JP2004357996A - 身体支持装置およびこの身体支持装置への振動体の取付構造 - Google Patents

身体支持装置およびこの身体支持装置への振動体の取付構造 Download PDF

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作二 伊東
Masaru Kikuchi
賢 菊地
Kenichi Uchida
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Abstract

【課題】振動体の振動が高剛性の構造部材に伝わることを抑制すると共に、振動体の着脱を容易に行う。
【解決手段】支持フレーム3と、該支持フレーム3に弾性的に支持されると共に身体の一部あるいは全部から掛けられた荷重を支持する身体支持部材2とを有する身体支持装置1において、身体支持部材2の身体とは反対側の面のみに直接接触して取り付けられた振動体4を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子やベッドなどのように身体の一部あるいは全部から掛けられた荷重を支持する身体支持装置およびこの身体支持装置への振動体の取付構造に関する。さらに詳述すると、本発明は、振動体、即ちバイブレータを備えた身体支持装置およびこの身体支持装置への振動体の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
着座者の身体を振動体により振動させる機能を備えた椅子が開発されている。この種の椅子100では、例えば図6に示すように振動体101が背凭れや座の発泡ウレタン製の芯材103に埋め込まれている(特開2002−346476参照)。また、振動体101を内蔵する芯材103は金属板材によるフレーム104により背凭れ面あるいは座面の全体で支持されている。着座者の荷重は芯材103を介してフレーム104により支持される。さらに、フレーム104と振動体101との間には制振材105が介在されている。
【0003】
芯材103の表面側には、例えば発泡ウレタンから成る振動伝搬シート106とレザー等から成るカバー107が順に配置されている。椅子100は、振動伝搬シート106およびカバー107を介して振動体101の振動を着席したユーザの体に伝搬する。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−346476
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した椅子100では、振動体101が芯材103および制振材17により支持されているので、振動体101の振動が芯材103および制振材17を介して構造部材104に伝わり易い。このため、構造部材104が振動して振動が逃げてしまい、振動体101の振動の身体への伝達効率が下がってしまう。
【0006】
また、身体と構造部材104との間に振動体101が挟まれているので、着座者が振動体101を異物として感じ易い。これを防ぐためには振動体101の身体側の芯材103を厚くせざるを得ず、振動体101から身体への振動の伝達効率が下がってしまう。
【0007】
しかも、振動体101を芯材103に内蔵しているため、振動体101の着脱の作業性が悪い。さらに、振動体101の振動が構造部材104に伝わり易いことから大きな振動音が発生し易い。
【0008】
そこで、本発明は、振動体の振動が高剛性の構造部材に伝わることを抑制すると共に、振動体の着脱を容易に行える身体支持装置およびこの身体支持装置への振動体の取付構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、支持フレームと、該支持フレームに弾性的に支持されると共に身体の一部あるいは全部から掛けられた荷重を支持する身体支持部材とを有する身体支持装置において、身体支持部材の身体とは反対側の面のみに直接接触して取り付けられた振動体を備えるようにしている。また、請求項2記載の身体支持装置は、身体の一部あるいは全部から掛けられた荷重を支持する身体支持部材と、該身体支持部材を弾性的に支持する弾性板と、該弾性板を支持する支持フレームと、身体支持部材の身体とは反対側の面のみに直接接触して取り付けられた振動体とを備えるようにしている。
【0010】
したがって、振動体の振動は身体支持部材を介して身体に伝わる。ここで、身体支持部材は支持フレームに対して弾性的に支持されているので、振動体の振動が支持フレームに伝わって逃げてしまうことを抑制できる。また、振動体は身体支持部材のみに直接接触するよう取り付けられているので、クッションやその他の構造部材に接触させずに身体支持部材を強く振動させることができ、身体に振動を効率良く伝達することができる。
