JP2004350215A - 撮像装置及びその駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】副走査方向の解像度を維持してS/Nを増大させる撮像装置を提供する。
【解決手段】光電変換により電荷を生成する複数のセルが直列に配列された複数の受光部54,56と、複数の受光部54,56で生成された電荷を並列に転送する複数の並列転送部70,74と、複数の並列転送部70,74の前端に接続され互いに異なる受光部54,56のセルで互いに異なるタイミングに生成された電荷を合流させる合流部80と、合流部80で合流した電荷を検出する検出部90とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】光電変換により電荷を生成する複数のセルが直列に配列された複数の受光部54,56と、複数の受光部54,56で生成された電荷を並列に転送する複数の並列転送部70,74と、複数の並列転送部70,74の前端に接続され互いに異なる受光部54,56のセルで互いに異なるタイミングに生成された電荷を合流させる合流部80と、合流部80で合流した電荷を検出する検出部90とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は撮像装置及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CCDイメージセンサ等の撮像装置はイメージスキャナ、ファクシミリ、ディジタルカメラ等で広く用いられている。特許文献1には、光電変換により電荷を生成する複数のセルが直列に配列された受光部が複数並列に配列された撮像装置が開示されている。副走査方向の最高解像度(最高副走査解像度)より低い副走査方向の解像度(副走査解像度)で駆動するときには、互いに異なる受光部のセルで生成された電荷が合流するようにこの撮像装置を駆動することにより、S/Nを増大させることができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−157119号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、並列に配列された複数の受光部で同時に読み取る領域は互いに異なる。このため、特許文献1に開示された撮像装置とその駆動方法では、副走査方向の実質的な副走査解像度が最高副走査解像度より低く設定された副走査解像度よりもさらに低下するという問題がある。
本発明は、かかる問題を解決するために創作されたものであって、副走査方向の解像度を維持してS/Nを増大させる撮像装置及びその駆動方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る撮像装置は、光電変換により電荷を生成する複数のセルが直列に配列された受光部が複数並列に配列された撮像装置であって、複数の受光部で生成された電荷を並列に転送する複数の並列転送部と、複数の並列転送部の前端に接続され互いに異なる受光部のセルで互いに異なるタイミングに生成された電荷を合流させる合流部と、合流部で合流した電荷を検出する検出部とを備えることを特徴とする。互いに異なる受光部のセルで異なるタイミングに生成された電荷を合流させる合流部を備えることにより、互いに異なる受光部で同一領域を読み取って生成された電荷を合流させることができる。したがって、本発明に係る撮像装置によると、副走査方向の解像度を維持してS/Nを増大させることができる。
【0006】
さらに本発明に係る撮像装置は、受光部と並列転送部との間に設けられ複数の受光部で互いに異なるタイミングに生成された電荷を複数の並列転送部に同時に移送する移送部をさらに備えることを特徴とする。複数の受光部で互いに異なるタイミングに生成された電荷を複数の並列転送部に同時に移送する移送部を受光部と並列転送部との間に設けることにより、駆動回路を簡素化し、撮像装置を小型化することができる。
【0007】
さらに本発明に係る撮像装置は、合流部で合流する電荷を生成する複数のセルは、互いに異なる受光部において、各受光部におけるセルの配列方向軸に垂直な直線上に、配列されていることを特徴とする。互いに異なる前記受光部において、各受光部におけるセルの配列方向軸に垂直な直線上に配列されている複数のセルで生成される電荷を合成することにより、主走査方向の解像度を維持してS/Nを増大させることができる。
【0008】
さらに本発明に係る撮像装置は、合流部で合流する電荷を生成する2つの受光部と合流部と検出部との組を一色について2組備え、同一色の互いに異なる組の互いに異なる受光部のセルは、各受光部におけるセルの配列方向に互いに半ピッチずれて配列されていることを特徴とする。各受光部におけるセルの配列方向に互いに半ピッチずらして互いに異なる受光部のセルを配列することにより、感度を落とさずに主走査方向の解像度を高くすることができる。
【0009】
