較し、自車両が特定エリア内に位置しているか又は自車両が特定エリアに進入する可能性があるか否かを判断する。すなわち、自車両が現在又は将来において、他の車両と通信が必要であるか否かを判断する(S1105)。特定エリアの情報収集が必要であると判断された場合、情報の収集を行うべき特定エリアを決定する(S1107)。特定エリアは、先述したとおり、自車両が他の車両と近接する可能性のある特定のエリアであり、たとえば、自車両の走行方向前方に存在する交差点などである。
【0053】
第1受信手段22は、第1受信パタン決定手段21により決定された第1パタンPnを用いて特定エリア内の他車両の情報を受信する(S1108)。第1パタンは検出対象エリアに応じて決定された受信パタンであるため、この第1パタンを用いて受信する第1情報取得部222は、第1パタンに対応する位置(範囲)に所在する車両から送信された情報のみを受信することができる。すなわち、第1情報取得部222は、特定エリア内に所在する車両の車両IDを含む第1情報を取得することができる(S1109)。
【0054】
第1情報が取得できた場合、特定エリア内に他の車両が存在すると判断できる。特定エリア内に車両が存在する場合、この車両についてさらに詳細な第2情報を取得する必要があると判断する(S1111)。受信装置200側で受信する第1情報を図6(a)に示した。第1情報には少なくとも車両IDが含まれ、この車両IDが第2情報を受信するために必要な第2パタンの決定に用いられる。
【0055】
第2受信パタン決定手段23の車両ID取得部231は、特定エリア内に存在する車両の車両IDを取得する。第2パタン決定部232は車両IDに応じて第2パタンQnを決定する。第2受信手段24は、第2受信パタン決定手段23が決定した第二パタンQnを用いて第2情報を受信し、第2情報取得部241は第2情報を取得する(S1113)。受信側にて受信する第2情報の一例を図6(b)に示した。第2情報には、車両の位置、車速、走行方向など車両の状況に関する詳細な情報が含まれている。この処理はS1115において、必要な時間継続される。
【0056】
本実施形態によれば、必要な情報を効率的に収集することができる。言い換えると、送信側の車両が、その車両の現在位置、予測された自車両の走行予定位置を含む自車両の位置に応じて決定された第1送信パタンを用いて第1情報を送信することにより、受信側の車両は、検出対象エリアに応じた第1受信パタンを用いて、自車両に接近した又は接近する可能性のある車両についての情報を選択的に効率良く受信することが可能となる。また、位置に応じて選択的に受信される第1情報に車両IDを含めることにより、相互に接近する可能性のある車両についてのID情報を選択的に効率良く収集することができる。
【0057】
さらに、送信側の車両が、位置に応じて選択的に収集した車両IDに応じて決定された第2送信パタンを用いて第2情報を送信することにより、受信側の車両は、接近した又は接近する可能性のある車両、すなわち、情報の取得が必要な車両を特定して、その車両の情報を受信することができる。つまり、位置に応じて情報を取得するべき車両を選択し、選択された車両を特定して、特定された車両の情報を効率よく、かつ確実に受信することができる。
【0058】
しかも、第1情報に比較的情報量の少ない車両IDを含め、所定の位置関係にある車両を特定してから比較的情報量の多い車両の状況に関する情報を取得することから、特定された車両の目的の情報を取得するまでの処理を少なくすることができ、情報取得までの所要時間を短縮することができる。
【0059】
また、情報を取得するべき特定エリアを設定し、検出された自車両が特定エリア内に存在する場合に、第1情報を取得するようにしたことから、交差点、合流点等の他車両の状況(位置、速度、走行方向)の把握が必要な位置に所在する場合に、必要な情報を取得することができる。
【0060】
〔第2実施形態〕
次に第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態と基本的に共通する。第2実施形態は図1に示す構成の送信装置100と、図4に示す構成の受信装置200とを有している。第2実施形態の送信装置100の動作は、図2、図3に基づいて説明した動作と基本的に共通し、第2実施形態の受信装置200の動作は、図5、図6に基づいて説明した動作と基本的に共通する。
【0061】
本実施形態は、他の車両が送信する情報と混信しないように、第1情報、第2情報を送信するタイミングを制御する点において、第1実施形態と異なる。ここでは、異なる点を図7(a)〜(c)に基づいて説明する。
【0062】
図7(a)に示すように、車両103と車両104とが互いに近接したエリアを走行している場合を例に説明する。車両103と車両104とは近接して走行し、走行位置を共通視できる範囲内(所定の距離以内)を走行している。
【0063】
車両103の第1送信手段12は第1情報をP秒間隔で送信し、車両103の第2送信手段14は第2情報をQ秒間隔で送信している。車両104の第1送信手段12は第1情報をR秒間隔で送信し、車両104の第2送信手段14は第2情報をS秒間隔で送信している。
【0064】
図7(b)に、車両103の第1送信手段12が第1情報を送信するタイミングと、車両104の第1送信手段12が第1情報を送信するタイミングとを示した。車両103の第1送信手段12は時間Tpを基準としてP秒間隔で送信を行い、車両104の第1送信手段12は時間Trを基準としてR秒間隔で送信を行っている。
【0065】
時間Tr+2Rにおいて、車両104の第1送信手段12は第1情報を送信する。この送信タイミングに相前後して車両103の第1送信手段12が第1情報を送信する。このような場合、位置情報が共通することから、位置情報に応じた第1送信パタンが共通し、第1送信パタンに基づいて送信される第1情報が混信してしまうおそれがある。
【0066】
