JP2004356311A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Seiichi Yokoyama
誠一 横山
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Abstract

【課題】長時間連続処理可能で、歩留りを向上させることができるプラズマ処理装置を提供する。
【解決手段】石英よりなる誘電体板131が、フレーム132により支持されている。フレーム132の電極120側に、防着板133が設けられている。誘電体板131の電極120側の表面131Aの算術表面粗さ(Ra)は、1μm以上10μm未満とされている。誘電体板131の表面131Aの微細な凹凸により、エッチングの際に生じる不揮発性物質等が膜状になることが阻害され、膜に発生する応力により不揮発性物質等が剥落することが防止される。また、誘電体板131の強度が確保される。防着板133の表面133Aも、算術表面粗さ(Ra)が1μm以上10μm未満とされていることが好ましい。誘電体板131は二重構造としてもよい。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICP(Inductively−Coupled Plasma;誘導結合プラズマ)エッチング用のプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体基板上のアルミニウム(Al)配線パターンのエッチングに用いられるプラズマ処理装置として、防着板に堆積したデポジション物質が剥離して基板に付着するのを防止するため、防着板の表面に10〜100μmの凹凸を設けるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−32186号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、液晶素子あるいは有機発光素子などを用いたフラットパネルディスプレイの反射電極あるいは反射膜として、金属の中で最も反射率の高い銀(Ag)を利用して反射率を高めようとする試みがなされている。銀は極めて反応性に富み、加工精度も低いことから、ウェットエッチングによる加工が難しく、装置の開発も含めて銀のドライエッチング技術の確立が望まれている。銀層の表面に、保護膜として、インジウム(In)とスズ(Sn)と酸素(O)とを含む化合物(ITO)あるいはインジウム(In)と亜鉛(Zn)と酸素(O)とを含む化合物(IZO)などのインジウム(In)酸化物を含む層を設けることも考えられるが、そのようなインジウム酸化物を含む層もウェットエッチングが難しく、ドライエッチング技術の確立が望まれている。
【0005】
銀あるいは銀を含む合金、またはインジウム酸化物を含む材料のためのプラズマ処理装置の開発においては、不揮発性物質の剥落防止対策が特に重要になる。例えば、銀は、防着板から剥落した不揮発性物質等が被エッチング基板に付着することにより、加工不良を生じて歩留り低下を招くおそれがある。また、エッチング中に被エッチング基板に付着したポリマー性の不揮発性物質等を除去するプロセスにより、防着板に堆積した不揮発性物質が容易に変質して剥落しやすくなる場合があり、変質前後でも剥落を防止する必要性が特に大きい。更に、フラットパネルディスプレイ用の基板は、半導体ウェハ等に比べて著しく大面積であるため、短時間に相当量の不揮発性物質等が防着板に付着する可能性があることを考慮して、防着板の表面粗さを調整し、不揮発性物質等を付着させることのできる許容量をなるべく大きくすることが望ましい。
【0006】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、長時間連続処理可能で、歩留りを向上させることができるプラズマ処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によるプラズマ処理装置は、誘電体窓を有する処理室と、この処理室の中に設けられた電極と、誘電体窓を間にして電極に対向するように配置されたプラズマ励起用のコイルとを備えたものであって、誘電体窓は誘電体板を備え、誘電体板の電極側の表面の算術表面粗さ(Ra)が1μm以上10μm未満であるものである。
【0008】
