JP2014117221A - 散布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化、管理の容易化、製造の容易化及び製造コストの低減を図ることができる散布装置を提供すること。
【解決手段】液体を散布する散布装置において、タンク2の供給口26に接続体27を固定し、ポンプ3のケーシング33から外側に突出したポンプ入口管31を、接続体27に一体に設けられた吸水ポート27aに固定することにより、ポンプ3をタンク2に固定する。これにより、タンク2とポンプ3とを接続あるいは固定する部材を不要とする。また、タンク2とポンプ3との接続箇所を接続体27に集約することにより、液漏れの確認等を容易に行えるようにする。さらに、ポンプ3を取り付けるためのねじ孔等をタンク2に設けることを不要とする。
【選択図】図9

Description

本発明は、液体を散布する散布装置に関する。
従来、散布装置として、例えば薬液を噴霧する噴霧機が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の噴霧機は、薬液を貯留する薬液タンク、薬液タンク内の薬液を噴霧ノズルに圧送するポンプ、及び、噴霧圧を制御する調圧弁等を備えている。ポンプは、吸水パイプにより薬液タンクに接続されており、ねじによって薬液タンクに固定された留め金具により固定されている。調圧弁は、吐水パイプによりポンプに接続されていると共に余水パイプにより薬液タンクに接続されており、これらのパイプにより支持されている。
特許第4181474号公報
上述の噴霧機においては、各パイプが配置されている分、流路が長くなっており、装置が大型化している。また、液漏れの確認を行う箇所が各パイプの両端に存在しており、その分管理が複雑になっている。また、固定に留め金具が使用されている分、部品点数及び組み立て工数が多くなり、製造コストの増加をまねくおそれがある。さらに、留め金具を固定するためのねじ孔をポンプに形成する必要があり、その分製造が複雑になる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、小型化、管理の容易化、製造の容易化及び製造コストの低減を図ることができる散布装置を提供することを目的とする。
本発明の散布装置(1)は、液体を散布する散布装置(1)であって、液体を貯留するタンク(2)と、タンク(2)内の液体を散布すべく圧送するポンプ(3)と、を備え、タンク(2)は、ポンプ(3)へ液体を供給する供給口(26)を有しており、供給口(26)には、供給口(26)に接続される接続体(27)が固定されており、ポンプ(3)は、当該ポンプ(3)のケーシング(33)から外側に突出しタンク(2)から液体を吸入するポンプ入口管(31)を有しており、ポンプ入口管(31)が、接続体(27)に一体に設けられた吸水ポート(27a)に固定されることにより、タンク(2)に固定されている。
この散布装置(1)では、タンク(2)の供給口(26)に接続体(27)が固定されており、ポンプ(3)は、ケーシング(33)から外側に突出したポンプ入口管(31)が、接続体(27)に一体に設けられた吸水ポート(27a)に固定されることにより、タンク(2)に固定されている。このため、ポンプ入口管(31)及び吸水ポート(27a)以外に、タンク(2)とポンプ(3)とを接続あるいは固定するための部材が不要になり、小型化を図ることができる。また、部品点数及び組み立工数を低減することができ、製造コストの低減を図ることができる。さらに、タンク(2)とポンプ(3)との接続箇所が接続体(27)に集約されるため、液漏れの確認等を容易に行うことができ、管理の容易化を図ることができる。加えて、ポンプ(3)を取り付けるためのねじ孔等をタンク(2)に設ける必要がないため、製造の容易化を図ることができる。
ここで、接続体(27)は、弾性体により形成されていてもよい。この場合、ポンプ(3)で発生する振動を接続体(27)で吸収することができるため、騒音等を抑制することができる。
