JP2004357976A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技に必要な遊技操作が行なわれる操作部を有する遊技機において、操作部を用いたメンテナンス操作を伴うメンテナンスを容易に行なえるようにする。
【解決手段】スロットマシン1は、筐体3の前面に開閉可能な扉体2を備えている。筐体3の内部に配置された各リール5a〜5cの回転を開始させるためのスタートスイッチ20など、遊技操作の各種入力手段が設けられている操作部30は筐体3側に保持されており、扉体2の開時には扉体2から分離して筐体3の前面に位置するようになっている。扉体2には、操作部30用の窓部32が設けられており、扉体2の閉時には操作部30が、この窓部32から前方を臨むようになっている。
【選択図】 図2
【解決手段】スロットマシン1は、筐体3の前面に開閉可能な扉体2を備えている。筐体3の内部に配置された各リール5a〜5cの回転を開始させるためのスタートスイッチ20など、遊技操作の各種入力手段が設けられている操作部30は筐体3側に保持されており、扉体2の開時には扉体2から分離して筐体3の前面に位置するようになっている。扉体2には、操作部30用の窓部32が設けられており、扉体2の閉時には操作部30が、この窓部32から前方を臨むようになっている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシン等の遊技機に関し、特に、遊技に必要な遊技操作がなされるスイッチ類などの入力手段を備えた操作部を有する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の遊技機として知られているスロットマシンは、複数のリールやメダルホッパ、メダル送出装置等を収容する筐体と、この筐体の前面に開閉可能に取り付けられた扉体とを備えており、扉体の前面に設けた表示窓に各リールの外周表面を臨ませている。
【0003】
また、スロットマシンは、遊技者が操作可能な位置に、遊技に必要な遊技操作を行なうための操作部を備えている。操作部には、複数のリールを回転させるスタートスイッチや、各リールの回転を停止させるために、各リールに対応して設けられたストップスイッチ等の各種入力手段が設けられている(下記特許文献1参照)。
【0004】
このようなスロットマシンでは、遊技メダル投入口に遊技メダルを投入することにより遊技の開始条件が整い、遊技者がスタートスイッチを操作すると、複数のリールが回転してリールの表面に描かれた複数種類の図柄が高速で移動する。そして、遊技者が各リールに対応したストップスイッチを操作すると、各リールの回転が停止し、リールの表面に描かれた複数種類の図柄が停止表示される。
【0005】
ここで、停止表示された図柄の組み合わせが所定の組み合わせとなった場合には、賞としての遊技メダルが払い出されたり、その払出数が加算記憶(クレジット)されたりする。また、停止表示された図柄の組み合わせが所定の特別入賞態様となったことを開始条件として、一般遊技と比較して遊技者にとって有利な特別遊技(ビッグボーナス・ゲームやレギュラーボーナス・ゲームと称される)を行なわせるものも知られている。
【0006】
【特許文献1】
特開平2002−306678号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなスロットマシン等の遊技機においては、定期的にメンテナンスが行なわれる。メンテナンスにおいては、操作部に設けられたスタートスイッチやストップスイッチ等の入力手段を実際に操作すること(以下、「メンテナンス操作」と称する)を必要とする場合があるが、各リールの作動状況などを確認したり、筐体内に配置される制御装置などを操作したりするために筐体の内部を視認する必要もあることから、扉体を開放した状態でメンテナンスが行なわれるのが一般的である。
【0008】
しかしながら、従来のスロットマシン等においては、操作部が扉体側に固設されているため、開放された扉体と筐体との間に位置してメンテナンスを行なう作業員にとっては、扉体の前面に位置する操作部を視認しづらく、立ち位置を頻繁に変えたり、無理に操作部に手を伸ばしたりしてメンテナンス操作をしなければならないこととなり、メンテナンスを行なうことが困難になるという問題がある。
【0009】
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、操作部を用いたメンテナンス操作を伴うメンテナンスを容易に行なうことが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る遊技機は、上記課題を解決するため、以下の特徴点を備えている。なお、本発明に係る遊技機の各構成要素について、図面に付した符号を参照して、具体的な適用例を示すが、各構成要素はこれらに限定されるものではない。
【0011】
本発明に係る遊技機(スロットマシン1,1A)は、筐体(3)と、該筐体(3)の前面に開閉可能に設けられた扉体(2)と、遊技に必要な遊技操作の入力手段(スタートスイッチ20,ストップスイッチ21a〜21c等)を備えた操作部(30)とを有する遊技機において、前記扉体(2)の開時に、前記操作部(30)が該扉体(2)の前面から分離可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0012】
