JP2004349655A - ボンディングヘッドおよびこれを備えたボンディング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体チップの接合時の振動伝達部の上下振動を抑制し、また、ボンディング時の印加荷重による振動伝達部の振動振幅の減衰を減らして、圧着部の振動を安定化して、半導体チップのパッドと基板上のリードとの接合を確実に行うようにすること。
【解決手段】超音波振動を発生する振動子と、前記振動子の振動を伝達するホーンと、前記ホーンの腹の位置に突出して形成した振動伝達部と、超音波振動の節の位置に配した支持部材とで構成し、振動伝達部は、ホーンの長手方向に対してテーパ角45度の傾斜面を有し、超音波振動の進行方向と垂直な振動伝達部の中心軸に対して、左右の位置に該傾斜面と平行な貫通孔を設けるようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体チップのパッド上に形成された表面電極と基板上に形成された配線用リードとを接合するボンディングヘッドおよびこれを備えたボンディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体チップのパッド上に形成された表面電極と基板上に形成された配線用リードとを超音波振動により接合するボンディング装置としては、図12に示すボンディングヘッド50を使用したものが知られている。図12に示すように、従来のボンディングヘッド50は、振動子52に結合したホーン51と、ホーン51の超音波振動の腹の位置に突出してホーン51と一体に形成した振動伝達部53と、ホーン51を支持する支持部材55で構成されている。ボンディングヘッド50は振動伝達部53の先端に位置する圧着部54で半導体チップを真空吸着し、基板上に形成された配線用リードに半導体チップを押圧して接合する。この時、振動伝達部53の先端の圧着部54により半導体チップに超音波振動が印加される。必要により熱などを加えて接合する場合もある。
【0003】
また、振動伝達部(接合作用部)をラーメン構造にして、たわみ振動によるヒンジ廻りの弾性的な回転変位を利用したボンディングヘッドが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2002−141374
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図12に示すように、従来のボンディングヘッド50は、ホーン51の超音波振動の腹の位置に振動伝達部53が突出して形成されている。半導体チップと基板のリードとの接合時に超音波振動がホーン51により振動伝達部53に印加され、このとき、振動伝達部53の圧着面54aは半導体チップに接触した状態で超音波振動を印加する。図13に有限要素法の構造解析によるホーン51に超音波を印加した場合の振動状態を示す。なお、図13に示す点線はホーン51に超音波振動を印加していない状態、実線はホーン51に超音波振動を印加した状態を示す。図13(a)に示すように、振動伝達部53は、ホーン51の縦振動(図13に示すbの矢印)をたわみ振動に変換し、ホーン51の縦振動振幅Δ1を圧着面振幅Δ2に拡大して振動を伝える。このときに振動伝達部53の圧着面54aにΔZ振幅の上下振動が発生する。半導体チップに接触している圧着面54aが上下振動すると、接合中の半導体チップがダメージを受けて、半導体チップに傷、欠け、破損などが発生することがある。
【0006】
また、超音波印加時に振動伝達部53にたわみ振動によるねじれなどが発生すると、半導体チップへの超音波振動の伝達が不均一となり、接合の不完全な電極が発生して、接合状態がばらつくことがある。
【0007】
また、図13(b)に示すように、振動伝達部をラーメン構造にして、たわみ振動による回転変位を利用する方法では、回転変位により圧着面54aのエッジが跳ね上がったり、振動伝達部53が倒れ込むことにより、圧着面54aにΔZ振幅の上下振動が発生する恐れがある。また、一般的にラーメン構造の振動伝達部は、外部負荷に弱く、高荷重印加時に圧着面が振動しない恐れもある。
