JP2000229754A - 粘着性シートの巻取機 - Google Patents

粘着性シートの巻取機

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JP2000229754A
JP2000229754A JP11034597A JP3459799A JP2000229754A JP 2000229754 A JP2000229754 A JP 2000229754A JP 11034597 A JP11034597 A JP 11034597A JP 3459799 A JP3459799 A JP 3459799A JP 2000229754 A JP2000229754 A JP 2000229754A
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JP
Japan
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adhesive sheet
winding shaft
touch roll
winding
roll
Prior art date
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Withdrawn
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JP11034597A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Nakasaka
茂幸 中阪
Yukihiro Shimizu
幸博 清水
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Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻き付け端末のしわ発生を防止する。 【解決手段】 帯状をなす粘着性シートTを巻取るため
の巻取軸6を具えるとともに、満巻となった満巻の巻取
軸6Eと該満巻の巻取軸6Eよりも粘着性シートTの供
給方向上流側に位置する新たな巻取軸6Nとの間で該粘
着テープTを切断しうるカッタ7を具えた粘着性シート
の巻取機1である。新たな巻取軸6Nとの間で粘着性シ
ートTを挟持する第1のタッチロール11と、満巻の巻
取軸6Eとの間で前記粘着性シートTを挟む第2のタッ
チロール14と、この第2のタッチロール14との間で
前記粘着性シートTを挟むバックアップロール19とを
含む。またカッタ7が前記バックアップロール19と前
記第1のタッチロール11との間で前記粘着性シートT
を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着性シートの端
末においてしわが生じるのを好適に防止しうる粘着性シ
ートの巻取機に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】帯状
をなす粘着性シートを巻取る例えば小型巻取機などにお
いては、予め設定された長さに前記シートを巻き取った
満巻の巻取軸を、新たな巻取軸に切り替える際、カッタ
にて走行中の粘着性シートを切断する。ことのき、切断
されたシートの端末が自由端となるため、この端末を満
巻の巻取軸に巻き付ける際に空気などが介入し、この端
末にしわが生じることがあった。特に粘着性シートの場
合では、一旦しわが生じると、これを取り除くのが困難
となり、見映えを著しく損ねるなど製品価値を失う場合
もあり製品の歩留まりを低下させる原因となる。
【0003】本発明は、以上のような問題点に鑑み案出
なされたもので、粘着性シートの巻き付け端末に、しわ
が発生するのを防止して巻姿を改善しうる粘着性シート
の巻取機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、帯状をなす粘着性シートを巻取るための巻
取軸を具えるとともに、満巻となった満巻の巻取軸と該
満巻の巻取軸よりも粘着性シートの供給方向上流側に位
置する新たな巻取軸との間で該粘着テープを切断しうる
カッタを具えた粘着性シートの巻取機であって、揺動自
在な第1のアームに回動自在に支持されかつ前記新たな
巻取軸との間で粘着性シートを挟持する第1のタッチロ
ールと、揺動自在な第2のアームに回動自在に支持され
かつ前記満巻の巻取軸との間で前記粘着性シートを挟む
第2のタッチロールと、揺動自在な第3のアームに回動
自在に支持されかつ前記第2のタッチロールとの間で前
記粘着性シートを挟むバックアップロールとを含み、か
つ前記カッタが前記バックアップロールと前記第1のタ
ッチロールとの間で前記粘着性シートを切断することを
特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面
に基づき説明する。本実施形態の巻取機1の概略正面図
を図1に、またその部分側面図を図2に示す。図におい
て、巻取機1は、フレーム材2から立設する一対のスタ
ンド3、3と、この一対のスタンド3によって回転自在
に支持された基軸4と、この基軸4に対して固定された
一対のターレット板5と、このターレット板5に等角度
ピッチかつ同一円周線上に配された複数本の巻取軸6
と、前記ターレット板5を回転駆動しうる回転駆動源M
2と、前記複数本の巻取軸6を同時に回転駆動しうる回
転駆動源M1とを含むとともに、満巻となった満巻の巻
