JP2002152684A - マルチアングル再生装置及び再生方法 - Google Patents

マルチアングル再生装置及び再生方法

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JP2002152684A
JP2002152684A JP2000349086A JP2000349086A JP2002152684A JP 2002152684 A JP2002152684 A JP 2002152684A JP 2000349086 A JP2000349086 A JP 2000349086A JP 2000349086 A JP2000349086 A JP 2000349086A JP 2002152684 A JP2002152684 A JP 2002152684A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチアングルの映像を切替える際に、簡単な
操作によって切替え設定を行え、しかもその切替えを判
断するために実際の画面を確認することができ、しか
も、予め設定したアングル選択の内容で自動的に再生す
ることができるマルチアングル再生装置及び再生方法を
提供する。 【解決手段】マルチアングル再生装置4には、装置全体
を複合的に制御するためのCPU5が設けられ、制御ラ
イン6を介してディスクコントローラ7とMPEGデコ
ーダ8が接続され、CPU5による制御の基にディスク
Dがディスクコントローラ7によって適正に再生し得る
ように駆動制御される。MPEGデコーダ8に接続され
たバッファメモリ9は、ディスクDに記録されているア
ングル映像を一時的に格納するビデオメモリである。制
御ライン6に接続されたRAM14は、マルチアングル
再生装置4における動作のために必要とされるデータを
読み書きするためのもので、アングル設定メモリ15
は、予め設定されるアングル再生の動作指定のデータガ
が格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチアングル再
生装置に関し、特に複数の映像ブロックでなる一連の通
常再生映像の中の特定映像ブロックに複数のアングル映
像が付加されて記録された記録媒体記録ビデオ、例えば
DVDビデオを再生し、通常再生し得ると共に、前記複
数のアングル映像を任意に選択してアングル再生し得る
マルチアングル再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マルチアングルに対応したDV
Dビデオは、通常の再生を行うことができると共に、こ
の通常再生の途中に同一時間内に進行する映像を最大で
9個のアングル映像を記録することができ、ユーザーが
任意に切換えを行うことによって選択された希望の映像
を再生することができる。そして、通常再生中にアング
ル切換えを行う場合には、マルチアングルのあるストリ
ームを再生中にユーザーが再生したいアングル映像をア
ングル切換え釦を選択してアングル切換え操作を行って
いる。
【0003】例えば、図6に示すように、通常再生の映
像1からマルチアングルブロック2に差し掛かったとき
にアングル切換え操作を行わなかった場合には、アング
ルA1、A2、A3、A4を再生して映像3を再生す
る。このために、現在再生している映像と異なったアン
グル映像を再生したい場合には、その都度にアングルB
1〜B4、C1〜C4をリモコン装置を用いて選択指令
を与えたり、タッチパネル形式の操作部材を用いて選択
指令をすることによって希望するアングル映像に切り換
えることが必要とされる。
【0004】このような選択動作を図7に示すフローチ
ャートを用いて説明すると、先ず、ステップS1でDV
Dビデオの再生が始って通常再生が開始され、マルチア
ングルブロックに差し掛かると次のステップS2にて、
アングル切換え可能な場面であることを示すマークが画
面上に表示される。また、マルチアングル切換操作が可
能であるという旨をオンスクリーン表示する場合には、
例えば特開平8−287613に開示されているものが
あり、アングル数が変化する時点で画面全体に表示を行
い選択後に消去されるものである。
【0005】選択画面が表示されると、ステップS3に
進んでアングル切換えを行うか否かが判定され、Yes
の場合にはステップS4に進んでリモコンのアングル切
換えボタンを押してアングル映像を順次に切り換えて再
生したいアングルを選択することによって希望のアング
ル映像を再生することができる(ステップS5)。しか
る後、ステップS6に進んで再生終了であるか否かが判
定され、Noの場合にはステップS2に戻され以降動作
が再実行され、ステップS6でYesとなったときに一
連の再生動作が終了とされる。
