JP2004359150A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】排水性などのタイヤの基本的な性能を損なうことなく、トレッド部の耐石噛み性を更に向上させた空気入りタイヤを提供することを課題とする。
【解決手段】空気入りタイヤ10は、タイヤ周方向に延びる複数本の主溝22と、両端部で主溝22又はトレッド端に連通する複数本の横断溝24と、が形成されたトレッド部18を有する。横断溝24の溝幅は、横断溝24の略中央部24Mから両端部24Eにかけて徐々に広くなっている。横断溝24に入り込んだ石は、溝幅が広がる方向及び深まる方向に移動し易い。このため、走行中に横断溝24に入り込んだ石は横断溝24の両端部24Eに向けて移動する力が加えられる。従って、空気入りタイヤ24の耐石噛み性は大幅に改善されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トレッド部の耐石噛み性を改良した空気入りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5、図6に示すように、従来の空気入りタイヤ70は、タイヤ外周面側にトレッド部78を有する。このトレッド部78には、周方向に沿った複数本の周方向溝72と、この周方向溝72に両端部で連通する複数本の横溝74と、が形成されている。
【0003】
このような従来の空気入りタイヤでは、特に横溝の石噛み性を改良するために、種々の工夫がなされてきている。
【0004】
例えば、図7、図8に示すような空気入りタイヤ80では、トレッド部88の横溝84の溝底部に、タイヤ半径方向に延びる突起部86を設けている。この突起部86によって、走行中に石が横溝84に入り込むことを防止している。
【0005】
これ以外の例としては、特許文献1では、空気入りタイヤにリム組して内圧を0.5kg/cmにし、センターに位置する周方向溝94(図9参照)を、両溝側壁90Wの傾斜角度が大きい開口部90と、この開口部90よりも両溝側壁92Wの傾斜角度が小さい溝底部92と、で構成している。また、トレッド部表面に垂直な法線に対する両溝側壁90Wの傾斜角度の合計が15°〜25°の範囲内になるようにしている。これにより、空気入りタイヤに内圧を充填した場合、開口部90の両溝側壁90Wの傾斜角度が大きくなって石噛みを防止できる。
【0006】
特許文献2では、溝の断面形状を特定の形状にすることにより、ある程度よりも径が大きな石が噛まれることを防止し、更に、溝底に特定のストンインジェクタを設けることにより、ある程度よりの寸法が小さな石などの異物を溝から排出する構成にしている。これにより、耐石噛み性に優れた、石などの異物噛みによるグルーブ・クラック故障を発生し難くしている。
【0007】
特許文献3では、図10に示すように、トレッド部108の横溝104の溝底部及び又は溝壁部に鋸歯状の凹部を形成することにより、断面形状が鋸歯状である搬送突起106を複数形成した空気入りタイヤが開示されている。これにより、搬送突起106を形成しても横溝の断面寸法を狭めることがないので、操縦安定性等の基本的なタイヤ性能を損なうことなく石噛みを防止できる。
【0008】
【特許文献1】
特開平5−278414号公報
【特許文献2】
特開平11−129707号公報
【特許文献3】
特開平11−59135号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図7、図8に示された空気入りタイヤ80では、狭い溝内に突起を設けることが困難であると共に、排水性が悪くなることが懸念される。
【0010】
また、特許文献1〜3に開示された何れの対策であっても、石噛みを充分に防止し難く、耐石噛み性の更なる向上が望まれていた。
【0011】
本発明は、上記事実を考慮して、排水性などのタイヤの基本的な性能を損なうことなく、トレッド部の耐石噛み性を更に向上させた空気入りタイヤを提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、タイヤ周方向に延びる複数本の周方向溝と、前記周方向溝と交差する方向に延びる複数本の横溝と、で区画された複数個のブロックをトレッド部に有する空気入りタイヤにおいて、前記横溝の略中央部から、隣接する前記周方向溝又はトレッド端にかけて、溝幅が徐々に広くなっていると共に溝深さが徐々に深くなっていることを特徴とする。
【0013】
本明細書で横溝の略中央部とは、横溝の中央位置から横溝長手方向に±15%までの部分をいう。なお、±で示したのは、一方向への領域割合を+とした場合に他方向への領域割合を−で示しているためである。
【0014】