取軸6E(図3に示す)と該満巻の巻取軸6Eよりも粘
着性シートの供給方向上流側に位置する新たな巻取軸6
Nとの間で該粘着性シートTを切断しうるカッタ7など
を具える。
【0006】前記巻取軸6は、帯状をなすとともに、一
方の面に粘着剤が塗布された粘着性シートTを巻取るた
めのものであって、本例では例えばターレット板5に等
角度ピッチで配された6軸式のものが例示される。ただ
し、2軸式、4軸式など種々のものが採用できる。ま
た、前記巻取軸6は、本実施形態では粘着性シートを巻
取る巻芯6bと、この巻芯6bを両側から保持するチャ
ック部6a、6aとにより構成される。
【0007】なおこれらの巻取軸6は、回転駆動源M1
により前記基軸4に外挿された外軸9を介して回転駆動
され、またクラッチ手段、制動手段などを個別に具える
周知の構成をなす。同様にターレット板5は、回転駆動
源M2により間欠的に回転駆動され、シートTを巻取る
巻取軸6を順次入れ替えしうる。
【0008】また、巻取機1は、図2に示す如く、揺動
自在な第1のアーム10に回動自在に支持されかつ前記
新たな巻取軸6Nとの間で粘着性シートTを挟持する第
1のタッチロール11を具えている。前記第1のアーム
10は、本例では両端を保持された枢軸Nに回動自在に
支承されるとともにその上端に前記第1のタッチロール
11が取り付けされている。
【0009】そして、シリンダ12のピストンロッドの
ストロークを調節することにより、前記第1のタッチロ
ール11を、新たな巻取軸6Nに接触させてその間でシ
ートTを狭持しうるとともに、またこの新たな巻取軸6
Nから隔てて位置することもできる。なお、巻取軸6に
シートTを巻取り中であるときは、この第1のタッチロ
ール11は、前記新たな巻取軸6Nから隔てて配置され
る。
【0010】また、巻取機1は、揺動自在な第2のアー
ム13に回動自在に支持されかつ前記満巻の巻取軸6E
との間で前記粘着性シートTを挟む第2のタッチロール
14を具えている。この第2のタッチロール14は、粘
着性シートTを巻き取り中から巻取軸6と当接し、それ
らの間でシートTを狭持することにより、巻取り中から
満巻までのエアの巻き込みやしわの発生を防止しうる。
また、この第2のタッチロール14は、本実施形態で
は、前記枢軸Nの回りで揺動自在な補助アーム15と、
この補助アーム15に枢軸Pにて揺動自在に枢支された
前記第2のアーム13の上端に回動自在に支承されたも
のを例示している。
【0011】さらに前記補助アーム15は、シリンダS
のストロークによりその上限位置が規制されるととも
に、前記第2の揺動アーム13は、シリンダ16によっ
て揺動されうる。これらについては後述する。なお巻取
軸6への巻付けとともに、その径が増大するが、第2の
タッチロール14は、それに応じて図において左方に移
動し、良好な接触圧を維持しうる。
【0012】また巻取機1は、揺動自在な第3のアーム
17に回動自在に支持されかつ前記第2のタッチロール
14との間で前記粘着性シートTを挟むバックアップロ
ール19を具えている。
【0013】前記第3のアーム17は、本実施形態で
は、側面視において、略コ字状をなすとともに、その一
端が枢軸Mに回動自在に枢支され、かつ他端に前記バッ
クアップロール19を回動自在に支承している。そし
て、この第3のアーム17は、シリンダ20のピストン
ロッドを伸張することにより、巻取軸6の間を通り、前
記第2のタッチロール14に当接するとともに、ピスト
ンロッドを縮めることによりこの第2のタッチロール1
4から離間しうる。
【0014】前記カッタ7は、本実施形態では、カッタ
台21に固着されたシリンダ22のピストンロッド23
に装着され、満巻となった満巻の巻取軸6Eと該満巻の
巻取軸6Eよりも粘着性シートTの供給方向上流側に位
置する新たな巻取軸6Nとの間に出没自在に配される。
また本例では、カッタ7の下方に、該カッタ7により切
断された粘着性シートの端末を前記バックアップロール
19との間で保持しうる保持パッド25を設けたものを
例示している。さらに前記カッタ台2は、枢軸Lの回り
に揺動でき、その位置がシリンダ26によって調節され
うる。
【0015】而して、シート製造ライン等から供給され
てくる粘着性シートTの巻取り時には、各ロール等は、
図2に示す位置にある。すなわち、粘着性シートTは、
張力調整用ロールA、前記第1のタッチロール11に案
内され、前記第2のタッチロール14にて狭持されなが
ら一の巻取軸6へと巻き付けが行われる。また巻取軸6
の巻径が増加するにつれて、シリンダ16のピストンロ
ッドを伸張させ、巻取軸6に対する第2のタッチロール
14の接触圧を均一にするのが好ましい。
【0016】次に、この巻取軸6が満巻となった際に
は、図3に示すように、第1のタッチロール11を揺動
させて満巻の巻取軸6Eの上流側にある新たな巻取軸6
Nとの間で粘着性シートTを狭持する。また前記第3の
アーム17を揺動させ、前記第2のタッチロール14へ
バックアップロール19を当接させる。これにより、粘
着性シートTは、供給方向上流側を、第1のタッチロー
ル11と新たな巻取軸6Nとの間で、また供給方向下流
側を、第2のタッチロール14とバックアップロール1
9との間で夫々狭持される。このとき、例えば各巻取軸
6の回転を停止するのが望ましい。
【0017】次に、シリンダ22のピストンロッド23
を伸張し、カッタ7を前記粘着性シートTに向けて突出
させる。この際、前記カッタ7の下方に固着された保持
パッド25が前記バックアップロール19に当接しうる
ようにカッタ7の位置合わせを行うのが良い。これによ
り、カッタ7により切断された粘着性シートの端末は、
前記バックアップロール19と保持パッド25との間で
も狭持され、より一層しわの発生が防止される。
【0018】次に、満巻の巻取軸6Nをゆっくりと回転
させ、シートTの切断された端末を最終的に巻き付け
る。このとき、シートTの端末は、バックアップロール
19と保持パッド25の間から前記バックアップロール
19と第2のタッチロール14との間を通り、さらには
第2のタッチロール14と巻取軸6との間を通り巻取軸
6へと巻き付けされることにより、空気の介入等が好適
に防止され、巻取物の巻姿の見映えが良くなり製品の歩
留まりが向上しうる。
【0019】なお、粘着性シートTの切断後において、
前記第2のタッチロール14とバックアップロール19
とのクリアランスを一定に保つことはシートの切断端末
でのしわを減じるために重要である。本実施形態では、
このようなクリアランスを一定にするために、前記シリ
ンダSのストロークを制限しうるストローク制限装置2
7を設けたものが例示される。
【0020】前記ストローク制限装置27は、本例では
前記シリンダSを把持するとともに前記フレーム材2に
固着されたシリンダ取付部29と、このシリンダ取付部
29に固着された補助シリンダ30と、この補助シリン
ダ30のピストンロッドに固着されかつ前記シリンダS
のピストンロッドに当接することによりそのストローク
を制限しうるストッパ片31とを具える。前記ストッパ
片31は、本実施形態では、前記シリンダ取付部29に
スライドガイドGを介して上下にスライド自在な縦枠部
31Aと、この縦枠部31Aから折れ曲がり前記シリン
ダSのピストンロッドの上を覆う縦枠部31Bとを含
み、この水平部31Bには微調整用のストッパボルト3
2などが螺着される。
【0021】このようなストローク制限装置27は、例
えば満巻の巻取軸6の巻径データを制御装置などにセッ
トすると、前記補助シリンダ30が予め定められたピス
トンストロークに調節され、第2のタッチロール14の
上限を定めるシリンダSのストロークが制限される。こ
れにより、前記第2のタッチロール14とバックアップ
ロール19とのクリアランスを一定に保つことが可能に
なり、シートの切断端末でのしわを有効に減じうる。
【0022】以上、詳述したが、本発明は種々の形態に
て実施でき、例えばロータリ式巻取機などにも適用しう
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る粘着
性シートの巻取機では、粘着性シートの端末においてし
わが生じるのを好適に防止しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】巻取機の正面概略図である。
【図2】その部分側面図である。
【図3】その作用を説明する概略図である。
【符号の説明】
1 巻取機 6 巻取軸 10 第1のアーム 11 第1のタッチロール 13 第2のアーム 14 第2のタッチロール 17 第3のアーム 19 バックアップロール T 粘着性シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F055 AA00 BA14 BA25 CA17 EA01 EA02 EA04 EA08 EA11 EA13 FA01 3F064 AA00 CA10 CA15 DA01 4J004 GA02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状をなす粘着性シートを巻取るための巻
    取軸を具えるとともに、 満巻となった満巻の巻取軸と該満巻の巻取軸よりも粘着
    性シートの供給方向上流側に位置する新たな巻取軸との
    間で該粘着テープを切断しうるカッタを具えた粘着性シ
    ートの巻取機であって、 揺動自在な第1のアームに回動自在に支持されかつ前記
    新たな巻取軸との間で粘着性シートを挟持する第1のタ
    ッチロールと、 揺動自在な第2のアームに回動自在に支持されかつ前記
    満巻の巻取軸との間で前記粘着性シートを挟む第2のタ
    ッチロールと、 揺動自在な第3のアームに回動自在に支持されかつ前記
    第2のタッチロールとの間で前記粘着性シートを挟むバ
    ックアップロールとを含み、 かつ前記カッタが前記バックアップロールと前記第1の
    タッチロールとの間で前記粘着性シートを切断すること
    を特徴とする粘着性シートの巻取機。
JP11034597A 1999-02-12 1999-02-12 粘着性シートの巻取機 Withdrawn JP2000229754A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107792704A (zh) * 2016-08-30 2018-03-13 青岛宏达塑胶总公司 自动卸卷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107792704A (zh) * 2016-08-30 2018-03-13 青岛宏达塑胶总公司 自动卸卷装置

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060509