さらに本発明に係る撮像装置の駆動方法は、請求項1に記載の撮像装置の駆動方法であって、互いに異なる受光部において各受光部におけるセルの配列方向軸に垂直な直線上に配列されているセルで互いに異なるタイミングに生成された電荷を合流部で合流させることを特徴とする。互いに異なる受光部のセルで異なるタイミングに生成された電荷を合流させることにより、互いに異なる受光部で同一領域を読み取って生成された電荷を合流させることができる。したがって、本発明に係る撮像装置の駆動方法によると、副走査方向の解像度を維持してS/Nを増大させることができる。
【0010】
さらに本発明に係る撮像装置の駆動方法は、請求項2に記載の撮像装置の駆動方法であって、移送部に、複数の受光部で互いに異なるタイミングに生成された電荷を複数の並列転送部に同時に移送させ、互いに異なる前記受光部において各受光部におけるセルの配列方向軸に垂直な直線上に配列されているセルで互いに異なるタイミングに生成され複数の並列転送部に同時に移送された電荷を合流部で合流させることを特徴とする。複数の受光部で互いに異なるタイミングに生成された電荷を複数の並列転送部に同時に移送させることにより、駆動回路を簡素化し、撮像装置を小型化することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を示す一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、リニアイメージセンサ20の構成を示す模式図である。リニアイメージセンサ20は、並列配置されたセンサ部50を同一チップ上に複数有し、各センサ部50に所定の色のフィルタをオンチップで形成したカラー出力方式のセンサである。尚、フィルタとしては、R(Red),G(Green),B(Blue)の3色の原色フィルタ、C(Cyan),M(Magenta),Y(Yellow)の3色乃至はC,M,Y,G(Green)の4色の補色フィルタが使用される。また、本発明はフルカラーの撮像装置に限らず、モノクロ出力の撮像装置にも適用可能である。
【0012】
同一色のフィルタが設けられているセンサ部50は各色について2つずつ設けられている。同一色のフィルタが設けられるセンサ部50同士は、図1に示すように、後述するセル52,53がその配列方向に互いに半ピッチずれるように配列されている。
同一色のフィルタが設けられる二つのセンサ部50から出力される信号のうちn番目の主走査線に関する信号を処理して得た画素を交互に配列することで、当該主走査線に対応する1ライン分の画像データが生成される。同一色のフィルタが設けられる二つのセンサ部50では、各受光部54,56におけるセル52,53がその配列方向に互いに半ピッチずれるように配列されているので、各セルが小さくなって感度が低下することなしに、主走査方向の解像度を実質的に倍増させることができる。
【0013】
センサ部50は受光部54,56、転送ゲート60,62,64、移送部66、並列転送部としてのCCDアナログシフトレジスタ(シフトレジスタ)70,74、合流部80、検出部90等から構成されている。
第一受光部54及び第二受光部56は互いに隣接して並列配置されている。説明を簡略化するため、第一受光部54と第二受光部56のピッチは各受光部54,56の短手方向の長さと等しいものとする。また、読み取りを開始し始める最初の主走査線から数えてn番目の主走査線上の画像が第一受光部54によって読み取られるとき、同時にn+1番目の主走査線上の画像が第二受光部56によって読み取られるものとする。
【0014】
第一受光部54は主走査方向Xに直列に配列された複数のセル52を有し、第二受光部56は主走査方向Xに直列に配列された複数のセル53を有している。第一受光部54の各セル52、第二受光部56の各セル53はそれぞれ同一ピッチで配列されている。主走査方向軸に垂直な仮想直線Lに平行な直線上に第一受光部54のセル52と第二受光部56のセル53が、それぞれ1つ配列される。すなわち、第一受光部54のセル52と第二受光部56のセル53の主走査方向Xの配列は、副走査方向Yからみてずれが無く揃っている。セル52,53はフォトダイオード等の光電変換素子であり、フィルタの透過光を受光してその受光量に比例した電荷を光電変換により生成する。
【0015】
第一転送ゲート60は第一受光部54に併設されている。第一転送ゲート60には、第一転送ゲートパルスφT1が印加される電極が設けられている。
移送部66は第一転送ゲート60の反第一受光部側に設けられている。移送部66は、第一受光部54の各セル52に1対1に対応する複数のセル68を有している。各セル68には、対応するセル52の蓄積電荷が第一転送ゲート60を介して転送される。
【0016】
第二転送ゲート62は移送部66の反第一転送ゲート側に設けられている。第二転送ゲート62には、第二転送ゲートパルスφT2が印加される電極が設けられている。
