JP2020063073A - 液剤吐出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】液剤の吐出量をより安定させる。【解決手段】被押圧部、液剤の収容空間、および液剤の吐出のための開口を有し、前記被押圧部への押圧により所定の形状に変形する液剤容器と、前記液剤容器を収容する容器収容体と、操作部を有し、使用者による前記操作部の押圧に基づいて前記液剤容器側に移動しながら前記液剤容器の前記被押圧部を押圧する可動部と、を備える、液剤吐出容器。【選択図】図1

Description

本発明は、液剤吐出容器に関する。
化粧品、食器用洗剤および整髪料などの各種の液剤を収容し、使用者の操作に応じて液剤を吐出する液剤吐出容器が広く使用されている。例えば、特許文献1には、繰り返し行われる各圧搾操作での液剤の吐出量のバラつきを抑制するための液剤吐出容器が開示されている。具体的には、特許文献1に開示された液剤吐出容器は圧搾操作が行われる圧搾操作部を有し、当該圧搾操作部の押込み量が一定以下に規制される。
特開2011−121604号公報
しかし、特許文献1に開示された液剤吐出容器に関し、使用者は、液剤吐出容器を圧搾操作部に対向する部分で支持しながら圧搾操作部を圧搾操作する。このため、使用者が液剤吐出容器を支持する部分が変形することがあり、当該変形により液剤の吐出量が不安定になり得る。
本発明は、液剤の吐出量をより安定させるための液剤吐出容器に関する。
上記課題を解決するために、本発明のある観点は、被押圧部、液剤の収容空間、および液剤の吐出のための開口を有し、前記被押圧部への押圧により所定の形状に変形する液剤容器と、前記液剤容器を収容する容器収容体と、操作部を有し、使用者による前記操作部の押圧に基づいて前記液剤容器側に移動しながら前記液剤容器の前記被押圧部を押圧する可動部と、前記液剤の収容空間に連通する吐出口と、を備える、液剤吐出容器に関する。
以上説明したように本発明の液剤吐出容器によれば、液剤の吐出量をより安定させることが可能である。
本発明の実施形態による液剤吐出容器1の外観構成を示す説明図である。 液剤ボトル20の構成を示す説明図である。 図2に示したII−II線で液剤吐出容器1を切断した場合に得られる液剤ボトル20の断面構成を模式的に示す説明図である。 ボトルカバー30の構成を示す説明図である。 ボタン40の正面図および背面図である。 ボタン40の斜視図である。 ボタン40の斜視図である。 本発明の実施形態による液剤吐出容器1を図1に示したI−I線で切断した場合に得られる断面構成を模式的に示す説明図である。 主変形領域210および周辺領域Hの正面図である。 図2のIII−III線で切断した場合に得られる中央部212の断面構成を模式的に示す説明図である。 変形例によるボタン40の構成を示す説明図である。 変形例によるボタン40の構成を示す説明図である。 変形例によるボタン40の構成を示す説明図である。 変形例による液剤ボトル20およびボタン40の構成を示す説明図である。 変形例による液剤ボトル20−2の構成を示す説明図である。 他の変形例による液剤ボトル20−3の構成を示す説明図である。 他の変形例による液剤ボトル20−3の構成を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本発明の実施形態は、繰り返しの使用において一定量の液剤を吐出する液剤吐出容器に関する。液剤の吐出量を一定化することにより、吐出された液剤が発揮する効果も一定化されるので、使用者は、液剤吐出容器の使用により液剤から意図した効果を得ることが可能である。このような効果を得るために、本発明の実施形態による液剤吐出容器は、被押圧部、および液剤の収容空間を有し、被押圧部への押圧により所定の形状に変形する液剤ボトルと、液剤ボトルを収容する容器収容体と、操作面を有しボタンと、液剤の収容空間に連通する吐出口と、を備える。ボタンは、操作面が前記容器収容体の外側に突出する位置から、使用者による操作面の押圧に基づいて液剤ボトル側に移動しながら液剤ボトルの被押圧部を押圧する可動部の一例である。以下、このような液剤吐出容器の構成および動作を順次詳細に説明する。
<液剤吐出容器の概略構成>
図1は、本発明の実施形態による液剤吐出容器1の外観構成を示す説明図である。図1に示したように、本発明の実施形態による液剤吐出容器1は、液剤ボトル20と、ボトルカバー30と、ボタン40と、を有する。
液剤ボトル20は、液剤の収容空間を有する液剤容器の一例である。液剤ボトル20が収容する液剤の種類は特に限定されない。例えば、液剤は、衣料用洗剤、柔軟剤、ハンドソープ、洗顔料、クレンジング剤、食器用洗剤、整髪料、ボディソープ、髭剃り用クリーム、ファンデーションおよび美容液などの肌用化粧料、染毛剤、消毒液、エッセンス剤、調味料または食用クリームであってもよい。