本発明に係る遊技機(スロットマシン1,1A)において、操作部(30)は、扉体(2)の閉時には扉体(2)の前面に位置し、扉体(2)の開時には扉体(2)の前面から分離する。
【0013】
本発明に係る遊技機(スロットマシン1)において、前記操作部(30)は前記筐体(3)側に保持されており、前記扉体(2)は、該扉体(2)の閉時に前記操作部(30)が臨む窓部(32)を備えている態様とすることができる。
【0014】
この態様においては、筐体(3)側に保持されている操作部(30)は、扉体(2)の閉時には扉体(2)と一体となって窓部(32)から前方を臨み、扉体(2)の開時には扉体(2)から分離して筐体(3)の前面に位置する。
【0015】
また、本発明に係る遊技機(スロットマシン1A)において、前記操作部(30)は、前記扉体(2)の開時において、該扉体(2)と前記筐体(3)との間を揺動可能に設けられている態様としてもよい。
【0016】
この態様においては、操作部(30)は扉体(2)あるいは筐体(3)にヒンジ(36)等を介して支持されており、扉体(2)の開時には、扉体(2)と前記筐体(3)との間を揺動し得る。
【0017】
また、本発明に係る遊技機(スロットマシン1A)において、前記操作部(30)は、前記扉体(2)の開時において、該扉体(2)と一体となる位置から該扉体(2)の背面方向に揺動可能に、該扉体(2)に支持されている態様としてもよい。
【0018】
この態様においては、操作部(30)は扉体(2)にヒンジ(36)等を介して支持されており、扉体(2)の開時には、扉体(2)と一体となる位置から該扉体(2)の背面方向に揺動し得る。
【0019】
なお、遊技操作とは、遊技を行なう際に必要とされる操作、例えばスロットマシンにおいて、各リールの回転を開始させる操作や、これらの回転を停止させる操作等を意味する。
【0020】
また、入力手段とは、遊技操作が入力されるレバーや各種スイッチ、例えばスロットマシンにおいて、各リールの回転を一斉に開始させるためのスタートスイッチや、各リールの回転を個別に停止させるためのストップスイッチ等を意味する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る遊技機の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下においては、代表的な遊技機としてのスロットマシンに本発明を適用した例を説明する。
【0022】
<第1の実施形態>
まず、本発明に係る遊技機の第1の実施形態を、図1および図2を参照しながら説明する。図1および図2は本発明の第1の実施形態に係るスロットマシンを示す図で、図1は扉体が閉じた状態の正面図、図2は扉体が開いた状態の正面図である。
【0023】
図1,図2に示すように、第1の実施形態に係るスロットマシン1は、前面に開閉可能な扉体2を有する筐体3を備えている。扉体2は、その前面の略中央より上部に表示窓4を備え、この表示窓4には、筐体3の内部に配置した3個のリール5a〜5cの外周表面がそれぞれ臨んでいる。また、表示窓4の周辺には、各表示窓4を横断して、有効となる入賞ラインを表示するための入賞ライン表示6が施されている。この入賞ライン表示6は、横3本と、この横線と交差する斜め2本の合計5本からなっている。また、各入賞ライン表示6の左端側には、有効となる入賞ラインを表示するための有効ライン表示ランプ7a〜7eが設けられている。
【0024】
なお、図1,図2に示す実施形態では、1つの表示窓4内に3個のリール5a〜5cを配置しているが、各リール5a〜5cに対応してそれぞれ表示窓4を設けてもよい。また、有効となる入賞ラインを5本としているが、有効となる入賞ラインは、7本、9本等の任意の数であってもよい。
【0025】
また、入賞ライン表示6の右端側には、リプレイの入賞時に点灯するリプレイ表示ランプ8、前回のリール回転が開始してから次回のリール回転の開始を許可するまでの待機時間を表示するための遊技停止表示ランプ9、入賞が発生した旨を表示するための入賞表示ランプ10、スタートスイッチ20が有効化されている旨を表示するための遊技開始表示ランプ11、遊技メダルの投入が許可されている旨を表示するための遊技メダル投入ランプ12が設けられている。
【0026】
図1に示す扉体2の閉時において、上記表示窓4の下方には、操作部30が位置しており、この操作部30の略中央には、遊技情報を表示する画像表示部13が設けられている。この画像表示部13は、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ELディスプレイ、CRTディスプレイ、ドットマトリクス表示器等からなり、各種の画像情報が表示される。
【0027】
また、操作部30には、遊技操作を入力するための各種入力手段が設けられている。すなわち、画像表示部13の右側には、遊技に供する遊技メダルを1枚ずつ投入するためのメダル投入口14が設けられており、画像表示部13の左側には、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを1枚ずつ投入するための第1ベットスイッチ16と、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを2枚投入するための第2ベットスイッチ17と、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを最大許容賭け数(本実施形態では3枚)まで投入するためのマックスベットスイッチ18が設けられている。
