JP2004358008A - サービス提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】会員以外の利用者でもサービスを利用できるようにし、かつサービスの対価を支払う際、係員が行う釣銭確認の煩わしさを解消する。
【解決手段】台間玉貸機3は、貨幣投入装置13,14と、サービス要求の入力を受け付ける操作入力装置9と、遊技媒体払出装置17と、制御部16とを備える。制御部16は、サービス要求の入力と、投入金額信号の入力とがあった場合、投入された貨幣価値に対応した遊技媒体数からサービス要求に対応した遊技媒体数を差し引いた数に対応した遊技媒体を払い出す。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機等に並設された台間玉貸機によるサービスの提供に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、遊技場内では、遊技中の遊技者に対して飲物などの提供サービスが行われている。このサービスは、係員が飲物のメニューを持って島間を巡回し、遊技者から所定の飲物の注文があるとサービスカウンタに戻り、再び遊技者のところに注文された飲み物を持っていく行く方法がとられている。この場合の飲物の対価は、遊技者の持ち玉や持ちメダルが用いられている。
【0003】
また、上記のような煩雑な作業を軽減する技術として、各遊技台に対応して設けられた台間玉貸機の操作部を遊技者が操作することにより、サービス要求信号がサービスカウンタに発信され、係員はその要求に対応して飲物などを提供するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この先行文献における飲物への対価としては、貯玉や、台間玉貸機に投入された現金などが用いられる。また、対価として現金が用いられた場合には、係員がサービスカウンタにて釣銭を確認し、その釣銭と飲物を遊技者のところまで持って行く。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−215850号公報(段落0033〜段落0037、図2及び図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術を用いた場合には、以下のような課題がある。対価として貯玉が用いられる場合、貯玉を行うには会員になることが必要であって、しかも遊技者が貯玉を行っていることが必要であり、会員登録を行った遊技者のみへのサービスとなり、会員以外の遊技者は利用することができない。また、対価として台間玉貸機に投入された現金が用いられる場合、サービスカウンタへ釣銭がいくらであるかが分かる信号を送信する必要があり、係員は釣銭を確認し、遊技者へ持っていくという煩わしさがある。なお、台間玉貸機に釣銭を払い出せる機能を付加することも考えられるが、台間玉貸機に小額硬貨(10円硬貨や50円硬貨)までの払い出し機構や釣銭を貯留する機構を付加すると、台間玉貸機が大型化すると共に製造コストもアップしてしまう難点がある。
【0006】
本発明は上述の課題を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、会員以外の利用者でもサービスを利用でき、かつサービスの対価を貨幣で払うようにし、釣銭がある場合に発生する係員が行う釣銭確認の煩わしさを解消することのできるサービス提供システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のサービス提供システムは、貨幣又は貨幣と等価の貨幣情報が記憶された貨幣情報記憶体の投入を受け付ける貨幣価値投入装置と、利用者によるサービス要求の入力を受け付ける操作入力装置と、遊技媒体を払い出す遊技媒体払出装置と、制御部とを備えた台間玉貸機を含むものであって、上記課題を解決するために、前記制御部は、前記操作入力装置によるサービス要求の入力と、前記貨幣価値投入装置からの投入金額信号の入力とがあった場合、前記投入金額信号に対応した遊技媒体数から前記サービス要求に対応した遊技媒体数を差し引いた数に対応した遊技媒体を前記遊技媒体払出装置を通じて払い出すものであることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載のサービス提供システムは、管理装置と、前記管理装置に通信接続された台間玉貸機とを有するものであって、上記課題を解決するために、前記台間玉貸機は、貨幣又は貨幣と等価の貨幣情報が記憶された貨幣情報記憶体の投入を受け付ける貨幣価値投入装置と、利用者によるサービス要求の入力を受け付ける操作入力装置と、遊技媒体を払い出す遊技媒体払出装置と、制御部とを備え、前記制御部は、前記貨幣価値投入装置からの投入金額信号の入力があると、前記管理装置に前記投入金額信号を送信し、前記操作入力装置からのサービスの入力があると、入力された前記サービス要求に対応したサービス要求信号を前記管理装置に送信し、前記管理装置は、前記投入金額信号及び前記サービス要求信号を受けると、サービス確認信号を前記台間玉貸機に送信すると共に、前記サービス要求が行われた台及び前記サービス要求の内容を出力し、前記制御部は、前記管理装置から送信された前記サービス確認信号を受けると、前記投入金額信号に対応した遊技媒体数から前記サービス要求に対応した遊技煤体数を差し引いた数に対応した数の遊技媒体を前記遊技媒体払出装置を通じて払い出すものであることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載のサービス提供システムは、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記制御部が、前記サービス要求に対応する遊技媒体数に対して割り引く手段及び手数料を加える手段のうちの少なくとも1つを備えていることを特徴とするものである。
【0010】
請求項4に記載のサービス提供システムは、請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載のものにおいて、前記管理装置が、前記サービス要求信号に基いて、該サービス要求に対応した遊技媒体数を計数玉数として処理することを特徴とするものである。
【0011】
