JP3990558B2 - 配管ジョイント構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、雌部材に雄部材を着脱自在に結合することのできる配管ジョイント構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
配管ジョイント構造として、例えば1.特開平7−267184号公報「水ジェット推進艇」や2.特開平11−201355号公報「クイックコネクタおよびその保持部材」が知られている。
上記1は、同公報の図6によれば、補助燃料タンク71に給油管79を挿入し、この給油管79に継手78を介して移送管74を接続し、この移送管74を主燃料タンク76に接続し、移送管74に設けた手動ポンプ75で、補助燃料タンク71の燃料を主燃料タンク76に移すようにするものである。
上記1の継手78の具体的な例として上記2が知られ、上記2は、同公報の図1によれば、雌部材2に雄部材1を保持部材3を介して差込むことで、雌部材2に雄部材1を接続することができ、保持部材3を縮径させることで雌部材2から雄部材1を取外せるようにしたクイックコネクタ(以下「配管ジョイント」と呼ぶ)である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、この様な配管ジョイントは、点検作業などで不用意に触れることで外れないようにカバーを被せたものが多い。しかし、配管ジョイントをカバーで覆った場合には配管ジョイントを外すときにカバーを取外さなければならず、配管ジョインの接続又は取外し作業の作業性が悪くなる。すなわち、配管ジョイントの接続又は取外し作業の作業性を損うことのない配管ジョイントの保護対策が望まれる。
【0004】
すなわち、本発明の目的は、配管ジョイントの接続又は取外し作業の作業性を損うことのない配管ジョイントを保護する技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の配管ジョイント構造は、嵌合孔を有する雌部材と、嵌合孔に挿入する筒部を有する雄部材と、筒部に形成した鍔と、拡縮径可能で径外方に突起した爪を備えるとともに筒部に嵌めるリテーナスリーブと、このリテーナスリーブの掛け止めするために雌部材に設けた爪掛け部と、からなる配管ジョイントであり、リテーナスリーブの爪を爪掛け部に係止し、爪の先端で鍔を抑えることで、雌部材に雄部材を止めることのでき、且つリテーナスリーブを縮径させて爪を爪掛け部から外すことで雌部材から雄部材を外すことができる配管ジョイントにおいて、係止状態のリテーナスリーブと筒部との間に挿入する弾性体からなるリング部材を備え、このリング部材の存在によりリテーナスリーブの縮径を防止するようにしてなり、リング部材は、雄部材の筒部に嵌合するリングと、雄部材の縦パイプの先端に被せるキャップと、からなることを特徴とする。
【0006】
配管ジョイントは、リテーナスリーブの爪を爪掛け部に係止し、爪の先端で鍔を抑えることで、雌部材に雄部材を止めることのでき、且つリテーナスリーブを縮径させて爪を爪掛け部から外すことで雌部材から雄部材を外すことのできるジョイントであり、例えば、配管ジョイントの廻りを覆うような部材がないことは好ましいことである。
そこで、係止状態のリテーナスリーブと筒部との間に挿入する弾性体からなるリング部材を設けた。
【0007】
すなわち、係止状態のリテーナスリーブと筒部との間に挿入する弾性体からなるリング部材を備え、このリング部材の存在によりリテーナスリーブの縮径を防止するようにしたので、例えば、作業中に配管ジョイントに触れたとしても、配管ジョイントが外れることはない。これにより、配管ジョイントの保持力を維持した状態のまで、配管ジョイントの接続又は取外し作業をすることができる。
【0008】
また、リング部材を、雄部材の筒部に嵌合するリングと、雄部材の縦パイプの先端に被せるキャップと、から構成することで、リング部材のキャップを意図的に引張り、リングを縦パイプに移動させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る配管ジョイント構造を採用した小型艇の側面図であり、小型艇10は、艇体11の前部11aに取付けた燃料タンク60と、この燃料タンク60の後方に設けたエンジン15と、このエンジン15の後方に設けたポンプ室16と、このポンプ室16に設けたジェット推進機17と、エンジン15に吸気側を取付けるとともに排気側をポンプ室16に取付けた排気ユニット18と、燃料タンク60の上方に取付けた操舵装置40と、この操舵装置40の後方に取付けたシート29とからなる。
【0010】
