JP2004350518A - コンバイン - Google Patents
コンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004350518A JP2004350518A JP2003149121A JP2003149121A JP2004350518A JP 2004350518 A JP2004350518 A JP 2004350518A JP 2003149121 A JP2003149121 A JP 2003149121A JP 2003149121 A JP2003149121 A JP 2003149121A JP 2004350518 A JP2004350518 A JP 2004350518A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain
- glen tank
- threshing
- horizontal
- combine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
【課題】グレンタンクの内容積の最大充填量まで穀粒を貯留できる穀粒搬送装置を備えたコンバインを提供すること。
【解決手段】少なくとも作業中はグレンタンク30の天井部を開放可能な構成とし、鉛直筒部16aと天井部に沿って水平方向に折れ曲がった水平筒部16bと該水平筒部16bの先端に穀粒出口部16cを備えた一番揚穀筒16を用い、水平筒部16bをグレンタンク30の天井部の範囲内で伸縮可能とし、グレンタンク30の天井部の範囲内で鉛直筒部16aを中心にして旋回可能にした。
【選択図】 図1
【解決手段】少なくとも作業中はグレンタンク30の天井部を開放可能な構成とし、鉛直筒部16aと天井部に沿って水平方向に折れ曲がった水平筒部16bと該水平筒部16bの先端に穀粒出口部16cを備えた一番揚穀筒16を用い、水平筒部16bをグレンタンク30の天井部の範囲内で伸縮可能とし、グレンタンク30の天井部の範囲内で鉛直筒部16aを中心にして旋回可能にした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀粒を一次的に貯留するグレンタンクに特徴のあるコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンバインは、走行フレームの上部にエンジンを搭載し、走行フレームの下部側に土壌面を走行する左右一対の走行クローラを有する走行部を配設し、走行フレームの前方側に刈取装置と供給搬送装置が設けられている。刈取装置は、植立穀稈を分草する分草具と、植立穀稈を引き起こす引起しケースと、植立穀稈を刈り取る刈刃と該刈刃により刈り取られた穀稈を挟持して後方に搬送する株元搬送装置から構成されている。この株元搬送装置の後方には、該株元搬送装置から搬送されてくる穀稈を引き継いで搬送する供給搬送装置が設けられ、供給搬送装置からフィードチェーンに穀稈を引き継いで、脱穀装置に供給し脱穀、選別を行っている。刈取装置は、穀稈を所定の位置で刈取するために、刈取装置支持フレームと共に上下動する構成である。
【0003】
走行フレームの上部には、刈取装置から搬送されてくる穀稈を引き継いで搬送するフィードチェーンを有する脱穀装置と、脱穀装置で脱穀選別された穀粒を一時貯溜するグレンタンクが載置されている。フィードチェーンは穀粒のついた穀稈を脱穀装置に供給し、脱穀装置内に軸架され、回転運動する扱胴の扱歯で穀粒を穀稈から脱穀し、穀粒を選別分離して、選別された穀粒はグレンタンクへ搬送して一時貯留し、分離された藁屑などはカッタで切断してコンバイン後部から圃場に放出する。
【0004】
従来のコンバインのグレンタンクでは、脱穀装置から螺旋状の搬送手段又は空気搬送手段で供給される穀粒をタンク側壁面の上部又は天井面のほぼ中央部からタンク内に落下させながら貯留していた。
【0005】
また、グレンタンク内で満杯に近くなった穀粒の山を均して、タンク内にできるだけ多くの穀粒を貯留できるようにした構成についての発明もある(特開平6−245637号公報)。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−245637号公報(図5)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平6−245637号公報記載の発明ではグレンタンクに満杯の状態で穀粒を貯留できる構成が開示されているが、これはグレンタンク中央部の山を均らすことができる機構であり、グレンタンクの隅々までタンク内に穀粒が貯留されてはいない。
【0008】
本発明の課題は、グレンタンクの内容積の最大充填量まで穀粒を貯留できる穀粒搬送装置を備えたコンバインを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記課題は次の構成により解決される。