また、ポンプ(3)は、液体の圧力を制御する調圧弁(4)を備え、調圧弁(4)は、当該調圧弁(4)のケーシング(44)から外側に突出し余剰分の液体をタンク(2)に戻す余水管(43)を有しており、余水管(43)が、接続体(27)に一体に設けられた余水ポート(27b)に固定されることにより、タンク(2)に固定されていてもよい。この場合、ポンプ(3)は、ポンプ入口管(31)と吸水ポート(27a)との固定に加え、余水管(43)と余水ポート(27b)との固定により、タンク(2)に固定されるため、ポンプ(3)とタンク(2)との固定の強度を増大させることができる。さらに、タンク(2)と調圧弁(4)との接続箇所が接続体(27)に集約されるため、液漏れの確認等を一層容易に行うことができ、管理の容易化を一層図ることができる。
また、接続体(27)には、吸水ポート(27a)及び余水ポート(27b)の少なくとも一方を補強するためのリブ(27c)が設けられていてもよい。この場合、接続体(27)の強度を向上することができる。
本発明によれば、小型化、管理の容易化、製造の容易化及び製造コストの低減を図ることができる散布装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る散布装置の背面図である。 図1に示す散布装置の右側面図である。 ブラケットが外された散布装置を示す斜視図である。 図3中のA部を拡大した背面図である。 図3中の薬液タンク及びポンプユニットを示す分解斜視図である。 図4中のVI-VI矢視図である。 図6中のポンプユニットを示す斜視図である。 図7のポンプユニットを示す分解斜視図である。 図6中のIX-IX矢視図である。 図9中の蓋を示す斜視図である。 図6中のXI-XI矢視図である。 図11中の調圧弁を示す斜視図である。
以下、本発明に係る散布装置の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。以下の説明において、上下及び前後の語は、背負式動力噴霧機1を背負った作業者から見た場合を基準とした方向であり、左右の語は、背負式動力噴霧機1を背負った作業者を前方から見た場合を基準とした方向である。
図1は本発明の実施形態に係る散布装置の背面図、図2は図1に示す散布装置の右側面図、図3はブラケットが外された散布装置を示す斜視図、図4は図3中のA部を拡大した背面図である。
図1〜図4に示されるように、散布装置である背負式動力噴霧機1は、作業者が薬液タンク2等を背負いながら、薬液タンク2内に貯留された薬液(液体)を噴霧するためのものである。図3,4に示されるように、背負式動力噴霧機1は、薬液タンク2に加えて、ポンプ3及びモータ5を有するポンプユニットU等を備えている。なお、図面において、作業者が薬液タンク2等を背負うための背負バンドは取り外されている。
薬液タンク2は、ポンプユニットU等が配置される凹部21を有している。凹部21は、薬液タンク2の下部であって後部の外周面に凹設されている。凹部21は、後述するブラケット6が外された状態において、下方、後方及び左右側方に向かって開放されている。
薬液タンク2は、その底面22に、下方に突出する水切り部23を有している。水切り部23は、底面22と凹部21を形成する壁面のうち後方を向く壁面24とが交わる部分、すなわち底面22の後端部に設けられている。水切り部23は、左右方向に亘って延在しており、延在方向の全域において底面22よりも下方に突出している。薬液タンク2は、その下端部に下方に突出する一対の脚部25,25を有している。図2に示されるように、薬液タンク2の前面には、作業者の背中に当接する背当てCが取り付けられている。
図1,2に示されるように、凹部21には、ブラケット6が取り付けられている。ブラケット6は、ポンプユニットUを下方、後方及び左右側方から覆っている。ブラケット6は、その下端部に下方に突出する一対の脚部61,61を有している。上述の水切り部23の下端部は、脚部25,25の下端部及び脚部61,61の下端部よりも上方に位置しており、例えば背負式動力噴霧機1を接地した場合等に、接地しないようになっている。ブラケット6には、背負式動力噴霧機1の電源スイッチ62及びモータ5のバッテリが収容されるバッテリケース63等が設けられている。
続いて、薬剤タンク2とポンプユニットUとの接続について詳細に説明する。
図5は図3中の薬液タンク及びポンプユニットを示す分解斜視図、図6は図4中のVI-VI矢視図、図7は図6中のポンプユニットを示す斜視図、図8は図7のポンプユニットを示す分解斜視図、図9は図6中のIX-IX矢視図、図10は図9中の蓋を示す斜視図、図11は図6中のXI-XI矢視図、図12は図11中の調圧弁を示す斜視図である。