【0028】
さらに、操作部30には、遊技者が獲得した遊技メダルをクレジットするか払い出すかを切り替えるためのC/Pスイッチ19と、遊技メダルの投入を条件として各リール5a〜5cの回転を開始させるためのスタートスイッチ20と、各リール5a〜5cに個別に対応して各リール5a〜5cの回転を停止させるための3個のストップスイッチ21a〜21cが設けられている。
【0029】
この操作部30は、図2に示すように、筐体3側に保持されており、扉体2の開時には扉体2から分離して筐体3の前面に位置するようになっている。一方、扉体2には、操作部30用の窓部(開口部)32が設けられており、扉体2の閉時には操作部30が、この窓部32から前方を臨むように位置する。これにより、図1に示すように、操作部30と扉体2とがあたかも一体化されているように組み合わされる。
【0030】
このように、第1の実施形態においては、操作部30が筐体3側に保持されており、扉体2の開時には扉体2から分離して筐体3の前面に位置するように構成されている。したがって、メンテナンスを行なう際、作業員は、開放された扉体2と筐体3との間に位置して、筐体3の内部を確認しながら、また立ち位置を頻繁に変えたり、無理に操作部に手を伸ばしたりすることなく、操作部30を視認しながら楽に操作部30を用いたメンテナンス操作をすることができるので、メンテナンスを容易に行なうことが可能となる。また、操作部30が筐体3側に保持されているので、操作部30が扉体2に保持されている場合に比べ、筐体3側の制御装置や電源部等から操作部30への配線の取り回しが容易になる。
【0031】
以下、上記スロットマシン1における他の構成について説明する。図1に示すように、扉体2の上下方向中央部右端側には、扉体2を開閉するための開閉キー挿入口15が設けられている。また、扉体2の下部には、賞として払い出された遊技メダルを受け入れるためのメダル受皿22が設けられており、メダル受皿22に臨むようにして、メダル払出口23が設けられている。また、メダル受皿22の上方に位置する扉体2の前面には、透音孔24が設けられており、筐体3の内部には透音孔24に臨むようにしてスピーカ25が配設されている。
【0032】
また、扉体2の正面上部には、入賞に対して支払われる配当遊技メダルの枚数を表示した配当表示部26が設けられており、配当表示部26の上方には、複数の装飾ランプ(図示せず)を配置した装飾部27が設けられている。この装飾部27は、左右方向に複数の区画(例えば8個の区画)に区切られており、各区画内にそれぞれ装飾ランプを配設してあり、遊技状態に合わせてこれらの装飾ランプを点灯したり点滅させたりすることにより、遊技の楽しさを高めることができるようになっている。
【0033】
また、筐体3の内部には、扉体2の閉時において上記表示窓4に外周表面を臨ませる位置に、図2に示すように、それぞれリール5a〜5cが回転可能に配置され、上記メダル払出口23に連通する位置に、賞としての遊技メダルを払い出すためのホッパ40が配置されている。さらに、筐体3の内部には、スロットマシン1を電気的に制御するための制御装置50が設けられている。
【0034】
<遊技機における遊技>
上述したスロットマシン1で遊技を行うには、まず実際にメダル投入口14に遊技メダルを投入するか、いずれかのベットスイッチ16,17,18を操作することによりクレジットの範囲内で遊技に供するための遊技メダルを投入する。ここで、遊技メダルの投入枚数に応じて有効となる入賞ラインが決定され、対応する有効ライン表示ランプ7a〜7eが点灯する。例えば、1枚の遊技メダルを投入した場合には、中央の横ライン1本が有効となり、2枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本が有効となり、最大許容賭け数である3枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本と斜めライン2本の合計5本のラインが有効となる。
【0035】
次に、遊技者がスタートスイッチ20を操作すると各リール5a〜5cが一斉に回転を開始し、リール5a〜5cの外周表面に表示された複数種類の図柄が表示窓4内を上下に移動表示される。そして、リール5a〜5cの回転が所定の速度に達すると各ストップスイッチ21a〜21cが有効化され、遊技者が各ストップスイッチ21a〜21cを操作すると、対応するリール5a〜5cの回転がそれぞれ停止する。
【0036】
ここで、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが予め定めた入賞態様となっている場合には、各入賞態様に対応した枚数の遊技メダルが賞として払い出され、あるいはクレジットとして加算される。予め定めた入賞態様には、一般的な入賞態様の他に、一般遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技の開始条件となる特別入賞態様がある。さらに、特別入賞態様には、いわゆるビッグボーナスの入賞態様とレギュラーボーナスの入賞態様とがある。
【0037】
<第2の実施形態>