本発明によるプラズマ処理装置では、誘電体板の電極側の表面の算術表面粗さ(Ra)が1μm以上10μm未満であるので、微細な凹凸により、エッチングの際に生じる不揮発性物質等が膜状になることが阻害され、剥落が防止される。また、誘電体板の強度が確保される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施の形態に係るプラズマ処理装置の構成を表している。このプラズマ処理装置は、ICPエッチング装置として用いられるものであり、処理室110の中に、エッチング対象である基板11が、電極120に載置されて収容されている。処理室110の上面には、誘電体窓130が設けられており、この誘電体窓130の外側にICPコイル140が配設されている。電極120とICPコイル140とは、誘電体窓130を間にして向かい合って配置されている。
【0011】
処理室110は、例えば、ステンレス鋼の表面にアルマイト加工を施した材料により構成され、室内を真空排気するための真空ポンプなどに接続された排気孔111と、プロセスガスが導入されるガス導入孔112とが設けられている。処理室110の内壁は、エッチングの際に生じる不揮発性物質等が基板11に付着するのを防止するため、例えばアルミニウム(Al)またはその合金にアルマイト加工を施した材料よりなる内壁防着板113により覆われていてもよい。
【0012】
電極120には、基板11を固定するための静電チャック121が設けられ、、例えば4MHzのバイアス電源122が接続されている。静電チャック121の周囲には、エッチングの際に生じる不揮発性物質等が電極120に付着するのを防止するため、例えばアルミニウム(Al)またはその合金にアルマイト加工を施した材料よりなる電極防着板123が設けられている。
【0013】
誘電体窓130は、例えば、誘電体板131がフレーム132に支持された構成を有しており、フレーム132の電極120側には防着板133が設けられている。図2は、誘電体窓130を処理室110内から矢印A方向に見た構成を表している。誘電体窓130は、例えば、複数(本実施の形態では4枚)の誘電体板131を有しており、フラットディスプレイ用の大面積の基板11に対応可能となっている。基板11は、図2に点線で示したように、誘電体窓130のほぼ中央に対向して設置される。誘電体板131の枚数は、プラズマ処理装置のサイズおよび基板11のサイズ等に応じて定めることができ、特に4枚に限られない。また、フレーム132および防着板133の形状は、誘電体板131の枚数および配置等により変更されることは言うまでもない。
【0014】
誘電体板131は、例えば石英などの誘電体により構成されており、透明でもよいし不透明でもよい。誘電体板131の電極120側の表面131Aの算術表面粗さ(Ra)は、エッチングの際に生じる不揮発性物質等の付着力を高めると共に剥離を防止するため、1μm以上10μm未満とされている。1μmより小さいと表面積を十分に増やすことができないので、付着できる不揮発性物質等の量が少なくなったり、付着した不揮発性物質等が容易に剥落してしまったりして、パーティクルが発生しやすくなり、連続処理可能時間が短くなってしまうからである。一方、10μm以上であると、表面131Aが粗くなるので傷などが発生しやすくなり、誘電体板131の強度に問題が生じるおそれがあるからである。更に、誘電体板131の表面131Aの算術表面粗さ(Ra)は、1μmより大きく10μm未満であれば好ましく、1.2μm以上8μm以下であればより好ましい。より高い効果が得られるからである。なお、誘電体板131の表面131Aの算術表面粗さ(Ra)には若干の許容範囲があり、例えば12μmないし13μm程度であれば誘電体板131の強度には特に問題は生じない。
【0015】
フレーム132は、例えばステンレス鋼の表面にアルマイト加工を施した材料により構成され、細部は図示していないが誘電体板131を保持することができるように適当な形状に加工されている。
【0016】
防着板133は、例えばアルミニウム(Al)またはその合金にアルマイト加工を施した材料により構成されている。防着板133の電極120側の表面133Aの算術表面粗さ(Ra)は、1μm以上10μm未満とされていることが好ましく、2.5μm以上であればより好ましい。より高い効果が得られるからである。なお、防着板133の表面133Aの算術表面粗さは、必ずしも誘電体板131の表面131Aと等しい値である必要はない。また、防着板133を設けない場合には、フレーム132の内壁面の算術表面粗さ(Ra)が上記範囲内の値とされていてもよい。
【0017】
