JP2004343324A - データ記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ記録再生装置において、タイムシフト再生の状態から長期保存領域に記録された番組データを再生させる際のユーザの操作を簡略化する。
【解決手段】タイムシフト再生中に切替えキーが操作されると、ナビゲーション画面が表示される(S103)。ナビゲーション画面が表示されたときに、録画済み番組指定操作がなされると、当該録画済み番組指定操作により指定された番組の再生がなされる(S107)。一方、ナビゲーション画面が表示されたときに、録画済み番組指定操作に関与しない再生キーが操作されると、停止キーが操作されるまで、ハードディスクの録画領域に録画された番組が、順次、再生され続ける(S109〜S121)。具体的には、停止キーが操作されるまで、録画領域に録画された番組が、1番目から順に再生され、最後の番組まで再生が終わると、また、1番目から順に再生され続ける。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ記録再生装置に関し、特に、映像データおよび/または音声データを含む番組データを受信し、その記録および/または再生を行ない、当該番組データを一時記録する一時保存領域と長期記録する長期保存領域とを備え、さらに、当該一時保存領域に番組データを記録するのと同時に当該番組データを再生するタイムシフト再生が可能なデータ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、上記したようなタイムシフト再生が可能なデータ記録再生装置において、長期保存領域に記録された番組データの再生において利便性を向上させるための技術が種々開示されてきた。
【0003】
たとえば、特許文献1には、タイムシフト再生時において、長期保存領域に記録された番組データを再生する際に、ユーザに、複数の番組データ(ファイル)を選択させて、当該複数の番組データを順次再生するディジタル放送の録画再生装置が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−320657公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示された技術も含めて、従来、タイムシフト再生の状態から長期保存領域に記録された番組データを再生させるためには、番組データの再生の前に、ユーザが、再生したい番組データを選択する必要があったため、ユーザは、当該番組データの再生のための操作がより簡略化されることを望んでいた。
【0006】
ここで、従来のデータ記録再生装置における、長期保存領域に記録された番組データの再生の際に行なわれる処理について、簡単に説明する。当該再生を希望する操作がなされると、図10に示されるようなナビゲーション画面201が表示される。ナビゲーション画面201には、長期保存領域に記録された番組データに対応する各ファイルの名称(ファイル名)が表示されている。そして、ユーザは、当該ナビゲーション画面201に従って、再生を希望する番組データを選択するための操作を行ない、当該操作に基づいて、番組データの再生が実行されていた。
【0007】
上記したように、ユーザは、いちいち番組データを選択する必要があったため、当該番組データの再生のための操作がより簡略化されることを望んでいた。特に、店頭等で、データ記録再生装置に、デモンストレーションとして、長期保存領域に記録された番組データを再生させる場合等、長期に渡って連続して再生を行ないたい場合には、操作の簡略化が切望されていた。
【0008】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、データ記録再生装置において、タイムシフト再生の状態から長期保存領域に記録された番組データを再生させる際のユーザの操作を簡略化することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のある局面に従ったデータ記録再生装置は、映像データおよび/または音声データを含む番組データを受信し、その記録および/または再生を行なうデータ記録再生装置であって、ユーザからの指示の入力を受付ける入力手段と、前記受信した番組データを記録する記録手段と、前記記録手段に記録された番組データを再生させる再生手段と、外部から情報を入力するための入力手段とを含み、前記記録手段は、前記番組データを一時記録するリングバッファである一時保存領域と、前記番組データを複数記録可能な長期記録する長期保存領域とを備え、前記記録手段および前記再生手段に、少なくとも、前記一時保存領域に番組データを記録するのと同時に当該番組データを再生するタイムシフト再生を実行させる制御手段と、前記長期保存領域に記録されている各番組データについての情報を記録する再生情報記録部とをさらに含み、前記入力手段は、前記長期保存領域に記録された番組データの中で再生を希望する番組データを特定する情報を入力するための第1の入力部と、前記第1の入力部により特定された番組データの再生を希望する情報を入力するための第2の入力部と、前記長期