JP2004356381A - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

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Takashi Mitsuida
高 三井田
Hideo Ichinose
秀夫 市之瀬
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Abstract

【課題】ソース・ドレイン間に不純物の高濃度領域を精度良く形成することのできる半導体記憶装置の製造方法を提供する。
【解決手段】p型シリコン基板13にトレンチ35を掘って形成された凸部12aの頂面12c上に積層されたシリコン酸化膜31,33及びシリコン窒化膜32,34をマスクとし、シリコン基板13の法線n0に対して相対的に約+/−45°をなす方向n2からp型不純物(ボロンB)を注入することにより、トレンチ35の底部に形成されたソース/ドレインとして機能するn型の拡散領域14a,14bの間に、p型の高濃度領域16を形成する。また、このp型不純物を注入する工程の前に高温で熱処理を行うことで、シリコン基板13内の格子間シリコンが低減して不純物の再分布が抑制されるので、高濃度領域16が精度良く形成される。
【選択図】 図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体記憶装置の製造方法に関し、さらに詳しくは多値トランジスタを用いた半導体記憶装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フラッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置は、携帯電話機等に搭載されて現在広く普及している。近年の携帯電話機等の電子機器の小型化、情報記憶の大規模化にともなって、不揮発性半導体記憶装置の小型化、或いはその記憶容量の大容量化を図るため、1つのセルトランジスタに2ビット以上のデータを書込む多値化技術が注目されている。本出願人はこの事情を鑑み、電気的に孤立した一対のフローティングゲートを有するセルトランジスタに2ビット(4値)のデータを記憶することができる半導体記憶装置を多数提案している(例えば特許文献1参照)。
【0003】
図20は、特許文献1で開示されているL字型のフローティングゲート構造を有するセルトランジスタ111の断面を示す。セルトランジスタ111は、一対のフローティングゲートFG1,FG2を備えたn型MOS(Metal Oxide Semiconductor) トランジスタの構造を採っている。このセルトランジスタ111は、凸部112aが形成されたp型のシリコン基板113と、凸部112aの上に形成されたゲート絶縁膜115cと、シリコン基板113中の表面に形成された一対の拡散領域114a,114bと、凸部112aの側面112bと拡散領域114a,114bとを覆うトンネル絶縁膜115aと、トンネル絶縁膜115aを介して凸部112aの側面112bと拡散領域114a,114bとに対向する一対のフローティングゲートFG1,FG2と、フローティングゲートFG1,FG2の上に形成されたインターポリ絶縁膜115bと、インターポリ絶縁膜115bを介してフローティングゲートFG1,FG2と対向し、かつゲート絶縁膜115cを介して凸部112aと対向するコントロールゲートCGとを有する。
【0004】
このように構成されたセルトランジスタ111には、一対のフローティングゲートFG1,FG2の各々に、電子が蓄積されているか否かという2つの電子状態を用いて、各1ビット、合計2ビットのデータが記憶される。各フローティングゲートFG1,FG2において、電子が蓄積されている状態は書き込み状態(データ“0”)、電子が蓄積されていない状態は消去状態(データ“1”)として扱われ、その結果、セルトランジスタ111はそれらの組み合わせにより、(FG1,FG2)=(0,0),(0,1),(1,0),(1,1)の4つ電子状態のいずれかを呈する。
【0005】
フローティングゲートFG1に格納された上記のデータを判定する(読み出す)際には、一方の拡散領域114aがソースとして接地され、他方の拡散領域114bがドレインとして例えば1.2Vの電位が与えられる。また、コントロールゲートCGに例えば5.5Vの電位が与えられる。このとき、凸部112aの頂面112cの表層に反転層が生じ、一方の側面112b→頂面112c→他方の側面112bの各表層に沿ってソースからドレインへ電子の通り道となるチャネルCHが形成される。このチャネルCH内を移動する電子量を表すドレイン電流(読出し電流)は、ソース側のフローティングゲートFG1の電荷量によって強く変調されるが、他方のドレイン側のフローティングゲートFG2の電荷量による変調は小さく無視することができる。フローティングゲートFG1の電荷量に依存した読出し電流が所定の基準電流と比較されることで、フローティングゲートFG1のデータが判定される。すなわち、データ“0”の場合には読出し電流は基準電流より小さくなり、データ“1”の場合には読出し電流は基準電流より大きくなる。以上とは逆に拡散領域114bをソース、拡散領域114aをドレインとすれば、フローティングゲートFG2に格納されたデータを判定することができる。