第一シフトレジスタ70は第二転送ゲート62の反移送部側に設けられている。第一シフトレジスタ70には、駆動パルスφD1又はφD2が印加される電極が主走査方向Xにおいて1つずつ交互に配設されている。駆動パルスφD1又はφD2が印加されることにより、移送部66からの転送電荷を拘束するポテンシャル井戸が形成される。駆動パルスには2相のパルスが用いられるが、3相以上のパルスを用いてもよい。
【0017】
第三転送ゲート64は第二受光部56に併設されている。第三転送ゲート64には、第三転送ゲートパルスφT3が主走査駆動部24により印加される電極が設けられている。
第二シフトレジスタ74は第三転送ゲート64の反第二受光部側に設けられ、第一シフトレジスタ70と平行に設けられている。第二シフトレジスタ74の構成は第一シフトレジスタ70の構成と実質的に同一である。第二シフトレジスタ74には、駆動パルスφD1又はφD2が印加される電極が主走査方向Xにおいて1つずつ交互に配設されている。
【0018】
合流部80は、第一シフトレジスタ70の電荷転送方向の前端と第二シフトレジスタ74の電荷転送方向の前端との双方に接続されている。各シフトレジスタ70,74の転送電荷は合流部80で合流する。合流部80は、各シフトレジスタ70,74との接続箇所に合流ゲート82,84を有している。合流ゲート82には合流ゲートパルスφC1が印加される電極が、合流ゲート84には合流ゲートパルスφC2が印加される電極がそれぞれ設けられている。
【0019】
検出部90は合流部80の反合流ゲート側に設けられている。検出部90は、出力ゲート92、フローティングキャパシタ94、リセットゲート96及び図示しない出力回路を有している。フローティングキャパシタ94に転送された電荷は出力回路により検出され、検出された電荷に応じた電気信号が出力回路から出力される。合流部80とフローティングキャパシタ94の間には出力ゲート92が設けられている。出力ゲート92には、出力ゲートパルスφOが印加される電極が設けられている。
【0020】
図2は、リニアイメージセンサ20の駆動方法を示すタイムチャートである。以下、リニアイメージセンサ20の駆動方法について図2を参照しつつ説明する。
まず、t0≦t<t1の期間には、第一転送ゲートパルスφT1の電位レベルを低にして第一転送ゲート60を遮断する。第一転送ゲート60を遮断することにより、n番目の主走査線について第一受光部54の各セル52が生成する電荷が各セル52に蓄積される。
【0021】
次にt1≦t<t2の期間には、第一転送ゲートパルスφT1の電位レベルを高にして第一転送ゲート60を開通させる。第一転送ゲート60を開通させることにより、第一受光部54の各セル52で生成されたn番目の主走査線についての電荷が移送部66の各セル68に転送される。
t1≦t<t3の期間には、第二転送ゲートパルスφT2の電位レベルを低にして第二転送ゲート62を遮断する。第二転送ゲート62を遮断することにより、第一受光部54の各セル52で生成され移送部66の各セル68に転送されたn番目の主走査線についての電荷が各セル68にバッファされる。
【0022】
t=t2では、第一転送ゲートパルスφT1の電位レベルを低側に変化させ、n+1番目の主走査線について原稿の読み取りを開始する。すなわち、このパルスφT1の電位レベルの変化が次のt=t0におけるパルスφT1の電位レベルの変化となる。t0≦t<t2に、リニアイメージセンサと原稿の相対的な位置関係が副走査方向Yにずれることにより、第一受光部54に結像されるn番目の主走査線が次のn+1番目の主走査線に移る。リニアイメージセンサと原稿の相対的な位置関係は、原稿又はリニアイメージセンサを他方に対して副走査方向Yに相対的に移動させることによってずらすことができる。
【0023】
一方、t1≦t<t3の期間には、第三転送ゲートパルスφT3の電位レベルを低にして第三転送ゲート64を遮断する。第三転送ゲート64を遮断することにより、n番目の主走査線について第二受光部56の各セル53が生成する電荷が各セル53に蓄積される。
t3≦t<t4の期間では、第二及び第三転送ゲートパルスφT2,φT3の各電位レベルを同時に高にすることで、第二及び第三転送ゲート62,64を同時に開通する。これにより、移送部66の各セル68にバッファされたn番目の主走査線についての電荷が第一シフトレジスタ70に転送されると同時に、第二受光部56の各セル53に蓄積されたn番目の主走査線についての電荷が第二シフトレジスタ74に転送される。すなわち、同じn番目の主走査線についてt0≦t<t1の期間に第一受光部54で生成された電荷とt1≦t<t3の期間に第二受光部56で生成された電荷が同時にシフトレジスタ70乃至は74に移送される。
【0024】
t≧t4の期間には、各受光部54,56で異なるタイミングに生成された電荷が駆動パルスφD1,φD2の相変化に応じシフトレジスタ70,74により並列に転送される。