すなわち、請求項1記載の発明は、走行装置3と該走行装置3の前方に設けた穀稈の刈取装置6と刈り取った穀稈を脱穀する脱穀装置15と、該脱穀装置15で脱穀選別した穀粒を一次的に貯留するグレンタンク30と、該グレンタンク30に脱穀装置15から穀粒を搬送する一番揚穀筒16とを備えたコンバインにおいて、少なくとも作業中はグレンタンク30の天井部を開放可能な構成とし、一番揚穀筒16は鉛直筒部16aと天井部に沿って水平方向に折れ曲がった水平筒部16bと該水平筒部16bの先端に穀粒出口部16cを備え、該水平筒部16bをグレンタンク30の天井部の範囲内で伸縮可能な構成にしたコンバインである。
【0010】
請求項2記載の発明は、一番揚穀筒16の水平筒部16bはグレンタンク30の天井部の範囲内で鉛直筒部16aを中心にして旋回可能にした構成を備えた請求項1記載のコンバインである。
【0011】
請求項3記載の発明は、走行用及び作業用の動力源と、該動力源からの駆動力を脱穀装置に伝達する脱穀クラッチとを設け、該脱穀クラッチが「入」になると一番揚穀筒16の水平筒部16bが作動可能になる構成を備えた請求項1又は2記載のコンバインである。
【0012】
請求項1記載の発明によれば、一番揚穀筒16の水平筒部16bをグレンタンク30の天井部の範囲内で伸縮可能にしたので、該伸縮方向におけるグレンタンク30内に均一に穀粒を貯留できる。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、一番揚穀筒16の水平筒部16bはグレンタンク30の天井部の範囲内で鉛直筒16aを中心にして旋回可能にしたので、該旋回方向におけるグレンタンク30内に均一に穀粒を貯留できる。
【0014】
請求項3記載の発明によれば、脱穀クラッチが「入」になると一番揚穀筒16の穀粒出口部の作動・停止が可能になる。
【0015】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、一番揚穀筒16の水平筒部16bの伸縮方向におけるグレンタンク30内に均一に穀粒を貯留でき、穀粒の貯留量を一番揚穀筒16の水平筒部16bが伸縮しない場合に比べて増やすことができる。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて一番揚穀筒16の水平筒部16bの旋回方向におけるグレンタンク30内に均一に穀粒を貯留できるので、グレンタンク30の最大充填量の穀粒を貯留できる。
【0017】
請求項3記載の発明によれば、請求項1、2記載の発明の効果に加えて、別途一番揚穀筒16の水平筒部16bの伸縮方向及び/又は旋回方向の駆動・停止手段を設けることなく、一番揚穀筒16の水平筒部16bの作動・停止が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバインの左側面図を示し、図2は図1のA−A線矢視図を示し、図3はコンバインの平面図を示す。
【0019】
なお、本実施の形態ではコンバインの前進方向に向かって前側と後側をそれぞれ前、後といい、左側と右側をそれぞれ左、右ということにする。
【0020】
図1ないし図3に示すコンバイン1の走行フレーム2の下部には、ゴムなどの可撓性材料を素材として無端帯状に成型した左右一対のクローラ4を持ち、乾田はもちろんのこと、湿田においてもクローラ4が若干沈下するだけで自由に走行できる構成の走行装置3を備え、走行フレーム2の前部には刈取装置6を搭載し、走行フレーム2の上部にはエンジン(図示せず)ならびに脱穀装置15、操縦席20およびグレンタンク30を搭載する。
【0021】
刈取装置6は、図示しない刈取昇降シリンダの伸縮作用により刈取装置6全体を昇降して、圃場に植生する穀稈を所定の高さに刈取できる構成としている。刈取装置6の前端下部に分草具7を、その背後に傾斜状にした穀稈引起し装置8を、その後方底部には刈刃(図示せず)をそれぞれ配置している。刈刃と脱穀装置15のフィードチェーン14の始端部との間に、前部搬送装置9、扱深さ調節装置10、供給搬送装置11などを順次穀稈の受継搬送と扱深さ調節とができるように配置している。
【0022】
コンバイン1の刈取装置6の作動は次のように行われる。まず、エンジンを始動してパワステレバー12やHSTレバー5をコンバイン1が前進するように操作し、刈取脱穀クラッチを入り操作して機体の各回転部を伝動させて走行フレーム2を前進走行させると、刈取、脱穀作業が開始される。圃場に植立する穀稈は、刈取装置6の前端下部にある分草具7によって分草作用を受け、次いで穀稈引起し装置8の引起し作用によって倒伏状態にあれば直立状態に引起こされ、穀稈の株元が刈刃に達して刈取られ、前部搬送装置9に掻込まれて後方に搬送され、その後、扱深さ調節装置10と供給搬送装置11に受け継がれて順次連続的に後部上方に搬送される。
【0023】
穀稈は供給搬送装置11からフィードチェーン14の始端部に受け継がれ、脱穀装置15に供給される。脱穀装置15は、上側に扱胴22を軸架した扱室23を配置し、扱室22の下側に選別室25を一体的に設け、供給された刈取穀稈を脱穀、選別する。
【0024】
