JP2004360626A - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弁ケーシング3の内部に燃料通路2を設け、この燃料通路2内に弁体16を開弁位置と閉弁位置との間で移動自在に設け、この弁体16を移動させる電磁アクチュエータ5を設け、この電磁アクチュエータ5を制御することによって燃料を所定のタイミングで、且つ、所望の量だけ噴射する燃料噴射弁1Aにおいて、弁ケーシング3は、燃料通路2の外周に配置された金属パイプ10と、この金属パイプ10の外周を覆う金属製の金属製の発泡体11と、この金属製の発泡体11の外周を覆う樹脂モールド部12とを備えた。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の吸気側に燃料を所定のタイミングで、且つ、所望の量だけ噴射する電磁式の燃料噴射弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より電磁式の燃料噴射弁が種々提案されている。実開昭58−29161号公報は、その一例としての燃料噴射弁を開示する。
【0003】
上記公報の燃料噴射弁100は、図4に示すように、弁部101と胴体102とコネクタ103とニップル104とを備え、弁部101と胴体102の外周がゴム製のカバー105で覆われている。そして、弁部101が吸気管110の孔110aに突出された状態で吸気管110に取り付けられており、弁部101と吸気管110の孔110aとの間にはゴム製のカバー105の下端が介在されている。また、燃料噴射弁100の内部には燃料通路(図示せず)が配置され、燃料通路のニップル104側はデリバリパイプ106に接続され、燃料通路の弁部101側には噴射口(図示せず)が形成されている。弁部101内の燃料通路には弁体(図示せず)が配置され、胴体102内には弁体を移動させる電磁アクチュエータ(図示せず)が配置されている。弁体は閉弁位置側に付勢され、電磁アクチュエータの非通電時には閉弁位置に位置し、電磁アクチュエータの通電時にのみ開弁位置に変移するようになっている。
【0004】
次に、燃料噴射弁100の作用を説明する。弁体は閉弁位置に位置され、燃料通路には加圧された燃料が流入されている。この状態にあって、電磁アクチュエータに通電されると、弁体が閉弁位置から開弁位置に変移し、燃料通路内の燃料が噴射口より噴射される。電磁アクチュエータの通電が停止されると、弁体が閉弁位置に戻されて燃料の噴射が停止される。このように電磁アクチュエータの通電・非通電によって燃料が吸気管110内に所定のタイミングで、且つ、所望の量だけ噴射される。
【0005】
ところで、弁体が閉弁位置から開弁位置に移動する際には、電磁アクュエータの可動鉄心が移動規制部材(例えば、固定鉄心)に突き当たり、また、弁体が開弁位置から閉弁位置に移動する際には、弁体が座面に突き当たり、振動が発生する。この振動は燃料噴射弁100の弁ケーシングを伝って外部に放出されると、騒音となる。しかし、上記従来例の燃料噴射弁100では、放出された騒音が燃料噴射弁100を覆うゴム製のカバー105によって吸収され、低騒音化が図られている。
【0006】
【特許文献1】
実開昭58−29161号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の燃料噴射弁100では、燃料噴射弁100の外周にゴム製のカバー105を組み付けなければならないため、製造工程が煩雑であるという問題があった。また、燃料噴射弁100の外周をゴム製のカバー105で覆うため、外観寸法が大型化するという問題があった。
【0008】
本発明は前述した事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、製造工程が煩雑にならず、且つ、外観寸法が大型化することなく低騒音化が図れる燃料噴射弁を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、弁ケーシングの内部に燃料通路を設け、この燃料通路内に弁体を開弁位置と閉弁位置との間で移動自在に設け、この弁体を移動させる電磁アクチュエータを設け、この電磁アクチュエータを制御することによって燃料を所定のタイミングで、且つ、所望の量だけ噴射する燃料噴射弁において、前記弁ケーシングは、前記燃料通路の外周に配置された金属部と、この金属部の外周を覆う金属製の発泡体とを備えたことを趣旨とする。
【0010】
上記構成によれば、弁体が開閉位置と閉弁位置との間を移動する際に振動が発生し、この振動が弁ケーシングの金属部を伝搬し、金属部を伝播した振動が外周に配置された金属製の発泡体に伝達されると、ここで振動が遮断若しくは減衰され、外部の空間に放出される騒音が低減される。そして、弁ケーシングを製造する際に、弁ケーシングの構成部材として金属製の発泡体を組み入れれば良いため、組み付け工程の容易な追加のみで製造可能である。また、弁ケーシング自体に防音性能を組み込むことができるため、従来例のように弁ケーシングの外周に部材を配置する必要がない。以上より、製造工程があまり煩雑にならず、且つ、外観寸法が大型化することなく低騒音化が図れる。
