JP2004360498A - 建設機械のリザーブタンク取付け構造 - Google Patents

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Tetsuya Kono
哲也 光野
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】振動による弊害も生じにくく、メンテナンスも容易で、かつ省スペース化を図ったリザーブタンクの取付け構造を提供することを課題とする。
【構成】カウンタウエイトを搭載している建設機械において、前記カウンタウエイトの一部を切り欠き、該切り欠き部分にラジエータ用リザーブタンクを取付けたこと。また、前記リザーブタンク取付け構造は、地面に立ってメンテナンスできる位置に取付けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建設機械のリザーブタンク取り付け構造に関するものである。更に、具体的には建設機械に搭載したエンジン冷却用に使用する予備液を貯蔵するリザーブタンクの取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】
油圧ショベル等の建設機械においては、エンジンを冷却するラジエータが搭載されると共に、このラジエータに注入されている冷却液とは別個に冷却液の予備を貯蔵するリザーブタンクも搭載される。このリザーブタンクは冷却液を補給するために貯蔵するものであり、常時使用されるものではないから、設置場所等については強い制限があるものではない。従来から設置場所や取付け構造について種々の工夫がなされてきた。特に、小型の建設機械では余分なスペースが少ないために設置場所に工夫が行われている。又、冷却液が少なくなったときは必ず冷却液を補給する必要があり、このために常時確認しておく必要がある。
【0003】
図5に示す従来例はバックホーに設置されたリザーブタンクで公開特許公報、特開2001−90108に開示されている例である。図5において、左右に脚部を有する支持フレーム51は旋回フレーム(図示省略)に取付け固定されている。また、ラジエータ61は取付け片52によって支持フレーム51に固定されている。オイルクーラ62は下向きコ字形状の取付け枠53に着脱自在に取付けられ、取付け枠53は一対のステー54によってラジエータ61に取付け固定されている。
【0004】
取付け枠53に取付け部56が取付け固定され、リザーブタンク63の背面から延びた被取付け部57がボルト等によって着脱自在に取付け固定されている。
従って、リザーブタンク63を取付けるには、先ずオイルクーラ62及びリザーブタンク63を取付け枠53に取付け、その後にラジエータ61に取付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上に述べた従来のリザーブタンク63の取付け構造では、振動しやすい状態で取付け固定されているために内部の冷却液がこぼれやすいという課題がある。
また、装置、機器類を保護するためのハウスカバーを設けるとリザーブタンク63のメンテナンスが煩雑になるという課題も起きる。
本発明は、上記事実に鑑みなされたものであり、振動による弊害も生じにくく、メンテナンスも容易で、かつ省スペース化を図ったリザーブタンクの取付け構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するための手段として以下の構成を採用している。
即ち、
請求項1に記載の発明は、カウンタウエイトを搭載している建設機械において、前記カウンタウエイトの一部を切り欠き、該切り欠き部分にラジエータ用リザーブタンクを取付けたことを特徴としている。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記リザーブタンク取付け構造は、地面に立ってメンテナンスできる位置に取付けたことを特徴としている。
更に、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記リザーブタンク取付け構造は、左側ハウスカバーに開閉扉を設け、該開閉扉の内側で直接見える位置に設けたことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は、本発明を実施した実施形態でリザーブタンク26を取付けた状態を示し、図2は図1でリザーブタンク26を取外した状態を示す。図3は本発明を実施した実施形態である建設機械の平面図を示し、図4は建設機械の左側側面図を示す。図3及び図4で、矢印は建設機械の前方を示し、建設機械の左右は前方を向いた状態での左右を示す。図3、図4において、下部走行体11の上に上部旋回体12が旋回自在に載置されている。上部旋回体12の左側前方部にはキャブハウス13が設置されており、後尾にはカウンタウエイト15が装着されている。
【0009】