【0011】
さらに、振動体が身体支持部材の身体とは反対側の面に取り付けられているので、身体からの荷重が身体支持部材に作用しても身体が振動体を身体支持部材に押し付けることはなく振動体を異物として感じ難い。このため、身体支持部材と身体との間に振動体の違和感防止用のクッションを設ける必要が無いので、振動体から身体への振動の伝達効率を高めることができる。
【0012】
また、振動体が身体支持部材の身体とは反対側の面に取り付けられているので、振動体の全体をクッションなどで包む必要は無く、振動体の身体支持部材への着脱が容易になる。
【0013】
さらに、請求項3記載の発明は、支持フレームと、該支持フレームに弾性的に支持されると共に身体の一部あるいは全部から掛けられた荷重を支持する身体支持部材とを有する身体支持装置において、身体支持部材の内部に振動体を備えるようにしている。
【0014】
したがって、振動体の振動は身体支持部材を介して身体に伝わる。ここで、身体支持部材は支持フレームに対して弾性的に支持されているので、振動体の振動が支持フレームに伝わって逃げてしまうことを抑制できる。よって、身体に振動を効率良く伝達することができる。
【0015】
また、請求項4記載の発明は、請求項1記載の身体支持装置において、身体支持装置は椅子であると共に、身体支持部材は座または背凭れの少なくとも一方に設けられるようにしている。したがって、振動体の振動の身体への伝達効率が高いことから、省電力化あるいは振動の強化を図れるマッサージ椅子を得ることができる。
【0016】
一方、請求項5記載の発明は、請求項1記載の身体支持装置への振動体の取付構造において、両端部が身体支持部材に固着されると共に、中央部と身体支持部材との間に振動体を挟み込んで支持するバンド部材を備えるようにしている。
【0017】
したがって、振動体はバンド部材と身体支持部材との間に挟まれて支持されているので、振動体の着脱を容易に行うことができるようになる。
【0018】
また、請求項6記載の発明は、請求項1記載の身体支持装置への振動体の取付構造において、開口縁が身体支持部材に固着されると共に、内部に振動体を収容する袋部材を備えるようにしている。
【0019】
したがって、振動体を袋部材に収容するので、身体支持部材からの脱落を抑制することができる。また、振動体を全周に亘って隠すことができるので、身体支持装置の見栄えを良くすることができる。
【0020】
そして、請求項7記載の発明は、請求項1から3までのいずれか記載の身体支持装置への振動体の取付構造において、身体支持部材と振動体とは接着されるようにしている。したがって、振動体を取り付けるための他部材を要しないので、安価かつ簡易に取り付けることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。
【0022】
図1および図2に本発明の身体支持装置1をマッサージ椅子に適用した実施形態の一例を示す。この身体支持装置1は、支持フレーム3と、該支持フレーム3に弾性的に支持されると共に身体の一部あるいは全部から掛けられた荷重を支持する身体支持部材2とを有するものである。この身体支持装置1は、身体支持部材2の身体とは反対側の面(以下、裏面と呼ぶ)2aのみに直接接触して取り付けられた振動体4を備えている。振動体4の振動は身体支持部材2に伝わり、身体支持部材2の振動が着座者の身体に伝わる。
【0023】
身体支持部材2は、例えば背凭れ6と座7と足置き8とに設けられている。着座者は身体支持部材2に直接着座する。身体支持部材2としては、メッシュ状の面状弾性体(デュポン社製、ダイメトロール(登録商標))を使用している。そして、身体支持部材2を身体支持のために適切な張力で張るように身体支持部材2の端部2bを支持フレーム3に巻いて縫合などにより止着している。また、支持フレーム3はパイプ材から成るものとしている。
【0024】
振動体4は、背凭れ6と座7と足置き8との各身体支持部材2に取り付けられている。ここでは、例えば肩部、腰部、腿部、脹脛部のそれぞれに左右一対の振動体4を配置している。振動体4としては、例えばオンキョーリブ株式会社製のリラテックエレメントDU−2506を使用している。また、振動体4による振動の周波数は、例えば50〜70Hzにする。これにより、身体へのマッサージ効果を高いものにすることができる。マッサージ効果を高めるための周波数としては、より好ましくは60〜65Hzである。
【0025】