保存領域に記録された番組データの再生を番組データを特定することなく希望する情報を入力するための第3の入力部とを備え、前記制御手段は、前記長期保存領域に記録されている各番組データについて、前記再生手段に再生されたときに、前記再生情報記録部に、再生済みである旨の情報を記録し、前記制御手段は、前記長期保存領域に記録されている各番組データについて、前記再生手段に再生されたときに、前記再生情報記録部に、再生済みである旨の情報を記録し、前記再生手段に、前記タイムシフト再生が実行されているときに前記第1の入力部および前記第2の入力部に情報の入力があった場合には、前記特定された番組データを再生させる第1の制御を実行し、前記タイムシフト再生が実行されているときに前記第3の入力部に情報の入力があった場合には、前記長期保存領域に記録されている番組データの中の前記再生情報記録部に再生済みである旨の情報が記録されていない番組データのみを連続的に再生させる第2の制御を実行することを特徴とする。
【0010】
本発明の他の局面に従ったデータ記録再生装置は、映像データおよび/または音声データを含む番組データを受信し、その記録および/または再生を行なうデータ記録再生装置であって、ユーザからの指示の入力を受付ける入力手段と、前記受信した番組データを記録する記録手段と、前記記録手段に記録された番組データを再生させる再生手段と、外部から情報を入力するための入力手段とを含み、前記記録手段は、前記番組データを一時記録するリングバッファである一時保存領域と、前記番組データを複数記録可能な長期記録する長期保存領域とを備え、前記入力手段は、前記長期保存領域に記録された番組データの中で再生を希望する番組データを特定する情報を入力するための第1の入力部と、前記第1の入力部により特定された番組データの再生を希望する情報を入力するための第2の入力部と、前記長期保存領域に記録された番組データの再生を番組データを特定することなく希望する情報を入力するための第3の入力部とを備え、前記記録手段および前記再生手段に、少なくとも、前記一時保存領域に番組データを記録するのと同時に当該番組データを再生するタイムシフト再生を実行させる制御手段をさらに含み、前記制御手段は、前記再生手段に、前記タイムシフト再生が実行されているときに前記第1の入力部および前記第2の入力部に情報の入力があった場合には、前記特定された番組データを再生させる第1の制御を実行し、前記タイムシフト再生が実行されているときに前記第3の入力部に情報の入力があった場合には、前記長期保存領域に記録されている番組データを連続的に再生させる第2の制御を実行することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の他の局面に従ったデータ記録再生装置は、前記長期保存領域に記録されている各番組データについての情報を記録する再生情報記録部をさらに含み、前記制御手段は、前記長期保存領域に記録されている各番組データについて、前記再生手段に再生されたときに、前記再生情報記録部に、再生済みである旨の情報を記録し、前記第2の制御において、前記長期保存領域に記録されている番組データの中で、前記再生情報記録部に再生済みである旨の情報が記録されていない番組データのみを、連続的に再生させることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0013】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明のデータ記録再生装置の第1の実施の形態である情報記録再生装置100の構成を示す図である。
【0014】
図1において、チューナ11は、システム制御回路10からディジタル放送のチャンネル指定信号が供給された場合には、この指定されたチャンネルのディジタル放送波を受信する。この際、チューナ11は、受信したディジタル放送波を復調することによりMPEG(Moving Picture Experts Group)信号を得て、これをMPEG信号M1としてハードディスク装置12に供給する。また、チューナ11は、システム制御回路10からアナログテレビジョン放送(NTSC(National Television Standards Committee)方式、PAL(Phase Alternation by Line)方式、またはSECAM(SEquential Couleur A Memoire)方式)のチャンネル指定信号が供給された場合には、この指定されたチャンネルのアナログテレビジョン放送波を受信する。この際、チューナ11は、受信したアナログテレビジョン放送波を復調して得たテレビジョン信号をMPEGエンコーダ14に供給する。MPEGエンコーダ14は、かかるテレビジョン信号に対してMPEG符号化処理を施して得た信号をMPEG信号M2としてハードディスク装置12に供給する。
【0015】
ハードディスク装置12は、再生MPEG信号RMをMPEGデコーダ17に供給する。MPEGデコーダ17は、ハードディスク装置12から供給されたMPEG信号に対してMPEG復号処理を施すことにより、映像信号を得てこれを映像信号DAVとしてセレクタ18に供給する。