図5に示されるように、薬液タンク2は、後方を向く壁面24における右部に、ポンプ3に薬液を供給する供給管(供給口)26を有している。供給管26は、薬液タンク2の内外を連通する円筒状を呈しており、壁面24から後方に突出している。図5〜図10に示されるように、供給管26には、蓋(接続体)27が取り付けられている。蓋27は、一方の端部が有底の略円筒状を呈しており、供給管26に外挿されている。蓋27は、弾性体により形成されている。詳細には、蓋27は、薬液タンク2を形成する材料よりも軟らかい材料により形成されている。具体的には、薬液タンク2は、例えばポリエチレン等により形成されており、蓋27は、例えば軟質塩化ビニル等により形成されている。蓋27は、その外周面に外挿されたバンドB1によって締め付けることにより、供給管26に固定されている。
図10に示されるように、蓋27には、吸水ポート27a及び余水ポート27bが一体に設けられている。吸水ポート27a及び余水ポート27bは、蓋27の端面から外側(蓋27が供給管26に取り付けられた状態で後方)に向けて突出している。すなわち、吸水ポート27aと余水ポート27bとは、互いに同じ方向に向けて突出している。吸水ポート27aは、蓋27の端面における右端部付近に設けられており、余水ポート27bは、蓋27の端面における左端部付近に設けられている。吸水ポート27a及び余水ポート27bは、それぞれ円筒状を呈しており、吸水ポート27aは、蓋27の内外を連通する第1の貫通孔P1を有しており、余水ポート27bは、蓋27の内外を連通する第2の貫通孔P2を有している。
蓋27の端面には、補強用のリブ27cが設けられている。リブ27cは、蓋27の端面から外側(蓋27が供給管26に取り付けられた状態で後方)に突出している。リブ27cは、蓋27の軸線方向から見た場合に、略円形状を呈しており、半円形同士が吸水ポート27a及び余水ポート27bをそれぞれ上下方向から連結するように設けられている。具体的には、リブ27cは、吸水ポート27aの外周面と蓋27の端面とを連結し、余水ポート27bの外周面と蓋27の端面とを連結している。リブは、例えば、吸水ポート27aの外周面と蓋27の円筒面27dとを連結するように蓋27の軸線方向に沿って延在した形状のものであってもよい。また、リブは、例えば、余水ポート27bの外周面と蓋27の円筒面27dとを連結するように蓋27の軸線方向に沿って延在した形状のものであってもよい。要は、リブは、吸水ポート27a及び余水ポート27bの少なくとも一方を補強できるように、吸水ポート27a及び余水ポート27bの少なくとも一方の外周面から外側に突出したものであればよい。
図6に示されるように、ポンプ3は、薬液タンク2内の薬液をノズル(不図示)から散布すべく圧送するものであり、薬液タンク2から薬液を吸入するポンプ入口管31(図8,9参照)と、薬液を圧送して送り出すポンプ出口管32(図11参照)と、を有している。ポンプ入口管31及びポンプ出口管32は、それぞれ、ポンプ3の本体部のケーシング33から外側に突出しており、ケーシング33の内外を連通する円筒状を呈している。
図8,9に示されるように、ポンプ入口管31は、ポンプ3が薬液タンク2に固定された状態で、前方に突出している。ポンプ入口管31は、蓋27の吸水ポート27aの先端に開口した第1の貫通孔P1から吸水ポート27aへ挿入されている。吸水ポート27aとポンプ入口管31との間には、薬液を吸入するための吸水ホースHが介されている。吸水ポート27a、吸水ホースH及びポンプ入口管31は、吸水ポート27aに外挿されたバンドB2を締め付けることにより共締めにされており、互いに固定されている。これにより、ポンプ3は、流路を長くすることなく薬液タンク2に取り付けられている。吸水ホースHは、その先端を薬液タンク2の底へ垂らしている。
図6に示されるように、ポンプ3は、調圧弁4を備えている。調圧弁4は、ノズルから散布される薬液の圧力を制御するものであり、薬液の流れ方向においてポンプ3の本体部よりも下流側に配置されている。図8に示されるように、調圧弁4は、ポンプ3の本体部から圧送された薬液を導入する調圧弁入口管41と、薬液をノズルに送り出す調圧弁出口管42と、余剰分の薬液を薬液タンク2に戻す余水管43と、を有している。調圧弁入口管41、調圧弁出口管42及び余水管43は、それぞれ、調圧弁4のケーシング44から外側に突出しており、ケーシング44の内外を連通する円筒状を呈している。