【0006】また、ステップS3による判断でNo、即
ち、アングル切換えを行わないと判定された場合にはス
テップS7に進み、現在再生中のアングル映像がそのま
ま再生し続けステップS5に進んで所定映像が再生され
てステップS6に進み、再生終了であるか否かが判定さ
れ、Noの場合にはステップS2に戻され以降動作が再
実行され、ステップS6でYesとなったときに一連の
再生動作が終了とされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチアングル
再生装置は、現在再生している映像とは異なったアング
ル映像を再生したい場合には、その都度に再生したいア
ングルに切換える操作が必要とされ操作が繁雑であると
共に、特に映像の場面毎に異なったアングルを再生した
い場合には、その場面毎に切換え操作が必要なために視
聴に専念できず使い勝手に問題がある。
【0008】また、切換え操作のときには該当するマル
チアングルブロックにはどれだけのチャネルが存在する
かを明確に認識することができないと共に、マルチアン
グルの映像がどのような画面であるかを知ることができ
ず、実際にアングル再生して見なければ画面確認をする
ことができないという問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、マルチアングル
の映像を切換える際に、簡単な操作によって切換え設定
を行え、しかもその切換えを判断するために実際の画面
を確認することができ、しかも、予め設定したアングル
選択の内容で自動的に再生することができるマルチアン
グル再生装置及び再生方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明によるマルチアングル再生装置及び再生方法
は、次に記載するような特徴的な構成を採用している。
【0011】複数の映像ブロックでなる一連の通常再生
映像の中の特定映像ブロックに複数のアングル映像が付
加されて記録された記録媒体を再生し、通常再生し得る
と共に、前記複数のアングル映像を任意に選択してアン
グル再生し得るマルチアングル再生装置において、装着
された記録媒体に含まれるアングル映像データを表示デ
ータとして格納する表示データ格納手段と、前記表示デ
ータ格納手段に格納された複数の表示データのそれぞれ
を1画面内に表示する一覧表示手段と、前記一覧表示手
段によって表示された複数のアングル映像の中から再生
を指定するアングルを選択する選択手段と、前記選択手
段によって選択されたアングル映像の再生位置データを
格納する再生位置データ格納手段と、前記記録媒体を再
生するときに、前記再生位置データ格納手段に格納され
た再生位置データに対応して通常再生とアングル再生を
自動で行うように制御する再生制御手段とを具備するマ
ルチアングル再生装置。
【0012】(2)前記表示データ格納手段は、前記記
録媒体に含まれるアングル映像データを信号圧縮した状
態の表示データとして格納するように構成する上記
(1)のマルチアングル再生装置。
【0013】(3)前記一覧表示手段は、前記表示デー
タ格納手段に格納された複数の表示データの中から異な
るシーンのそれぞれに対応する表示データを1画面内に
表示するように構成する上記(1)のマルチアングル再
生装置。
【0014】(4)前記選択手段は、再生画面に重ね併
せて設けられたタッチパネルを用いるように構成する上
記(1)のマルチアングル再生装置。
【0015】(5)前記再生制御手段は、記録媒体を再
生するときに、前記再生位置データ格納手段に格納され
た再生位置データに対応して通常再生とアングル再生を
自動で行っているときに、アングル映像が再生されると
きに前記一覧表示手段と前記選択手段を有効に動作させ
任意のアングル選択を行い得るように構成する上記
(1)のマルチアングル再生装置。
【0016】(6)前記表示データ格納手段と、前記一
覧表示手段と、前記選択手段と、前記再生位置データ格
納手段のそれぞれは、前記記録媒体が排出された後にも
データ保持され、当該記録媒体が次回に装着されたとき
にデータ格納を省略し得るように構成する上記(1)の
マルチアングル再生装置。
【0017】(7)前記記録媒体は、DVDである上記
(1)乃至(6)のいずれかのマルチアングル再生装
置。
【0018】(8)複数の映像ブロックでなる一連の通
常再生映像の中の特定映像ブロックに複数のアングル映
像が付加されて記録された記録媒体を再生し、通常再生
し得ると共に、前記複数のアングル映像を任意に選択し
てアングル再生し得るマルチアングル再生方法におい
て、装着された記録媒体に含まれるアングル映像データ
を表示データとして格納し、前記格納された複数の表示
データのそれぞれを1画面内に一覧表示し、前記一覧表