【0008】
そこで、本発明は、従来のボンディングヘッドの改良を試みてなされたものであって、半導体チップの接合時の振動伝達部の上下振動を抑制し、ボンディング時の印加荷重による振動伝達部の振動振幅の減衰を減らして、圧着部の振動を安定化させて、これにより、半導体チップのパッドと基板上のリードとの接合を確実に行うことが可能なボンディングヘッドおよびこれを備えたボンディング装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明によるボンディングヘッドは、超音波振動を印加して接合対象物と被接合部材とを接合するボンディングヘッドであって、超音波振動を発生する振動子と、前記振動子の振動を伝達するホーンと、前記ホーンの超音波振動の腹の位置に突出して形成した振動伝達部と、超音波振動の節の位置に配した支持部材とからなり、前記振動伝達部は、ホーンの長手方向に対して傾斜面を有し、超音波振動の進行方向と垂直な振動伝達部の中心軸に対して、左右の位置に該傾斜面と平行な貫通孔を設けるようにしたものである。
【0010】
また、本発明によるボンディングヘッドの前記振動伝達部の傾斜面は、ホーンの長手方向に対してテーパ角度を40度以上50度以下となるようにしたものである。
【0011】
また、本発明によるボンディングヘッドの前記振動伝達部は、前記傾斜面と前記貫通孔との間の部材で、前記振動伝達部に発生するたわみ振動を抑制するための保持部を形成したものである。
【0012】
また、本発明によるボンディングヘッドの前記振動伝達部は、ホーンの下部および上部に同一形状、同一寸法で形成したものである。
【0013】
また、本発明によるボンディングヘッドのホーンは、両側面に前記振動伝達部の振動振幅を増幅するための振動拡大溝を設けたものである。
【0014】
また、本発明によるボンディングヘッドは、前記振動伝達部の前記貫通孔に前記ホーンの弾性率と異なる部材を充填したものである。
【0015】
また、本発明によるボンディング装置は、超音波振動を印加して接合対象物と被接合部材とを接合するボンディングヘッドを有するボンディング装置であって、超音波振動を発生する振動子と、前記振動子の振動を伝達するホーンと、前記ホーンの超音波振動の腹の位置に突出して形成され、ホーンの長手方向に対して傾斜面を有し、超音波振動の進行方向と垂直な振動伝達部の中心軸に対して、左右の位置に該傾斜面と平行な貫通孔を有する振動伝達部と、超音波振動の節の位置に配した支持部材とからなるボンディングヘッドと、前記ボンディングヘッドを駆動する圧接機構と、前記ボンディングヘッドおよび前記圧接機構の制御を行う制御手段とを有するようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明によるボンディングヘッドおよびこれを備えたボンディング装置の実施の形態について、図1乃至図11を参照して説明する。
【0017】
図1は、本発明によるボンディングヘッドの実施の形態を示す斜視図、図2(a)は、図1に示すボンディングヘッドの平面図、図2(b)は、ボンディングヘッドの右側面図、図2(c)は、図1に示すボンディングヘッドの振動モードを示す図、図3(a)は、図1に示すボンディングヘッドの右側面図、(b)は(a)に示すA−Aの断面図,(c)は(a)に示すB−Bの断面図、(d)は(a)に示すC−Cの断面図、図4は、ボンディングヘッドの固定について示した図、図5は、ボンディングヘッドの振動子を駆動する発振器の構成を示すブロック図である。
【0018】
図1、図2(a)および図2(b)に示すように、ボンディングヘッド1は、所定の周波数の超音波振動を発生する1つの振動子3と、振動子3と結合して振動子3からの超音波振動を伝播するホーン2と、ホーン2の超音波振動の腹の位置に突出して形成した振動伝達部4と、ホーン2を支持固定する支持部材6とを有する。
【0019】