図11に示されるように、調圧弁入口管41には、ポンプ出口管32が内挿されている。調圧弁入口管41は、詳細には、ポンプ出口管32が挿入される入口を含む第1の部分41aと、ポンプ出口管32の先端部が配置される第2の部分41bと、第2の部分41bよりも奥側に位置しポンプ出口管32の先端面が当接する第3の部分41cと、調圧弁入口管41の軸線方向において第1の部分41aと第2の部分41bとの間に位置しOリングRが配置される第4の部分41dと、を含んでいる。
第1の部分41aは、第2の部分41bの内径、第3の部分41cの内径及び第4の部分41dの内径よりも大きい内径を有している。図12に示されるように、第1の部分41aは、入口から調圧弁入口管41の軸線方向に沿って形成され、第1の部分41aの内外を連通する第1のスリットS1と、第1のスリットS1の終端から調圧弁入口管41の円周方向に沿って第1のスリットS1を間に挟んだ両側に形成され、第1の部分41aの内外を連通する第2のスリットS2と、を含んでいる。
図11に示されるように、調圧弁入口管41の径方向において、第1の部分41aとポンプ出口管32との間には、円筒状の弾性体Eが配置されている。弾性体Eは、調圧弁入口管41の軸線方向において第2のスリットS2の両側にまたがって配置されており、その端部が第4の部分41dの段差面と当接している。弾性体Eは、ケーシング44を形成する材料よりも軟らかい材料により形成されている。具体的には、ケーシング44は、例えばナイロン等により形成されており、弾性体Eは、例えばニトリルブタジエンゴム等により形成されている。
第1の部分41aは、第1のスリットS1を形成する軸線方向に沿った両縁のそれぞれから、径方向外側に向かって突出する板状の締め付け部41e,41fを含んでいる。締め付け部41e,41fは、調圧弁入口管41の円周方向において互いに離間しており、タッピンネジN(図12参照)により互いに締結されている。第1の部分41aは、タッピンネジNの締め付け量を調節することによりその内径が可変とされており、弾性体Eは、第1の部分41aの内径を調節することにより、第1の部分41aにより締め付けられると共に、ポンプ出口管32の外周面を締め付けるようになっている。このような構成により、ポンプ出口管32と調圧弁入口管41とは、流路を長くすることなく互いに接続されており、互いに固定されている。
第2の部分41bは、第3の部分41cの内径よりも大きく且つ第4の部分41dの内径よりも小さい内径を有しており、ポンプ出口管32の先端部が嵌合されている。第3の部分41cは、ポンプ出口管32の先端部の外径よりも小さい内径を有している。調圧弁出口管42には、ノズルに薬液を送るための配管(不図示)が接続される。
図7,8に示されるように、余水管43は、調圧弁4が薬液タンク2に固定された状態で、上述のポンプ入口管31と同じ方向(前方)に突出している。余水管43は、蓋27の余水ポート27bの先端に開口した第2の貫通孔P2から余水ポート27bへ挿入されている。余水ポート27b及び余水管43は、余水ポート27bの外周面に外挿されたバンドB3を締め付けることにより、互いに固定されている。これにより、調圧弁4は、流路を長くすることなく薬液タンク2に取り付けられている。なお、図11に示されるように、調圧弁4の内部には、余剰な薬液を調圧弁入口管41と調圧弁出口管42とを結ぶ流路から余水管43に逃がすための弁座45、弁体46及びばね47が配置されている。また、モータ5は、ポンプ3の本体部に固定されている。
以上のような背負式動力噴霧機1では、薬液タンク2内の薬液が、ポンプ3の圧力により、ポンプ3の本体部及び調圧弁4を通過して、ノズルから噴霧される。
特に、背負式動力噴霧機1では、タンク2の供給口26に蓋27が固定されており、ポンプ3は、当該ポンプ3のケーシング33から外側に突出したポンプ入口管31が、蓋27に一体に設けられた吸水ポート27aに固定されることにより、タンク2に固定されている。このため、ポンプ入口管31及び吸水ポート27a以外に、留め金具のような、タンク2とポンプ3とを接続あるいは固定するための部材が不要になり、小型化を図ることができる。また、部品点数及び組み立工数を低減することができ、製造コストの低減を図ることができる。さらに、タンク2とポンプ3との接続箇所が蓋27に集約されているため、液漏れの確認等を容易に行うことができ、管理の容易化を図ることができる。加えて、ポンプ3を取り付けるためのねじ孔等をタンク2に設ける必要がないため、製造の容易化を図ることができる。