請求項5に記載のサービス提供システムは、請求項1乃至4のうちのいずれか1つに記載のものにおいて、前記台間玉貸機が、利用者が入力した前記サービス要求に対応する品物を受け取ったことを確認する、又は利用者が前記サービス要求を行ったことを確認する確認手段を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項6に記載のサービス提供システムは、請求項1乃至5のうちのいずれか1つに記載のものにおいて、前記管理装置が、前記サービス要求に対応した品物数を品物在庫数から減算することを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るサービス提供システム1のブロック図である。本実施形態のサービス提供システム1は、管理室或いは事務所等に設置された管理コンピュータ(管理装置)2、ホール内に複数設置された遊技台(例えば、パチンコ遊技機やメダル式遊技機)4の1台に対して1対1で(即ち、遊技台毎に)配備された台間玉貸機3、各台間玉貸機3と管理コンピュータ2とを双方向データ通信可能に接続するLAN5、LAN5を通じて管理コンピュータ2に通信接続されたサービスカウンタのサービス端末20により構成される。また、管理コンピュータ2には、データ記憶及びデータ読出が可能にデータ記憶サーバ6が接続されている。
【0014】
管理コンピュータ2は、CPU、ROM、RAM、通信インタフェース及びデータ記憶用の記憶装置を備えた制御部、CRT或いは液晶パネル等からなる表示画面を有する表示装置、操作入力のためのキーボード装置及びマウスを備えている。
【0015】
図2は、台間玉貸機3の外観を示す斜視図である。台間玉貸機3の本体正面の上部には紙幣投入口7(例えば、1000円札)が設けられ、紙幣投入口7の下方に硬貨投入口8(例えば、500円硬貨)が設けられている。硬貨投入口8の下方には、情報表示装置及び操作入力装置を構成するタッチパネル式の液晶表示パネル9が設けられ、液晶表示パネル9の下方には、玉排出口10が延在自由に取り付けられ、該玉排出口10の先端は、図示しないパチンコ遊技機の上皿の上部まで延在するように構成されている。
【0016】
また、玉排出口10の下方には硬貨返却口11が設けられている。硬貨投入口8から投入された硬貨が硬貨識別装置で識別されて偽と判定された場合に該硬貨返却口11から返却される。さらに、台間玉貸機3の本体正面の下部には会員カード挿入口12が設けられている。なお、会員カード挿入口12の奥方の本体内部には会員カードリーダが設けられ、会員カード挿入口12に会員カードを挿入すると会員カードに記憶された会員IDが読み出される。
【0017】
図3は、台間玉貸機3の要部ブロック図である。硬貨投入口8から硬貨が投入されると、硬貨識別装置13によって硬貨の真贋が判別され、正規の硬貨であれば貨幣計数器15に入金信号が与えられる。また、紙幣投入口7から紙幣が投入されると、紙幣識別装置14によって紙幣の真贋が判別され、正規の紙幣であれば貨幣計数器15に入金信号が与えられる。貨幣計数器15は投入された貨幣の金額を積算するものである。なお、この実施形態では、硬貨識別装置13、紙幣識別装置14及び貨幣計数器15によって貨幣投入装置が構成されている。貨幣計数器15で積算された投入金額データは制御部16に与えられて記憶されると共に、液晶表示パネル9に金額が表示される。なお、制御部16は、例えば、CPU、ROM、RAM等を備えたマイクロコンピュータで構成されている。また、制御部16には玉貸機構部(遊技媒体払出装置)17が接続され、液晶表示パネル9上に表示された表示操作ボタンへの操作に応じた玉貸操作信号が液晶表示パネル9から入力されると、投入金額データに見合った数の玉を玉貸機構部17から排出するように構成されている。さらに、制御部16には会員カードリーダ18が接続され、会員カード挿入口12に会員カードが挿入されると、会員カードに記憶された会員IDが読み出されて制御部16に記憶される。また、制御部16は、通信インタフェース19及びLAN5(図1参照)を通じて管理コンピュータ2とデータの送受を行う。
【0018】
以上のように構成された実施形態のサービス提供システム1の動作について説明する。本実施形態におけるサービス要求は、液晶表示パネル9によって行う。なお、サービスは、遊技台4で遊技を楽しんでいる利用者(遊技者)が液晶表示パネル9の操作ボタンを操作することにより、ホールから所定の配達サービスを受けられるものである。例えば、飲物(コーヒー、コーラ、ウーロン茶等)、タバコ、食べ物等を液晶表示パネル9の操作入力によって注文し、注文した品物の対価として紙幣又は硬貨を台間玉貸機3に投入すると、管理コンピュータ2を経由してサービスカウンタのサービス端末20に台番号と注文した品物名が表示され、この表示を確認した店員が注文した品物を利用者まで配達するものである。この際、注文した品物の対価に対して投入した金額が多い場合、投入された貨幣価値に対応した玉数(遊技媒体数)からサービス要求に対応した玉数(遊技媒体数)を差し引いた数に対応した玉を玉貸機構部17から払い出す。
【0019】
図4乃至図5は、台間玉貸機3の制御部16のCPUが実行するサービス提供処理の第1実施形態のフローチャートである。利用者は、液晶表示パネル9において表示されているメニュー画面のサービスボタン(図示せず)を操作すると、サービス提供処理が開始される。
【0020】
CPUは、サービス提供処理を開始すると、注文件数カウンタを0クリアし(ステップS01)、ステップS02に進み、液晶表示パネル9の表示画面に図6に示すような品名選択画面を表示し(ステップS02)、利用者による品名の選択入力を受け付ける(ステップS03)。図6に示すように、品名選択画面には、サービス要求(注文)できる品名として「タバコ」、「ドリンク」、「食べ物」、「その他」の品名選択入力ボタンが表示されている。利用者は、所望する品名の選択入力ボタンをタッチ入力する。なお、CPUは、品名入力があるまでステップS03を繰り返し行って待機状態となる。
【0021】
ステップS03において品名選択入力があると、CPUは、入力された品名に対応する品物マスタファイルを特定する(ステップS04)。なお、品物マスタファイルは、ホール開店前(当日開店前であってもよいし、前日の閉店後であってもよい)、管理コンピュータ2(以下、管理装置という)からダウンロードされ、制御部16のメモリに記憶されているものとする。また、図18においては、品名として「タバコ」に対応する例を示している。品物マスタファイルの内容は、品物名、品物の1個の金額(単価)、在庫の有無(「1」はあり、「0」はなし)である。例えば、「タバコA」についての内容は、金額が250円、在庫ありである。