以下に、図を用いてボンディングヘッド1の各部について詳述する。図1乃至図5に示すように、振動子3は、例えばPZT(Pb[Zr,Ti]O3:チタン酸ジリコン酸鉛)素子などで構成され、ケーブルを介して発振器18(図5に示す)から所定の周波数の電圧が印加されて超音波振動を発生する。振動子3の超音波振動の進行方向uにおける全長は、超音波振動の1波長λに対してλ/2で設定されている。発振器18から印加される電圧の周波数は、15kHz〜200kHzのものが使用可能である。しかして、本実施の形態は、15kHz〜200kHzのうち、60kHzの高周波を使用している。
【0020】
ホーン2は、ジュラルミン、ステンレス鋼(SUS)、アルミニウム、チタン合金、超硬などの金属から形成されている。図2(b)および図2(c)に示すように、ホーン2の全長は、振動子3が発生する超音波振動の進行方向u(図2(b)に示す)の共振長、すなわち超音波振動の半波長(λ/2)の整数倍に設定されており、本実施の形態では、振動子3が発生する超音波振動の進行方向uにおける全長がλ/2の2倍であるλである。ホーン2は、超音波振動の進行方向uにおけるλ/2(超音波振動の腹)の位置を中心としてdの長さを有する第1のホーン伝達部2aと、第1のホーン伝達部2aと振動子3との間に結合されて超音波振動の進行方向uにおける長さが(λ−d)/2である第2のホーン伝達部2bと、第1のホーン伝達部2aの他端、すなわち振動子3と対向する側の端部に結合されて超音波振動の進行方向uにおける長さが(λ−d)/2である第3のホーン伝達部2cとからなる。
【0021】
図3(a)に示す第3のホーン伝達部2cの断面A−Aを図3(b)に示す。図3(b)に示すように、第3のホーン伝達部2cの断面は長方形であり、第3のホーン伝達部2cの上下の面および左右の面は平行を成している。なお、第2のホーン伝達部2bも第3のホーン伝達部2cと同一の形状を有している。
【0022】
図1および図2(b)に示すように、ホーン2の超音波振動の腹の位置に突出して振動伝達部4が形成されている。振動伝達部4は、ホーン2の長手方向、すなわち第2のホーン伝達部2bおよび第3のホーン伝達部2cに対して傾斜面4cを有している。図2(b)に示すように、傾斜面4cのテーパ角度θは40度以上50度以下となるように形成されている。
【0023】
更に、振動伝達部4は、超音波振動の進行方向uと垂直な振動伝達部4の中心軸(図2(b)に示すy−y’)に対して、左右の位置に傾斜面4cと平行に形成された貫通孔4bを設けている。図3(a)および図3(c)の断面図に示すように、貫通孔4bは、三角柱をなしており、振動伝達部4の側面から見た貫通孔4bの形状は、直角三角形となっている。なお、振動伝達部4の傾斜面4cと貫通抗4bの間の部材を保持部4aと称する。保持部4aは、ホーン2の振動伝達部4と一体で形成されている。
【0024】
また、振動伝達部4の先端には被ボンディング部品と接して振動、加重を印加する圧着部5が形成されている。圧着部5は、振動伝達部4の振動を半導体チップに直接伝えるものである。圧着部5は、ロウ付けなどにより振動伝達部4の先端に固着している。なお、圧着部5は振動伝達部4と一体に形成してもよい。
図1および図2(b)に示すように、第1のホーン伝達部2aの下部および上部に同一形状、同一寸法の振動伝達部4が形成されている。以後、第1のホーン伝達部2aの下部の振動伝達部4を第1の振動伝達部、第1のホーン伝達部2aの上部の振動伝達部4を第2の振動伝達部と称する。第1のホーン伝達部2aの下部および上部に同一形状、同一寸法の振動伝達部4を形成することにより、ホーン2の超音波振動の腹の位置を中心とする縦振動のバランスを保つことができるため、振動が安定する。通常、第1の振動伝達部で接合対象物と被接合部材とのボンディングを行うが、圧着面の摩耗などにより交換が必要になったときには、第2の振動伝達部を使用するようにしてもよい。
【0025】
また、図3(d)の断面図に示すように、第1のホーン伝達部2aは、ボンディング時に半導体チップを吸着するための吸着孔8が設けられており、吸着孔8に垂直を成す真空吸着孔9がホーン2の側面に設けられている。第1のホーン伝達部2a内部で吸着孔8と真空吸着孔9とが直交した箇所で繋がっている。
【0026】