身体支持装置1への振動体4の取付けには、本実施形態の場合にはバンド状の取付け部材(以下、単にバンド部材と呼ぶ)9が使用されている。このバンド部材9は、図2に示すように両端部9aが身体支持部材2に縫合などによって固着されると共に、中央部9bと身体支持部材2との間に振動体4を挟み込んで支持するものとしている。すなわち、振動体4は身体支持部材2の裏側の面2aに接触して吊り下げられた状態で保持されている。バンド部材9によって身体支持部材2の裏面2aとの間に振動体4を挟み込んでいるので、振動体4の着脱を容易に行うことができるようになる。バンド部材9の両端部9aは縫合あるいは接着などにより身体支持部材2に固定されている。また、バンド部材9としてはゴムバンドを使用している。このため、バンド部材9は、振動体4を装入するときには伸び、装入後には収縮するので、振動体4の保持を強固にすることができると共に振動体4と身体支持部材2とを密着させることができる。
【0026】
上述した身体支持装置1を使用する際の動作を以下に説明する。
【0027】
使用者が着座すると身体支持部材2が身体に沿って変形して着座者を弾性的に受け支える。このとき、振動体4は身体支持部材2の裏面2aに吊り下げられるように取り付けられているので、身体からの荷重が身体支持部材2に作用しても身体が振動体4を身体支持部材2に押し付けることはなく、振動体4を異物として感じてしまうことを防ぐことができる。このため、身体支持部材2の表面に振動体4から受ける違和感を低減させるための厚いクッションを設ける必要がなくなるので、身体への振動伝達効率を高めることができる。
【0028】
そして、振動体4を振動させることにより、振動は身体支持部材2を介して着座者の身体に伝わりマッサージ効果を発揮することができる。振動体4の振動は身体支持部材2に沿っても伝わるので、着座者は振動体4の周囲の広い範囲でマッサージ効果を得ることができる。ここで、振動体4は身体支持部材2のみに直接接触するよう取り付けられているので、クッションやその他の構造部材に振動が逃げることを抑制でき身体に振動を効率良く伝達することができる。また、振動体4は身体支持部材2を介して支持フレーム3に対して弾性的に支持されているので、振動体4の振動が支持フレーム3に伝達して逃げてしまうことを抑制できると共に振動音の発生を抑制できる。
【0029】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば本実施形態では身体支持部材2に直接着座するように身体支持部材2が剥き出しになっているが、これには限られず図2(B)中に二点鎖線で示すように身体支持部材2の表側にウレタンクッション10を被せるようにしても良い。これにより、座り心地をより高めることができると共に、デザインの自由度を高めることができる。この場合、ウレタンクッション10および身体支持部材2と支持フレーム3を覆う上張地を設けるようにしても良い。
【0030】
そして、本実施形態ではバンド部材9としてゴムバンドを使用しているが、これには限られず身体支持部材2と同様の面状弾性体やプラスチック、布地などの比較的弾性の低い部材を使用しても良い。
【0031】
また、本実施形態ではバンド部材9を使用して振動体4を取付ける構造としているが、これには限られず図3に示すような袋状の収容部材(袋部材)を使用するようにしても良い。袋部材11は、底壁面と側壁からなる箱状を成し、3方の側壁の上端の縁部11aを身体支持部材2に固着すると共に1つの側壁とその縁部11aを身体支持部材2から着脱可能な構造として開閉可能な蓋を備えるようにしている。即ち、袋部材11の開口縁11aの一部は開閉可能にすると共に、開閉可能な開口縁11aと身体支持部材2との各々に貼り付けたベルクロファスナ(登録商標)テープ12を使用して閉塞状態を維持できるようにしている。この袋部材11としては、例えば身体支持部材2と同様の面状弾性体を使用したり、あるいは椅子の上張地を使用することができる。袋部材11を使用することにより、振動体4が身体支持部材2から脱落することを防止できる。また、振動体4の全体を覆い隠すことができるので、身体支持装置1の見栄えを良くすることができる。
【0032】
また、上述した実施形態では、袋部材11の開口縁11aの一部を開け閉め可能にしているが、これには限られず開口縁11aは全て閉めてしまうと共に袋部材11の側面に形成した蓋部を開け閉め可能にしても良い。さらに、袋部材11の一部を開閉可能にすることには限られず、振動体4の着脱が特に必要でなければ袋部材11を開閉不能に取り付けても良い。
【0033】
そして、上述した実施形態では、振動体4の取付構造でバンド部材9や袋部材11などの別部材を使用しているが、これには限られず振動体4を身体支持部材2に接着により取り付けるようにしても良い。この場合、振動体4を取り付けるための他部材を要しないので、安価かつ簡易に取り付けることができる。
【0034】
さらに、上述した実施形態では、身体支持部材2としてメッシュ状の面状弾性体を使用しているが、これには限られずフィルムや布、不織布などの面状弾性体を使用するようにしても良い。
【0035】
また、上述した実施形態では、身体支持部材2が支持フレーム3に直接支持されているが、これには限られず図4に示すように身体支持部材2と支持フレーム3との間に弾性板5を介在させるようにしても良い。すなわち、この場合の身体支持装置1は、身体の一部あるいは全部から掛けられた荷重を支持する身体支持部材2と、該身体支持部材2を弾性的に支持する弾性板5と、該弾性板5を支持する支持フレーム3と、身体支持部材2の裏面2aのみに直接接触して取り付けられた振動体4とを備えるものである。
【0036】
ここでは、振動体4の身体側部の全面に弾性板5が接着あるいはねじ止めにより取り付けられている。身体支持部材2は弾性板5の中央部の振動体4が取り付けられた剛性の高い部分としている。支持フレーム3は支持パイプ(図示せず)に固定された高剛性の板状部材としている。そして、弾性板5の周縁が支持フレーム3に取り付けられている。この場合も身体支持部材2は支持フレーム3に対して弾性的に支持されているので、振動体4の振動が支持フレーム3に伝わって逃げてしまうことを抑制できる。
【0037】
さらに、上述した実施形態では、振動体4は身体支持部材2の裏面2aのみに取り付けられているが、これには限られず図5に示すように身体支持部材2の内部に振動体4を設けるようにしても良い。すなわち、支持フレーム3と、該支持フレーム3に弾性的に支持されると共に身体の一部あるいは全部から掛けられた荷重を支持する身体支持部材2とを有する身体支持装置1において、身体支持部材2の内部に振動体4を備えるようにしている。
【0038】
ここでの身体支持部材2はエアクッションあるいはウレタンクッション等としている。この場合も身体支持部材2は支持フレーム3に対して弾性的に支持されているので、振動体4の振動が支持フレーム3に伝わって逃げてしまうことを抑制できる。
【0039】
また、図1に示す実施形態では、身体支持部材2は背凭れ6と座7と足置き8との全てに設けられているが、これには限られずいずれか1つのみに設けられていても良い。あるいは、肘掛けやヘッドレストなどに設けるようにしても良い。
【0040】
さらに、上述した各実施形態では、身体支持装置1は椅子であるようにしているが、これには限られずベッドやクッションなど、身体の一部あるいは全部から掛けられた荷重を支持するものの全般に使用することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、請求項1または2記載の身体支持装置によれば、身体支持部材は支持フレームに対して弾性的に支持されているので、振動体の振動が支持フレームに伝わって逃げてしまうことを抑制できる。また、振動体は身体支持部材のみに直接取り付けられているので、振動が他の部材に逃げることを抑制して身体支持部材を強く振動させることができ、身体に振動を効率良く伝達することができる。このため、振動体の振動の強さを従来と同等にすれば身体には従来よりも強い振動を与えられると共に、身体に与える振動を従来と同等にすれば振動体の消費電力を従来よりも小さくすることができる。しかも、振動体の振動が構造部材に伝わり難いので、大きな振動音の発生を抑制することができる。
【0042】
さらに、振動体が身体支持部材の身体とは反対側の面に取り付けられているので、身体からの荷重が身体支持部材に作用しても身体が振動体を身体支持部材に押し付けることはなく振動体を異物として感じ難い。このため、使用感を高めることができると共に、身体支持部材と身体との間に振動体の違和感防止用のクッションを設ける必要が無いので、振動体から身体への振動の伝達効率を高めることができる。
【0043】
また、振動体が身体支持部材の身体とは反対側の面に取り付けられているので、振動体の全体をクッションなどで包む必要は無く、振動体の身体支持部材への着脱が容易になる。このため、製造時の作業性が良くなると共に、複雑な形状のクッションが不要になるのでコストを下げることができる。
【0044】
さらに、請求項3記載の身体支持装置によれば、身体支持部材は支持フレームに対して弾性的に支持されているので、振動体の振動が支持フレームに伝わって逃げてしまうことを抑制できる。よって、身体に振動を効率良く伝達することができる。
【0045】