【0006】
フローティングゲートFG1,FG2に格納されたデータを確実に読み出すためには、ソースからドレインへの電子の移動が、前述の側面112bと頂面112cの各表層を通るチャネルCH内に制限される必要がある。すなわち、読み出し電流は、側面112bの表層においてフローティングゲートFG1又はFG2から変調を受けること、及び頂面112cの表層においてコントロールゲートCGの電位で導通/非導通が制御されることが必要である。従って、もしソースからドレインへ直接電界が及び、ソース・ドレイン間を直線的に結んだ経路r付近に電流が流れる(いわゆるパンチスルーが生じる)と、このセルトランジスタ111を制御することができず、データの読み出しが不確定になることのほか、他の非選択のセルトランジスタ111にも影響を及ぼすこととなる。また、詳細は割愛するが、このパンチスルーはデータの書込みの際にも同様に問題となる。
【0007】
このため、同図中に示した不純物濃度プロファイルのように、シリコン基板113のp型不純物濃度を凸部112aの頂面112cから深さ方向に増加させ、ソース・ドレイン間を結ぶ経路r付近でp型の不純物濃度が最も高くなるようにして、パンチスルーを阻止するといった工夫がなされている。このようにして構成されるセルトランジスタ111の製造方法の主要な工程を簡単に説明する。
【0008】
図21(A)において、p型シリコン基板113の表面にはシリコン酸化膜120が積層されている。この状態で、BFが浅い位置にイオン注入されてp層が形成され、ボロンが深い位置に形成されてp層が形成される。シリコン酸化膜120がエッチングにより除去された後、図21(B)において、シリコン基板113の表面上に、順にシリコン酸化膜131、シリコン窒化膜132、シリコン酸化膜133、シリコン窒化膜134を積層する。シリコン酸化膜131とシリコン窒化膜132とはゲート絶縁膜115cの一部を構成する。シリコン酸化膜133は犠牲酸化膜であり、シリコン窒化膜134は後のイオン注入の際のストッパである。この状態で、図示しないレジストマスクが形成され、異方性エッチングによりトレンチ135が掘られる。
【0009】
次に、露出面全体にシリコン酸化膜が形成された後、異方性エッチングが行われ、図22(A)におけるサイドウォール136が形成される。この状態で、ヒ素がイオン注入され、トレンチ135の底部にn型の拡散領域114a,114bが形成される。そして、サイドウォール136を除去した後、図22(B)において、凸部112aの側面112bにヒ素をイオン注入し、n型領域117を形成する。これらのイオン注入により、シリコン基板113内におけるイオンの通過した部分のシリコン単結晶が破壊れてしまう。このため、この状態において高温で熱処理(アニール)が行われ、破壊されたシリコン結晶の回復と、イオン注入された不純物の活性化とが図られる。
【0010】
その後、然るべき製造工程を経て、トンネル絶縁膜115a、インターポリ絶縁膜115b、フローティングゲートFG1,FG2、コントロールゲートCGなどが形成され、セルトランジスタ111が完成する。このように、図22(A)においてボロンのイオン注入で形成されたp層(高濃度領域)を用いてソース・ドレインとなる拡散領域114a,114bの間のパンチスルーを阻止しようとしていた。
【0011】
【特許文献1】
特願2003−001189
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の製造方法では、図22(A)のイオン注入によるシリコン結晶の破壊により多数生成される格子間シリコン(シリコン単結晶格子間に入り込んだシリコン原子)が、図22(B)後の熱処理によって拡散し、拡散領域114a,114b間のp層に含有される不純物の再分布が増速されるので、熱処理前と比べてシリコン基板113内の不純物濃度プロファイルが大きく変化する。これにより、例えば図23に示すように熱処理後に凸部112aの頂面112c付近の濃度が高くなるので、頂面112c付近にチャネルCHが形成されにくく、経路r付近でのパンチスルーが発生しやすくなる。また、これにより、セルトランジスタ111の閾値は上昇をきたす。従って、セルトランジスタ111のデータ読出し/書込み等に関する信頼性が損なわれることとなる。