ジェット推進機17は、艇底12の開口13から後方へ延びたハウジング21を有し、このハウジング21内にインペラ22を回転自在に取り付け、インペラ22をエンジン15の駆動軸23に連結したものである。
ジェット推進機17によれば、エンジン15を駆動してインペラ22を回転させることにより、艇底12の開口13から吸引した水をハウジング21の後端開口を介して操舵管25から艇体11の後方へ噴射することができる。
【0011】
操舵管25は、ハウジング21の後端に左右方向にスイング自在に取付けた部材であり、操舵装置40の操作で左右方向にスイングすることにより艇体11の操舵方向をコントロールする操舵用のノズルである。
【0012】
すなわち、小型艇10は、燃料タンク60からエンジン15に燃料を供給してエンジン15を駆動し、このエンジン15の駆動力を駆動軸23を介してインペラ22に伝え、インペラ22を回転することにより艇底12の開口13から水を吸引し、吸引した水をハウジング21の後端を通して操舵管25から噴射して推進するジェット推進艇である。
【0013】
図中、11bは艇体11の上部を構成するデッキ、26は艇艇をバックさせるときに操舵管25に被せてジェット水流を前方斜め下方に流すためのリバースバケット、27は艇体11の電源であるバッテリ、33はリバースバケット26を操作する操作ノブ、34はエキゾーストパイプ、35はエキゾーストボディ、36はウォータマフラ、37はウォータロックパイプ、38はテールパイプ、39はレゾネータを示す。
【0014】
図2は本発明に係る配管ジョイント構造を採用した小型艇の平面図であり、操舵装置40は、艇体11に回転自在に取付けるステアリング軸41と、このステアリング軸41に回転可能に取付けるハンドルホルダ42と、ステアリング軸41の上端に取付けるハンドル43と、このハンドル43の左右端部に取付けた左右のハンドルグリップ44L,44Rと、左のハンドルグリップ44Lの根元に設けたランヤードスイッチ付きメインスイッチ45と、右のハンドルグリップ44Rの根元にスイング自在に取付けたスロットルレバー46と、このスロットルレバー46からスッロトルに延ばしたスロットルケーブル47と、このステアリング軸41を支持するとともにハンドルホルダ42に保持する保持部材48と、から構成したものである。
【0015】
図3は本発明に係る配管ジョイント構造を採用した燃料タンクの側面図であり、燃料タンク60は、燃料を貯溜する本体部61と、燃料を注入するための給油口部材62と、これらの本体部61と給油口部材62とを繋ぐ燃料供給用のホース63と、本体部61内のタンク圧を一定に保つためのブリーズ用ホース64と、給油口部材62を塞ぐ給油キャップ65と、本体部61からエンジン15に燃料を送る送り側ホース78と、本体部61にエンジン15の気化器(不図示)に流入しない残りの燃料を戻す戻しホース79と、からなる。なお、19はエンジン15の前方に一体的に設けることで潤滑油をストックするオイルタンクであり、このオイルタンク19に送り側ホース78(フューエルホース83)を支持するようにしたことを示す。
【0016】
図4は本発明に係る配管ジョイント構造を採用した燃料タンクの分解斜視図である。
本体部61は、樹脂製のタンクであり、燃料供給用のホース63(図3参照)を接続する第1接続口61aと、ブリーズ用ホース64(図3参照)を接続する第2接続口61bと、燃料ポンプ75を取付ける開口61cと、を形成したものであって、前記燃料ポンプ75と、この燃料ポンプ75を固定する固定リング76と、この本体部61と燃料ポンプ75との間に介在させるパッキン77と、を備える。
【0017】
燃料ポンプ75は、ハウジング75aと、このハウジングに収納したポンプ本体75bと、ハウジング75aの上部に形成することで燃料を送る雄部材としてのジョイント81と、ハウジング75aの上部に形成した戻し口75dと、からなる。
送り側ホース78は、燃料ポンプ75のソケット81に着脱自在に接続する雌部材としてのソケット82と、このソケット82に一端を接続したフューエルホース83と、このフューエルホース83の他端に形成したエンジン15(図3参照)側に接続する接続部78aと、からなる。79aは戻し側ホースを戻し口75dに止めるホースバンドである。
【0018】
本発明に係る配管ジョイント構造は、後述するように、ジョイント81、ソケット82及びリング部材86を主要構成とする配管ジョイント80の構造であり、以下、その詳細を述べる。
【0019】
図5は本発明に係る配管ジョイント構造の外した状態の正面断面図である。