本実施形態では、車両103の第1送信部123が第1情報を送信する前に、第1送信制御部122が第1送信パタンを用いて通信状況のモニタリング処理を行う。このモニタリング処理は、第1送信パタンに基づく情報を取得可能な受信パタンを用いて情報を受信し、受信できた場合には他車両が第1送信パタンを用いて送信していると判断する。このモニタリング処理は、第1送信制御部122が受信装置200側に行わせてもよい。
【0067】
第1送信制御部122は、他車両の通信状況をモニタリングする他車通信モニタリング機能と、他車両の通信状況に応じて第1情報の送信タイミングを制御する送信タイミング制御機能とを有している。他車通信モニタリング機能が、他の車両104が情報送信中であることを検出した場合、送信タイミング制御機能は、混信の発生を避けるため、送信タイミングを任意のランダムな時間(N秒)だけ遅らせるように、送信タイミングを制御する。
【0068】
このようにすることによって、近接した位置関係にある複数の車両が、同一の送信パタンを用いて同時に情報を送出しないように制御することができる。言い換えると、共通の第1送信パタンが決定される範囲に所在する車両同士の混信を防止することができる。ちなみに、図7(c)に示すように第2送信パタンは、車両IDに応じて決定されるため、車両103と車両104とが同一のタイミングで第2情報を送信しても混信の心配はない。
【0069】
本実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用および効果を奏することができるとともに、所定の位置関係にある他の車両との混信の発生を防止して、継続した通信を行うことが可能となる。
【0070】
本実施形態では車車間通信装置10について説明したが、本発明の車車間通信用プログラムにより動作するコンピュータは、車車間通信装置10と同様に作用し、同様の効果を奏する。
【0071】
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る送信装置100のブロック図である。
【図2】図1に示す送信装置100の制御手順を示すフローチャート図である。
【図3】図3(a)(b)は、送信装置100が送出する第1情報と第2情報とを説明するための図である。
【図4】第1実施形態に係る受信装置200のブロック図である。
【図5】図4に示す受信装置200の制御手順を示すフローチャート図である。
【図6】図6(a)(b)は、受信装置200が受信する第1情報と第2情報とを説明するための図である。
【図7】図7(a)〜(c)は、第2実施形態を説明するための図である。
【符号の説明】
100…送信装置
11…第1送信パタン決定手段
111…自車位置情報取得部
112…特定エリア検出部
113…位置比較部
114…第1パタン決定部
12…第1送信手段
13…第2送信パタン決定手段13
14…第2送信手段
200…受信装置
21…第1受信パタン決定手段
211…自車位置情報取得部
212…特定エリア検出部
213…位置比較部
214…第1パタン決定部
22…第1受信手段
23…第2受信パタン決定手段
1…車両状況検出手段
2…データベース
3…出力手段
4…外部装置

Claims (7)

  1. 他の車両と相互に情報の送受信が可能な車車間通信装置であって、
    検出された自車両の位置に応じて第1送信パタンを決定する第1送信パタン決定手段と、
    前記第1送信パタン決定手段により決定された第1送信パタンで、車両IDを少なくとも含む第1情報を外部に向けて送出する第1送信手段と、
    前記第1情報に含ませた車両IDに応じて第2送信パタンを決定する第2送信パタン決定手段と、
    前記第2送信パタン決定手段により決定された第2送信パタンで、第2情報を外部に向けて送出する第2送信手段とを有する車車間装置。
  2. 前記第1送信手段は、前記自車両が予め設定された特定エリア内に位置する場合、前記第1送信パタン決定手段により決定された第1送信パタンで、前記第1情報を送信する請求項1記載の車車間通信装置。
  3. 前記第1送信手段は、他車両による通信状況をモニタリングし、前記他車両が通信中である場合、前記第1情報の送信タイミングを制御する請求項1又は2記載の車車間通信装置。
  4. 他の車両と相互に情報の送受信が可能な車車間通信装置であって、
    検出対象エリアに応じて第1受信パタンを決定する第1受信パタン決定手段と、
    前記第1受信パタン決定手段により決定された第1受信パタンで、送信元の車両IDを少なくとも含む第1情報を受信する第1受信手段と、
    前記第1情報から抽出した車両IDに応じて第2受信パタンを決定する第2受信パタン決定手段と、
    前記第2受信パタン決定手段により決定された第2受信パタンで、第2情報を受信する第2受信手段とを有する車車間通信装置。
  5. 前記第1受信手段は、前記自車両が予め設定された特定エリア内に位置する場合、又は該エリアへの進入が予想される場合、前記第1受信パタン決定手段により決定された第1受信パタンで、前記第1情報を受信する請求項4記載の車車間通信装置。
  6. 他の車両と相互に情報の送受信が可能な車車間通信用のコンピュータに、
    検出された自車両の位置に応じて第1送信パタンを決定するステップと、
    前記決定された第1送信パタンで、車両IDを少なくとも含む第1情報を外部に向けて送出するステップと、
    前記第1情報に含ませた車両IDに応じて第2送信パタンを決定するステップと、
    前記決定された第2送信パタンで、第2情報を外部に向けて送出するステップと、を実行させるためのプログラム。
  7. 他の車両と相互に情報の送受信が可能な車車間通信用のコンピュータに、
    検出対象エリアに応じて第1受信パタンを決定するステップと、
    前記決定された第1受信パタンで、送信元の車両IDを少なくとも含む第1情報を受信するステップと、
    前記第1情報から抽出した車両IDに応じて第2受信パタンを決定するステップと、
    前記決定された第2受信パタンで、第2情報を受信するステップとを実行させるためのプログラム。
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