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の燃料噴射弁において、弁ケーシングは、前記金属製の発泡体の外周を被う樹脂モールド部を備えた構成としている。
【0012】
上記構成によれば、金属部及び金属製の発泡体をインサート樹脂成形することによって弁ケーシングを製造できる。従って、金属製の発泡体を内蔵した弁ケーシングを容易に製造できる。
【0013】
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の燃料噴射弁において、前記金属部は、前記燃料通路を形成する金属パイプである構成としている。
【0014】
上記構成によれば、金属パイプを伝播して外部に放出される振動を金属製の発泡体で遮断若しくは減衰できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具現化した第1実施形態について図面を参照して説明する。図1は燃料噴射弁1Aの断面図である。
【0016】
図1において、燃料噴射弁1Aは、内部に燃料通路2が形成された弁ケーシング3と、燃料通路2を開閉する弁手段4と、この弁手段4を開弁位置と閉弁位置との間で移動させる電磁アクチュエータ5と、この電磁アクチュエータ5に通電するためのコネクタ6とから主に構成されている。
【0017】
弁ケーシング3は、金属部(磁性筒体)としての円筒状の金属パイプ10と、この金属パイプ10の上半分のほぼ全外周に配置された金属製の発泡体11と、この金属製の発泡体11の全外周を覆うように配置された樹脂モールド部12とから上半分側が3層構造に形成されている。上記円筒状の金属パイプ10の内部が燃料通路2として形成されている。また、弁ケーシング3の樹脂モールド部12には金属部としての導電性ロッド13が埋設されている。この導電性ロッド13が埋設されている箇所では、導電性ロッド13の外周に金属製の発泡体11が配置されている。
【0018】
金属パイプ10の上端にはデリバリパイプ(図示せず)が接続され、フューエルポンプ(図示せず)で圧送された燃料がデリバリパイプを経て燃料通路2の上方より供給されるようになっている。金属パイプ10内の上端にはフィルタ14が配置され、このフィルタ14によって燃料中の不純物がトラップされるようになっている。
【0019】
弁手段4は、金属パイプ10内の下端部に固定され、上下方向に貫通された弁体用孔15aを有する弁座部材15と、この弁座部材15の弁体用孔15a内で移動自在に配置された略球状の弁体16とから構成されている。弁体用孔15aは、上方から下方に向かって径が段差状に小さく設定され、その段面の一つが座面17として形成されている。弁体用孔15aの下方には噴射口15bを有するオリフィスが設けられている。この噴射口15bは、吸気管(図示せず)内に開口されている。
【0020】
弁体16は、電磁アクチュエータ5の駆動力によって弁座部材15の座面17に密着する閉弁位置(図1の位置)と、弁座部材15の座面17より上方に離間する開弁位置との間で移動されるようになっている。即ち、弁手段4の閉弁位置では、弁座部材15の座面17が弁体16により閉塞されて燃料が噴射口15bより噴射されず、また、弁手段4の開弁位置では、弁座部材15の座面17が開口されて燃料が噴射口15bより噴射されるようになっている。
【0021】
電磁アクチュエータ5は、金属パイプ10の内部に固定されたコア筒としての固定鉄心20と、金属パイプ10の内部の上下方向に移動自在に配置された可動鉄心21と、固定鉄心20及び可動鉄心21の外周位置で弁ケーシング3に内装された電磁コイル22と、この電磁コイル22の内周側に配置され、電磁コイル22を巻き付けるためのボビン23と、電磁コイル22の外周側に配置され、磁路を形成するための金属部(磁路形成部)としてのヨーク24とを備えている。
【0022】
固定鉄心20には、上下面に開口する軸孔20aが形成されている。可動鉄心21には上面に開口する軸孔21aと、この軸孔21aに連通し、且つ、側周面に開口する横孔21bとが形成されている。可動鉄心21は、固定鉄心20の下方に近接配置され、その下端が弁体16に溶接等で固定されている。従って、可動鉄心21と共に弁体16が一体に変移し、可動鉄心21が固定鉄心20に突き当たる位置が開弁位置に、弁体16が座面17に突き当たる位置(密着する位置)が閉弁位置になっている。
【0023】
固定鉄心20の内部にはバネ受け部材25が固定され、このバネ受け部材25に圧縮コイルバネ(付勢手段)26の上端が当接されている。この圧縮コイルバネ26の下端は、可動鉄心21に当接されており、圧縮コイルバネ26のバネ力によって弁体16は閉弁位置側に付勢されている。そして、電磁コイル22に通電されると、可動鉄心21が電磁力によって上方に変位して弁体16が開弁位置に変移し、電磁コイル22への通電が終わると、可動鉄心21が圧縮コイルバネ26のバネ力によって閉弁位置に戻る。
