JP2004357201A - パルス信号の波形整形回路 - Google Patents

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Yuki Miyake
由紀 三宅
Kazuya Ono
和也 小野
Kazuyuki Ono
和之 小野
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Abstract

【課題】出力パルス信号を使用する後段の回路での誤動作を未然に防止すること。
【解決手段】本発明では、入力パルス信号に重畳された所定パルス幅以下のノイズを除去するノイズ除去回路と、このノイズ除去回路によって前記ノイズが除去された中間パルス信号のアクティブ状態が設定時間以上続く場合に出力パルス信号を生成するパルス信号生成回路とを有するパルス信号の波形整形回路を提供するものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パルス信号の波形整形回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の各種電子機器のディジタル化に伴って、電子機器に内蔵される回路で種々のパルス信号が使用されている。
【0003】
このパルス信号には、アクティブ状態での信号レベル(「H」又は「L」)に重要な意味を持っているものもあり、パルス信号にノイズ成分が重畳されると、回路が誤動作してしまい、電子機器の故障を招くおそれがある。
【0004】
そこで、従来は、パルス信号からノイズ成分を除去するためにパルス信号の波形整形回路が使用されている。
【0005】
かかるパルス信号の波形整形回路としては、図3に示す構造のものが広く使用されている。
【0006】
すなわち、図3に示すパルス信号の波形整形回路101は、アンド回路102の一方の入力端子にパルス信号入力端子103を直接接続するとともに、アンド回路102の他方の入力端子にパルス信号入力端子103をディレイ回路104を介して接続し、さらに、アンド回路102の出力端子にパルス信号出力端子105を接続している。
【0007】
かかる波形整形回路101は、図4に示すように、パルス信号入力端子103に印加された入力パルス信号S101と、この入力パルス信号S101をディレイ回路104で所定時間だけ遅延させた遅延パルス信号S102との論理積をアンド回路102で演算して、パルス信号出力端子105から出力パルス信号S103を出力する。
【0008】
これにより、図4に示すように、ディレイ回路104での遅延時間よりも短いパルス幅のノイズを除去できるようになっている。
【0009】
【特許文献1】
特開昭64−39815号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のパルス信号の波形整形回路101にあっては、入力パルス信号S101と遅延パルス信号S102との論理和をとることで入力パルス信号S101に重畳されたノイズを除去する構成となっているために、図4に示すように、ディレイ回路104での遅延時間よりも短いパルス幅のノイズを除去することができても、図5に示すように、ディレイ回路104での遅延時間よりも長いパルス幅のノイズに対しては完全に除去することができなかった。
【0011】
そのため、ディレイ回路104での遅延時間よりも長いパルス幅のノイズが入力パルス信号S101に重畳されてしまうと、そのノイズを完全に除去することができず、出力パルス信号S103を使用する後段の回路が誤動作してしまい、電子機器の故障を招くおそれがあった。
【0012】
特に、半導体装置に内蔵した回路のリセットパルス信号の場合には、ノイズの影響で半導体装置を良好にリセットできず、半導体装置の暴走を招くおそれがあった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
そこで、請求項1に係る本発明では、パルス信号の波形整形回路において、入力パルス信号に重畳された所定パルス幅以下のノイズを除去するノイズ除去回路と、このノイズ除去回路によって前記ノイズが除去された中間パルス信号のアクティブ状態が設定時間以上続く場合に出力パルス信号を生成するパルス信号生成回路とを有することにした。
【0014】
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記パルス信号生成回路は、前記設定時間を変更可能に構成することにした。
【0015】