【0013】
さらに、p層は、形成されるトレンチ135の深さのばらつきにより、拡散領域114a,114bの形成位置と相対的にずれてしまうことがあるため、たとえ不純物の再分布が起こらなくとも、高濃度領域が拡散領域114a,114b間から位置ずれを起こし、パンチスルーを防止できなくなるといった問題が生じる。
【0014】
本発明は、上記問題点を考慮してなされたものであり、セルトランジスタにおけるソース・ドレイン間のパンチスルーを防止する不純物の高濃度領域(パンチスルーストッパ)を精度良く形成することのできる半導体記憶装置の製造方法を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の半導体記憶装置の製造方法は、(a)表面に絶縁膜が積層された一導電型半導体基板に複数の溝を掘り、対向する一対の側面を有し頂面上に前記絶縁膜が残存した凸部を複数形成する工程と、(b)前記各溝の底部に反対導電型の不純物を注入することにより、各底部に拡散領域を形成する工程と、(c)前記絶縁膜をマスクとし、前記半導体基板に対してその斜め方向から反対導電型の不純物を注入することにより、前記凸部の両側面の表層に反対導電型領域を形成する工程と、(d)前記絶縁膜をマスクとし、前記半導体基板に対してその斜め方向から一導電型の不純物を注入することにより、隣接する2つの前記拡散領域の間に一導電型不純物の高濃度領域を形成する工程と、(e)前記凸部の両側面と前記拡散領域とを覆うようにトンネル絶縁膜を形成する工程と、(f)前記トンネル絶縁膜を介して前記凸部の側面及び前記拡散領域に対向するように前記凸部の両側に一対のフローティングゲートを形成する工程と、(g)前記フローティングゲート上にインターポリ絶縁膜を形成し、該インターポリ絶縁膜上にコントロールゲートを形成する工程とを有することを特徴とするものである。
【0016】
なお、前記(c)の工程の後に熱処理を行い、前記(b)及び(c)の工程の不純物注入によって生成された格子間シリコンを低減させることが好ましい。
【0017】
また、前記(f)の工程において形成される前記フローティングゲートの断面形状はL字形であることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1において、メモリセルアレイ10は、図中縦方向に延在する拡散領域からなる複数のビット線BLと、これに交差するように横方向に延在するポリシリコンからなる複数のワード線WLとによってVGA(Virtual Ground Array)方式で構成されており、ビット線BLとワード線WLが交差する部分に2つずつフローティングゲートFGが配置されている。図中の円で囲った領域は、メモリセルアレイ10内に形成される複数のセルトランジスタ11のうちから1つを示している。
【0019】
図2は、図1中のA−A線に沿うセルトランジスタ11の断面図を示す。シリコンに一導電型としてp型の不純物(例えばボロンB)が導入されてなるシリコン基板(半導体基板)13には凸部12aが形成されている。凸部12aは、対向する一対の側面12bと頂面12cとを有する。この凸部12aを挟むシリコン基板13の表面には、反対導電型としてn型の不純物(例えばヒ素As)が導入されてなる一対の拡散領域14a,14bが形成されている。トンネル絶縁膜15aは、シリコン酸化膜からなり、凸部12aの側面12bと拡散領域14a,14bとを覆う。このトンネル絶縁膜15aを介して凸部12aの側面12bと拡散領域14a,14bとに対向するように一対のフローティングゲートFG1,FG2が設けられている。このフローティングゲートFG1,FG2上には、シリコン酸化膜からなるインターポリ絶縁膜15bが形成されている。また、凸部12aの頂面12c上にシリコン窒化膜とシリコン酸化膜とが積層されてなるゲート絶縁膜15cが形成されている。さらに、インターポリ絶縁膜15bを介してフローティングゲートFG1,FG2と対向し、かつゲート絶縁膜15cを介して凸部12aの頂面12cと対向するようにポリシリコンからなるコントロールゲートCGが形成されている。
【0020】
各フローティングゲートFG1,FG2の断面形状はL字形であり、インターポリ絶縁膜15bを介してコントロールゲートCGに対向するL字形の頂部の面積は、トンネル絶縁膜15aを介して凸部12aの側面12bに対向するL字形の側部の面積や、トンネル絶縁膜15aを介して拡散領域14a,14bに対向するL字形の底部の面積より小さい。なお、フローティングゲートFG1,FG2の断面形状はこれに限られず、四角形や扇形としてもよい。
【0021】
