JP2004347076A - 電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【目的】電磁コイルのコイル容量を大きく上げることなく大口径の大型弁に使用できる電磁弁を提供する。
【構成】コイルボビン20の内方に固定鉄心3が固定配置され、固定鉄心3に対向して可動鉄心4が移動自在に配置され、可動鉄心4と固定鉄心3との間にプランジャースプリング5が縮設される。
可動鉄心4と弁座孔7を開閉する弁体9とは分離して形成され、ジョイントスプリングSにて連結される。
ジョイントスプリングSは、プランジャースプリング5のバネ力より弱く、且つ弁閉状態において、弁体9に加わる流体圧力による閉塞力より弱いバネ力を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は電磁コイルに通電することにより生起する電磁力によって、可動鉄心を固定鉄心に向けて吸引し、一方電磁コイルへの通電を停止することによりプランジャースプリングのバネ力にて可動鉄心を固定鉄心より離反し、この可動鉄心の移動によって弁本体に形成される弁座孔を開閉する電磁弁に関し、流体の制御に用いられる。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁弁について図2により説明する。
20は筒部の両端に側方にのびる鍔部を備えた筒状をなすコイルボビンであり筒部の外周には電磁コイル21が巻回される。
22は、コイルボビン20の内方の上端に固定配置された磁性材料よりなる固定鉄心であり、23はコイルボビン20の内方に上下方向移動自在に配置されるとともに固定鉄心22の端面22Aに対向配置された可動鉄心であり、可動鉄心23と前記固定鉄心の端面22Aとの間にはプランジャースプリング24が縮設される。従って、可動鉄心23はプランジャースプリング24のバネ力によって固定鉄心22の端面22Aより離反するよう付勢される。
25は、内部に弁座孔26を備える弁本体であり、右側方に開口する流出路27と左側方に開口する流入路28とは前記弁座孔26を介して連絡される。
前記電磁コイル、固定鉄心22、可動鉄心23、プランジャースプリング24によって電磁装置が形成されるもので、この電磁装置が弁本体25上に配置される。以上によると可動鉄心23は弁本体25の上方開口より弁本体25内に臨んで配置されるもので、可動鉄心23の下端には弁座孔26を開閉する弁体29が配置される。
【0003】
かかる電磁弁において、電磁コイル21へ通電されると、電磁コイル21−上側磁極板30−固定鉄心22−可動鉄心23−下側磁極板31によって磁気回路が形成されて電磁力が発生するもので、可動鉄心23はこの電磁力によりプランジャースプリング24のバネ力に抗して固定鉄心22の端面22Aに向けて上方に吸引され、これによって弁体29が弁座孔26を開放保持し、もって流入路28内の流体を流出路27に向けて流出できる。
一方、電磁コイル21への通電が断たれると、通電時において生起する電磁力が消滅するもので、これによると可動鉄心23はプランジャースプリング24のバネ力によって固定鉄心22の端面22Aより離反して下方向へ移動し、弁体29は弁座孔26を閉塞し、これによって流入路28から流出路27に向かう流体の流れを遮断できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来の電磁弁によると、電磁コイル21への非通電時において、弁体29には弁座孔26の面積Aに流体圧力を乗じた力に相当する閉塞力W1が作用する。
従って、弁体29の弁座孔26の開放作動時、可動鉄心23には[プランジャースプリング24のバネ力S1+弁座孔26の面積Aに流体圧力を乗じた力に相当する閉塞力W1]以上の大きな開放動作力を付与する必要がある。