更に、図1に示した内壁防着板113の電極120側の表面113A、および電極防着板123の表面123Aについても、防着板133と同様に、算術表面粗さ(Ra)が1μm以上10μm未満とされていることが好ましく、2.5μm以上であればより好ましい。なお、内壁防着板113の表面113Aおよび電極防着板123の表面123Aの算術表面粗さ(Ra)は、必ずしも誘電体板131の表面131Aと等しい値である必要はない。また、内壁防着板113を設けない場合には、処理室110の内壁面の算術表面粗さ(Ra)が上記範囲内の値とされていてもよい。
【0018】
誘電体板131の表面131A、防着板133の表面133A、内壁防着板113の表面113Aおよび電極防着板123の表面123Aの算術表面粗さ(Ra)は、例えば、最適な粒径のアルミナ粒子を用いたビーズブラスト、サンドブラスト、あるいはドライアイス粒を使用したアイスブラストによる表面処理を行うことにより、上記の範囲に調整することが可能である。
【0019】
図1に示したICPコイル140には、13.56MHzの高周波電源141が接続されている。なお、ICPコイル140は、真空中に配設されるようになっていてもよい。その場合、例えば、処理室110を拡張し、処理室110内において誘電体窓130を介して電極120とICPコイル140とを対向配置する構成としてもよいし、あるいは処理室110の外側に別の室を付加し、その内部にICPコイル140を収容するようにしてもよい。
【0020】
このプラズマ処理装置では、図示しない搬送機により、図示しない被エッチング膜およびフォトレジスト膜が形成された基板11を電極120の上に搬送し、基板11を電極120に設置したのち、処理室110内部を排気孔111から所定の真空度に達するまで排気する。次に、ガス導入孔112からエッチングに必要な反応ガスを導入する。反応ガスの流量および圧力が安定化されたのち、高周波電源141によりICPコイル140に電流を流し、誘導電場を生じさせ、誘電体窓130を介して処理室110内にガスプラズマを発生させる。このガスプラズマを、バイアス電源122により電極120に電圧を印加することにより引き入れ、基板11上の図示しないフォトレジスト膜に覆われていない部分の被エッチング膜と反応させて、二次元パターンを有する構造体12を形成し、ガス状に気化した反応生成物を排気孔111から排出する。
【0021】
このとき、エッチングにより生じた不揮発性物質等は、誘電体板131の表面131Aおよび防着板133の表面133Aに付着するが、その剥落を防止するためには不揮発性物質等が誘電体板131の表面131Aおよび防着板133の表面133Aで膜状になり応力を持つことを避ける必要がある。特にインジウム酸化物を含む層のドライエッチングでは、不揮発性物質等が膜状になることによる剥離が最大の問題となる。本実施の形態では、誘電体板131の表面131Aおよび防着板133の表面133Aの算術表面粗さ(Ra)が1μm以上10μm未満とされているので、微細な凹凸により、不揮発性物質等が膜状になることが阻害される。よって、不揮発性物質等の剥落によるパーティクルの発生が確実に防止され、銀あるいは銀を含む合金、またはインジウム酸化物を含む層のドライエッチングにきわめて好適である。また、不揮発性物質等が誘電体板131の表面131Aおよび防着板132の表面132Aで導電性の膜を形成してしまうと、コイル140からの誘導電界が遮断されプラズマ生成が阻害されるため、エッチングレートの低下あるいは面内均一性の悪化を招くおそれがあるが、本実施の形態では不揮発性物質等が膜状になることが阻害されるので、そのようなおそれがなくなる。更に、基板11に付着したポリマー性の不揮発性物質等を除去するプロセスを行うことにより、誘電体板131の表面131Aおよび防着板133の表面133Aに堆積した不揮発性物質等が変質した場合にも、微細な凹凸により、変質した不揮発性物質等が膜状になることが阻害され、剥落が防止される。
【0022】
図3は、図1および図2に示したプラズマ処理装置を用いて基板11上に形成される構造体12の一例を表している。この構造体12は、例えば、金属元素の単体,混合物,合金および酸化物からなる群のうちの少なくとも1種により構成された単層の構造体である。金属元素としては、例えば、銀(Ag),インジウム(In),スズ(Sn)および亜鉛(Zn)からなる群のうちの少なくとも1種が挙げられる。具体的には、構造体12は、銀または銀を含む合金よりなる銀層、ITO層、あるいはIZO層などにより構成されている。
【0023】
図4は、構造体12の他の例を表している。この構造体12は、基板11の表面に、銀層12Aと、ITO層またはIZO層などのインジウム酸化物含有層12Bとを基板11側から順に積層した構成を有するものである。
【0024】