さらにt≧t4の期間では、出力ゲートパルスφOを低にした状態で、合流ゲートパルスφC1及びφC2の電位レベルを高にして合流ゲート82、84を開通すると、第一受光部54のセル52の電荷と副走査方向Yに揃っている第二受光部53のセル53の電荷が合流部80で合流する。2つの受光部54,53の電荷が合流部80で合流したら、出力ゲートパルスφOを高側に変化させ、出力ゲート92を開通する。その結果、合流部80で合流した電荷がフローティングキャパシタ94に転送され、出力回路により検出される。以上、t≧t4の期間には、n番目の主走査線に関する各受光部54,56の生成電荷が全て検出されるまで、上記一連の内容が繰り返される。
【0025】
t=t4では、第一転送ゲートパルスφT1の電位レベルを高側に変化させると共に、第二及び第三転送ゲートパルスφT2,φT3の各電位レベルを低側に変化させる。すなわち、かかるパルスφT1,φT2,φT3の電位レベルの変化が次のt=t1におけるパルスφT1,φT2,φT3の電位レベルの変化となる。尚、次のt1≦t<t2の期間には、各セル52で生成されたn+1番目の主走査線についての電荷が各セル68に転送される。また、次のt1≦t<t3の期間には、n+1番目の主走査線についての電荷が移送部66の各セル68にバッファされると同時に、n+1番目の主走査線について各セル53が生成する電荷が各セル53に蓄積される。
【0026】
上述したリニアイメージセンサ20の駆動方法によると、互いに異なる受光部54,56の副走査方向Yに揃ったセル52,53により同一主走査線の同一領域を読み取り、その結果生成された電荷を合流部80で合流させることができる。したがって、主走査方向X及び副走査方向Yの解像度を維持してS/Nを増大させることができる。
【0027】
また、上述したリニアイメージセンサ20の駆動方法によると、第一受光部54で生成された電荷の第一シフトレジスタ70への転送を移送部66により遅延させることで、異なる受光部54,56で異なるタイミングに生成された電荷をシフトレジスタ70,74に同時に移送することを可能にしている。リニアイメージセンサ20では、第一受光部54での生成電荷を取り出す第一転送ゲート60と第一シフトレジスタ70との間に移送部66及び第二転送ゲート62を設けた簡素な構成により、上記電荷転送の遅延機能が実現される。したがって、主走査駆動部24の簡素化と、リニアイメージセンサ20の小型化とを図ることができる。
【0028】
以上、本発明の実施例について説明したが、図3に変形例を示すように、第一受光部54での生成電荷を取り出す第一転送ゲート60と第一シフトレジスタ70との間において、移送部66及び第二転送ゲート62の複数組を並列に配列してもよい。これにより、第一受光部54の各セル52がn番目の主走査線について生成した電荷を各移送部66に配列順に転送して、当該電荷と、n+k(但し、kは移送部66及び第二転送ゲート62の組数)番目の主走査線について第二受光部56の各セル53が生成した電荷とを同時にシフトレジスタ70,74に転送することができる。
また、上述した実施例の検出部90において出力ゲート92をなくし合流ゲート82,84でその機能を代替することにより、検出部90が合流部80の機能を兼ね備えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のリニアイメージセンサの構造を示す模式図である。
【図2】リニアイメージセンサの駆動方法を示すタイムチャートである。
【図3】変形例のリニアイメージセンサの構造を示す模式図である。
【符号の説明】
20 リニアイメージセンサ(撮像装置)、50 センサ部、52,53 セル、54,56 受光部、60,62,64 転送ゲート、66 移送部、70,74 シフトレジスタ(並列転送部)、80 合流部、90 検出部
【発明の属する技術分野】
本発明は撮像装置及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CCDイメージセンサ等の撮像装置はイメージスキャナ、ファクシミリ、ディジタルカメラ等で広く用いられている。特許文献1には、光電変換により電荷を生成する複数のセルが直列に配列された受光部が複数並列に配列された撮像装置が開示されている。副走査方向の最高解像度(最高副走査解像度)より低い副走査方向の解像度(副走査解像度)で駆動するときには、互いに異なる受光部のセルで生成された電荷が合流するようにこの撮像装置を駆動することにより、S/Nを増大させることができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−157119号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、並列に配列された複数の受光部で同時に読み取る領域は互いに異なる。このため、特許文献1に開示された撮像装置とその駆動方法では、副走査方向の実質的な副走査解像度が最高副走査解像度より低く設定された副走査解像度よりもさらに低下するという問題がある。