【0016】
OSD(On Screen Display)画像生成回路19は、システム制御回路10から供給された各種メッセージ表示指令に応じた画像を表示させるべきメッセージ画像信号DC を生成し、これをセレクタ18に供給する。セレクタ18は、上記映像信号DAVおよびメッセージ画像信号DC の中から、システム制御回路10から供給された選択信号に応じた方を択一的に選択し、これをディスプレイ装置200に供給する。
【0017】
ディスプレイ装置200は、情報記録再生装置100から供給された上記映像信号DAV、またはメッセージ画像信号DC に基づく画像表示を行なう。
【0018】
操作装置22は、ユーザからの、放送チャンネル指定操作、録画済み番組指定操作、録画指令操作、再生指令操作、録画停止操作、および、再生停止操作等を受付け、その操作に応じた各種操作信号をシステム制御回路10に供給する。尚、操作装置22は、情報記録再生装置100の筐体とは分離しているリモートコントローラであっても良い。
【0019】
操作装置22を用いたユーザによる各種操作に応じて、システム制御回路10は、情報記録再生装置100に、録画動作、および、タイムシフト再生動作を実施させることができる。
【0020】
録画動作は、チューナ11にて受信された番組を録画するための動作である。この場合、ユーザは、上記操作装置22を用いて録画指令操作を行なう。このような録画指令操作に応じて、システム制御回路10は、記録指令信号をハードディスク装置12に供給する。さらに、システム制御回路10は、チューナ11にて受信して得られた上記MPEG信号M1またはM2のビットレートに応じた記録速度信号SW を求め、これを内蔵レジスタ(図示略)に記憶させると共に、ライトポジションカウンタに供給する。これにより、ハードディスク装置12は、ピックアップ装置121を備え、上記MPEG信号M1またはM2を上記ライトポジションWPにて示されるタイムシフト領域120A内の位置から上記記録速度信号SW に応じた速度で、ピックアップ装置121を用いて、順次記録していく。
【0021】
タイムシフト再生動作とは、上記したような録画動作と同時に、録画済みの番組の再生を行なう、いわゆるタイムシフト再生を実施するための動作である。この場合、ユーザは、上記操作装置22を用いて再生指令操作を行なう。
【0022】
図2に、操作装置22の平面図を示す。上記した操作装置22を用いての各操作を、操作装置22に備えられたキーを用いて説明する。
【0023】
放送チャンネル指定操作は、0〜9の各数字に対応して設けられたテンキー229を用いて行なわれる。
【0024】
録画済み番組指定操作は、タイムシフト再生動作中に切替えキー220が操作された際に、当該切替えキー220が操作されることにより表示される画面(後述するナビゲーション画面)に対して、テンキー229を用いて番組が特定され、さらに、決定キー222が操作されることにより当該特定された番組が指定されることとによって、行なわれる。つまり、本実施の形態では、テンキー229により、長期保存領域に記録された番組データの中で再生を希望する番組データを特定する情報を入力するための第1の入力部が構成される。また、決定キー222により、第1の入力部により特定された番組データの再生を希望する情報を入力するための第2の入力部が構成される。
【0025】
録画指令操作は、録画キー223が操作されることにより行なわれる。
録画停止操作、および、再生停止操作は、録画動作中または再生動作中に停止キー225が操作されることにより行なわれる。
【0026】
再生指令操作は、録画済み番組指定操作が行なわれている場合に、停止キー225が操作されて停止されている再生動作を再開させるために、再生キー224が操作されることにより行なわれる。
【0027】
また、電源キー221が操作されることにより、情報記録再生装置100への電源の投入のON−OFFが切替えられる。早送りキー228が操作されることにより、録画された画像の再生位置が早送りされ、巻戻しキー227が操作されることにより、録画された画像の再生位置が巻戻しされる。一時停止キー226が操作されることにより、再生中の録画画像の再生動作が一時停止され、また、一時停止中の再生動作が再開される。
【0028】
図3に、ハードディスク装置12が備える記録媒体であるハードディスク120の記憶領域の内容を模式的に示す。
【0029】
ハードディスク120は、リングバッファであるタイムシフト領域120Aと、情報を長期記録するための録画領域120Bとを含む。なお、ハードディスク120におけるタイムシフト領域120Aと録画領域120Bの領域の大きさは、たとえば、ユーザにより操作装置22を介して入力された情報に基づいて決定される。また、ハードディスク120において、タイムシフト領域120Aの位置および録画領域120Bの位置は、システム制御回路10内の図示せぬメモリに各領域のアドレスが記録されることにより、管理されている。
【0030】
図4に、情報記録再生装置100においてタイムシフト再生が行なわれる際の、ハードディスク120における記録位置および再生位置を模式的に示す。
【0031】