配管ジョイント80の構造は、雄部材としての燃料ポンプのジョイント81と、このジョイント81に一端を接続する雌部材としてのソケット82と、このソケット82の他端に取付けるフェールホース83と、このフェールホース83を止めるバンド84と、ソケット82に挿入したジョイント81を係止するリテーナスリーブ85と、このリテーナスリーブ85の縮径を防止するためにジョイント81に取付けたリング部材86と、ジョイント81とソケット82との間に介在させる複数のOリング87,87と、ソケット82にリテーナスリーブ85を仮固定するプルタブ88と、から構成するものである。
【0020】
図6は本発明に係る配管ジョイント構造の主要部品の分解斜視図であり、ジョイント81、ソケット82及びリテーナスリーブ85を示す。
ジョイント81は、ハウジング75a上部から突出させた縦パイプ81aと、この縦パイプ81aから横に延出した筒部81bと、この筒部81bに形成した鍔81cと、からなる。
ソケット82は、一端に形成することでリテーナスリーブ85とともにジョイント81を差込み可能な嵌合孔82aと、この差込み部82aに形成することでリテーナスリーブ85を止める爪掛け部82b,82bと、他端に形成することでフューエルホース83を接続する接続部82cとからなる。
【0021】
リテーナスリーブ85は、樹脂で一体的に形成した部材であり、フレーム体85aと、このフレーム体85aに形成することでソケット82の一端に当てるフランジ部85b,85bと、これらのフランジ部85b,85bからそれぞれ延出することで爪掛け部82b,82bに嵌合させる爪85c,85cを形成した。
リング部材86は、ゴムなどの弾性体で形成した部材であり、ジョイント81の筒部81bに嵌合させることでリテーナスリーブ85の縮径を防止するリング86aと、縦パイプ81aの先端に被せるキャップ86bとからなる。
【0022】
図7は本発明に係る配管ジョイント構造の接続状態の正面断面図であり、配管ジョイント80の構造は、嵌合孔82aを有する雌部材(ソケット82)と、嵌合孔82aに挿入する筒部81bを有する雄部材(ジョイント81)と、筒部81bに形成した鍔81cと、拡縮径可能で径外方に突起した爪85c,85cを備えるとともに筒部81bに嵌めるリテーナスリーブ85と、このリテーナスリーブ85の掛け止めするために雌部材(ソケット82)に設けた爪掛け部82b,82bと、からなる配管ジョイント80であり、リテーナスリーブ85の爪85c,85cを爪掛け部82b,82bに係止し、爪85c,85cの先端で鍔81cを抑えることで、雌部材(ソケット82)に雄部材(ジョイント81)を止めることのでき、且つリテーナスリーブ85を縮径させて爪85c,85cを爪掛け部82b,82bから外すことで雌部材(ソケット82)から雄部材(ジョイント81)を外すことができる配管ジョイント80において、係止状態のリテーナスリーブ85と筒部81bとの間に挿入する弾性体からなるリング部材86を備え、このリング部材86の存在によりリテーナスリーブ85の縮径を防止するようにしたものと言える。
【0023】
配管ジョイント80は、リテーナスリーブ85の爪85cを爪掛け部82bに係止し、爪85cの先端で鍔81cを抑えることで、雌部材(ソケット82)に雄部材(ジョイント81)を止めることのでき、且つリテーナスリーブ85を縮径させて爪85cを爪掛け部82bから外すことで雌部材(ソケット82)から雄部材(ジョイント81)を外すことのできるジョイントであり、例えば、配管ジョイント80の廻りを覆うような部材がないことは好ましいことである。
そこで、係止状態のリテーナスリーブ85と筒部81bとの間に挿入する弾性体からなるリング部材を設けた。
【0024】
すなわち、係止状態のリテーナスリーブ85と筒部81bとの間に挿入する弾性体からなるリング部材86を備え、このリング部材86の存在によりリテーナスリーブ85の縮径を防止するようにしたので、例えば、作業中に配管ジョイント80に触れたとしても、配管ジョイント80が外れることはない。これにより、配管ジョイント80の保持力を維持した状態のまで、配管ジョイント80の接続又は取外し作業をすることができる。
また、雄部材(ジョイント81)にリング部材86を嵌めることで、係止状態のリテーナスリーブ85と筒部81bとの間にリング部材86を挿入することができる。従って、配管ジョイント80の構造の簡素化を図ることができる。
【0025】
以上に述べた配管ジョイント構造の作用を次に説明する。
図8(a),(b)は本発明に係る配管ジョイント構造の作用説明図である。
なお、(a)は比較例の配管ジョイント100の構造を示し、(b)は実施例の配管ジョイント80の構造を示す。
(a)において、配管ジョイント100は、リテーナスリーブ105の爪105c,105cをソケット102に係止し、爪105c,105cの先端で鍔101cを抑えることで、リテーナスリーブ105を介してソケット102にジョイント101を嵌合したことを示す。