【0022】
また、サービスデーや週末の時に、サービス要求(注文する品物)に対応する遊技媒体数(玉数)に対して割り引きしたり手数料を加えたりする(含ませる)場合、ホール開店前(当日開店前であってもよいし、前日の閉店後であってもよい)、品物に対して割り引く玉数、例えば、コーヒー1個120円に対して20円割り引く(−5玉分)や注文に対する手数料としての玉数、例えば、1回の注文につき手数料40円(10玉分)が管理装置からダウンロードされ、制御部16のメモリに記憶されているものとする。CPUは、割り引く玉数と手数料としての玉数を特定する(ステップS05)。なお、割引を行わない場合には割り引く玉数は0玉となり、手数料を取らない場合には手数料としての玉数は0玉となる。
【0023】
CPUは、ステップS06に進み、表示画面に図7に示すような品名に対応した品物選択画面を表示し(ステップS06)、利用者による品物の選択入力を受け付ける(ステップS07)。図7に示すように、品物選択画面には、サービス要求(注文)できる品物として「タバコA」、「タバコB」、「タバコC」、「タバコD」の品物選択入力ボタンが表示され、各品物選択入力ボタンには、その品物の金額、品物の玉数が表示されている。また、品物マスタファイルを参照して、その品物の在庫が「0(なし)」である場合には、品名選択画面にその品物の品物選択入力ボタンは表示されないものとする。さらに、割引を行う場合やサービス要求に対して手数料を取る場合には、品物選択画面に、割り引く玉数や手数料としての玉数が表示される。
【0024】
なお、図7では品物ボタンに金額(単価)と共に玉数を表示しているが、本発明においては利用客が現金で支払いを行う構成であるため、必ずしも品物ボタンに玉数を表示させる必要はない。利用者は、所望する品物の選択入力ボタンをタッチ入力する。なお、CPUは、品物入力があるまでステップS07を繰り返し行って待機状態となる。
【0025】
ステップS07において品物の選択入力があると、CPUは、入力された品物の単価を品物マスタによって特定し(ステップS08)、表示画面に図8に示すような個数入力画面を表示し(ステップS09)、利用者によるタッチボタンの入力(注文する品物の個数入力又は取消)を受け付ける。図8に示すように、個数入力画面には、注文番号1として、サービス要求(注文)する品物名、金額、玉数が表示され、例えば、「注文する品物の個数を入力して下さい。」のような個数を入力する旨が表示されると共に、個数入力ボタンとして「1コ」、「2コ」、「3コ」のボタンと「取消」ボタンが表示されている。利用者は、所望の個数入力ボタン或いは「取消」ボタンをタッチ入力する。なお、図8では、注文番号1として、サービス要求(注文)する品物名「タバコA」、金額「250円」、玉数「63玉」が表示されている例を示している。
【0026】
CPUは、ステップS10において「取消」ボタンによる入力があるか否かを判別する(ステップS10)。「取消」ボタンによる入力がある場合、CPUは、ステップS10を真と判別してステップS02に戻り、品名選択画面を表示して、ステップS03にて利用者による品名の選択入力を待つ。ステップS10において「取消」ボタンによる入力がない場合、CPUは、個数入力があるか否かを判別する(ステップS11)。CPUは、個数入力がない場合、ステップS10に戻り、「1コ」、「2コ」、「3コ」、「取消」の各ボタンのいずれかによる入力あるまでステップS10、ステップS11を繰り返し行って待機状態となる。
【0027】
ステップS11において、個数入力があると、CPUは、入力された個数を記憶し(ステップS12)、注文件数カウンタを+1し(ステップS13)、品物の1個の金額(単価)に注文個数を乗じて注文個数分の品物の金額を求め(ステップS14)、注文個数分の品物の金額に換算率(例えば、1玉4円ならば1/4)を掛けて注文個数分の玉数を求める(例えば、品物の金額が250円の場合、0.5円の端数が出るが、端数が出た場合には端数を切り上げる)(ステップS15)。CPUは、割引玉数に注文個数を乗じて注文個数分の割引玉数を求める(ステップS16)。
【0028】
次いで、CPUは、表示画面に図9に示すような投入金額確認画面−1を表示し(ステップS17)、投入金額確認画面−1に、注文番号1として、サービス要求(注文)する品物名、注文個数、注文個数分の金額、注文個数分の金額に対する玉数、注文個数分の割引玉数を表示する(ステップS18)。なお、図9では、注文番号1として、サービス要求(注文)する品物名「タバコA」、注文個数「2」、金額「500円」、玉数「125玉」、割引玉数「0玉」が表示されている例を示している。また、図9に示すように、投入金額確認画面−1において、例えば、「よろしければ、現金を投入して下さい。」のように注文する品物の金額に対応する現金を投入する旨が表示されると共に、投入金額確認画面−1に「次の品物」ボタン(画面右上の矢印状のボタン)が表示されている。なお、「次の品物」ボタンは、引き続いて注文する品物を利用者に選択できるようにするためのものである。
【0029】
CPUは、ステップS19に進み、「次の品物」ボタンの操作入力があるか否かを判別する(ステップS19)。利用者が引き続いて品物を注文する場合、利用者は「次の品物」ボタンをタッチ入力する。CPUは、「次の品物」ボタンによる入力がある場合、ステップS19を真と判別してステップS02に戻り、品名選択画面を表示して、ステップS03にて利用者による次の品名の選択入力を待つ。
【0030】
CPUは、「次の品物」ボタンによる入力がない場合、ステップS19を偽と判別してステップS20に進み、貨幣計数器15から投入金額の入力があるか否かを判別する(ステップS20)。CPUは、投入金額の入力がなければ、ステップS20を偽と判別してステップS19に戻る。以下、CPUは、「次の品物」ボタンによる入力または投入金額の入力があるまで、ステップS19、ステップS20を繰り返して待機状態となる。
【0031】