空気入りタイヤのトレッド部に形成されている溝には、走行中に異物(石)が入り込む。一方、溝に入り込んだ石は、溝幅が広がる方向及び深まる方向に移動し易い。このため、走行中に横溝に入り込んだ石は、隣接する周方向溝やトレッド端に向けて移動する力が加えられる。トレッド端にまで移動した石は空気入りタイヤから離脱する。また、横溝に入り込む径の石は、周方向溝の幅に比べて小さいので、周方向溝にまで移動した石は、周方向溝から容易に離脱する。
【0015】
また、比較的小さい径の石は、周方向溝やトレッド端にまで移動しなくても、溝幅が石の径よりも広くなっている位置にまで移動した段階で、横溝からタイヤ外方へ向けて離脱する。
【0016】
このように、請求項1に記載の発明により、耐石噛み性が大幅に改善された空気入りタイヤが実現される。
【0017】
請求項2に記載の発明は、何れの前記横溝であっても、最も狭い溝幅と最も広い溝幅との比が1:Pであって、Pが、1.5≦P≦2.0の条件を満たすことを特徴とする。これにより、操縦安定性能や排水性能等の基本性能を損なうことなく横溝に入り込んだ石を排出し易くした空気入りタイヤを実現し易い。
【0018】
請求項3に記載の発明は、何れの前記横溝であっても、最も浅い溝深さと最も深い溝深さとの比が1:Qであって、Qが、1.2≦Q≦2.0の条件を満たすことを特徴とする。これにより、請求項2に記載の発明と同様、操縦安定性能や排水性能等の基本性能を損なうことなく横溝に入り込んだ石を排出し易くした空気入りタイヤを実現し易い。
【0019】
請求項4に記載の発明は、前記横溝の略中央部から、隣接する前記周方向溝にかけて、前記横溝を形成している溝壁のタイヤ半径方向に対する角度が徐々に増大していることを特徴とする。これにより、横溝に入り込んだ石が更に排出され易い。
【0020】
請求項5に記載の発明は、何れの前記横溝であっても、最も小さい前記角度と最も大きい前記角度との比が1:Rであって、Rが1.5≦R≦2.0の条件を満たすことを特徴とする。これにより、請求項2や請求項3に記載の発明と同様、操縦安定性能や排水性能等の基本性能を損なうことなく、横溝に入り込んだ石を排出し易い。
【0021】
請求項6に記載の発明は、前記横溝の略中央部から、隣接する前記周方向溝にかけて、前記横溝を形成している溝壁の横溝長手方向に対する角度が徐々に増大していることを特徴とする。これにより、横溝に入り込んだ石をより一層排出し易くなる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。
【0023】
[第1形態]
まず、第1形態について説明する。図1に示すように、第1形態の空気入りタイヤ10は、実質上ラジアル方向に延びるコードを含み、両端部がそれぞれビードコア11で折り返されたカーカス12を備えている。カーカス12は、1層又は複数層で構成される。
【0024】
カーカス12のクラウン部12Cのタイヤ径方向外側には、複数枚(例えば2枚)のベルトプライが重ねられたベルト層14が埋設されている。各ベルトプライは、ベルトプライを構成するコードが、タイヤ周方向に交差すると共に互いに交差する方向に向くように埋設されている。
【0025】
ベルト層14のタイヤ径方向外側には、溝を配設したトレッド部18が形成されている。
【0026】
図2に示すように、トレッド部18には、タイヤ赤道面CLの両側に、周方向に沿った複数本の主溝22と、周方向と直交する方向に沿って形成され、両端部で主溝22又はトレッド端23と連通する複数本の横溝24と、が形成されている。主溝22のほうが横溝24よりも深い。また、横溝24は、横溝24の略中央部24Mで溝幅が最も狭く、横溝24の両端部24Eにかけて溝幅が徐々に広がっている。
【0027】
また、図3(A)に示すように、略中央部24Mの溝底には、横溝24の溝底が最も浅くなる鈍角状の凸部24Tが形成されており、両端部24Eにかけて溝深さが徐々に深くなっている。更に、図3(B)及び(C)に示すように、タイヤ半径方向Rと横溝24の溝壁24Wとのなす角度は、略中央部24Mから両端部24Eにかけて、徐々に広がっている。例えば、略中央部24Mでのタイヤ半径方向Rと溝壁24Wとのなす角度α1よりも、両端部24Eでのタイヤ半径方向Rと溝壁24Wとのなす角度α2のほうが大きい。
【0028】
第1形態の空気入りタイヤ10では、横溝24の略中央部24Mの溝底には鈍角状の凸部24Tが形成されており、略中央部24Mから両端部24Eにかけて、溝深さが徐々に深まると共に溝幅が徐々に広がっている。従って、横溝24に噛み込まれた石は、走行中に横溝24の何れかの端部に向けて移動する力を受ける。
【0029】
この結果、横溝24に入り込んだ石が、主溝22或いはトレッド端23にまで移動する。トレッド端23にまで移動した石は、空気入りタイヤ10から離脱する。また、横溝24に入り込む石の径は主溝22の幅に比べて小さいので、主溝22にまで移動した石は主溝22から容易に離脱する。
【0030】
また、比較的小さい径の石は、横溝24の端部にまで移動しなくても、溝幅が石の径よりも広くなっている位置にまで移動した段階で、横溝24からタイヤ外方へ向けて離脱する。
【0031】
[第2形態]
次に、第2形態について説明する。第2形態では、第1形態と同様の構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0032】
図4に示すように、第2形態の空気入りタイヤ30のトレッド部38では、横溝34を形成している溝壁34Wは、横溝長手方向Xに対して凸の湾曲面にされており、溝壁34Wの横溝長手方向Xに対する角度が、横溝34の略中央部34Mから両端部にかけて徐々に広がっている。例えば、横溝34の略中央部34Mでの横溝長手方向Xと溝壁34Wとのなす角度よりも、横溝34の両端部34Eでの横溝長手方向Xと溝壁34Wとのなす角度θのほうが大きい。
【0033】
第2形態により、第1形態に比べ、横溝34に入り込んだ石をより素早く空気入りタイヤ30から離脱させ易い。
【0034】
[実験例]
第1形態の空気入りタイヤ10、石噛み対策を行っていない従来の空気入りタイヤ70、及び、石噛み対策を行った従来の空気入りタイヤ80を用いて石噛みがどの程度生じるかを調べる実験を行った。
【0035】
第1形態の空気入りタイヤ10としては、図2、図3に示すように、主溝22と横溝24とによって形成されるブロック25の上端部25Tと、横溝24の両端部24Eの溝底と、の高さ差である溝深さD1を7.5mmとした。また、ブロック25の上端部25Tと、横溝24の溝底が最も高い略中央部24Mの凸部24Tと、の高さ差である溝深さD2を4mmとした。更に、略中央部24Mでは、溝上端の溝幅B1を5mmとし、両端部24Eでは、溝上端の溝幅B2を7.5mmとした。また、略中央部24Mでは、タイヤ半径方向Rと溝壁24Wとのなす角度α1を5°とし、両端部24Eでは、タイヤ半径方向Rと溝壁24Wとのなす角度α2を10°とした。
【0036】
石噛み対策を行っていない従来の空気入りタイヤ70としては、図5、図6に示すように、周方向溝72と横溝74とによって形成されるブロック75の上端部75Tと、横溝74の溝底と、の高さ差である溝深さD3を7.5mmで均一にした。更に、溝上端で溝幅B3を5mmで均一とした。また、タイヤ半径方向Rと横溝74の溝壁74Wとのなす角度α3を5°で均一にした。
【0037】
石噛み対策を行った従来の空気入りタイヤ80としては、図7、図8に示すように、周方向溝82と横溝84とによって形成されるブロック85の上端部85Tと、横溝84の溝底と、の高さ差である溝深さD4を7.5mmとした。また、横溝84の溝底からの突起部86の突出高さHを4mmとした。更に、溝上端の溝幅B4を5mmで均一とした。また、タイヤ半径方向Rと溝壁84Wとのなす角度α4を5°で均一にした。また、突起部86の隣り合う間隔dを2mmとした。
【0038】
実験条件は、以下のような共通条件にした。
【0039】
タイヤサイズ:195R15LT 8PR
リムサイズ:15×6JJ
タイヤ内圧:車輛指定圧であり、フロントが350kPa、リアが450kPa
走行距離 :1km
走行路面 :非舗装の一般道路
石噛みがどの程度生じるかの判定方法は、石噛み対策を行っていない従来の空気入りタイヤ70の横溝74に入り込んだ石の個数を石噛み指数100とし、第1形態の空気入りタイヤ10、及び、石噛み対策を行っている空気入りタイヤ80について、それぞれ、横溝に入り込んだ石の個数を数え、比例計算により石噛み指数として算出し、互いに比較して判定した。判定結果を表1に示す。石噛み指数は小さいほど良好であることを示す。
【0040】
【表1】
Figure 2004359150
また、タイヤサイズ、リムサイズ、及び、タイヤ内圧を上記と同じ条件にし、水深を2mmとして、ハイドロプレーニングの発生限界速度を調べた。
【0041】
このハイドロプレーニングの発生限界速度の判定方法は、以下の方法で行った。すなわち、石噛み対策を行っていない従来の空気入りタイヤ70での発生限界速度を100とした。そして、第1形態の空気入りタイヤ10、及び、石噛み対策を行っている空気入りタイヤ80でのそれぞれの発生限界速度を測定し、空気入りタイヤ70での発生限界速度に対する比を算出してハイドロプレーニングの発生速度指数とし、互いに比較して判定した。判定結果を表1に併せて示す。ハイドロプレーニングの発生速度指数は大きいほど良好であることを示す。
【0042】