示された複数のアングル映像の中から再生を指定するア
ングルを選択し、選択されたアングル映像の再生位置デ
ータを格納し、前記記録媒体を再生するときに前記格納
された再生位置データに対応して通常再生とアングル再
生を自動で行うように制御するマルチアングル再生方
法。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図1ないし図5を用いて説明する。先ず、第1の実施
の形態について図1ないし図3を用いて説明する。図1
に示すようにマルチアングル再生装置4には、装置全体
を複合的に制御するためのCPU5が設けられ、制御ラ
イン6を介してディスクコントローラ7とMPEGデコ
ーダ8が接続され、CPU5による制御の基にディスク
Dがディスクコントローラ7によって適正に再生し得る
ように駆動制御され、ディスクコントローラ7によって
読み取られた光信号がMPEGデコーダ8によってMP
EG変換され、デジタルビデオ信号がビデオエンコーダ
10によってアナログの映像信号に変換されて画像モニ
タ13に供給される。
【0020】MPEGデコーダ8で得られたデジタルオ
ーディオ信号は、オーディオD/A回路11によってD
/A変換されスピーカ信号にされてスピーカ12に供給
される。このMPEGデコーダ8に接続されたバッファ
メモリ9は、ディスクDに記録されているアングル映像
を一時的に格納するビデオメモリである。
【0021】また、制御ライン6に接続されたRAM1
4は、マルチアングル再生装置4における動作のために
必要とされるデータを読み書きするためのもので、アン
グル設定メモリ15は、予め設定されるアングル再生の
動作指定のデータを格納するものである。
【0022】CPU5には、画像モニタ13の表面に密
接して設けられたタッチパネル16が接続され、アング
ル選択等の操作指令を与えることができ、CPU5に接
続されたリモコン受信部17によってリモコン装置(図
示せず)からの操作指令をマルチアングル再生装置4に
対して与えることができる。
【0023】画像モニタ13に設けたタッチパネル16
を用いてアングル選択を行うための画面は、図2に示す
選択画面18のように第1ないし第3アングル列19〜
21を有し、この列にそれぞれ交差するチャプターA,
B,Cを有し、該当箇所をタッチすることによって希望
するアングルの特定を行うことができ、1画面ですべて
のアングル表示を行えない場合には、ページ表示22と
次ページ表示23を設けることによって多数のアングル
映像を表示することができる。
【0024】よって、ディスクコントローラ7に装着さ
れたディスクDに含まれるアングル映像データを表示デ
ータとして格納する表示データ格納手段がバッファメモ
リ9によって構成され、バッファメモリ9に格納された
複数の表示データのそれぞれを1画面内に表示する一覧
表示手段が画像モニタ13によって構成され、この一覧
表示手段によって表示された複数のアングル映像の中か
ら再生を指定するアングルを選択する選択手段がタッチ
パネル16によって構成され、タッチパネル16によっ
て選択されたアングル映像の再生位置データを格納する
再生位置データ格納手段がアングル設定メモリ15によ
って構成され、ディスクDを再生するときに、アングル
設定メモリ15に格納された再生位置データに対応して
通常再生とアングル再生を自動で行うように制御する再
生制御手段が主としてCPU5によって構成される。
【0025】従って、ディスクDがマルチアングル再生
装置4に装着されディスクコントローラ7によって適正
に信号読取りが行えるように制御されると、図3に示す
フローチャートのステップS8のようにディスクDの情
報が読み込み開始され、CPU5からのディスクコント
ローラ7に対して指令を出し、ディスクDからディスク
情報とビデオマネージャ情報(VMGI)内に格納され
ているアングル情報(AGL−Ns)を読み込む。ディ
スクDから読み出されたアングル情報は、ディスクコン
トローラ7からMPEGデコーダ8に転送され、MPE
Gデコーダ8に接続されているバッファメモリ9内に格
納される。
【0026】次のステップS9で、現在装着されたディ
スクDのアングル再生情報と同じデータがアングル設定
メモリ15にあるか否かが判断され、アングル設定メモ
リ15に現在装着されたディスクDと同じアングル情報
が格納されていなかった(No)の場合には、次のステ
ップS10に進んで、アングル情報を読み込み次のステ
ップS11に進む。
【0027】このステップS11は、マルチアングル再
生が可能なディスクDであるか否かを判定するもので、
Yesの場合に次のステップS12に進んで自動アング
ル切換えの設定をアングル設定メモリ15に対して行う
か否かを判定し、Yesの場合には次のステップS13
でディスクDの1つのタイトル内のすべてのマルチアン
グルブロックをサーチし、次のステップS14で全ての
アングル映像を画像モニタ13の画面に図2に示す選択
画面18のように縮小表示する。
【0028】次のステップS15にて、選択画面18の
中から再生したいアングル映像を画面から選択して、即
ち、画像モニタ13の表面に密接して設けられたタッチ
パネル16やリモコン装置(図示せず)からの操作指令
をマルチアングル再生装置4に対して与えることによっ
てアングル設定し、次のステップS16に進んでその終
了の有無が判定され、Yes(設定終了)の場合には、
次のステップS17にてアングル再生情報をアングル設
定メモリ15に格納し、しかる後にステップS18にて
設定されたアングル再生が自動的に行われる。
【0029】一方、ステップS9でYes、即ち、現在
装着されたディスクDのアングル再生情報と同じデータ
がアングル設定メモリ15にある場合には、ステップS
19に進み、過去に格納されたデータと同じ設定で再生
して良いか否かを判定し、Noの場合には、前述のステ
ップS10に戻されてそれ以降の動作ステップが再実行
され、Yesの場合には、ステップS20に進んでアン
グル設定メモリ15から再生するディスクDのアングル
再生情報を読み込んだ後に、前述のステップS18に進
んで設定されたアングル再生が自動的に行われ、しかる
後に動作完了とされる。
【0030】従って、従来装置では、モニタ画面にアン
グルブロックを再生中であることを表示し、ユーザーが
リモコン装置などを用いてアングル切換え操作を手動で
行っていたが、本形態のマルチアングル再生装置4は、
アングル設定メモリ15に格納されたアングル情報どお
りに自動的にマルチアングルブロック毎にアングル切換
えを行いながらディスクDの自動再生を行うことができ
る。
【0031】また、このような自動再生の機能を使用し
てディスクDを再生している最中であってもユーザが任
意の位置でリモコンもしくはタッチパネル16から手動
でアングル切換えを行うことが可能である。この場合、
現在再生中のマルチアングルブロック内ではアングル自
動切換え設定がキャンセルされ、手動でのみ再生が続行
される。ただし、次のマルチアングルブロックに差し掛
かったときには、手動切換えモードからからアングル自
動切換えモードに戻る。
【0032】さらに、アングル自動切換え機能を使用し
てディスクDを再生中に任意の位置で当該アングル自動
切換え機能のオン/オフをすることもでき、オンからオ
フに切り換えた場合には、アングル自動切換え機能をオ
フにする直前のアングルで以降の再生を続行させること
ができ、手動で任意のアングルに切り換えることもでき
る。
【0033】逆に、オフからオンに切換えた場合には、
再生中のディスクDのアングル再生情報がアングル設定
メモリ15に既に登録されていれば、強制的にオンとさ
れるがアングル設定メモリ15に登録されていないとき
にはオンされることがない。
【0034】現在再生中のディスクを別のディスクに交
換した場合には、再生中ディスクのアングル再生情報が
アングル設定メモリ15に既に登録されていれば、強制
的にオンとされ、ユーザーはアングル再生情報の新たな
設定を行うことなく、登録済み情報に基くアングル再生
が行われる。
【0035】今まで説明した第1の実施の形態によるマ
ルチアングル再生装置は、マルチアングル映像が格納さ
れている箇所のみをサーチ対象としているが、早送り又
は通常再生によるマルチアングル映像のサーチが可能で
ある。この例を第2の実施の形態としてその動作を図4
に示すフローチャートを用いて説明する。
【0036】ディスクDがマルチアングル再生装置4に
装着されディスクコントローラ7によって適正に信号読
取りが行えるように制御されると、先ず、ステップS2
1のようにディスクDの情報が読み込み開始され、CP
U5からのディスクコントローラ7に対して指令を出
し、ディスクDからディスク情報とビデオマネージャ情
報(VMGI)内に格納されているアングル情報(AG
L−Ns)を読み込む。ディスクDから読み出されたア
ングル情報は、ディスクコントローラ7からMPEGデ
コーダ8に転送され、MPEGデコーダ8に接続されて
いるバッファメモリ9内に格納される。
【0037】次のステップS22で、現在装着されたデ
ィスクDのアングル再生情報と同じデータがアングル設
定メモリ15にあるか否かが判断され、アングル設定メ
モリ15に現在装着されたディスクDと同じアングル再
生情報が格納されていなかった(No)の場合には、次
のステップS23に進んで、アングル情報を読み込み次
のステップS24に進む。
【0038】このステップS24は、マルチアングル再
生が可能なディスクDであるか否かを判定するもので、
Yesの場合に次のステップS25に進んで自動アング
ル切換えの設定をアングル設定メモリ15に対して行う
か否かを判定し、Yesの場合には次のステップS26
で早送り又は通常再生しながらマルチアングルブロック
を探す。この場合の選択画面は、図5に示すように選択
画面24中に第1ないし第4アングル25〜28が配置
され、その下部にチャプタ表示29が配置されているの
で希望するアングルを容易に選択できる。
【0039】この場合、第1ないし第4アングル25〜
28のそれぞれは、ステップS27のように複数アング
ルのそれぞれが縮小表示されたものであり、次のステッ
プS28で再生したいアングル映像を選択画面24から
選択することができる。そして、次のステップS29に
進んでその終了の有無が判定され、Yes(設定終了)
の場合には、次のステップS30にてアングル再生情報
をアングル設定メモリ15に格納し、しかる後にステッ
プS31にて設定されたアングル再生が自動的に行われ
る。このステップS29でNoの場合には、前述ステッ
プS26に戻され以降の動作が再実行される。
【0040】一方、ステップS22でYes、即ち、現
在装着されたディスクDのアングル再生情報と同じデー
タがアングル設定メモリ15にある場合には、ステップ
S32に進み、過去に格納されたデータと同じ設定で再
生して良いか否かを判定し、Noの場合には、前述のス
テップS23に戻されてそれ以降の動作ステップが再実
行され、Yesの場合には、ステップS33に進んでア
ングル設定メモリ15から再生するディスクDのアング
ル再生情報を読み込んだ後に、前述のステップS32に
進んで、設定されたアングル再生が自動的に行われ、し
かる後に動作完了とされる。
【0041】従って、従来装置では、モニタ画面にアン
グルブロックを再生中であることを表示し、ユーザーが
リモコン装置などを用いてアングル切換え操作を手動で
行っていたが、本形態のマルチアングル再生装置4は、
早送り又は通常再生した状態でアングル選択情報を登録
し、アングル設定メモリ15に格納されたアングル情報
どおりに自動的にマルチアングルブロック毎にアングル
切換えを行いながらディスクDの自動再生を行うことが
できる。
【0042】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よるマルチアングル再生装置は、現在再生している映像
とは異なったアングル映像を再生したい場合に、その都
度に再生したいアングルに切換える操作が不要とされる
ために視聴に専念でき、使い勝手が向上し、また、切換
え操作のときには該当するマルチアングルブロックには
どれだけのチャネルが存在するかを、複数アングルの縮
小画像を視認した状態で明確に認識することができるの
でアングル選択を確実に行うことができる。
【0043】従って、本発明によれば、マルチアングル
の映像を切換える際に、簡単な操作によって切換え設定
を行え、しかもその切換えを判断するために実際の画面
を確認することができ、しかも、予め設定したアングル
選択の内容で自動的に再生することができるマルチアン
グル再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるマルチアング
ル再生装置の回路構成を示すブロック回路図である。
【図2】図1に示されるマルチアングル再生装置の画像
モニタに表示される選択画面を示す図である。
【図3】図1に示されるマルチアングル再生装置のアン
グル選択動作を主として説明するためのフローチャート
である。
【図4】本発明の第2の実施の形態によるマルチアング
ル再生装置のアングル選択動作を主として説明するため
のフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態によるマルチアング
ル再生装置の画像モニタに表示されるアングルブロック
画面を示す図である。
【図6】マルチアングルブロック内の構成を示す図であ
る。
【図7】図6に示すアングルブロック画面を用いて行わ
れるアングル選択動作を主として説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
4 マルチアングル再生装置 5 CPU 6 制御ライン 7 ディスクコントローラ 8 MPEGデコーダ 9 バッファメモリ 10 ビデオエンコーダ 11 オーディオD/A回路 12 スピーカ 13 画像モニタ 14 RAM 15 アングル設定メモリ 16 タッチパネル 17 リモコン受信部 18 選択画面 19 第1アングル列 20 第2アングル列 21 第3アングル列 22 ページ表示 23 次ページ表示