なお、図10に示す投入金額確認画面−2では、「次の品物」ボタンの操作による追加注文により、2件の注文がセットされた例を示している。即ち、図10では、注文番号1として、サービス要求(注文)する品物名「タバコA」、注文個数「2」、金額「500円」、玉数「125玉」、割引玉数「0玉」が表示され、注文番号2として、サービス要求(注文)する品物名「コーヒー」、注文個数「1」、金額「120円」、玉数「30玉」、割引玉数「5玉」が表示されている例を示している。
【0032】
利用者は、注文の内容でよければ、紙幣投入口7或いは硬貨投入口8から貨幣を投入する。CPUは、投入金額の入力があるとステップS20を真と判別してステップS21に進む。CPUは、今回のサービス要求分の合計金額を求め(ステップS21)、今回のサービス要求分の玉数(合計)を求める(ステップS22)。そして、図10の投入金額確認画面−2に示すように、投入金額と今回のサービス要求分の合計金額(玉数)とを表示し(ステップS23)、投入金額が注文した品物の合計金額と手数料との合計金額以上であるか判別する(ステップS24)。
【0033】
例えば、手数料が40円(10玉)で、利用者が、タバコAを2個(500円)とコーヒーを1個(120円)、但し、コーヒーは、1個について割引5玉、を注文する場合、合計金額は、40円+500円+120円−20円=640円となる。また、今回のサービス要求分の玉数は、10玉+125玉+30玉−5玉=160玉となる。従って、投入金額が640円以上であればよいことになる。
【0034】
CPUは、投入金額が注文した品物の合計金額と手数料との合計金額以上でなければ、ステップS24を偽と判別してステップS25に進み、例えば、「金額が不足しています。現金を追加して下さい。」のように、投入貨幣がサービス要求分の金額として少なく、貨幣を追加投入する旨を表示画面に表示し(ステップS25)、追加投入金額の入力があるか否かを判別する(ステップS26)。CPUは、追加投入金額の入力がなければ、ステップS26を繰り返し、追加投入金額の入力を待つ。CPUは、追加投入金額の入力があるとステップS26を真と判別してステップS24に戻り、投入金額(合計投入金額)が注文した品物の合計金額と手数料との合計金額以上であるかを再度判別する。ステップS24にて、合計投入金額が注文した品物の合計金額と手数料との合計金額以上である場合、CPUは、ステップS27に進む。
【0035】
CPUは、ステップS27に進むと、投入金額からサービス要求に対応する合計金額を差し引いて釣銭金額を求め(ステップS27)、求めた釣銭金額に換算率を掛けて返却玉数を求める(ステップS28)。次いで、CPUは、表示画面に図11に示すような注文確認画面を表示し(ステップS29)、利用者による注文の確認の入力を受け付ける(ステップS30)。図11に示すように、注文確認画面には、今回行ったサービス要求内容(注文内容:品物名、個数、金額、玉数)と投入金額と返却玉数が表示され、例えば、「よろしければ注文を押して下さい」のように注文する旨が表示されると共に、「注文」の入力ボタンが表示されている。
【0036】
なお、図11では、サービス要求分の金額「640円」に対して金額「1000円」が投入された例を示している。従って、釣銭「360円」が発生し、釣銭「360円」分を玉に換算した(1玉4円として計算)玉数「90玉」分が返却玉数となる。CPUは、「注文」ボタンの操作入力があるか否かを判別する(ステップS30)。CPUは、「注文」ボタンの操作入力がない場合、ステップS30を繰り返し、「注文」ボタンの操作入力を待つ。利用者は、注文の内容(サービス要求の内容)が確認できたら、「注文」ボタンをタッチ入力する。
【0037】
ステップS30にて「注文」ボタンの入力があると、CPUは、ステップS31に進み、管理装置に対して、台番号とサービス要求データ(品物名、注文個数、サービス要求分の玉数)を送信する(ステップS31)。なお、図11に示す例では、管理装置に対して、台番号(例えば、150番)、品物名「タバコA」が「2個」、品物名「コーヒー」が「1個」、サービス要求分の玉数「160玉」が送信される。
【0038】
ステップS31を行うと、CPUは、玉貸機構部17から返却玉数分の玉を払い出す(ステップS32)。次いで、CPUは、表示画面に図12に示すような品物受取確認画面を表示し(ステップS33)、品物受取に関する「確認」ボタンの入力を受け付ける(ステップS34)。図12に示すように、品物受取確認画面には、注文した品物名、個数、返却玉数が表示され、例えば、「しばらくお待ちください。」のような注文を受けた旨と、例えば「品物を受け取られましたら確認を押して下さい。」のような品物受取を確認する旨とが表示されると共に、「確認」ボタンが表示されている。CPUは、「確認」ボタンの操作入力があるか否かを判別する(ステップS34)。CPUは、「確認」ボタンの操作入力がない場合、ステップS34を繰り返し、「確認」ボタンの操作入力を待つ。
【0039】
図13は、管理装置が実行するサービス提供処理の第1実施形態のフローチャートである。一方、管理装置(管理コンピュータ2)は、台間玉貸機3からデータ送信があるか否かを監視しており(ステップA01)、台間玉貸機3からデータ送信があると、台間玉貸機3から送信されたデータを受信する(ステップA02)。次いで、管理装置は、受信したデータがサービス要求であるか否かを判別する(ステップA03)。受信したデータがサービス要求である場合、管理装置はステップA04に進み、受信したデータに含まれる台番号とサービス要求データのうちの品物名及び注文個数とをサービスカウンタに設置されたサービス端末20に送信し(ステップA04)、サービス要求分の玉数を計数玉数として処理する。なお、具体的には、サービス要求分の玉数を計数玉数に累計加算する(ステップA05)。
【0040】
次いで、管理装置は、例えば、図19のようなサービス要求記憶ファイルに台番号と注文があった品物名及び注文個数を記憶する(ステップA06)。なお、サービス要求記憶ファイルの確認フラグは、台間玉貸機3において、サービス要求に対応する品物受取の確認が行われた場合、受取承認信号が管理装置に送られた時点で「1(承認)」がセットされる。また、サービス要求に対応する品物受取の確認が行われていない場合、確認フラグは「0(未承認)」となっている。
【0041】
サービス端末20は、管理装置から送信された台番号及び品物名と注文個数を受けると、サービス端末20の表示画面に台番号と品物名と注文個数を表示する。前述した図11における注文例では、台番号(例えば、150番)、品物名「タバコA」が「2個」、品物名「コーヒー」が「1個」のサービスの注文があることが表示される。この表示を確認したサービスカウンタの店員が、注文された品物を台番号(150番台)の遊技台で遊技している利用客に届ける。注文した品物が店員によって届けられると、利用者は品物を受け取って確認し、注文どおりであれば「確認」ボタンをタッチ入力する。以上のように、利用者はサービス要求分の対価を貨幣で払うため、会員・非会員の別を問わずサービスを利用することができる。また、投入した金額に対して釣銭が発生する場合、釣銭分に相当する数の遊技媒体が返却されるので、サービスを行う係員が釣銭確認を行わずに済み、サービス作業の煩わしさを解消することができる。
【0042】
ステップS34にて「確認」ボタンの入力があると、CPUは、ステップS35に進み、管理装置に対して台番号と受取承認信号を送信し(ステップS35)、今回のサービス提供処理を終了する。従って、品物受取確認画面が消え、通常のメニュー画面に切り換る。
【0043】
台間玉貸機3から台番号と受取承認信号が送信されると、管理装置は、ステップA01を真、ステップA02、ステップA03を偽と判別してステップA07に進み、受信したデータが受取承認信号であるか否かを判別する(ステップA07)。受信したデータが受取承認信号である場合、管理装置は、ステップA08に進み、受信したデータに含まれる台番号に一致する台番号が記憶されているサービス要求記憶ファイルのデータを特定し(ステップA08)、特定したサービス要求記憶ファイルのデータの確認フラグに「1(承認)」をセットする(ステップA09)。
【0044】
次いで、管理装置は、このサービス要求記憶ファイルのデータの品物名に対応する在庫ファイルデータを特定し(ステップA10)、在庫ファイルの在庫数からサービス要求記憶ファイルのデータの注文個数を差し引いて在庫ファイルに記憶する(ステップA11)。例えば、品物「タバコA」の注文個数が2個の場合、在庫ファイルの「タバコA」の在庫数Nから2が差し引かれ、在庫ファイルの「タバコA」の在庫数は(N−2)となる。なお、注文が発生することにより、品物の在庫数が減るため、営業途中で品物の在庫数が0となることがある。これを想定して台間玉貸機3から管理装置2に対して在庫数の確認を行うように構成してもよい。そして、品物の在庫数が0の場合は、台間玉貸機3において、この品物ついてのサービスの入力を受け付けないようにする。
【0045】
上述した第1実施形態は、液晶表示パネル9によるサービス要求の入力と、貨幣投入装置からの投入金額信号の入力があると、制御部16が管理装置に対して台番号とサービス要求データ(品物名、注文個数、玉数)を送信する構成としたものであるが、係員が通路を巡回して飲物等を売りに来る場合には、係員の前で液晶表示パネル9の画面で購入する品物の代金を台間玉貸機3の貨幣投入口に投入して代金を支払うサービス形態、あるいは、品物の注文確認画面を表示させた状態で、呼出ランプを点灯させて係員を呼ぶ場合には、管理装置に対して台番号とサービス要求データを送信する必要はなく、図5のステップS31の処理を省いてよい。
【0046】
上述した第1実施形態は、投入金額からサービス要求分の金額を減算することによる返却玉数の算出を台間玉貸機3で行うものであるが、以下に説明する第2実施形態は、投入金額からサービス要求分の金額を減算することによる返却玉数の算出を管理装置2で行うものである。また、第2実施形態において台間玉貸機3のCPUが実行するサービス提供処理は、第1実施形態におけるステップS01〜ステップS16までは同じであるので説明を省略し、以下の説明は、ステップS16以降の処理について説明する。
【0047】
図14は、台間玉貸機3の制御部16のCPUが実行するサービス提供処理の第2実施形態の一部を示すフローチャートである。CPUは、ステップS16の処理を行うと、ステップS41に進み、表示画面に図16に示すような注文確認画面を表示し(ステップS41)、注文確認画面に、注文番号1として、サービス要求(注文)する品物名、注文個数、注文個数分の金額、注文個数分の金額に対する玉数、注文個数分の割引玉数を表示する(ステップS42)。なお、図16では、注文番号1として、サービス要求(注文)する品物名「タバコA」、注文個数「2」、金額「500円」、玉数「125玉」、割引玉数「0玉」が表示されている例を示している。
【0048】
また、図16に示すように、注文確認画面において「次の品物」ボタン(画面右上の矢印状のボタン)と「注文」ボタンが表示されている。なお、「次の品物」ボタンは、引き続いて注文する品物を利用者に選択できるようにするためのものである。また、「注文」ボタンは、サービス要求の内容でよい場合に注文するためのボタンである。
【0049】
ステップS42を行うと、CPUは、ステップS43に進み、「次の品物」ボタンの操作入力があるか否かを判別する(ステップS43)。利用者が引き続いて品物を注文する場合、利用者は「次の品物」ボタンをタッチ入力する。CPUは、「次の品物」ボタンによる入力がある場合、ステップS43を真と判別してステップS02に戻り、品名選択画面を表示して、ステップS03にて利用者による次の品名の選択入力を待つ。
【0050】
CPUは、「次の品物」ボタンによる入力がない場合、ステップS43を偽と判別してステップS44に進み、「注文」ボタンの操作入力があるか否かを判別する(ステップS44)。CPUは、「注文」ボタンの操作入力がない場合、ステップS43に戻る。従って、CPUは、「次の品物」ボタン又は「注文」ボタンのいずれかによる入力あるまでステップS43、ステップS44を繰り返し行って「次の品物」ボタン又は「注文」ボタンの操作入力を待つ。利用者は、注文の内容(サービス要求の内容)が確認できたら、「注文」ボタンをタッチ入力する。
【0051】
「注文」ボタンの入力があると、CPUは、ステップS44を真と判別してステップS45に進み、管理装置に対して台番号とサービス要求データ(品物名、注文個数、サービス要求分の玉数)を送信する(ステップS45)。なお、図16に示す例では、管理装置に対して、台番号(例えば、150番)、品物名「タバコA」が「2個」、サービス要求分の金額「500円」が送信される。
【0052】