以下、図3を参照しながら、本発明に係る遊技機の第2の実施形態について説明する。図3は本発明の第2の実施形態に係るスロットマシンを示す概略図で、扉体が開いた状態の平面図である。なお、以下の説明では、上述した第1の実施形態と同様の構成要素については、図1,図2で用いたものと同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0038】
図3に示すスロットマシン1Aは、筐体3の前面にヒンジ34を介して開閉可能に取り付けられた扉体2に、操作部30が揺動可能に取り付けられている点に特徴がある。すなわち、操作部30は、ヒンジ36を介して扉体2に支持されており、扉体2が開いた際に、扉体2と一体となる位置から該扉体2の背面方向(筐体3に近づく方向)に揺動できるようになっている。一方、扉体2には、操作部30用の窓部32が設けられており、扉体2と操作部30とが一体となる際に、この窓部32に操作部30が臨むようになっている。
【0039】
この第2の実施形態においては、メンテナンスを行なう際、作業員は、扉体2を開放した状態において、操作部30を扉体2の背面方向に揺動して扉体2から離間した位置に配置できる。したがって、作業員は、扉体2と筐体3との間に位置して、筐体3の内部を確認しながら、また立ち位置を頻繁に変えたり、無理に操作部30に手を伸ばしたりせずに、操作部30を視認しながら楽に操作部30を用いたメンテナンス操作をすることができるので、メンテナンスを容易に行なうことが可能となる。
【0040】
<その他の実施形態>
本発明に係る遊技機としては上記実施形態のものに限られるものではなく、その他の種々の態様の変更が可能である。例えば、上記第1の実施形態のものでは、操作部が筐体側に固定的に保持されているが、上記第2の実施形態に示すようなヒンジを介して、操作部を筐体側に揺動可能に取り付けるようにしてもよい。
【0041】
また、上記実施形態においては、扉体が1つの枠部材内に収められ、扉体の略中央部に操作部用の窓部(開口部)を備えた構成とされているが、扉体としては、例えば、図1に示す態様のものにおいて、操作部の上方に位置する部分2aと、操作部の下方に位置する部分2bとを別体で構成し、これらの部分2a,2bを別々に開閉し得るような態様とすることも可能である。その場合、操作部30は、筐体3側に保持されている構成としたり、筐体3に対し開閉するような構成としたりすることが可能である。また、このような態様においては、扉体に操作部用の窓部を設けなくてもよい。
【0042】
また、操作部が備える遊技操作の入力手段は、上記実施形態のものに限られるものではなく、レバー状のスタートスイッチをボタン状のものに変えたり、ボタン状のストップスイッチをレバー状のものに変えたりするなど、他の形態の操作部材とすることも可能である。
【0043】
また、扉体から分離可能な操作部は、上記実施形態で図示した入力手段を全て含んでいる必要はない。例えば、ストップスイッチのみが扉体から分離するような態様としたり、図1に示す操作部に含まれている液晶表示装置を扉体に固定する態様としたりするなど種々の態様をとり得る。
【0044】
また、上記実施形態においては、本発明を、ストップスイッチを有するタイプのスロットマシン(パチスロ機)に適用した例を説明しているが、本発明は、ストップスイッチを有していないタイプのスロットマシン等の他の遊技機に適用することも可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る遊技機は、メンテナンスを行なう際、作業員は、扉体を開いて筐体と扉体との間に立った状態において、操作部を扉体から分離して、見易く楽に手を伸ばし得る位置に配置できる。したがって、作業員は、筐体の内部を確認しながら、また操作部を視認しながら楽にメンテナンス操作をすることができるので、操作部を用いたメンテナンス操作を伴うメンテナンスを容易に行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るスロットマシンの扉体閉時の正面図
【図2】本発明の第1の実施形態に係るスロットマシンの扉体開時の正面図
【図3】本発明の第2の実施形態に係るスロットマシンの扉体開時の平面図
【符号の説明】
1,1A スロットマシン(遊技機)
2 扉体
2a 扉体において操作部の上方に位置する部分
2b 扉体において操作部の下方に位置する部分
3 筐体
4 表示窓
5a〜5c リール
6 入賞ライン表示
7a〜7e 有効ライン表示ランプ
8 リプレイ表示ランプ
9 遊技停止表示ランプ
10 入賞表示ランプ
11 遊技開始表示ランプ
12 遊技メダル投入ランプ
13 画像表示部
14 メダル投入口
15 キー挿入口
16 第1ベットスイッチ
17 第2ベットスイッチ
18 マックスベットスイッチ
19 C/Pスイッチ
20 スタートスイッチ
21a〜21c ストップスイッチ
22 メダル受皿
23 メダル払出口
24 透音孔
25 スピーカ
26 配当表示部
27 装飾部
30 操作部
32 窓部
34,36 ヒンジ
40 ホッパ
50 制御装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシン等の遊技機に関し、特に、遊技に必要な遊技操作がなされるスイッチ類などの入力手段を備えた操作部を有する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の遊技機として知られているスロットマシンは、複数のリールやメダルホッパ、メダル送出装置等を収容する筐体と、この筐体の前面に開閉可能に取り付けられた扉体とを備えており、扉体の前面に設けた表示窓に各リールの外周表面を臨ませている。