図5は、構造体12の更に他の例を表している。この構造体12は、銀層12Aを、インジウム酸化物含有層12B,12Cで挟んだ構成を有している。なお、図3に示した構造体12の厚み、あるいは図4および図5に示した構造体12の銀層12Aおよびインジウム酸化物含有層12B,12Cの積層方向の膜厚(以下、厚みという)は、構造体12の用途あるいは各層の機能に応じて設定されることが望ましい。また、図3ないし図5においては、簡明のため、構造体12の側壁面を垂直面として表しているが、ドライエッチングではエッチング条件制御が比較的容易であることから側壁面の形状は特に限定されず、テーパあるいは階段状などとすることも可能である。更に、構造体12の数も、図3ないし図5のように3個には限られないことは言うまでもない。
【0025】
図6は、図5に示した構造体12を有するフラットパネルディスプレイの断面構造を表すものである。このフラットパネルディスプレイは、極薄型の有機発光ディスプレイとして用いられるものであり、駆動パネル10と封止パネル20とが対向配置され、熱硬化型樹脂よりなる接着層30により全面が貼り合わせられている。駆動パネル10は、例えば、基板11の上に、図示しないTFTおよび平坦化層を介して、赤色の光を発生する有機発光素子10Rと、緑色の光を発生する有機発光素子10Gと、青色の光を発生する有機発光素子10Bとが、順に全体としてマトリクス状に設けられている。
【0026】
有機発光素子10R,10G,10Bは、例えば、基板11の側から、陽極としての構造体(第1電極)12、絶縁膜13、発光層を含む有機層14、および陰極としての共通電極(第2電極)15がこの順に積層されている。共通電極17の上には、必要に応じて、保護膜18が形成されている。
【0027】
構造体12の銀層12Aは、反射層としての機能も兼ねている。インジウム酸化物含有層12Bは、銀層12Aが空気中の酸素あるいは硫黄成分と反応することを防止し、銀層12Aを形成した後の製造工程においても銀層12Aがダメージを受けることを緩和するという保護膜としての機能を有している。また、インジウム酸化物含有層12Bを設けることにより、有機層14への正孔注入効率を高めることもできる。インジウム酸化物含有層12Cは、銀層12Aが基板11から剥離するのを防止する密着層としての機能を有している。
【0028】
このような構造体12においては、例えば、銀層12Aの厚みは、反射率を高くするため、例えば50nm以上200nm以下であることが好ましい。インジウム酸化物含有層12Bの厚みは、上述した保護膜としての機能を確保するためには例えば、1nm以上50nm以下であることが好ましい。更に、光取り出し効率を高めるためには、3nm以上15nm以下であればより好ましい。また、インジウム酸化物含有層14Bの厚みは、銀層12Aのヒロックあるいは剥離を抑制できる程度、具体的には、5nm以上50nmであることが好ましく、更に10nm以上30nmであればより好ましい。
【0029】
絶縁膜13は、例えば、酸化シリコンあるいはポリイミドなどの絶縁材料により構成されている。
【0030】
有機層14は、有機発光素子10R,10G,10Bの発光色によって構成が異なっている。有機発光素子10R,10Bの有機層14は、正孔輸送層,発光層および電子輸送層が構造体12の側からこの順に積層された構造を有しており、有機発光素子10Gの有機層14は、正孔輸送層および発光層が構造体12の側からこの順に積層された構造を有している。正孔輸送層は、発光層への正孔注入効率を高めるためのものである。発光層は、電界をかけることにより電子と正孔との再結合が起こり、光を発生するものである。電子輸送層は、発光層への電子注入効率を高めるためのものである。
【0031】
有機発光素子10Rの正孔輸送層の構成材料としては、例えば、ビス[(N−ナフチル)−N−フェニル]ベンジジン(α−NPD)が挙げられ、有機発光素子10Rの発光層の構成材料としては、例えば、2,5−ビス[4−[N−(4−メトキシフェニル)―N−フェニルアミノ]]スチリルベンゼン―1,4−ジカーボニトリル(BSB)が挙げられ、有機発光素子10Rの電子輸送層の構成材料としては、例えば、8−キノリノールアルミニウム錯体(Alq)が挙げられる。
【0032】
有機発光素子10Bの正孔輸送層の構成材料としては、例えば、α−NPDが挙げられ、有機発光素子10Bの発光層の構成材料としては、例えば、4,4−ビス(2,2−ジフェニルビニン)ビフェニル(DPVBi)が挙げられ、有機発光素子10Bの電子輸送層の構成材料としては、例えば、Alqが挙げられる。
【0033】