コントロールゲートCGは、メモリセルアレイ10のワード線WLを構成する。また、拡散領域14a,14bは、メモリセルアレイ10のビット線BLを構成し、各セルトランジスタ11において一対のソース・ドレインとして機能するとともに、ロウ方向に隣接する2つのセルトランジスタ11の間で共有されている。このソース・ドレインは電圧設定の変更により相互に切り替え可能である。
【0022】
p型のシリコン基板13内には、p型の高濃度領域16が設けられている。この高濃度領域16は、ソース・ドレインとして機能する一対の拡散領域14a,14bを直線的に結んだ領域にp型不純物(例えばボロンB)が高濃度に導入されてなり、およそ1×1018cm−3の不純物濃度を有する。シリコン基板13内の他の部分は高濃度領域16より不純物濃度は低く、凸部12aの頂面12c近傍の不純物濃度ではおよそ6×1017cm−3である。これにより、データ読出し/書込み時において電子がソースからドレインへ直進するように流れる、いわゆるパンチスルーが防止される。
【0023】
また、凸部12aの各側面12bの表層には、n型不純物(例えばヒ素As)が導入されたn型領域17が形成されているので、コントロールゲートCGに電位が与えられ、凸部12aの頂面12cに反転層が生じると、一方の側面12b→頂面12c→他方の側面12bの各表層に沿って電子の通り道となるチャネルCHが形成される。
【0024】
図3は、メモリセルアレイ10の周辺回路を含む構成を示す。入力されたアドレス信号を増幅するアドレスバッファ2と、アドレスバッファ2から出力されるコラムアドレス信号Caに基づいてビット線BLを選択するコラムデコーダ3と、アドレスバッファ2から出力されるロウアドレス信号Raに基づいてワード線WLを選択するロウデコーダ4は、協働してメモリセルアレイ10内の所望のセルトランジスタ11を選択する。
【0025】
高電圧発生回路5は、データ書込み時や消去時において高電圧を発生し、コラムデコーダ3を介してドレインとなる所望のビット線BLにドレイン電位Vdを印加するとともに、ロウデコーダ4を介して所望のワード線WLにゲート電位Vgを印加する。また、高電圧発生回路5は、基準電流発生回路6にも高電圧を供給する。
【0026】
センスアンプ7は、データ読出し時にビット線(ドレイン)から流れ出た読出し電流Idと、基準電流発生回路6から流れ出た基準電流Irとを検出して比較する回路であって、比較結果は“0”または“1”のデータDoutとして出力され、データラッチ8に入力される。なお、基準電流Irは、データ“0”と“1”の間の電流量をとるように設定される。
【0027】
データラッチ8は、入力されたデータDoutを保持し、入出力バッファ9を介してデータDoutを外部に出力する。また、データ書込み時には、入出力バッファ9は外部から入力されるデータDinを増幅してデータラッチ8に入力するとともに、データラッチ8は制御回路20にこの入力データDinを送る。
【0028】
制御回路20は外部から制御信号を受け、データ読出し/書込みなどの各動作時において、高電圧発生回路5、基準電流発生回路6、データラッチ8等の各部を制御する。なお、図示しないが、電源電圧Vccが周辺回路の各部に供給されている。
【0029】
図4(A)は、セルトランジスタ11のデータ書込み方法を示す。書込み時には、各フローティングゲートFG1,FG2には、独立して電子が注入される。例えば、アドレス信号により選択されたセルトランジスタ11のフローティングゲートFG2に電子を注入するには、高電圧発生回路5によりコラムデコーダ3を介して拡散領域14bに例えば5Vのドレイン電圧Vdが印加され、拡散領域14aが接地されるとともに、ロウデコーダ4を介してコントロールゲートCGに例えば7Vのゲート電圧Vgが印加される。このとき、拡散領域14aはソース、拡散領域14bはドレインとなる。
【0030】
正のゲート電圧Vgにより凸部12aの頂面12cの表層に反転層が生じ、側面12b、頂面12cの各表層に沿ってソースからドレインへ電子の通り道となるチャネルCHが形成される。ソース側から流れ出た電子は、同図中の2つの経路R1,R2に分岐する。経路R1では、一部の電子がソース・ドレイン間の電位差で加速され、エネルギーを得て運動量の大きなホットエレクトロンとなる。ホットエレクトロンとなった電子は、トンネル絶縁膜15aのポテンシャル障壁を乗り越えてフローティングゲートFG2に注入される。経路R2では、フォノンや不純物等との散乱によりエネルギーを損失し、ホットエレクトロンとなり得なかった電子がドレインに流れる。経路R1のホットエレクトロンとなった電子は、その走行方向に垂直なトンネル絶縁膜15aを介してフローティングゲートFG2に注入されるので、書込み効率がよい。なお、上記とは逆に、拡散領域14aをドレイン、拡散領域14bをソースとすることで、フローティングゲートFG1に電子が注入される。
【0031】
図4(B)は、セルトランジスタ11のデータ読出し方法を示す。読出しは、各フローティングゲートFG1,FG2について独立に行われる。例えば、アドレス信号により選択されたセルトランジスタ11のフローティングゲートFG2の電子状態を判定するには、拡散領域14aに例えば1.2Vのドレイン電圧Vdが印加され、拡散領域14aが接地されるとともに、コントロールゲートCGに例えば5.5Vのゲート電圧Vgが印加される。このとき、拡散領域14aはドレイン、拡散領域14bはソースとなる。
【0032】
ソースから流れ出た電子は、上記印加電圧によって形成されたチャネルCHを通ってドレインへ流れる。この電子によるドレイン電流(読出し電流)Idは、ソース側のフローティングゲートFG2の電荷量によって強く変調されるが、ドレイン側のフローティングゲートFG1の電荷量による変調は小さく無視することができる。すなわち、フローティングゲートFG1の電子状態に依らず、フローティングゲートFG2に電子が注入されている場合には、読出し電流Idは変調を受けて、基準電流発生回路6が発生する基準電流Irより小さくなり(Id<Ir)、センスアンプ7によりデータDoutは“0”と判定される。また、フローティングゲートFG1の電子状態に依らず、フローティングゲートFG2に電子が注入されていない場合には、読出し電流Idは基準電流Irより大きくなり(Id>Ir)、センスアンプ7によりデータDoutは“1”と判定される。なお、上記とは逆に、拡散領域14aをソース、拡散領域14bをドレインとすることで、フローティングゲートFG1のデータDoutを判定することができる。
【0033】
図5は、セルトランジスタ11のデータ消去方法を示す。消去時には、2つのフローティングゲートFG1,FG2に注入された電子が同時に放出される。また、この消去は、メモリセルアレイ10内の全てのセルトランジスタ11が一括して同時に行われる。まず、過消去を防止するためにフローティングゲートFG1,FG2の双方をデータが書き込まれた状態にしてから、全てのビット線BL(すなわち拡散領域14a,14b)及びシリコン基板13は接地され、全てのワード線WL(すなわちコントロールゲートCG)は高電圧発生回路5によって例えば12Vのゲート電圧Vgが印加される。この電圧印加により、フローティングゲートFG1,FG2に蓄積されている電子はFN(Fowler Nordheim) トンネル効果によってインターポリ絶縁膜15bを通過し、コントロールゲートCGへと放出される。
【0034】
こうして、セルトランジスタ11には、2ビットのデータ“(0,0),(0,1),(1,0),(1,1)”のいずれかを書込み、読出し、消去することができる。なお、ここで用いたL字形のフローティングゲートFG1,FG2は、その形状からいわゆる容量の結合比が小さいので、読出し電流Idのウィンドウが大きくなり、読出し速度が速くなることや、消去時のゲート電圧Vdが比較的小さくて済むという利点がある。
【0035】
図6〜図17は、以上のように構成されたセルトランジスタ11からなるメモリセルアレイ10の製造方法を示す。これらの図は、図1中のA−A線に沿う断面図である。図6(A)において、p型不純物(例えばボロンB)が導入され、不純物濃度約1×1016cm−3を有するシリコン基板13を準備する。図6(B)において、シリコン基板13の表面上に、膜厚が約10nm程度のシリコン酸化膜31、膜厚が約20nm程度のシリコン窒化膜32、膜厚が約10nm程度のシリコン酸化膜33、膜厚が約70nm程度のシリコン窒化膜34を積層する。これらの膜は絶縁膜であり、化学的気相成長(CVD)法により形成される。また、シリコン酸化膜33は犠牲酸化膜、シリコン窒化膜34は後の工程で不純物をイオン注入する際のストッパである。
【0036】
シリコン窒化膜34上に図示しないフォトレジストを塗布し、露光・現像することにより、図示しない帯状の開口を形成する。この開口をエッチングマスクとして用い、シリコン窒化膜34、シリコン酸化膜33、シリコン窒化膜32、シリコン酸化膜31、及びシリコン基板13を異方性エッチングによりエッチングする。これにより図7(A)におけるトレンチ(溝)35が掘られ、凸部12aが形成される。トレンチ35は、セルトランジスタ11のソース・ドレイン形成領域に掘られる。エッチングされたシリコン基板13の深さ(すなわち凸部12aの高さ)は約30nm程度であり、隣接するトレンチ35の間隔(すなわち凸部12aの幅)は約90nm程度である。また、トレンチ35の幅は約135nm程度である。
【0037】