【0024】
また、電磁アクチュエータ5が配置された箇所の燃料通路2間は、バネ受け部材25の貫通孔25a、固定鉄心20の軸孔20a、可動鉄心21の軸孔21a、及び、可動鉄心21の横孔21bによって連通されている。従って、電磁アクチュエータ5より上方側の燃料通路2の燃料は、バネ受け部材25の貫通孔25a、固定鉄心20の軸孔20a、可動鉄心21の軸孔21a及び可動鉄心21の横孔21bの順に導かれることによって電磁アクチュエータ5の下方側の燃料通路2に流入される。
【0025】
コネクタ6は、導電性ロッド13の一端側によって形成された端子部30と、樹脂モールド部12によって一体成形されたコネクタハウジング部31とから構成されている。導電性ロッド13の他端は電磁アクチュエータ5の電磁コイル22に接続され、コネクタ6より電磁コイル22に通電されるようになっている。
【0026】
尚、弁ケーシング3の外周の上端側及び下端側にはパッキン32,33がそれぞれ嵌合されている。上端側のパッキン32はデリバリパイプ(図示せず)をシールド接続するためのものであり、下端側のパッキン33は燃料噴射弁1Aを吸気管(図示せず)にシールド接続するためのものである。
【0027】
次に、燃料噴射弁1Aの作用を説明する。弁体16は閉弁位置に位置され、燃料通路2には加圧された燃料が流入されている。この状態にあって、電磁アクチュエータ5に通電されると、弁体16が閉弁位置から開弁位置に変移し、燃料通路2内の燃料が噴射口15bより噴射される。電磁アクチュエータ5の通電が停止されると、弁体16が閉弁位置に戻されて燃料の噴射が停止される。このように電磁アクチュエータ5の通電・非通電によって燃料が吸気管内に所定のタイミングで、且つ、所望の量だけ噴射される。
【0028】
上記弁体16が閉弁位置から開弁位置に移動する際には、電磁アクチュエータ5の可動鉄心21が固定鉄心20に突き当たり、また、弁体16が開弁位置から閉弁位置に移動する際には、弁体16が弁座部材15の座面17に突き当たるため、振動が発生する。この振動が弁ケーシング3の金属パイプ10を伝搬し、金属パイプ10を伝播した振動が外周に配置された金属製の発泡体11に伝達される。この時、金属製の発泡体11は、その振動伝達特性によって振動を遮断若しくは減衰するため、その外周の樹脂モールド部13を経て外部の空間に放出される騒音が低減される。
【0029】
そして、このような低騒音な燃料噴射弁1Aの製造は、弁ケーシング3を製造する際に、弁ケーシング3の構成部材として金属製の発泡体11を組み入れれば良いため、組み付け工程の容易な追加のみで製造可能である。また、弁ケーシング3自体に防音性能を組み込むことができるため、従来例のように弁ケーシング3の外周に断熱性ゴム等の部材を配置する必要がない。以上より、製造工程が煩雑にならず、且つ、外観寸法が大型化することなく低騒音化が図れる。弁ケーシング3に金属製の発泡体11を組み入れれば良いため、組立ての自動化が容易に可能である。また、従来例のように断熱性ゴムを使用する場合に比べて材料コストの低減になる。
【0030】
上記第1実施形態では、上述したように金属パイプ10の外周に金属製の発泡体11が配置されている。ここで、弁体16や可動鉄心21からの振動が最初に弁ケーシング3に伝播される部材が金属パイプ10であり、この金属パイプ10より金属製の発泡体11を経て外部に放出される振動を金属製の発泡体11の箇所で遮断若しくは減衰できる。従って、振動伝達の主要ルートとなる金属パイプ10からの振動を有効に抑制できるため、効果的な振動抑制が可能である。
【0031】
上記第1実施形態では、弁ケーシング3は、金属製の発泡体11の外周を被う樹脂モールド部12を備えたので、金属パイプ10及び金属製の発泡体11をインサート樹脂成形することによって弁ケーシング3を製造できる。従って、金属製の発泡体11を内蔵した弁ケーシング3を容易に製造できる。
【0032】
上記第1実施形態では、金属製の発泡体11を導電性ロッド13の外周に配置したので、導電性ロッド13を伝搬して外部に放出される振動をも遮断若しくは減衰でき、より一層の低騒音化が図れるという利点がある。
【0033】
(第2実施形態)
以下、本発明を具現化した第2実施形態について図面を参照して説明する。
【0034】
図2は燃料噴射弁1Bの断面図である。図2において、この第2実施形態の燃料噴射弁1Bでは、上記第1実施形態のように金属パイプ10の外周には金属製の発泡体11が配置されていない。その代わりに、電磁アクチュエータ5の金属部(磁路形成部)としてのヨーク24の外周に金属製の発泡体11が配置されている。そして、樹脂モールド部12は、金属製の発泡体11の外周を覆うように配置されている。
【0035】
尚、他の構成は、上記第1実施形態と同一であるため、上記第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0036】
