JP2004358487A - 塑性加工品の異常判別評価方法及びその異常判別評価装置 - Google Patents

塑性加工品の異常判別評価方法及びその異常判別評価装置 Download PDF

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Abstract

【課題】加工工程毎に弾性波を評価させることで、異常の検出精度の向上と異常の識別を可能とする塑性加工品の異常判別評価方法およびその異常判別評価装置を実現する。
【解決手段】異常判別評価手段200aは、プレス加工起動後における上型が下型に接触する直前の加工工程に発せられる弾性波である第1弾性波Aと、上型が下型に接触する際の加工工程に発せられる弾性波である第2弾性波Aと、上型が下型に接触した後の加工工程に発せられる弾性波である第3弾性波Aとに基づいて、塑性加工品の異常の有無を良品加工時の弾性波に対して評価する。これにより、異常の検出精度の向上と異常の識別ができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、塑性加工品の異常判別評価方法およびその異常判別評価装置に関するものであり、特に、塑性加工時に発せられる弾性波による異常の識別を評価する異常判別評価方法および異常判別評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、構造物の全面的な破壊に先行して局部的な変形や破壊が生ずるときに、発生する弾性波を検出するAEセンサを用いて、構造物の監視や破壊を予知したりして、非破壊検査に役出させているのが知られている。そこで、本発明では、このAEセンサを塑性加工装置に用いて、塑性加工時に、塑性加工装置の構造物において発する弾性波をAEセンサにより検出し、良品加工時の弾性波と評価させることで、塑性加工部品の異常の有無および異常の判別を評価したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、良品に対して不良品と比較するための異常を評価する判定値を検出される弾性波の振幅の大小に基づいて比較するように構成させると、加工工程における金型の衝突する際に発する弾性波の振幅が大となるため、これらの特性値との差異判別が困難であり誤判定し易い問題がある。
【0004】
そこで、本発明の目的は、上記点に鑑みたものであり、加工工程毎に弾性波を評価させることで、異常の検出精度の向上と異常の識別を可能とする塑性加工品の異常判別評価方法およびその異常判別評価装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記、目的を達成するために、請求項1ないし請求項12に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、塑性加工における塑性加工品の異常判別評価方法において、
加工装置(10)に配設され、この加工装置(10)の弾性波を検出するAEセンサ(20)と、加工装置(10)の加工工程毎に、AEセンサ(20)により検出された弾性波に基づいて、塑性加工品の異常の有無を少なくとも二つ以上の複数個に識別して評価する異常判別評価方法(200a)とを有することを特徴としている。
【0006】
請求項1に記載の発明によれば、AEセンサ(20)と塑性加工における加工工程毎に変化する弾性波に基づいて塑性加工品の異常の有無を少なくとも二つ以上の複数個に識別して評価する異常判別評価方法(200a)とを有することにより、塑性加工時の異常を判別して評価することが可能となる。
【0007】
請求項2に記載の発明では、異常判別評価方法(200a)は、塑性加工起動後における上型が下型に接触する直前の加工工程に発せられる弾性波である第1弾性波(A)と、上型が下型に接触する際の加工工程に発せられる弾性波である第2弾性波(A)と、上型が下型に接触した後の加工工程に発せられる弾性波である第3弾性波(A)とに基づいて、塑性加工品の異常の有無を良品加工時の弾性波に対して評価することを特徴としている。
【0008】
請求項2に記載の発明によれば、加工工程を具体的に区分すると、この種の加工においては少なくとも三つの工程に区分できる。その三つの工程毎に発せられる弾性波を良品加工時の弾性波に対して評価する異常判別評価方法(200a)により、それぞれの工程に応じた異常の不具合が評価できる。従って、異常の検出精度の向上と異常の識別を可能とすることができる。
【0009】
請求項3に記載の発明では、塑性加工は上型と下型との金型によるプレス加工であって、第1弾性波(A)は、プレス加工品の打痕不良を評価する弾性波であり、第2弾性波(A)は、金型の損傷不良を評価する弾性波であり、第3弾性波(A)は、金型の摩耗不良を評価する弾性波であることを特徴としている。
