JP2004345738A - 定量吐出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 容器内の中味を、任意量の中味として確実に吐出させることができ、使い勝手に優れた定量吐出容器を提供する。
【解決手段】 定量吐出容器10は、スクイズ変形可能な軟質プラスチックで容器本体11を形成し、容器本体11をスクイズ変形させることにより中味12を口元13から吐出させるものである。定量吐出容器10は、容器本体11の口元13に中栓15を備え、中栓15に中味12の流出量を調整する流出抵抗部16を設け、この流出抵抗部16を、容器本体11の押し強度が5N〜30Nであって、かつ中味12の流出抵抗が4N以下になるように構成し、容器本体11に外ホルダー20を被せ、外ホルダー20に押釦21を設け、この押釦21を押すことにより容器本体11を一定量スクイズ変形可能に構成した。
【選択図】 図3

Description

本発明は定量吐出容器に係り、さらに詳しくは、容器本体をスクイズ変形させることにより、容器本体内の中味を、任意量の中味として吐出させることができる定量吐出容器に関する。
吐出容器のなかには、外装ケース本体内に容器を収納し、外装ケース本体の操作部孔から押釦部を突出させ、この押釦部を外装ケース本体の外側から押圧することにより、押釦部で容器を一定量スクイズ変形させ、容器内の中味を口元から一定量づつ吐出させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、口元からの液垂れを防止するために、口元に連通する装着部に流量調整機構として詰物を設けた容器が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、最も一般的な定量吐出容器としてはディスペンサーが知られている。このディスペンサーを使用する際には、容器を手で握りながら、指先を容器頭頂に設けた押釦部に当て、その指に力を入れてスプリング可動式の押釦部を押圧する。
実開昭63−46380号公報(第1頁、第1図) 実開平4−78161号公報(第1頁、第6図)
しかしながら、特許文献1に示す吐出容器では、容器内に収納した中味が低粘度の場合には、口元から液垂れするために、十分な定量性を確保することが難しい。
また、特許文献2に示す吐出容器では、口元に設けた詰物の抵抗が大きすぎて、軟質プラスチックの容器剛性が負けると、容器に押圧力をかけて容器をスクイズ変形させても、容器がふくれる方向に変形するのみで、口元から中味を所定量吐出させることができない欠点があった。
さらに、前記ディスペンサーを使用する際には、容器を手で握りながら、指先を容器頭頂の押釦部に当てて、その指に力を入れて押釦部を押圧するので、特に握力の弱い人にとっては操作が困難となり、使い勝手の点で改良の余地が残されていた。
また、ディスペンサーにあっては、容器本体内に垂下させたディップチューブにより中味を吸い上げる機構になっているため、容器内底部に中味が残量として残りやすくなり、さらには空気を巻き込むことにより、中味を吐出する際に飛散するなどの不都合もあった。
この発明は、容器内の中味を、任意量の中味として確実に吐出させることができ、使い勝手に優れた定量吐出容器を提供して、上述した全ての問題点を解消しようとするものである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、スクイズ変形可能な軟質プラスチックで容器本体を形成し、この容器本体をスクイズ変形させることにより、容器本体内の中味を口元から吐出させる定量吐出容器において、前記容器本体の口元に中栓を備え、この中栓に中味の流出量を調整する流出抵抗部を設けてなり、前記容器本体の押し強度が5N〜30Nであって、かつ中味の流出抵抗が4N以下になるように構成したことを特徴とする。
また、請求項2は、スクイズ変形可能な軟質プラスチックで容器本体を形成し、この容器本体をスクイズ変形させることにより、容器本体内の中味を口元から吐出させる定量吐出容器において、前記容器本体の口元に中栓を備え、この中栓に中味の流出量を調整する流出抵抗部を設けてなり、前記容器本体の押し強度が5N〜30Nであって、かつ中味の流出抵抗が4N以下になるように構成し、前記容器本体に外ホルダーを被せ、この外ホルダーに押し部材を設け、この押し部材を押すことにより前記容器本体を一定量押圧可能に構成したことを特徴とする。
さらに、請求項3は、前記流出抵抗部を微細メッシュ部材で形成することを特徴とする。
このように流出抵抗部を微細メッシュ部材で形成することで、使用性に優れた流出抵抗部を、工業的に量産しやすくなる。
また、請求項4は、容器本体の押し強度が5N〜20Nであることを特徴とする。
このように容器本体の押し強度を5N〜20Nとすることで、容器本体の変形の影響を受けずに、容器をスクイズ変形させることができ、これにより中味の吐出操作が一層容易となる。
ついで、請求項5は、前記押し部材は押釦であることを特徴とする。
このように押し部材を押釦とすることで、押釦を押すだけで、容器本体を一定量スクイズ変形させることができる。
また、請求項6は、前記押釦を、揺動可能な構成としたことを特徴とする。
このように押釦を揺動可能な構成としたので、押釦の押圧力を軽減することができるようになる。
また、請求項7は、前記押し部材はスライド移動可能なスライド釦であることを特徴とする。
このように押し部材をスライド移動可能なスライド釦とすることで、指先でスライド釦をスライドさせるだけで、容器本体を一定量スクイズ変形させることができる。
さらに、請求項8は、前記押し部材はリング体であることを特徴とする。
このように押し部材はリング体で構成したので、容器本体の全周壁に渡って押圧部を設けることができることになる。
以上述べたように、請求項1及び2による定量吐出容器によれば、口元に流出抵抗部を設けることで、容器本体をスクイズ変形させた際に、口元から液垂れを防止できる効果がある。
また、容器本体の押し強度が5N〜30Nであって、かつ中味の流出抵抗が4N以下になるように構成することで、容器本体をスクイズ変形させた際に、口元から一定量の中味を適度の流出抵抗下で吐出させて、容器本体がふくれる方向に変形することを防止できる効果がある。
さらに、容器本体の周壁をスクイズ変形させて口元から中味を吐出させるスクイズ型の容器とすることで、容器本体を手で握りながら、容器本体を簡単にスクイズ変形させることができる効果がある。
本発明に係る定量吐出容器によれば、口元に流出抵抗部を設けることで、容器本体をスクイズ変形させた際に、口元から液垂れを防止することができる効果がある。
また、容器本体の押し強度が5N〜30Nであって、かつ中味の流出抵抗が4N以下になるように構成することで、容器本体をスクイズ変形させた際に、口元から任意量の中味を適度の流出抵抗下で吐出させて、容器本体がふくれる方向に変形することを防止できる効果がある。
さらに容器本体に外ホルダーを被せ、外ホルダーに押し部材を設けることで、押し部材を押した際に、容器本体を一定圧で押圧することができるため、容器本体をスクイズ変形させる操作を簡単におこなえ、容器本体内の中味を、任意量の中味として吐出することができ、使い勝手をより一層高めることができる効果がある。
続いて、請求項3は、成形しやすくまた規格性に富むように、流出抵抗部を微細メッシュ部材で形成したので、使用性に優れた流出抵抗部を、工業的に量産できるという効果がある。
さらに、請求項4は、容器本体の押し強度を5N〜20Nとすることで、容器本体の変形の影響を受けずに、容器をスクイズ変形させることができ、中味の吐出が一層容易となる効果がある。
ついで、請求項5は、押し部材を押釦とすることで、その押釦を押すだけで、容器本体を一定量スクイズ変形させることができ、これにより、容器本体内の中味を、確実に任意量の中味として吐出させることができ、使い勝手を高めることができる効果がある。
また、請求項6は、押釦を揺動可能な構成としたので、押釦の押圧力を軽減することができ、定量吐出容器の使い勝手をさらに高めることができる効果がある。
また、請求項7は、押し部材をスライド移動可能なスライド釦とすることで、スライド釦をスライドさせるだけで、容器本体を一定量スクイズ変形させることができ、容器本体内の中味を確実に任意量の中味として吐出させることができるようになり、使い勝手をさらに高めることができる効果がある。
さらに、請求項8は、押し部材はリング体で構成したので、容器本体の全周壁にわたって押圧部を設けることができ、リング体のうちの、押しやすい部位を自由に選択して押すことができるようになり、定量吐出容器の使い勝手をさらに高めることができる効果がある。
以下添付図面に基づいて、本発明に係る定量吐出容器の一実施の形態を詳説する。
図1は本発明に係る定量吐出容器の第1実施の形態を示す斜視図、図2は同要部拡大図、図3は定量吐出容器を逆さまにした状態の同断面図である。
図1〜図3に示す第1実施の形態の定量吐出容器10は、スクイズ変形可能な軟質プラスチックで容器本体11を形成し、この容器本体11をスクイズ変形させることにより中味12を、任意量の中味12aとして口元13から吐出するものである。
この定量吐出容器10は、容器本体11の口元13に中栓15を備え、この中栓15に中味12の流出量を調整する流出抵抗部16を設け、この流出抵抗部16を、容器本体11の押し強度が5N〜30Nであって、かつ中味12の流出抵抗が4N以下になるように構成し、容器本体11に外ホルダー20を被せ、この外ホルダー20に押し部材として押釦21を設け、この押釦21を押すことにより容器本体11を一定量スクイズ変形可能に構成したものである。
容器本体11は、以下の強度を満たす弾性変形可能な軟質プラスチックで形成されている。
この軟質プラスチックの押し強度とは、圧縮試験機(図示せず)を用い、圧縮部の直径16mm、押圧操作部速度100mm/分の条件で、最もスクイズ変形し易い壁面中央部を垂直方向に3mm押圧したところの抵抗力をいう。
容器本体11は、押し強度が5N〜30Nとなる軟質プラスチックで形成されている。
特に、容器本体11の押し強度を5N〜20Nとすると、容器本体の変形の影響を受けずに、一層容易にスクイズ変形できるようになる。
ここで流出抵抗部16は、中栓15の開口15aに設けられており、一例としてその素材は不織布が使用される。
外ホルダー20は、容器本体11を収容する筒体状に形成され、上端部の差込口20aに口元13を差し込んだものである。外ホルダー20の周壁22に開口22a(図3参照)を形成し、この開口22aに押釦21を差し込むことで、押釦21を周壁22に対して直交する方向に移動させることができる。
図3に示すように、押釦21は、外ホルダー20と容器本体11との間の隙間に内側プレート21aを配置し、外ホルダー20の外側に外側プレート21bを配置し、外側プレート21bと内側プレート21aとを連結バー21cで連結して、連結バー21cの長さ寸法Lを周壁22の厚さ寸法Tより大きく設定したものである。
このため、内側プレート21aを、周壁22の内周に接触させた状態で、外側プレート21bは周壁22の外周から一定間隔Sだけ離して配置されるようになる。
このようにして、外側プレート21bを矢印の方向に押圧することで、押釦21を容器本体11に向けて一定量Sだけ移動させることができる。
押釦21を容器本体11に向けて一定量Sだけ移動させた際に、押釦21の内側プレート21aで容器本体11の周壁11aを押し、容器本体11をスクイズ変形させる。
このように、押し部材として押釦21を採用することで、押釦21を押すだけで、簡単に容器本体11を一定量スクイズ変形させることができ、定量吐出容器としての使い勝手の向上を図ることができる。
つぎに、図4に基づいて、流出抵抗部16の流出抵抗の評価方法を説明する。
図4に示す評価装置30の口元(先端)31に、中栓32を取り付け、この中栓32に評価対象の流出抵抗部33を、気密状態を確保した状態で固定し、容器本体11内には中味34を充填しておく。
この状態で、ピストン35を矢印の方向に一定の速度、すなわち低速定速で押圧して、中味34を流出抵抗部33を通して吐出させ、このときの流出抵抗部33の流出抵抗値を測定する。
そして、この測定した流出抵抗値と、中栓32及び流出抵抗部33を備えない状態での流出抵抗値との差をもって流出抵抗部33の流出抵抗値と判定する。
なお、評価装置30の測定条件は、以下に示す通りである。
評価装置(器具)30:20mlのテルモシリジ
中味34の充填量:22ml
クロスヘッドスピード(ピストン35の押圧速度):1000mm/分
ピストン35の変位:60mm
(数値の安定している10〜50mm変位間の応力平均値を算出)
つぎに、第1実施の形態の定量吐出容器10の作用について説明する。
図3に示すように、定量吐出容器10を逆さまにして、容器本体11の口元13を下方に向けた後、外側プレート21bを矢印の方向に押圧する。
図5に示すように、押釦21が容器本体11に向かって一定量Sだけ移動することにより、内側プレート21aで容器本体11の周壁11aを押してスクイズ変形させる。
ついで、流出抵抗部16の流出抵抗を4N以下にして、容器本体11内の中味12を、流出抵抗部16を通して口元13から任意量の中味12aとして吐出させる。
本発明に係る定量吐出容器10によれば、口元13の中栓15に流出抵抗部16を設けることで、容器本体11をスクイズ変形させる際に、口元13(中栓15の開口15a)から中味12の液垂れを防止することができる。
また、容器本体11の押し強度が5N〜30Nであって、かつ中味12の流出抵抗を4N以下になるように構成しているので、容器本体11をスクイズ変形させる際に、口元13の中栓15から任意量の中味12aを確実に吐出させて、容器本体11がふくれる方向に変形することを防止できる。さらに、容器本体11の押し強度を5N〜20Nにした場合には、この変形防止効果は一層好ましいものとなる。
ついで、容器本体11の周壁11aをスクイズ変形させて、口元13の中栓15から中味12を吐出させるスクイズ型の容器とすることにより、容器本体11の全体を手で握りながら、容器本体11を簡単にスクイズ変形させることができるようになる。
また、容器本体11に外ホルダー20を被せ、外ホルダー20に押釦21を設けることで、押釦21を押すことにより容器本体11をスクイズ変形させ、その結果、任意量の中味を確実に吐出させることができるようになる。
つぎに、図6〜図16に基づいて第2〜第8実施の形態について説明する。
なお、第2〜第8実施の形態において、第1実施の形態と同一部材については同じ符号を付して説明を省略する。
第2実施の形態
図6に示す第2実施の形態の定量吐出容器40は、容器本体11に外ホルダー41を取り付け、外ホルダー41の一方の脚部43に押釦21を取り付けたものである。
この外ホルダー41は、円板状の上部プレート42の中央に差込孔42aを形成し、この差込孔42aに容器本体11の口元13を差し込み、上部プレート42の外周に一対の脚部43を容器本体11の周壁11aに対向させて形成したものである。
一方の脚部43に取り付けた押釦21は、第1実施の形態と同様に、一定量Sだけ容器本体11に向けて押圧可能に構成されている。
第2実施の形態の定量吐出容器40によれば、容器本体11の周壁11aを露出させることができるので、容器本体11の周壁11aを、直接手で押圧することで、容器本体11内の中味12(図1参照)を、口元13の中栓15から任意量の中味12aとして吐出させることができる。
このため、中味12を口元13の中栓15から任意量の中味として吐出させる際に、押釦21を押圧する方法と、容器本体11の周壁11aを直接手で押圧する方法とのいずれか一方を選択することができるので、定量吐出容器40として大変使い易いものとなる。
また、第2実施の形態の定量吐出容器40によれば、第1実施の形態と同様の効果を得ることもできる。
第3実施の形態
図7に示す第3実施の形態の定量吐出容器45は、容器本体11に外ホルダー20を被せ、この外ホルダー20に押し部材として押釦46を設け、この押釦46を押すことにより、容器本体11を任意量スクイズ変形可能になるように構成したものである。
ここで押釦46は、外ホルダー20と容器本体11との間の隙間に内側プレート46aを配置し、外ホルダー20の外側に外側プレート46bを傾斜させた状態で配置し、この外側プレート46bと内側プレート46aとを連結バー46cで連結したものである。
さらに、内側プレート46aを、外ホルダー20の周壁22の内周に接触させた状態で、外側プレート46bの一端を周壁22の外周に接触させるとともに、外側プレート46bの他端を周壁22の外周から一定間隔Sだけ離して配置している。
これにより、図7に示すように外側プレート46bの他端を矢印の方向に押圧することで、外側プレート46bの一端を支点にして押釦46を容器本体11に向けて一定量Sだけ揺動させることができるようになる。
したがって、図8に示すように押釦46の内側プレート46aで、容器本体11の周壁11aをスクイズ変形させることができる。
ついで、流出抵抗部16の流出抵抗を4N以下にして、容器本体11内の中味12を、流出抵抗部16を通して口元13から任意量の中味12aとして吐出させる。
第3実施の形態の定量吐出容器45によれば、押釦46を、外側プレート46bの一端を支点として揺動可能な構成としているので、外側プレート46bの他端を軽く押圧するだけで、押釦46を操作することができるようになる。
これにより、定量吐出容器45の使い勝手をさらに高めることができる。
また、第3実施の定量吐出容器45によれば、第1実施の形態と同様の効果を得ることもできる。
第4実施の形態
図9に示す第4実施の形態の定量吐出容器50は、容器本体11に外ホルダー51を被せ、この外ホルダー51に押し部材としてスライド釦52を設け、このスライド釦52をスライド移動させることにより、容器本体11を一定量スクイズ変形可能に構成したものである。
このスライド釦52は、外ホルダー51と容器本体11との間の隙間に内側プレート52aを傾斜状態で配置され、外ホルダー51の外側には外側プレート52bを傾斜状態で配置し、外側プレート52bと内側プレート52aとを連結バー52cで連結している。
このスライド釦52を、外ホルダー51の傾斜面に沿って矢印の方向に移動させることで、外ホルダー51の周壁53に対して直交する方向に距離Sだけ移動できる。
これにより、図10に示すようにスライド釦52を矢印の方向に押圧することで、内側プレート52aの一端で容器本体11の周壁11aをスクイズ変形させることができる。
ついで、流出抵抗部16の流出抵抗を4N以下にして、容器本体11内の中味12を、流出抵抗部16を通して口元13から任意量の中味12aとして吐出させる。
第4実施の形態の定量吐出容器50によれば、スライド釦52をスライド移動可能に構成しているので、スライド釦52をスライドさせるだけで、容器本体11を一定量スクイズ変形させることができる。
これにより、容器本体11内の中味12を、任意量の中味12aとして確実に吐出させる。
また、第4実施の形態の定量吐出容器50によれば、第1実施の形態と同様の効果を得ることもできる。
第5実施の形態
図11に示す第5実施の形態の定量吐出容器55は、容器本体11に外ホルダー56を被せ、この外ホルダー56に間隔57を設け、この間隔57に押し部材としてリング体58を取り付け、このリング体58を押圧することにより容器本体11を一定量スクイズ変形可能に構成したものである。
なお、上記の間隔57には、一例として、間隔57の上側の外ホルダー56と間隔57の下側の外ホルダー56を連結する連結片59(1個のみ図示する)が3箇所に形成されている。
このリング体58は、その内周が容器本体11の周壁11aに接触し、その外周が外ホルダー56の外周に対して少なくとも距離Sだけ外側に突出する環状部材で構成されている。
このリング体58を、矢印の方向に押圧することで、外ホルダー56の周壁56aに対して直交する方向に、リング体58を距離Sだけ移動できる。
これにより、図12に示すようにリング体58を矢印の方向に押圧することで、容器本体11の周壁11aをスクイズ変形させることができる。
ついで、流出抵抗部16の流出抵抗を4N以下にして、容器本体11内の中味12を、流出抵抗部16を通して口元13から任意量の中味12aとして吐出させる。
第5実施の形態の定量吐出容器55によれば、押し部材をリング体58で構成したので、容器本体11の全周壁11aにわたって、隙間のない押圧部を確保できる。
これにより、リング体58のうちの、押しやすい部位を自由に選択して押すことができ、定量吐出容器の使い勝手をさらに高めることができる。
また、第5実施の形態の定量吐出容器55によれば、第1実施の形態と同様の効果を得ることもできる。
第6実施の形態
図13に示す第6実施の形態の定量吐出容器60は、中栓61の形状を図示の如く形成し、その口元13に連通する開口62を、斜めに傾斜させて開口させたものである。
このように、開口62を斜めに傾斜させることで、定量吐出容器60を逆さまにする際に、定量吐出容器60を傾斜させて使用することができ、定量吐出容器60の使い勝手をさらに高めることができる。
また、第6実施の形態の定量吐出容器60によれば、第1実施の形態と同様の効果を得ることもできる。
第7実施の形態
図14〜図15に示す第7実施の形態の定量吐出容器65は、第1実施の形態の定量吐出容器10から外ホルダー20および押釦21を除去したものである。
このため、容器本体11の周壁11aを直接手で押圧することで、第1実施の形態と同様に、容器本体11の周壁11aをスクイズ変形させることができる。
ついで、流出抵抗部16の流出抵抗を4N以下にして、容器本体11内の中味12を、流出抵抗部16を通して口元13から任意量の中味12aとして吐出させる。
これにより、第7実施の形態の定量吐出容器65によれば、第1実施の形態と同様の効果を得ることもできる。
第8実施の形態
図16に示す第8実施の形態の定量吐出容器70は、第7実施の形態の定量吐出容器65の流出抵抗部(不織布)16を他の形態の流出抵抗部71に代えたものである。
この流出抵抗部71は、中栓15の開口15aに配置した栓に直径0.2mmの貫通孔72を30個形成したものである。
この第8実施の形態の定量吐出容器70によれば、容器本体11の周壁11aを直接手で押圧することで、第7実施の形態と同様に、容器本体11の周壁11aをスクイズ変形させることができる。
ついで、流出抵抗部16の流出抵抗を4N以下にして、容器本体11内の中味12を、流出抵抗部71を通して口元13から任意量の中味12aとして吐出させる。
これにより、第8実施の形態の定量吐出容器70によれば、第1実施の形態と同様の効果を得ることもできる。
次に図17及び図18に基づいて、流出抵抗部16の他の実施例を説明する。