また、図1および図2(b)に示すように、第2のホーン伝達部の両側面から第3のホーン伝達部の側面にかけて振動拡大溝7が設けられている。振動拡大溝7は図3(c)、(d)に示すようにホーン2の中心軸(図3(a)に示すx−x’)に対して上下に設けられている。振動拡大溝7を設けることにより、第1のホーン伝達部の断面積が減少するため、超音波縦振動の振幅を拡大することができる。
【0027】
ボンディングヘッド1は、図1乃至図2(a)に示すように、ホーン2を支持固定する支持部材6としての第1の支持部材6a、第2の支持部材6b、第3の支持部材6c、第4の支持部材6dが、ホーン2の全長(λ)の範囲内に配置されている。図2(a)および図2(c)に示すように、第1の支持部材6aおよび第2の支持部材6bは、第2のホーン伝達部2bの両側面に振動子3と結合している面より超音波振動の進捗方向のλ/4の位置(超音波振動の節)に、また、第3の支持部材6cおよび第4の支持部材6dは、第3のホーン伝達部2cの両側面に端面よりλ/4の位置(超音波振動の節)にそれぞれ設けられている。第1の支持部材6a、第2の支持部材6b、第3の支持部材6c、第4の支持部材6dは、円柱の形状をなしており、第2のホーン伝達部2bの両側面および第3のホーン伝達部2cの両側面に設けられた取り付け用の穴に嵌合して結合されている。
【0028】
振動伝達部4は、互いにλ/2の距離を隔てて設けた第1の支持部材6aと第3の支持部材6cおよび第2の支持部材6bと第4の支持部材6dとの間に位置しているため、接合対象物22に付与する押圧力が均一化され、ホーン2に高荷重が付加された場合であってもホーン2のたわみや変形が抑止されて超音波振動を高効率で印加することができる。
【0029】
本発明によるボンディングヘッド1は、圧着部5に圧接機構15(図10に示す)からの荷重を印加するための固定部材12が設けられている。図4に示すように、固定部材12は第1固定部材12aおよび第2固定部材12bよりなり、振動子3およびホーン2の長手方向に於ける中心軸に向かって支持部材6を拘束して、ホーン2を前記固定部材12に固定するようになっている。第1固定部材12aは、支持部材6と結合するための、円形の穴および長穴が設けられている。各穴の深さは、固定部材12を結合したときにホーン2に接触しない寸法となっている。円形の穴は、支持部材6と嵌合するためのものであり、長穴は支持部材6とZ方向に密着し、X方向に対してはフリーの状態である。また、第2固定部材12bにも支持部材6と結合するための円形の穴又は長穴が設けられている。なお、支持部材6を固定部材12に嵌合する個所は少なくとも1個所以上設けるようにしている。ホーン2が固定部材12と結合した状態では、超音波振動の進行方向には、拘束されないため、ホーン2の電気的なインピーダンスの変化がなく、安定した振動が可能となる。
【0030】
図5にボンディングヘッド1の振動子3を駆動する発振器18の構成をブロック図で示す。図5に示すように、振動子3を駆動する発振器18は、所定の周波数を発振する発振回路と、発振回路から発振される周波数により駆動する駆動回路と、駆動回路の駆動周波数を電力増幅する増幅回路と、振動子3への駆動力を付与すると共に振動子3とのインピーダンスの整合を行うタンク回路と、タンク回路の出力を受けて発振回路に振幅帰還を行う振幅帰還回路とからなる。
【0031】
以上の構成からなるボンディングヘッド1の振動伝達部4の圧着部5付近を拡大して振動時の変位状態を視覚的に表したものを図6に示す。図6における1点鎖線は、振動していないときの位置を表す。図6に示す振動伝達部4先端の圧着部5の振動振幅をΔ2’とし、ホーン2の振動振幅をΔ1’とすると、Δ2’はΔ1’に対して、Δ1’以上であり、Δ1’の2倍以下の大きさ、すなわち、Δ1’≦Δ2’≦2×Δ1’となるようになっている。また、振動伝達部4先端の圧着部5の振動とホーン2の振動との位相は同相である。図6に示すように、振動時のホーン2の圧着部5は、X方向に変位しており、Z方向の振動は見られない。
【0032】