そして、かかる大きな開放操作力を得るには、第1には可動鉄心23を固定鉄心22に近接させて電磁力の強い領域を使用すること。第2には、電磁コイル21のコイル容量を増して電磁力を上げること。が考慮される。
ここで前記第1の方法によると、可動鉄心23の移動ストロークが極めて小となるもので多くの流量を流す大型弁への採用が困難であり、その使用が小口径の小型弁に限定される。
又、第2の方法によると、電磁装置が大型化して好ましいものでない。
【0005】
本発明は、かかる不具合に鑑み成されたもので、電磁コイルのコイル容量を大きく上げることなく大口径の大型弁に使用できる電磁弁を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を達成する為の手段】
本発明になる電磁弁は前記目的達成の為に、電磁コイルの内方に固定鉄心が固定配置されるとともに固定鉄心に対向して可動鉄心が移動自在に配置され、可動鉄心と同期的に移動する弁体によって弁本体に形成される弁座孔が開閉される電磁弁において、
固定鉄心に対向して移動自在に配置されるとともにプランジャースプリングによって固定鉄心より離反するよう付勢される可動鉄心と、
弁本体内に形成される弁座孔を開閉する弁体と、を分離して備え、
前記可動鉄心と弁体とは、プランジャースプリングのバネ力よりも弱く、且つ弁体が弁座孔を閉塞した弁閉状態において、弁体に加わる流体圧力による閉塞力より弱いバネ力を有するジョイントスプリングにより、可動鉄心のストローク方向において連結したことを第1の特徴とする電磁弁。
【0007】
又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記可動鉄心は、固定鉄心と同芯に形成され、固定鉄心の端面より下方にのびるプランジャー案内杆によって移動自在に案内され、
前記弁体は、可動鉄心と同芯に形成され、可動鉄心の端面より下方にのびる弁体案内杆によって移動自在に案内され、
更に前記ジョイントスプリングをコイル形状に形成するとともに可動鉄心と弁体に対して同芯に配置したことを第2の特徴とする。
【0008】
【作用】
本発明の第1の特徴によると、弁体が弁座孔を閉塞した状態において、可動鉄心には、プランジャースプリングのバネ力が作用するとともに弁体には弁座孔の面積に流体圧力を乗じた閉塞力が作用する。
電磁コイルへの通電時において、可動鉄心を固定鉄心に向けて吸引するには、プランジャースプリングのバネ力より強い電磁力を付与することによって可動鉄心を固定鉄心に向けて吸引でき、このとき流体圧力による閉塞力を受ける弁体はジョイントスプリングが伸びることによって閉塞状態に保持される。
この可動鉄心が固定鉄心に向かって移動することによると、可動鉄心と固定鉄心との距離は近接するもので、これによると可動鉄心にはより強い電磁力を作用させることができ、可動鉄心は更に固定鉄心に向かって吸引される。
かかる可動鉄心の固定鉄心に対する移動によると、ジョイントスプリングの固定鉄心側へのバネ力は徐々に増加するもので、このジョイントスプリングのバネ力が弁体に加わる流体圧力による閉塞力より大きくなると、弁体はジョイントスプリングのバネ力により一気に弁座孔を開放する。
而して電磁コイルのコイル容量を大きくすることなく、大口径の大型弁の弁開閉機能を達成できる。
【0009】
又、本発明の第2の特徴によると、可動鉄心と固定鉄心とがプランジャー案内杆によって同芯に配置され、可動鉄心と弁体とが弁体案内杆によって同芯に配置され、更にコイル形状のジョイントスプリングが可動鉄心と弁体に対して同芯に配置される。
従って固定鉄心、可動鉄心、弁体が正確に同芯に配置されるので、可動鉄心、弁体の移動を円滑に行なうことができることジョイントスプリングのバネ力を弁体の中心に向けて均等に付与できるので弁体の移動を良好に行なうのに効果的である。