図7(B)において、露出面全体を覆うように膜厚が約25nmのシリコン酸化膜36をCVD法により積層する。そして、積層されたシリコン酸化膜36を厚み方向に異方性エッチングを行い、凸部12aの各側面12bに積層された部分を残し、図8(A)におけるサイドウォール36bを形成する。
【0038】
図8(B)において、シリコン窒化膜34及びサイドウォール36bをマスクとして、隣接する2つの凸部12aに挟まれたトレンチ35部分のシリコン基板13表面にn型不純物(例えばヒ素As)をイオン注入し、約3×1015cm−3の不純物濃度を有するn型の拡散領域14a,14bを形成する。なお、このイオン注入により、多数の格子間シリコンがシリコン基板13中に生成される。
【0039】
図9(A)において、サイドウォール36bをエッチングによって除去する。そして、図9(B)において、シリコン酸化膜31,33及びシリコン窒化膜32,34をマスクとして、斜め方向から凸部12aの各側面12bにn型不純物(例えばヒ素As)をイオン注入し、約2×1012cm−3の不純物濃度を有するn型領域17を各側面12bの表層に形成する。このとき、シリコン基板13の法線n0を、イオンの入射方向n1に対して相対的に約+30°角度をなすように傾けてイオン注入を行い、また、イオンの入射方向n1に対して相対的に約−30°角度をなすように傾けてイオン注入を行う。その後、例えば700℃の高温で熱処理(アニール)を行ない、図8(B)の工程でシリコン基板13中に生成に生成された格子間シリコンを低減させてシリコン結晶を回復させるとともに、イオン注入された不純物原子のシリコン原子との置き換え、拡散領域14a,14bを活性化させる。
【0040】
次に、図10(A)において、シリコン酸化膜31,33及びシリコン窒化膜32,34をマスクとし、シリコン基板13の法線n0を、イオンの入射方向n2に対して相対的に約+45°の角度をなすように傾けてp型不純物(例えばボロンB)のイオン注入を行う。また、イオンの入射方向n2に対して相対的に約−45°の角度をなすように傾けてイオン注入を行う。これにより、シリコン基板13内の凸部12a下でかつ拡散領域14a,14bの間となる領域にp型不純物が高濃度に注入される。ここで、図18(A)は、シリコン基板13に対して+45°の角度でイオン注入する様子を示し、図18(B)は、続いて行う−45°の角度でのイオン注入の様子を示す。
【0041】
このイオン注入の後、再度、例えば700℃の高温で熱処理を行う。図9(B)の工程後の熱処理によりシリコン基板13中の格子間シリコンは既に十分低減されているため、注入された不純物(ボロンB)が当該熱処理によって増速拡散し再分布することは抑制される。すなわち、不純物は注入された領域から再分布せず、高濃度領域16は図10(B)に示すように拡散領域14a,14b間を直線的に結ぶ所望の領域に形成される。また、高濃度領域16は、図18に示したようにイオン注入を行った位置にそのまま形成されるので、トレンチ35の深さに対してほぼセルフアラインする。高濃度領域16は、約1×1018cm−3の不純物濃度を有し、前述したソース・ドレイン間の直接的なパンチスルーを防止するように働くこととなる。
【0042】
図11(A)において、凸部12aの各側面12b及び拡散領域14a,14bの表面に、膜厚が8nm程度のトンネル絶縁膜15aをプラズマ酸化法によって形成する。そして、図11(B)において、導電性を有し、膜厚が20nm程度のポリシリコン膜37をトンネル絶縁膜15aを覆うように露出面上全体に形成する。
【0043】
図12(A)において、ポリシリコン膜37上にシリコン窒化膜38を積層する。次に、図12(B)において、シリコン窒化膜38を異方エッチングして、トレンチ35底部の中央部にあるポリシリコン膜37を露出させる。図13(A)において、底部に露出したポリシリコン膜37を異方エッチングして除去してトンネル絶縁膜15aを露出させる。このとき、ポリシリコン膜37は凸部12aの両側に一対となるように分断され、ポリシリコン片37a,37bとなる。この後、熱酸化を行い、図13(B)に示すように、露出したトンネル絶縁膜15a上にシリコン酸化膜39aを積層し、また、ポリシリコン片37a,37bの露出部上にシリコン酸化膜39bを積層する。
【0044】
図14(A)において、シリコン窒化膜34,38をエッチングにより除去する。そして、図14(B)において、シリコン酸化膜40をCVD法により積層して、ポリシリコン片37a,37bの間の空間を絶縁体で埋めるようにする。これにより、ポリシリコン片37a,37bはそれぞれ電気的に分離される。図15(A)において、積層されたシリコン酸化膜40のうち余分な部分を除去するためにまず、CMP(Chemical Mechanical Polishing) 法により、シリコン酸化膜40を研磨し表面を平坦化する。この研磨は、シリコン酸化膜33が露出するまで行う。