脱穀装置15に供給された穀稈は、主脱穀部である扱室23に挿入され、扱室23に軸架されて回転する扱胴22の多数の扱歯22aと扱網26との相互作用により脱穀され、被処理物(穀粒や藁くず)は脱穀装置15内の選別部の揺動棚27で受け止められ、上下前後方向に揺動する揺動棚27上を移動しながら、唐箕ファン28からの送風を受けて風力選別され、比重の重い穀粒は選別室25の底部に設けられた一番ラセン(図示せず)により搬送ラセン(図示せず)を内蔵している一番揚穀筒16を経てグレンタンク30へ搬送され、グレンタンク30に一時貯留される。
【0025】
脱穀装置15の扱室23の終端に到達した脱穀後の穀稈で長尺のままのものは、図示しない排藁チェーンおよび排藁穂先チェーンに挟持されて搬送され、脱穀装置15の後部の藁用カッターに投入されて切断され、圃場に放出される。
【0026】
グレンタンク30は、コンバイン1の上の空間を利用して、できるだけ内容積を大きくするために複雑な形状をしているが、走行フレーム2上の後方であって、脱穀装置15に隣接した右側に設けられている。またグレンタンク30の容積をより大きくするために、脱穀装置15の上側にも覆い被さるようなオーバーハング形状をしている。また、横オーガ19がグレンタンク30の天井部とほぼ同一高さになるようにグレンタンク30の天井部と右側壁部の一部を削った形の凹部30aを設け、この凹部30aに横オーガ19を配置できるようになっている。
【0027】
また、一番揚穀筒16は鉛直筒部16aがグレンタンク30の天井部に達した後は、天井部に沿って水平方向に折れ曲がった水平筒部16bとなっており、該水平筒部16bは基部側の固定筒16b1と先端側のズーム部16b2からなり、ズーム部16b2の先端部には下向きに穀粒出口部16cが設けられている。また前記水平筒部16bは鉛直筒部16aを中心にグレンタンク30の左右方向に旋回できる。
【0028】
水平筒部16bのズーム機構は詳細の説明はしないが、水平筒部16bの上方に設けたアクチュエータ16dにより前後方向に作動し、水平筒部16bの旋回は旋回モータ32で作動するギア33が鉛直筒部16aの外周に設けられたギア34と噛み合い回転することで行われる。
【0029】
こうして水平筒部16bの先端の穀粒出口16cはグレンタンク30の水平断面のほぼ全領域をカバーする位置に移動できるので、グレンタンク30の全領域にほぼ均した状態で、タンク容量の最大充填量で穀粒を充填することができる。
【0030】
なお、本実施例で、穀粒排出用筒から穀粒をグレンタンク30内に搬送する場合にはグレンタンク30の天井壁は外して行う。
【0031】
前記穀粒出口16cから穀粒をグレンタンク30内に搬送する場合の制御は図示しないコントローラにより図4に示すフローチャートに従って行う。
【0032】
脱穀装置15の作動は図示しない脱穀クラッチを「入」にすることにより行われるので、脱穀クラッチが「入」になると、初めて水平筒部16bがグレンタンク30の水平断面の範囲内を旋回する構成にすると、穀粒がグレンタンク30内に確実に搬送される。
【0033】
こうして、水平筒部16bのズームによりグレンタンク30の前後方向に均一に穀粒が貯留できるだけでなく、旋回によりグレンタンク30の略全域にわたって均一に穀粒を貯留できる。また、脱穀クラッチが「入」で穀粒排出用筒が旋回する構成であると、水平筒部16bの旋回用に改めてスイッチを設ける必要が無くなく、しかも確実にグレンタンク30内に穀粒を搬送できる。
【0034】
次に、グレンタンク30に貯まった籾はグレンタンク30の漏斗状の底部からラセン17により縦オーガ18、続いて横オーガ19を経由して排出口19cから外部に搬出される。
【0035】
また、図1に示すように、横オーガ19は伸縮自在の移動搬送筒19aと該移動搬送筒19aより小径の縦オーガ18側に配置される固定搬送筒19bからなる。そして、グレンタンク30の右側壁部の上方に収納させ、ズームを最圧縮した状態で操作席20の後方に先端を位置させる。すなわち、移動搬送筒19aを固定搬送筒19bに嵌合した状態で固定搬送筒19bに沿って伸び縮みさせて、先端部のオーガ排出口19cの位置を、横オーガ19の基部の縦オーガ18に対して、遠ざけたり、近づけたり調節して排出口19cからの穀粒(籾)の落下位置を選択できる構成としている。
【0036】
オーガ受け13はグレンタンク30の前記凹部30a上に設けられ、固定搬送筒19bの先端部を常に支持している。
【0037】
また、横オーガ19をズーム式とし、後方に圧縮収納すると操縦席20の後方に横オーガ19の排出口19cが位置することになり、運転者の障害とならない。また、横オーガ19がズーム式であるので籾の排出時には横オーガ19を伸ばせば、ズーム式でないオーガに比べてコンバインから比較的遠い所まで籾を排出できる。また、横オーガ19の移動搬送筒19aの先端部にはハンドル19dを設けているので、容易に移動搬送筒19aの手動操作ができる。移動搬送筒19aを固定搬送筒19b側に全圧縮してオーガを収納する場合でもハンドル19dがあると操作が容易となる。また、ハンドル19dを移動搬送筒19aの前後方向に複数個設けても良い。この場合には、ハンドル19dを持ち換えながら、最長の長さに伸ばす場合にも操作が容易に行える。