有機発光素子10Gの正孔輸送層の構成材料としては、例えば、α−NPDが挙げられ、有機発光素子10Gの発光層16Bの構成材料としては、例えば、Alqにクマリン6(C6;Coumarin6)を1体積%混合したものが挙げられる。
【0034】
共通電極15は、半透過性電極により構成されており、発光層で発生した光は共通電極15の側から取り出されるようになっている。共通電極15は、例えば、銀(Ag),アルミニウム(Al),マグネシウム(Mg),カルシウム(Ca),ナトリウム(Na)などの金属または合金により構成されている。
【0035】
保護膜16は、例えば、酸化シリコン(SiO),窒化シリコン(SiN)などにより構成されている。
【0036】
封止パネル20は、駆動パネル10の共通電極15の側に位置しており、接着層30と共に有機発光素子10R,10G,10Bを封止する封止用基板21を有している。封止用基板21は、有機発光素子10R,10G,10Bで発生した光に対して透明なガラスなどの材料により構成されている。封止用基板21には、例えば、カラーフィルタ22が設けられており、有機発光素子10R,10G,10Bで発生した光を取り出すと共に、有機発光素子10R,10G,10B並びにその間の配線において反射された外光を吸収し、コントラストを改善するようになっている。
【0037】
図7は、図5に示した構造体12を有する他のフラットパネルディスプレイの断面構造を表すものである。このフラットパネルディスプレイは、透過型・反射型併用(半透過型)の液晶ディスプレイとして用いられるものであり、駆動パネル40と対向パネル50とが対向配置され、その間に液晶60が設けられている。
【0038】
駆動パネル40は、例えば基板11に画素電極41がマトリクス状に設けられている。基板11には、画素電極41に電気的に接続された駆動素子としてのTFT42,配線42Aおよび保護膜42Bなどを含むアクティブ型の駆動回路が形成されている。基板11の表面とTFT42および配線42Aとの間には、構造体12が設けられている。構造体12とTFT42および配線42Aとの間には、例えばポリイミドなどよりなる絶縁膜43が設けられている。基板11の液晶60に対向する側には、配向膜44が全面に設けられ、反対側には偏光板45が設けられている。
【0039】
画素電極41は、例えば透明電極41Aと反射電極41Bとを有している。透明電極41Aは、例えばITOにより構成され、反射電極41Bは、例えばアルミニウム(Al)あるいは銀(Ag)により構成されている。反射電極41Bは、透明電極41Aの一部領域に重ねるように形成されている。反射電極41Bが形成された領域は、反射型表示領域となり、透明電極41Aの反射電極41Bが重ねられていない領域が、透過型表示領域となる。構造体12は、透明電極41Aに入射しなかった入射光を反射させて図示しないバックライトの側へ戻すための反射膜としての役割を有している。
【0040】
対向パネル50は、駆動パネル40の画素電極41の側に位置しており、ガラスなどよりなる対向基板51を有している。対向基板51には、例えば、画素電極41に対向して、例えばITOよりなる透明電極52と、カラーフィルタ53とが、対向基板51側から順に積層されて設けられている。また、対向基板51には、カラーフィルタ53の境界に沿って、ブラックマトリクスとしての光吸収膜54が設けられている。対向基板51の液晶60に対向する側には、配向膜55が全面に設けられ、反対側には偏光板56が設けられている。
【0041】
このように、本実施の形態では、誘電体板131の表面131Aおよび防着板133の表面133Aの算術表面粗さ(Ra)を1μm以上10μm未満としたので、その微細な凹凸により、エッチングの際に生じた不揮発性物質等が膜状になるのを阻害し、剥離させないようにすることができる。よって、パーティクルの発生を抑制して異常放電を防止し、頻繁なクリーニングまたはメンテナンスを不要とすることができ、連続処理可能時間を長くして装置の稼動効率を向上させることができる。また、パーティクルによるフラットパネルディスプレイの欠陥の発生を防止し、歩留りを高めることができる。
【0042】
〔変形例〕
図8(A)は、本発明の変形例に係るプラズマ処理装置の構成を表している。このプラズマ処理装置は、誘電体板151が二重構造を有するようにしたことを除いては、上記実施の形態のプラズマ処理装置と同一の構成を有している。よって、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0043】