振動伝達部4のZ方向の振動が押さえられるのは、図7に示すように、振動伝達部4に発生するたわみ振動(図7の点線で示す矢印)による振動伝達部4の変形を支持部4aが支えていることによる。また、ホーン2に発生する縦振動の歪みにより発生する力(ホーン2内に示す太い矢印)が支持部4aに作用して支持部4aを押したり、引っ張ったりすることにより発生する力(図7に示す1点鎖線内の白抜きの矢印)と、振動伝達部4のたわみ振動による支持部4aに作用する力(図7に示す1点鎖線内の塗りつぶした矢印)とが釣り合うようになるためである。
【0033】
なお、貫通孔4bは、三角柱で形成した例を図1,図2(b)に示すが、図8(a)に示すように貫通孔4bを円柱で形成してもよい。また、図8(b)に示すように、ホーンの弾性率と異なる部材、例えば、ゴムなどを貫通孔4bに充填してもよい。
【0034】
また、熱を加えてボンディングを行う場合には、貫通孔4bに加熱用のヒータを挿入して振動伝達部を加熱することにより、半導体チップの接合時の温度の低下がないため、安定したボンディングが行える。
【0035】
図9に、各ボンディングヘッドにおける無負荷時の圧着部の振動振幅に対する荷重負荷印加時の振動振幅との比率(振幅相当比)の変化を測定した結果をグラフで示す。図9に示す■の印は図12に示す圧着面が5mm角タイプの従来のボンディングヘッドの荷重負荷に対する振幅相当比の変化を示し、○印は、本発明による圧着面が10mm角タイプのボンディングヘッドの荷重負荷に対する振幅相当比の変化を示し、●印は、本発明による圧着面が5mmタイプのボンディングヘッドで貫通孔4bにホーンの弾性率の異なる部材を充填したときの荷重負荷に対する振幅相当比の変化を示す。図9のグラフより、従来のボンディングヘッドは、荷重負荷が増加すると振幅相当比が急激に低下している。○印で示すボンディングヘッドでは、荷重負荷の大きさに応じて、振幅相当比が徐々に低下していくが、従来のボンディングヘッドに見られるような振幅相当比の急激な変化はない。●印で示す貫通孔4bにホーンの弾性率の異なる部材を充填したボンディングヘッドでは、荷重負荷が増加しても振幅相当比はほぼ一定の値であり、無負荷時の振幅の大きさを保持している。貫通孔4bにホーンの弾性率の異なる部材を充填することにより、荷重負荷の影響を受けることなしに、安定したボンディングが行える。
【0036】
本発明による第1の実施の形態としてのボンディングヘッド1は、以下のような効果を奏する。
【0037】
ホーン2の超音波振動の進行方向uにおける全長がλに設定されており、全体が小型化されている。ホーン2を支持固定する支持部材6および圧着部5は、ホーン2の全長(λ)の範囲内に配置され、圧着部5は、互いにλ/2の距離を隔てて設けた第1の支持部材6aと第2の支持部材6bとの間に位置しているため、接合対象物22に付与する押圧力が均一化される。また、ホーン2に高荷重が付加された場合であっても、ホーン2のたわみや変形が抑止可能で超音波振動を高効率で印加することができる。第1の支持部材6aおよび第2の支持部材6bは、超音波振動の伝播に影響を及ぼさないノーダル・ポイントに設けられ、それぞれホーン2の両端から均等な距離(λ/4)を隔てた位置に設けられ、ホーン2が片持支持とならないのでバランスよく保持され、接合対象物22への押圧力を均一にすることができる。
【0038】
また、ホーン2の超音波振動の腹の位置にホーン2の長手方向対して傾斜面4cを有する振動伝達部4を突出して形成して、傾斜面4cと平行な貫通孔4bを設けることにより、圧着部のZ軸方向の振動が発生しないため安定したボンディングが可能となる。
【0039】
また、ボンディング時に高荷重を印加した場合でも、圧着部5の振動振幅の減衰が少ないため安定したボンディングが行える。
【0040】
次に、本発明によるボンディングヘッド1を備えたボンディング装置について、図10を参照して説明する。
【0041】
図10に示すように、ボンディング装置20は、接合対象物22および接対象物22が接合される被接合部材23が載置される載置台16と、接合対象物22に超音波振動を印加して接合対象物22としての半導体チップと被接合部材23としての基板のリードとを接合するボンディングヘッド1と、ボンディングヘッド1を保持し、このボンディングヘッド1に押圧力を付与する荷重機構15と、発振器18、制御部(CPU)17とを有する。