【0026】
例えば、リテーナスリーブ105のフランジ部105b,105bに矢印1,1の如くリテーナスリーブ105を縮径させる力を加わえると、矢印1,1に抗する力はリテーナスリーブ105の爪105c,105cの弾性力のみであり、ソケット102はジョイント101から矢印2の如く抜くことができる。
【0027】
(b)において、例えば、リテーナスリーブ85のフランジ部85b,85bに矢印3,3の如くリテーナスリーブ85を縮径させる力を加わえても、リング部材86によって矢印3,3に抗する力、即ち矢印4,4が発生するため、ソケット82に矢印5の如くジョイント81からソケット85を抜こうとする力が作用した場合にもジョイント81からソケット85が抜け落ちることはない。
すなわち、例えば、他の作業中に配管ジョイント80に触れたとしても、配管ジョイント80が外れることはない。
また、リング部材86のキャップ86bを白抜き矢印で示すように意図的に引張ることで、リング部材86は二点鎖線で示すように縦パイプ81aに移動させることができる。これにより、リテーナスリーブ85の縮径が可能になり、リテーナスリーブ85を縮径させることで、ジョイント81からソケット82を抜くことができる。
【0028】
尚、実施の形態では図7に示すように、雄部材(ジョイント81)から雌部材(ソケット82)を外すように説明したが、これに限るものではなく、雌部材から雄部材を外すようにしたものであってもよい。即ち、雄雌の関係は逆でもかまわない。
また、実施の形態では図4に示すように、小型艇11(図1参照)の燃料タンク60に搭載した配管ジョイント80の構造を示したが、小型艇の燃料タンクの配管ジョイントに限定するものではなく、一般的に用いる配管ジョイントであってもよい。
【0029】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、係止状態のリテーナスリーブと筒部との間に挿入する弾性体からなるリング部材を備え、このリング部材の存在によりテーナスリーブの縮径を防止するようにしたので、例えば、作業中に配管ジョイントに触れたとしても、配管ジョイントが外れることはない。これにより、配管ジョイントの保持力を維持した状態のまで、配管ジョイントの接続又は取外し作業をすることができる。
【0030】
また、リング部材を、雄部材の筒部に嵌合するリングと、雄部材の縦パイプの先端に被せるキャップと、から構成したので、リング部材のキャップを意図的に引張り、リングを縦パイプに移動させることができる。この結果、リテーナスリーブを縮径することができ、雄部材から雌部材を抜くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る配管ジョイント構造を採用した小型艇の側面図
【図2】 本発明に係る配管ジョイント構造を採用した小型艇の平面図
【図3】 本発明に係る配管ジョイント構造を採用した燃料タンクの側面図
【図4】 本発明に係る配管ジョイント構造を採用した燃料タンクの分解斜視図
【図5】 本発明に係る配管ジョイント構造の外した状態の正面断面図
【図6】 本発明に係る配管ジョイント構造の主要部品の分解斜視図
【図7】 本発明に係る配管ジョイント構造の接続状態の正面断面図
【図8】 本発明に係る配管ジョイント構造の作用説明図
【符号の説明】
80…配管ジョイント、81…雄部材(ジョイント)、81b…筒部、81c…鍔、82…雌部材(ソケット)、82a…嵌合孔、82b…爪掛け部、…、85…リテーナスリーブ、85c…爪、86…リング部材。

Claims (1)

  1. 嵌合孔を有する雌部材と、前記嵌合孔に挿入する筒部を有する雄部材と、前記筒部に形成した鍔と、拡縮径可能で径外方に突起した爪を備えるとともに前記筒部に嵌めるリテーナスリーブと、このリテーナスリーブの掛け止めするために前記雌部材に設けた爪掛け部と、からなる配管ジョイントであり、
    前記リテーナスリーブの爪を爪掛け部に係止し、前記爪の先端で鍔を抑えることで、前記雌部材に雄部材を止めることのでき、且つ前記リテーナスリーブを縮径させて爪を爪掛け部から外すことで雌部材から雄部材を外すことができる配管ジョイントにおいて、
    この配管ジョイントは、係止状態の前記リテーナスリーブと前記筒部との間に挿入する弾性体からなるリング部材を備え、このリング部材の存在により前記リテーナスリーブの縮径を防止するようにしてなり、
    前記リング部材は、前記雄部材の筒部に嵌合するリングと、前記雄部材の縦パイプの先端に被せるキャップと、からなることを特徴とする配管ジョイント構造。
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