【0038】
また、図3に示すように縦オーガ18を中心として横オーガ19を機体の外側にオープンすることができる。このとき横オーガ19のズームは詳細を図示しないアクチュエータ機構19eを固定搬送筒19bに設けて移動搬送筒19aを移動させることで行う。
【0039】
図示していないが横オーガ19とグレンタンク30が一体的に縦オーガ18を中心にしてオープンできる構成にしても良い。
【0040】
横オーガ19を機体の外側にオープンした後にズームしてオーガを伸ばして作業などでオーガを使用した後、グレンタンク30の上に収納する場合には、オープンしたオーガが機体に近づくとオーガは全圧縮する構成にしておく。
【0041】
この場合には、横オーガ19が設定角度以上機体に近づくと、操縦席20の運転者にオーガが当たるおそれがあるので、オープンしたオーガが収納に向けて前記設定角度になると横オーガ19を全圧縮する構成にする必要がある。
【0042】
このとき、前記設定角度になるとオーガ旋回を中断し、横オーガ19を最圧縮した後、再度機体に接近旋回させる構成とする。
【0043】
また、横オーガ19の収納時とは逆に、横オーガ19が張出し時には、横オーガ19が機体から設定角度以上離れないとズームできない構成にしておく必要もある。従って横オーガ19のグレンタンク30上への収納時にはズーム不能にしておくことが安全上必要である。
【0044】
また、グレンタンク30のオーバーハング部分を脱穀装置15の上方に設けた支持フレーム47で連結しておくと、重量のかさむグレンタンク30の上方がしっかりと機体に固定されるのでグレンタンク30が振動等でふらつくことがない。
【0045】
また、この支持フレーム47はグレンタンク30のオーバーハング部分と連結部材48で連結されるが、連結部材48をグレンタンク30の前壁面に設けたオープン用レバー50で作動する構成にしておくと、グレンタンク30をワンタッチで開閉できる。連結部材48はグレンタンク30に固定されたスプリング51で常時支持フレーム47を連結方向に付勢させておき、この付勢力を該レバー50の操作で、レバー50とスプリング51間にあるロッド52を介して解除することでグレンタンク30はオープン可能になる。
【0046】
また、脱穀装置15の天井部も図2に示すようにオープン可能であり、扱胴22などのメンテナンスを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のコンバインの左側面図である。
【図2】図1のコンバインのA−A線矢視図である。
【図3】図1のコンバインの平面図である。
【図4】図1のコンバインの一番揚穀筒の穀粒排出用筒から穀粒をグレンタンク内に搬送する場合の制御用のフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンバイン 2 走行フレーム
3 走行装置 4 クローラ
5 HSTレバー 6 刈取装置
7 分草具 8 穀稈引起し装置
9 前部搬送装置 10 扱深さ調節装置
11 供給搬送装置 13 オーガ受け
14 フィードチェーン 15 脱穀装置
16 一番揚穀筒 16a 鉛直筒部
16b 水平筒部 16b1 固定筒
16b2 ズーム部 16c 穀粒出口部
16d アクチュエータ 17 ラセン
18 縦オーガ 19 横オーガ
19a 移動搬送筒 19b 固定搬送筒
19c 排出口 19d ハンドル
19e アクチュエータ機構 20 操縦席
22 扱胴 22a 扱歯
23 扱室 25 選別室
26 扱網 27 揺動棚
28 唐箕ファン 30 グレンタンク
30a 凹部 32 旋回モータ
33、34 ギア 42 伝動モータ
47 支持フレーム 48 連結部材
50 オープン用レバー 51 スプリング
52 ロッド
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀粒を一次的に貯留するグレンタンクに特徴のあるコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンバインは、走行フレームの上部にエンジンを搭載し、走行フレームの下部側に土壌面を走行する左右一対の走行クローラを有する走行部を配設し、走行フレームの前方側に刈取装置と供給搬送装置が設けられている。刈取装置は、植立穀稈を分草する分草具と、植立穀稈を引き起こす引起しケースと、植立穀稈を刈り取る刈刃と該刈刃により刈り取られた穀稈を挟持して後方に搬送する株元搬送装置から構成されている。この株元搬送装置の後方には、該株元搬送装置から搬送されてくる穀稈を引き継いで搬送する供給搬送装置が設けられ、供給搬送装置からフィードチェーンに穀稈を引き継いで、脱穀装置に供給し脱穀、選別を行っている。刈取装置は、穀稈を所定の位置で刈取するために、刈取装置支持フレームと共に上下動する構成である。
【0003】