【0042】
ボンディングヘッド1は、図11(a)に示すように、第1のホーン伝達部2aの一方の側面の真空吸着孔9をシール10などで密封し、また、第2の振動伝達部4の圧着面5aの吸着孔8をシール10などで密封して使用する。図11(b)に、図11(a)に示す断面D−Dの断面図を示す。
【0043】
制御手段としての制御部(CPU)17は、マイクロコンピュータなどで構成されて装置全体の制御を行うものであり、外部の図示せぬ操作手段からの操作指令に基づいて作動する。
【0044】
載置台16は、図示せぬ搬送手段により搬送される被接合部材23を所定の位置に位置決め可能である。しかして、載置台16を制御部17からの制御信号に基づいて矢印x方向およびy方向(図10の紙面に垂直な方向)の二次元方向に移動可能としてもよい。
【0045】
圧接機構15は、モータなどを有しボンディングヘッド1を矢印z方向に昇降動作させて位置決めする駆動部15aと、モータ、エアシリンダおよび油圧シリンダなどで構成され、ロッド15cの突出量を可変して先端部に取り付けられた固定部材12を介してボンディングヘッド1による接合対象物22への押圧力を付与する荷重機構部15bとで構成されている。また、駆動部15aの移動量および荷重機構部15bによるロッド15cの突出量は、制御部(CPU)17により制御される。
【0046】
次に、上記の構成からなるボンディング装置20の動作について説明する。図10に示すように、載置台16上に接合対象物22および被接合部材23が載置位置決めされると、駆動部15aが作動してボンディングヘッド1が矢印z方向に下降して所定の高さに位置決めされる。続いて、荷重機構部15bが作動してボンディングヘッド1の圧着部5が接合対象物22に当接して一定の圧力で押圧して振動子3からの超音波振動が印加されて接合対象物22と被接合部材23との接合が行われる。次に、駆動部15aおよび荷重機構部15bを作動させてボンディングヘッド1を所定の高さまで上昇させて次のボンディング接続に備える。そして、前記動作を繰り返して接合対象物22と被接合部材23とのボンディング接続を繰り返す。
【0047】
以上述べたように、本発明によるボンディングヘッド1およびこれを備えたボンディング装置は、圧着部5が接合対象物22としてのICチップに対して平行な振動を行い、たわみ振動などの発生が無いため、安定したボンディングが可能である。接合対象物22としてICチップなどの電子部品、被接合部材23として基板上に形成されたリードとのボンディング接続について述べたが、本発明によるボンディングヘッド1は、接合対象物22および被接合部材23として金属や合成樹脂製の板状部材などのボンディング接続も可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるボンディングヘッドおよびこれを備えたボンディング装置によれば、ホーンの超音波振動の腹の位置にホーンの長手方向対して傾斜面を有する振動伝達部を突出して形成して、傾斜面と平行な貫通孔を設けることにより、圧着面のZ軸方向の上下振動が発生しないため安定したボンディングが行える。
【0049】
また、本発明によるボンディングヘッドおよびこれを備えたボンディング装置によれば、ボンディング時の印加荷重による振動伝達部の振動振幅の減衰を減らすことができるため、高荷重印加時にも安定したボンディングが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるボンディングヘッドの実施の形態を示す斜視図である。
【図2】(a)は、図1に示すボンディングヘッドの平面図、(b)は、ボンディングヘッドの右側面図、(c)は、図1に示すボンディングヘッドの振動モードを示す図である。
【図3】(a)は、図1に示すボンディングヘッドの右側面図、(b)は、(a)に示すA−Aの断面図、(c)は、(a)に示すB−Bの断面図、(d)は、(a)に示すC−Cの断面図である。
【図4】本発明によるボンディングヘッドの固定について示した図である。
【図5】本発明によるボンディングヘッドの振動子を駆動する発振器の構成を示すブロック図である。
【図6】振動伝達部の圧着部付近を拡大して振動時の変位状態を視覚的に表した図である。
【図7】振動伝達部の振動の状態を説明するための図である。
【図8】(a)は、振動伝達部の貫通孔を円柱で形成した図、(b)は、ホーンの弾性率と異なる部材を貫通孔に充填した例を示す図である。
【図9】各ボンディングヘッドにおける無負荷時の圧着部の振動振幅に対する荷重負荷印加時の振動振幅との比率(振幅相当比)の変化を示したグラフである。
【図10】本発明によるボンディングヘッドを備えたボンディング装置の構成を示す図である。
【図11】(a)は、第1のホーン伝達部の側面の真空吸着孔および第2の振動伝達部の圧着面の吸着孔をシールなどで密封した状態を示す図であり、(b)は、図11(a)に示す断面D−Dの断面図を示す。
【図12】従来のボンディングヘッドの斜視図を示す。
【図13】(a)は、従来のボンディングヘッドの振動状態を示す図であり、(b)は、振動伝達部をラーメン構造した従来のボンディングヘッドの振動状態を示す図である。
【符号の説明】
1、50 ボンディングヘッド
2、51 ホーン
2a 第1のホーン伝達部
2b 第2のホーン伝達部
2c 第3のホーン伝達部
3、52 振動子
4、53 振動伝達部
4a 保持部
4b 貫通孔
4c 傾斜面
5、54 圧着部
5a、54a 圧着面
6、55 支持部材
6a 第1の支持部材
6b 第2の支持部材
6c 第3の支持部材
6d 第4の支持部材
7 振動拡大溝
8 吸着孔
9 真空吸着孔
10 シール
12 固定部材
12a 第1固定部材
12b 第2固定部材
15 圧接機構
15a 駆動部
15b 荷重機構部
15c ロッド
16 載置台
17 制御部(CPU)
18 発振器
20 ボンディング装置
22 接合対象物(半導体チップ)
23 被接合部材

Claims (7)

  1. 超音波振動を印加して接合対象物と被接合部材とを接合するボンディングヘッドであって、
    超音波振動を発生する振動子と、前記振動子の振動を伝達するホーンと、前記ホーンの超音波振動の腹の位置に突出して形成した振動伝達部と、超音波振動の節の位置に配した支持部材とからなり、
    前記振動伝達部は、ホーンの長手方向に対して傾斜面を有し、超音波振動の進行方向と垂直な振動伝達部の中心軸に対して、左右の位置に該傾斜面と平行な貫通孔を設けるようにしたことを特徴とするボンディングヘッド。
  2. 前記振動伝達部の傾斜面は、ホーンの長手方向に対してテーパ角度を40度以上50度以下となるようにしたことを特徴とする請求項1記載のボンディングヘッド。
  3. 前記振動伝達部は、前記傾斜面と前記貫通孔との間の部材で、前記振動伝達部に発生するたわみ振動を抑制するための保持部を形成したことを特徴とする請求項1記載のボンディングヘッド。
  4. 前記振動伝達部は、ホーンの下部および上部に同一形状、同一寸法で形成したことを特徴とする請求項1記載のボンディングヘッド。
  5. 前記ホーンは、両側面に前記振動伝達部の振動振幅を増幅するための振動拡大溝を設けたことを特徴とする請求項1記載のボンディングヘッド。
  6. 前記振動伝達部の前記貫通孔に前記ホーンの弾性率と異なる部材を充填したことを特徴とする請求項1記載のボンディングヘッド。
  7. 超音波振動を印加して接合対象物と被接合部材とを接合するボンディングヘッドを有するボンディング装置であって、
    超音波振動を発生する振動子と、前記振動子の振動を伝達するホーンと、前記ホーンの超音波振動の腹の位置に突出して形成され、ホーンの長手方向に対して傾斜面を有し、超音波振動の進行方向と垂直な振動伝達部の中心軸に対して、左右の位置に該傾斜面と平行な貫通孔を有する振動伝達部と、超音波振動の節の位置に配した支持部材とからなるボンディングヘッドと、
    前記ボンディングヘッドを駆動する圧接機構と、
    前記ボンディングヘッドおよび前記圧接機構の制御を行う制御手段とを有すること
    を特徴とするボンディング装置。
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