本発明は、かかる問題を解決するために創作されたものであって、副走査方向の解像度を維持してS/Nを増大させる撮像装置及びその駆動方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る撮像装置は、光電変換により電荷を生成する複数のセルが直列に配列された受光部が複数並列に配列された撮像装置であって、複数の受光部で生成された電荷を並列に転送する複数の並列転送部と、複数の並列転送部の前端に接続され互いに異なる受光部のセルで互いに異なるタイミングに生成された電荷を合流させる合流部と、合流部で合流した電荷を検出する検出部とを備えることを特徴とする。互いに異なる受光部のセルで異なるタイミングに生成された電荷を合流させる合流部を備えることにより、互いに異なる受光部で同一領域を読み取って生成された電荷を合流させることができる。したがって、本発明に係る撮像装置によると、副走査方向の解像度を維持してS/Nを増大させることができる。
【0006】
さらに本発明に係る撮像装置は、受光部と並列転送部との間に設けられ複数の受光部で互いに異なるタイミングに生成された電荷を複数の並列転送部に同時に移送する移送部をさらに備えることを特徴とする。複数の受光部で互いに異なるタイミングに生成された電荷を複数の並列転送部に同時に移送する移送部を受光部と並列転送部との間に設けることにより、駆動回路を簡素化し、撮像装置を小型化することができる。
【0007】
さらに本発明に係る撮像装置は、合流部で合流する電荷を生成する複数のセルは、互いに異なる受光部において、各受光部におけるセルの配列方向軸に垂直な直線上に、配列されていることを特徴とする。互いに異なる前記受光部において、各受光部におけるセルの配列方向軸に垂直な直線上に配列されている複数のセルで生成される電荷を合成することにより、主走査方向の解像度を維持してS/Nを増大させることができる。
【0008】
さらに本発明に係る撮像装置は、合流部で合流する電荷を生成する2つの受光部と合流部と検出部との組を一色について2組備え、同一色の互いに異なる組の互いに異なる受光部のセルは、各受光部におけるセルの配列方向に互いに半ピッチずれて配列されていることを特徴とする。各受光部におけるセルの配列方向に互いに半ピッチずらして互いに異なる受光部のセルを配列することにより、感度を落とさずに主走査方向の解像度を高くすることができる。
【0009】
さらに本発明に係る撮像装置の駆動方法は、請求項1に記載の撮像装置の駆動方法であって、互いに異なる受光部において各受光部におけるセルの配列方向軸に垂直な直線上に配列されているセルで互いに異なるタイミングに生成された電荷を合流部で合流させることを特徴とする。互いに異なる受光部のセルで異なるタイミングに生成された電荷を合流させることにより、互いに異なる受光部で同一領域を読み取って生成された電荷を合流させることができる。したがって、本発明に係る撮像装置の駆動方法によると、副走査方向の解像度を維持してS/Nを増大させることができる。
【0010】
さらに本発明に係る撮像装置の駆動方法は、請求項2に記載の撮像装置の駆動方法であって、移送部に、複数の受光部で互いに異なるタイミングに生成された電荷を複数の並列転送部に同時に移送させ、互いに異なる前記受光部において各受光部におけるセルの配列方向軸に垂直な直線上に配列されているセルで互いに異なるタイミングに生成され複数の並列転送部に同時に移送された電荷を合流部で合流させることを特徴とする。複数の受光部で互いに異なるタイミングに生成された電荷を複数の並列転送部に同時に移送させることにより、駆動回路を簡素化し、撮像装置を小型化することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を示す一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、リニアイメージセンサ20の構成を示す模式図である。リニアイメージセンサ20は、並列配置されたセンサ部50を同一チップ上に複数有し、各センサ部50に所定の色のフィルタをオンチップで形成したカラー出力方式のセンサである。尚、フィルタとしては、R(Red),G(Green),B(Blue)の3色の原色フィルタ、C(Cyan),M(Magenta),Y(Yellow)の3色乃至はC,M,Y,G(Green)の4色の補色フィルタが使用される。また、本発明はフルカラーの撮像装置に限らず、モノクロ出力の撮像装置にも適用可能である。
【0012】
同一色のフィルタが設けられているセンサ部50は各色について2つずつ設けられている。同一色のフィルタが設けられるセンサ部50同士は、図1に示すように、後述するセル52,53がその配列方向に互いに半ピッチずれるように配列されている。
同一色のフィルタが設けられる二つのセンサ部50から出力される信号のうちn番目の主走査線に関する信号を処理して得た画素を交互に配列することで、当該主走査線に対応する1ライン分の画像データが生成される。同一色のフィルタが設けられる二つのセンサ部50では、各受光部54,56におけるセル52,53がその配列方向に互いに半ピッチずれるように配列されているので、各セルが小さくなって感度が低下することなしに、主走査方向の解像度を実質的に倍増させることができる。
