JP2004357690A - 背負式動力噴霧機 - Google Patents
背負式動力噴霧機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004357690A JP2004357690A JP2003276068A JP2003276068A JP2004357690A JP 2004357690 A JP2004357690 A JP 2004357690A JP 2003276068 A JP2003276068 A JP 2003276068A JP 2003276068 A JP2003276068 A JP 2003276068A JP 2004357690 A JP2004357690 A JP 2004357690A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- backpack
- power sprayer
- type power
- engine
- chemical liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
【解決手段】 一体形成された枠体部2と薬液タンク3に、エンジン5とポンプ装置4とが配設され、該エンジン5の動力によって駆動されるポンプ装置4により、薬液タンク3内の薬液が噴霧管15を介して噴霧される背負式動力噴霧機1において、前記枠体部2に設けられた背負ベルトの固定用ブラケット11に、エンジン5から延出されたチョークノブ19を配設して、オペレータが該背負式動力噴霧機を背負いながら、チョーク操作を行えるようにした。
【選択図】図2
Description
すなわち、オペレータにおいては、防除作業中は背負式動力噴霧機を常時背負うことになる。また、必要な場所で薬液の噴霧を行う必要があり、前記エンジンの始動・停止は適宜行われる。そして、エンジン始動の際にかかりが悪い場合には、チョーク操作によって燃料濃度を調節しなければならない場合が生じる。かかる場合に、従来においては、オペレータが当該背負式動力噴霧機を背負った状態で、かかるチョーク操作を行うことができなかったため、その都度当該背負式動力噴霧機を地面に置かなければならず、煩わしかった。
図1は本実施例に係る背負式動力噴霧機の正面図、図2は同じく側面図である。また、図3は本実施例に係る操作部の正面図、図4は同じく側面図である。また、図5は本実施例に係るキャップの正面図、図6は同じく側面図、図7は別実施例に係るキャップの側面図、図8は噴霧管の取り付け状態を表す背負式動力噴霧機の正面図である。図9は従来のキャップの側断面図、図10は本実施例に係るキャップの側断面図、図11は別実施例に係る背負式動力噴霧機の正面一部断面図である。そして、図12は本実施例に係る背負式動力噴霧機の後面図、図13は別実施例に係る背当パットの側面図、図14は同じく平面図である。
背負式動力噴霧機1は、枠体部2と薬液タンク3とがブロー成形により一体的に構成されている。枠体部2には、下部に台座部2aが形成され、背面に背負部2bが形成されている。該台座部2aには、ポンプ装置4と、該ポンプ装置の駆動源であるエンジン5とが配設されている。また、該エンジン5の下部には燃料タンク6が配設され、該燃料タンク6およびエンジン5が、防振部材7を介して前記台座部2aに固設されている。
図3および図4に示すように、前記枠体部2の左右側方の下部には、アクセルレバー17等からなる操作部16が形成されている。該枠体部2の一側下部においては、ブラケット11が該枠体部2と一体的に、かつ、側面視略L字型に形成されている。該ブラケット11は、該背負部2bの上下方向に沿うように形成された鉛直部11aと、該鉛直部11aから機体前方に向けて、徐々に水平となるように形成された水平部11bとから構成されている。
前記薬液タンク3上部に薬液注入口3aが設けられ、左右一側下部(枠体部2の上下中途部の側部)には残液排出用の開閉コック3bが配設されている。図5および図6に示すように、前記薬液タンク3上部にキャップ29が配設され、該キャップ29は、把持部29aと取り付け部29bとからなり、取り付け部29bに対して鉛直軸方向に把持部29aが立設されている。該取り付け部29bは、内側面に雌ネジがネジ切りされており、前記薬液注入口3aと螺挿される。また、前記把持部29aは側面視略E字型に構成され、その左右略中心に補強部31が配設され、該把持部29aの強度が維持されている。
また、該係止部材32は、把持部29aの長手方向に少なくとも2箇所以上で、かつ、係止部材32相互の間隔が最大となるように配置させてもよい。このように配置させることで、前記噴霧管15を安定して係止支持することができるのである。
図9に示すように、従来のキャップ40は、略円柱状に形成されたキャップ40本体の上部平面にブリーザ孔41が穿設され、取り付け部40bにおいて、前記薬液注入口3aに着脱可能に螺着されていた。そして、該キャップ40が前記薬液タンク3に取り付けられた状態において、傾けた場合等で該薬液タンク3内の薬液が該ブリーザ孔41から洩れるのを防止するため、該キャップ40内部であって、ブリーザ孔41の直下方に逆支弁42が配置されていた。該薬液タンク3内の通気を確保する上で、キャップ40に該ブリーザ孔41を穿設することは有用であるが、薬液タンク3内に注入される薬液が、該ブリーザ孔41から洩れて、周囲を濡らすことを防止する必要があった。そのため、別途逆支弁42が配設されていたのである。
