JP2004359355A - ウエブ巻取り機のウエブロール押圧装置 - Google Patents

ウエブ巻取り機のウエブロール押圧装置 Download PDF

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Masaji Miyamoto
正次 宮本
Taisuke Imaizumi
泰介 今泉
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AIMU ENGINEERING KK
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Abstract

【課題】ウエブ巻取り軸のウエブロール押圧装置として、空気の巻き込みの規制をウエブロール全体にわたって均一に行うことができ、かつ押圧ローラ直前のウエブガイドローラからのびるウエブに皺類が生じにくいものを提供する。
【解決手段】巻取り軸12に平行にのびる揺動基軸16に、先端部にローラ支持アーム取付け軸22を固定した一対の揺動フレーム21を固定し、ローラ支持アーム取付け軸21の反巻取り軸側に、先端部に押圧ローラ31を支持する複数対のローラ支持アーム30を、揺動フレーム21に対して巻取り軸側に鈍角でのびるように取付け、かつ揺動フレーム21の先端部の巻取り軸側に、ウエブガイドローラ23を支持する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、特にスリットした複数条のウエブを、巻取り軸に軸方向に間隔をおいて装着した複数の巻心に同時に巻取って、複数のウエブロールを形成するウエブ巻取り機において、形成中の各ウエブロールにおけるウエブ層間への空気の巻き込みを抑制して、各ウエブロールを崩れのない巻姿にするために用いるウエブロール押圧装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、この種のスリットした複数条のウエブを同時に巻取るウエブ巻取り機におけるウエブロール押圧装置は、巻取り軸に平行にのびる揺動基軸に、それぞれ先端部に押圧ローラ(タッチローラ)を支持する複数対の揺動ローラ支持アームの基端部を取付けた構造からなっており、揺動基軸近傍に設けた定置のウエブガイドローラから形成中の各ウエブロールの外周部に誘導した各ウエブに、各押圧ローラを押圧係合するという形態で空気の巻き込みを抑制している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平3−85345号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかるにこの周知のウエブロール押圧装置の使用形態においては、形成中のウエブロールに誘導したウエブは、押圧ローラによって押圧される前に、ウエブロールに相当長巻き付いて、相当量の空気を巻き込んでいるとともに、この押圧ローラで押圧されるまでにウエブロールに巻き付くウエブの長さは、ウエブロールの巻径の変化に伴って変動するため、押圧ローラによる空気の巻き込みの抑制を、ウエブロールの全体にわたって均一にすることが難しいほか、押圧ローラからその直前のウエブガイドローラまでの距離が比較的長いため、この間を誘導中のウエブに皺類が発生しやすいという問題がある。
【0005】
この発明は、上記のような問題に鑑み、形成中のウエブロールにおける空気の巻き込みの抑制を、その全体にわたって均一に行うことが可能であるとともに押圧ローラからその直前のウエブガイドローラまでの距離が短く、従ってこの間をのびるウエブに皺類が生じにくいウエブロール押圧装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るウエブロール押圧装置は、請求項1に記載のように、巻取り軸に平行にのびる揺動基軸に、先端部にローラ支持アーム取付け軸を固定した一対の揺動フレームの基端部を固定し、該ローラ支持アーム取付け軸に、それぞれ先端部に押圧ローラを支持する複数対のローラ支持アームの基端部を、ローラ支持アームが揺動フレームに対して巻取り軸側に鈍角でのびるように取付け、かつ一対の揺動フレームの先端部に、ウエブを反巻取り軸側を通して押圧ローラに誘導可能なウエブガイドローラを支持した構成からなる。
【0007】
この発明のウエブロール押圧装置においては、各ウエブは、揺動基軸近傍の定置のウエブガイドローラから一対の揺動フレームの先端部に支持したウエブガイドローラの反巻取り軸側を通して、各押圧ローラに直接誘導するという形態、すなわち押圧ローラによる押圧前におけるウエブのウエブロールに対する不巻き付きと押圧ローラとその直前のウエブガイドローラの間のウエブの短距離誘導の形態で、形成中のウエブロールに巻取られる。なお装置全体は、ウエブロールの巻径の増大に対応して、揺動基軸の軸線周りに揺動し、押圧ローラによるウエブロールに対する押圧力を一定に維持する。
【0008】
このウエブロール装置におけるローラ支持アームは、請求項2に記載したように、ローラ支持アーム取付け軸に、押圧ローラが巻取り軸に対して接離する方向に僅小角度揺動可能に取付けるとともに、常に押圧ローラが巻取り軸に接近する方向に揺動付勢するばねを係合させることができる。
【0009】
このローラ支持アームの僅小角度の揺動と巻取り軸側へのばね付勢構成により、常に押圧ローラがウエブロールに押圧係合可能にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて、この発明に係るウエブロール押圧装置の一実施形態について説明する。
【0011】
複数の巻心13を軸方向に間隔をおいて装着した巻取り軸12に平行にのびる揺動基軸16は、巻取り軸12と同様に両端部が機枠11に回転自在に支持してあるとともに、一端にエアシリンダ18のロッド19に連結した揺動レバー17が固定してあり、エアシリンダ18のロッド19の進退(伸縮)による揺動レバー17の揺動を介して、その軸線周りに回動するようになっている。
【0012】
揺動基軸16には、その実質部に、プレウエブガイドローラ20が同心的に回転自在に支持してあり、このプレウエブガイドローラ20の各端と機枠11による支持部の間の部分には、揺動基軸16に直交して互いに平行にのびる一対の揺動フレーム21の基端部が固定してある。
【0013】
一対の揺動フレーム21の先端部には、反巻取り軸(反ウエブロール)側に、揺動基軸16と平行にのびるローラ支持アーム取付け軸22の各端部が固定してある一方、巻取り軸12側(ウエブロール側)に、同じように揺動基軸16と平行にのびるウエブガイドローラ23の各端部が回転自在に支持してある。
【0014】
ローラ支持アーム取付け軸22には、それぞれ先端部に各ウエブロール14に係合可能な押圧ローラ31を回転自在に支持する複数対のローラ支持アーム30の各基部が、ローラ支持アーム取付け軸22に直交してのびる軸取付けブラケット25を介して、ローラ支持アーム30が揺動フレーム21に対して巻取り軸12側に鈍角でのびるように取付けてある。
【0015】
軸取付けブラケット25は、基端部が、ローラ支持アーム取付け軸22と同心形のクランプねじ26付きの軸嵌合部として形成してあり、ローラ支持アーム取付け軸22に沿って移動して任意の位置に固定可能である一方、先端部に側部に突出するアーム揺動規制用ピン27を備えている。
【0016】
各ローラ支持アーム30は、基端部がローラ軸支持アーム取付け軸22と同心形で、軸取付けブラケット25の軸嵌合部としての基端部の軸方向の中央外周部に、巻取り軸12、従って各ウエブロール14に対して接離する方向に揺動可能に嵌合させてあるとともに、基部の軸取付けブラケット25のピン27の対向部を含む部位に、アーム揺動規制用溝孔(図示せず)が形成してあり、この溝孔に対する軸取付けブラケット25のピン27の嵌挿により、その揺動角度が小角度の範囲に規制してある一方、溝孔内には、ピン27に係合するコイルばね32が内装してあり、このコイルばね32とピン27との係合により、巻取り軸12、従ってウエブロール14に接近する方向に揺動するように付勢してある。
【0017】
この図示の形態においては、スリットした各ウエブ15は、揺動基軸16近くの定置のウエブガイドローラから、揺動基軸16上のプレウエブガイドローラ20の巻取り軸側(ウエブロール側)及び一対の揺動フレーム21の先端部のウエブガイドローラ23の反巻取り軸側(反ウエブロール側)を通して、押圧ローラ31のウエブロール14に対する押圧係合部に誘導されて、ウエブロール14の最外層ウエブとして巻き取られる。
【0018】
この際各押圧ローラ31は、コイルばね32によるローラ支持アーム30のウエブロール14側への揺動付勢によって、常にウエブロール14に押圧係合するとともに、ウエブロール14の直径の増大に対応したエアシリンダ18のロッド19の後退操作により、揺動基軸16の回動、一対の揺動フレーム21及び各対のローラ支持アーム30の揺動を介して、各押圧ローラ31の形成中の各ウエブロール14に対する押圧力は実質上一定に維持される。
【0019】
この発明のウエブロール押圧装置は、このほか種々の形態で実施することができるもので、上記の形態に限定されるものではない。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載したこの発明に係るウエブロールの押圧装置によれば、各ウエブは常に形成中の各ウエブロールに巻き付くことなく各押圧ローラの押圧係合部に誘導されるので、各押圧ローラによる空気の巻き込みの抑制を、各ウエブロール全体にわたって均一に行うことができ、従って各ウエブロールの巻き崩れが生じにくいとともに、各押圧ローラとその直前のウエブガイドローラとの間の距離が短いので、この間を誘導される各ウエブに皺類が発生する恐れもない。
【0021】
また請求項2に記載した各対のローラ支持アームの巻取り軸側、従って各ウエブロール側への僅少角度の揺動付勢構成によれば、常に各押圧ローラの各ウエブロールに対する押圧係合を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るウエブロール押圧装置の一実施形態の全貌を一部を変形して示した略平面図である。
【図2】図1に示す実施形態の要部の略側面図である。
【符号の説明】
11 機枠
12 巻取り軸
13 巻心
14 ウエブロール
15 ウエブ
16 揺動基軸
17 揺動レバー
18 エアシリンダ
19 ロッド
20 プレウエブガイドローラ
21 揺動フレーム
22 ローラ支持アーム取付け軸
23 ウエブガイドローラ
25 アーム取付けブラケット
26 クランプねじ
27 アーム揺動規制用ピン
30 ローラ支持アーム
31 押圧ローラ
32 コイルばね

Claims (2)

  1. 巻取り軸に平行にのびる揺動基軸に、先端部にローラ支持アーム取付け軸を固定した一対の揺動フレームの基端部を固定し、該ローラ支持アーム取付け軸に、それぞれ先端部に押圧ローラを支持する複数対のローラ支持アームの基端部を、ローラ支持アームが揺動フレームに対して巻取り軸側に鈍角でのびるように取付け、かつ一対の揺動フレームの先端部に、ウエブを反巻取り軸側を通して押圧ローラに誘導可能なウエブガイドローラを支持してなる、ウエブ巻取り機のウエブロール押圧装置。
  2. ローラ支持アームを、ローラ支持アーム取付け軸に、押圧ローラが巻取り軸に対して接離する方向に僅小角度揺動可能に取付けるとともに、ローラ支持アームに、常に押圧ローラが巻取り軸に接近する方向に揺動付勢するばねを係合してなる、請求項1記載のウエブ巻取り機のウエブロール押圧装置。
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