タイムシフト再生では、ハードディスク120のタイムシフト領域120AのライトポイントWPに対して録画動作が行なわれ、リードポイントRPに対して再生動作が行なわれる。タイムシフト領域120Aは、リングバッファにより構成されるため、タイムシフト再生における録画動作は、タイムシフト領域120Aの最後まで行なわれても、当該タイムシフト領域120Aを繰返し用いるように行なわれる。
【0032】
情報記録再生装置100は、このようなタイムシフト再生が行なわれているときに、切替えキー220が操作されると、録画領域120Bに録画された番組を再生できる。録画された番組を再生するためにシステム制御回路10が実行する録画再生処理について、そのフローチャートである図5を参照して、以下に説明する。
【0033】
タイムシフト再生中に、システム制御回路10は、S101で、切替えキー220に対する操作の有無を判断し、操作があったと判断すると、S103に処理を進める。
【0034】
S103で、システム制御回路10は、ディスプレイ装置200に、録画領域120Bに録画された各番組に対応する各ファイルの名称(ファイル名)の一覧である、図10に示したようなナビゲーション画面を表示させ、S105に処理を進める。
【0035】
S105で、システム制御回路10は、操作装置22に対する操作を待つ。そして、操作装置22に対して操作があったと判断した場合、当該操作が録画済み番組指定操作であると判断するとS107へ、当該操作が再生キー224に対して操作があったと判断するとS109へ、それぞれ処理を進める。
【0036】
S107で、システム制御回路10は、録画済み番組指定操作により指定された番組を再生して、S103に処理を戻す。
【0037】
S109で、システム制御回路10は、後述するS111以降の処理に使用するカウンタNの値を1にセットして、処理をS111に進める。
【0038】
S111で、システム制御回路10は、録画領域120Bにおいて、N番目に録画された番組を読出し、再生し、S113に処理を進める。
【0039】
S113で、システム制御回路10は、停止キー225が操作されたか否かを判断する。そして、停止キー225が操作されたと判断すると、番組の再生を停止させてS103に処理を戻し、操作されていないと判断すると、S115に処理を進める。
【0040】
S115で、システム制御回路10は、N番目の番組の再生が終了したか否かを判断する。そして、終了したと判断すると、S117に処理を進め、まだ終了していないと判断すると、S113に処理を戻す。
【0041】
S117で、システム制御回路10は、現在のN番目の番組が、録画領域120Bに録画された最後の番組か否かを判断する。そして、最後の番組ではないと判断するとS119でNを1加算更新してS111に処理を戻し、最後の番組であると判断するとS121でNを1に戻してS111に処理を戻す。
【0042】
以上説明した録画再生処理では、タイムシフト再生中に切替えキー220が操作されると、図10に示したようなナビゲーション画面が表示される。そして、ナビゲーション画面が表示されたときに、録画済み番組指定操作がなされると、当該録画済み番組指定操作により指定された番組の再生がなされる。
【0043】
一方、ナビゲーション画面が表示されたときに、録画済み番組指定操作に関与しない再生キー224が操作されると、停止キー225が操作されるまで、録画領域120Bに録画された番組が、順次、再生され続ける。具体的には、停止キー225が操作されるまで、録画領域120Bに録画された番組が、1番目から順に再生され、最後の番組まで再生が終わると、また、1番目から順に再生され続ける。
【0044】
なお、以上説明した録画再生処理は、図4に示したように、タイムシフト再生のライトポイントWPとリードポイントRPとの間隔が30分程度開いている場合にも適用可能であれば、図6に示すように、3秒程度の、近接している場合にも適用できる。さらに、図7に示すように、タイムシフト再生のライトポイントWPが録画領域120BにありリードポイントRPがタイムシフト領域120Aにある場合にも適用できる。
【0045】
[第2の実施の形態]
図8は、本発明のデータ記録再生装置の第2の実施の形態である情報記録再生装置300の構成を示す図である。
【0046】
本実施の形態の情報記録再生装置300は、第1の実施の形態として説明した情報記録再生装置100に対して、システム制御回路10に録画領域120Bに録画された番組についての情報を記憶するメモリ10Aを追加したものであり、他の構成要素の働きは同じものである。
【0047】
メモリ10Aには、表1に「再生情報」として示すように、録画領域120Bに録画された各番組に対応するファイルについて、ファイル名と、当該ファイルが再生されたかまだ再生されていないかが、互いに関連付けられて記憶されている。なお、以下に示す表1では、対応するファイルが一度でも再生されている場合には「○」、まだ再生されていない場合には「×」と記載されている。
【0048】
【表1】
Figure 2004343324
【0049】
次に、本実施の形態のシステム制御回路10が実行する録画再生処理について、そのフローチャートである図9を参照して、以下に説明する。