なお、液剤ボトル20に収容される液剤の粘度は特に限定されない。液剤の粘度は20°Cにおいて1mPa・s以上10000mPa・s以下であってもよい。20°Cにおける液剤の粘度は、より好ましくは、5mPa・s以上1000mPa・s以下であり、さらに好ましくは10mPa・s以上500mPa・s以下である。液剤の粘度はB型粘度計により測定する。B型粘度計により粘度を測定することは、例えば、液剤の剤型および粘度に応じて適切なローターまたはスピンドルを選択し、選択されたローターまたはスピンドルに応じた回転数(50〜60回転/分)の回転数でローターまたはスピンドルを回転させ、回転時間が60秒となった時点の粘度を測定することであってもよい。
ボトルカバー30は、液剤ボトル20を収容する容器収容体の一例である。使用者は、ボトルカバー30を把持しながらボタン40を指先で押圧することにより、ボトルカバー30に収容される液剤ボトル20を圧搾することが可能である。具体的には、使用者がボタン40の操作部を押圧すると、ボタン40が液剤ボトル20側に移動しながら液剤ボトル20を押圧することにより、液剤ボトル20が圧搾される。そして、圧搾による液剤ボトル20の減容量に相当する液剤が吐出される。
ボタン40は、可動部の一例である。ボタン40は、ボトルカバー30に設けられた透孔に嵌合し、一側はボトルカバー30の外側に突出し、他側はボトルカバー30の内側に埋没して液剤ボトル20に当接する。上述したように、使用者がボタン40の操作部を押圧すると、ボタン40が液剤ボトル20側に移動しながら液剤ボトル20を押圧する。
なお、本明細書においては、ボタン40の移動方向を前後方向(図1に示したY軸方向)と称し、液剤吐出容器1の高さ方向を上下方向(図1に示したZ軸方向)と称し、前後方向および上限方向に直交する方向を幅方向(図1に示したX軸方向)と称する場合がある。ただし、液剤吐出容器1の使用時には液剤吐出容器1は傾けて使用されるので、液剤吐出容器1の上下方向は必ずしも鉛直方向とは一致しない。また、液剤吐出容器1の上下方向に上方向は、液剤の吐出方向と一致する方向であってもよい。
以上、本実施形態による液剤吐出容器1の概略構成を説明した。続いて、液剤吐出容器1が有する液剤ボトル20、ボトルカバー30およびボタン40の構成をより詳細に説明する。
<液剤ボトルの構成>
液剤ボトル20は、被押圧部への押圧により所定の形状に変形するための構造を有することにより、被押圧部への押圧による液剤ボトル20の減容量のばらつきが低減され、結果、液剤の吐出量を一定化することができる。
上記の構造は、液剤ボトル20が所定の形状に達するまでに被押圧部を押し込む際に生じる負荷から、液剤ボトル20が所定の形状に達した後に被押圧部を押し込もうとした際に生じる負荷が急峻に増加するような構造であってもよい。このような構造によれば、液剤ボトル20の変形を、液剤ボトル20が所定の形状に達するまでの変形に概ね規制することが可能である。以下、図2を参照し、液剤ボトル20の具体的な構成例を説明する。
図2は、液剤ボトル20の構成を示す説明図である。より具体的には、図2には、液剤ボトル20の正面図および側面図を示している。図2に示したように、液剤ボトル20は、胴部21、底部23、肩部24および口首部25を有する。なお、液剤ボトル20は、スクイズ性(圧搾と復元の繰り返し易さ)および液剤の定量吐出の観点から、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはポリエチレンテレフタレートで形成されることが望ましい。
胴部21は、筒形状を有し、胴部21の下端には底部23が形成され、胴部21の上端には肩部24が形成される。胴部21、底部23および肩部24により形成される中空領域は、液剤の収容空間として用いられる。図2に示したように、胴部21の径は、上端および下端において極大となり、上端と下端の間において極小となる。底部23の形状は、特に限定されず、円形状、楕円形状、または角形状などであってもよい。胴部21の断面形状も同様に、円形状、楕円形状、または角形状などの形状であってもよい。
口首部25は、肩部24から上方に延在する。口首部25の上端は液剤の吐出のための開口を有する。口首部25には、小孔を有する中栓又は細口のノズル等が装着されてもよく、口首部25の開口はこれらの中栓又はノズル等を介して液剤を吐出し得る。また、開口は、オーバーキャップ等により封止し、使用待機時に液剤が流出することを防止したり、ごみの付着、液剤へのごみの混入などを防止することが好ましい。
図2に示したように、胴部21は、主変形領域210および変形支持領域220を有する。主変形領域210は使用者により押圧される被押圧部213を有し、液剤ボトル20の周方向において被押圧部213が凸となる凸形状を有する。変形支持領域220は、主変形領域210の周方向の両側に繋がる領域であり、主変形領域210と共に液剤の収容空間を形成する。以下、主変形領域210および変形支持領域220についてより具体的に説明する。
主変形領域210は、図2に示したように、中央部212および一対の斜面部214を有する。中央部212は、主変形領域210の上端に位置する上端領域212a、主変形領域210の下端に位置する下端領域212b、上端領域212aおよび下端領域212bの間に位置し、被押圧部213を有する中間領域212cを有する。上端領域212aおよび下端領域212bは、中間領域212cに向けて隆起している。
一対の斜面部214は、液剤ボトル20の周方向における中央部212の両側に位置し、鈍角で交差する2面に沿って配置される。また、一対の斜面部214は、変形支持領域220の一対の稜線222を介して変形支持領域220に接合している。
変形支持領域220は、主変形領域210に対向して被押圧部213の背面側に配置される部分である。具体的には、主変形領域210が位置する面の背面、および液剤ボトル20の側面が変形支持領域220に該当する。変形支持領域220は、主変形領域210よりも大きな保形剛性を有することにより、被押圧部213が押圧された際に安定した状態で支持することができる。また、変形支持領域220は、図2に示したように、液剤ボトル20の周方向に沿って延在する複数の剛性補強リブ224を有する。剛性補強リブ224は、変形支持領域220の保形剛性を向上する。当該剛性補強リブ224により、被押圧部213が押圧された際の反力をより効率良く支持することが可能となる。図2に示した例では、液剤ボトル20の内側に向けて凸となる剛性補強リブ224が設けられているが、液剤ボトル20には外側に向けて凸となる剛性補強リブが設けられてもよい。
ここで、液剤ボトル20がボトルカバー30に収容されていない状態で、被押圧部213が使用者により直接押圧された場合の液剤ボトル20の形状変化を説明する。
図3は、図2に示したII−II線で液剤吐出容器1を切断した場合に得られる液剤ボトル20の断面構成を模式的に示す説明図である。図2の左図に示したように、液剤ボトル20の非押圧時には、主変形領域210は、被押圧部213が凸となる凸形状を有する。使用者が主変形領域210の被押圧部213を押圧し始めると、図3の中図に示したように、1対の斜面部214が内側に向けて凸となるように変形しながら、1対の稜線222間を押し広げる。
さらに使用者が被押圧部213の押圧を続けると、図2の右図に示したように、1対の斜面部214が外側に向けて凸となるように変形すると、主変形領域210が1対の稜線222を押し広げる力が無くなり、液剤ボトル20の変形が停止する。すなわち、図3の右図に示したように、主変形領域210が使用待機時の凸形状よりも平坦である所定の形状に達した時点で液剤ボトル20の変形が停止する。
その後、使用者が被押圧部213の押圧を解放すると、上端領域212aおよび下端領域212bに残っている隆起、および一対の斜面部214の外側に凸となっている形状の作用により、液剤ボトル20の形状が復元する。
<ボトルカバーの構成>
図4は、ボトルカバー30の構成を示す説明図である。より具体的には、図4には、ボトルカバー30の正面図および側面図を示している。
ボトルカバー30は、筒形状を有する。ボトルカバー30の内側の中空領域に液剤ボトル20が収容される。また、ボトルカバー30は、図4に示したように、ボトルカバー30の中空領域に到達する貫通孔である透孔33を有する。透孔33は、ボタン40が透孔33に嵌合するように、ボタン40に対応する形状を有する。例えば、ボタン40が正面視において楕円形状を有する場合、透孔33も正面視において楕円形状を有してもよい。
ここで、本実施形態によるボトルカバー30の剛性は、液剤ボトル20の胴部21の剛性よりも高く設計される。使用者はボトルカバー30に把持力を加えながらボタン40を指先で押圧するところ、上記の剛性の設計によれば、使用者が直接液剤ボトル20の胴部21を把持する場合と比較して、ボトルカバー30の変形による液剤ボトル20の圧搾が抑制される。すなわち、液剤ボトル20に関し、ボタン40からの押圧に基づく圧搾以外の圧搾が抑制されるので、ボトルカバー30が液剤ボトル20を収容することは、使用者がボタン40を押圧した際の液剤ボトル20の減容量を一定化することに寄与する。
<ボタンの構成>
図5は、ボタン40の構成を示す説明図である。より具体的には、図5Aには、ボタン40の正面図および裏面図を示しており、図5Bにはボタンの前側上方を視点とするボタン40の斜視図を示しており、図5Cには後側上方を視点とするボタン40の斜視図を示している。図5に示したように、ボタン40は、嵌合部41および当接部43を有する。
嵌合部41は、透孔33に嵌合する部分である。使用者により押圧される操作部41aが嵌合部41の一側に位置し、嵌合部41の他側に当接部43が位置する。当該嵌合部41の正面視における形状は、図5Aに示したように楕円形状であってもよいし、円形状、角形状、星形状または花型形状などの他の形状であってもよい。なお、嵌合部41と透孔33の間には遊びがあってもよい。また、図5においては透孔33の形状と等しい形状を有する嵌合部41を示しているが、透孔33の形状と異なる形状を有する嵌合部が透孔33に嵌合してもよい。
当接部43は、液剤ボトル20側に線状に突出する線状突出部43aを有する。線状突出部43aは、図5Aおよび図5Cに示したように、幅方向に沿って線状に設けられる。なお、線状は、連続する直線に限られず、不連続であってもよいし、曲線であってもよい。当該線状突出部43aが液剤ボトル20の被押圧部213に当接し、使用者によるボタン40の押圧に基づいて当該線状突出部43aが液剤ボトル20の被押圧部213を押圧する。当接部43又は線状突出部43aは、押圧時に液剤ボトル20の被押圧部213に当接するが、使用待機状態において、被押圧部213に当接していても、当接していなくてもよい。なお、図5Cに示したように、線状突出部43aの当接部43からの突出量は幅方向の中心側ほど大きくてもよい。
なお、図5Aの正面図に示したように、当接部43は、正面視において嵌合部41の外側に張り出す領域を有する。このため、透孔33の周辺のボトルカバー30の内周面に当接部43が接触することによりボタン40の前方向への移動が規制されるので、ボタン40が透孔33からボトルカバー30の外側に抜け落ちることが防止される。
<液剤吐出容器の動作>
以上、本発明の実施形態による液剤吐出容器1の構成を説明した。続いて、液剤吐出容器1の断面図を参照して液剤吐出容器1の構成を補足した後に、液剤吐出容器1の動作を説明する。
図6は、本発明の実施形態による液剤吐出容器1を図1に示したI−I線で切断した場合に得られる断面構成を模式的に示す説明図である。図6の左図に示したように、液剤吐出容器1の使用待機時には、変形支持領域220の一対の稜線222の間隔方向に沿って、変形支持領域220の一対の稜線222とボトルカバー30との間には隙間dが存在する。すなわち、変形支持領域220の一対の稜線222とボトルカバー30とは離隔している。
そして、使用者がボタン40を押圧し始めると、図6の中図に示したように、ボタン40が液剤ボトル20側に移動しながら液剤ボトル20の被押圧部213を押圧する。この時、1対の斜面部214が内側に向けて凸となるように変形しながら、主変形領域210が上述した隙間dの範囲内で1対の稜線222間を押し広げる。
さらに使用者がボタン40の押圧を続けると、図6の右図に示したように、操作部41aがボトルカバー30の外周面と前後方向上で同じ位置に到達し、使用者がボタン40をさらに押し込むことが困難になる。すなわち、ボタン40の移動は、操作部41aがボトルカバー30の外周面と前後方向上で同じ位置に到達するまでの一定量に規制される。操作部41aがボトルカバー30の外周面と前後方向上で同じ位置に到達した時点で、液剤ボトル20の変形が停止し、液剤ボトル20が所定の形状となる。
他の観点では、図6の中図に示した状態から使用者がボタン40の押圧を続けると、図6の右図に示したように、1対の稜線222の移動がボトルカバー30に規制されながら、1対の斜面部214が外側に向けて凸となるように変形する。これにより、被押圧部213の押し込みのための負荷が急峻に増加し、使用者がボタン40をさらに押し込むことが困難になる。結果、液剤ボトル20の変形が停止し、液剤ボトル20が所定の形状となる。また、1対の稜線222の移動がボトルカバー30に規制されることは、変形の均一化に繋がるので、吐出精度の向上にも資する。
使用者がボタン40をさらに押し込むことが困難になるさらなる観点として、主変形領域210の一対の斜面部214にボタン40の当接部43が当接することが挙げられる。以下、図7を参照してこの点を説明する。
図7は、主変形領域210の正面図である。図7においては、当接部43を二点鎖線で示している。図7においてハッチングで示したように、当接部43は、正面視において主変形領域210の一対の斜面部214と重なる部分を有する。このため、ボタン40が主変形領域210を変形させながら液剤ボトル20側に移動すると、当接部43が当該一対の斜面部214に当接することになるので、ボタン40から液剤ボトル20に伝わる押圧力が分散する。このため、当接部43が一対の斜面部214に当接すると、使用者がボタン40を押し込むことが困難になる。
上述したように、液剤ボトル20が所定の形状に達する過程で液剤の収容空間が減容し、液剤の収容空間の内圧が高まり、口首部25の開口を介して液剤が吐出される。
その後、使用者がボタン40の押圧を解放すると、主変形領域210の上端領域212aおよび下端領域212bに残っている隆起、および一対の斜面部214の外側に凸となっている形状の作用により、液剤ボトル20の形状が復元し始める。この時、液剤の収容空間の内圧が低まるので、口首部25の開口から空気を吸引しながら液剤の収容空間が広がり、液剤ボトル20の形状が復元する。
<作用効果>
上述したように、本発明の実施形態によれば液剤ボトル20がボトルカバー30に収容される。このため、液剤ボトル20に関し、ボタン40からの押圧に基づく圧搾以外の圧搾が抑制されるので、使用者がボタン40を押圧した際の液剤ボトル20の減容量のばらつき、および液剤の吐出量のばらつきを低減することができる。特に、本発明の実施形態によれば、数mLの少量の液剤を少ないばらつきで簡単に吐出することが可能である。
また、本実施形態によれば、多様な観点からボタン40の移動が一定量に制限され、かつ、液剤ボトル20が所定の形状に変形する。このため、使用者の押圧による液剤の収容空間の減容量のばらつき、および液剤の吐出量のばらつきを低減することができる。なお、多様な観点として説明した、操作部41aがボトルカバー30の外周面と前後方向上で同じ位置に到達すること、1対の斜面部214が外側に向けて凸となるように変形して主変形領域210の反力が急峻に増加すること、当接部43が一対の斜面部214に当接すること、の3つの事象が同時に発生してもよいし、いずれかの事象が先行して発生してもよいし、いずれかの事象は発生しなくてもよい。
また、本発明の実施形態によれば、幾つかの観点から、使用者がボタン40を押圧した際に使用者が感じるクリック感(変形感触)を向上することができる。例えば、図7を参照して説明したように、ボタン40の押込みが進むと、当接部43が当該周辺領域Hに当接する。この当接部43が当該周辺領域Hに当接した時に生じる物理的な衝撃が、上記のクリック感の要素となる。また、図6を参照して説明したように、1対の稜線222の移動がボトルカバー30に規制されながら、1対の斜面部214が外側に向けて凸となるように変形する。1対の斜面部214が外側に向けて凸となる時に反力の落差が生じ、当該反力の落差もクリック感の要素となる。さらに、本発明の実施形態では1対の稜線222の移動がボトルカバー30に規制されているので、1対の斜面部214が外側に向けて凸となるためにはより大きな押圧力が必要となることから、反力の落差が一層大きくなり、より強いクリック感が得られる。クリック感が得られることにより、押し終わりが認知し易く、また使用感が向上する。
また、図5を参照して説明したように、ボタン40には、線状突出部43aが幅方向に沿って線状に設けられる。図8を参照し、当該線状突出部43aの構成に基づく作用効果を説明する。
図8は、図2のIII−III線で切断した場合に得られる中央部212の断面構成を模式的に示す説明図である。図8に示したように、液剤ボトル20の非押圧時には、上端領域212aおよび下端領域212bが中間領域212cに向けて隆起しており、中間領域212cは概ね平坦である。そして、ボタン40を介して被押圧部213が押圧されると、図8に示したように、中間領域212cの幅方向に沿う溝が生じる。線状突出部43aは、幅方向に沿って形成されていることから、当該溝に係合する。このため、使用者によるボタン40の押し込み易さが向上する。
<変形例>
以上、本発明の実施形態を説明した。以下では、本発明の実施形態の幾つかの変形例を説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で本発明の実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで本発明の実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、本発明の実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、本発明の実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
(第1の変形例)
上記では、ボタン40が幅方向に沿って形成された線状突出部43aを有する例を説明した。第1の変形例は、ボタン40の構成に関する変形例である。以下、図9を参照して、ボタン40の構成の変形例を説明する。
図9は、変形例によるボタン40の構成を示す説明図である。ボタン40の構成の変形例として、図9Aにはボタン40−2の構成を示し、図9Bにはボタン40−3の構成を示し、図9Cにはボタン40−4の構成を示している。
図9Aに示したように、ボタン40−2の当接部43は、線状突出部43aのような局所的な凹凸を有さない。図9Bに示したように、ボタン40−3の当接部43は、中央に半球型の突起43bを有する。図9Cに示したように、ボタン40−4の当接部43は、上下方向に沿って形成された線状突出部43cを有する。これらのいずれの構成も本発明の実施形態に適用可能である。
(第2の変形例)
上記では、多様な観点からボタン40の移動が一定量に制限される例を説明した。第2の変形例は、ボタン40の移動をより確実に一定量に制限するためのさらなる観点に関する。
具体的には、嵌合部41の操作部41a側に、正面視において透孔33の外側に張り出す領域が設けられてもよい。かかる構成によれば、使用者により操作部41aが押圧された際に、当該領域が透孔33の周辺のボトルカバー30の外周面に突き当たることにより、ボタン40の移動を一定量に規制することが可能である。
(第3の変形例)
上記では、液剤ボトル20、ボトルカバー30およびボタン40が物理的に分離して構成される例を説明した。しかし、液剤ボトル20、ボトルカバー30およびボタン40のうちの少なくとも2つは一体的に構成されてもよい。
図10は、変形例による液剤ボトル20およびボタン40の構成を示す説明図である。図10に示したように、液剤ボトル20の主変形領域210にボタン40が接合されることにより、液剤ボトル20とボタン40が一体的に構成されてもよい。他の変形例として、ボタン40が可撓性を有する領域を介してボトルカバー30に接合されることにより、ボトルカバー30とボタン40が一体的に構成されてもよい。
主な実施形態として説明した、液剤ボトル20、ボトルカバー30およびボタン40が物理的に分離して構成される例では、ボタン40の取り外し可能であるので、サイズまたは形状が異なるボタンへの交換により、ボタンの移動可能量を調整することが可能である。すなわち、ボタンの交換により液剤の吐出量を調整することが可能である。
図10を参照して説明した、液剤ボトル20とボタン40が一体的に構成される例では、液剤ボトル20とボタン40を一体成型可能であるので、パーツ数の減少および製造工程の単純化を実現できる。同様に、ボトルカバー30とボタン40が一体的に構成される例でも、ボトルカバー30とボタン40を一体成型可能であるので、パーツ数の減少および製造工程の単純化を実現できる。また、液剤ボトル20とボタン40が一体的に構成される例、およびボトルカバー30とボタン40が一体的に構成される例では、ボタン40の落下、およびボタン40の交換が防止される。ボタンを交換できることは、上記では液剤の吐出量を調整できるという利点にも繋がり得ることを説明したが、液剤ボトル20からの吐出量を固定することが望まれる場合には、ボタン40の交換が防止される当該構成も有用である。
(第4の変形例)
上記では、液剤吐出容器1が液剤ボトル20を有する例を説明したが、液剤吐出容器1には他の液剤ボトルを適用可能である。以下、図11〜図13を参照し、変形例による液剤ボトル20−2〜20−4を説明する。
図11は、変形例による液剤ボトル20−2の構成を示す説明図である。図11に示したように、変形例による液剤ボトル20−2は、主変形領域210−2および変形支持領域220−2を有する。主変形領域210−2は、中央部212−2および一対の斜面部214−2を有する。中央部212−2には被押圧部213−2が設けられる。液剤ボトル20−2と液剤ボトル20とでは、液剤ボトルの面に対して占める主変形領域の割合、および斜面部の形状などが異なるが、液剤ボトル20−2は、液剤ボトル20と同様に、被押圧部213−2への押圧に基づき、1対の稜線222−2間を押し広げながら所定の形状に変形することが可能である。
図12は、他の変形例による液剤ボトル20−3の構成を示す説明図である。図12に示したように、変形例による液剤ボトル20−3は、主変形領域210−3および変形支持領域220−3を有する。主変形領域210−3は、中央部212−3および一対の斜面部214−3を有する。中央部212−3には被押圧部213−3が設けられる。液剤ボトル20−3と液剤ボトル20とでは、平面視における液剤ボトルの形状、主変形領域の形状および斜面部の形状などが異なるが、液剤ボトル20−3は、液剤ボトル20と同様に、被押圧部213−3への押圧に基づき、1対の稜線222−3間を押し広げながら所定の形状に変形することが可能である。
図13は、他の変形例による液剤ボトル20−4の構成を示す説明図である。図13に示したように、変形例による液剤ボトル20−4は、主変形領域210−4および変形支持領域220−4を有する。主変形領域210−4は、中央部212−4および一対の斜面部214−4を有する。中央部212−4は被押圧部としての機能も有する。液剤ボトル20−4と液剤ボトル20とでは、主変形領域の形状および斜面部の形状などが異なるが、液剤ボトル20−4は、液剤ボトル20と同様に、中央部212−4への押圧に基づき、1対の稜線222−4間を押し広げながら所定の形状に変形することが可能である。
<むすび>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明の技術的範囲はかかる例に限定されない。本発明の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上述した実施形態に関し、本発明は更に以下の液剤吐出容器を開示する。
<1>
被押圧部、液剤の収容空間、および液剤の吐出のための開口を有し、前記被押圧部への押圧により所定の形状に変形する液剤容器と、前記液剤容器を収容する容器収容体と、操作部を有し、使用者による前記操作部の押圧に基づいて前記液剤容器側に移動しながら前記液剤容器の前記被押圧部を押圧する可動部と、を備える、液剤吐出容器。
<2>
前記液剤容器は、前記被押圧部を含み、前記液剤容器の周方向において前記被押圧部が凸なる凸形状を有する主変形領域と、前記主変形領域の前記周方向の両側に繋がり、前記主変形領域と共に前記液剤の収容空間を形成する変形支持領域と、を有する、前記<1>に記載の液剤吐出容器。
<3>
前記主変形領域は、前記液剤容器の高さ方向の両端に位置する上端領域および下端領域と、前記上端領域および前記下端領域の間に位置し、前記被押圧部を含む中間領域と、を有し、前記上端領域および前記下端領域は、前記中間領域に向けて隆起している、前記<2>に記載の液剤吐出容器。
<4>
前記容器収容体は透孔を有し、前記可動部は、一側に前記操作部を有し、前記透孔に嵌合する嵌合部と、前記嵌合部の他側に位置し、前記液剤容器の前記被押圧部に当接する当接部と、を有する、前記<3>に記載の液剤吐出容器。
<5>
前記当接部は、前記液剤容器の周方向に沿って線状に突出する線状突出部を有する、前記<4>に記載の液剤吐出容器。
<6>
前記線状突出部の当接部からの突出量は、幅方向の中心側ほど大きい、前記<5>に記載の液剤吐出容器。
<7>
前記当接部は、局所的な凹凸を有さないか、中央に半球型の突起を有するか、あるいは上下方向に沿って形成された線状突出部を有する、前記<4>に記載の液剤吐出容器。
<8>
前記当接部は、正面視において前記嵌合部の外側に張り出す領域を有する、前記<4>〜<7>のいずれか一項に記載の液剤吐出容器。に記載の液剤吐出容器。
<9>
前記嵌合部の操作面操作部側に、正面視において前記透孔の外側に張り出す領域が設けられている、前記<4>〜<8>のいずれか一項に記載の液剤吐出容器。に記載の液剤吐出容器。
<10>
前記主変形領域は、前記被押圧部の両側に位置し、鈍角で交差する2面に沿って配置される一対の斜面部を有し、前記当接部は、前記主変形領域の正面視において前記一対の斜面部と重なる部分を有し、当該部分が、前記操作部の押圧に基づいて前記主変形領域を変形させながら前記液剤容器側に移動した場合に前記一対の斜面部に当接する、前記<4>〜<9>のいずれか一項に記載の液剤吐出容器。
<11>
前記主変形領域は、前記変形支持領域の一対の稜線を介して前記変形支持領域に接合され、前記容器収容体は、前記主変形領域が位置する高さにおいて、前記変形支持領域の一対の稜線の間隔方向に沿って、前記変形支持領域の一対の稜線と離隔している、前記<2>〜<10>のいずれか一項に記載の液剤吐出容器。
<12>
前記主変形領域は、前記被押圧部の両側に位置し、鈍角で交差する2面に沿って配置される一対の斜面部を有し、前記被押圧部への前記可動部による押圧に基づき、前記一対の斜面部が内側に凸となるように変形しながら前記主変形領域が前記一対の稜線の間隔を押し広げ、その後、前記一対の斜面部が外側に凸となるように変形し、被押圧部の押し込みのための負荷が急峻に増加し、前記液剤容器の変形が停止することにより、前記液剤容器が前記所定の形状となる、前記<11>に記載の液剤吐出容器。
<13>
前記可動部は、前記操作部が前記容器収容体の外側に突出する位置から、前記使用者による前記操作部の押圧に基づいて前記液剤容器側に移動しながら前記液剤容器を押圧する、前記<1>〜<12>のいずれか一項に記載の液剤吐出容器。
<14>
前記変形支持領域は、周方向に沿って延在する複数の剛性補強を有する、前記<2>〜<13>のいずれか一項に記載の液剤吐出容器。
<15>
前記容器収容体は、筒体部及びボトル支持部を有し、筒体部の剛性は、前記液剤容器の胴部の剛性よりも高い、前記<1>〜<14>のいずれか一項に記載の液剤吐出容器。
<16>
前記液剤容器と前記可動部は一体的に構成されており、前記主変形領域に前記可動部が接合されている、前記<2>〜<15>のいずれか一項に記載の液剤吐出容器。
<17>
前記容器収容体と前記可動部は一体的に構成されており、前記可動部は可撓性を有する領域を介して前記容器収容体に接合されている、前記<2>〜<15>のいずれか一項に記載の液剤吐出容器。
<18>
前記液剤の20°Cにおける粘度は、1mPa・s以上10000mPa・s以下であることが好ましく、より好ましくは5mPa・s以上1000mPa・s以下であり、さらに好ましくは10mPa・s以上500mPa・s以下である、前記<1>〜<17>のいずれか一項に記載の液剤吐出容器。
1 液剤吐出容器
20 液剤ボトル
21 胴部
210 主変形領域
212 中央部
212a 上端領域
212b 下端領域
212c 中間領域
213 被押圧部
214 斜面部
220 変形支持領域
222 稜線
224 剛性補強リブ
23 底部
24 肩部
25 口首部
30 ボトルカバー
33 透孔
40 ボタン
41 嵌合部
41a 操作部
43 当接部
43a 線状突出部
43b 突起
43c 線状突出部

Claims (9)

  1. 被押圧部、液剤の収容空間、および液剤の吐出のための開口を有し、前記被押圧部への押圧により所定の形状に変形する液剤容器と、
    前記液剤容器を収容する容器収容体と、
    操作部を有し、使用者による前記操作部の押圧に基づいて前記液剤容器側に移動しながら前記液剤容器の前記被押圧部を押圧する可動部と、
    を備える、液剤吐出容器。
  2. 前記液剤容器は、
    前記被押圧部を含み、前記液剤容器の周方向において前記被押圧部が凸なる凸形状を有する主変形領域と、
    前記主変形領域の前記周方向の両側に繋がり、前記主変形領域と共に前記液剤の収容空間を形成する変形支持領域と、
    を有する、請求項1に記載の液剤吐出容器。
  3. 前記主変形領域は、前記液剤容器の高さ方向の両端に位置する上端領域および下端領域と、前記上端領域および前記下端領域の間に位置し、前記被押圧部を含む中間領域と、を有し、
    前記上端領域および前記下端領域は、前記中間領域に向けて隆起している、請求項2に記載の液剤吐出容器。
  4. 前記容器収容体は透孔を有し、
    前記可動部は、
    一側に前記操作部を有し、前記透孔に嵌合する嵌合部と、
    前記嵌合部の他側に位置し、前記液剤容器の前記被押圧部に当接する当接部と、
    を有する、請求項3に記載の液剤吐出容器。
  5. 前記当接部は、前記液剤容器の周方向に沿って線状に突出する線状突出部を有する、請求項4に記載の液剤吐出容器。
  6. 前記主変形領域は、前記被押圧部の両側に位置し、鈍角で交差する2面に沿って配置される一対の斜面部を有し、
    前記当接部は、前記主変形領域の正面視において前記一対の斜面部と重なる部分を有し、
    当該部分が、前記操作部の押圧に基づいて前記主変形領域を変形させながら前記液剤容器側に移動した場合に前記一対の斜面部に当接する、請求項4または5に記載の液剤吐出容器。
  7. 前記主変形領域は、前記変形支持領域の一対の稜線を介して前記変形支持領域に接合され、
    前記容器収容体は、前記主変形領域が位置する高さにおいて、前記変形支持領域の一対の稜線の間隔方向に沿って、前記変形支持領域の一対の稜線と離隔している、請求項2〜6のいずれか一項に記載の液剤吐出容器。
  8. 前記主変形領域は、前記被押圧部の両側に位置し、鈍角で交差する2面に沿って配置される一対の斜面部を有し、
    前記被押圧部への前記可動部による押圧に基づき、前記一対の斜面部が内側に凸となるように変形しながら前記主変形領域が前記一対の稜線の間隔を押し広げ、
    その後、前記一対の斜面部が外側に凸となるように変形し、被押圧部の押し込みのための負荷が急峻に増加し、前記液剤容器の変形が停止することにより、前記液剤容器が前記所定の形状となる、請求項7に記載の液剤吐出容器。
  9. 前記可動部は、前記操作部が前記容器収容体の外側に突出する位置から、前記使用者による前記操作部の押圧に基づいて前記液剤容器側に移動しながら前記液剤容器を押圧する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の液剤吐出容器。

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