この第2実施形態では、ヨーク24の外周に金属製の発泡体11が配置されているので、電磁アクチュエータ5のヨーク24を伝播して外部に放出される振動を金属製の発泡体11で遮断若しくは減衰できる。
【0037】
また、第2実施形態では、金属製の発泡体11の外周に樹脂モールド部12が配置されているので、金属製の発泡体11をインサート樹脂成形によって一体に製造できる。
【0038】
(第3実施形態)
以下、本発明を具現化した第3実施形態について図面を参照して説明する。
【0039】
図3は燃料噴射弁1Cの断面図である。
【0040】
図3において、この第3実施形態の燃料噴射弁1Cでは、上記第1実施形態と同様に、金属パイプ10の外周に金属製の発泡体11が配置されているが、第1実施形態と比較して、導電性ロッド13が配置されている箇所では導電性ロッド13の内周側に金属製の発泡体11が配置されている点が異なる。
【0041】
尚、他の構成は、上記第1実施形態と同一であるため、上記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0042】
この第3実施形態でも、第1実施形態と同様に、金属パイプ10の外周に金属製の発泡体11が配置されているので、金属パイプ10を伝播して外部に放出される振動を金属製の発泡体11で遮断若しくは減衰できる。
【0043】
尚、この発明は、次のような別の実施形態に具現化することができる。以下の別の実施形態において上記実施形態と同様な作用及び効果を得ることができる。
【0044】
(1)上記第1実施形態において、金属パイプ10の外周に金属製の発泡体11を配置し、導電性ロッド13が配置された個所では導電性ロッド13の外周に金属製の発泡体11を配置するような構成とした。また、上記第2実施形態において、電磁アクチュエータ5のヨーク24の外周に金属製の発泡体11を配置するような構成とした。これに対し、金属パイプ10の外周に金属製の発泡体11を配置し、導電性ロッド13が配置された個所では導電性ロッド13の外周に金属製の発泡体11を配置すると共に、電磁アクチュエータ5のヨーク24の外周に金属製の発泡体11を配置するような構成にしても良い。このような構成とすることにより、弁ケーシング3の金属部を伝播して外部に放出される騒音を有効に抑えることができ、より一層の低騒音化を図ることができるという効果が得られる。
【0045】
さらに、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する。
【0046】
(イ)請求項1に記載の燃料噴射弁1Aにおいて、金属部は、電磁アクチュエータ5のヨーク24であることを特徴とする装置。
【0047】
この構成によれば、電磁アクチュエータ5のヨーク24より金属製の発泡体11を経て外部に放出される振動を金属製の発泡体11の箇所で遮断若しくは減衰できる。
【0048】
(ロ)上記(イ)項に記載の燃料噴射弁1Aにおいて、金属部は、電磁コイル22とコネクタ6とを電気的に接続する導電性ロッド13であることを特徴とする装置。
【0049】
この構成によれば、導電性ロッド13より金属製の発泡体11を経て外部に放出される振動を金属製の発泡体11の箇所で遮断若しくは減衰できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、燃料噴射弁の断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態を示し、燃料噴射弁の断面図である。
【図3】本発明の第3実施形態を示し、燃料噴射弁の断面図である。
【図4】従来例を示し、外周が断熱ゴム製のカバーで覆われた燃料噴射弁の側面図である。
【符号の説明】
1A〜1C 燃料噴射弁
2 燃料通路
3 弁ケーシング
5 電磁アクチュエータ
10 金属パイプ(金属部)
11 金属製の発泡体
12 樹脂モールド部
16 弁体
Claims (3)
- 弁ケーシングの内部に燃料通路を設け、この燃料通路内に弁体を開弁位置と閉弁位置との間で移動自在に設け、この弁体を移動させる電磁アクチュエータを設け、この電磁アクチュエータを制御することによって燃料を所定のタイミングで、且つ、所望の量だけ噴射する燃料噴射弁において、
前記弁ケーシングは、前記燃料通路の外周に配置された金属部と、この金属部の外周を覆う金属製の発泡体とを備えたことを特徴とする燃料噴射弁。 - 前記弁ケーシングは、前記金属製の発泡体の外周を被う樹脂モールド部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁。
- 前記金属部は、前記燃料通路を形成する金属パイプであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料噴射弁。
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