【0050】
タイムシフト再生中に、システム制御回路10は、S201で、切替えキー220に対する操作の有無を判断し、操作があったと判断すると、S203に処理を進める。
【0051】
S203で、システム制御回路10は、ディスプレイ装置200に、図10に示したようなナビゲーション画面を表示させ、S205に処理を進める。
【0052】
S205で、システム制御回路10は、操作装置22に対する操作を待つ。そして、操作装置22に対して操作があったと判断した場合、当該操作が録画済み番組指定操作であると判断するとS207へ、当該操作が再生キー224に対しての操作であったと判断するとS209へ、それぞれ処理を進める。
【0053】
S207で、システム制御回路10は、録画済み番組指定操作により指定された番組を再生し、S208で、再生した番組について表1内の対応する欄を「○」として、S203に処理を戻す。
【0054】
S209で、システム制御回路10は、表1内の表で「×」のついている番組の中で最初の(録画領域120Bにおいてアドレス番号が最も小さい)番組を再生対象番組に設定して、処理をS211に進める。
【0055】
S211で、システム制御回路10は、再生対象番組に設定されている番組を再生し、S213に処理を進める。
【0056】
S213で、システム制御回路10は、停止キー225が操作されたか否かを判断する。そして、停止キー225が操作されたと判断すると、S203に処理を戻し、操作されていないと判断すると、S215に処理を進める。
【0057】
S215で、システム制御回路10は、再生中の番組の再生が終了したか否かを判断する。そして、終了したと判断すると、S217に処理を進め、まだ終了していないと判断すると、S213に処理を戻す。
【0058】
S217で、システム制御回路10は、現在再生中の番組が、録画領域120B内で、表1に「×」が付けられている最後の番組であるか否かを判断する。そして、最後の番組ではないと判断すると、S219で表1で「×」を付けられている次の番組を再生対象番組に設定してS211に処理を戻し、最後の番組であると判断するとS203に処理を戻す。
【0059】
以上説明した録画再生処理では、ナビゲーション画面が表示されたときに、録画済み番組指定操作がなされると、当該録画済み番組指定操作により指定された番組の再生がなされる。
【0060】
一方、ナビゲーション画面が表示されたときに、録画済み番組指定操作に関与しない再生キー224が操作されると、停止キー225が操作されるまで、録画領域120Bに録画されまだ再生されていない番組が、順次、再生される。
【0061】
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態は、単独であっても、可能な限り組合されても、適用可能である。
【0062】
【発明の効果】
本発明によると、ユーザは、再生を希望する番組データを特定する操作を実行して当該番組データを再生させることもできる上に、再生を希望する番組を特定する操作をすることなく番組データを再生させることができる。これにより、デモンストレーションのように番組データの種類を問わず番組データの再生を希望する場合等、ユーザが再生させる番組データの特定を必要としない場合には、番組データを再生させるための操作が簡略化される。
【0063】
また、本発明によると、データ記録再生装置に記録されユーザがまだ内容を確認していない番組データのみを、簡略化された操作によって、再生させることができる。つまり、ユーザは、まだ内容を確認していない番組データというユーザが優先的に再生させたい番組データを、データ記録再生装置側で選択することによって、簡略化された操作で、このような番組データのみを再生させることができる。したがって、データ記録再生装置の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ記録再生装置の第1の実施の形態である情報記録再生装置の構成を示す図である。
【図2】図1の情報記録再生装置の操作装置の平面図である。
【図3】図1の情報記録再生装置のハードディスク装置が備える記録媒体であるハードディスクの記憶領域の内容を模式的に示す図である。
【図4】図1の情報記録再生装置においてタイムシフト再生が行なわれる際のハードディスクにおける記録位置および再生位置を模式的に示す図である。
【図5】図1の情報記録再生装置のシステム制御回路が実行する録画再生処理のフローチャートである。
【図6】図4に示した、タイムシフト再生時の記録位置および再生位置の変形例を模式的に示す図である。
【図7】図4に示した、タイムシフト再生時の記録位置および再生位置のさらなる変形例を模式的に示す図である。
【図8】本発明のデータ記録再生装置の第2の実施の形態である情報記録再生装置の構成を示す図である。
【図9】図8の情報記録再生装置のシステム制御回路が実行する録画再生処理のフローチャートである。
【図10】従来のデータ記録再生装置において表示されていたナビゲーション画面を示す図である。
【符号の説明】