【0010】
請求項3に記載の発明によれば、プレス加工においては、一般的に、異物混入による加工部品の打痕不良、金型のパンチの折損による加工部品の折損不良、および金型の摩耗よる加工部品にバリ発生などの摩耗不良が主たる異常である。これを加工工程毎に区分して異常の不具合の識別が評価できる。
【0011】
請求項4に記載の発明では、第1弾性波(A)は、上型が下型に接触する直前の加工工程に発せられる弾性波の積分値によりプレス加工品の打痕不良が評価されることを特徴としている。請求項4に記載の発明によれば、このときの加工工程では弾性波のレベル値が小であるため、弾性波の積分値により求めることにより、異常の検出精度の向上ができる。
【0012】
請求項5に記載の発明では、第2弾性波(A)は、上型が下型に接触する際の加工工程に発せられる弾性波の最大値により金型の損傷不良が評価されることを特徴としている。請求項5に記載の発明によれば、このときの加工工程では弾性波のレベル値がきわめて大であるため、弾性波の最大値により求めることにより、誤判定のない異常の検出ができる。
【0013】
請求項6に記載の発明では、前記第3弾性波(A)は、上型が下型に接触した後の加工工程に発せられる弾性波の積分値により金型の摩耗不良が評価されることを特徴としている。請求項6に記載の発明によれば、このときの加工工程では弾性波のレベル値が小であるため、弾性波の積分値により求めることにより、異常の検出精度の向上ができる。
【0014】
請求項7に記載の発明では、塑性加工における塑性加工品の異常判別評価装置において、加工装置(10)に配設され、この加工装置(10)の弾性波を検出するAEセンサ(20)と、加工装置(10)の加工工程毎に、AEセンサ(20)により検出された弾性波に基づいて、塑性加工品の異常の有無を少なくとも二つ以上の複数個に識別して評価する異常判別評価手段(200a)とを有することを特徴としている。
【0015】
請求項7に記載の発明によれば、AEセンサ(20)と塑性加工における加工工程毎に変化する弾性波に基づいて塑性加工品の異常の有無を少なくとも二つ以上の複数個に識別して評価する異常判別評価手段(200a)とを有することにより、塑性加工時の異常を判別して評価することが可能となる。
【0016】
請求項8に記載の発明では、異常判別評価装置(200a)は、塑性加工起動後における上型が下型に接触する直前の加工工程に発せられる弾性波である第1弾性波(A)と、上型が下型に接触する際の加工工程に発せられる弾性波である第2弾性波(A)と、上型が下型に接触した後の加工工程に発せられる弾性波である第3弾性波(A)とに基づいて塑性加工品の異常の有無を評価するように構成したことを特徴としている。
【0017】
請求項8に記載の発明によれば、請求項2と同様に、加工工程を具体的に区分すると、この種の加工においては少なくとも三つの工程に区分できる。その三つの工程毎に発せられる弾性波を良品加工時の弾性波に対して評価する異常判別評価装置(200a)により、それぞれの工程に応じた異常の不具合が評価できる。従って、異常の検出精度の向上と異常の識別を可能とすることができる。
【0018】
請求項9に記載の発明では、塑性加工は上型と下型との金型によるプレス加工であって、第1弾性波(A)は、プレス加工品の打痕不良を評価する弾性波であり、第2弾性波(A)は、金型の損傷不良を評価する弾性波であり、第3弾性波(A)は、金型の摩耗不良を評価する弾性波であることを特徴としている。
【0019】
請求項9に記載の発明によれば、請求項3と同様に、プレス加工においては、一般的に、異物混入による加工部品の打痕不良、金型のパンチの折損による加工部品の折損不良、および金型の摩耗よる加工部品にバリ発生などの摩耗不良が主たる異常である。これを加工工程毎に区分して異常の不具合の識別が評価できる。
【0020】
請求項10に記載の発明では、第1弾性波(A)は、上型が下型に接触する直前の加工工程に発せられる弾性波の積分値によりプレス加工品の打痕不良が評価されることを特徴としている。請求項10に記載の発明によれば、このときの加工工程では弾性波のレベル値が小であるため、弾性波の積分値により求めることにより、異常の検出精度の向上ができる。
【0021】
請求項11に記載の発明では、第2弾性波(A)は、上型が下型に接触する際の加工工程に発せられる弾性波の最大値により金型の損傷不良が評価されることを特徴としている。請求項11に記載の発明によれば、このときの加工工程では弾性波のレベル値がきわめて大であるため、弾性波の最大値により求めることにより、誤判定のない異常の検出ができる。
【0022】