上部旋回体12の後方中央部には図示省略のエンジン、油圧ポンプ等の設置され、ハウスカバー16で覆われている。また、上部旋回体12の中央右側には油タンク及びその他の油圧機器が収納され、ハウスカバー17で覆われている。中央部前方は図示省略の作業機を取付けるスペース18である。ハウスカバー16の左側側面に開閉扉20が設けられている。図1、図2は開閉扉20を開けた状態で、カウンタウエイト15の左端部内側15aを示す。
【0010】
図1、図2に示すように、開閉扉20には窓20a、20bと開閉扉20のロック装置20cが設けられている。また、図2に示すように、カウンタウエイト15の左端部内側15a部分の一部が切り取られ、スペース22が設けられている。このスペース22の切取後面23aに取付け部材24がボルトで固設されている。取付け部材24と取付け片25でリザーブタンク26を狭持して固定する。取付け部材24と取付け片25は一端側を蝶番等の手段で回動自在に連結し、他端側をボルト、その他の固定手段によりリザーブタンク26を固く狭持可能に設けている。なお、リザーブタンク26の底面はスペース22の切取底面23bと接触させて置くのが好ましい。
【0011】
本実施形態は以上の様に構成したので、開閉扉20を閉じた状態でもリザーブタンク26に冷却液が充填されているかどうかの点検が可能である。また、開閉扉20を開けて他の被点検機器と同時に点検可能である。また、冷却液を補充する場合は開閉扉20を開けた状態で、或いはリザーブタンク26を取外して容易に補充可能である。これらの操作は整備者が地上に立った状態で行えるために点検作業が容易になるという効果がある。
【0012】
また、切り取ったスペース22はカウンタウエイト15の前方部であり、しかもスペース22の切り取って構成した部分は前後方向の厚さが小さいのでカウンタウエイト15の機能には影響が少ない。これによって、建設機械の省スペース化が容易になると共にリザーブタンク26もしっかりと固定できるために振動によって冷却液がこぼれるという不都合は生じない。
【0013】
以上本発明の実施形態を図面に基づいて詳述してきたが、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。単なる設計変更とされる場合は本発明の技術的範囲に属する。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、リザーブタンク26に冷却液が充填されているかどうかの点検、補充等の整備が容易になるという効果が得られる。又、建設機械の省スペース化が図れるという効果も得られら。更に、リザーブタンクをしっかりと固定できるために振動によって冷却液がこぼれるという不都合を防止できるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態でリザーブタンクを固定した場合を示す。
【図2】リザーブタンクを外した状態を示す
【図3】本発明を実施した油圧ショベルの平面図を示す。
【図4】本発明を実施した油圧ショベルの側面図を示す。
【図5】従来のリザーブタンク取付け構造を示す。
【符号の説明】
12 上部旋回体
13 オペレータキャブ
15 カウンタウエイト
16、17 ハウスカバー
20 開閉扉
22 切り取りスペース(切り欠き部分)
24 取付け部材
25 取付け片
26 リザーブタンク(ラジエータ用リザーブタンク)

Claims (3)

  1. カウンタウエイトを搭載している建設機械において、前記カウンタウエイトの一部を切り欠き、該切り欠き部分にラジエータ用リザーブタンクを取付けたことを特徴とする建設機械のリザーブタンク取付け構造。
  2. 前記リザーブタンク取付け構造は、地面に立ってメンテナンスできる位置に取付けたことを特徴とする請求項1に記載の建設機械のリザーブタンク取付け構造。
  3. 前記リザーブタンク取付け構造は、左側ハウスカバーに開閉扉を設け、該開閉扉の内側で直接見える位置に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2の何れか1に記載の建設機械のリザーブタンク取付け構造。
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Cited By (3)

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JP2007120188A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機械、及び作業機械のカウンタウエイト
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JP2009250168A (ja) * 2008-04-09 2009-10-29 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械におけるNOx還元触媒用液体還元剤タンクの配置構造

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