誘電体板151は、例えば、ICPコイル140側に設けられた第1誘電体板151Aと、電極120側に設けられた第2誘電体板151Bとの二重構造を有している。第1誘電体板151Aおよび第2誘電体板151Bは、上記実施の形態の誘電体板131と同様の材料により構成されている。第2誘電体板151Bの電極120側の表面151Cの算術表面粗さ(Ra)は、誘電体板131の表面131Aと同様に、1μm以上10μm未満とされており、更に、1.2μm以上8μm以下であればより好ましい。
【0044】
第1誘電体板151Aは、フレーム132により支持されている。第2誘電体板151Bは、固定金具152を介してフレーム132により支持されている。固定金具152の電極120側の表面には、防着板153が設けられている。防着板153は、上記実施の形態の防着板133と同様に、アルミニウム(Al)またはその合金をアルマイト加工した材料により構成されると共に電極120側の表面153Aの算術表面粗さ(Ra)が1μm以上10μm未満とされていることが好ましく、2.5μm以上であればより好ましい。防着板153を設けない場合には、固定金具152の電極120側の表面の算術表面粗さ(Ra)が上記範囲内の値とされていてもよい。
【0045】
第2誘電体板151B,固定金具152および防着板153は、図8(B)に示したように、処理室110に対して脱着可能であることが好ましい。不揮発性物質等が多量に堆積した場合には第2誘電体板151B,固定金具152および防着板153のみを交換すればよく、処理室110あるいは第1誘電体板151Aをクリーニングする必要がなくなるので、維持管理が容易になるからである。
【0046】
本変形例では、上記実施の形態と同様に作用し、同様の効果を得ることができる。また、第2誘電体板151B,固定金具152および防着板153を、処理室110に対して脱着可能とすれば、プラズマ処理装置の維持管理の利便性を向上させることができる。
【0047】
【実施例】
更に、本発明の具体的な実施例について説明する。
【0048】
(実施例1)
図8に示したプラズマ処理装置において、新品の第2誘電体板151B,固定金具152および防着板153を用意し、ICPエッチング開始前に第2誘電体板151Bの表面151Cの算術表面粗さ(Ra)を計測したところ、0.6μm以上0.9μm以下であり、防着板153の表面153Aの算術表面粗さ(Ra)を計測したところ、0.1μm以上0.5μm以下であった。また、新品のすりガラスの算術表面粗さ(Ra)を計測したところ、0.2μm以上0.6μm以下であった。
【0049】
次に、この第2誘電体板151Bおよび防着板153に対してサンドブラストによる表面処理を行い、第2誘電体板151Bの表面151Cの算術表面粗さ(Ra)を計測したところ、1.2μm以上2.0μm以下であり、防着板153の表面153Aの算術表面粗さ(Ra)を計測したところ、2.5μm以上4μm以下であった。
【0050】
その後、所望の2次元パターンのフォトレジスト膜が形成された厚み150nmの銀よりなる多数の基板11を用意し、上記の表面処理が行われた第2誘電体板151B,固定金具152および防着板153を装着したプラズマ処理装置によりICPエッチングを行い、基板11の表面に銀よりなる単層の構造体12を形成した。その際、反応ガスとしてメタン(CH)およびアルゴン(Ar)を用いたところ、銀と反応してメチル銀(AgCH)が生成され、大部分が気体として排気されたが、一部はメタンから生成されたカーボン(C)と共に第2誘電体板151Bの表面151Cおよび防着板153の表面153Aに付着した。エッチング後の基板11について、パーティクルチェッカーによりパーティクルの個数を計測し、処理室110内のパーティクルの増加が認められるまでの基板11の連続処理枚数を調べたところ、200枚以上連続処理することができた。
【0051】
本実施例に対する比較例として、第2誘電体板151Bおよび防着板153に対して表面処理を行わなかったことを除き、本実施例と同様に基板11の連続処理枚数を調べたところ、約50枚であった。
【0052】
(実施例2)
厚み150nmのITOよりなる基板11を用いたことを除き、実施例1と同様にして、図3に示したITOよりなる単層の構造体12を有する基板11を形成したところ、ITOに含まれるインジウムが反応してメチルインジウム(In(CH)が生成され、大部分は気体として排気されたが、一部はメタンから生成されたカーボンと共に第2誘電体板151Bの表面151Cおよび防着板153の表面153Aに付着した。実施例1と同様に連続処理枚数を調べたところ、実施例1と同様の結果が得られた。
【0053】
(実施例3)