【0010】
【実施例】
以下、本発明になる電磁弁の一実施例について図1により説明する。
1は円筒状をなすコイルボビンであり、その上、下の両端には側方にのびる円板状の鍔部1A,1Bが形成され、さらにコイルボビン1の外周には電磁コイル2が巻回される。
3はコイルボビン1の内方にあってコイルボビン1の上方の鍔部1Aに上側磁極片30を介して固定された磁性材料よりなる固定鉄心であり、下方に臨む端面3Aから下方に向かって小径をなすプランジャー案内杆3Bが突出して形成される。このプランジャー案内杆3Bは固定鉄心3と同芯に形成される。
4はコイルボビン1の内方に移動自在に配置されるとともに固定鉄心3の端面3Aに対向配置される可動鉄心であり、可動鉄心4の下方に臨む端面4Aから下方に向かって小径をなす弁体案内杆4Bが突出して形成される。
尚、可動鉄心4の上方の端面4Cから可動鉄心4内に向かって第1案内孔4Dが穿設されるもので、この第1案内孔4Dは可動鉄心4と同芯に形成される。
そして、前記固定鉄心3のプランジャー案内杆3Bは可動鉄心4の第1案内孔4D内に挿入配置されるもので、この第1案内孔4D内にはプランジャースプリング5が縮設される。すなわち、プランジャースプリング5の上端は、プランジャー案内杆3Bの下端に当接配置され、プランジャースプリング5の下端は第1案内孔4Dの底部に当接配置される。
【0011】
6は、上方に臨んで弁座孔7が形成された弁本体であり、弁本体6内に形成される右方の流出路8Aと左方の流入路8Bとは前記弁座孔7を介して連絡される。
9は弁座孔7に臨んで配置され、弁座孔7を開閉する弁体であり、この弁体9の上方部分の円筒部9Bは、弁本体6の上方開口を閉塞する蓋部材10に穿設した弁体案内孔10Aに移動自在に配置される。
【0012】
そして、電磁コイル2、固定鉄心3、可動鉄心4、等よりなる電磁装置は、蓋部材10上にボルトによって取着されて弁本体6に配置されるもので、このとき可動鉄心4に設けた弁体案内杆4Bは弁体9の円筒部9Bの上方に開口して穿設された第2案内孔9A内に挿入配置される。尚、第2案内孔9Aは弁体9の円筒部9Bと同芯に穿設される。
以上によると、可動鉄心4の第1案内孔4D内には固定鉄心3のプランジャー案内杆3Bが挿入配置され、可動鉄心4の弁体案内杆4Bは弁体9の第2案内孔9A内に挿入配置される。
【0013】
そして可動鉄心4と弁体9とは後述するジョイントスプリングにより図1において上下方向に弾性的に連結される。
Sはコイル形状をなすジョイントスプリングであり、ジョイントスプリングSの上端SAは、弁体案内杆4Bの外周にあって鍔部4Eに係止して配置され、一方、ジョイントスプリングSの下端SBは、円筒部9Bの上方外周にあって鍔部9Cに係止して配置される。
ジョイントスプリングSは可動鉄心4、弁体9と同芯に配置されるのが好ましい。
【0014】
ここで前記ジョイントスプリングの可動鉄心4と弁体9に対するバネ力は以下の如く設定される。
すなわち、ジョイントスプリングSのバネ力はプランジャースプリング5のバネ力より弱く設定される。尚、弁体9が弁座孔7を閉塞した状態においてジョイントスプリングSは自由長状態で可動鉄心4と弁体9とを連結するのが好ましいがわずかに圧縮された状態でもよい。
更に、弁体9が弁座孔7を閉塞した状態において、弁体9に加わる弁座孔7の面積に流体圧力を乗じた閉塞力Wより弱く設定される。
再度、この弁体9に加わる閉塞力Wとは、流入路8B内の流体圧力P(kg/cm)に弁座孔7の孔面積D(cm)を乗じた価である。
【0015】