請求項12に記載の発明では、第3弾性波(A)は、上型が下型に接触した後の加工工程に発せられる弾性波の積分値により金型の摩耗不良が評価されることを特徴としている。請求項12に記載の発明によれば、このときの加工工程では弾性波のレベル値が小であるため、弾性波の積分値により求めることにより、異常の検出精度の向上ができる。
【0023】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した一実施形態のプレス加工におけるプレス加工品の異常判別評価装置を図1ないし図5に基づいて説明する。図1は、加工装置であるプレス装置10に塑性加工品の異常判別評価装置を適用した概略構成を示す模式図である。本実施形態の異常判別評価装置は、図1に示すように、プレス装置10と、弾性波を検出するAEセンサ20、および異常判別を制御する制御装置200から構成されている。
【0025】
プレス装置10には、加工部品であるワーク16を塑性加工するための金型が固定されている。その金型は、上型12と下型であるダイセット13に分割され、ダイセット13側がプレスベット11側に固定されている。また、上型12には、ワーク16を塑性加工するパンチ14、およびワーク16を抑えるストリッパー15などが設けられ、ダイセット13側に加工部品であるワーク16を配置して、上型12をクランク駆動により上死点から下死点まで駆動させることで、ワーク16に塑性加工が行なえるように構成されている。
【0026】
そして、プレス装置10を操作するための操作盤17が設けられ、図示しないが運転/停止スイッチおよび異常内容を表示する表示灯などの表示手段が設けられ、かつこれらの操作信号が制御装置200に入力されるようにしている。次に、AEセンサ20は、固体材料にストレスが作用して変形や割れ、破壊が生ずるときに伴うひずみエネルギーの開放によって発生する弾性波を検出するセンサでありプレスベット11側に配設されている。
【0027】
なお、この弾性波をアコースティック・エミッション(acoustic emission)ともいう。AEセンサ20は、検出された弾性波を制御装置200に入力するように構成している。また、23は、上型12がクランク駆動により、上死点から下死点に駆動するときのクランク角を検出する位置センサであって、検出されたクランク角度の位置情報を制御装置200に入力するように構成している。
【0028】
制御装置200は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵のROM(図示せず)には、加工部品の異常の有無を識別して評価するための制御プログラムとして、異常判別評価方法である異常判別評価手段200aが設けられている。つまり、AEセンサ20により検知された弾性波に基づいて、加工部品の異常の有無を識別して評価するとともに、異常があれば、異常内容を識別して報知して加工装置10を停止させる制御プログラムである。
【0029】
従って、本実施形態の制御装置200は、AEセンサ20からの弾性波の検知信号、位置センサ23からの位置情報および操作盤22からの操作信号が入力され、制御装置200から操作盤22への報知と停止信号を出力するように構成されている。なお、位置センサ23より入力される位置情報は、例えば、クランク角度が170°〜190°のときには、加工装置10が駆動されていることを異常判別評価手段200aに出力する起動信号としてONを出力し、クランク角度が170°〜190°以外のときには、起動信号としてOFFを出力するようにしている。
【0030】
ここで、以上の構成によるプレス加工品の異常判別評価装置の作動を図2に示す異常判別評価手段200aのフローチャートに基づいて説明する。まず、図2に示すように、ワーク16をダイセット13に配置し、図示しない運転スイッチをON操作すると、制御処理のメインルーチンがスタートするとともに、データ処理用メモリー(RAM)の記憶内容などの初期化を行なう(ステップ210)。
【0031】
そして、ステップ220にて、起動信号がありか否かを判定する。つまり、上型12の駆動位置が位置センサ23により検知されるクランク角度が170°〜190°である起動信号としてON信号か否かを判定している。この角度は、上型12がダイセット13に接触する直前から接触した直後までの間をON信号として検知したものである。
【0032】
そして、このステップ220にて、起動信号がON信号であれば、ステップ230に移行して、AEセンサ20より入力された弾性波を読み込んでデータ変換を実行する。次に、ステップ240にて、データ変換された弾性波を算出する。ところで、本実施形態では、この弾性波をプレス加工の工程毎に少なくとも3つの異常を評価するように区別して算出すようにしている。