走行フレームの上部には、刈取装置から搬送されてくる穀稈を引き継いで搬送するフィードチェーンを有する脱穀装置と、脱穀装置で脱穀選別された穀粒を一時貯溜するグレンタンクが載置されている。フィードチェーンは穀粒のついた穀稈を脱穀装置に供給し、脱穀装置内に軸架され、回転運動する扱胴の扱歯で穀粒を穀稈から脱穀し、穀粒を選別分離して、選別された穀粒はグレンタンクへ搬送して一時貯留し、分離された藁屑などはカッタで切断してコンバイン後部から圃場に放出する。
【0004】
従来のコンバインのグレンタンクでは、脱穀装置から螺旋状の搬送手段又は空気搬送手段で供給される穀粒をタンク側壁面の上部又は天井面のほぼ中央部からタンク内に落下させながら貯留していた。
【0005】
また、グレンタンク内で満杯に近くなった穀粒の山を均して、タンク内にできるだけ多くの穀粒を貯留できるようにした構成についての発明もある(特開平6−245637号公報)。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−245637号公報(図5)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平6−245637号公報記載の発明ではグレンタンクに満杯の状態で穀粒を貯留できる構成が開示されているが、これはグレンタンク中央部の山を均らすことができる機構であり、グレンタンクの隅々までタンク内に穀粒が貯留されてはいない。
【0008】
本発明の課題は、グレンタンクの内容積の最大充填量まで穀粒を貯留できる穀粒搬送装置を備えたコンバインを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記課題は次の構成により解決される。
すなわち、請求項1記載の発明は、走行装置3と該走行装置3の前方に設けた穀稈の刈取装置6と刈り取った穀稈を脱穀する脱穀装置15と、該脱穀装置15で脱穀選別した穀粒を一次的に貯留するグレンタンク30と、該グレンタンク30に脱穀装置15から穀粒を搬送する一番揚穀筒16とを備えたコンバインにおいて、少なくとも作業中はグレンタンク30の天井部を開放可能な構成とし、一番揚穀筒16は鉛直筒部16aと天井部に沿って水平方向に折れ曲がった水平筒部16bと該水平筒部16bの先端に穀粒出口部16cを備え、該水平筒部16bをグレンタンク30の天井部の範囲内で伸縮可能な構成にしたコンバインである。
【0010】
請求項2記載の発明は、一番揚穀筒16の水平筒部16bはグレンタンク30の天井部の範囲内で鉛直筒部16aを中心にして旋回可能にした構成を備えた請求項1記載のコンバインである。
【0011】
請求項3記載の発明は、走行用及び作業用の動力源と、該動力源からの駆動力を脱穀装置に伝達する脱穀クラッチとを設け、該脱穀クラッチが「入」になると一番揚穀筒16の水平筒部16bが作動可能になる構成を備えた請求項1又は2記載のコンバインである。
【0012】
請求項1記載の発明によれば、一番揚穀筒16の水平筒部16bをグレンタンク30の天井部の範囲内で伸縮可能にしたので、該伸縮方向におけるグレンタンク30内に均一に穀粒を貯留できる。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、一番揚穀筒16の水平筒部16bはグレンタンク30の天井部の範囲内で鉛直筒16aを中心にして旋回可能にしたので、該旋回方向におけるグレンタンク30内に均一に穀粒を貯留できる。
【0014】
請求項3記載の発明によれば、脱穀クラッチが「入」になると一番揚穀筒16の穀粒出口部の作動・停止が可能になる。
【0015】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、一番揚穀筒16の水平筒部16bの伸縮方向におけるグレンタンク30内に均一に穀粒を貯留でき、穀粒の貯留量を一番揚穀筒16の水平筒部16bが伸縮しない場合に比べて増やすことができる。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて一番揚穀筒16の水平筒部16bの旋回方向におけるグレンタンク30内に均一に穀粒を貯留できるので、グレンタンク30の最大充填量の穀粒を貯留できる。
【0017】
請求項3記載の発明によれば、請求項1、2記載の発明の効果に加えて、別途一番揚穀筒16の水平筒部16bの伸縮方向及び/又は旋回方向の駆動・停止手段を設けることなく、一番揚穀筒16の水平筒部16bの作動・停止が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態の穀類の収穫作業を行うコンバインの左側面図を示し、図2は図1のA−A線矢視図を示し、図3はコンバインの平面図を示す。
【0019】
なお、本実施の形態ではコンバインの前進方向に向かって前側と後側をそれぞれ前、後といい、左側と右側をそれぞれ左、右ということにする。
【0020】
図1ないし図3に示すコンバイン1の走行フレーム2の下部には、ゴムなどの可撓性材料を素材として無端帯状に成型した左右一対のクローラ4を持ち、乾田はもちろんのこと、湿田においてもクローラ4が若干沈下するだけで自由に走行できる構成の走行装置3を備え、走行フレーム2の前部には刈取装置6を搭載し、走行フレーム2の上部にはエンジン(図示せず)ならびに脱穀装置15、操縦席20およびグレンタンク30を搭載する。