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記パルス信号生成回路は、前記出力パルス信号を所定のクロック信号に同期させて出力するように構成することにした。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明に係るパルス信号の波形整形回路は、狭幅のノイズを除去するノイズ除去回路と所定の出力パルス信号を生成するパルス信号生成回路とから構成している。
【0017】
そして、ノイズ除去回路は、入力パルス信号に重畳された所定パルス幅以下のノイズを除去することによって中間パルス信号を出力するように構成している。
【0018】
また、パルス信号生成回路は、ノイズ除去回路によって狭幅ノイズが除去された中間パルス信号のアクティブ状態が設定時間以上続く場合に出力パルス信号を生成するように構成している。
【0019】
このように、本発明に係るパルス信号の波形整形回路では、狭幅のノイズを除去するノイズ除去回路を有しているために、入力パルス信号に重畳された所定パルス幅以下のノイズを除去することができる。
【0020】
しかも、ノイズ除去回路に加えて狭幅ノイズが除去された中間パルス信号のアクティブ状態が設定時間以上続く場合に出力パルス信号を生成するパルス信号生成回路を有しているために、入力パルス信号に重畳された所定パルス幅以上のノイズも除去することができ、出力パルス信号を使用する後段の回路(本波形整形回路の後段に接続された回路)での誤動作を未然に防止することができて、本波形整形回路を内蔵した電子機器の故障を防止することができる。
【0021】
特に、パルス信号生成回路での設定時間を変更できるようにした場合には、波形整形回路の後段に接続された回路に適したタイミングで出力パルス信号を発生させることができる。
【0022】
また、パルス信号生成回路から出力する出力パルス信号を所定のクロック信号に同期させて出力するようにした場合には、複数の回路が同期動作を行う回路に適したパルス信号とすることができる。
【0023】
以下に、本発明に係るパルス信号の波形整形回路の構成について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、図1は、本発明に係るパルス信号の波形整形回路の構成を示す回路ブロック図であり、図2は、波形整形回路の各部の周出力信号を示すタイミングチャートである。
【0024】
パルス信号の波形整形回路1は、図1に示すように、ノイズ除去回路2とパルス信号生成回路3とで構成している。
【0025】
ノイズ除去回路2は、パルス信号入力端子4に印加された入力パルス信号S1と、この入力パルス信号S1をディレイ回路5で所定時間だけ遅延させた遅延パルス信号S2との論理積をアンド回路6で演算して、中間パルス信号S3を出力する(図2参照)。
【0026】
これにより、波形整形回路1は、ノイズ除去回路2によって、入力パルス信号S1に重畳された所定パルス幅以下のノイズ、具体的には、ディレイ回路5での遅延時間よりも短いパルス幅のノイズを除去することができる。
【0027】
パルス信号生成回路3は、カウンタ回路7と減算回路8と判定回路9とフリップフロップ回路10とオア回路11とを有している。
【0028】
カウンタ回路7は、ノイズ除去回路2のアンド回路6の出力である中間パルス信号S3をインバータ回路12を介してリセット端子に入力するとともに、クロック端子13から入力される所定周波数のクロック信号S4をインバータ回路14で反転させた反転クロック信号S5をクロック端子に入力している。
【0029】
これにより、カウンタ回路7は、中間パルス信号S3のアクティブ状態の長さ(時間)を反転クロック信号S5を用いて計測し、その計測結果としてのカウント信号S6をカウント出力端子から出力している(図2参照)。
【0030】
減算回路8は、時間設定端子15から入力される設定時間信号S7とカウンタ回路7の出力であるカウント信号S6との差を算出して、その算出結果としての差分信号S8を出力している。ここで、設定時間信号S7は、外部から任意に設定変更できるようになっている。
【0031】
判定回路9は、減算回路8から出力される差分信号S8が正(+)の場合、すなわち、設定時間信号S7よりもカウント信号S6の方が小さい場合には、判定信号S9として「H」を出力し、一方、減算回路8から出力される差分信号S8がゼロ又は負(−)の場合、すなわち、設定時間信号S7よりもカウント信号S6の方が大きい場合又は等しい場合には判定信号S9として「L」を出力する(図2参照)。
【0032】
かかる判定信号S9は、ノイズ除去回路2によって狭幅ノイズが除去された中間パルス信号S3のアクティブ状態が設定時間以上続く場合に生成されるパルス信号となっており、入力パルス信号S1からノイズを除去する波形整形を行ったものとなっている。そのため、この判定信号S9を出力パルス信号として利用することもできる。