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/93 H04N 5/93 E Fターム(参考) 5C025 AA30 BA27 BA28 CA06 CA09 CB10 DA08 5C052 AA04 AA17 AB04 AC08 CC11 DD04 5C053 FA06 FA24 GA11 GB02 GB11 GB37 HA29 JA01 JA16 JA24 KA04 KA24 LA06 5D044 AB07 BC01 BC04 CC04 FG30 5D077 AA30 BA11 BA14 CA02 CB06 CB09 DC40 DE01 HC14 HC26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の映像ブロックでなる一連の通常再生
    映像の中の特定映像ブロックに複数のアングル映像が付
    加されて記録された記録媒体を再生し、通常再生し得る
    と共に、前記複数のアングル映像を任意に選択してアン
    グル再生し得るマルチアングル再生装置において、 装着された記録媒体に含まれるアングル映像データを表
    示データとして格納する表示データ格納手段と、 前記表示データ格納手段に格納された複数の表示データ
    のそれぞれを1画面内に表示する一覧表示手段と、 前記一覧表示手段によって表示された複数のアングル映
    像の中から再生を指定するアングルを選択する選択手段
    と、 前記選択手段によって選択されたアングル映像の再生位
    置データを格納する再生位置データ格納手段と、 前記記録媒体を再生するときに、前記再生位置データ格
    納手段に格納された再生位置データに対応して通常再生
    とアングル再生を自動で行うように制御する再生制御手
    段とを具備することを特徴とするマルチアングル再生装
    置。
  2. 【請求項2】前記表示データ格納手段は、前記記録媒体
    に含まれるアングル映像データを信号圧縮した状態の表
    示データとして格納するように構成することを特徴とす
    る請求項1に記載のマルチアングル再生装置。
  3. 【請求項3】前記一覧表示手段は、前記表示データ格納
    手段に格納された複数の表示データの中から異なるシー
    ンのそれぞれに対応する表示データを1画面内に表示す
    るように構成する請求項1に記載のマルチアングル再生
    装置。
  4. 【請求項4】前記選択手段は、再生画面に重ね併せて設
    けられたタッチパネルを用いるように構成することを特
    徴とする請求項1に記載のマルチアングル再生装置。
  5. 【請求項5】前記再生制御手段は、記録媒体を再生する
    ときに、前記再生位置データ格納手段に格納された再生
    位置データに対応して通常再生とアングル再生を自動で
    行っているときに、アングル映像が再生されるときに前
    記一覧表示手段と前記選択手段を有効に動作させ任意の
    アングル選択を行い得るように構成することを特徴とす
    る請求項1に記載のマルチアングル再生装置。
  6. 【請求項6】前記表示データ格納手段と、前記一覧表示
    手段と、前記選択手段と、前記再生位置データ格納手段
    のそれぞれは、前記記録媒体が排出された後にもデータ
    保持され、当該記録媒体が次回に装着されたときにデー
    タ格納を省略し得るように構成することを特徴とする請
    求項1に記載のマルチアングル再生装置。
  7. 【請求項7】前記記録媒体は、DVDであることを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれかに記載のマルチアング
    ル再生装置。
  8. 【請求項8】複数の映像ブロックでなる一連の通常再生
    映像の中の特定映像ブロックに複数のアングル映像が付
    加されて記録された記録媒体を再生し、通常再生し得る
    と共に、前記複数のアングル映像を任意に選択してアン
    グル再生し得るマルチアングル再生方法において、 装着された記録媒体に含まれるアングル映像データを表
    示データとして格納し、前記格納された複数の表示デー
    タのそれぞれを1画面内に一覧表示し、前記一覧表示さ
    れた複数のアングル映像の中から再生を指定するアング
    ルを選択し、選択されたアングル映像の再生位置データ
    を格納し、前記記録媒体を再生するときに前記格納され
    た再生位置データに対応して通常再生とアングル再生を
    自動で行うように制御することを特徴とするマルチアン
    グル再生方法。
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