第2誘電体板151Bの表面151Cの算術表面粗さ(Ra)を7.5μm以上8.6μm以下とし、防着板153の表面153Aの算術表面粗さ(Ra)を8.5μm以上10.5μm以下としたことを除き、実施例1と同様にして、図3に示したITOよりなる単層の構造体12を有する基板11を形成し、連続処理枚数を調べたところ、実施例1と同様の結果が得られた。
【0054】
このように、実施例1〜3によれば、比較例に比べて約4倍以上となる数百枚の連続処理を達成することができた。すなわち、第2誘電体板151Bの表面151Cおよび防着板153の表面153Aの算術表面粗さ(Ra)を1μm以上10μm未満とすれば、パーティクルの発生を抑制でき、連続処理枚数を増やすことができることが分かった。
【0055】
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態および実施例に限定されるものではなく、種々変形が可能である。例えば、上記実施の形態において説明した構造体12あるいはフラットパネルディスプレイの構成、各層の材料および厚みなどは限定されるものではなく、他の材料および厚みとしてもよい。また、図6および図7では、図5に示した構造体12の代わりに図3あるいは図4に示した構造体12を用いてもよい。
【0056】
また、図6では、有機発光素子10R,10G,10Bの構成を具体的に挙げて説明したが、絶縁膜13あるいは保護膜16などの全ての層を備える必要はなく、また、他の層を更に備えていてもよい。
【0057】
更に、図7では、透過型・反射型併用の液晶ディスプレイの場合を例として説明したが、構造体12は、他のタイプの液晶ディスプレイにも適用可能である。例えば、透過型の液晶ディスプレイにおいて反射膜としての構造体12を設けるようにしてもよい。あるいは、構造体12を反射型の画素電極として用いてもよい。あるいは、図7において、反射電極41Bに代えて構造体12を設けることも可能である。
【0058】
加えて、図7では、液晶ディスプレイの構成を具体的に挙げて説明したが、全ての層あるいは部材を備える必要はなく、また、他の層あるいは部材を更に備えていてもよい。
【0059】
更にまた、図8のように第2誘電体板151Bおよび防着板153を備える場合には、上記実施の形態における防着板133および内壁防着板113は設けてもよいし、設けなくてもよい。
【0060】
加えてまた、図8において第2誘電体板151Bだけでなく、第1誘電体板151Aについても、電極120側の算術表面粗さ(Ra)が上記範囲内の値とされていてもよい。
【0061】
更にまた、上記実施の形態では、構造体12をフラットパネルディスプレイの反射電極あるいは反射膜に適用した場合について説明したが、構造体12は、反射電極あるいは反射膜としての適用に限られず、例えば銀の抵抗が低いという利点を活かして配線パターンとして用いることも可能である。特に、図4あるいは図5の構造体12を用いれば、インジウム酸化物含有層12B,12Cにより銀層12Aが保護されているので、銀の腐食を防ぎ、優れた性能を有する金属配線を実現することができる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のプラズマ処理装置によれば、誘電体板の電極側の表面の算術表面粗さ(Ra)が1μm以上10μm未満であるので、その微細な凹凸により、エッチングの際に生じた不揮発性物質等が膜状になることを阻害し、剥離させないようにすることができる。よって、パーティクルの発生を抑制して異常放電を防止し、頻繁なクリーニングまたはメンテナンスを不要とすることができ、連続処理可能時間を長くして装置の稼動効率を向上させることができる。また、パーティクルによるフラットパネルディスプレイの欠陥の発生を防止し、歩留りを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るプラズマ処理装置の構成を表す断面図である。
【図2】図1に示したプラズマ処理装置の窓を処理室の内側から見た構成を表す平面図である。
【図3】図1に示したプラズマ処理装置を用いて形成される構造体の一例を表す断面図である。
【図4】図1に示したプラズマ処理装置を用いて形成される構造体の他の例を表す断面図である。
【図5】図1に示したプラズマ処理装置を用いて形成される構造体の更に他の例を表す断面図である。
【図6】図5に示した構造体を有するフラットパネルディスプレイの一例を表す断面図である。
【図7】図5に示した構造体を有するフラットパネルディスプレイの他の例を表す断面図である。