また、蓋27は、弾性体により形成されているため、ポンプ3で発生する振動を蓋27で吸収することができ、騒音等を抑制することができる。
また、調圧弁4は、当該調圧弁4のケーシング44から外側に突出した余水管43が、蓋27に一体に設けられた余水ポート27bに固定されることにより、タンク2に固定されている。このように、ポンプ3は、ポンプ入口管31と吸水ポート27aとの固定に加え、余水管43と余水ポート27bとの固定により、タンク2に固定されているため、ポンプ3とタンク2との固定の強度を増大させることができる。さらに、タンク2と調圧弁4との接続箇所が蓋27に集約されているため、液漏れの確認等を一層容易に行うことができ、管理の容易化を一層図ることができる。
また、蓋27には、吸水ポート27a及び余水ポート27bを補強するためのリブ27cが設けられているため、蓋27の強度を向上することができる。
また、ポンプ3の本体部と調圧弁4とは、配管を介することなく接続されているため、小型化及び製造コストの低減をさらに図ることができる。また、ポンプ3の本体部と調圧弁4との接続箇所が1箇所に集約されているため、液漏れの確認等をさらに容易に行うことができ、管理の容易化をさらに図ることができる。
また、蓋27の第1の貫通孔P1及び第2の貫通孔P2が、それぞれ蓋27の端面から互いに同じ方向(蓋27が供給管26に取り付けられた状態で後方)に向けて突出した吸水ポート27a及び余水ポート27bに形成され、これらへ、ポンプ入口管31及び余水管43が挿入されているため、吸水ポート27aとポンプ入口管31との組付け及び余水ポート27bと余水管43との組付けを同時に行うことが可能となる。従って、組付けを好適に行うことができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、散布装置は、薬液を噴霧する背負式動力噴霧機1であるが、他の液体を散布する装置であってもよい。
1…背負式動力噴霧機(散布装置)、2…薬液タンク、3…ポンプ、4…調圧弁、26…タンクの供給口、27…蓋、27c…リブ、31…ポンプ入口管、33…ポンプのケーシング、43…余水管、44…調圧弁のケーシング、P1…第1の貫通孔、P2…第2の貫通孔。

Claims (4)

  1. 液体を散布する散布装置(1)であって、
    前記液体を貯留するタンク(2)と、
    前記タンク(2)内の前記液体を散布すべく圧送するポンプ(3)と、を備え、
    前記タンク(2)は、前記ポンプ(3)へ前記液体を供給する供給口(26)を有しており、
    前記供給口(26)には、前記供給口(26)に接続される接続体(27)が固定されており、
    前記ポンプ(3)は、当該ポンプ(3)のケーシング(33)から外側に突出し前記タンク(2)から前記液体を吸入するポンプ入口管(31)を有しており、前記ポンプ入口管(31)が、前記接続体(27)に一体に設けられた吸水ポート(27a)に固定されることにより、前記タンク(2)に固定されている、
    散布装置(1)。
  2. 前記接続体(27)は、弾性体により形成されている、請求項1記載の散布装置(1)。
  3. 前記ポンプ(3)は、前記液体の圧力を制御する調圧弁(4)を備え、
    前記調圧弁(4)は、当該調圧弁(4)のケーシング(44)から外側に突出し余剰分の前記液体を前記タンク(2)に戻す余水管(43)を有しており、前記余水管(43)が、前記接続体(27)に一体に設けられた余水ポート(27b)に固定されることにより、前記タンク(2)に固定されている、請求項1又は2記載の散布装置(1)。
  4. 前記接続体(27)には、前記吸水ポート(27a)及び前記余水ポート(27b)の少なくとも一方を補強するためのリブ(27c)が設けられている、請求項3記載の散布装置(1)。
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