本実験例により、石噛み対策を行っていない空気入りタイヤ70に比べ、石噛み対策を行った従来の空気入りタイヤ80では、石噛み指数は低減するものの、ハイドロプレーンの発生限界速度が下がってしまうという弊害が生じることが判った。また、第1形態の空気入りタイヤ10では、石噛み指数が低減90%に低減すると共に、ハイドロプレーンの発生限界速度が低減しないことが判った。
【0043】
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】
本発明は上記構成としたので、排水性などのタイヤの基本的な性能を損なうことなく、トレッド部の耐石噛み性を更に向上させた空気入りタイヤを実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1形態に係る空気入りタイヤのタイヤ周方向と直交する側面断面図である。
【図2】第1形態に係る空気入りタイヤのトレッド部の部分正面図である。
【図3】図3(A)から(C)は、それぞれ、図2の矢視3A−3A、矢視3B−3B、及び、矢視3C−3Cの部分断面図である。
【図4】第2形態に係る空気入りタイヤのトレッド部の部分正面図である。
【図5】石噛み対策を行っていない従来の空気入りタイヤのトレッド部の部分正面図である。
【図6】図6(A)及び(B)は、それぞれ、図5の矢視6A−6A、及び、矢視6B−6Bの部分断面図である。
【図7】石噛み対策を行った従来の空気入りタイヤのトレッド部の部分正面図である。
【図8】図8(A)及び(B)は、それぞれ、図7の矢視8A−8A、及び、矢視8B−8Bの部分断面図である。
【図9】従来の空気入りタイヤの横溝の構成を示す側面断面図である。
【図10】図10(A)及び(B)は、それぞれ、従来の空気入りタイヤの部分正面図及び矢視10B−10Bの部分断面図である。
【符号の説明】
10 空気入りタイヤ
18 トレッド部
22 主溝(周方向溝)
23 トレッド端
24 横溝
24M 略中央部
24W 溝壁
25 ブロック
34 横溝
34M 略中央部
34W 溝壁
38 トレッド部
60 空気入りタイヤ
70 空気入りタイヤ
72 周方向溝
74 横溝
75 ブロック
78 トレッド部
80 空気入りタイヤ
85 ブロック
88 トレッド部
84 横溝
94 周方向溝
90W 両溝側壁(溝壁)
92W 両溝側壁(溝壁)
104 横溝
108 トレッド部
R タイヤ半径方向
B1 溝幅
B2 溝幅
B3 溝幅
B4 溝幅
D1 溝深さ
D2 溝深さ
D3 溝深さ
D4 溝深さ
D5 溝深さ
X 横溝長手方向
α1 角度
α2 角度
α3 角度
α4 角度
θ 角度

Claims (6)

  1. タイヤ周方向に延びる複数本の周方向溝と、前記周方向溝と交差する方向に延びる複数本の横溝と、で区画された複数個のブロックをトレッド部に有する空気入りタイヤにおいて、
    前記横溝の略中央部から、隣接する前記周方向溝又はトレッド端にかけて、溝幅が徐々に広くなっていると共に溝深さが徐々に深くなっていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 何れの前記横溝であっても、最も狭い溝幅と最も広い溝幅との比が1:Pであって、Pが、
    1.5≦P≦2.0
    の条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 何れの前記横溝であっても、最も浅い溝深さと最も深い溝深さとの比が1:Qであって、Qが、
    1.2≦Q≦2.0
    の条件を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記横溝の略中央部から、隣接する前記周方向溝にかけて、前記横溝を形成している溝壁のタイヤ半径方向に対する角度が徐々に増大していることを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 何れの前記横溝であっても、最も小さい前記角度と最も大きい前記角度との比が1:Rであって、Rが
    1.5≦R≦2.0
    の条件を満たすことを特徴とする請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記横溝の略中央部から、隣接する前記周方向溝にかけて、前記横溝を形成している溝壁の横溝長手方向に対する角度が徐々に増大していることを特徴とする請求項1〜請求項5のうち何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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