【0003】
また、スロットマシンは、遊技者が操作可能な位置に、遊技に必要な遊技操作を行なうための操作部を備えている。操作部には、複数のリールを回転させるスタートスイッチや、各リールの回転を停止させるために、各リールに対応して設けられたストップスイッチ等の各種入力手段が設けられている(下記特許文献1参照)。
【0004】
このようなスロットマシンでは、遊技メダル投入口に遊技メダルを投入することにより遊技の開始条件が整い、遊技者がスタートスイッチを操作すると、複数のリールが回転してリールの表面に描かれた複数種類の図柄が高速で移動する。そして、遊技者が各リールに対応したストップスイッチを操作すると、各リールの回転が停止し、リールの表面に描かれた複数種類の図柄が停止表示される。
【0005】
ここで、停止表示された図柄の組み合わせが所定の組み合わせとなった場合には、賞としての遊技メダルが払い出されたり、その払出数が加算記憶(クレジット)されたりする。また、停止表示された図柄の組み合わせが所定の特別入賞態様となったことを開始条件として、一般遊技と比較して遊技者にとって有利な特別遊技(ビッグボーナス・ゲームやレギュラーボーナス・ゲームと称される)を行なわせるものも知られている。
【0006】
【特許文献1】
特開平2002−306678号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなスロットマシン等の遊技機においては、定期的にメンテナンスが行なわれる。メンテナンスにおいては、操作部に設けられたスタートスイッチやストップスイッチ等の入力手段を実際に操作すること(以下、「メンテナンス操作」と称する)を必要とする場合があるが、各リールの作動状況などを確認したり、筐体内に配置される制御装置などを操作したりするために筐体の内部を視認する必要もあることから、扉体を開放した状態でメンテナンスが行なわれるのが一般的である。
【0008】
しかしながら、従来のスロットマシン等においては、操作部が扉体側に固設されているため、開放された扉体と筐体との間に位置してメンテナンスを行なう作業員にとっては、扉体の前面に位置する操作部を視認しづらく、立ち位置を頻繁に変えたり、無理に操作部に手を伸ばしたりしてメンテナンス操作をしなければならないこととなり、メンテナンスを行なうことが困難になるという問題がある。
【0009】
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、操作部を用いたメンテナンス操作を伴うメンテナンスを容易に行なうことが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る遊技機は、上記課題を解決するため、以下の特徴点を備えている。なお、本発明に係る遊技機の各構成要素について、図面に付した符号を参照して、具体的な適用例を示すが、各構成要素はこれらに限定されるものではない。
【0011】
本発明に係る遊技機(スロットマシン1,1A)は、筐体(3)と、該筐体(3)の前面に開閉可能に設けられた扉体(2)と、遊技に必要な遊技操作の入力手段(スタートスイッチ20,ストップスイッチ21a〜21c等)を備えた操作部(30)とを有する遊技機において、前記扉体(2)の開時に、前記操作部(30)が該扉体(2)の前面から分離可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0012】
本発明に係る遊技機(スロットマシン1,1A)において、操作部(30)は、扉体(2)の閉時には扉体(2)の前面に位置し、扉体(2)の開時には扉体(2)の前面から分離する。
【0013】
本発明に係る遊技機(スロットマシン1)において、前記操作部(30)は前記筐体(3)側に保持されており、前記扉体(2)は、該扉体(2)の閉時に前記操作部(30)が臨む窓部(32)を備えている態様とすることができる。
【0014】
この態様においては、筐体(3)側に保持されている操作部(30)は、扉体(2)の閉時には扉体(2)と一体となって窓部(32)から前方を臨み、扉体(2)の開時には扉体(2)から分離して筐体(3)の前面に位置する。
【0015】
また、本発明に係る遊技機(スロットマシン1A)において、前記操作部(30)は、前記扉体(2)の開時において、該扉体(2)と前記筐体(3)との間を揺動可能に設けられている態様としてもよい。
【0016】
この態様においては、操作部(30)は扉体(2)あるいは筐体(3)にヒンジ(36)等を介して支持されており、扉体(2)の開時には、扉体(2)と前記筐体(3)との間を揺動し得る。
【0017】
また、本発明に係る遊技機(スロットマシン1A)において、前記操作部(30)は、前記扉体(2)の開時において、該扉体(2)と一体となる位置から該扉体(2)の背面方向に揺動可能に、該扉体(2)に支持されている態様としてもよい。
【0018】
この態様においては、操作部(30)は扉体(2)にヒンジ(36)等を介して支持されており、扉体(2)の開時には、扉体(2)と一体となる位置から該扉体(2)の背面方向に揺動し得る。
【0019】