【0021】
刈取装置6は、図示しない刈取昇降シリンダの伸縮作用により刈取装置6全体を昇降して、圃場に植生する穀稈を所定の高さに刈取できる構成としている。刈取装置6の前端下部に分草具7を、その背後に傾斜状にした穀稈引起し装置8を、その後方底部には刈刃(図示せず)をそれぞれ配置している。刈刃と脱穀装置15のフィードチェーン14の始端部との間に、前部搬送装置9、扱深さ調節装置10、供給搬送装置11などを順次穀稈の受継搬送と扱深さ調節とができるように配置している。
【0022】
コンバイン1の刈取装置6の作動は次のように行われる。まず、エンジンを始動してパワステレバー12やHSTレバー5をコンバイン1が前進するように操作し、刈取脱穀クラッチを入り操作して機体の各回転部を伝動させて走行フレーム2を前進走行させると、刈取、脱穀作業が開始される。圃場に植立する穀稈は、刈取装置6の前端下部にある分草具7によって分草作用を受け、次いで穀稈引起し装置8の引起し作用によって倒伏状態にあれば直立状態に引起こされ、穀稈の株元が刈刃に達して刈取られ、前部搬送装置9に掻込まれて後方に搬送され、その後、扱深さ調節装置10と供給搬送装置11に受け継がれて順次連続的に後部上方に搬送される。
【0023】
穀稈は供給搬送装置11からフィードチェーン14の始端部に受け継がれ、脱穀装置15に供給される。脱穀装置15は、上側に扱胴22を軸架した扱室23を配置し、扱室22の下側に選別室25を一体的に設け、供給された刈取穀稈を脱穀、選別する。
【0024】
脱穀装置15に供給された穀稈は、主脱穀部である扱室23に挿入され、扱室23に軸架されて回転する扱胴22の多数の扱歯22aと扱網26との相互作用により脱穀され、被処理物(穀粒や藁くず)は脱穀装置15内の選別部の揺動棚27で受け止められ、上下前後方向に揺動する揺動棚27上を移動しながら、唐箕ファン28からの送風を受けて風力選別され、比重の重い穀粒は選別室25の底部に設けられた一番ラセン(図示せず)により搬送ラセン(図示せず)を内蔵している一番揚穀筒16を経てグレンタンク30へ搬送され、グレンタンク30に一時貯留される。
【0025】
脱穀装置15の扱室23の終端に到達した脱穀後の穀稈で長尺のままのものは、図示しない排藁チェーンおよび排藁穂先チェーンに挟持されて搬送され、脱穀装置15の後部の藁用カッターに投入されて切断され、圃場に放出される。
【0026】
グレンタンク30は、コンバイン1の上の空間を利用して、できるだけ内容積を大きくするために複雑な形状をしているが、走行フレーム2上の後方であって、脱穀装置15に隣接した右側に設けられている。またグレンタンク30の容積をより大きくするために、脱穀装置15の上側にも覆い被さるようなオーバーハング形状をしている。また、横オーガ19がグレンタンク30の天井部とほぼ同一高さになるようにグレンタンク30の天井部と右側壁部の一部を削った形の凹部30aを設け、この凹部30aに横オーガ19を配置できるようになっている。
【0027】
また、一番揚穀筒16は鉛直筒部16aがグレンタンク30の天井部に達した後は、天井部に沿って水平方向に折れ曲がった水平筒部16bとなっており、該水平筒部16bは基部側の固定筒16b1と先端側のズーム部16b2からなり、ズーム部16b2の先端部には下向きに穀粒出口部16cが設けられている。また前記水平筒部16bは鉛直筒部16aを中心にグレンタンク30の左右方向に旋回できる。
【0028】
水平筒部16bのズーム機構は詳細の説明はしないが、水平筒部16bの上方に設けたアクチュエータ16dにより前後方向に作動し、水平筒部16bの旋回は旋回モータ32で作動するギア33が鉛直筒部16aの外周に設けられたギア34と噛み合い回転することで行われる。
【0029】
こうして水平筒部16bの先端の穀粒出口16cはグレンタンク30の水平断面のほぼ全領域をカバーする位置に移動できるので、グレンタンク30の全領域にほぼ均した状態で、タンク容量の最大充填量で穀粒を充填することができる。
【0030】
なお、本実施例で、穀粒排出用筒から穀粒をグレンタンク30内に搬送する場合にはグレンタンク30の天井壁は外して行う。
【0031】
前記穀粒出口16cから穀粒をグレンタンク30内に搬送する場合の制御は図示しないコントローラにより図4に示すフローチャートに従って行う。
【0032】
脱穀装置15の作動は図示しない脱穀クラッチを「入」にすることにより行われるので、脱穀クラッチが「入」になると、初めて水平筒部16bがグレンタンク30の水平断面の範囲内を旋回する構成にすると、穀粒がグレンタンク30内に確実に搬送される。
【0033】
こうして、水平筒部16bのズームによりグレンタンク30の前後方向に均一に穀粒が貯留できるだけでなく、旋回によりグレンタンク30の略全域にわたって均一に穀粒を貯留できる。また、脱穀クラッチが「入」で穀粒排出用筒が旋回する構成であると、水平筒部16bの旋回用に改めてスイッチを設ける必要が無くなく、しかも確実にグレンタンク30内に穀粒を搬送できる。