以上の如く、可動鉄心4と弁体7とはジョイントスプリングSを介してのみ連結されるもので、電磁コイル2への非通電時において、弁体9は主にプランジャースプリング5のバネ力によって弁座孔7に当接され、弁座孔7を閉塞する。
【0016】
次に本発明になる電磁弁の作用について説明する。
電磁コイル2への非通電時において、可動鉄心4はプランジャースプリング5によって下方に押圧され、この可動鉄心4の下方移動は、弁体案内杆4Bの縮径段部4Fを介して弁体9の上端の係止端面9Eに伝達され、これによって弁体9が下方に押圧され、弁体9は弁座孔7を閉塞し、流入路8Bと流出路8Aとを遮断保持する。
かかる状態において、ジョイントスプリングSがわずかに圧縮されることもあるが、この圧縮によれば弁体9はプランジャースプリング5のバネ力とジョイントスプリングSのバネ力との合計されたバネ力をもって弁座孔7に付勢される。
好ましくは弁座孔7の閉塞状態においてジョイントスプリングSは圧縮されることがなく自由状態に配置されることが好ましい。
【0017】
次に電磁コイル2への通電によると、電磁コイル2−上側磁極板30−固定鉄心3−可動鉄心4−下側磁極板31によって磁気回路が形成され、可動鉄心4は固定鉄心3に向けて吸引されるものであるが、このとき特に注目すべきことは、弁体9に対する流体圧力による閉塞力Wの影響を可動鉄心4が全く受けることがないことである。
すなわち弁体9と可動鉄心4とはジョイントスプリングSによって連結され、弁体9に対する閉塞力Wを可動鉄心4に作用させないことによる。
以上によると、可動鉄心4は前記閉塞力Wに何等の影響を受けることなく、主にプランジャースプリング5のバネ力に抗して固定鉄心3に向かって吸引移動するもので、かかる可動鉄心4の移動の初期にあってはプランジャースプリング5のバネ力に抗するだけの小なる電磁力をもって上記可動鉄心の初期移動を行なうことができる。
そして、前記移動によって可動鉄心4の端面4Cが固定鉄心3の端面3Aに近接するにつれ固定鉄心3と可動鉄心4との間には大なる吸引力が作用し、可動鉄心4を固定鉄心3に向けて大きく移動させる。
そして、前記可動鉄心の大なる移動によると、ジョイントスプリングSもまた大きく伸長されるもので、ジョイントスプリングSのバネ力は可動鉄心4の移動に応じて増加する。
そして、ジョイントスプリングSの上方への引張りバネ力が前述の如き、弁体9に対する流体圧力による閉塞力Wより大となるや、弁体9はジョイントスプリングSによって上方へ引上げられ、弁体9は弁座孔7を開放し、流入路8B内の流体を弁座孔7を介して流出路8A内へと通過させる。
【0018】
以上によれば、電磁コイル2へ通電すると、可動鉄心4は流体圧力による弁閉塞力Wの影響を全く受けることなく主にプランジャースプリング5のバネ力に抗して固定鉄心3側へ移動できる。そしてこの移動によって、可動鉄心4と固定鉄心3との距離が縮少されると可動鉄心4に作用する吸引力を大きく増加することができ、可動鉄心4を一気に固定鉄心3に向けて大きく吸引移動できる。
このように可動鉄心4のストロークを大きくとることができたことによると、ジョイントスプリングSが大きく伸長してジョイントスプリングSのバネ力を大きく増加できるもので、ジョイントスプリングSのバネ力が流体圧力による弁体9の閉塞力Wより大となるや、弁体9を即座に固定鉄心3側へ上動させ、もって弁座孔7を大きく開放できる。
従って、従来の小型弁に用いられる電磁装置と略同容量の電磁力を生起させる電磁装置を用いて大口径を有する大型弁を提供できる。
又、可動鉄心4の固定鉄心3に対する移動ストロークを従来の電磁装置より大きくとれることにより、弁体9のストロークを大きくとることができ、大流量を流す大型弁に用いて好適である。
【0019】
更に、固定鉄心3に対して可動鉄心4を第1案内孔4Dとプランジャー案内杆3Bとによって同芯にセンタリング配置したこと。