なお、遊技操作とは、遊技を行なう際に必要とされる操作、例えばスロットマシンにおいて、各リールの回転を開始させる操作や、これらの回転を停止させる操作等を意味する。
【0020】
また、入力手段とは、遊技操作が入力されるレバーや各種スイッチ、例えばスロットマシンにおいて、各リールの回転を一斉に開始させるためのスタートスイッチや、各リールの回転を個別に停止させるためのストップスイッチ等を意味する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る遊技機の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下においては、代表的な遊技機としてのスロットマシンに本発明を適用した例を説明する。
【0022】
<第1の実施形態>
まず、本発明に係る遊技機の第1の実施形態を、図1および図2を参照しながら説明する。図1および図2は本発明の第1の実施形態に係るスロットマシンを示す図で、図1は扉体が閉じた状態の正面図、図2は扉体が開いた状態の正面図である。
【0023】
図1,図2に示すように、第1の実施形態に係るスロットマシン1は、前面に開閉可能な扉体2を有する筐体3を備えている。扉体2は、その前面の略中央より上部に表示窓4を備え、この表示窓4には、筐体3の内部に配置した3個のリール5a〜5cの外周表面がそれぞれ臨んでいる。また、表示窓4の周辺には、各表示窓4を横断して、有効となる入賞ラインを表示するための入賞ライン表示6が施されている。この入賞ライン表示6は、横3本と、この横線と交差する斜め2本の合計5本からなっている。また、各入賞ライン表示6の左端側には、有効となる入賞ラインを表示するための有効ライン表示ランプ7a〜7eが設けられている。
【0024】
なお、図1,図2に示す実施形態では、1つの表示窓4内に3個のリール5a〜5cを配置しているが、各リール5a〜5cに対応してそれぞれ表示窓4を設けてもよい。また、有効となる入賞ラインを5本としているが、有効となる入賞ラインは、7本、9本等の任意の数であってもよい。
【0025】
また、入賞ライン表示6の右端側には、リプレイの入賞時に点灯するリプレイ表示ランプ8、前回のリール回転が開始してから次回のリール回転の開始を許可するまでの待機時間を表示するための遊技停止表示ランプ9、入賞が発生した旨を表示するための入賞表示ランプ10、スタートスイッチ20が有効化されている旨を表示するための遊技開始表示ランプ11、遊技メダルの投入が許可されている旨を表示するための遊技メダル投入ランプ12が設けられている。
【0026】
図1に示す扉体2の閉時において、上記表示窓4の下方には、操作部30が位置しており、この操作部30の略中央には、遊技情報を表示する画像表示部13が設けられている。この画像表示部13は、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ELディスプレイ、CRTディスプレイ、ドットマトリクス表示器等からなり、各種の画像情報が表示される。
【0027】
また、操作部30には、遊技操作を入力するための各種入力手段が設けられている。すなわち、画像表示部13の右側には、遊技に供する遊技メダルを1枚ずつ投入するためのメダル投入口14が設けられており、画像表示部13の左側には、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを1枚ずつ投入するための第1ベットスイッチ16と、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを2枚投入するための第2ベットスイッチ17と、クレジットされた範囲内で遊技に供する遊技メダルを最大許容賭け数(本実施形態では3枚)まで投入するためのマックスベットスイッチ18が設けられている。
【0028】
さらに、操作部30には、遊技者が獲得した遊技メダルをクレジットするか払い出すかを切り替えるためのC/Pスイッチ19と、遊技メダルの投入を条件として各リール5a〜5cの回転を開始させるためのスタートスイッチ20と、各リール5a〜5cに個別に対応して各リール5a〜5cの回転を停止させるための3個のストップスイッチ21a〜21cが設けられている。
【0029】
この操作部30は、図2に示すように、筐体3側に保持されており、扉体2の開時には扉体2から分離して筐体3の前面に位置するようになっている。一方、扉体2には、操作部30用の窓部(開口部)32が設けられており、扉体2の閉時には操作部30が、この窓部32から前方を臨むように位置する。これにより、図1に示すように、操作部30と扉体2とがあたかも一体化されているように組み合わされる。
【0030】
このように、第1の実施形態においては、操作部30が筐体3側に保持されており、扉体2の開時には扉体2から分離して筐体3の前面に位置するように構成されている。したがって、メンテナンスを行なう際、作業員は、開放された扉体2と筐体3との間に位置して、筐体3の内部を確認しながら、また立ち位置を頻繁に変えたり、無理に操作部に手を伸ばしたりすることなく、操作部30を視認しながら楽に操作部30を用いたメンテナンス操作をすることができるので、メンテナンスを容易に行なうことが可能となる。また、操作部30が筐体3側に保持されているので、操作部30が扉体2に保持されている場合に比べ、筐体3側の制御装置や電源部等から操作部30への配線の取り回しが容易になる。
【0031】
以下、上記スロットマシン1における他の構成について説明する。図1に示すように、扉体2の上下方向中央部右端側には、扉体2を開閉するための開閉キー挿入口15が設けられている。また、扉体2の下部には、賞として払い出された遊技メダルを受け入れるためのメダル受皿22が設けられており、メダル受皿22に臨むようにして、メダル払出口23が設けられている。また、メダル受皿22の上方に位置する扉体2の前面には、透音孔24が設けられており、筐体3の内部には透音孔24に臨むようにしてスピーカ25が配設されている。
【0032】
また、扉体2の正面上部には、入賞に対して支払われる配当遊技メダルの枚数を表示した配当表示部26が設けられており、配当表示部26の上方には、複数の装飾ランプ(図示せず)を配置した装飾部27が設けられている。この装飾部27は、左右方向に複数の区画(例えば8個の区画)に区切られており、各区画内にそれぞれ装飾ランプを配設してあり、遊技状態に合わせてこれらの装飾ランプを点灯したり点滅させたりすることにより、遊技の楽しさを高めることができるようになっている。
【0033】
また、筐体3の内部には、扉体2の閉時において上記表示窓4に外周表面を臨ませる位置に、図2に示すように、それぞれリール5a〜5cが回転可能に配置され、上記メダル払出口23に連通する位置に、賞としての遊技メダルを払い出すためのホッパ40が配置されている。さらに、筐体3の内部には、スロットマシン1を電気的に制御するための制御装置50が設けられている。
【0034】
<遊技機における遊技>
上述したスロットマシン1で遊技を行うには、まず実際にメダル投入口14に遊技メダルを投入するか、いずれかのベットスイッチ16,17,18を操作することによりクレジットの範囲内で遊技に供するための遊技メダルを投入する。ここで、遊技メダルの投入枚数に応じて有効となる入賞ラインが決定され、対応する有効ライン表示ランプ7a〜7eが点灯する。例えば、1枚の遊技メダルを投入した場合には、中央の横ライン1本が有効となり、2枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本が有効となり、最大許容賭け数である3枚の遊技メダルを投入した場合には、上中下の横ライン3本と斜めライン2本の合計5本のラインが有効となる。
【0035】
次に、遊技者がスタートスイッチ20を操作すると各リール5a〜5cが一斉に回転を開始し、リール5a〜5cの外周表面に表示された複数種類の図柄が表示窓4内を上下に移動表示される。そして、リール5a〜5cの回転が所定の速度に達すると各ストップスイッチ21a〜21cが有効化され、遊技者が各ストップスイッチ21a〜21cを操作すると、対応するリール5a〜5cの回転がそれぞれ停止する。
【0036】
ここで、有効となった入賞ライン上に停止表示された図柄の組み合わせが予め定めた入賞態様となっている場合には、各入賞態様に対応した枚数の遊技メダルが賞として払い出され、あるいはクレジットとして加算される。予め定めた入賞態様には、一般的な入賞態様の他に、一般遊技と比較して遊技者に有利な特別遊技の開始条件となる特別入賞態様がある。さらに、特別入賞態様には、いわゆるビッグボーナスの入賞態様とレギュラーボーナスの入賞態様とがある。
【0037】
<第2の実施形態>
以下、図3を参照しながら、本発明に係る遊技機の第2の実施形態について説明する。図3は本発明の第2の実施形態に係るスロットマシンを示す概略図で、扉体が開いた状態の平面図である。なお、以下の説明では、上述した第1の実施形態と同様の構成要素については、図1,図2で用いたものと同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0038】
図3に示すスロットマシン1Aは、筐体3の前面にヒンジ34を介して開閉可能に取り付けられた扉体2に、操作部30が揺動可能に取り付けられている点に特徴がある。すなわち、操作部30は、ヒンジ36を介して扉体2に支持されており、扉体2が開いた際に、扉体2と一体となる位置から該扉体2の背面方向(筐体3に近づく方向)に揺動できるようになっている。一方、扉体2には、操作部30用の窓部32が設けられており、扉体2と操作部30とが一体となる際に、この窓部32に操作部30が臨むようになっている。
【0039】
この第2の実施形態においては、メンテナンスを行なう際、作業員は、扉体2を開放した状態において、操作部30を扉体2の背面方向に揺動して扉体2から離間した位置に配置できる。したがって、作業員は、扉体2と筐体3との間に位置して、筐体3の内部を確認しながら、また立ち位置を頻繁に変えたり、無理に操作部30に手を伸ばしたりせずに、操作部30を視認しながら楽に操作部30を用いたメンテナンス操作をすることができるので、メンテナンスを容易に行なうことが可能となる。
【0040】
<その他の実施形態>
本発明に係る遊技機としては上記実施形態のものに限られるものではなく、その他の種々の態様の変更が可能である。例えば、上記第1の実施形態のものでは、操作部が筐体側に固定的に保持されているが、上記第2の実施形態に示すようなヒンジを介して、操作部を筐体側に揺動可能に取り付けるようにしてもよい。
【0041】