ステップS45で管理装置にサービス要求データを送信すると、CPUは、表示画面に図17に示すような投入金額確認画面を表示する(ステップS46)。投入金額確認画面には、例えば、「現金を投入して下さい。」のように注文する品物の金額に対応する現金を投入する旨が表示されている。CPUは、貨幣計数器15から投入金額の入力があるか否かを判別する(ステップS47)。CPUは、投入金額の入力があるまでステップS47を繰り返し行い、貨幣が投入されるのを待つ。
【0053】
CPUは、投入金額の入力があるとステップS47を真と判別し、投入金額と今回のサービス要求分の合計金額(玉数)とを表示すると共に、投入金額が注文した品物の合計金額と手数料との合計金額以上であるか判別する(ステップS48)。CPUは、投入金額が注文した品物の合計金額と手数料との合計金額以上でなければ、ステップS47に戻り、貨幣が追加投入されるのを待つ。ステップS48にて、合計投入金額が注文した品物の合計金額と手数料との合計金額以上である場合、CPUは、ステップS49に進み、管理装置に、台番号と投入金額を送信する(ステップS49)。そして、送信した投入金額に対する返却玉数が管理装置から返信されてくるのを待つ(ステップS50)。
【0054】
図15は、管理装置が実行するサービス提供処理の第2実施形態のフローチャートである。また、第2実施形態において管理装置が実行するサービス提供処理は、第1実施形態におけるステップA01〜A03と、ステップA07〜ステップA11とは同じであるので説明を省略し、以下の説明は、第1実施形態とは異なる点、即ち、ステップA21、ステップA22、ステップA23〜ステップA30の処理について説明する。
【0055】
管理装置は、受信したデータがサービス要求である場合、ステップA03を真と判別してステップA21に進み、例えば、図19のようなサービス要求記憶ファイルに台番号と注文があった品物名、注文個数を記憶し(ステップA21)、図20に示すような台番号/サービス要求金額記憶ファイルに台番号とサービス要求分の金額とを記憶する(ステップA22)。
【0056】
また、台間玉貸機3から台番号と投入金額が送信されると、管理装置は、ステップA01を真、ステップA02、ステップA03を偽と判別してステップA23に進み、受信したデータが投入金額であるか否かを判別する(ステップA23)。受信したデータが投入金額である場合、管理装置は、ステップA24に進み、受信したデータに含まれる台番号に一致する台番号が記憶されているサービス要求記憶ファイルのデータを特定し(ステップA24)、特定したサービス要求記憶ファイルのデータの台番号とサービス要求データのうちの品物名及び注文個数とをサービスカウンタに設置されたサービス端末20に送信する(ステップA25)。次に、受信したデータに含まれる台番号に一致する台番号が記憶されているサービス要求金額記憶ファイルを特定し(ステップA26)、サービス要求分の金額を玉数に変換して計数玉数として処理する(玉1個4円とする)。なお、具体的には、サービス要求分の玉数を計数玉数に累計加算する(ステップA27)。
【0057】
次に、管理装置は、受信した投入金額からサービス要求分の金額を差し引いて釣銭金額を求め(ステップA28)、求めた釣銭金額に換算率(1個4円であれば1/4)を掛けて返却玉数を求める(ステップA29)。次いで、管理装置は、台番号の台間玉貸機に返却玉数を送信する(ステップA30)。なお、この第2実施形態では、管理装置から台番号の台間玉貸機に送信される返却玉数が、請求項2に記載の「サービス確認信号」に相当する。また、返却玉数が「0」の場合も管理装置から台番号の台間玉貸機に返却玉数「0」が送信される。なお、管理装置から台番号の台間玉貸機に対してサービス確認信号及び返却玉数の両方を送信する構成としてもよい。
【0058】
台間玉貸機3のCPUは、管理装置から返却玉数(サービス確認信号)が送信されると、ステップS50を真と判別し、返却玉数(サービス確認信号)を受信し(ステップS51)、玉貸機構部17から返却玉数分の玉を払い出す(ステップS52)。次いで、CPUは、表示画面に図12に示すような品物受取確認画面を表示し(ステップS53)、品物受取に関する「確認」ボタンの入力を受け付ける(ステップS54)。第1実施形態と同様に、サービス端末20による注文した品物の表示を確認したサービス店員が、注文の品物を台番号(150番台)の遊技台で遊技している利用客に届ける。注文した品物が店員によって届けられると、利用者は品物を受け取ると共に確認する。そして、利用者は品物を確認すると、「確認」ボタンをタッチ入力する。
【0059】
ステップS54にて「確認」ボタンの入力があると、CPUは、ステップS55に進み、管理装置に対して台番号と受取承認信号を送信し(ステップS55)、今回のサービス提供処理を終了する。従って、品物受取確認画面が消え、通常のメニュー画面に切り換る。
【0060】
台間玉貸機3から台番号と受取承認信号が送信されると、管理装置は、ステップA01を真、ステップA02、ステップA03を偽、ステップA23を偽と判別してステップA07に進み、受信したデータが受取承認信号であるか否かを判別する(ステップA07)。受信したデータが受取承認信号である場合、管理装置は、ステップA08に進み、以下、第1実施形態と同様のステップA08〜ステップA11の処理を行う。
【0061】
以上、本発明の第1実施形態及び第2実施形態について説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施形態の台間球貸機3の構成の一部を適宜変更して実施することができる。例えば、実施形態の台間玉貸機3に玉貸ボタンを設け、貨幣の投入があっても玉貸ボタンの押下があるまでは玉貸を行わないように構成する。また、貨幣を投入してからサービスの入力か、玉貸の入力かを利用者に選択できるように構成してもよい。
【0062】
上述した本発明の第1実施形態及び第2実施形態においては、貨幣価値投入装置の一例として貨幣の投入を受け付ける貨幣投入装置を用いて説明したが、貨幣投入装置に代え、貨幣と等価の貨幣情報が記憶された貨幣情報記憶体(例えば、磁気カードで構成されたプリペイドカードや金額情報が記憶されたICカード)を受け付け、貨幣情報記憶体から貨幣情報を読み出すと共に読み出した貨幣価値分を差し引いて貨幣情報記憶体に書き込む貨幣価値読出書込装置を用いても本発明は成立する。この場合、基準単位金額を予め決めておき、基準単位金額以上であるか否かを判別して、例えば、基準単位金額を100円とした場合、サービス要求分に相当する金額を差し引いた減算結果が、基準単位金額に満たない金額を有する場合、即ち、サービス要求分に相当する金額を差し引いた減算結果が、例えば、340円のように、300円分は基準単位金額を満たしているので、プリペイドカードに300円分を書き込み記憶し、基準単位金額に満たない40円分は遊技媒体で利用者に払い出すようにする。上述したICカードを使用した場合、ICカードにはICカード毎に付与した識別IDのみを記憶しておき、管理装置に前記識別IDに対応付けして金額情報を記憶する構成としてもよい。