可動鉄心4と弁体9とを第2案内孔9Aと弁体案内杆4Bとによって同芯にセンタリング配置したこと。
更にジョイントスプリングSがコイル状に形成され、可動鉄心4と弁体9に同芯に配置したこと。
によると、特に可動鉄心4と弁体9とを分離して形成したものにおいて、弁体9の可動鉄心4のストローク方向における移動を円滑に行なうことができる。
すなわち、弁体9を可動鉄心4に対して正確にセンタリング配置できるとともにジョイントスプリングSのバネ力を弁体9の中心に向けて確実に作用させることができる。
【0020】
尚、可動鉄心4の第1案内孔4Dと可動鉄心4の外周とを連結する第1通孔11を穿設したことによると可動鉄心4の固定鉄心3に対する移動を円滑にできる。
又、弁体9の第2案内孔9Aと弁体9の円筒部9Bの外周とを連結する第2通孔12を穿設したことによると、弁体9の可動鉄心4に対する移動を円滑にできる。
【0021】
【発明の効果】
以上の如く、本発明になる電磁弁によると、特に可動鉄心と弁体とは、プランジャースプリングのバネ力よりも弱く、且つ弁体が弁座孔を閉塞した弁閉状態において、弁体に加わる流体圧力による閉塞力より弱いバネ力を有するジョイントスプリングにより、可動鉄心のストローク方向において連結したので、弁体が弁座孔を閉塞した状態において、弁体に加わる流体による閉塞力の影響を受けることなく、弁体を電磁装置によって開放でき、これによって電磁コイルの容量を上げることなく大口径の大型弁を提供できる。
又、可動鉄心は、固定鉄心と同芯に形成され、固定鉄心の端面より下方にのびるプランジャー案内杆によって移動自在に案内され、
前記弁体は、可動鉄心と同芯に形成され、可動鉄心の端面より下方にのびる弁体案内杆によって移動自在に案内され、
更に前記ジョイントスプリングをコイル形状に形成するとともに可動鉄心と弁体に対して同芯に配置したことによると、弁体を可動鉄心に対して分離形成したものにおいて弁体の可動鉄心に対する移動を円滑に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明になる電磁弁の一実施例を示す縦断面図。
【図2】
従来の電磁弁を示す縦断面図。
【符号の説明】
3 固定鉄心
4 可動鉄心
5 プランジャースプリング
6 弁本体
7 弁座孔
9 弁体
S ジョイントスプリング

Claims (2)

  1. 電磁コイルの内方に固定鉄心が固定配置されるとともに固定鉄心に対向して可動鉄心が移動自在に配置され、可動鉄心と同期的に移動する弁体によって弁本体に形成される弁座孔が開閉される電磁弁において、
    固定鉄心3に対向して移動自在に配置されるとともにプランジャースプリング5によって固定鉄心3より離反するよう付勢される可動鉄心4と、
    弁本体6内に形成される弁座孔7を開閉する弁体9と、を分離して備え、
    前記可動鉄心と弁体9とは、プランジャースプリング5のバネ力よりも弱く、且つ弁体9が弁座孔7を閉塞した弁閉状態において、弁体9に加わる流体圧力による閉塞力Wより弱いバネ力を有するジョイントスプリングSにより、可動鉄心4のストローク方向において連結したことを特徴とする電磁弁。
  2. 前記可動鉄心は、固定鉄心3と同芯に形成され、固定鉄心3の端面3Aより下方にのびるプランジャー案内杆3Bによって移動自在に案内され、
    前記弁体は、可動鉄心4と同芯に形成され、可動鉄心4の端面4Aより下方にのびる弁体案内杆4Bによって移動自在に案内され、
    更に前記ジョイントスプリングSをコイル形状に形成するとともに可動鉄心4と弁体9に対して同芯に配置したことを特徴とする請求項1記載の電磁弁。
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