また、請求項4記載の身体支持装置によれば、振動体の振動の身体への伝達効率が高いことから、省電力化あるいは振動の強化を図れるマッサージ椅子を得ることができる。
【0046】
一方、請求項5記載の身体支持装置への振動体の取付構造によれば、振動体はバンド部材と身体支持部材との間に挟まれて支持されているので、振動体の着脱を容易に行うことができるようになる。このため、製造時やメンテナンス時の作業性が良くなる。
【0047】
また、請求項6記載の身体支持装置への振動体の取付構造によれば、振動体を袋部材に収容するので、身体支持部材からの脱落を抑制することができる。さらに、振動体を全周に亘って隠すことができるので、身体支持装置の見栄えを良くすることができる。
【0048】
そして、請求項7記載の身体支持装置への振動体の取付構造によれば、振動体を取り付けるための他部材を要しないので、安価かつ簡易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の身体支持装置を示す斜視図である。
【図2】身体支持装置への振動体の取付構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)でのII−II線で切断した状態の横断面正面図である。
【図3】身体支持装置への振動体の取付構造の他の例を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)でのIII−III線で切断した状態の横断面正面図である。
【図4】身体支持装置への振動体の取付構造の別の例を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)でのIV−IV線で切断した状態の横断面正面図である。
【図5】身体支持装置への振動体の取付構造の更に他の例を示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)でのV−V線で切断した状態の横断面正面図である。
【図6】従来の振動体を備えた椅子を示す中央縦断面側面図である。
【符号の説明】
1 身体支持装置
2 身体支持部材
2a 身体とは反対側の面
3 支持フレーム
4 振動体
5 弾性板
6 背凭れ
7 座
9 バンド部材
9a 両端部
9b 中央部
11 袋部材
11a 縁部

Claims (7)

  1. 支持フレームと、該支持フレームに弾性的に支持されると共に身体の一部あるいは全部から掛けられた荷重を支持する身体支持部材とを有する身体支持装置において、前記身体支持部材の前記身体とは反対側の面のみに直接接触して取り付けられた振動体を備えることを特徴とする身体支持装置。
  2. 身体の一部あるいは全部から掛けられた荷重を支持する身体支持部材と、該身体支持部材を弾性的に支持する弾性板と、該弾性板を支持する支持フレームと、前記身体支持部材の前記身体とは反対側の面のみに直接接触して取り付けられた振動体とを備えることを特徴とする身体支持装置。
  3. 支持フレームと、該支持フレームに弾性的に支持されると共に身体の一部あるいは全部から掛けられた荷重を支持する身体支持部材とを有する身体支持装置において、前記身体支持部材の内部に振動体を備えることを特徴とする身体支持装置。
  4. 前記身体支持装置は椅子であると共に、前記身体支持部材は座または背凭れの少なくとも一方に設けられることを特徴とする請求項1記載の身体支持装置。
  5. 請求項1記載の身体支持装置への前記振動体の取付構造において、両端部が前記身体支持部材に固着されると共に、中央部と前記身体支持部材との間に前記振動体を挟み込んで支持するバンド部材を備えることを特徴とする身体支持装置への振動体の取付構造。
  6. 請求項1記載の身体支持装置への前記振動体の取付構造において、開口縁が前記身体支持部材に固着されると共に、内部に前記振動体を収容する袋部材を備えることを特徴とする身体支持装置への振動体の取付構造。
  7. 請求項1から3までのいずれか記載の身体支持装置への前記振動体の取付構造において、前記身体支持部材と前記振動体とは接着されていることを特徴とする身体支持装置への振動体の取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006212091A (ja) * 2005-02-01 2006-08-17 Takano Co Ltd 振動子を備える身体支持装置
CN113825432A (zh) * 2019-02-22 2021-12-21 日本烟草产业株式会社 身体支承装置

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