また、プリペイドカードを使用した場合、サービス要求分を減算した減算結果としての残金額をプリペイドカードに記憶させるタイミングは、利用者が注文確認画面にて注文ボタンをタッチ入力した時、サービス要求利用者がサービス要求に対応した品物を受け取って確認ボタンを押下した時、従業員が入力されたサービス要求に対応した品物を利用者に持って行くと共に、リモコン等でカード返却の操作を行った時等、これらのタイミングのうちから適宜選んで決めてよい。
【0063】
また、上述した第2実施形態において、サービス要求(注文)の入力、貨幣の投入のどちらか先に行われた事象を台間玉貸機3の制御部16で記憶しておき、両方が行われたときに「台番号+サービス要求データ+投入金額」を管理装置に送信する構成としてもよい。
【0064】
また、利用者がサービス要求したことを確認できる確認手段の変形実施形態について、以下のような構成としても本発明は成立する。上記確認手段を設けることで、例えば、「注文した品物を受け取ったか受け取っていないか」又は「注文した品物の個数が違う」とか「釣銭が足らない/釣銭を間違えている」等のサービス要求に関わる店員と利用者とのトラブルの発生を防止することができる。上述した実施形態では、品物受取確認画面(図12参照)が表示画面に表示されている状態で、利用者が入力したサービス要求に対応した品物を受け取って確認ボタンを押下することで、品物受取確認画面の表示を消す構成としてある。
【0065】
上記の構成に代えて、例えば、品物受取確認画面(図12参照)が表示画面に表示されている状態で、利用者が入力したサービス要求に対応した品物を受け取って確認ボタンを押下した後、店員が会員カードリーダ18に従業員証(例えば、磁気カードやICカード等)を読み取らせることで品物受取確認画面の表示を消すようにしてもよい。また、店員がリモコン等の操作を行って品物受取確認画面の表示を消すようにしてもよい。
【0066】
また、品物受取確認画面(図21参照)が表示画面に表示されている状態で、入力したサービスに対応した景品を店員が遊技者の所に持ってきてから、遊技者が貨幣を投入することで、品物受取確認画面の表示を消すようにしてもよい。
【0067】
返却玉数の玉を払い出すタイミングについて、上述した実施形態では、利用者がサービス要求に対応した金額以上の貨幣を投入したことが確認された上で、利用者が入力したサービス要求に対応した品物を受け取る前に返却玉を払い出す構成としてあるが、これに代えて、利用者がサービス要求に対応した金額以上の貨幣を投入したことが確認された上で、品物受取確認画面(図22参照)を表示画面に表示し、従業員が入力されたサービス要求に対応した品物を利用者に持って行くと共に、リモコン等の操作で返却玉を返却するようにしてもよい。また、貨幣が投入されてすぐに返却玉を返却するか、従業員が入力されたサービスに対応した品物を遊技者に持って行くと共に、リモコン等の操作で返却玉を返却するかを遊技者が選べるようにしてもよい。
【0068】
また、利用者が会員である場合には、図23に示すように品物受取確認画面において会員カードを挿入する旨を表示し、挿入された会員カードの会員IDと、利用者の会員IDを従業員が確認してから、入力されたサービス要求に対応した品物を利用者に渡すようにしてもよい。
【0069】
また、上述した実施形態では、サービス要求に対応した品物数の在庫数からの減算は、管理装置2が、台間玉貸機3において品物受取確認画面が解除した(消えた)ときに応じて行うようにしているが、これに限らず、管理装置がサービス要求データを受信したときに行うようにしてもよいし、管理装置がサービス要求があった旨をサービス端末20に出力する時に行うようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】
請求項1に記載の構成によれば、台間玉貸機の制御部が、操作入力装置によるサービス要求の入力と、貨幣価値投入装置からの投入金額信号の入力とがあった場合、投入金額信号に対応した遊技媒体数からサービス要求に対応した遊技媒体数を差し引いた数に対応した遊技媒体を遊技媒体払出装置を通じて払い出すので、利用者はサービス要求分の対価を貨幣価値で払うため、会員・非会員の別を問わずサービスを利用することができ、投入した貨幣価値に対して釣銭が発生する場合、釣銭分に相当する数の遊技媒体が返却されるので、サービスを行う係員が釣銭確認を行わずに済み、サービス作業の煩わしさを解消することができる。
【0071】
請求項2に記載の構成によれば、台間玉貸機の制御部は、貨幣価値投入装置からの投入金額信号の入力があると、管理装置に投入金額信号を送信し、操作入力装置からのサービスの入力があると、入力されたサービス要求に対応したサービス要求信号を管理装置に送信し、管理装置は、投入金額信号及びサービス要求信号を受けると、サービス確認信号を台間玉貸機に送信すると共に、サービス要求が行われた台及びサービス要求の内容を出力し、台間玉貸機の制御部は、管理装置から送信されたサービス確認信号を受けると、投入金額信号に対応した遊技媒体数からサービス要求に対応した遊技煤体数を差し引いた数に対応した数の遊技媒体を遊技媒体払出装置を通じて払い出すので、利用者はサービス要求分の対価を貨幣価値で払うため、会員・非会員の別を問わずサービスを利用することができ、投入した貨幣価値に対して釣銭が発生する場合、釣銭分に相当する数の遊技媒体が返却されるので、サービスを行う係員が釣銭確認を行わずに済み、サービス作業の煩わしさを解消することができる。
【0072】
請求項3に記載の構成によれば、制御部は、サービス要求に対応する遊技媒体数に対して割り引く手段及び手数料を加える手段のうちの少なくとも1つを備えているので、利用者が要求するサービスに割引や手数料を反映させることができ、利用者に細かなサービスを提供できる。
【0073】