【0033】
すなわち、プレス加工における上型12が下型13に接触する直前の加工工程に発せられる第1弾性波Aと、上型12が下型13に接触する際の加工工程に発せられる第2弾性波Aと、上型12が下型13に接触した直後の加工工程に発せられる第3弾性波Aとに区別して算出するようにしている。
【0034】
これは、プレス加工における加工部品(ワーク16)の異常として、少なくとも3つの不良に起因する異常を大別したものであり、因みに、切片などの異物が金型に挟み込んだときにワーク16への打痕不良と、パンチ14、ダイセット13など金型の折損不良と、パンチ14、ダイセット13など金型の劣化および摩耗によるワーク16へのバリ発生などの摩耗不良とがある。
【0035】
そこで、本実施形態では、具体的には、図3に示すように、起動信号がON信号を出力している間、つまり、位置センサ23により検出されるクランク角が170°〜190°に駆動する加工工程の間を少なくとも3つに区別してそれぞれの弾性波を求めるようにした。この図3は、起動信号がONのときの弾性波レベルと時間との関係を示した特性図であり、プレス加工においては、金型のストリッパー15が下型13に接触するとき、パンチ14がワーク16に接触するとき、およびストリッパー15が下型13から離脱するときに弾性波の振幅が大きくなるものである。
【0036】
そこで、本実施形態では、パンチ14がワーク16に接触するときを含めて、その前後の▲1▼〜▲3▼に加工工程毎に区別したもので、因みに、図中に示す▲1▼は上述した上型12が下型13に接触する直前における打痕不良評価工程であり、第1弾性波Aに基づいて異常のうちの打痕不良を評価している。
【0037】
同じように、図中に示す▲2▼は、上型12が下型13に接触する際の折損不良評価工程であり、第2弾性波Aに基づいて異常のうちの折損不良を評価し、図中に示す▲3▼は上型12が下型13に接触した直後の摩耗不良評価工程であり、第3弾性波Aに基づいて異常のうちの摩耗不良を評価している。なお、図中に示すΔTは起動信号ON後の遅延時間であり、Δtは弾性波を検知する検知時間である。
【0038】
次に、これらの根拠について発明者らは実験により解明したので図4に基づいて説明する。図4は、起動信号がONの間における異常モード毎に弾性波を検出したもので、(a)は良品をプレス加工したときの弾性波、(b)は打痕品を加工したときの弾性波、(c)はパンチ14が折損した状態で加工したときの弾性波、(d)は摩耗品を加工したときの弾性波である。
【0039】
そして、これらを(a)良品の弾性波と比較すると、(b)打痕品では、金型が接触する直前に(a)良品では発生しない弾性波が発生し、(c)折損品では急激な振幅の弾性波が発生し、(d)摩耗品では金型が接触する際と金型が接触した直後とに弾性波が(a)良品よりも大となっている。従って、上述したように異常モードと検知するタイミングとに相関があるものである。
【0040】
また、ステップ220にて算出される弾性波は上述した異常モードを的確に評価するために、第1弾性波Aおよび第3弾性波Aは、検知時間Δt、Δtの間の積分値で算出し、第2弾性波Aは検知時間Δtの間の最大値を算出するようにしている。これは、▲1▼打痕不良評価工程および▲3▼摩耗不良評価工程では、弾性波の振幅が比較的小さいため異常の検出精度を高めるために積分値とした。また、▲2▼折損不良評価工程では、異常のときに金型のパンチ14が接触するときよりも弾性波の振幅が極めて大きくなるため第2弾性波Aの場合は最大値とした。
【0041】
以上のことにより、ステップ220においては、起動信号入力後において、遅延時間ΔT後の検知時間Δt間のAEセンサ20からの検知信号の積分値である第1弾性波Aを算出する。また、同じように、第2弾性波Aおよび第3弾性波Aを算出する。そして、ステップ250にて、算出された第1弾性波Aに基づいて、打痕判定値と比較して異常の評価を実行する。
【0042】
つまり、第1弾性波Aが打痕判定値よりも大きいか否かを判定する。YESであれば、ステップ260にて異常モードの打痕を報知するように出力する。NOであれば、ステップ270にて、算出された第2弾性波Aに基づいて、折れ損判定値と比較して異常の評価を実行する。上記と同じように、第2弾性波Aが折損判定値よりも大きいか否かを判定する。
【0043】
YESであれば、ステップ280にて異常モードの折損を報知するように出力する。NOであれば、ステップ290にて、算出された第3弾性波Aに基づいて、摩耗判定値と比較して異常の評価を実行する。第3弾性波Aが摩耗判定値よりも大きいか否かを判定する。YESであれば、ステップ300にて異常モードの摩耗を報知するように出力する。
【0044】