【図8】本発明の変形例に係るプラズマ処理装置の構成を表す断面図およびこのプラズマ処理装置に用いられる第2誘電体板,固定金具および防着板の構成を表す断面図である。
【符号の説明】
10,40…駆動パネル、10R,10G,10B…有機発光素子、11…基板、12…構造体、12A…銀層、12B,12C…インジウム酸化物含有層、13…絶縁膜、14…有機層、15…共通電極、16…保護膜、20…封止パネル、21…封止用基板、22,53…カラーフィルタ、30…接着層、41…画素電極、41A,52…透明電極、41B…反射電極、51…対向基板、110…処理室、120…電極、130…誘電体窓、131,151…誘電体板、132…フレーム、133,153…防着板、140…ICPコイル、151A…第1誘電体板、151B…第2誘電体板、152…固定金具

Claims (11)

  1. 誘電体窓を有する処理室と、この処理室の中に設けられた電極と、前記誘電体窓を間にして前記電極に対向するように配置されたプラズマ励起用のコイルとを備えたプラズマ処理装置であって、
    前記誘電体窓は誘電体板を備え、前記誘電体板の前記電極側の表面の算術表面粗さ(Ra)が1μm以上10μm未満である
    ことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記誘電体窓は、前記誘電体板を支持するフレームの前記電極側に防着板を備え、前記防着板は、アルミニウム(Al)またはその合金をアルマイト加工した材料により構成されると共に前記電極側の表面の算術表面粗さ(Ra)が1μm以上10μm未満である
    ことを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記電極に基板が載置され、前記基板に単層または積層の構造体を誘導結合プラズマを用いたドライエッチングにより形成する
    ことを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記構造体が、金属元素の単体,混合物,合金および酸化物からなる群のうちの少なくとも1種により構成された
    ことを特徴とする請求項3記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記金属元素は、銀(Ag),インジウム(In),スズ(Sn)および亜鉛(Zn)からなる群のうちの少なくとも1種である
    ことを特徴とする請求項4記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記構造体が、銀または銀を含む合金よりなる銀層と、インジウム(In)とスズ(Sn)と酸素(O)とを含む化合物(ITO)またはインジウム(In)と亜鉛(Zn)と酸素(O)とを含む化合物(IZO)よりなるインジウム酸化物含有層とを積層した構成を有する
    ことを特徴とする請求項4記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記構造体が、前記銀層を前記インジウム酸化物含有層で挟んだ構成を有する
    ことを特徴とする請求項4記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記基板は、フラットパネルディスプレイ用の基板である
    ことを特徴とする請求項3記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記誘電体板は、前記コイル側に設けられた第1誘電体板と前記電極側に設けられた第2誘電体板との二重構造を有し、前記第2誘電体板の前記電極側の表面の算術表面粗さ(Ra)が1μm以上10μm未満である
    ことを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記誘電体窓は、前記第2誘電体板を支持するフレームの前記電極側に防着板を備え、前記防着板は、アルミニウム(Alまたはその合金をアルマイト加工した材料により構成されると共に前記電極側の表面の算術表面粗さ(Ra)が1μm以上10μm未満である
    ことを特徴とする請求項9記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記第2誘電体板および前記第2誘電体板を支持するフレームの前記電極側に設けられる防着板は、前記処理室に対して脱着可能である
    ことを特徴とする請求項10記載のプラズマ処理装置。
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