請求項4に記載の構成によれば、管理装置は、サービス要求信号に基いて、該サービス要求に対応した遊技媒体数を計数玉数として処理するので、計数玉数計算を合理的に処理できる。
【0074】
請求項5に記載の構成によれば、台間玉貸機は、利用者が入力したサービス要求に対応する品物を受け取ったことを確認する、又は利用者がサービス要求を行ったことを確認する確認手段を備えているので、例えば、「注文した品物を受け取ったか受け取っていないか」又は「注文した品物の個数が違う」とか「釣銭が足らない/釣銭を間違えている」等のサービス要求に関わる店員と利用者とのトラブルの発生を防止することができる。
【0075】
請求項6に記載の構成によれば、管理装置は、サービス要求に対応した品物数を品物在庫数から減算するので、品物の在庫管理を合理的に処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るサービス提供システムのブロック図
【図2】台間玉貸機の外観を示す斜視図
【図3】台間玉貸機の要部ブロック図
【図4】台間玉貸機の制御部のCPUが実行するサービス提供処理の一部を示す第1実施形態のフローチャート
【図5】図4のフローチャートのつづき
【図6】第1実施形態の液晶表示パネルの表示画面に表示される品名選択画面を示す図
【図7】第1実施形態の液晶表示パネルの表示画面に表示される品物選択画面を示す図
【図8】第1実施形態の液晶表示パネルの表示画面に表示される個数入力画面を示す図
【図9】第1実施形態の液晶表示パネルの表示画面に表示される投入金額確認画面−1を示す図
【図10】第1実施形態の液晶表示パネルの表示画面に表示される投入金額確認画面−2を示す図
【図11】第1実施形態の液晶表示パネルの表示画面に表示される注文確認画面を示す図
【図12】第1実施形態の液晶表示パネルの表示画面に表示される品物受取確認画面を示す図
【図13】管理装置が実行するサービス提供処理の第1実施形態のフローチャート
【図14】台間玉貸機の制御部のCPUが実行するサービス提供処理の第2実施形態の一部を示すフローチャート
【図15】管理装置が実行するサービス提供処理の第2実施形態のフローチャート
【図16】第2実施形態の液晶表示パネルの表示画面に表示される注文確認画面を示す図
【図17】第2実施形態の液晶表示パネルの表示画面に表示される投入金額確認画面を示す図
【図18】台間玉貸機の制御部のメモリに記憶されている品物マスタファイルの一例を示す図
【図19】第1及び第2実施態様において管理装置に記憶されるサービス要求記憶ファイルの一例を示す図
【図20】第2実施態様において管理装置に記憶されるサービス要求金額記憶ファイルの一例を示す図
【図21】品物受取確認画面の別の実施形態を示す図
【図22】品物受取確認画面のさらに別の実施形態を示す図
【図23】品物受取確認画面の会員カードを用いた場合の実施形態を示す図
【符号の説明】
1 サービス提供システム
2 管理コンピュータ
3 台間玉貸機
4 遊技台
5 LAN
6 データ記憶サーバ
7 紙幣投入口
8 硬貨投入口
9 液晶表示パネル
10 玉排出口
11 硬貨返却口
12 会員カード挿入口
13 硬貨識別装置
14 紙幣識別装置
15 貨幣計数器
16 制御部
17 玉貸機構部
18 会員カードリーダ
19 通信インタフェース
20 サービス端末

Claims (6)

  1. 貨幣又は貨幣と等価の貨幣情報が記憶された貨幣情報記憶体の投入を受け付ける貨幣価値投入装置と、利用者によるサービス要求の入力を受け付ける操作入力装置と、遊技媒体を払い出す遊技媒体払出装置と、制御部とを備えた台間玉貸機を含むサービス提供システムであって、前記制御部は、前記操作入力装置によるサービス要求の入力と、前記貨幣価値投入装置からの投入金額信号の入力とがあった場合、前記投入金額信号に対応した遊技媒体数から前記サービス要求に対応した遊技媒体数を差し引いた数に対応した遊技媒体を前記遊技媒体払出装置を通じて払い出すものであることを特徴とするサービス提供システム。
  2. 管理装置と、前記管理装置に通信接続された台間玉貸機とを有するサービス提供システムにおいて、前記台間玉貸機は、貨幣又は貨幣と等価の貨幣情報が記憶された貨幣情報記憶体の投入を受け付ける貨幣価値投入装置と、利用者によるサービス要求の入力を受け付ける操作入力装置と、遊技媒体を払い出す遊技媒体払出装置と、制御部とを備え、前記制御部は、前記貨幣価値投入装置からの投入金額信号の入力があると、前記管理装置に前記投入金額信号を送信し、前記操作入力装置からのサービスの入力があると、入力された前記サービス要求に対応したサービス要求信号を前記管理装置に送信し、前記管理装置は、前記投入金額信号及び前記サービス要求信号を受けると、サービス確認信号を前記台間玉貸機に送信すると共に、前記サービス要求が行われた台及び前記サービス要求の内容を出力し、前記制御部は、前記管理装置から送信された前記サービス確認信号を受けると、前記投入金額信号に対応した遊技媒体数から前記サービス要求に対応した遊技煤体数を差し引いた数に対応した数の遊技媒体を前記遊技媒体払出装置を通じて払い出すものであることを特徴とするサービス提供システム。
  3. 前記制御部は、前記サービス要求に対応する遊技媒体数に対して割り引く手段及び手数料を加える手段のうちの少なくとも1つを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のサービス提供システム。
  4. 前記管理装置は、前記サービス要求信号に基いて、該サービス要求に対応した遊技媒体数を計数玉数として処理することを特徴とする請求項1乃至3のうちのいずれか1つに記載のサービス提供システム。
  5. 前記台間玉貸機は、利用者が入力した前記サービス要求に対応する品物を受け取ったことを確認する、又は利用者が前記サービス要求を行ったことを確認する確認手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のうちのいずれか1つに記載のサービス提供システム。
  6. 前記管理装置は、前記サービス要求に対応した品物数を品物在庫数から減算することを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか1つに記載のサービス提供システム。
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