NOであれば、ステップ310にて加工装置10を停止させるか否かを判定する。ここでは、上述した3つの異常のうち1つでも異常であれば加工装置10を停止させるため、ステップ320にて、加工装置10の停止信号を出力させる。これにより、加工装置10が停止するとともに、異常であったモードが表示される。
【0045】
なお、本実施形態では、プレス加工の異常の識別を評価するために、図2に示すフローチャートを用いたが、これに限らず、図5に示すように、ブロック図による異常の識別を評価する評価方法でも良い。これを説明すると、AEセンサ20より検出された弾性波データ(ステップ231)は、アンプにて増幅(ステップ232)され、HPF(ハイパスフィルター)、LPF(ローパスフィルター)にて高周波領域および低周波領域のノイズを除去した後(ステップ233)、検波回路により検波される(ステップ234)。
【0046】
そして、検波された波形に基づいて波形計算回路(ステップ235)により振幅およびエネルギーが計算されて、次の比較回路(ステップ236)にて、判定値と比較して判定値を超えたときには信号Aとして、次のAND回路(ステップ236)にて異常信号Aを出力する。一方の起動信号に基づいて、例えば、タイマーがカウントされる遅延回路(ステップ241)にて予め設定された遅延時間ΔT後に、矩形発生回路(ステップ242)が作動する。
【0047】
そして、矩形発生回路(ステップ242)により、弾性波を検知する検知時間Δtに相当する間、パルスを発生させる信号Bを異常信号Aとともに出力するものである。従って、異常モード、例えば、本実施形態と同じように、打痕不良、折損不良、および摩耗不良に対応する遅延時間ΔTおよび検知時間Δtをそれぞれ複数設定することにより異常の識別ができるとともに、異常の認識が可能となる。なお、以上の説明において、摩耗不良においては、バリの他に金型のクリアランスの大小、加工油の油切れ、ワーク16の寸法変化、ワーク16の亀裂、破断などの不良が含まれる。
【0048】
以上の一実施形態によるプレス加工の異常判別評価装置によれば、加工工程を具体的に区分すると、この種のプレス加工などの塑性加工においては少なくとも三つの工程に区分できる。具体的には、上型が下型に接触する直前の加工工程に発せられる弾性波である第1弾性波Aと、上型が下型に接触する際の加工工程に発せられる弾性波である第2弾性波Aと、上型が下型に接触した後の加工工程に発せられる弾性波である第3弾性波Aとに基づいて、塑性加工品の異常の有無を良品加工時の弾性波に対して評価する異常判別評価手段200aを有することにより、それぞれの工程に応じた異常の不具合が評価できる。従って、異常の検出精度の向上と異常の識別を可能とすることができる。
【0049】
また、プレス加工においては、一般的に、異物混入による加工部品の打痕不良、金型のパンチの折損による加工部品の折損不良、および金型の摩耗よる加工部品にバリ発生などの摩耗不良が主たる異常である。これを上述した3つの加工工程毎に区分して異常の不具合の識別が評価できる。
【0050】
また、第1弾性波Aは、上型が下型に接触する直前の加工工程に発せられる弾性波の積分値によりプレス加工品の打痕不良が評価されることにより、このときの加工工程では弾性波のレベル値が小であるため、弾性波の積分値により求めることにより、異常の検出精度の向上ができる。
【0051】
また、第2弾性波Aは、上型が下型に接触する際の加工工程に発せられる弾性波の最大値により金型の損傷不良が評価されることにより、このときの加工工程では弾性波のレベル値がきわめて大であるため、弾性波の最大値により求めることにより、誤判定のない異常の検出ができる。
【0052】
また、第3弾性波Aは、上型が下型に接触した後の加工工程に発せられる弾性波の積分値により金型の摩耗不良が評価されることにより、このときの加工工程では弾性波のレベル値が小であるため、弾性波の積分値により求めることにより、異常の検出精度の向上ができる。
【0053】
(他の実施形態)
以上の一実施形態では、加工工程を三つの工程に区分してそれぞれの弾性波を検知するようにしたが、これに限定することなく、少なくとも加工工程を二つ以上の複数に区分して良い。
【0054】
また、以上の実施形態では、AEセンサ20をプレスベット11に設けたが、これに限らず、金型の下型にAEセンサ20を設けても良い。また、以上の実施形態では、本発明をプレス加工に適用して説明したが、プレス加工に限らず、その他の塑性加工に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるプレス加工品の異常判別評価装置の概略構成を示す模式図である。