【0045】
図15(B)において、露出したシリコン酸化膜33,40に対し、シリコン酸化膜33が除去されてシリコン窒化膜32が露出する深さまでエッチングを行う。そして、図16(A)において、表面から突出したポリシリコン片37a,37bの端部をCMP法によって研磨して除去し、表面を平坦化する。こうしてポリシリコン片37a,37bが成形され、フローティングゲートFG1,FG2が出来上がる。
【0046】
図16(B)において、露出面全体に、膜厚が約12nmのシリコン酸化膜41を積層し、この膜をプラズマ酸化する。ここで、シリコン酸化膜41のフローティングゲートFG1,FG2の表面に積載された部分は、インターポリ絶縁膜15bとなり、シリコン酸化膜41のシリコン窒化膜32上に積載された部分は、シリコン窒化膜32、シリコン酸化膜31と一体となってゲート絶縁膜15cとなる。
【0047】
図17において、シリコン酸化膜41の上にポリシリコンを積載し、ロウ方向に一体化してなるコントロールゲートCGを形成する。こうして、メモリセルアレイ10が完成する。シリコン基板13中のp型不純物濃度は、同図中に示した不純物濃度プロファイルt1のように、ソース・ドレイン間を結ぶ経路r付近で最も高くなり、頂面12c付近では低下している。このような不純物プロファイルt1であると、チャネルCHはn型領域17を介して頂面12cの表層に形成され、ソース・ドレイン間を直線的に結ぶ経路r付近でのパンチスルーが防止される。また、製造時の諸条件により、不純物プロファイルt2に示すように、頂面12c付近のp型不純物濃度が経路r付近と同等若しくは若干高くなったとしても、n型領域17の効果により頂面12cの表層にチャネルCHが形成される。ただし、上記製造方法では不純物の再分布が抑制されるため、頂面12c付近でp型不純物濃度が極端に高くなることはない。
【0048】
なお、頂面12c付近のp型不純物濃度を効果的に下げるためには、図19(A)に示すように、上記図6(A)の工程において、p型のシリコン基板13の表層にn型不純物(例えばヒ素As)を浅くイオン注入し、予めn型のチャネルドープ層42を形成しておけばよい。その後、同様に図6(B)〜図16(B)の工程を経ることによって、図19(B)に示すメモリセルアレイ10が完成する。
【0049】
また、周辺回路部分は、CMOSトランジスタによって回路構成され、上記のメモリセルアレイ10の製造工程と両立して製造することができる。
【0050】
また、本実施形態では、シリコン基板13の導電型(一導電型)をp型、拡散領域14a,14bの導電型(反対導電型)をn型として、セルトランジスタ11をn型MOSトランジスタとしたが、これに代えて、シリコン基板13の導電型(一導電型)をn型とし、拡散領域14a,14bの導電型(反対導電型)をp型として、セルトランジスタ11をp型MOSトランジスタとしてもよい。
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、凸部の頂面上に積層された絶縁膜をマスクとし、一導電型半導体基板に斜交するように一導電型不純物を注入するようにして拡散領域の間に一導電不純物の高濃度領域を形成するようにしたので、高濃度領域は、溝の深さばらつきにより位置ずれを起こすことなく、溝の深さに対してほぼセルフアラインするように形成される。
【0051】
また、この一導電型不純物の注入前に熱処理を行い、その前の工程において発生された格子間シリコンを低減させるようにしたので、上記高濃度領域の不純物の再分布を抑制することができ、高濃度領域を精度良く拡散領域の間に形成することができる。これにより、高濃度領域はセルトランジスタのソース・ドレイン間のパンチスルーを防止できることのほか、閾値の変動も抑えられるので、半導体記憶装置のデータ読出し/書込み等の動作に関する信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】メモリセルアレイの構成を示す平面図である。
【図2】メモリセルアレイの構成を示す断面図である。
【図3】周辺回路を含む電気的構成を示すブロック図である。
【図4】(A)は、セルトランジスタの書込み動作を説明する図である。(B)は、セルトランジスタの読出し動作を説明する図である。
【図5】セルトランジスタの消去動作を説明する図である。
【図6】メモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その1)である。
【図7】メモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その2)である。