図2および図12に示すように、本実施例に係る背負式動力噴霧機1の背負部2bにおいては、背当パット33が貼設され、上部には前記背負ベルトの取り付け部34が配設されている。該背負部2bは、薬液タンク3が形成されている上部よりも、ポンプ装置4等が配設されている下部のほうが、背面方向に突出するように形成されている。つまり、側面視略S字型となるように上部から下部にかけて、その形状の変化は滑らかに形成されている。そして、前記背当パット33が、該背負部2bの形状に合わせて形成されるのである。
また、該背負部2bを一体的に覆うため、デザイン的にも該背負部2bがスマートに見える。
2 枠体部
2a 台座部
2b 背負部
3 薬液タンク
5 エンジン
11 ブラケット
15 噴霧管
16 操作部
17 アクセルレバー
18 エンジン停止スイッチ
19 チョークノブ
29、129 キャップ
29a、129a 把持部
32 係止部材
33 背当パット
131a 排出路
141 ブリーザ孔
Claims (8)
- 一体形成された枠体部と薬液タンクに、エンジンとポンプ装置とが配設され、該エンジンの動力によって駆動されるポンプ装置により、薬液タンク内の薬液が噴霧管を介して噴霧される背負式動力噴霧機において、前記枠体部に設けられた背負ベルトの固定用ブラケットに、エンジンから延出されたチョークノブを配設したことを特徴とする背負式動力噴霧機。
- 請求項1記載の背負式動力噴霧機において、前記チョークノブが、枠体部の一側下方であって、かつ、該枠体部と一体的に形成される前記背負ベルトの固定用ブラケットに配設されることを特徴とする背負式動力噴霧機。
- 一体形成された枠体部と薬液タンクに、エンジンとポンプ装置とが配設され、該エンジンの動力によって駆動されるポンプ装置により、薬液タンク内の薬液が噴霧管を介して噴霧される背負式動力噴霧機において、前記薬液タンクのキャップに配設された把持部に前記噴霧管の係止手段を備え、該係止手段によって噴霧管を係合保持するようにしたことを特徴とする背負式動力噴霧機。
- 請求項3記載の背負式動力噴霧機において、前記係止手段が側面視略U字型に形成された係止部材からなり、該係止部材をキャップに配設された把持部に設けたことを特徴とする背負式動力噴霧機。
- 請求項4記載の背負式動力噴霧機において、前記係止部材に噴霧管を通過できる切欠き部を設け、該切欠き部の切欠き幅が前記噴霧管の外径よりも狭くなるように形成されることを特徴とする背負式動力噴霧機。
- 一体形成された枠体部と薬液タンクに、エンジンとポンプ装置とが配設され、該エンジンの動力によって駆動されるポンプ装置により、薬液タンク内の薬液が噴霧管を介して噴霧される背負式動力噴霧機において、該薬液タンクのキャップに配設された把持部材に、薬液タンク内部に穿通される排出路を設け、該排出路の端部にブリーザ孔を穿設したことを特徴とする背負式動力噴霧機。
- 一体形成された枠体部と薬液タンクの背負部が、上部よりも下部が突出した形状に形成された背負式動力噴霧機において、該背負部に当接される背当パットが該背負部の形状に沿うように形成され、該背当パットで背負部表面を覆うようにしたことを特徴とする背負式動力噴霧機。
- 請求項7記載の背負式動力噴霧機において、前記背当パットに上下方向に連続した凹部が形成され、該背当パットが左右略中心から端部にかけて背面方向に湾曲するように形成されることを特徴とする背負式動力噴霧機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003276068A JP4095938B2 (ja) | 2003-05-09 | 2003-07-17 | 背負式動力噴霧機 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003131464 | 2003-05-09 | ||
JP2003276068A JP4095938B2 (ja) | 2003-05-09 | 2003-07-17 | 背負式動力噴霧機 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007017177A Division JP4709171B2 (ja) | 2003-05-09 | 2007-01-26 | 背負式動力噴霧機 |
JP2007017178A Division JP2007159588A (ja) | 2003-05-09 | 2007-01-26 | 背負式動力噴霧機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004357690A true JP2004357690A (ja) | 2004-12-24 |
JP4095938B2 JP4095938B2 (ja) | 2008-06-04 |
Family