【0034】
次に、グレンタンク30に貯まった籾はグレンタンク30の漏斗状の底部からラセン17により縦オーガ18、続いて横オーガ19を経由して排出口19cから外部に搬出される。
【0035】
また、図1に示すように、横オーガ19は伸縮自在の移動搬送筒19aと該移動搬送筒19aより小径の縦オーガ18側に配置される固定搬送筒19bからなる。そして、グレンタンク30の右側壁部の上方に収納させ、ズームを最圧縮した状態で操作席20の後方に先端を位置させる。すなわち、移動搬送筒19aを固定搬送筒19bに嵌合した状態で固定搬送筒19bに沿って伸び縮みさせて、先端部のオーガ排出口19cの位置を、横オーガ19の基部の縦オーガ18に対して、遠ざけたり、近づけたり調節して排出口19cからの穀粒(籾)の落下位置を選択できる構成としている。
【0036】
オーガ受け13はグレンタンク30の前記凹部30a上に設けられ、固定搬送筒19bの先端部を常に支持している。
【0037】
また、横オーガ19をズーム式とし、後方に圧縮収納すると操縦席20の後方に横オーガ19の排出口19cが位置することになり、運転者の障害とならない。また、横オーガ19がズーム式であるので籾の排出時には横オーガ19を伸ばせば、ズーム式でないオーガに比べてコンバインから比較的遠い所まで籾を排出できる。また、横オーガ19の移動搬送筒19aの先端部にはハンドル19dを設けているので、容易に移動搬送筒19aの手動操作ができる。移動搬送筒19aを固定搬送筒19b側に全圧縮してオーガを収納する場合でもハンドル19dがあると操作が容易となる。また、ハンドル19dを移動搬送筒19aの前後方向に複数個設けても良い。この場合には、ハンドル19dを持ち換えながら、最長の長さに伸ばす場合にも操作が容易に行える。
【0038】
また、図3に示すように縦オーガ18を中心として横オーガ19を機体の外側にオープンすることができる。このとき横オーガ19のズームは詳細を図示しないアクチュエータ機構19eを固定搬送筒19bに設けて移動搬送筒19aを移動させることで行う。
【0039】
図示していないが横オーガ19とグレンタンク30が一体的に縦オーガ18を中心にしてオープンできる構成にしても良い。
【0040】
横オーガ19を機体の外側にオープンした後にズームしてオーガを伸ばして作業などでオーガを使用した後、グレンタンク30の上に収納する場合には、オープンしたオーガが機体に近づくとオーガは全圧縮する構成にしておく。
【0041】
この場合には、横オーガ19が設定角度以上機体に近づくと、操縦席20の運転者にオーガが当たるおそれがあるので、オープンしたオーガが収納に向けて前記設定角度になると横オーガ19を全圧縮する構成にする必要がある。
【0042】
このとき、前記設定角度になるとオーガ旋回を中断し、横オーガ19を最圧縮した後、再度機体に接近旋回させる構成とする。
【0043】
また、横オーガ19の収納時とは逆に、横オーガ19が張出し時には、横オーガ19が機体から設定角度以上離れないとズームできない構成にしておく必要もある。従って横オーガ19のグレンタンク30上への収納時にはズーム不能にしておくことが安全上必要である。
【0044】
また、グレンタンク30のオーバーハング部分を脱穀装置15の上方に設けた支持フレーム47で連結しておくと、重量のかさむグレンタンク30の上方がしっかりと機体に固定されるのでグレンタンク30が振動等でふらつくことがない。
【0045】
また、この支持フレーム47はグレンタンク30のオーバーハング部分と連結部材48で連結されるが、連結部材48をグレンタンク30の前壁面に設けたオープン用レバー50で作動する構成にしておくと、グレンタンク30をワンタッチで開閉できる。連結部材48はグレンタンク30に固定されたスプリング51で常時支持フレーム47を連結方向に付勢させておき、この付勢力を該レバー50の操作で、レバー50とスプリング51間にあるロッド52を介して解除することでグレンタンク30はオープン可能になる。
【0046】
また、脱穀装置15の天井部も図2に示すようにオープン可能であり、扱胴22などのメンテナンスを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のコンバインの左側面図である。
【図2】図1のコンバインのA−A線矢視図である。
【図3】図1のコンバインの平面図である。
【図4】図1のコンバインの一番揚穀筒の穀粒排出用筒から穀粒をグレンタンク内に搬送する場合の制御用のフローチャートである。
【符号の説明】
1 コンバイン 2 走行フレーム
3 走行装置 4 クローラ
5 HSTレバー 6 刈取装置
7 分草具 8 穀稈引起し装置
9 前部搬送装置 10 扱深さ調節装置
11 供給搬送装置 13 オーガ受け
14 フィードチェーン 15 脱穀装置
16 一番揚穀筒 16a 鉛直筒部
16b 水平筒部 16b1 固定筒
16b2 ズーム部 16c 穀粒出口部