また、上記実施形態においては、扉体が1つの枠部材内に収められ、扉体の略中央部に操作部用の窓部(開口部)を備えた構成とされているが、扉体としては、例えば、図1に示す態様のものにおいて、操作部の上方に位置する部分2aと、操作部の下方に位置する部分2bとを別体で構成し、これらの部分2a,2bを別々に開閉し得るような態様とすることも可能である。その場合、操作部30は、筐体3側に保持されている構成としたり、筐体3に対し開閉するような構成としたりすることが可能である。また、このような態様においては、扉体に操作部用の窓部を設けなくてもよい。
【0042】
また、操作部が備える遊技操作の入力手段は、上記実施形態のものに限られるものではなく、レバー状のスタートスイッチをボタン状のものに変えたり、ボタン状のストップスイッチをレバー状のものに変えたりするなど、他の形態の操作部材とすることも可能である。
【0043】
また、扉体から分離可能な操作部は、上記実施形態で図示した入力手段を全て含んでいる必要はない。例えば、ストップスイッチのみが扉体から分離するような態様としたり、図1に示す操作部に含まれている液晶表示装置を扉体に固定する態様としたりするなど種々の態様をとり得る。
【0044】
また、上記実施形態においては、本発明を、ストップスイッチを有するタイプのスロットマシン(パチスロ機)に適用した例を説明しているが、本発明は、ストップスイッチを有していないタイプのスロットマシン等の他の遊技機に適用することも可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る遊技機は、メンテナンスを行なう際、作業員は、扉体を開いて筐体と扉体との間に立った状態において、操作部を扉体から分離して、見易く楽に手を伸ばし得る位置に配置できる。したがって、作業員は、筐体の内部を確認しながら、また操作部を視認しながら楽にメンテナンス操作をすることができるので、操作部を用いたメンテナンス操作を伴うメンテナンスを容易に行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るスロットマシンの扉体閉時の正面図
【図2】本発明の第1の実施形態に係るスロットマシンの扉体開時の正面図
【図3】本発明の第2の実施形態に係るスロットマシンの扉体開時の平面図
【符号の説明】
1,1A スロットマシン(遊技機)
2 扉体
2a 扉体において操作部の上方に位置する部分
2b 扉体において操作部の下方に位置する部分
3 筐体
4 表示窓
5a〜5c リール
6 入賞ライン表示
7a〜7e 有効ライン表示ランプ
8 リプレイ表示ランプ
9 遊技停止表示ランプ
10 入賞表示ランプ
11 遊技開始表示ランプ
12 遊技メダル投入ランプ
13 画像表示部
14 メダル投入口
15 キー挿入口
16 第1ベットスイッチ
17 第2ベットスイッチ
18 マックスベットスイッチ
19 C/Pスイッチ
20 スタートスイッチ
21a〜21c ストップスイッチ
22 メダル受皿
23 メダル払出口
24 透音孔
25 スピーカ
26 配当表示部
27 装飾部
30 操作部
32 窓部
34,36 ヒンジ
40 ホッパ
50 制御装置
Claims (4)
- 筐体と、該筐体の前面に開閉可能に設けられた扉体と、遊技に必要な遊技操作の入力手段を備えた操作部とを有する遊技機において、
前記扉体の開時に、前記操作部が該扉体から分離可能に構成されていることを特徴とする遊技機。 - 前記操作部は前記筐体側に保持されており、
前記扉体は、該扉体の閉時に前記操作部が臨む窓部を備えていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記操作部は、前記扉体の開時において、該扉体と前記筐体との間を揺動可能に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
- 前記操作部は、前記扉体の開時において、該扉体と一体となる位置から該扉体の背面方向に揺動可能に、該扉体に支持されていることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2003160539A JP2004357976A (ja) | 2003-06-05 | 2003-06-05 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003160539A JP2004357976A (ja) | 2003-06-05 | 2003-06-05 | 遊技機 |
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Family Applications (1)
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JP2003160539A Withdrawn JP2004357976A (ja) | 2003-06-05 | 2003-06-05 | 遊技機 |
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-
2003
- 2003-06-05 JP JP2003160539A patent/JP2004357976A/ja not_active Withdrawn
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060518 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20081112 |