ID=34067072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003276068A Expired - Fee Related JP4095938B2 (ja) | 2003-05-09 | 2003-07-17 | 背負式動力噴霧機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4095938B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010512824A (ja) * | 2006-12-15 | 2010-04-30 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | ヤンカー吸引器具 |
JP2011142862A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Maruyama Mfg Co Ltd | 背負式作業機 |
JP2018078846A (ja) * | 2016-11-17 | 2018-05-24 | 株式会社丸山製作所 | 背負式作業機 |
-
2003
- 2003-07-17 JP JP2003276068A patent/JP4095938B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010512824A (ja) * | 2006-12-15 | 2010-04-30 | キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド | ヤンカー吸引器具 |
JP2011142862A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Maruyama Mfg Co Ltd | 背負式作業機 |
JP2018078846A (ja) * | 2016-11-17 | 2018-05-24 | 株式会社丸山製作所 | 背負式作業機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4095938B2 (ja) | 2008-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3971562B2 (ja) | チェーンソー | |
KR101230753B1 (ko) | 휴대용 분무기 | |
KR100811221B1 (ko) | 액체 살포용 분무장치 | |
JP2007159588A (ja) | 背負式動力噴霧機 | |
JP3990558B2 (ja) | 配管ジョイント構造 | |
KR101130490B1 (ko) | 농약 분무기 | |
JP2004357690A (ja) | 背負式動力噴霧機 | |
JP4709171B2 (ja) | 背負式動力噴霧機 | |
US7066406B2 (en) | Paint sprayer | |
US7784440B2 (en) | Combustion engine with a priming pump | |
JPH11170876A (ja) | 管理機 | |
JPH11190220A (ja) | 2系統燃料発電機 | |
JP2005211828A (ja) | 背負式動力噴霧機 | |
JP4107950B2 (ja) | 背負式作業機 | |
JP2002235563A (ja) | 灌水装置 | |
JP2519063B2 (ja) | 手持ち携帯型エンジン作業機 | |
KR20230053400A (ko) | 원거리 방제기 | |
JP3131294U (ja) | 背負式動力噴霧機 | |
JP4456535B2 (ja) | 動力噴霧機 | |
JPS6241955A (ja) | 内燃機関の始動燃料供給装置 | |
JP2014117221A (ja) | 散布装置 | |
JPS6235047A (ja) | 内燃機関の始動燃料供給装置 | |
JP3268259B2 (ja) | 背負式動力噴霧機 | |
JPH0433970Y2 (ja) | ||
US20030129890A1 (en) | Fuel tank for personal watercraft |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060609 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070313 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20070511 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071120 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080117 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Effective date: 20080124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080304 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080310 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |