JP2002067162A - ボンディングヘッド及びこれを備えたボンディング装置 - Google Patents

ボンディングヘッド及びこれを備えたボンディング装置

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JP2002067162A JP2000259732A JP2000259732A JP2002067162A JP 2002067162 A JP2002067162 A JP 2002067162A JP 2000259732 A JP2000259732 A JP 2000259732A JP 2000259732 A JP2000259732 A JP 2000259732A JP 2002067162 A JP2002067162 A JP 2002067162A
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幸則 大石
Yoshiki Hashimoto
芳樹 橋本
Yoshinobu Suzuki
喜伸 鈴木
Norihiko Nakajima
憲彦 中島
Junichiro Soejima
潤一郎 副島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波振動を高効率で伝達可能な振動伝達部
材の支持位置を設定し、接合対象物と被接合部材との接
合を確実に行い、しかも装置全体の小型化が可能なボン
ディングヘッド及びこれを備えたボンディング装置を提
供すること。 【解決手段】 ボンディングヘッド10aの振動伝達部
材1を超音波振動の1波長をλとしてλ/2の長さを有
する第1の振動伝達部1a、第1の振動伝達部1aと振
動子2の間に結合されλ/4の長さを有する第2の振動
伝達部1b、第1の振動伝達部1aの他端に結合されλ
/4の長さを有する第3の振動伝達部1cから構成し、
振動伝達部材1を支持固定する第1の支持部材3a及び
第2の支持部材3bを第1の振動伝達部1aの両端を支
持する超音波振動の節の位置に設ける。また、第1の振
動伝達部1aにおける超音波振動の腹の位置に押圧部材
4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボンディングヘッ
ド及びこれを備えたボンディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属や合成樹脂等の接合対象物と
被接合物材とを超音波振動により接合する超音波溶接装
置としては、例えば、実公昭40−3631号公報に開
示されている。この超音波溶接装置は、両端に設けられ
た振動子と、この振動子に結合された2つの超音波ホー
ンと、2つの超音波ホーンに挟まれて結合された1つの
超音波溶接用つづみ型チップと、この溶接用チップに一
体に取り付けられた支持具などを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波溶接装置
は、2つの超音波ホーンを支持体がそれぞれ支持するの
で安定はしているものの、振動子、超音波ホーン、超音
波溶接用つづみ型チップなどの個々の構成部品が多く、
また、一体に加工することができないので作業工数も多
くなり、また、装置全体が大型化してしまうため小型化
を図ることが望まれている。
【0004】そこで、本発明によるボンディングヘッド
及びこれを備えたボンディング装置は、従来の超音波溶
接装置に数々の改良を試みてなされたものであって、接
合対象物に対して超音波振動を高効率で伝達可能な振動
伝達部材を2箇所以上の支持位置で設定して高荷重の場
合でも安定して振動伝達がなされ、しかも、接合対象物
と被接合部材との接合が確実で装置全体の小型化が可能
なボンディングヘッド及びこれを備えたボンディング装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、超音波振動を
印加して接合対象物と被接合部材とを接合するボンディ
ングヘッドであって、超音波振動を発生する振動子と、
該振動子に結合されて前記超音波振動を前記接合対象物
に伝達する振動伝達部材と、該振動伝達部材を支持固定
する支持部材とを備え、前記振動伝達部材は、前記超音
波振動の1波長をλとして超音波振動の進行方向におけ
るλ/2の長さを有する第1の振動伝達部と、該第1の
振動伝達部と前記振動子間に結合されて前記進行方向に
おけるλ/4の長さを有する第2の振動伝達部と、該第
1の振動伝達部の他端に結合されて前記進行方向におけ
るλ/4の長さを有する第3の振動伝達部とを有し、前
記支持部材は、前記第1の振動伝達部の両端を支持して
超音波振動の節の位置に設けられた第1の支持部材及び
第2の支持部材でなり、前記第1の振動伝達部における
超音波振動の腹の位置に前記接合対象物に当接して押圧
する押圧部材を有するものである。
【0006】また、本発明は、超音波振動を印加して接
合対象物と被接合部材とを接合するボンディングヘッド
であって、超音波振動を発生する振動子と、該振動子に
結合されて前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する
振動伝達部材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部
材とを備え、前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1
波長をλとして超音波振動の進行方向におけるλ/2の
長さを有する第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達部
と前記振動子間に結合されて前記進行方向におけるλ/
4の長さを有する第2の振動伝達部と、該第1の振動伝
達部の他端に結合されて前記進行方向におけるλ/4の
長さを有する第3の振動伝達部とを有し、前記支持部材
は、前記第1の振動伝達部の両端を支持して超音波振動
の節の位置に設けられた第1の支持部材及び第2の支持
部材でなり、前記第3の振動伝達部における超音波振動
の腹の位置に前記接合対象物に当接して押圧する押圧部
材を有するものである。
【0007】また、本発明は、超音波振動を印加して接
合対象物と被接合部材とを接合するボンディングヘッド
であって、超音波振動を発生する振動子と、該振動子に
結合されて前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する
振動伝達部材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部
材とを備え、前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1
波長をλとして超音波振動の進行方向におけるλ/2の
長さを有する第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達部
の一端に結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さ
を有する第2の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の他
端であって該第1の振動伝達部と前記振動子間に結合さ
れて前記進行方向における3λ/4の長さを有する第3
の振動伝達部とを有し、前記支持部材は、前記第1の振
動伝達部の両端を支持して超音波振動の節の位置に設け
られた第1の支持部材及び第2の支持部材でなり、前記
第1の振動伝達部における超音波振動の腹の位置に前記
接合対象物に当接して押圧する押圧部材を有するもので
ある。
【0008】また、本発明は、超音波振動を印加して接
合対象物と被接合部材とを接合するボンディングヘッド
であって、超音波振動を発生する振動子と、該振動子に
結合されて前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する
振動伝達部材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部
材とを備え、前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1
波長をλとして超音波振動の進行方向におけるλの長さ
を有する第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の一
端に結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さを有
する第2の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の他端で
あって該第1の振動伝達部と前記振動子間に結合されて
前記進行方向におけるλ/4の長さを有する第3の振動
伝達部とを有し、前記支持部材は、前記第1の振動伝達
部の両端を支持して超音波振動の節の位置に設けられた
第1の支持部材及び第2の支持部材でなり、前記第1の
振動伝達部における超音波振動の腹の位置に前記接合対
象物に当接して押圧する押圧部材を有するものである。
【0009】また、本発明は、超音波振動を印加して接
合対象物と被接合部材とを接合するボンディングヘッド
であって、超音波振動を発生する振動子と、該振動子に
結合されて前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する
振動伝達部材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部
材とを備え、前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1
波長をλとして超音波振動の進行方向におけるλの長さ
を有する第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達部と前
記振動子間に結合されて前記進行方向におけるλ/4の
長さを有する第2の振動伝達部と、該第1の振動伝達部
の他端に結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さ
を有する第3の振動伝達部とを有し、前記支持部材は、
前記第1の振動伝達部の両端を支持して超音波振動の節
の位置に設けられた第1の支持部材及び第2の支持部材
と、前記第1の支持部材と前記第2の支持部材との間の
超音波振動の節の位置に設けられた第3の支持部材とで
なり、前記第3の支持部材を前記第1の支持部材及び第
2の支持部材に対して各々前記進行方向におけるλ/2
の距離を隔てて設け、前記第3の振動伝達部における超
音波振動の腹の位置に前記接合対象物に当接して押圧す
る押圧部材を有するものである。
【0010】また、本発明は、超音波振動を印加して接
合対象物と被接合部材とを接合するボンディングヘッド
であって、超音波振動を発生する振動子と、該振動子に
結合されて前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する
振動伝達部材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部
材とを備え、前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1
波長をλとして超音波振動の進行方向における5λ/4
の長さを有する第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達
部の前記振動子と対向する側の端部に結合されて前記進
行方向におけるλ/4の長さを有する第2の振動伝達部
とを有し、前記支持部材は、前記振動子を支持して超音
波振動の節の位置に設けられた第1の支持部材と、前記
第1の振動伝達部の前記振動子と対向する側の端部を支
持して超音波振動の節の位置に設けられた第2の支持部
材とでなり、前記第1の振動伝達部における超音波振動
の腹の位置に前記接合対象物に当接して押圧する押圧部
材を有するものである。
【0011】また、本発明は、超音波振動を印加して接
合対象物と被接合部材とを接合するボンディングヘッド
であって、超音波振動を発生する振動子と、該振動子に
結合されて前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する
振動伝達部材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部
材とを備え、前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1
波長をλとして超音波振動の進行方向における3λ/2
の長さを有する第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達
部と前記振動子間に結合されて前記進行方向におけるλ
/4の長さを有する第2の振動伝達部と、該第1の振動
伝達部の他端に結合されて前記進行方向におけるλ/4
の長さを有する第3の振動伝達部とを有し、前記支持部
材は、前記第1の振動伝達部の両端を支持して超音波振
動の節の位置に設けられた第1の支持部材及び第2の支
持部材でなり、前記第1の振動伝達部における超音波振
動の腹の位置に前記接合対象物に当接して押圧する押圧
部材を有するものである。
【0012】また、本発明は、超音波振動を印加して接
合対象物と被接合部材とを接合するボンディングヘッド
であって、超音波振動を発生する振動子と、該振動子に
結合されて前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する
振動伝達部材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部
材とを備え、前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1
波長をλとして超音波振動の進行方向における3λ/2
の長さを有する第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達
部と前記振動子間に結合されて前記進行方向における3
λ/4の長さを有する第2の振動伝達部と、該第1の振
動伝達部の他端に結合されて前記進行方向におけるλ/
4の長さを有する第3の振動伝達部とを有し、前記支持
部材は、前記第1の振動伝達部の両端を支持して超音波
振動の節の位置に設けられた第1の支持部材及び第2の
支持部材でなり、前記第1の振動伝達部における超音波
振動の腹の位置に前記接合対象物に当接して押圧する押
圧部材を有するものである。
【0013】また、本発明は、超音波振動を印加して接
合対象物と被接合部材とを接合するボンディングヘッド
であって、超音波振動を発生する振動子と、該振動子に
結合されて前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する
振動伝達部材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部
材とを備え、前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1
波長をλとして超音波振動の進行方向における3λ/2
の長さを有する第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達
部と前記振動子間に結合されて前記進行方向におけるλ
/4の長さを有する第2の振動伝達部と、該第1の振動
伝達部の他端に結合されて前記進行方向におけるλ/4
の長さを有する第3の振動伝達部とを有し、前記支持部
材は、前記第1の振動伝達部の両端を支持して超音波振
動の節の位置に設けられた第1の支持部材及び第2の支
持部材でなり、前記第1の振動伝達部における超音波振
動の腹の位置に前記接合対象物に当接して押圧する押圧
部材を有し、前記第1の振動伝達部に前記第2の振動伝
達部側から前記押圧部材に向けて絞り込まれた第1の絞
り込み部及び前記第3の振動伝達部側から前記押圧部材
に向けて絞り込まれた第2の絞り込み部を設けたもので
ある。
【0014】また、本発明は、超音波振動を印加して接
合対象物と被接合部材とを接合するボンディングヘッド
であって、超音波振動を発生する振動子と、該振動子に
結合されて前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する
振動伝達部材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部
材とを備え、前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1
波長をλとして超音波振動の進行方向におけるλ/2の
長さを有する第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達部
と前記振動子間に結合されて前記進行方向におけるλ/
4の長さを有する第2の振動伝達部と、該第1の振動伝
達部の他端に結合されて前記進行方向におけるλ/4の
長さを有する第3の振動伝達部とを有し、前記支持部材
は、前記第1の振動伝達部の両端を支持して超音波振動
の節の位置に設けられた第1の支持部材及び第2の支持
部材でなり、前記第1の振動伝達部における超音波振動
の腹の位置に前記接合対象物に当接して押圧する押圧部
材を有し、前記第1の振動伝達部は四角柱状であって超
音波振動の進行方向に垂直な方向おける断面積が前記第
2の振動伝達部及び第3の振動伝達部より小であるもの
である。
【0015】また、前記第1の振動伝達部は、前記接合
対象物を押圧する方向における大きさが前記第2の振動
伝達部及び第3の振動伝達部に等しく、前記接合対象物
に対して平行な方向における大きさが前記第2の振動伝
達部及び第3の振動伝達部より小であるものである。
【0016】また、前記押圧部材は、前記接合対象物を
吸引して吸着する吸着口を有するものである。
【0017】また、前記押圧部材は、前記接合対象物を
加熱する加熱機構を有するものである。
【0018】また、本発明によるボンディング装置は、
超音波振動を印加して接合対象物と被接合部材とを接合
するボンディングヘッドと、前記ボンディングヘッドを
保持し前記ボンディングヘッドと前記接合対象物とを互
いに圧接して押圧力を付与する圧接機構とを有し、前記
ボンディングヘッドは、請求項1乃至請求項9のうちい
ずれか1記載のボンディングヘッドであるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるボンディング
ヘッド及びこれを備えたボンディング装置の実施の形態
について、図1乃至図13を参照して説明する。
【0020】本発明の第1の実施の形態としてのボンデ
ィングヘッドについて、図1(a)、(b)及び図2
(a)乃至(c)を参照して説明する。図1(a)は、
本発明によるボンディングヘッドの第1の実施の形態を
示す正面図、図1(b)は、(a)に示すボンディング
ヘッドの振動モードを示す図、図2(a)は、図1
(a)に示すボンディングヘッドが備える押圧部材を示
す斜視図、図2(b)は、図2(a)に示す押圧部材を
前面から見た側面図、図2(c)は、図2(a)に示す
押圧部材を後面から見た側面図である。
【0021】図1(a)及び図1(b)に示すように、
ボンディングヘッド10aは、所定の周波数の超音波振
動を発生する1つの振動子2と、振動子2と結合され
て、この振動子2が発生する超音波振動を接合対象物2
2(図13に図示)に伝達する振動伝達部材1と、振動
伝達部材1を2ヶ所支持固定する支持部材3(第1の支
持部材3a及び第2の支持部材3b)と、接合対象物2
2(図13に図示)を押圧して振動子2からの超音波振
動を印加し、接合対象物22と被接合部材23(図13
に図示)との接合を行う押圧部材4とを有する。
【0022】図1及び図13に示すように、振動子2
は、例えばPZT(piezoelectric:圧
電)素子等からなり、ケーブル14を介して発振器18
から所定の周波数の電圧が印加されて超音波振動を発生
する。また、振動子2の超音波振動の進行方向uにおけ
る全長は、超音波振動の1波長λに対してλ/2で設定
されている。なお、ボンディングヘッド10aは、広義
には発振器18及びケーブル14をその構成に含むもの
として説明する。また、発振器18から印加される電圧
の周波数は、60kHzに設定されており、通常20k
Hz程度の周波数が使用されるこの種のボンディング装
置において高い周波数になっている。
【0023】振動伝達部材1は、ジュラルミン、ステン
レス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属からなり、中
実で長手状に形成され、断面形状が円形である。
【0024】振動伝達部材1の全長は、振動子2が発生
する超音波振動の進行方向uの共振長、すなわち超音波
振動の半波長(λ/2)の整数倍に設定されている。本
実施の形態では、振動伝達部材1は、全長がλ/2の2
倍、すなわちλに設定され、振動伝達部材1全体が小型
化されている。なお、振動伝達部材1の形状は、超音波
の振動方向uにおける全長を共振長である超音波振動の
半波長(λ/2)の整数倍の長さに設定すれば、断面形
状については矩形状や三角形状等、種々の形状に形成可
能である。
【0025】図1(a)に示すように、支持部材3によ
り振動伝達部材1は、超音波振動の進行方向uにおける
λ/2の長さの位置で支持される第1の振動伝達部1a
と、第1の振動伝達部1aと振動子2との間に結合され
て超音波振動の進行方向uにおける長さがλ/4である
第2の振動伝達部1bと、第1の振動伝達部1aの他
端、すなわち振動子2と対向する側の端部に結合されて
超音波振動の進行方向uにおける長さがλ/4である第
3の振動伝達部1cとを有し、全体が一体に形成され、
振動子2が発生する超音波振動に共振可能である。
【0026】図13にも示すように、支持部材3は、固
定部材19を介して振動伝達部材1を圧接機構15に対
して支持固定する部材であり、ジュラルミン、ステンレ
ス鋼(SUS)、アルミニウム等の金属で形成されてい
る。また、支持部材3は、第1の振動伝達部1aの両端
を支持する状態に複数、すなわち、第1の実施の形態で
は2ヶ所に設けられており、第1の振動伝達部1aと第
2の振動伝達部1bとの境界部近傍に設けられた第1の
支持部材3aと、第1の振動伝達部1aと第3の振動伝
達部1cとの境界部近傍に設けられた第2の支持部材3
bとからなる。図1(b)に示すように、第1の支持部
材3a及び第2の支持部材3bは、振動子2が発生する
超音波振動の振幅が0となる節の位置、いわゆるノーダ
ル・ポイントに設けられており、振動伝達部材1が伝達
する超音波振動の伝播に影響を及ぼさない。
【0027】押圧部材4は、略直方体状に形成され、超
硬、ステンレス鋼(SUS)、チタン等の金属でなり、
図13に示すように、接合対象物22と対向する位置に
設けられており、振動伝達部材1の外部から突出して垂
下状に設けられている。押圧部材4は、第1の振動伝達
部1aにおける振動子2が発生する超音波振動の腹の位
置、すなわち超音波振動の振幅が最大(又は最小)にな
る位置に設けられ、接合対象物22に当接して押圧可能
で、超音波振動を高効率で印加する。
【0028】また、図2(a)乃至(c)に示すよう
に、押圧部材4は、接合対象物22に当接する下面側に
形成され接合対象物22を吸引して吸着する吸着口4a
と、押圧部材4の一側面(この場合、前面)上に開口す
る吸引口4cと、吸着口4a及び吸引口4cを連通する
ダクト4bとを有し、吸引機構(図示せず)により吸引
口4cから吸引すれば接合対象物22を押圧部材4の下
面に対して吸引しながら押圧することが可能であり、接
合対象物22の位置ずれを防止して接合対象物22と被
接合部材23との接合を高精度に行うことができる。
【0029】また、押圧部材4は、接合対象物22を加
熱する加熱機構を有する。加熱機構は、押圧部材4の側
面上に設けられた複数のヒータ(シートヒータ)5から
なる。本実施の形態では、ヒータ(シートヒータ)5
は、押圧部材4の前面及び後面に互いに対向して設けら
れており、一対の電極5aから給電されて発熱する。な
お、押圧部材4の前面側に設けられたヒータ(シートヒ
ータ)5には、切り欠き5bが形成されており、吸引口
4cを避けて取り付けられている。
【0030】押圧部材4をヒータ(シートヒータ)5に
より加熱した状態で接合対象物22に当接させることに
より、接合対象物22を加熱して軟化させることが可能
であり、接合対象物22と被接合部材23との接合効率
を向上することができる。
【0031】なお、第1の振動伝達部1a、第2の振動
伝達部1b、第3の振動伝達部1c、第1の支持部材3
a、第2の支持部材3b及び押圧部材4は、各々別体と
して形成したものを溶接、螺子及び接着剤等により互い
に結合して一体化してもよく、各部材の一部又は全てを
一体の部材として形成する構成としてもよい。
【0032】本発明による第1の実施の形態としてのボ
ンディングヘッド10aは、以下のような効果を奏す
る。
【0033】振動伝達部材1の超音波振動の進行方向
uにおける全長がλに設定されており、全体が小型化さ
れている。
【0034】振動伝達部材1を支持固定する支持部材
3及び押圧部材4は、振動伝達部材1の全長(λ)の範
囲内に配置され、押圧部材4は、互いにλ/2の距離を
隔てて設けられた第1の支持部材3aと第2の支持部材
3bとの間に位置しているため、接合対象物22に付与
する押圧力が均一化される。また、振動伝達部材1に高
荷重が付加された場合であっても、振動伝達部材1のた
わみや変形が抑止可能で超音波振動を高効率で印加する
ことができる。
【0035】第1の支持部材3a及び第2の支持部材
3bは、超音波振動の伝播に影響を及ぼさないノーダル
・ポイントに設けられ、それぞれ振動伝達部材1の両端
から均等な距離(λ/4)を隔てた位置に設けられ、一
方の側に振動子2が設けられているものの、振動伝達部
材1が片持支持とならないのでバランスよく保持され、
接合対象物22への押圧力を均一にすることができる。
【0036】次に、本発明の第2の実施の形態としての
ボンディングヘッドについて、図3(a)及び図3
(b)を参照して説明する。図3(a)は、本発明によ
るボンディングヘッドの第2の実施の形態を示す正面
図、図3(b)は、(a)に示すボンディングヘッドの
振動モードを示す図である。なお、本発明による第2の
実施の形態乃至第11の実施の形態は、第1の実施の形
態と構成及び機能が同一である点については詳細な説明
を省略し、以下の説明では相違点を中心に説明する。ま
た、図3乃至図13に示す本発明による第2の実施の形
態乃至第11の実施の形態において、図1(a)及び
(b)に示す第1の実施の形態としてのボンディングヘ
ッドと同一の構成又は機能を有する部分には同一の符号
を付している。
【0037】図3(a)及び図3(b)に示すように、
本発明による第2の実施の形態としてのボンディングヘ
ッド10bは、図1(a)及び図1(b)に示すボンデ
ィングヘッド10aと押圧部材4を設ける位置のみが異
なるものであり、他の部分については同一になってい
る。
【0038】ボンディングヘッド10bは、第3の振動
伝達部1cにおける振動子2が発生する超音波振動の腹
の位置、すなわち超音波振動の振幅が最大(又は最小)
になる位置に押圧部材4が設けられ、接合対象物22
(図13に図示)に当接して押圧可能である。
【0039】本発明による第2の実施の形態としてのボ
ンディングヘッド10bにおいても、第1の実施の形態
としてのボンディングヘッド10aと同一の作用効果を
得ることができる。
【0040】すなわち、 振動伝達部材1の超音波振動の進行方向uにおける全
長がλに設定されており、全体が小型である。
【0041】振動伝達部材1を支持固定する支持部材
3及び押圧部材4は、振動伝達部材1の全長(λ)の範
囲内に配置され、押圧部材4は、互いにλ/2の距離を
隔てて設けられた第1の支持部材3aと第2の支持部材
3bのうち、第2の支持部材3bとλ/4の距離を隔て
て配置されているため、接合対象物22に付与する押圧
力が均一化される。また、振動伝達部材1に高荷重が付
加された場合であっても、振動伝達部材1のたわみや変
形が抑止可能で超音波振動を高効率で印加することがで
きる。
【0042】第1の支持部材3a及び第2の支持部材
3bは、超音波振動の伝播に影響を及ぼさないノーダル
・ポイントに設けられ、それぞれ振動伝達部材1の両端
から均等な距離(λ/4)を隔てた位置に設けられ、一
方の側に振動子2が設けられているものの、振動伝達部
材1が片持支持とならないのでバランスよく保持され、
接合対象物22への押圧力を均一にすることができる。
【0043】次に、本発明の第3の実施の形態としての
ボンディングヘッドについて、図4(a)及び図4
(b)を参照して説明する。図4(a)は、本発明によ
るボンディングヘッドの第3の実施の形態を示す正面
図、図4(b)は、(a)に示すボンディングヘッドの
振動モードを示す図である。
【0044】図4(a)及び図4(b)に示すように、
本発明による第3の実施の形態としてのボンディングヘ
ッド10cは、図1(a)及び図1(b)に示すボンデ
ィングヘッド10aと第3の振動伝達部1cの振動子2
が発生する超音波振動の進行方向uにおける長さ及び振
動子2を設ける位置が異なるものであり、他の部分は同
一である。
【0045】ボンディングヘッド10cの振動伝達部材
1は、振動子2が発生する超音波振動の進行方向uにお
ける全長がλ/2の3倍、すなわち3λ/2に設定され
ている。また、振動伝達部材1は、超音波振動の進行方
向uにおけるλ/2の長さを有する第1の振動伝達部1
aと、第1の振動伝達部1aの一端に結合され超音波振
動の進行方向uにおけるλ/4の長さを有する第2の振
動伝達部1bと、第1の振動伝達部1aの他端、すなわ
ち第2の振動伝達部1bと対向する側の端部であって第
1の振動伝達部1aと振動子2との間に結合され、超音
波振動の進行方向uにおける3λ/4の長さを有する第
3の振動伝達部1cとを有する。したがって、ボンディ
ングヘッド10cは、超音波振動の進行方向uにおける
長さを大きく設定した第3の振動伝達部1c側に振動子
2を設けて、加熱機構としてのヒータ(シートヒータ)
5(図2(a)乃至(c)参照)によって加熱される押
圧部材4の余熱が伝播して振動子2に悪影響を与えるこ
とを防止可能なものである。
【0046】ボンディングヘッド10cにおいても、振
動伝達部材1を支持固定する支持部材3及び押圧部材4
は、振動伝達部材1の全長(3λ/2)の範囲内に配置
され、押圧部材4は、互いにλ/2の距離を隔てて設け
られた第1の支持部材3aと第2の支持部材3bとの間
に配置されている。したがって、振動伝達部材1は、接
合対象物22に当接して押圧する押圧部材4の極めて近
傍で圧接機構15に対して設けられているため、第3の
振動伝達部1cが3/4λの長さを有していても押圧部
材4へのたわみなどの影響を及ぼすものではなく、確実
に保持されているので、押圧部材4が接合対象物22に
付与する押圧力を均一化することが可能である。また、
接合対象物22に比較的大きな押圧力を付与しても振動
伝達部材1のたわみや変形を抑止可能であり、超音波振
動を高効率で印加することができる。
【0047】次に、本発明による第4の実施の形態とし
てのボンディングヘッドについて、図5(a)及び図5
(b)を参照して説明する。図5(a)は、本発明によ
るボンディングヘッドの第4の実施の形態を示す正面
図、図5(b)は、(a)に示すボンディングヘッドの
振動モードを示す図である。
【0048】図5(a)及び図5(b)に示すように、
本発明による第4の実施の形態としてのボンディングヘ
ッド10dは、図1(a)及び図1(b)に示すボンデ
ィングヘッド10aと第1の振動伝達部1aの振動子2
が発生する超音波振動の進行方向uにおける長さ及び振
動子2を設ける位置が異なるものであり、他の部分につ
いては同一である。
【0049】ボンディングヘッド10dの振動伝達部材
1は、振動子2が発生する超音波振動の進行方向uにお
ける全長がλ/2の3倍、すなわち3λ/2に設定され
ている。また、振動伝達部材1は、超音波振動の進行方
向uにおけるλの長さを有する第1の振動伝達部1a
と、第1の振動伝達部1aの一端に結合され超音波振動
の進行方向uにおけるλ/4の長さを有する第2の振動
伝達部1bと、第1の振動伝達部1aの他端、すなわち
第2の振動伝達部1bと対向する側の端部であって第1
の振動伝達部1aと振動子2との間に結合され、超音波
振動の進行方向uにおけるλ/4の長さを有する第3の
振動伝達部1cとを有する。
【0050】図5に示すように、振動伝達部材1を支持
固定する支持部材3及び押圧部材4は、振動伝達部材1
の全長(3λ/2)の範囲内に配置され、押圧部材4
は、互いにλの距離を隔てて設けられた第1の支持部材
3aと第2の支持部材3bとの間に配置され、第1の振
動伝達部1aにおける振動子2が発生する超音波振動の
腹の位置(超音波振動の振幅が最大(又は最小)になる
位置)のうち、第1の支持部材3a側に押圧部材4が設
けられており、第1の支持部材3aとλ/4の距離を隔
てて設けられている。したがって、振動伝達部材1は、
接合対象物22に当接して押圧する押圧部材4の極めて
近傍で圧接機構15に対して設けられており、押圧部材
4が接合対象物22に付与する押圧力を均一化すること
が可能である。また、接合対象物22に比較的大きな押
圧力を付与しても振動伝達部材1のたわみや変形を抑止
して超音波振動を高効率で印加可能である。また、振動
子2は、第3の振動伝達部1c側に設けられ、超音波振
動の進行方向uにおける長さを大きく設定した第1の振
動伝達部1a上であって、第1の支持部材3a側に設け
られた押圧部材4との距離が大であることから、加熱機
構としてのヒータ(シートヒータ)5(図2(a)乃至
(c)参照)によって加熱される押圧部材4の余熱が伝
播して振動子2に悪影響を与えることを防止することが
できる。
【0051】次に、本発明による第5の実施の形態とし
てのボンディングヘッドについて、図6(a)及び図6
(b)を参照して説明する。図6(a)は、本発明によ
るボンディングヘッドの第5の実施の形態を示す正面
図、図6(b)は、(a)に示すボンディングヘッドの
振動モードを示す図である。
【0052】図6(a)及び図6(b)に示すように、
本発明による第5の実施の形態としてのボンディングヘ
ッド10eは、振動子2が発生する超音波振動の進行方
向uにおける全長がλ/2の3倍、すなわち3λ/2に
設定された振動伝達部材1を有する。また、振動伝達部
材1は、超音波振動の進行方向uにおけるλの長さを有
する第1の振動伝達部1aと、第1の振動伝達部1aと
振動子2との間に結合され、超音波振動の進行方向uに
おけるλ/4の長さを有する第2の振動伝達部1bと、
第1の振動伝達部1aの他端、すなわち振動子2と対向
する側の端部に結合され超音波振動の進行方向uにおけ
るλ/4の長さを有する第3の振動伝達部1cとを有す
る。
【0053】また、図6に示すように、支持部材3は、
第1乃至第3の支持部材3a〜3cを有しており、高荷
重のものであってもたわみ等を生ずることがなく、安定
して確実に保持することができるものである。この支持
部材3は、図5に示す第1の支持部材3a及び第2の支
持部材3bとの間でλ/2の位置に第3の支持部材3c
を設けたものである。したがって、振動伝達材1は、全
長(3λ/2)の範囲内に設けられた第1の支持部材3
a乃至第3の支持部材3cによって3点で堅固に支持固
定が可能である。第1の支持部材3a、第2の支持部材
3b及び第3の支持部材3cは、それぞれ振動子2が発
生する超音波振動の振幅が0となる節の位置、いわゆる
ノーダル・ポイントに設けられており、振動伝達部材1
が伝達する超音波振動を減衰させることがない。
【0054】押圧部材4は、第3の振動伝達部1cにお
ける振動子2が発生する超音波振動の腹の位置、すなわ
ち超音波振動の振幅が最大(又は最小)になる位置に固
着され、接合対象物22(図13に図示)に当接して押
圧可能になっている。したがって、ボンディングヘッド
10eは、振動伝達部材1の先端部(振動子2と対向す
る側の端部)に押圧部材4が配置されて加熱機構として
のヒータ(シートヒータ)5(図2(a)乃至(c)参
照)によって加熱される押圧部材4の余熱が伝播して振
動子2に悪影響を与えることを防止可能である。
【0055】また、振動伝達部材1は、第1の支持部材
3a乃至第3の支持部材3cによって堅固に支持固定さ
れることから、接合対象物22に比較的大きな押圧力が
付与された場合でも振動伝達部材1のたわみや変形を抑
止する効果が高く、超音波振動をより安定な状態で印加
することができる。
【0056】次に、本発明による第6の実施の形態とし
てのボンディングヘッドについて、図7(a)及び図7
(b)を参照して説明する。図7(a)は、本発明によ
るボンディングヘッドの第6の実施の形態を示す正面
図、図7(b)は、(a)に示すボンディングヘッドの
振動モードを示す図である。
【0057】図7(a)及び図7(b)に示すように、
本発明による第6の実施の形態としてのボンディングヘ
ッド10fは、発生する超音波振動の進行方向uにおけ
る全長がλ/2に設定された振動子2と、この超音波振
動の進行方向uにおける全長がλ/2の3倍、すなわち
3λ/2に設定された振動伝達部材1とを有する。ま
た、振動伝達部材1は、超音波振動の進行方向uにおけ
る5λ/4の長さを有する第1の振動伝達部1aと、第
1の振動伝達部1aの振動子2と対向する側の端部に結
合され超音波振動の進行方向uにおけるλ/4の長さを
有する第2の振動伝達部1dとを有し、振動子2は、振
動伝達部材1(第1の振動伝達部1a)の一端に結合さ
れている。
【0058】また、振動伝達部材1を支持固定する支持
部材3は、振動子2を支持する状態に設けられた第1の
支持部材3aと、第1の振動伝達部1aの振動子2と対
向する側の端部を支持する状態、すなわち第1の振動伝
達部1aと第2の振動伝達部1dとの境界部近傍に設け
られた第2の支持部材3bとからなる。第1の支持部材
3a及び第2の支持部材3bは、それぞれ振動子2が発
生する超音波振動の振幅が0となる節の位置、いわゆる
ノーダル・ポイントに固着されており、振動子2の後端
部及び振動伝達部材1(第2の振動伝達部1d)の先端
部から各々均等な距離(λ/4)を隔てた位置に設けら
れている。
【0059】また、押圧部材4は、第1の振動伝達部1
aにおける振動子2が発生する超音波振動の腹の位置、
すなわち超音波振動の振幅が最大(又は最小)になる位
置に設けられ、接合対象物22(図13に図示)に当接
して押圧可能である。また、押圧部材4は、第1の支持
部材3a及び第2の支持部材3bから各々均等な距離
(3λ/4)を隔てた位置に設けられている。
【0060】したがって、ボンディングヘッド10f
は、第1の支持部材3a及び第2の支持部材3bによっ
て、振動伝達部材1及び振動子2を含めた全長が均一に
保持され、この全長の中央部に配置された押圧部材4に
よって接合対象物22(図13に図示)を均一に押圧す
ることができる。
【0061】次に、本発明による第7の実施の形態とし
てのボンディングヘッドについて、図8(a)及び図8
(b)を参照して説明する。図8(a)は、本発明によ
るボンディングヘッドの第7の実施の形態を示す正面
図、図8(b)は、(a)に示すボンディングヘッドの
振動モードを示す図である。
【0062】図8(a)及び図8(b)に示すように、
本発明による第7の実施の形態としてのボンディングヘ
ッド10gは、図1(a)及び図1(b)に示すボンデ
ィングヘッド10aと第1の振動伝達部1aの振動子2
が発生する超音波振動の進行方向uにおける長さが異な
るものであり、他の部分は同一である。この第7の実施
の形態は、振動伝達部材1の全長を2λとしているので
ボンディングヘッド10gが大型化するけれども、加熱
機構としてのヒータ(シートヒータ)5(図2(a)乃
至(c)参照)によって加熱される押圧部材4の余熱が
伝播して振動子2に悪影響を与えることを防止可能なも
のである。
【0063】ボンディングヘッド10gの振動伝達部材
1は、振動子2が発生する超音波振動の進行方向uにお
ける全長がλ/2の4倍、すなわち2λに設定されてい
る。また、振動伝達部材1は、超音波振動の進行方向u
における3λ/2の長さを有する第1の振動伝達部1a
と、第1の振動伝達部1aと振動子2との間に結合さ
れ、超音波振動の進行方向uにおけるλ/4の長さを有
する第2の振動伝達部1bと、第1の振動伝達部1aの
他端、すなわち振動子2と対向する側の端部に結合され
超音波振動の進行方向uにおけるλ/4の長さを有する
第3の振動伝達部1cとを有する。したがって、ボンデ
ィングヘッド10gは、第1の振動伝達部1aの超音波
振動の進行方向uにおける長さを大きく設定することに
より、加熱機構としてのヒータ(シートヒータ)5(図
2(a)乃至(c)参照)により加熱される押圧部材4
の余熱が振動子2に悪影響を与えることを防止可能であ
る。
【0064】ボンディングヘッド10gにおいては、振
動伝達部材1を支持固定する支持部材3及び押圧部材4
は、振動伝達部材1の全長(2λ)の範囲内に配置さ
れ、押圧部材4は、互いに3λ/2の距離を隔てて設け
られた第1の支持部材3aと第2の支持部材3bとの間
に配置されている。また、押圧部材4は、第1の振動伝
達部1aにおける振動子2が発生する超音波振動の腹の
位置(超音波振動の振幅が最大(又は最小)になる位
置)のうち、第2の支持部材3b(又は第1の支持部材
3a)側に設けられており、第2の支持部材3b(又は
第1の支持部材3a)とλ/4の距離を隔てて設けられ
ている。したがって、振動伝達部材1は、接合対象物2
2に当接して押圧する押圧部材4の極めて近傍で圧接機
構15に対して固着されており、振動伝達部材1を長尺
に形成しても押圧部材4が接合対象物22に付与する押
圧力を均一化することが可能である。また、接合対象物
22に比較的大きな押圧力を付与しても振動伝達部材1
のたわみや変形を抑止して超音波振動を高効率で印加す
ることができる。
【0065】次に、本発明による第8の実施の形態とし
てのボンディングヘッドについて、図9(a)及び図9
(b)を参照して説明する。図9(a)は、本発明によ
るボンディングヘッドの第8の実施の形態を示す正面
図、図9(b)は、(a)に示すボンディングヘッドの
振動モードを示す図である。
【0066】図9(a)及び図9(b)に示すように、
本発明による第8の実施の形態としてのボンディングヘ
ッド10hは、第7の実施の形態に示す振動伝達部材1
の第2の振動伝達部1bの長さを3/4λとし、また、
押圧部材4の位置を変えたものである。
【0067】ボンディングヘッド10hの振動伝達部材
1は、振動子2が発生する超音波振動の進行方向uにお
ける全長がλ/2の5倍、すなわち5λ/2に設定され
ている。また、振動伝達部材1は、超音波振動の進行方
向uにおける3λ/2の長さを有する第1の振動伝達部
1aと、第1の振動伝達部1aと振動子2との間に結合
され、超音波振動の進行方向uにおける3λ/4の長さ
を有する第2の振動伝達部1bと、第1の振動伝達部1
aの他端、すなわち振動子2と対向する側の端部に結合
され超音波振動の進行方向uにおけるλ/4の長さを有
する第3の振動伝達部1cとを有する。したがって、ボ
ンディングヘッド10hは、第1の振動伝達部1a、第
2の振動伝達部1bの超音波振動の進行方向uにおける
長さを大きく設定することにより、加熱機構としてのヒ
ータ(シートヒータ)5(図2(a)乃至(c)参照)
によって加熱される押圧部材4の余熱が伝播して振動子
2に悪影響を与えることを防止可能である。
【0068】ボンディングヘッド10hにおいては、振
動伝達部材1を支持固定する支持部材3及び押圧部材4
は、振動伝達部材1の全長(5λ/2)の範囲内に配置
され、押圧部材4は、互いに3λ/2の距離を隔てて設
けられた第1の支持部材3aと第2の支持部材3bとの
間に配置されている。また、押圧部材4は、第1の振動
伝達部1aにおける振動子2が発生する超音波振動の腹
の位置(超音波振動の振幅が最大(又は最小)になる位
置)に設けられており、第1の支持部材3a及び第2の
支持部材3bから各々均等な距離(3λ/4)を隔てた
位置に設けられている。
【0069】したがって、ボンディングヘッド10h
は、振動伝達部材1が長尺であっても、第1の支持部材
3a及び第2の支持部材3bの中央部に配置された押圧
部材4によって接合対象物22(図13に図示)を均一
に押圧することができる。
【0070】次に、本発明による第9の実施の形態とし
てのボンディングヘッドについて、図10(a)及び図
10(b)を参照して説明する。図10(a)は、本発
明によるボンディングヘッドの第9の実施の形態を示す
正面図、図10(b)は、(a)に示すボンディングヘ
ッドの振動モードを示す図である。
【0071】図10(a)及び図10(b)に示すよう
に、本発明による第9の実施の形態としてのボンディン
グヘッド10iは、振動子2が発生する超音波振動の進
行方向uにおける全長がλ/2の4倍、すなわち2λに
設定された振動伝達部材1を有する。また、振動伝達部
材1は、超音波振動の進行方向uにおける3λ/2の長
さを有する第1の振動伝達部1aと、第1の振動伝達部
1aと振動子2との間に結合され、超音波振動の進行方
向uにおけるλ/4の長さを有する第2の振動伝達部1
bと、第1の振動伝達部1aの他端、すなわち振動子2
と対向する側の端部に結合され超音波振動の進行方向u
におけるλ/4の長さを有する第3の振動伝達部1cと
を有する。
【0072】また、振動伝達部材1を支持固定する支持
部材3は、第1の振動伝達部1aの両端を支持する状態
で複数設けられており、第1の振動伝達部1aと第2の
振動伝達部1bとの境界部近傍に設けられた第1の支持
部材3aと、第1の振動伝達部1aと第3の振動伝達部
1cとの境界部近傍に設けられた第2の支持部材3bと
からなる。したがって、第1の支持部材3a及び第2の
支持部材3bは、振動伝達部材1の全長(2λ)の範囲
内に配置され、互いに3λ/2の距離を隔てて設けられ
ている。また、図9(b)に示すように、第1の支持部
材3a及び第2の支持部材3bは、振動子2が発生する
超音波振動の振幅が0となる節の位置、いわゆるノーダ
ル・ポイントに固着されており、振動伝達部材1が伝達
する超音波振動を減衰させることがない。
【0073】押圧部材4は、第1の振動伝達部1aにお
ける振動子2が発生する超音波振動の腹の位置、すなわ
ち超音波振動の振幅が最大(又は最小)になる位置に設
けられ、接合対象物22(図13に図示)に当接して押
圧可能である。したがって、押圧部材4は、第1の支持
部材3aと第2の支持部材3bとの間に設けられてお
り、本実施の形態では、第1の支持部材3a及び第2の
支持部材3bから各々均等な距離(3λ/4)を隔てた
位置に設けられている。
【0074】また、第1の振動伝達部1aには、第2の
振動伝達部1b側から押圧部材4に向けて傾斜し、絞り
込まれた第1の絞り込み部11aと、第3の振動伝達部
1c側から押圧部材4に向けて傾斜し、絞り込まれた第
2の絞り込み部11bが形成されている。第1の絞り込
み部11a及び第2の絞り込み部11bは、振動子2が
発生する超音波振動を押圧部材4に向けて収束するもの
であり、超音波振動が進行方向uに沿って進行しながら
第1の絞り込み部11a及び第2の絞り込み部11bで
反射を繰り返して収束され、押圧部材4から接合対象物
22(図13に図示)に対して強力な超音波振動を印加
することができる。
【0075】したがって、ボンディングヘッド10i
は、振動伝達部材1が長尺であっても、振動伝達部材1
を均等に支持固定することが可能であり、第1の支持部
材3a及び第2の支持部材3bの中央部に配置された押
圧部材4によって接合対象物22(図13に図示)を均
一に押圧した状態において、収束された強力な超音波振
動を印加することができる。
【0076】次に、本発明の第10の実施の形態として
のボンディングヘッドについて、図11(a)、(b)
及び図12(a)乃至(c)を参照して説明する。図1
1(a)は、本発明によるボンディングヘッドの第10
の実施の形態を示す正面図、図11(b)は、(a)に
示すボンディングヘッドの振動モードを示す図、図12
(a)は、図11(a)に示すボンディングヘッドの平
面図、図12(b)は、(a)におけるA−A及びC−
C断面図、図12(c)は、(a)におけるB−B断面
図である。
【0077】図11(a)、(b)及び図12(a)乃
至(c)に示すように、本発明による第10の実施の形
態としてのボンディングヘッド10jは、図1(a)及
び図1(b)に示すボンディングヘッド10aと振動伝
達部材1の形状のみが異なるものであり、他の部分につ
いては同一になっている。
【0078】ボンディングヘッド10jの振動伝達部材
1は、全体が四角柱状に形成されており、振動子2が発
生する超音波振動の進行方向uにおける全長がλ/2の
2倍、すなわちλに設定されている。また、振動伝達部
材1は、超音波振動の進行方向uにおけるλ/2の長さ
を有する第1の振動伝達部1aと、第1の振動伝達部1
aと振動子2との間に結合されて超音波振動の進行方向
uにおける長さがλ/4である第2の振動伝達部1b
と、第1の振動伝達部1aの他端、すなわち振動子2と
対向する側の端部に結合されて超音波振動の進行方向u
における長さがλ/4である第3の振動伝達部1cとを
有し、第1の振動伝達部1aにおける振動子2が発生す
る超音波振動の腹の位置、すなわち超音波振動の振幅が
最大(又は最小)になる位置に押圧部材4を有する。
【0079】図12(b)及び(c)に示すように、第
1の振動伝達部1aの超音波振動の進行方向uに垂直な
方向における断面積は、第2の振動伝達部1b及び第3
の振動伝達部1cの超音波振動の進行方向uに垂直な方
向における断面積より小に設定されており、振動子2が
発生する超音波振動の振幅は、薄肉に形成された第1の
振動伝達部1aによって増幅され、押圧部材4から接合
対象物22(図13に図示)に対して強力な超音波振動
を印加することができる。
【0080】また、第1の振動伝達部1aの接合対象物
22を押圧する方向Pにおける大きさlは、第2の振動
伝達部1b及び第3の振動伝達部1cの前記押圧する方
向Pにおける大きさlに等しく、第1の振動伝達部1a
の接合対象物22に対して平行な方向における大きさ
m’は、第2の振動伝達部1b及び第3の振動伝達部1
cの接合対象物22に対して平行な方向における大きさ
mより小に設定されている。したがって、第1の振動伝
達部1aを第2の振動伝達部1b及び第3の振動伝達部
1cに対して薄肉に形成しても、第1の振動伝達部1a
の接合対象物22と対向する位置、すなわち第1の振動
伝達部1aの下面側に垂下状に突出して設けられた押圧
部材4は、第1の支持部材3a及び第2の支持部材3b
より内側に埋没せず、接合対象物22に対して十分に当
接することができる。
【0081】なお、第1の振動伝達部1aの超音波振動
の進行方向uに垂直な方向における断面積を第2の振動
伝達部1b及び第3の振動伝達部1cの断面積より小に
設定すれば、第1の振動伝達部1a、第2の振動伝達部
1b及び第3の振動伝達部1cの形状については任意に
設定可能であり、第1の振動伝達部1aのみを四角柱状
に形成し、第2の振動伝達部1b及び第3の振動伝達部
1cについては円柱状であってもよい。
【0082】ボンディングヘッド10jにおいても、振
動伝達部材1を支持固定する支持部材3及び押圧部材4
は、振動伝達部材1の全長(λ)の範囲内に配置され、
押圧部材4は、互いにλ/2の距離を隔てて設けられた
第1の支持部材3aと第2の支持部材3bとの間に位置
しているため、接合対象物22に付与する押圧力が均一
化される。また、振動伝達部材1に高荷重が付加された
場合であっても、振動伝達部材1のたわみや変形が抑止
可能で超音波振動を高効率で印加することができる。
【0083】次に、本発明による第11の実施の形態と
してのボンディング装置について、図13を参照して説
明する。図13は、本発明による第11の実施の形態と
してのボンディング装置を示す模式図である。なお、本
発明による第11の実施の形態としてのボンディング装
置が備えるボンディングヘッドは、本発明による第1の
実施の形態としてのボンディングヘッド10a乃至第1
0の実施の形態としてのボンディングヘッド10jのう
ち、いずれか1を使用可能であるが、以下の説明では、
第1の実施の形態としてのボンディングヘッド10aを
備えたボンディング装置について説明する。
【0084】図13に示すように、ボンディング装置2
0は、接合対象物22及びこの接対象物22が接合され
る被接合部材23が載置される載置台としての位置決め
テーブル16と、接合対象物22に超音波振動を印加し
て接合対象物22と被接合部材23とを接合するボンデ
ィングヘッド10aと、ボンディングヘッド10aを保
持し、このボンディングヘッド10aと接合対象物22
とを互いに圧接して押圧力を付与する圧接機構15と、
位置決めテーブル16、圧接機構15及びボンディング
ヘッド10aが備える発振器18を制御する制御部17
とを有する。
【0085】載置台としての位置決めテーブル16は、
テーブル上に載置される接合対象物22及び被接合部材
23を所定の位置に位置決め可能であり、制御部17か
らの制御信号に基づいて矢印x方向及びy方向(図13
の紙面に垂直な方向)に移動自在である。接合対象物2
2及び被接合部材23としては、ICチップ等の電子部
品と基板、金属や合成樹脂製の板状部材同士等が好適で
ある。
【0086】圧接機構15は、モータ等を有しボンディ
ングヘッド10aを矢印z方向に移動して位置決めする
駆動部15aと、モータ、エアシリンダ及び油圧シリン
ダ等からなり、ロッド15cの突出量を可変してボンデ
ィングヘッド10aによる接合対象物22の押圧力を加
減する荷重機構部15b等からなり、ロッド15cの先
端部に固定部材19を介してボンディングヘッド10a
が支持固定されている。また、ボンディングヘッド10
aは、振動子2が発生する超音波振動の節の位置(ノー
ダル・ポイント)に設けられた第1の支持部材3a及び
第2の支持部材3bにより固定部材19を介して圧接機
構15に固定されている。なお、駆動部15aの移動量
及び荷重機構部15bによるロッド15cの突出量は、
制御部17からの制御信号に基づいて動作制御されてい
る。
【0087】制御部17は、マイクロコンピュータ等か
らなり、あらかじめ設定された情報や各種センサ(図示
せず)からの情報に基づいて、位置決めテーブル16、
駆動部15a、荷重機構15b及び発振器18等の動作
制御を行う。
【0088】次に、上記の構成からなるボンディング装
置20の動作について説明する。ボンディング装置20
は、以下の〜のように動作する。
【0089】載置台としての位置決めテーブル16上
に接合対象物22及び被接合部材23が載置されると、
制御部17は、位置決めテーブル16を矢印x方向及び
y方向(図13における紙面に垂直な方向)に移動し
て、接合対象物22及び被接合部材23を所定の位置に
位置決めする。
【0090】この状態で、駆動部15aが動作してロ
ッド15cの先端部に固着されたボンディングヘッド1
0aが矢印z方向に下降して所定の高さに位置決めされ
る。続いて荷重機構部15bが動作し、ボンディングヘ
ッド10aの押圧部材4が接合対象物22に当接して一
定の圧力で押圧すると同時に、発振器18が動作して超
音波振動が印加されて接合対象物22と被接合部材23
との接合が行われる。この駆動部15a、荷重機構部1
5b及び発振器18の動作制御は、制御部17の制御信
号に基づいて行われる。
【0091】駆動部15aが再び動作して、ボンディ
ングヘッド10aが矢印z方向に上昇し、続いて載置台
としての位置決めテーブル16が動作して接合対象物2
2及び被接合部材23を次の接合位置に位置決めし、
の動作を繰り返し行う。
【0092】接合対象物22と被接合部材23との接
合が全て完了すると、駆動部15aが動作して、ボンデ
ィングヘッド10aが矢印z方向に上昇し、接合対象物
22及び被接合部材23が外部に取り出される。
【0093】このとき、ボンディング装置20は、本発
明による第1の実施の形態としてのボンディングヘッド
10aを備えていることから、振動伝達部材1が押圧部
材4の極めて近傍で圧接機構15に対して設けられてお
り、押圧部材4が接合対象物22に付与する押圧力を均
一化することが可能であり、接合対象物22に比較的大
きな押圧力を付与しても振動伝達部材1のたわみや変形
を抑止して超音波振動を高効率で印加することができ
る。また、振動伝達部材1は、小型化されていることか
ら、ボンディング装置20全体の小型化を達成すること
ができる。
【0094】なお、本発明は、各実施の形態の構成に限
らず、第1の実施の形態乃至第11の実施の形態に記載
の構成を適宜組み合わせたものであってもよい。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるボン
ディングヘッド及びこれを備えたボンディング装置によ
れば、接合対象物に対して超音波振動を高効率で伝達可
能な振動伝達部材の支持位置が具体的に設定され、接合
対象物と被接合部材との接合を確実に行い、装置全体の
小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明によるボンディングヘッドの
第1の実施の形態を示す正面図、(b)は、(a)に示
すボンディングヘッドの振動モードを示す図である。
【図2】(a)は、図1(a)に示すボンディングヘッ
ドが備える押圧部材を示す斜視図、(b)は、(a)に
示す押圧部材を前面から見た側面図、(c)は、(a)
に示す押圧部材を後面から見た側面図である。
【図3】(a)は、本発明によるボンディングヘッドの
第2の実施の形態を示す正面図、(b)は、(a)に示
すボンディングヘッドの振動モードを示す図である。
【図4】(a)は、本発明によるボンディングヘッドの
第3の実施の形態を示す正面図、(b)は、(a)に示
すボンディングヘッドの振動モードを示す図である。
【図5】(a)は、本発明によるボンディングヘッドの
第4の実施の形態を示す正面図、(b)は、(a)に示
すボンディングヘッドの振動モードを示す図である。
【図6】(a)は、本発明によるボンディングヘッドの
第5の実施の形態を示す正面図、(b)は、(a)に示
すボンディングヘッドの振動モードを示す図である。
【図7】(a)は、本発明によるボンディングヘッドの
第6の実施の形態を示す正面図、(b)は、(a)に示
すボンディングヘッドの振動モードを示す図である。
【図8】(a)は、本発明によるボンディングヘッドの
第7の実施の形態を示す正面図、(b)は、(a)に示
すボンディングヘッドの振動モードを示す図である。
【図9】(a)は、本発明によるボンディングヘッドの
第8の実施の形態を示す正面図、(b)は、(a)に示
すボンディングヘッドの振動モードを示す図である。
【図10】(a)は、本発明によるボンディングヘッド
の第9の実施の形態を示す正面図、(b)は、(a)に
示すボンディングヘッドの振動モードを示す図である。
【図11】(a)は、本発明によるボンディングヘッド
の第10の実施の形態を示す正面図、(b)は、(a)
に示すボンディングヘッドの振動モードを示す図であ
る。
【図12】(a)は、図11(a)に示すボンディング
ヘッドの平面図、(b)は、(a)におけるA−A及び
C−C断面図、(c)は、(a)におけるB−B断面図
である。
【図13】本発明による第11の実施の形態としてのボ
ンディング装置を示す図である。
【符号の説明】
1 振動伝達部材 1a 第1の振動伝達部 1b 第2の振動伝達部 1c 第3の振動伝達部 1d 第2の振動伝達部(第6の実施の
形態) 2 振動子 3 支持部材 3a 第1の支持部材 3b 第2の支持部材 3c 第3の支持部材 4 押圧部材 4a 吸着口 4b ダクト 4c 吸引口 5 ヒータ(シートヒータ) 5a 電極 5b 切り欠き 10a〜10j ボンディングヘッド 11a 第1の絞り込み部 11b 第2の絞り込み部 14 ケーブル 15 圧接機構 15a 駆動部 15b 荷重機構部 15c ロッド 16 位置決めテーブル(載置台) 17 制御部 18 発振器 19 固定部材 20 ボンディング装置 22 接合対象物 23 被接合部材
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 喜伸 東京都羽村市栄町3−1−5 株式会社カ イジョー内 (72)発明者 中島 憲彦 東京都羽村市栄町3−1−5 株式会社カ イジョー内 (72)発明者 副島 潤一郎 東京都羽村市栄町3−1−5 株式会社カ イジョー内 Fターム(参考) 4E067 BF02 BF04 CA01 DC04 4F211 AD03 AD05 AG03 TA01 TC03 TD11 TJ21 TJ30 TN22 TN23 TQ01 TQ05 TQ10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動を印加して接合対象物と被接
    合部材とを接合するボンディングヘッドであって、 超音波振動を発生する振動子と、該振動子に結合されて
    前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する振動伝達部
    材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部材とを備
    え、 前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1波長をλとし
    て超音波振動の進行方向におけるλ/2の長さを有する
    第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達部と前記振動子
    間に結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さを有
    する第2の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の他端に
    結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さを有する
    第3の振動伝達部とを有し、 前記支持部材は、前記第1の振動伝達部の両端を支持し
    て超音波振動の節の位置に設けられた第1の支持部材及
    び第2の支持部材でなり、 前記第1の振動伝達部における超音波振動の腹の位置に
    前記接合対象物に当接して押圧する押圧部材を有するこ
    とを特徴とするボンディングヘッド。
  2. 【請求項2】 超音波振動を印加して接合対象物と被接
    合部材とを接合するボンディングヘッドであって、 超音波振動を発生する振動子と、該振動子に結合されて
    前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する振動伝達部
    材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部材とを備
    え、 前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1波長をλとし
    て超音波振動の進行方向におけるλ/2の長さを有する
    第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達部と前記振動子
    間に結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さを有
    する第2の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の他端に
    結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さを有する
    第3の振動伝達部とを有し、 前記支持部材は、前記第1の振動伝達部の両端を支持し
    て超音波振動の節の位置に設けられた第1の支持部材及
    び第2の支持部材でなり、 前記第3の振動伝達部における超音波振動の腹の位置に
    前記接合対象物に当接して押圧する押圧部材を有するこ
    とを特徴とするボンディングヘッド。
  3. 【請求項3】 超音波振動を印加して接合対象物と被接
    合部材とを接合するボンディングヘッドであって、 超音波振動を発生する振動子と、該振動子に結合されて
    前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する振動伝達部
    材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部材とを備
    え、 前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1波長をλとし
    て超音波振動の進行方向におけるλ/2の長さを有する
    第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の一端に結合
    されて前記進行方向におけるλ/4の長さを有する第2
    の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の他端であって該
    第1の振動伝達部と前記振動子間に結合されて前記進行
    方向における3λ/4の長さを有する第3の振動伝達部
    とを有し、 前記支持部材は、前記第1の振動伝達部の両端を支持し
    て超音波振動の節の位置に設けられた第1の支持部材及
    び第2の支持部材でなり、 前記第1の振動伝達部における超音波振動の腹の位置に
    前記接合対象物に当接して押圧する押圧部材を有するこ
    とを特徴とするボンディングヘッド。
  4. 【請求項4】 超音波振動を印加して接合対象物と被接
    合部材とを接合するボンディングヘッドであって、 超音波振動を発生する振動子と、該振動子に結合されて
    前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する振動伝達部
    材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部材とを備
    え、 前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1波長をλとし
    て超音波振動の進行方向におけるλの長さを有する第1
    の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の一端に結合され
    て前記進行方向におけるλ/4の長さを有する第2の振
    動伝達部と、該第1の振動伝達部の他端であって該第1
    の振動伝達部と前記振動子間に結合されて前記進行方向
    におけるλ/4の長さを有する第3の振動伝達部とを有
    し、 前記支持部材は、前記第1の振動伝達部の両端を支持し
    て超音波振動の節の位置に設けられた第1の支持部材及
    び第2の支持部材でなり、 前記第1の振動伝達部における超音波振動の腹の位置に
    前記接合対象物に当接して押圧する押圧部材を有するこ
    とを特徴とするボンディングヘッド。
  5. 【請求項5】 超音波振動を印加して接合対象物と被接
    合部材とを接合するボンディングヘッドであって、 超音波振動を発生する振動子と、該振動子に結合されて
    前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する振動伝達部
    材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部材とを備
    え、 前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1波長をλとし
    て超音波振動の進行方向におけるλの長さを有する第1
    の振動伝達部と、該第1の振動伝達部と前記振動子間に
    結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さを有する
    第2の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の他端に結合
    されて前記進行方向におけるλ/4の長さを有する第3
    の振動伝達部とを有し、 前記支持部材は、前記第1の振動伝達部の両端を支持し
    て超音波振動の節の位置に設けられた第1の支持部材及
    び第2の支持部材と、前記第1の支持部材と前記第2の
    支持部材との間の超音波振動の節の位置に設けられた第
    3の支持部材とでなり、前記第3の支持部材を前記第1
    の支持部材及び第2の支持部材に対して各々前記進行方
    向におけるλ/2の距離を隔てて設け、 前記第3の振動伝達部における超音波振動の腹の位置に
    前記接合対象物に当接して押圧する押圧部材を有するこ
    とを特徴とするボンディングヘッド。
  6. 【請求項6】 超音波振動を印加して接合対象物と被接
    合部材とを接合するボンディングヘッドであって、 超音波振動を発生する振動子と、該振動子に結合されて
    前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する振動伝達部
    材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部材とを備
    え、 前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1波長をλとし
    て超音波振動の進行方向における5λ/4の長さを有す
    る第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の前記振動
    子と対向する側の端部に結合されて前記進行方向におけ
    るλ/4の長さを有する第2の振動伝達部とを有し、 前記支持部材は、前記振動子を支持して超音波振動の節
    の位置に設けられた第1の支持部材と、前記第1の振動
    伝達部の前記振動子と対向する側の端部を支持して超音
    波振動の節の位置に設けられた第2の支持部材とでな
    り、 前記第1の振動伝達部における超音波振動の腹の位置に
    前記接合対象物に当接して押圧する押圧部材を有するこ
    とを特徴とするボンディングヘッド。
  7. 【請求項7】 超音波振動を印加して接合対象物と被接
    合部材とを接合するボンディングヘッドであって、 超音波振動を発生する振動子と、該振動子に結合されて
    前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する振動伝達部
    材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部材とを備
    え、 前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1波長をλとし
    て超音波振動の進行方向における3λ/2の長さを有す
    る第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達部と前記振動
    子間に結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さを
    有する第2の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の他端
    に結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さを有す
    る第3の振動伝達部とを有し、 前記支持部材は、前記第1の振動伝達部の両端を支持し
    て超音波振動の節の位置に設けられた第1の支持部材及
    び第2の支持部材でなり、 前記第1の振動伝達部における超音波振動の腹の位置に
    前記接合対象物に当接して押圧する押圧部材を有するこ
    とを特徴とするボンディングヘッド。
  8. 【請求項8】 超音波振動を印加して接合対象物と被接
    合部材とを接合するボンディングヘッドであって、 超音波振動を発生する振動子と、該振動子に結合されて
    前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する振動伝達部
    材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部材とを備
    え、 前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1波長をλとし
    て超音波振動の進行方向における3λ/2の長さを有す
    る第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達部と前記振動
    子間に結合されて前記進行方向における3λ/4の長さ
    を有する第2の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の他
    端に結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さを有
    する第3の振動伝達部とを有し、 前記支持部材は、前記第1の振動伝達部の両端を支持し
    て超音波振動の節の位置に設けられた第1の支持部材及
    び第2の支持部材でなり、 前記第1の振動伝達部における超音波振動の腹の位置に
    前記接合対象物に当接して押圧する押圧部材を有するこ
    とを特徴とするボンディングヘッド。
  9. 【請求項9】 超音波振動を印加して接合対象物と被接
    合部材とを接合するボンディングヘッドであって、 超音波振動を発生する振動子と、該振動子に結合されて
    前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する振動伝達部
    材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部材とを備
    え、 前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1波長をλとし
    て超音波振動の進行方向における3λ/2の長さを有す
    る第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達部と前記振動
    子間に結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さを
    有する第2の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の他端
    に結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さを有す
    る第3の振動伝達部とを有し、 前記支持部材は、前記第1の振動伝達部の両端を支持し
    て超音波振動の節の位置に設けられた第1の支持部材及
    び第2の支持部材でなり、 前記第1の振動伝達部における超音波振動の腹の位置に
    前記接合対象物に当接して押圧する押圧部材を有し、前
    記第1の振動伝達部に前記第2の振動伝達部側から前記
    押圧部材に向けて絞り込まれた第1の絞り込み部及び前
    記第3の振動伝達部側から前記押圧部材に向けて絞り込
    まれた第2の絞り込み部を設けたことを特徴とするボン
    ディングヘッド。
  10. 【請求項10】 超音波振動を印加して接合対象物と被
    接合部材とを接合するボンディングヘッドであって、 超音波振動を発生する振動子と、該振動子に結合されて
    前記超音波振動を前記接合対象物に伝達する振動伝達部
    材と、該振動伝達部材を支持固定する支持部材とを備
    え、 前記振動伝達部材は、前記超音波振動の1波長をλとし
    て超音波振動の進行方向におけるλ/2の長さを有する
    第1の振動伝達部と、該第1の振動伝達部と前記振動子
    間に結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さを有
    する第2の振動伝達部と、該第1の振動伝達部の他端に
    結合されて前記進行方向におけるλ/4の長さを有する
    第3の振動伝達部とを有し、 前記支持部材は、前記第1の振動伝達部の両端を支持し
    て超音波振動の節の位置に設けられた第1の支持部材及
    び第2の支持部材でなり、 前記第1の振動伝達部における超音波振動の腹の位置に
    前記接合対象物に当接して押圧する押圧部材を有し、前
    記第1の振動伝達部は四角柱状であって超音波振動の進
    行方向に垂直な方向おける断面積が前記第2の振動伝達
    部及び第3の振動伝達部より小であることを特徴とする
    ボンディングヘッド。
  11. 【請求項11】 前記第1の振動伝達部は、前記接合対
    象物を押圧する方向における大きさが前記第2の振動伝
    達部及び第3の振動伝達部に等しく、前記接合対象物に
    対して平行な方向における大きさが前記第2の振動伝達
    部及び第3の振動伝達部より小であることを特徴とする
    請求項10記載のボンディングヘッド。
  12. 【請求項12】 前記押圧部材は、前記接合対象物を吸
    引して吸着する吸着口を有することを特徴とする請求項
    1乃至請求項11のうちいずれか1記載のボンディング
    ヘッド。
  13. 【請求項13】 前記押圧部材は、前記接合対象物を加
    熱する加熱機構を有することを特徴とする請求項1乃至
    請求項12のうちいずれか1記載のボンディングヘッ
    ド。
  14. 【請求項14】 超音波振動を印加して接合対象物と被
    接合部材とを接合するボンディングヘッドと、前記ボン
    ディングヘッドを保持し前記ボンディングヘッドと前記
    接合対象物とを互いに圧接して押圧力を付与する圧接機
    構とを有し、 前記ボンディングヘッドは、請求項1乃至請求項13の
    うちいずれか1記載のボンディングヘッドであることを
    特徴とするボンディング装置。
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