【図8】メモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その3)である。
【図9】メモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その4)である。
【図10】メモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その5)である。
【図11】メモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その6)である。
【図12】メモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その7)である。
【図13】メモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その8)である。
【図14】メモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その9)である。
【図15】メモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その10)である。
【図16】メモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その11)である。
【図17】メモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その12)である。
【図18】図10(A)のイオン注入の様子を示す図である。
【図19】メモリセルアレイの別の製造方法を示す断面図である。
【図20】従来のセルトランジスタの構成を示す断面図である。
【図21】従来のメモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その1)である。
【図22】従来のメモリセルアレイの製造方法を示す断面図(その2)である。
【図23】従来の製造方法で製造されたセルトランジスタのシリコン基板内の不純物濃度プロファイルを説明する図である。
【符号の説明】
10 メモリセルアレイ
11 セルトランジスタ
12a 凸部
12b 側面
12c 頂面
13 シリコン基板
14a,14b 拡散領域
15a トンネル絶縁膜
15b インターポリ絶縁膜
15c ゲート絶縁膜
16 高濃度領域
17 n型領域
31,33,36,39a,39b,40,41 シリコン酸化膜
32,34,38 シリコン窒化膜
35 トレンチ
36b サイドウォール
37 ポリシリコン膜
37a,37b ポリシリコン片
CG コントロールゲート
FG,FG1,FG2 フローティングゲート

Claims (3)

  1. (a)表面に絶縁膜が積層された一導電型半導体基板に複数の溝を掘り、対向する一対の側面を有し頂面上に前記絶縁膜が残存した凸部を複数形成する工程と、
    (b)前記各溝の底部に反対導電型の不純物を注入することにより、各底部に拡散領域を形成する工程と、
    (c)前記絶縁膜をマスクとし、前記半導体基板に対してその斜め方向から反対導電型の不純物を注入することにより、前記凸部の両側面の表層に反対導電型領域を形成する工程と、
    (d)前記絶縁膜をマスクとし、前記半導体基板に対してその斜め方向から一導電型の不純物を注入することにより、隣接する2つの前記拡散領域の間に一導電型不純物の高濃度領域を形成する工程と、
    (e)前記凸部の両側面と前記拡散領域とを覆うようにトンネル絶縁膜を形成する工程と、
    (f)前記トンネル絶縁膜を介して前記凸部の側面及び前記拡散領域に対向するように前記凸部の両側に一対のフローティングゲートを形成する工程と、
    (g)前記フローティングゲート上にインターポリ絶縁膜を形成し、該インターポリ絶縁膜上にコントロールゲートを形成する工程とを有することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  2. 前記(c)の工程の後に熱処理を行い、前記(b)及び(c)の工程の不純物注入によって生成された格子間シリコンを低減させることを
    特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置の製造方法。
  3. 前記(f)の工程において形成される前記フローティングゲートの断面形状はL字形であることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体記憶装置の製造方法。
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