【0033】
フリップフロップ回路10は、判定信号S9をデータ端子に入力するとともに、クロック信号S4をクロック端子に入力し、中間パルス信号S3をリセット端子に入力している。
【0034】
これにより、フリップフロップ回路10は、判定信号S9をクロック信号S4に同期させた同期パルス信号S10を生成して出力している(図2参照)。
【0035】
かかる同期パルス信号S10も、ノイズ除去回路2によって狭幅ノイズが除去された中間パルス信号S3のアクティブ状態が設定時間以上続く場合に生成されるパルス信号となっており、入力パルス信号S1からノイズを除去する波形整形を行ったものとなっている。そのため、この同期パルス信号S10を出力パルス信号として利用することもできる。この場合には、複数の回路が同期動作を行う回路に適したパルス信号となっている。
【0036】
オア回路11は、中間パルス信号S3と同期パルス信号S10とを入力し、その論理和を演算し、パルス信号出力端子16に出力パルス信号S11を出力している(図2参照)。
【0037】
【発明の効果】
本発明は、以上に説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0038】
すなわち、請求項1に係る本発明では、入力パルス信号に重畳された所定パルス幅以下のノイズを除去するノイズ除去回路と、このノイズ除去回路によって前記ノイズが除去された中間パルス信号のアクティブ状態が設定時間以上続く場合に出力パルス信号を生成するパルス信号生成回路とを有するパルス信号の波形整形回路となっているため、ノイズ除去回路で入力パルス信号に重畳された所定パルス幅以下のノイズを除去することができ、しかも、パルス信号生成回路で入力パルス信号に重畳された所定パルス幅以上のノイズも除去することができ、これにより、出力パルス信号を使用する後段の回路(本波形整形回路の後段に接続された回路)での誤動作を未然に防止することができて、本波形整形回路を内蔵した電子機器の故障を防止することができる。
【0039】
また、請求項2に係る本発明では、パルス信号生成回路での設定時間を変更できるようにしているため、波形整形回路の後段に接続された回路に適したタイミングで出力パルス信号を発生させることができる。
【0040】
また、請求項3に係る本発明では、出力パルス信号を所定のクロック信号に同期させて出力するようにしているため、複数の回路が同期動作を行う回路に適したパルス信号とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパルス信号の波形整形回路を示す回路ブロック図。
【図2】同タイミングチャート。
【図3】従来のパルス信号の波形整形回路を示す回路ブロック図。
【図4】同タイミングチャート(正常動作状態)。
【図5】同タイミングチャート(誤動作状態)。
【符号の説明】
1 波形整形回路
2 ノイズ除去回路
3 パルス信号生成回路
5 ディレイ回路
6 アンド回路
7 カウンタ回路
8 減算回路
9 判定回路
10 フリップフロップ回路
11 オア回路
S1 入力パルス信号
S2 遅延パルス信号
S3 中間パルス信号
S4 クロック信号
S5 反転クロック信号
S6 カウント信号
S7 設定時間信号
S8 差分信号
S9 判定信号
S10 同期パルス信号
S11 出力パルス信号

Claims (3)

  1. 入力パルス信号に重畳された所定パルス幅以下のノイズを除去するノイズ除去回路と、このノイズ除去回路によって前記ノイズが除去された中間パルス信号のアクティブ状態が設定時間以上続く場合に出力パルス信号を生成するパルス信号生成回路とを有することを特徴とするパルス信号の波形整形回路。
  2. 前記パルス信号生成回路は、前記設定時間を変更可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載のパルス信号の波形整形回路。
  3. 前記パルス信号生成回路は、前記出力パルス信号を所定のクロック信号に同期させて出力するように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパルス信号の波形整形回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107968640A (zh) * 2017-11-16 2018-04-27 湖南工业大学 采样积累式干扰脉冲过滤方法
CN110231600A (zh) * 2019-06-28 2019-09-13 中国航空工业集团公司雷华电子技术研究所 一种脉冲整形方法及脉冲整形电路

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