10 システム制御回路、10A メモリ、11 チューナ、12 ハードディスク装置、18 セレクタ、14 MPEGエンコーダ、17 MPEGデコーダ、19 OSD画像生成回路、100,300 情報記録再生装置、120ハードディスク、120A タイムシフト領域、120B 録画領域、200ディスプレイ装置、220 切替えキー、221 電源キー、222 決定キー、223 録画キー、224 再生キー、225 停止キー、229 テンキー。

Claims (3)

  1. 映像データおよび/または音声データを含む番組データを受信し、その記録および/または再生を行なうデータ記録再生装置であって、
    ユーザからの指示の入力を受付ける入力手段と、
    前記受信した番組データを記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録された番組データを再生させる再生手段と、
    外部から情報を入力するための入力手段とを含み、
    前記記録手段は、前記番組データを一時記録するリングバッファである一時保存領域と、前記番組データを複数記録可能な長期記録する長期保存領域とを備え、
    前記記録手段および前記再生手段に、少なくとも、前記一時保存領域に番組データを記録するのと同時に当該番組データを再生するタイムシフト再生を実行させる制御手段と、
    前記長期保存領域に記録されている各番組データについての情報を記録する再生情報記録部とをさらに含み、
    前記入力手段は、前記長期保存領域に記録された番組データの中で再生を希望する番組データを特定する情報を入力するための第1の入力部と、前記第1の入力部により特定された番組データの再生を希望する情報を入力するための第2の入力部と、前記長期保存領域に記録された番組データの再生を番組データを特定することなく希望する情報を入力するための第3の入力部とを備え、
    前記制御手段は、
    前記長期保存領域に記録されている各番組データについて、前記再生手段に再生されたときに、前記再生情報記録部に、再生済みである旨の情報を記録し、
    前記制御手段は、
    前記長期保存領域に記録されている各番組データについて、前記再生手段に再生されたときに、前記再生情報記録部に、再生済みである旨の情報を記録し、
    前記再生手段に、前記タイムシフト再生が実行されているときに前記第1の入力部および前記第2の入力部に情報の入力があった場合には、前記特定された番組データを再生させる第1の制御を実行し、前記タイムシフト再生が実行されているときに前記第3の入力部に情報の入力があった場合には、前記長期保存領域に記録されている番組データの中の前記再生情報記録部に再生済みである旨の情報が記録されていない番組データのみを連続的に再生させる第2の制御を実行する、
    データ記録再生装置。
  2. 映像データおよび/または音声データを含む番組データを受信し、その記録および/または再生を行なうデータ記録再生装置であって、
    ユーザからの指示の入力を受付ける入力手段と、
    前記受信した番組データを記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録された番組データを再生させる再生手段と、
    外部から情報を入力するための入力手段とを含み、
    前記記録手段は、前記番組データを一時記録するリングバッファである一時保存領域と、前記番組データを複数記録可能な長期記録する長期保存領域とを備え、
    前記入力手段は、前記長期保存領域に記録された番組データの中で再生を希望する番組データを特定する情報を入力するための第1の入力部と、前記第1の入力部により特定された番組データの再生を希望する情報を入力するための第2の入力部と、前記長期保存領域に記録された番組データの再生を番組データを特定することなく希望する情報を入力するための第3の入力部とを備え、
    前記記録手段および前記再生手段に、少なくとも、前記一時保存領域に番組データを記録するのと同時に当該番組データを再生するタイムシフト再生を実行させる制御手段をさらに含み、
    前記制御手段は、前記再生手段に、前記タイムシフト再生が実行されているときに前記第1の入力部および前記第2の入力部に情報の入力があった場合には、前記特定された番組データを再生させる第1の制御を実行し、前記タイムシフト再生が実行されているときに前記第3の入力部に情報の入力があった場合には、前記長期保存領域に記録されている番組データを連続的に再生させる第2の制御を実行する、データ記録再生装置。
  3. 前記長期保存領域に記録されている各番組データについての情報を記録する再生情報記録部をさらに含み、
    前記制御手段は、
    前記長期保存領域に記録されている各番組データについて、前記再生手段に再生されたときに、前記再生情報記録部に、再生済みである旨の情報を記録し、
    前記第2の制御において、前記長期保存領域に記録されている番組データの中で、前記再生情報記録部に再生済みである旨の情報が記録されていない番組データのみを、連続的に再生させる、請求項2に記載のデータ記録再生装置。
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