【0013】
センサ部50は受光部54,56、転送ゲート60,62,64、移送部66、並列転送部としてのCCDアナログシフトレジスタ(シフトレジスタ)70,74、合流部80、検出部90等から構成されている。
第一受光部54及び第二受光部56は互いに隣接して並列配置されている。説明を簡略化するため、第一受光部54と第二受光部56のピッチは各受光部54,56の短手方向の長さと等しいものとする。また、読み取りを開始し始める最初の主走査線から数えてn番目の主走査線上の画像が第一受光部54によって読み取られるとき、同時にn+1番目の主走査線上の画像が第二受光部56によって読み取られるものとする。
【0014】
第一受光部54は主走査方向Xに直列に配列された複数のセル52を有し、第二受光部56は主走査方向Xに直列に配列された複数のセル53を有している。第一受光部54の各セル52、第二受光部56の各セル53はそれぞれ同一ピッチで配列されている。主走査方向軸に垂直な仮想直線Lに平行な直線上に第一受光部54のセル52と第二受光部56のセル53が、それぞれ1つ配列される。すなわち、第一受光部54のセル52と第二受光部56のセル53の主走査方向Xの配列は、副走査方向Yからみてずれが無く揃っている。セル52,53はフォトダイオード等の光電変換素子であり、フィルタの透過光を受光してその受光量に比例した電荷を光電変換により生成する。
【0015】
第一転送ゲート60は第一受光部54に併設されている。第一転送ゲート60には、第一転送ゲートパルスφT1が印加される電極が設けられている。
移送部66は第一転送ゲート60の反第一受光部側に設けられている。移送部66は、第一受光部54の各セル52に1対1に対応する複数のセル68を有している。各セル68には、対応するセル52の蓄積電荷が第一転送ゲート60を介して転送される。
【0016】
第二転送ゲート62は移送部66の反第一転送ゲート側に設けられている。第二転送ゲート62には、第二転送ゲートパルスφT2が印加される電極が設けられている。
第一シフトレジスタ70は第二転送ゲート62の反移送部側に設けられている。第一シフトレジスタ70には、駆動パルスφD1又はφD2が印加される電極が主走査方向Xにおいて1つずつ交互に配設されている。駆動パルスφD1又はφD2が印加されることにより、移送部66からの転送電荷を拘束するポテンシャル井戸が形成される。駆動パルスには2相のパルスが用いられるが、3相以上のパルスを用いてもよい。
【0017】
第三転送ゲート64は第二受光部56に併設されている。第三転送ゲート64には、第三転送ゲートパルスφT3が主走査駆動部24により印加される電極が設けられている。
第二シフトレジスタ74は第三転送ゲート64の反第二受光部側に設けられ、第一シフトレジスタ70と平行に設けられている。第二シフトレジスタ74の構成は第一シフトレジスタ70の構成と実質的に同一である。第二シフトレジスタ74には、駆動パルスφD1又はφD2が印加される電極が主走査方向Xにおいて1つずつ交互に配設されている。
【0018】
合流部80は、第一シフトレジスタ70の電荷転送方向の前端と第二シフトレジスタ74の電荷転送方向の前端との双方に接続されている。各シフトレジスタ70,74の転送電荷は合流部80で合流する。合流部80は、各シフトレジスタ70,74との接続箇所に合流ゲート82,84を有している。合流ゲート82には合流ゲートパルスφC1が印加される電極が、合流ゲート84には合流ゲートパルスφC2が印加される電極がそれぞれ設けられている。
【0019】
検出部90は合流部80の反合流ゲート側に設けられている。検出部90は、出力ゲート92、フローティングキャパシタ94、リセットゲート96及び図示しない出力回路を有している。フローティングキャパシタ94に転送された電荷は出力回路により検出され、検出された電荷に応じた電気信号が出力回路から出力される。合流部80とフローティングキャパシタ94の間には出力ゲート92が設けられている。出力ゲート92には、出力ゲートパルスφOが印加される電極が設けられている。
【0020】
図2は、リニアイメージセンサ20の駆動方法を示すタイムチャートである。以下、リニアイメージセンサ20の駆動方法について図2を参照しつつ説明する。
まず、t0≦t<t1の期間には、第一転送ゲートパルスφT1の電位レベルを低にして第一転送ゲート60を遮断する。第一転送ゲート60を遮断することにより、n番目の主走査線について第一受光部54の各セル52が生成する電荷が各セル52に蓄積される。
【0021】
次にt1≦t<t2の期間には、第一転送ゲートパルスφT1の電位レベルを高にして第一転送ゲート60を開通させる。第一転送ゲート60を開通させることにより、第一受光部54の各セル52で生成されたn番目の主走査線についての電荷が移送部66の各セル68に転送される。
