JP2004346972A - 密封軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受寿命が長く、保守、点検の検査期間の延長を図ることができる密封軸受を提供することである。
【解決手段】外輪12と内輪13間に組込まれた円筒ころ軸受11の両側に一対の密封カバー16を取付ける。密封カバー16に環状のグリース溜り19を設け、そのグリース溜り19を複数の仕切り部20によって複数のグリース封入室21と複数のグリース未封入室22とに仕切り、複数のグリース封入室21にグリースを充填してグリース保持量の増大を図り、円筒ころ軸受11の内部を長期にわたって潤滑できるようにして円筒ころ軸受11の寿命向上を図る。グリース未封入室22にグリースを中間給脂して保守、点検期間の検査期間の延長を図る。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄道車両の主電動機への組込みに適した密封軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、鉄道車両の主電動機には直流電動機が採用されているが、この直流電動機は整流子とブラシとが常に接触しているため、保守、点検の際には直流電動機を分解する必要があり、非常に手間がかかると共に、定期的な検査期間も短いという問題がある。
【0003】
そのような問題点を解決するため、誘導電動機が採用されるに至っている。この誘導電動機は、整流子やブラシがないので構造が簡単であり、保守の手数を要しないという特徴を有している。
【0004】
上記誘導電動機においては、ステータの内側に組込まれたロータを軸受によって回転自在に支持する構成であり、この軸受の経年使用による劣化を検査する等の目的から普通、車両走行距離で40万km毎に重要検査、全般検査として誘導電動機を分解している。
【0005】
ところが、走行車両数の増加、鉄道車両に関する技術レベルの向上等の情勢変化により、検査周期の見直しが行なわれ、車両走行距離40万kmに関する規定についても60万kmまで延長されることとなった。その検査周期の延長によってロータを支持する軸受の潤滑用グリースの寿命が問題になってきている。
【0006】
誘導電動機のロータを回転自在に支持する軸受装置として、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。
【0007】
図5は、上記特許文献1に記載された軸受装置を示す。この軸受装置は、ロータ40の駆動側端部を支持する円筒ころ軸受41をハウジング42に取付け、その円筒ころ軸受41の両側に設けられた一対の端面部材43に環状のグリースポケット44を形成し、各グリースポケット44にグリースを充填している。
【0008】
また、特許文献1には記載されていないが、ロータ40に円筒ころ軸受41の内輪45を軸方向に位置決めする一対の位置決めリング46、47を取付け、一方の位置決めリング46に設けられたフランジ48と一方の端面部材43の対向面、および他方の位置決めリング47に設けられたフランジ50とハウジング42のシール板部51の対向面間にラビリンス52を形成して、塵埃等の異物が軸受内部に侵入するのを防止している。
【0009】
上記軸受装置においては、円筒ころ軸受41の内部と一対の端面部材43のそれぞれに設けられたグリースポケット44内にグリースを充填することができるため、多量のグリースを保持することができ、円筒ころ軸受41の内部を長期にわたって効果的に潤滑することができるという特徴を有している。
【0010】
【特許文献1】
特開2000−291667号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1に記載された軸受装置においては、グリースポケット44を有する一対の端面部材43が円筒ころ軸受41と別部品であるため、部品点数が多く、軸受装置の組立てに手間がかかると共に、誘導電動機の全般検査の際には、位置決めリング46、47や端面部材43および円筒ころ軸受41を分解する必要があるため、手間がかかり、改善すべき点が残されている。
【0012】
この発明の課題は、誘導電動機への組込みにおいて検査期間の延長を図ることができると共に、軸受装置の構成の簡素化を図ることができる長寿命の密封軸受を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明においては、外輪と内輪間に転動体と、その転動体を保持する保持器を組込んだ軸受と、その軸受の外輪に外径部が取付けられて、外輪と内輪の対向面間を覆う一対の密封カバーとから成り、前記一対の密封カバーのそれぞれが、外輪の端面より外側方に張り出す外筒部と、その外筒部との間で環状のグリース溜りを形成する内筒部とを有し、前記グリース溜りの周壁に着脱可能な蓋により閉鎖されたグリース注入口を設けた構成を採用したのである。
【0014】
上記のように構成すれば、軸受の外輪と内輪の対向面に形成された環状空間および一対の密封カバーのそれぞれに設けられたグリース溜りのそれぞれにグリースを充填することができるため、多量のグリースを保持することができる。このため、軸受内部を長期にわたって良好に潤滑することができ、軸受寿命の向上を図り、保守、点検のための検査期間の延長を図ることができる。
【0015】
また、グリース溜りを有する一対の密封カバーを外輪に取付けて一体化することにより、誘導電動機への組込みにおいて従来の端面部材を不要とすることができるため、軸受装置の構成の簡素化を図ることができると共に、一方の密封カバーを取外すことによって軸受内部の点検を行なうことができ、点検作業の容易化を図ることができる。
【0016】
ここで、前記グリース溜りを、グリースが充填された複数のグリース封入室と、複数のグリース未封入室とに仕切り、前記グリース未封入室の周壁に前記グリース注入口を設けると、一方の密封カバーに形成されたグリース注入口からグリース未封入室にグリースを中間給脂することによって、軸受内部に残る劣化グリースは反対側のグリース未封入室に押し出されて軸受内部は潤滑効果の高い新しいグリースに置換されることになり、軸受の分解周期の延長を図ることができる。
【0017】
この発明に係る密封軸受において、前記密封カバーの内筒部と前記内輪の外径面間にラビリンスを形成することによって、軸受内部への塵埃等の異物の侵入を防止し、軸受の両側方に設けるラビリンスの形状の簡素化を図ることができる。
【0018】
また、前記密封カバーの外筒部を外輪側の端部を大径端とするテーパとすると、内輪の回転による遠心力によって外径側に移動するグリースの基油は外筒部のテーパ内面に沿って外輪と転動体の接触部に供給されるため、上記接触部を良好に潤滑することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図4に基づいて説明する。図1は、この発明に係る密封軸受10を組込んだ誘導電動機の軸受装置を示す。図示のように、ハウジング1には軸受嵌合孔2が形成され、その軸受嵌合孔2内に組込まれた密封軸受10によってロータ3の駆動側端部が回転自在に支持されている。
【0020】
図2に示すように、密封軸受10は、外輪12と内輪13間に転動体としての円筒ころ14を組込み、その円筒ころ14を保持器15によって保持した円筒ころ軸受11と、その円筒ころ軸受11の両側に設けられた一対の密封カバー16とから成る。
【0021】
外輪12の外表面には電食防止用の絶縁被覆17が設けられている。この外輪12はハウジング1の軸受嵌合孔2内に圧入されている。
【0022】
図1に示すように、軸受嵌合孔2の内周には外輪12を軸方向に位置決めする肩部4が設けられている。また、軸受嵌合孔2の開口端部内には押えリング5が嵌合されている。
【0023】
押えリング5はハウジング1にボルト止めされるフランジ5aを外周部に有し、その押えリング5によって外輪1は肩部4に押し付けられ、かつ抜け止めされている。
【0024】
ロータ3には内輪13を軸方向に位置決めする一対の位置決めリング6、7が嵌合されている。各位置決めリング6、7はフランジ6a、7aを有し、一方の位置決めリング6におけるフランジ6aは軸受嵌合孔2の端部内周に設けられた内向きフランジ2aと軸方向で対向し、その対向面間にラビリンス8が設けられている。
【0025】
また、他方の位置決めリング7におけるフランジ7aは押えリング5の内周に設けられた内向きフランジ5bと軸方向で対向し、その対向面間にラビリンス9が設けられている。
【0026】
図2に示すように、一対の密封カバー16のそれぞれは、外輪12の端部内に嵌合され、その外輪12の内周に設けられた鍔部12aと外輪12の内周に取付けられた止め輪18により外径部が挾持されて外輪12に連結されている。
【0027】
図2乃至図4に示すように、密封カバー16のそれぞれは、断面形状がほぼU字形とされて外輪12の端面より外方に張り出す外筒部16a、その外筒部16aの端から内方向に向く端板16bおよびその端板16bの端から円筒ころ軸受11に向く内筒部16cを有し、上記外筒部16aと内筒部16c間に環状のグリース溜り19が設けられている。
【0028】
グリース溜り19は複数の仕切り部20の形成によってグリースが充填された複数のグリース封入室21と、グリースが充填されていない複数のグリース未封入室22とに仕切られ、その複数のグリース封入室21と複数のグリース未封入室22とは周方向に交互に並ぶ配置とされている。
【0029】
複数のグリース未封入室22の外周壁にはグリース注入口23が設けられ、そのグリース注入口23に蓋24が着脱自在に取付けられている。
【0030】
密封カバー16における外筒部16aは、外輪12の端部が大径となるテーパとされている。一方、円筒ころ軸受11における保持器15の外径面両端部には保持器端面側を小径とするテーパ面15aが設けられている。
【0031】
密封カバー16における内筒部16cの端部は内輪13の外径面上に臨み、その内筒部16cと内輪13および位置決めリング6、7の対向面間にラビリンス25が設けられている。
【0032】
上記のように、外輪12の内径面両端部に連結した一対の密封カバー16のそれぞれに環状のグリース溜り19を設け、そのグリース溜り19に複数のグリース封入室21を設けたことにより、その複数のグリース封入室21および円筒ころ軸受11の外輪12と内輪13の対向面間に形成された環状空間のそれぞれでグリースを保持することができるので、多量のグリースを保持することができる。
【0033】
このため、円筒ころ軸受11の内部を長期にわたって潤滑することができ、軸受寿命の向上を図り、保守、点検のための検査期間の延長を図ることができる。
【0034】
また、グリース溜り19にグリースが充填されていない複数のグリース未封入室22を設け、各グリース未封入室22の周壁にグリース注入口23を形成することにより、上記グリース注入口23からグリース未封入室22にグリースを中間給脂することができる。そして、グリース未封入室22にグリースを中間給脂すると、円筒ころ軸受11の内部に残る劣化グリースは反対側のグリース未封入室22内に押し出され、円筒ころ軸受11の内部は新しいグリースと置換されるため、円筒ころ軸受11の分解周期の延長を図ることができる。
【0035】
さらに、グリース溜り19を有する一対の密封カバー16を外輪12に取付けて密封軸受10とすることにより、図5に示す一対の端面部材43の組込みを不要とすることができる。このため、軸受装置の構成の簡素化を図り、組立ての容易な軸受装置を得ることができる。
【0036】
また、密封カバー16は止め輪18を取外すことによって簡単に取外すことができるため、円筒ころ軸受11の内部の点検作業を容易に行なうことができる。
【0037】
図1に示すように、一対の密封カバー16における外筒部16aをテーパとし、保持器15の外径面両端部にテーパ面15aを設けることによって、内輪13の回転による遠心力によって外径方向に移動するグリースの基油は外筒部16aのテーパ状内面および保持器15のテーパ面15aにより外輪12と円筒ころ14の接触部に導かれることになり、上記接触部をきわめて効果的に潤滑することができる。
【0038】
また、内筒部16cと内輪13および位置決めリング6、7の対向面間にラビリンス25を設けることにより、そのラビリンス25とその外側に設けられたラビリンス8、9の2重のラビリンスによって塵埃等の異物の侵入を効果的に防止することができる。
【0039】
実施の形態では、一対の密封カバー16が取付けられる軸受として円筒ころ軸受11を示したが、軸受はこれに限定されるものではない。例えば、玉軸受であってもよい。
【0040】
【発明の効果】
この発明は以上のように構成したので下記に示す効果を奏する。
▲1▼ 一対の密封カバーに設けられたグリース溜りと軸受の外輪と内輪の対向面間に形成された環状空間のそれぞれでグリースを保持することができるため、多量のグリースを保持することができる。その結果、軸受内部を長期にわたって良好に潤滑することができ、軸受寿命の向上を図り、保守、点検のための検査期間の延長を図ることができる。
▲2▼ グリース注入口からグリース未封入室にグリースを中間給脂することによって軸受内部の劣化グリースは反対側のグリース未封入室内に押し出されて軸受内部は新しいグリースと置換されるため、軸受の分解周期の延長を図ることができる。
▲3▼ 外輪にグリース溜りを有する密封カバーを取付けて軸受を密封構造としたことにより、軸受の両側にグリースポケットを有する端面部材を配置した軸受装置に比較して、軸受装置の構成の簡素化と、組立ての容易化を図ることができる。
▲4▼ 密封カバーにおける外筒部をテーパとし、保持器の外径面両端部にテーパ面を設けたことによって、内輪の回転による遠心力によって外径方向に移動するグリースの基油を外輪と転動体の接触部に導くことができ、上記接触部をきわめて効果的に潤滑することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る密封軸受を誘導電動機に組込んだ状態の縦断正面図
【図2】図1の一部分を拡大して示す断面図
【図3】図1に示す密封カバーを示す斜視図
【図4】図3に示す密封カバーの断面図
【図5】従来の軸受装置を示す断面図
【符号の説明】
11 円筒ころ軸受
12 外輪
13 内輪
14 円筒ころ(転動体)
15 保持器
15a テーパ面
16 密封カバー
16a 外筒部
16b 端板
16c 内筒部
19 グリース溜り
20 仕切り部
21 グリース封入室
22 グリース未封入室
23 グリース注入口
24 蓋
25 ラビリンス

Claims (4)

  1. 外輪と内輪間に転動体と、その転動体を保持する保持器を組込んだ軸受と、その軸受の外輪に外径部が取付けられて、外輪と内輪の対向面間を覆う一対の密封カバーとから成り、前記一対の密封カバーのそれぞれが、外輪の端面より外側方に張り出す外筒部と、その外筒部との間で環状のグリース溜りを形成する内筒部とを有し、前記グリース溜りの周壁に着脱可能な蓋により閉鎖されたグリース注入口を設けた密封軸受。
  2. 前記グリース溜りを、グリースが充填された複数のグリース封入室と、複数のグリース未封入室とに仕切り、前記グリース未封入室の周壁に前記グリース注入口を設けた請求項1に記載の密封軸受。
  3. 前記密封カバーの内筒部と前記内輪の外径面間にラビリンスを形成した請求項1又は2に記載の密封軸受。
  4. 前記密封カバーの外筒部を外輪側の端部を大径端とするテーパとした請求項1乃至3のいずれかに記載の密封軸受。
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