16d アクチュエータ 17 ラセン
18 縦オーガ 19 横オーガ
19a 移動搬送筒 19b 固定搬送筒
19c 排出口 19d ハンドル
19e アクチュエータ機構 20 操縦席
22 扱胴 22a 扱歯
23 扱室 25 選別室
26 扱網 27 揺動棚
28 唐箕ファン 30 グレンタンク
30a 凹部 32 旋回モータ
33、34 ギア 42 伝動モータ
47 支持フレーム 48 連結部材
50 オープン用レバー 51 スプリング
52 ロッド
Claims (3)
- 走行装置3と該走行装置3の前方に設けた穀稈の刈取装置6と刈り取った穀稈を脱穀する脱穀装置15と、該脱穀装置15で脱穀選別した穀粒を一次的に貯留するグレンタンク30と、該グレンタンク30に脱穀装置15から穀粒を搬送する一番揚穀筒16とを備えたコンバインにおいて、
少なくとも作業中はグレンタンク30の天井部を開放可能な構成とし、
一番揚穀筒16は鉛直筒部16aと天井部に沿って水平方向に折れ曲がった水平筒部16bと該水平筒部16bの先端に穀粒出口部16cを備え、該水平筒部16bをグレンタンク30の天井部の範囲内で伸縮可能な構成にしたことを特徴とするコンバイン。 - 一番揚穀筒16の水平筒部16bはグレンタンク30の天井部の範囲内で鉛直筒部16aを中心にして旋回可能にした構成を備えたことを特徴とする請求項1記載のコンバイン。
- 走行用及び作業用の動力源と、該動力源からの駆動力を脱穀装置に伝達する脱穀クラッチとを設け、該脱穀クラッチが「入」になると一番揚穀筒16の水平筒部16bが作動可能になる構成を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003149121A JP2004350518A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003149121A JP2004350518A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | コンバイン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004350518A true JP2004350518A (ja) | 2004-12-16 |
Family
ID=34045318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003149121A Pending JP2004350518A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004350518A (ja) |
-
2003
- 2003-05-27 JP JP2003149121A patent/JP2004350518A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10779469B2 (en) | Harvester grain tank having active conveying system | |
EP2604105B2 (en) | Combine unload drive control system | |
EP3701784B1 (en) | Unloading system for agricultural combine | |
JP6725800B2 (ja) | 汎用コンバイン | |
JP2004000031A (ja) | 脱穀機の選別装置 | |
JP2006001461A (ja) | コンバインのクローラ走行装置 | |
JP2004350518A (ja) | コンバイン | |
JP4039312B2 (ja) | コンバイン | |
JP2005000059A (ja) | コンバイン | |
JP2004154034A (ja) | コンバイン | |
JP2001008542A (ja) | 汎用コンバイン | |
JP2001161157A (ja) | コンバイン | |
JP6775459B2 (ja) | コンバイン | |
JP6048605B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP4605196B2 (ja) | コンバイン | |
JP4051463B2 (ja) | コンバイン | |
JP2003009644A (ja) | 穀粒排出装置 | |
JP3986372B2 (ja) | 汎用コンバイン | |
JP4032631B2 (ja) | 脱穀装置 | |
JP2014033641A (ja) | 収穫機 | |
JP2018117570A (ja) | コンバイン | |
JP2004135584A (ja) | コンバイン | |
JP2005328788A (ja) | コンバインおよびコンバインによる刈取方法 | |
JP2004261049A (ja) | コンバインの脱穀装置 | |
JPH02104210A (ja) | 普通型コンバイン |