先に述べた流出抵抗部16は、不織布で構成されるものと微細孔加工を施すものであったが、図17及び図18に示すものは、流出抵抗部16をメッシュ部材17で形成するものである。すなわち、メッシュ部材17の流量抵抗を利用して流量の調節をするものである。
ここでメッシュ部材17の具体例を説明すると、リング状に形成した流出抵抗部16の本体に、下記に示すメッシュ部材17を融着固定させ、その流出抵抗部16を中栓15の下部内壁に嵌合させる。
メッシュ部材の例
1.ポリエステル樹脂製の線径71μmのものを、ピッチ90/インチで編みこんだメッシュ部材シートを使用する(T−NO.90S NBC工業(株)製)
2.フッ素樹脂製の線径120μmのものを、ピッチ80/インチで編みこんだメッシュ部材シートを使用する(AF80 NBC工業(株)製)
上記のメッシュ部材からなる流出抵抗部16を使用することで、定量抵抗部16の製造が量産可能となり、製品に規格精度も向上することとなった。
本発明は、化粧品製造産業、日用家庭品製造産業、飲食物製造産業、薬剤製造産業、オイル製造産業等において利用される。
本発明に係る定量吐出容器の第1実施の形態を示す斜視図である。 同要部拡大図である。 定量吐出容器を逆さまにした状態の同断面図である。 本発明の第1実施の形態の流出抵抗部に対する流出抵抗の評価方法を説明する図である。 本発明の第1実施の形態の中味を取り出す例を説明した図である。 本発明の第2実施の形態を示す斜視図である。 本発明の第3実施の形態を示す断面図である。 本発明の第3実施の形態の中味を取り出す例を説明した図である。 本発明の第4実施の形態を示す断面図である。 本発明の第4実施の形態の中味を取り出す例を説明した図である。 本発明の第5実施の形態を示す断面図である。 本発明の第5実施の形態の中味を取り出す例を説明した図である。 本発明の第6実施の形態の要部を示す断面図である。 本発明の第7実施の形態を示す断面図である。 本発明の第7実施の形態を示す要部拡大図である。 本発明の第8実施の形態を示す要部拡大図である。 本発明の流出抵抗部の一例を示す要部縦断面図である。 本発明の流出抵抗部の一例を示す斜視図である。
符号の説明
10,40,45,50,55,60,65,70…定量吐出容器
11…容器本体
11a…容器本体の周壁
12…中味
12a…任意量の中味
13…口元
15,61…中栓
16,71…流出抵抗部
17…メッシュ部材
18…キャップ
20,41,51,56…外ホルダー
21,46…押釦(押し部材)
52…スライド釦(押し部材)
57…間隔
58…リング体(押し部材)
59…連結片
62…開口
L…長さ寸法
S…距離
T…厚さ寸法

Claims (8)

  1. スクイズ変形可能な軟質プラスチックで容器本体を形成し、この容器本体をスクイズ変形させることにより、容器本体内の中味を口元から吐出させる定量吐出容器において、
    前記容器本体の口元に中栓を備え、この中栓に中味の流出量を調整する流出抵抗部を設けてなり、
    前記容器本体の押し強度が5N〜30Nであって、かつ中味の流出抵抗が4N以下になるように構成したことを特徴とする定量吐出容器。
  2. スクイズ変形可能な軟質プラスチックで容器本体を形成し、この容器本体をスクイズ変形させることにより、容器本体内の中味を口元から吐出させる定量吐出容器において、
    前記容器本体の口元に中栓を備え、この中栓に中味の流出量を調整する流出抵抗部を設けてなり、
    前記容器本体の押し強度が5N〜30Nであって、かつ中味の流出抵抗が4N以下になるように構成し、
    前記容器本体に外ホルダーを被せ、この外ホルダーに押し部材を設け、この押し部材を押すことにより前記容器本体を一定量押圧可能に構成したことを特徴とする定量吐出容器。
  3. 前記流出抵抗部を微細メッシュ部材で形成することを特徴とする請求項1又は2記載の定量吐出容器。
  4. 容器本体の押し強度が5N〜20Nであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の定量吐出容器。
  5. 前記押し部材は押釦であることを特徴とする請求項2記載の定量吐出容器。
  6. 前記押釦を、揺動可能な構成としたことを特徴とする請求項5記載の定量吐出容器。
  7. 前記押し部材はスライド移動可能なスライド釦であることを特徴とする請求項2記載の定量吐出容器。
  8. 前記押し部材はリング体であることを特徴とする請求項2記載の定量吐出容器。
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