【図2】本発明の一実施形態における異常判別評価手段200aの制御処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態における弾性波レベルと時間との関係を示す特性図である。
【図4】本発明の一実施形態における異常モードと弾性波との関係を示す特性図である。
【図5】本発明の一実施形態における異常判別評価方法を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…プレス装置(加工装置)
20…AEセンサ
200a…異常判別評価手段(異常判別評価方法)
…第1弾性波
…第2弾性波
…第3弾性波

Claims (12)

  1. 塑性加工における塑性加工品の異常判別評価方法において、
    加工装置(10)に配設され、前記加工装置(10)の弾性波を検出するAEセンサ(20)と、
    前記加工装置(10)の加工工程毎に、前記AEセンサ(20)により検出された弾性波に基づいて、塑性加工品の異常の有無を少なくとも二つ以上の複数に識別して評価する異常判別評価方法(200a)とを有することを特徴とする塑性加工品の異常判別評価方法。
  2. 前記異常判別評価方法(200a)は、塑性加工起動後における上型が下型に接触する直前の加工工程に発せられる弾性波である第1弾性波(A)と、上型が下型に接触する際の加工工程に発せられる弾性波である第2弾性波(A)と、上型が下型に接触した後の加工工程に発せられる弾性波である第3弾性波(A)とに基づいて、塑性加工品の異常の有無を良品加工時の弾性波に対して評価することを特徴とする請求項1に記載の塑性加工品の異常判別評価方法。
  3. 前記塑性加工は上型と下型との金型によるプレス加工であって、前記第1弾性波(A)は、プレス加工品の打痕不良を評価する弾性波であり、前記第2弾性波(A)は、金型の損傷不良を評価する弾性波であり、前記第3弾性波(A)は、金型の摩耗不良を評価する弾性波であることを特徴とする請求項2に記載の塑性加工品の異常判別評価方法。
  4. 前記第1弾性波(A)は、上型が下型に接触する直前の加工工程に発せられる弾性波の積分値によりプレス加工品の打痕不良が評価されることを特徴とする請求項3に記載の塑性加工品の異常判別評価方法。
  5. 前記第2弾性波(A)は、上型が下型に接触する際の加工工程に発せられる弾性波の最大値により金型の損傷不良が評価されることを特徴とする請求項3に記載の塑性加工品の異常判別評価方法。
  6. 前記第3弾性波(A)は、上型が下型に接触した後の加工工程に発せられる弾性波の積分値により金型の摩耗不良が評価されることを特徴とする請求項3に記載の塑性加工品の異常判別評価方法。
  7. 塑性加工における塑性加工品の異常判別評価装置において、
    加工装置(10)に配設され、前記加工装置(10)の弾性波を検出するAEセンサ(20)と、
    前記加工装置(10)の加工工程毎に、前記AEセンサ(20)により検出された弾性波に基づいて、塑性加工品の異常の有無を少なくとも二つ以上の複数個に識別して評価する異常判別評価手段(200a)とを有することを特徴とする塑性加工品の異常判別評価装置。
  8. 前記異常判別評価装置(200a)は、塑性加工起動後における上型が下型に接触する直前の加工工程に発せられる弾性波である第1弾性波(A)と、上型が下型に接触する際の加工工程に発せられる弾性波である第2弾性波(A)と、上型が下型に接触した後の加工工程に発せられる弾性波である第3弾性波(A)とに基づいて塑性加工品の異常の有無を評価するように構成したことを特徴とする請求項7に記載の塑性加工品の異常判別評価装置。
  9. 前記塑性加工は上型と下型との金型によるプレス加工であって、前記第1弾性波(A)は、プレス加工品の打痕不良を評価する弾性波であり、前記第2弾性波(A)は、金型の損傷不良を評価する弾性波であり、前記第3弾性波(A)は、金型の摩耗不良を評価する弾性波であることを特徴とする請求項8に記載の塑性加工品の異常判別評価装置。
  10. 前記第1弾性波(A)は、上型が下型に接触する直前の加工工程に発せられる弾性波の積分値によりプレス加工品の打痕不良が評価されることを特徴とする請求項9に記載の塑性加工品の異常判別評価装置。
  11. 前記第2弾性波(A)は、上型が下型に接触する際の加工工程に発せられる弾性波の最大値により金型の損傷不良が評価されることを特徴とする請求項9に記載の塑性加工品の異常判別評価装置。
  12. 前記第3弾性波(A)は、上型が下型に接触した後の加工工程に発せられる弾性波の積分値により金型の摩耗不良が評価されることを特徴とする請求項9に記載の塑性加工品の異常判別評価装置。
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