t1≦t<t3の期間には、第二転送ゲートパルスφT2の電位レベルを低にして第二転送ゲート62を遮断する。第二転送ゲート62を遮断することにより、第一受光部54の各セル52で生成され移送部66の各セル68に転送されたn番目の主走査線についての電荷が各セル68にバッファされる。
【0022】
t=t2では、第一転送ゲートパルスφT1の電位レベルを低側に変化させ、n+1番目の主走査線について原稿の読み取りを開始する。すなわち、このパルスφT1の電位レベルの変化が次のt=t0におけるパルスφT1の電位レベルの変化となる。t0≦t<t2に、リニアイメージセンサと原稿の相対的な位置関係が副走査方向Yにずれることにより、第一受光部54に結像されるn番目の主走査線が次のn+1番目の主走査線に移る。リニアイメージセンサと原稿の相対的な位置関係は、原稿又はリニアイメージセンサを他方に対して副走査方向Yに相対的に移動させることによってずらすことができる。
【0023】
一方、t1≦t<t3の期間には、第三転送ゲートパルスφT3の電位レベルを低にして第三転送ゲート64を遮断する。第三転送ゲート64を遮断することにより、n番目の主走査線について第二受光部56の各セル53が生成する電荷が各セル53に蓄積される。
t3≦t<t4の期間では、第二及び第三転送ゲートパルスφT2,φT3の各電位レベルを同時に高にすることで、第二及び第三転送ゲート62,64を同時に開通する。これにより、移送部66の各セル68にバッファされたn番目の主走査線についての電荷が第一シフトレジスタ70に転送されると同時に、第二受光部56の各セル53に蓄積されたn番目の主走査線についての電荷が第二シフトレジスタ74に転送される。すなわち、同じn番目の主走査線についてt0≦t<t1の期間に第一受光部54で生成された電荷とt1≦t<t3の期間に第二受光部56で生成された電荷が同時にシフトレジスタ70乃至は74に移送される。
【0024】
t≧t4の期間には、各受光部54,56で異なるタイミングに生成された電荷が駆動パルスφD1,φD2の相変化に応じシフトレジスタ70,74により並列に転送される。
さらにt≧t4の期間では、出力ゲートパルスφOを低にした状態で、合流ゲートパルスφC1及びφC2の電位レベルを高にして合流ゲート82、84を開通すると、第一受光部54のセル52の電荷と副走査方向Yに揃っている第二受光部53のセル53の電荷が合流部80で合流する。2つの受光部54,53の電荷が合流部80で合流したら、出力ゲートパルスφOを高側に変化させ、出力ゲート92を開通する。その結果、合流部80で合流した電荷がフローティングキャパシタ94に転送され、出力回路により検出される。以上、t≧t4の期間には、n番目の主走査線に関する各受光部54,56の生成電荷が全て検出されるまで、上記一連の内容が繰り返される。
【0025】
t=t4では、第一転送ゲートパルスφT1の電位レベルを高側に変化させると共に、第二及び第三転送ゲートパルスφT2,φT3の各電位レベルを低側に変化させる。すなわち、かかるパルスφT1,φT2,φT3の電位レベルの変化が次のt=t1におけるパルスφT1,φT2,φT3の電位レベルの変化となる。尚、次のt1≦t<t2の期間には、各セル52で生成されたn+1番目の主走査線についての電荷が各セル68に転送される。また、次のt1≦t<t3の期間には、n+1番目の主走査線についての電荷が移送部66の各セル68にバッファされると同時に、n+1番目の主走査線について各セル53が生成する電荷が各セル53に蓄積される。
【0026】
上述したリニアイメージセンサ20の駆動方法によると、互いに異なる受光部54,56の副走査方向Yに揃ったセル52,53により同一主走査線の同一領域を読み取り、その結果生成された電荷を合流部80で合流させることができる。したがって、主走査方向X及び副走査方向Yの解像度を維持してS/Nを増大させることができる。
【0027】
また、上述したリニアイメージセンサ20の駆動方法によると、第一受光部54で生成された電荷の第一シフトレジスタ70への転送を移送部66により遅延させることで、異なる受光部54,56で異なるタイミングに生成された電荷をシフトレジスタ70,74に同時に移送することを可能にしている。リニアイメージセンサ20では、第一受光部54での生成電荷を取り出す第一転送ゲート60と第一シフトレジスタ70との間に移送部66及び第二転送ゲート62を設けた簡素な構成により、上記電荷転送の遅延機能が実現される。したがって、主走査駆動部24の簡素化と、リニアイメージセンサ20の小型化とを図ることができる。
【0028】
以上、本発明の実施例について説明したが、図3に変形例を示すように、第一受光部54での生成電荷を取り出す第一転送ゲート60と第一シフトレジスタ70との間において、移送部66及び第二転送ゲート62の複数組を並列に配列してもよい。これにより、第一受光部54の各セル52がn番目の主走査線について生成した電荷を各移送部66に配列順に転送して、当該電荷と、n+k(但し、kは移送部66及び第二転送ゲート62の組数)番目の主走査線について第二受光部56の各セル53が生成した電荷とを同時にシフトレジスタ70,74に転送することができる。
また、上述した実施例の検出部90において出力ゲート92をなくし合流ゲート82,84でその機能を代替することにより、検出部90が合流部80の機能を兼ね備えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のリニアイメージセンサの構造を示す模式図である。
【図2】リニアイメージセンサの駆動方法を示すタイムチャートである。
【図3】変形例のリニアイメージセンサの構造を示す模式図である。
【符号の説明】
20 リニアイメージセンサ(撮像装置)、50 センサ部、52,53 セル、54,56 受光部、60,62,64 転送ゲート、66 移送部、70,74 シフトレジスタ(並列転送部)、80 合流部、90 検出部
Claims (6)
- 光電変換により電荷を生成する複数のセルが直列に配列された受光部が複数並列に配列された撮像装置であって、
前記複数の受光部で生成された電荷を並列に転送する複数の並列転送部と、
前記複数の並列転送部の前端に接続され互いに異なる前記受光部のセルで互いに異なるタイミングに生成された電荷を合流させる合流部と、
前記合流部で合流した電荷を検出する検出部と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記受光部と前記並列転送部との間に設けられ前記複数の受光部で互いに異なるタイミングに生成された電荷を前記複数の並列転送部に同時に移送する移送部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記合流部で合流する電荷を生成する前記複数のセルは、互いに異なる前記受光部において、各受光部における前記セルの配列方向軸に垂直な直線上に、配列されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
- 前記合流部で合流する電荷を生成する2つの前記受光部と前記合流部と前記検出部との組を一色について2組備え、
同一色の互いに異なる組の互いに異なる前記受光部のセルは、前記各受光部におけるセルの配列方向に互いに半ピッチずれて配列されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置の駆動方法であって、
互いに異なる前記受光部において各受光部における前記セルの配列方向軸に垂直な直線上に配列されているセルで互いに異なるタイミングに生成された電荷を前記合流部で合流させることを特徴とする撮像装置の駆動方法。 - 請求項2に記載の撮像装置の駆動方法であって、
前記移送部に、前記複数の受光部で互いに異なるタイミングに生成された電荷を前記複数の並列転送部に同時に移送させ、
互いに異なる前記受光部において各受光部におけるセルの配列方向軸に垂直な直線上に配列されているセルで互いに異なるタイミングに生成され前記複数の並列転送部に同時に移送された電荷を前記合流部で合流させることを特徴とする撮像装置の駆動方法。
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JP2003147763A JP2004350215A (ja) | 2003-05-26 | 2003-05-26 | 撮像装置及びその駆動方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008022221A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Toshiba Microelectronics Corp | 固体撮像装置及びその制御方法 |
JP2009284236A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Sony Corp | 固体撮像装置及びその駆動方法 |
-
2003
- 2003-05-26 JP JP2003147763A patent/JP2004350215A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
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JP2008022221A (ja) * | 2006-07-12 | 2008-01-31 | Toshiba Microelectronics Corp | 固体撮像装置及びその制御方法 |
JP4677377B2 (ja) * | 2006-07-12 | 2011-04-27 | 東芝マイクロエレクトロニクス株式会社 | 固体撮像装置 |
JP2009284236A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Sony Corp | 固体撮像装置及びその駆動方法 |
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